2020年9月21日(月)2歳戦

18頭目の出資馬カインドリー(牝3歳・期待度50)が本日中山7R1勝クラス芝1800mに出走した。

前走はクビ差の2着。『感激のデビュー勝ちから約1年。やっと2勝目を挙げる日が来た』と思っていた。
無観客競馬のため中山競馬場に行けないのは残念だったが、『3勝目のときは競馬場で見られるかな』なんて思っていた。今日は勝ち方が問題で、1番人気で圧勝してほしいと願っていた。
ところが、◎が並ぶと思っていた新聞からそうではなく、単勝も2番人気だった。
ハイペースになりそうだと思っていたら、予想通りハイペースとなり、前に行った馬は皆潰れた。前半2番手にいたカインドリーも直線で失速。1秒3差の12着と大敗だった。
自宅のテレビの前で、しばらく呆然としていた。


●4中5 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ゾディアックサイン (牡・美浦・萩原清)
父モーリス 母レネットグルーヴ(キングカメハメハ)
2:04:5(上3F35:5)
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れて後方11番手につける。向正面の4F過ぎから上がり3コーナーは6番手。4コーナーで先頭に立ち、直線残り100mから引き離しアポロミラクルに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】51:0-64:3
【レースの上り】11:8-11:8-12:1
出遅れてダッシュも悪く11番手につける。4F過ぎから外を通り押し上げて、4コーナーは僅差の先頭でまわった。ただ、逃げたバジオウが食い下がり、直線はしばらく2頭の争いとなった。残り100mから引き離して2馬身差の快勝。差を開きながらのゴールだった。デビュー戦は大きく出遅れて向正面に入ってから一気にマクる競馬をした。今回はスタートもマシになり、長い距離を使って位置を上げた。時計の出ない中山でも2:04:5-35:5の時計はレース経験馬としては平凡だが、圧倒的な1番人気だったバジオウを競り負かしての勝利は価値があると思う。スタートがまともならば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
父モーリスは新種牡馬である。昨日は1勝、本日は下記ブルメンダール、中京でポールスターも勝って今週は4勝である。これで産駒13勝(12頭)だ。今週も2歳リーディングサイヤー1位の座を守った。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 函館芝1800m2着(ピンクカメハメハ 4馬身)
【母】レネットグルーヴ
23戦3勝。芝1600m1勝・芝1800m2勝。重賞未出走。
祖母(本馬の曾祖母)が名牝エアグルーヴという良血だ。
第2仔が本馬。
期待度55

●4中5 5R 2歳新馬 芝1600 良
ブルメンダール (牡・美浦・国枝栄)
父モーリス 母ブルーメンブラット(アドマイヤベガ)
1:37:9(上3F35:0)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。絶好のスタートから抑えて道中は3番手。4コーナー3番手から直線残り200mで先頭に立ち逃げ馬を振り切るが、外からジュリオが鋭く伸びて並んでゴール。ハナ差の辛勝だった。
【先頭の通過】37:9-50:4
【レースの上り】11:5-12:1-11:7
好スタートから抑えると1Fあたりで頭を上げる場面もあり、道中は内3番手だが気持ち行きたがる素振りを見せながら進む。4コーナーで外に出して伸び、直線で先頭に立つと粘る逃げ馬を振り切ったが、外から伸びたジュリオに最後は迫られた。おそらく、あと10mもあれば抜かれていた勢いだった。直線は12:1-11:7と加速していて、ラスト1F11:7ならば最後までしっかりと走っていると思う。ゴールでは僅差となったが、2着のジュリオを褒めるべきだろう。ただ、時計の出ない馬場とはいえ1:37:9-35:0は平凡で、昨日の牝馬限定新馬戦1:36:7-35:7よりも1秒2も遅い。ペースの違いはあるものの、レースレベルには疑問である。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
父モーリスは新種牡馬である。昨日は1勝、本日は上記ゾディアックサイン、中京でポールスターも勝って今週は4勝である。これで産駒13勝(12頭)だ。今週も2歳リーディングサイヤー1位の座を守った。
【母】ブルーメンブラット
24戦8勝。マイルチャンピオンSGⅠ・府中牝馬SGⅢを勝ち、阪神牝馬SGⅡ2着・ヴィクトリアマイルGⅠ3着・阪神CGⅡ3着・フラワーCGⅢ3着。
兄(本馬の伯父)ジョイフルハートは北海道スプリントC旭川GⅢを勝った。甥(本馬の従兄弟)アグリッパーバイオは小倉サマージャンプJGⅢ2着・小倉サマージャンプJGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)アドマイヤウイナー(牡2014年産・期待度60)は青葉賞GⅡ3着・札幌2歳SGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)ダイキチムスメ は小倉2歳SGⅢ3着。
初仔は2勝。第2仔は1勝。第4仔クラシックリディア(牝2013年産・期待度60)は1勝。第5仔は3勝。第6仔ブルーメンクローネ(牝5歳)は現役でJRA2勝・地方3勝。第7仔パールデュー(牝4歳)は現役で2勝。第8仔が本馬。
期待度40

●2中京5 5R 2歳新馬 芝1600 良
ナムラメーテル (牝・栗東・鈴木孝志)
父リオンディーズ 母ナムラボルテージ(グランデラ)
1:34:4(上3F35:3)
単勝15.4倍の5番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は2番手。4コーナー2番手から直線残り350mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してルークズネストに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:0-46:7
【レースの上り】12:3-11:5-11:8
大外13番枠からポンと飛び出し、行きたい馬を行かせて2番手につけた。直線は早めに先頭に立ち、後続を引き離しての圧勝。和田竜二騎手は引き離した後も最後までしっかりと追った。一昨日の未勝利で1:33:1のレコードが出た馬場だが、デビュー戦で1:34:4-35:3は立派な時計だと思う。ハイペースの競馬で2番手につけながら、ラスト1Fは11:8と最後までしっかりと走っている。最後まで追ったのは余裕が無かったからなのかもしれないが、ゴール前数mは流しても問題はないはずで、おそらくレースを覚えさせる意図があったのだろう。426kgの小柄な牝馬だが、このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
「ナムラメーテル」というネーミング。『銀河鉄道999か?』と思ったら、『冠名+お母さん(ギリシャ語)』とのことだ。メーテルって母という意味なんだ。勉強になった。
【母】ナムラボルテージ
34戦4勝。芝1800m3勝・芝2000m1勝。重賞はチュ-リップ賞(11着)・クイーンS(9着)に出走した。
兄(本馬の伯父)ナムラマースは札幌2歳SGⅢ・毎日杯GⅢを勝ち、日経新春杯GⅡ2着・きさらぎ賞GⅢ2着・鳴尾記念GⅢ2着・ラジオNIKKEI杯2歳SGⅢ3着。
第3仔は地方1勝。第5仔が本馬。
期待度55

