2019年11月10日(日)2歳戦

●5東4 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ヴォリアーモ (牝・美浦・木村哲也)
父ルーラーシップ 母リビアーモ(アドマイヤベガ)
2:01:7(上3F33:9)
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。道中6番手から4コーナーは外4番手。直線残り400mあたりで先頭に立ち、3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】50:0-62:6
【レースの上り】11:2-11:4-11:5
頭を上げて気持ち出遅れたが、ダッシュ良く上がり外6番手につける。道中は6番手を進むが、残り800m過ぎで押し上げて、4コーナーは外4番手でまわる。直線に入ると絶好の手応えのまま先頭との差を詰めて、残り400mで馬なりのまま先頭に立つ。この後追い出して後続を離し、残り200mは1馬身半差、残り100mは2馬身半差とし、最後はチャムランテソーロに3馬身1/2差でゴールした。
直線は馬なりで先頭に立ち、3馬身半差を開いた上、2~3着は2馬身離れるなど力の違いを見せつけた。2:01:7-33:9はまずまずで、上り3Fは減速しているが、ラスト2Fは11:4-11:5で走っている。デビュー戦は3着に負けてしまったが、そこから大きく良化したものと思われる。1倍台の1番人気馬が6着に沈んだレースなので若干の不安はあるものの、今日のレース振りを見れば能力上位は明らかで、1勝クラスでも上位争い可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m3着(ローレリスト 0:2)
【母】リビアーモ
23戦6勝。芝1400m3勝・芝1600m3勝。重賞は中山牝馬S(8着・7着)・福島牝馬S(12着)・府中牝馬S(4着)・阪神C(15着)・京都牝馬S(5着)に出走した。
姉(本馬の伯母)アルフォンシーヌはフラワーCGⅢ3着。甥(本馬の従兄妹)アルフレード(牡2009年産・期待度90)は朝日フューチュリティSGⅠを勝ち、NHKマイルCGⅠ2着・東京新聞杯GⅢ2着・新潟大賞典GⅢ3着。姪(本馬の従姉妹)フィリアプーラ(牝3歳・期待度75・現役)はフェアリーSGⅢを勝った。
初仔はJRA1勝・地方1勝。第2仔は1勝。第3仔は地方1勝。第4仔マグナレガーロ(牡4歳)は現役で3勝。第5仔パルティアーモ(牝3歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
期待度60

●5東4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ダイワクンナナ (牝・美浦・国枝栄)
父ノヴェリスト 母ダイワスカーレット(アグネスタキオン)
1:35:6(上3F34:8)
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り350mあたりで先頭に立ち、残り200mから差を広げて3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:6-47:8
【レースの上り】11:4-11:6-11:9
好スタートからしばらくは先行争いに加わるが、1Fあたりで3番手に抑える。道中は3番手で脚をためて、4コーナーは先頭に僅差の外3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、残り400mで先頭のエルメームに並びかける。残り350mあたりで前に出てジワジワと差をつける。残り200mは1馬身弱の差だが、ここからグングンと引き離し、最後はエルメームに3馬身1/2差でゴールした。
直線残り50mからは流しての圧勝。最後までしっかりと追っていたらまだまだ離していただろう。ただ、上りのラップを見ると、引き離したというよりも2着馬が下がっていったと見るべきだろう。今日の馬場で1:35:6-34:8はやや平凡で、2Rの未勝利戦の勝ち馬1:34:1-33:6と比較すると寂しい気がする。それでも最後は流す余裕の勝利で、能力は高いだろう。良血馬の新馬勝ちなので当然注目で、このひと叩きでどこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。大きく良くなれば、1勝クラスでも上位争い可能だろう。
【母】ダイワスカーレット
12戦8勝。桜花賞GⅠ・秋華賞GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・有馬記念GⅠ・ローズSGⅡ・産経大阪杯GⅡを勝ち、有馬記念GⅠ2着・天皇賞秋GⅠ2着・シンザン記念GⅢ2着・チューリップ賞GⅢ2着。アグネスタキオンの代表産駒であり、牡馬なら後継種牡馬として活躍していただろう。そう思うと、牝馬だったのが悔やまれるほどの名馬だ。
母(本馬の祖母)はスカーレットブーケで、兄(本馬の伯父)ダイワメジャーは種牡馬。姉(本馬の伯母)ダイワルージュ、その産駒(本馬の従兄妹)ダイワファルコンなど一族には活躍馬が多数いる。
第2仔ダイワレジェンド(牝2011年産・期待度60)は4勝。第3仔ダイワミランダ(牝2012年産・期待度55)は2勝。第4仔は地方2勝。第5仔ダイワエトワール(牝5歳)は現役で3勝。第6仔ダイワメモリー(牝4歳・期待度50)は現役で3勝。第7仔が本馬。初仔から第7仔の本馬まで、そして第8仔・第9仔までもすべての産駒が牝馬である。
期待度60