2020年9月20日(日)2歳戦

●4中4 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
ペイシャフェスタ (牝・美浦・高橋裕)
父マクフィ 母スプリングフェスタ(ゼンノロブロイ)
1:36:7(上3F35:7)
単勝15.9倍の6番人気からの勝利。絶好のスタートから抑えて道中は内4番手。4コーナー内3番手から直線外に出して残り200m過ぎで先頭に立ち、ラングロワに2馬身差をつけての勝利だった。
【先頭の通過】36:7-60:6
【レースの上り】11:7-12:4-12:0
4コーナーで軽く左ムチを入れて差を詰めた。直線に入ると外に出すが、外にいたセレンゲティを弾くようにして進路を変えた。最後はしっかりと伸びて差を開きながらのゴール。完勝だった。ハイペースの競馬となったが、直線は12秒台ながら12:4-12:0と加速している。今日の中山もあまり時計は出ていないので、デビュー戦で1:36:7-35:7ならばまずまずだろう。上のクラスですぐに勝ち負けできるだけのインパクトは感じなかったが、数戦すれば上のクラスでも上位争いをするだろう。
『ペイシャフェスタ』って馬いなかったっけ?と思って調べたら、ペイシャフェリシタ(牝2013年産・期待度55)だった。同じ馬主さんだが、『ちょっとややこしいな』と思った。
父マクフィは新種牡馬である。これで4勝目(4頭)だ。Seeking the Gold系Dubawi産駒で、英2000ギニー英GⅠを勝っている。仏2000ギニー仏GⅠ・フォレ賞仏GⅠを勝ったMake Believeを出すなど、すでに何頭かの重賞勝ち馬を出している。日本には3頭の外国産馬・持ち込み馬が登録されていて、アールブリュット(牝2012年産・期待度50)が4勝している。この馬のデビュー時、『父Makfiは、英2000ギニー英GⅠ・ ジャックルマロワ賞仏GⅠを勝った2007年産(現7歳)の新進気鋭の種牡馬である。10戦9勝の名馬Dubai Millenniumの孫にあたる』と書いている。新種牡馬としての注目度は低いが、私個人は注目している種牡馬だ。
【母】スプリングフェスタ
5戦0勝。
兄(本馬の伯父)スプリングソングは京阪杯GⅢを勝ち、セントウルSGⅡ3着・京阪杯GⅢ3着。姉(本馬の伯母)カレンチャンはスプリンターズSGⅠ・高松宮記念GⅠ・阪神牝馬SGⅡ・函館スプリントSGⅢ・キーンランドCGⅢを勝ち、スプリンターズSGⅠ2着。
初仔サンライズチャージ(牡6歳)は現役で2勝。第2仔はJRA2勝・地方2勝。第3仔は地方5勝。第4仔シュバルツイェガー(牡3歳)は現役で1勝。第5仔が本馬。
期待度50

●2中京2 5R 2歳新馬 芝2000 良
ジュンブルースカイ (牡・栗東・友道康夫)
父ドゥラメンテ 母ジュントップヒトミ(ゼンノロブロイ)
2:02:6(上3F34:1)
単勝2.4倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は4番手。4コーナー外3番手から直線残り300m手前で先頭に立ち、追いかけてくるサトノスカイターフを3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:5-62:6
【レースの上り】11:8-11:1-11:5
向正面に入るまでは出入りが激しくなったが、向正面で4番手に上がりここで落ち着いた。4コーナーで外から差を詰めて、直線に入ると早目に先頭に立った。外からサトノスカイターフが追い抜く勢いで伸びてきたが、迫ると伸びて抜かせない根性を見せた。デビュー戦から2:02:6-34:1ならば上々で、直線は11:1-11:5と最後までしっかりと走っている。直線で見せた勝負根性も立派であり、このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争い可能だろう。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。これで13勝(12頭)となった。モーリスとのリーディング争いに注目だ。
【母】ジュントップヒトミ
JRA5戦0勝・地方7戦1勝。
姪(本馬の従姉弟)ウリウリ(牝2010年産・期待度50)は京都牝馬SGⅢ・CBC賞GⅢを勝ち、阪神牝馬SGⅡ2着・セントウルSGⅡ2着・ローズSGⅡ3着・阪神牝馬SGⅡ3着。甥(本馬の従兄弟)マカヒキ(牡7歳・現役・期待度105・年末推奨馬)は日本ダービーGⅠ・弥生賞GⅡ・ニエル賞仏GⅡを勝ち、皐月賞GⅠ2着・札幌記念GⅡ2着・京都記念GⅡ3着2回。甥(本馬の従兄弟)ウーリリ(牡4歳・現役・期待度65・年末推奨馬)は毎日杯GⅢ2着。
本馬が初仔。
期待度60

エポカドーロを見に行った(2020年9月19日)