●5東4 6R 2歳新馬 芝1800 良
コスモスタック (牡・美浦・堀井雅広)
父ロージズインメイ 母ファインビンテージ(ダンスインザダーク)
1:50:7(上3F33:7)
単勝11.5倍の6番人気からの勝利。道中5~6番手から4コーナーは3番手。直線残り150m過ぎで先頭に立つが2着馬が追い上げて来てハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】51:7-64:3
【レースの上り】11:4-11:2-11:4
好スタートから6番手につける。2F過ぎで4番手に上るが3Fで5番手になる。3コーナーのカーブでスパートして、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り150m過ぎで先頭に立つ。ここで3番手にいたスレプトンが外から差を詰めて来るが、本馬も伸びたので前2頭が3番手以下を引き離す。スレプトンがジリジリと差を詰めて来て、最後は並んでゴール。ハナ差凌ぎきっての勝利だった。
最後はハナ差だったが、本馬も伸びていて2~3着は2馬身半離れた。スローペースだったので上りが速く、ラスト2Fは11:2-11:4である。この時計でもハナ差まで詰めてきたスレプトンを褒めるべきで、僅差だからと評価を落とす必要はないだろう。ただ、1勝クラスで好走するには全体的に時計が足りていない気がする。ラスト1F11:4はまずまずだが、このペースだったら11:2程度でも良かっただろう。このひと叩きでどこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。
【母】ファインビンテージ
15戦2勝。芝1200m2勝。重賞未出走。
初仔はJRA2勝・地方8勝。第5仔は地方1勝。第6仔マイネルアプラウス(牡3歳)は現役で1勝。第7仔が本馬。
期待度50

●5京4 5R 2歳新馬 芝1800 良
グランデマーレ (牡・栗東・藤岡健一)
父ロードカナロア 母グランデアモーレ(ネオユニヴァース)
1:49:7(上3F34:2)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中は半馬身~1馬身差での逃げ。4コーナーは2馬身弱の差の先頭でまわり、直線は後続を引き離し3馬身差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】49:9-63:0
【レースの上り】11:8-10:9-11:5
好スタートから難なくハナへ。まずは半馬身差で逃げるが、3F過ぎてから差を広げて1馬身以上の差で逃げる。4コーナーでややスパートして後続を離し、2馬身弱の差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは2馬身半差とする。残り100mは3馬身差として、このあと藤岡佑介騎手は手綱を緩めて流す。それでも差は変わらず、最後はオメガエリタージュに3馬身差でゴールした。
逃げて直線で引き離し、最後は流して圧勝。強い競馬だった。スローペースでの逃げだったが、勝ち時計は1分50秒を切って来た。逃げ馬が上り最速のタイムを出したので、これこそが『完封』というような勝利だった。最後まで追っていればもっと引き離したと思われる勝利であり、1勝クラスでの走りも楽しみとなった。500㎏という馬体重でデビューだが、あまり太め感はなく、ある程度は仕上がっていたのだろう。このひと叩きで更に良くなるだろうから、1勝クラスならば勝ち負けになると思う。
【母】グランデアモーレ
2010年産期待度55。13戦4勝。7月の札幌芝1800m新馬戦を勝ち、2戦目の札幌2歳SGⅢは6着。3戦目エリカ賞に出走登録したがフレグモーネで出走取り消し。そこから長期休養となりクラシックには出走できなかった。その後は重賞出走はなく、ダート1400m・芝1500m・芝1400mの条件戦を勝ち、5歳秋のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)シュペルミエール(牡2013年産・期待度55)は日経新春杯GⅡ3着。
本馬が初仔。
期待度65

●5京4 9R 黄菊賞(1勝クラス) 芝2000 良
シンプルゲーム (牡・美浦・黒岩陽一)
父ハーツクライ 母ウィラビーオーサム(Awesome Gambler)
2:02:1(上3F34:7)
単勝19.6倍の6番人気からの勝利。道中8番手から残り800mでスパートして4コーナーは先頭でまわる。直線は追いかけてくる2着馬をハナ差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:8-62:4
【レースの上り】11:5-11:6-11:7
まずまずのスタートから抑えて8番手につける。向正面も8番手を進むが、残り800mから動き出し外からマクルようにして上がり残り600m過ぎで先頭に立つ。4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると後続に1馬身半差で逃げるが、外からポタジェが伸びて、残り200mは1馬身差で通過する。残り100mは半馬身差で、その後も差が詰まり並ばれてゴール。ハナ差での辛勝だった。
最後は詰められたが本馬も伸びたので2~3着が3馬身離れた。僅かながら減速する上り3Fのラップで、ラスト1Fは11:7と落ちている。今日の馬場で2:02:1-34:7はばまずまずの時計だが、レース振り同様もう少しインパクトがほしいところだ。次は重賞だろうが、今のままでは厳しいと思う。相手に恵まれての上位争いだろう。デビュー戦は2着に負けて、前走2戦目はダート1800m戦で勝ち上がった異色の経歴だが、大差勝ちをしたのでもう一度芝を試してみようという気で出走してきたと思われる。ただ、この後もっともっと良くならないと、来春はダートを走っているかもしれない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 福島芝2000m2着(エヴァーガーデン 1/2馬身)
②未勝利 中山ダ1800m1着(アイルビーメジャー 大差)
【母】ウィラビーオーサム
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り19戦5勝。サンタアニタオークス米GⅠ・サンタイサベルS米GⅢを勝ち、ラカナダS米GⅡ3着。
日本での第2仔は地方2勝。第3仔が本馬。
期待度65

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