6月初旬、『エポカドーロが札幌記念GⅡで復帰するかも』という情報を聞いて、LCCの成田~札幌の日帰り航空券を手に入れた。
出走するかどうかわからない。競馬場に入れるかどうかもわからない。『でも、往復1万円だ。もし空振りならば日帰り北海道旅行でもしよう』と思って購入した。
結果、競馬場は無観客。予約した飛行機は欠航。エポカドーロは引退。札幌競馬場は遠かった。
飛行機が欠航になったので、払い戻しまたは同路線の別の日に振替(追加料金なし)となったため、『9月の4連休初日で料金が一番高い便に振り替えてしまえ』と思い、9月19日(土)の航空券に振り替えた。
この時点でエポカドーロの引退は決まっていたが、何処の種牡馬場に行くのかは決まっていなかった。ただ、アロースタッドだろうという予想はしていたため、『おそらく9月19日ならばエポカドーロに会えるだろう』と思っていた。そして、予想は当たり、エポカドーロは9月7日(月)にアロースタッドにスタッドインした。

9月19日(土)9:00に新千歳空港到着。
4連休初日の朝の便なので飛行機はほぼ満員だった。ガラガラな飛行機に慣れていたので(2020年8月2日の記事2020年8月23日の記事参照)、ちょっと嫌だった。
レンタカーを借りて、静内には11:00過ぎに到着。
北海道は1年半ぶりだが、日高に来るのは3年ぶりである(『牧場見学(2017年7月31日)』の記事参照)。
アロースタッドの見学時間は15:00~16:00なので時間がある。二十間道路牧場案内所で申込みを行い、まずはレックススタッドを見学した。

【レックススタッド】
遠い昔、一口クラブのセレクトツアーに参加した際、ここは一回見学したことがある。それは平成元年4月のことなので、31年ぶりに訪れたということになる。この時は、カツラギエース・ダイナガリバー・ニッポーテイオーを見た。
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ダイナガリバー(1989年(平成元年)4月29日)(撮影:筆者)

今回は、半分時間つなぎに立ち寄ったのだが、エイシンヒカリ(来週デビュー予定の19頭目出資馬クープドクールの父)を見るのも楽しみにしていた。ところが、二十間道路牧場案内所でもらった種牡馬の馬房の配置図にバツがつけられているのに気が付いた。『馬房の位置が変わったのかな?』と思ってエイシンヒカリを探したが、どこにもいない。感染症対策のため、スタッフに聞くこともできず心配になってきた。車に戻りネットで調べたら、9月16日にイーストスタッドに移動したらしい。生きていてホッとした。

エイシンヒカリがいないので他の有名な馬の写真を撮ろうと、スクリーンヒーロー・ネオユニヴァース・エイシンフラッシュが馬房から顔を出すのを待っていたが、なかなか顔を出してはくれず、撮影は断念した。
『これ・・・エポカドーロの顔も見られずに帰らなければならない可能性もあるな』と思った。


私は今まで静内から先には行ったことがない。今回はアロースタッド見学開始時間まで3時間ほど空くので『浦河まで行ってみよう』と思い、目的地を「JRA日高育成牧場」に定め、片道約55㎞のドライブに出発した。
往路は内陸部の道を行く。途中、出資馬エポカドーロ・出資馬カインドリーの生産牧場である三石の田上徹牧場の前を通った。
巨大な施設「日高育成牧場」を運転しながら一般道から眺めて、とんぼ返りで静内へ戻る。復路は海岸沿いの国道を使った。

アロースタッド見学前に行くところがあった。それは3年前に食べ損ねたラーメンを食べることだ(『牧場見学(2017年7月31日)』の記事参照)。
新冠の国道沿いにある、とんこつ白みそが一番人気の店だ。静内を通り越して14:20新冠到着。それでも店はほぼ満席。1席だけ空いていたカウンターに座った。みそラーメン720円。とんこつ白みそ美味かった。また行きたいと思った。

【アロースタッド】
15:00ジャストに到着。
ここは何度か来たことがある。
エポカドーロが顔を出してくれるのか不安だったが、多くの種牡馬の中で一番顔を出していたのがエポカドーロだった。
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エポカドーロ(撮影:筆者)

エポカドーロの姿を見るのは大阪杯以来1年半ぶりだ。元気そうで安心した。
GⅠ1勝のみで引退したのは残念だが、これからどんな繁殖牝馬が集まり、どんな産駒が出て来るのか。物凄く楽しみである。4年後に産駒がデビューするが、産駒の一口募集は3年後だ。出資馬見学のため、3年後またこの地に来ることになると思う。

ここにはワンアンドオンリーとロジャーバローズの2頭のダービー馬もいるのだが、それよりも、2014年のケンタッキーダービー馬で2016年のドバイワールドCも勝った大物、カリフォルニアクロームがいるのだ。
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カリフォルニアクローム(撮影:筆者)

血統的に種牡馬として成功するための下地がないといわれているカリフォルニアクロームだが、これだけの競走成績を残した馬である。エポカドーロのアロースタッドでの先輩として是非頑張てもらいたい。

21:00に成田空港に到着。
4連休初日でも『上りなので帰りの飛行機は空いているかな』と思ったが、7~8割は埋まっていた。観光地にはボチボチ人が出始めているようで、そうなるとコロナ第3波が心配になるが、皆マスクをしているのでそれ程大きな波は来ないと思った。

2020年9月19日(土)2歳戦

●4中3 4R 2歳未勝利 芝1600 良
スペシャルトーク (牡・美浦・杉浦宏昭)
父リーチザクラウン 母フラヴィニー(キンシャサノキセキ)
1:35:8(上3F36:1)
単勝8.1倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は5~6番手。4コーナー外4番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、コスモチョコラトルに2馬身差をつけての勝利だった。
【先頭の通過】35:6-47:4
【レースの上り】11:7-12:4-12:5
道中は内を通るが、4コーナーで外に出して左ムチを入れて上がった。先頭に立ってからは逃げ馬を突き放して、差をつけながらのゴールで完勝だった。今日の中山はメインの古馬3勝クラスの勝ち馬が1:48:3-35:2と時計の出ない良馬場なので、1:35:8-36:1ならばまずまずだと思う。新馬戦2着の本馬が5番人気だったが、1~3番人気馬も2着経験馬なので、レベルは比較的高い未勝利戦だったと思う。その中で2馬身差での勝利なので能力は高く、上のクラスでも上位争い可能だろう。ただ、血統的に距離を延ばしてくるかが問題なので、期待度は高くできない。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m2着(モメントグスタール 1馬身1/2)
【母】フラヴィニー
7戦0勝。
母(本馬の祖母)キッスパシオンは札幌3歳SGⅢ2着。姉(本馬の伯母)アドマイヤキッスはローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢ・愛知杯GⅢ・京都牝馬SGⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着・府中牝馬SGⅢ3着・愛知杯GⅢ3着。兄(本馬の伯父)パッションダンス(牡2008年産・期待度55)は新潟大賞典GⅢ2勝・新潟記念GⅢを勝った。
本馬が初仔。
期待度50

●4中3 5R 2歳新馬 芝1800 良
スルーセブンシーズ (牝・美浦・尾関知人)
父ドリームジャーニー 母マイティースルー(クロフネ)
1:52:5(上3F34:9)
単勝3.2倍の1番人気に応えた。出遅れてダッシュも悪く道中は10番手。4コーナー外6番手から直線残り100mで先頭に立ち、追いかけてくるインナリオに1馬身1/4差をつけての勝利だった。
【先頭の通過】52:9-65:1
【レースの上り】11:6-11:9-11:8
出遅れてダッシュも付かず後方からの競馬となった。道中は外10番手で我慢をして3コーナーから進出。4コーナーで8番手から6番手に上がり直線に向く。残り100mで先頭に立つと、力強く伸びて後続に差をつけた。2着馬も追いかけてきたが、あと何mあっても追いつかなかっただろう。スローペースの競馬を後方から追い上げて勝ったことには価値があり、上りのラップがすべて11秒台の中を伸びたことも立派だと思う。勝ち時計1:52:5は平凡だが、デビュー戦で遅い流れだったためのもので、次走はもっと詰めて来るだろう。スタートが課題で、上のクラスで同じようなスタートならば勝負にならないと思うが、改善してくるのならば上位争いも可能だと思う。
【母】マイティースルー
2006年産期待度50。JRA26戦4勝・地方1戦0勝。デビュー戦4着、2戦目2着後、3戦目の東京芝1600m未勝利戦を勝った。フェアリーSGⅢは5着に負けたが、5戦目の春菜賞を快勝した。そして、チューリップ賞GⅢ7着、フローラSGⅡ12着後、オークスGⅠに出走して14着だった。その後は、芝1400m・芝1800mの条件戦を勝ち、重賞は関東オークス(4着)・レパードS(8着)・京都牝馬S(15着)に出走した。
姉(本馬の伯母)スルーレートはフラワーCGⅢ2着・クイーン賞船橋GⅢ3着。その産駒(本馬の従兄妹)ハイアーレート(騸2011年・期待度45)は札幌2歳SGⅢ3着。甥(本馬の従兄妹)ブルミラコロはサマーチャンピオン佐賀GⅢ2着。甥(本馬の従兄妹)ハクサンルドルフはエプソムCGⅢ2着。
初仔は1勝。第2仔は2勝。第5仔パッシングスルー(牝4歳・期待度55)は現役で3勝。紫苑SGⅢを勝ち、エンプレス杯川崎GⅡ3着。第6仔シェダル(牡3歳)は現役で3勝。第7仔が本馬。
期待度55

●2中京3 3R 2歳未勝利 芝1600 良
レッドベルオーブ (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母レッドファンタジア(Unbridled's Song)
1:33:1(上3F35:9)レコード
単勝2.2倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は2~3番手。残り600mで先頭に立ち、4コーナーはクビ差の先頭でまわる。直線に入ると後続を離し、カスティーリャに3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】34:0-45:3
【レースの上り】11:8-11:7-12:4
残り600mで先頭に立って、直線は押し切った。勝ち時計1:33:1はレコードで、2017年にシュバルツボンバーが記録したレコードを1秒1更新した。ハイペースの競馬を2~3番手から進め、早めに先頭に立ったためにラスト1Fが12:4と落ちてしまったが、1400mを1:20:7で通過した後なので仕方がないだろう。ちなみに、先頭は45:3-57:2-69:0で通過している。1~2着は3馬身半差だが、2~3着も3馬身半差であり、圧倒的な強さでの勝利だったと言えるだろう。これならば上のクラスでも好勝負可能だと思う。全姉2頭・全兄1頭、上がすべて活躍しているが、何故かクラシックには出走していない。兄弟初のクラシック出走なるだろうか。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m2着(ストゥーティ 頭)
【母】レッドファンタジア
アメリカ産の外国産馬。JRAで走り9戦0勝。
母(本馬の祖母)Cat ChatはナッソーカウンティS米GⅡを勝った。姉(本馬の伯母)インランジェリー(In Lingerie)はスピンスターS米GⅠ・ブラックアイドスーザンS米GⅡ・ブルボネットオークス米GⅢを勝ち、アラバマS米GⅠ2着・CCAオークス米HGⅠ3着。
初仔レッドベルローズ(牝5歳・期待度70・年末推奨馬)は現役で3勝。フェアリーSGⅢ3着。第2仔レッドベルディエス(牝4歳・期待度65・年末推奨馬)は現役で3勝。第3仔レッドベルジュール(牡3歳・期待度80)は現役で2勝。デイリー杯2歳SGⅡを勝った。第4仔が本馬。
期待度60

●2中京3 9R 野路菊S(オープン) 芝1600 良
ホウオウアマゾン (牡・栗東・矢作芳人)
父キングカメハメハ 母ヒカルアマランサス(アグネスタキオン)
1:35:4(上3F34:1)
単勝8.8倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートから押してハナを奪う。道中は1馬身半~2馬身差で逃げて、4コーナーは1馬身差。直線に入ると差を広げて、ダディーズビビッドに2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:5-48:8
【レースの上り】11:6-10:9-11:6
中京芝1600mでの野路菊Sというのは違和感があるが、それが原因なのか出走馬は5頭だった。ゲートの出は5頭の中では一番悪く、内から押してハナに立った。道中はスローに落とし、上り3Fは34:1とメンバー中最速タイの完勝だった。レコードが出た上記未勝利戦と比較すると勝ち時計で2秒以上違うが、ペースがまったく異なるので別物と考えるべきだろう。上りラップではラスト2Fからが10:9と速く、典型的な直線ヨーイドンの競馬であった。ここで後続に差をつけたので、ラストが11:6と落ちていても問題はないだろう。4番人気と評価は低かったものの、能力は抜けていたと思う。ただ、今回のレースは期待度50~55の馬5頭の競馬で、強敵を倒したわけではない。オープン勝ちなので次は重賞だろうが、今の時点ではまだ劣る気がする。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 阪神芝1600m2着(フラーズダルム 4馬身)
未勝利 阪神芝1600m1着(スーパーホープ 1馬身1/2)
期待度60(up)

2020年9月13日(日)2歳戦

昨日、地元のシネコンへ一人で映画を見に行った。
ポイントカードに貯まったポイントが来週失効してしまうため、見たい映画があるわけではないが、ポイント継続のため見に行かなければならないのだ。
そうなると、何を見るかが問題となる。
まず最初に目に行ったのが、公開したばかりの「ミッドウェイ」。ただ、アメリカ映画だから日本人が悪者に描かれていて嫌な気分になりそうなので、パスしたかった。
それならば、森七菜さんが(主役ではないが)出ている「青くて痛くて脆い」にしようと思ったが、『おっさんが一人で見に行く映画じゃねえな』と思ってやめた。
いろいろ迷った結果、結局「ミッドウェイ」を見ることにした。
夕食後に出発。シネコンまで車で5~10分。レイトショーなので安い。コロナ対策で隣はいない。というより田舎のシネコンはいつもガラガラ。『快適だな』といつも思う。
しかも「ミッドウェイ」、内容も良かった。日本は敵だが「悪者」としては描かれてなかった。とても良い映画だと思った。
無理やり見に行った映画にしては、満足できて良かった。


●4中2 2R 2歳未勝利 芝2000 良
アドマイヤハレー (牡・美浦・宮田敬介)
父モーリス 母アドマイヤシーマ(ディープインパクト)
2:03:7(上3F35:9)
単勝5.4倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れて道中は7番手。4コーナー内5番手から直線馬群を抜けて伸び、残り20mあたりでタイセイコマンドをとらえて1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:9-62:6
【レースの上り】12:3-12:1-12:1
最内1番枠から終始内ラチ沿いを通り、直線は2~3頭分外に出して伸びた。残り200mでは2馬身弱、残り100mは1馬身半差あったが差し切った。坂を上がり切った所からの脚は見事で、差をつけながらのゴールだった。勝ち時計2:03:7-35:9は、今日の馬場ならばまずまずだろう。直線は12:1-12:1と12秒台ながら落ちていない上、本馬はラスト1Fを11:7程度で走っただろう。上のクラスで即勝ち負けをするのは厳しいと思うが、数戦後に勝つチャンスも来ると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m3着(ヴェイルネビュラ 0:5)
【母】アドマイヤシーマ
2011年産期待度65。17戦3勝。10月のデビュー戦から7着・4着・5着・2着・2着となかなか勝てず、6戦目となる4月の阪神芝2000mで初勝利を挙げた。そして、7戦目の矢車賞も勝って連勝。オークスに登録した。ただ、5頭中1頭の抽選に通らずクラシック出走はならなかった。その後、重賞出走はローズS(15着)のみ。4歳時に芝1800m戦で勝ち、5歳10月のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)イモータル(騸2013年産・期待度65)は共同通信杯GⅢ2着・サウジアラビアロイヤルC重賞2着。
本馬が初仔。
期待度50

●4中2 5R 2歳新馬 芝1600 良
アヴァノス (牡・美浦・和田正一)
父ダイワメジャー 母エセンテペ(Oratorio)
1:37:7(上3F35:2)
単勝7.5倍の3番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は7番手。4コーナーも7番手から直線残り30mあたりでスマートルグランをかわして先頭に立ち、1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:8-49:0
【レースの上り】12:1-12:0-11:6
スタート後に抑えて9番手となるが、1F過ぎから仕掛け気味に押し上げて7番手につけた。4コーナーは馬群の中7番手でまわるが、直線に入り上手く外に出した。残り200mでは先頭まで3馬身近い差があったが、グングンと追い上げて残り100mでは1馬身差とした。レースの上り3F
が12:1-12:0-11:6と加速する中を差し切ったのは価値が高く、本馬はラスト1Fを11:1~11:2程度で走ったと思われる。強烈な末脚を披露しての新馬勝ちだが、ダイワメジャー産駒であり、今後もマイル前後を使ってくるのだろう。おそらく、上のクラスでも好勝負は可能だろうが、将来的に距離を延長してくるのかどうか。延長しない気がするので期待度も高くはできない。
【母】エセンテペ
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリス・アメリカ・アイルランドで走り、英14戦2勝・米6戦1勝・愛2戦0勝・通算22戦3勝。ネルグウィンS英GⅢを勝ち、ミュージドラS英GⅢ3着。
日本での第4仔が本馬。
期待度50

●2中京2 3R 2歳未勝利 芝1600 良
シャドウエリス (牝・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母パールシャドウ(クロフネ)
1:36:2(上3F35:0)
単勝4.0倍の2番人気からの勝利。出遅れて1馬身程度の不利。最後方10番手を進むが3コーナーから進出。4コーナー外6番手から直線残り200m過ぎで先頭に立ち、チカリヨンに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】35:9-48:4
【レースの上り】11:9-11:7-12:0
デビュー戦は好スタートだったものの、今回は大きく出遅れて後方で脚をためた。3コーナーから上がって行って、直線はしっかりと伸びての完勝。スタートが良ければもっと楽に勝っていただろう。昨日の新馬戦の勝ち馬が稍重で1:35:5-34:2だったことを考えれば、レース経験馬のレースでこの時計は平凡であり、出遅れた分を差し引いても平凡な時計といわざるを得ない。ただ、出遅れたレースを勝ったのだから、時計はあまり気にする必要はないのかもしれない。それでも、2勝目までは時間がかかるレベルのような気がする。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 小倉芝1200m2着(アールラプチャー 1馬身1/2)
【母】パールシャドウ
2006年産期待度80。年末推奨馬。JRA28戦5勝・地方3戦0勝。11月の東京芝1600m新馬戦を4馬身差で圧勝後、2戦目ベコニア賞も勝ちデビューから2連勝。その後、フェアリーSGⅢ9着・クイーンCGⅢ8着・フィリーズレビューGⅡ11着と重賞では負けて、クラシックには出走できなかった。秋に芝1800m戦を勝ち、秋華賞GⅠに出走して13着。古馬になってからはダートで活躍した。ダート1800m・ダート2100mで勝ち、クイーン賞船橋GⅢ(4着)・TCK女王盃大井GⅢ(5着)にも出走し、中山牝馬SGⅢ(12着)を最後に引退した。
種牡馬Heza Gone Westの姪という血統である。
初仔サウスオブボーダー(牡7歳)は現役で3勝(内障害1勝)。第2仔シャドウマリア(牝2014年産・期待度50)は1勝。第3仔サトノシリウス(牡5歳)は現役で2勝。第4仔シャドウアロング(騸4歳)は現役でJRA1勝・地方5勝。第5仔ライトマイファイア(牡3歳)は現役で1勝。第6仔が本馬。初仔~第6仔まですべての産駒が勝ち上がっているように、クズを出さない繁殖牝馬だ。
期待度45

●2中京2 5R 2歳新馬 芝2000 良
テリオスルイ (牡・栗東・松下武士)
父ジャングルポケット 母モモイロアゲハ(ダンスインザダーク)
2:03:6(上3F35:7)
単勝28.7倍の8番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は9番手。3コーナーから仕掛けて上がり、4コーナーで先頭に立つ。直線は後続を離して、最後はジオフロントに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:7-62:4
【レースの上り】12:1-11:6-12:2
後方に抑えたが、ややズブイのか道中手綱をしごいて追走するなど行きっぷりは良くなかった。それでも3コーナーで行き脚がつくと一気にマクり、4コーナーで先頭に立った。直線もジリジリと差をつけて3馬身差の圧勝。後続を離しても、最後までしっかりと追ってゴールした。強い競馬で勝ち時計2:03:6-35:7もデビュー戦としてはまずまずだと思うが、3馬身差圧勝というほどのインパクトは感じなかった。このひと叩きで行きっぷりが大きく改善できれば別だが、あまり変わらなければ2勝目までは数戦必要なレベルだと思う。
【母】モモイロアゲハ
JRA7戦0勝・地方37戦5勝。
初仔は地方4勝。第2仔が本馬。
期待度55

2020年9月12日(土)2歳戦

●4中1 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
マーサーアン (牡・美浦・大和田成)
父ルーラーシップ 母セラフィックロンプ(マンハッタンカフェ)
2:06:0(上3F36:1)
単勝26.3倍の8番人気からの勝利。好スタートから道中は1馬身半差での逃げ。4コーナーは1馬身半差の先頭から直線はフェアビアンカがジリジリと差を詰めて来るが、これをクビ差抑えての逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】52:0-65:4
【レースの上り】11:6-12:3-12:2
スローペースに落としての逃げ。3コーナーで後方から上がってきたクラックステソーロに一旦抜かれたもののすぐに抜き返した。直線はフェアビアンカが迫ってきたものの何とか粘り切った。関東地方に近づいてくる熱帯低気圧の影響で午前中は雨となり、芝コースは稍重に悪化した。ただ、開幕週初日の良好な馬場のため、ある程度の時計は出ている。その中で2:06:0-36:1は平凡な時計だと思う。唯一良かったのは、最後の直線は12:3-12:2と加速したことだ。ただし、これも12秒台なので褒められたものではない。クビ差の辛勝ということもあり、この後大きく良くならないと上のクラスでは厳しいと思う。
【母】セラフィックロンプ
37戦5勝。愛知杯GⅢを2勝し、マーメイドSGⅢ2着・府中牝馬SGⅢ2着。
初仔は地方2勝。第3仔は地方5勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて1728万円で取引された。
期待度40

●4中1 9R アスター賞(1勝クラス) 芝1600 稍重
ドゥラモンド (牡・美浦・手塚貴久)
父ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド(Include)
1:37:1(上3F35:3)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。最後方から2頭目の8番手からの競馬となるが、残り600mから上がり、4コーナーは外5番手。直線残り100mで先頭に立ち、迫ってくるイルーシヴパンサーを1/2馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】36:1-48:5
【レースの上り】12:1-12:2-11:8
デビュー戦同様出遅れた。今回は後方で脚をためて直線は外から伸びた。先頭に立ってからは一気に引き離すかに思えたが、イルーシヴパンサーに最後詰められて半馬身差粘り切ったという競馬だった。最後に詰められて半馬身差での勝利というところもデビュー戦と同じである。今回、出走9頭中3頭が未勝利馬で、しかも新馬戦を大敗しているので実質6頭の争いだった。更に、期待度は本馬の50が最高値というメンバーで、1勝クラスでもややレベルの低いメンバー構成だった。前走時『素軽い走りをする馬なので良馬場ならば更に持ち味を発揮しそうだが、現段階では高い評価はできないと思った』と書いているが、今回もその通りであまり高い評価はできない。2戦2勝となったものの重賞では苦しいレベルだと思う。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。中京1R未勝利戦でグランデフィオーレも勝ったので本日は2勝。これで12勝(11頭)となった。本馬が初の2勝馬である。
【戦歴】2戦2勝
新馬 福島芝1800m1着(ゴールドベレー 1/2馬身)
期待度55(up)

●2中京1 3R 2歳未勝利 芝2000 稍重
ワールドリバイバル (牡・栗東・牧田和弥)
父エピファネイア 母セシリア(アグネスタキオン)
2:02:6(上3F35:2)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。好スタートから道中2番手。4コーナーは僅差の2番手から直線は逃げ馬との叩き合いとなり残り200mで前に出る。そして、最後に伸びたアズユーフィールに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】50:2-62:9
【レースの上り】11:5-11:4-12:3
直線に入ると逃げ馬に並びかけて2頭の叩き合いとなった。残り200mで僅かながら前に出るとジリジリと差をつけた。ただ、最後に外からアズユーフィールが伸びて、3/4馬身差まで詰められてのゴールだった。稍重なので2:02:6-35:2の時計はまずまずだが、ラスト1Fが12:3と大幅に落ちていて、これが最後に詰められた原因だろう。首をグッと下げた私好みのフォームだが、力はまだ付ききっていない印象で、現状は上のクラスでは厳しいレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 小倉芝2000m3着(コートダルジャン 0:4)
【母】セシリア
26戦2勝。芝1800m2勝。重賞はフラワーC(7着)に出走した。
初仔セントセシリア(牝2016年産・期待度40)は2勝。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて1080万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて1760万円で取引された。
期待度45

●2中京1 4R 2歳新馬・牝 芝1600 稍重
サトノルーチェ (牝・栗東・吉村圭司)
父ディープインパクト 母シアードラマ(Burning Roma)
1:35:5(上3F34:2)
単勝23.9倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8番手。4コーナー外7番手から直線残り250m過ぎで先頭に立ち、スパークルに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:5-48:6
【レースの上り】11:8-11:5-11:6
ゲートの出は速かったもののダッシュが悪く8番手につけた。4コーナーは外をまわり、直線は内に切れ込んで伸びてきた。先頭に立ってからは後続を引き離し、最後は流してのゴール。完勝だった。なかなか強い競馬だったが、418kgの小柄な牝馬で仕上がり具合も一歩リードしていたのかもしれない。それでもラスト3Fは11秒台でまとめ、勝ち時計は稍重で1:35:5-34:2ならば十分だろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】シアードラマ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り24戦7勝。デラウェアH米GⅠ・パーソナルエンスンS米GⅠ・マディソンS米GⅠ・ロイヤルデルタS米GⅡを勝ち、ラトロワンヌS米GⅠ2着・ラトロワンヌS米GⅠ3着。
兄(本馬の伯父)Big Dramaは種牡馬。兄(本馬の伯父)Little DramaはボールドルーラーH米GⅢ2着・スウェイルS米GⅡ3着・ハッチソンS米GⅡ3着。
本馬が日本での初仔。
期待度55

●2中京1 5R 2歳新馬 芝1400 良
ポールネイロン (牝・栗東・矢作芳人)
父オルフェーヴル 母イングランドローズ(Dansili)
1:21:5(上3F35:0)
単勝12.1倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートからダッシュ良くハナを奪い、道中は1馬身半差での逃げ。4コーナーも1馬身半差から直線は後続を引き離し、マリオンエールに8馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】34:4-46:5
【レースの上り】11:9-11:3-11:8
直線残り200mで3馬身、残り100mで5馬身以上離したが、それでも藤岡佑介騎手はしっかりと追って、最後の50mは流した。8馬身差の圧勝で力の違いを見せつけたのだが、勝ち時計1:21:5は2012年にレッドオーヴァル(牝2010年産・期待度75・年末推奨馬)が記録したレコードと同タイムである。レッドオーヴァルは桜花賞2着・スプリンターズS3着の実力馬なので、その馬と肩を並べたのは素晴らしいと思う。開幕週初日とはいえ、このレース前まで稍重という水を含んだ良馬場でこの時計を出した。ハイペースで飛ばしても、ラストは流して11:8。最後までしっかりと走っている。これならば上のクラスでも期待できそうで、いきなり重賞でも好勝負可能だと思う。
【母】イングランドローズ
イギリス産の外国産馬として日本で走り3戦0勝。
兄(本馬の伯父)Alessandro VoltaはリングフィールドダービートライアルS英GⅢを勝った。
第2仔が本馬。
期待度60

2020年9月6日(日)2歳戦

●3新8 1R 2歳未勝利 芝1600 良
レガトゥス (牡・美浦・木村哲也)
父モーリス 母アドマイヤセプター(キングカメハメハ)
1:36:5(上3F34:0)
単勝2.7倍の1番人気に応えた。気持ちで遅れて道中は外9番手。4コーナー9番手から直線残り70mあたりで先頭に立ち、大外から伸びたコンソレーションにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】36:1-49:3
【レースの上り】11:4-11:0-12:1
やや遅いペースとなり、1F~2Fまでは掛かり気味に進んだ。直線は馬群を割って伸び、残り70mあたりで先頭に立ったが、大外からコンソレーションに強襲され何とかクビ差で勝った。あと20mもあれば差されていただろう。1番人気に応えての勝利だが最後が残念で、ラスト1Fを本馬は11:9程度で走っただろうが、このペースとこの時計ならばもう少し速くても良かった気がする。3着以内の経験馬が5番人気のルルローズ1頭という小粒なメンバーで、レースレベルは低いだろう。今回は3ヵ月弱の休養明けで+8kgの562kgで出走。太くは見えなかったが、やや余裕残しの馬体だった。良血馬だが、このひと叩きで大きく良くならなければ上のクラスでは苦しいと思う。
父モーリスは新種牡馬である。これで産駒8勝目(7頭)だ。2歳リーディング1位を今週も保った。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m6着(ユーバーレーベン 1:4)
【母】アドマイヤセプター
2008年産期待度70。27戦5勝。8月の札幌芝1500m新馬戦を7馬身差で圧勝し、札幌2歳SGⅢは3着。3戦目エリカ賞7着後、フェアリーSGⅢ3着。5戦目のこぶし賞6着、6戦目フローラSGⅡは11着に負けてクラシック出走はならなかった。古馬になり京阪杯GⅢ2着・スワンSGⅡ3着など重賞で好走。6歳1月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯GⅠ2勝・ローズSGⅡ・阪神牝馬SGⅡ・マーメイドSGⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・桜花賞GⅠ3着・天皇賞秋GⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着。弟(本馬の叔父)アドマイヤトライ(牡2009年産・期待度60)は阪神スプリングJJGⅡ3着。弟(本馬の叔父)ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)は種牡馬。
第2仔スカイグルーヴ(牝3歳・期待度75・年末推奨馬)は現役で1勝。京成杯GⅢ2着。第3仔が本馬。
期待度45

●3新8 2R 2歳未勝利 芝2000 良
フルネーズ (牡・美浦・小笠倫弘)
父エイシンフラッシュ 母アルフォンシーヌ(サンデーサイレンス)
2:03:9(上3F36:7)
単勝4.1倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り250mあたりで先頭に立ち後続を離すが、最後に伸びてきたアイリッシュムーンに1馬身1/4差まで詰められての勝利だった。
【先頭の通過】49:7-62:4
【レースの上り】12:3-12:1-12:4
終始逃げ馬をクビ~半馬身差でマークして進み、直線で並びかけて残り250mで前に出た。そして引き離すかに見えたが、最後に詰められてしまった。勝ち時計2:03:9-36:7はレース経験馬としては平凡で、ラスト1F12:4も遅い。内回りということもあるが、下記の新馬戦と比較すると時計内容は劣る。おそらくレースレベルは低く、2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝2000m3着(カガフラッシュ 0:3)
【母】アルフォンシーヌ
16戦1勝。フラワーCGⅢ3着。
甥(本馬の従兄弟)アルフレード(牡2009年産・期待度90)は朝日フューチュリティSGⅠを勝ち、NHKマイルCGⅠ2着・東京新聞杯GⅢ2着・新潟大賞典GⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)フィリアプーラ(牝4歳・現役・期待度75)はフェアリーSGⅢを勝った。
第2仔は2勝。第5仔は1勝。第6仔は地方4勝。第7仔が本馬。
期待度40

●3新8 5R 2歳新馬 芝1800 良
レベランス (牡・栗東・須貝尚介)
父ハービンジャー 母アンレール(ディープインパクト)
1:49:7(上3F33:7)
単勝4.9倍の2番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。ダッシュも悪く道中は17番手。4コーナー外17番手から直線大外を伸びて、残り200m手前で先頭に立ちマカラプアに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:2-62:1
【レースの上り】11:8-11:6-11:7
スタートダッシュが悪く最後方からの競馬となった。1Fで1頭かわして17番手。4コーナーは外をまわり、直線は外から伸びた。スタート以外は素晴らしい走りで、特に直線は最後までしっかりと伸びた。レースの上り11:8-11:6-11:7の中を後方から追い上げたのだから価値があるだろう。勝ち時計1:49:7-33:7は今日の馬場ならば優秀で、上記未勝利戦と比較しても上である。レース経験馬より高いレベルで走ったのだから上のクラスでも期待できるが、スタートは簡単には改善しないだろうから上位争いをしても勝ち切れないレースをするかもしれない。ただ、改善できれば勝ち負けする力はあると思う。
【母】アンレール
22戦4勝。芝1800m3勝。重賞未出走。
種牡馬フサイチコンコルド・ボーンキング・ アンライバルドの姪という血統だ。
初仔パドゥヴァルス(牝2017年産・期待度65)は2勝。第2仔が本馬。
期待度60

●2小8 5R 2歳新馬 芝1800 良
アドマイヤザーゲ (牡・栗東・友道康夫)
父ドゥラメンテ 母アコースティクス(Cape Cross)
1:51:4(上3F35:1)
単勝3.7倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は6番手。4コーナー外6番手から直線残り180mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してマンヌポルトに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】51:2-63:5
【レースの上り】11:9-12:0-11:7
終始外を折り合って進み、直線も一番外から伸びた。先頭に立ってからもしっかりと伸びて、4頭の激しい2着争いを尻目に3馬身差でゴールした。大型の台風10号が九州地方に接近する中、この時間はかろうじて曇り。ただ、時計が出ていない良馬場で1:51:4-35:1。やや物足りない気もするが、直線は12:0-11:7と加速している。ラスト1Fを11:7で走り、後続を引き離した脚は素晴らしく、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。順調に勝ち星を重ね、これで10勝目(10頭)だ。
【母】アコースティクス
未登録馬。
妹(本馬の叔母)モンローブロンドはファンタジーSGⅢ2着。弟(本馬の叔父)ノットアローン(牡2005年産・期待度75)はラジオNIKKEI賞GⅢ2着・セントライト記念GⅡ3着。同じく弟(本馬の叔父)ランフォルセ(牡2006年産・期待度65)はダイオライト記念船橋GⅡ・浦和記念浦和GⅡ・エルムSGⅢ・佐賀記念佐賀GⅢを勝ち、川崎記念川崎GⅠ2着・東海SGⅡ2着・地方GⅡ3着3回。同じく弟(本馬の叔父)ノーザンリバー(牡2008年産・期待度70)は東京盃大井GⅡ・さきたま杯浦和GⅡ2勝・アーリントンCGⅢ・カペラSGⅢ・東京スプリント大井GⅢを勝ち、GⅢ2着2回・3着2回。甥(本馬の従兄弟)オデュッセウス(騸2013年産・期待度45)は兵庫ジュニアグランプリ園田GⅡ3着。姪(本馬の従姉弟)ディアドラ(牝6歳・現役・期待度75)は秋華賞GⅠ・ナッソーS英GⅠ・府中牝馬GⅡ・紫苑SGⅢ・クイーンSGⅢを勝ち、香港C香GⅠ2着・ドバイターフUAEGⅠ3着・英チャンピオンS英GⅠ3着・ファンタジーSGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)ジューヌエコール(牝2014年産・期待度70)はデイリー杯2歳SGⅡ・函館スプリントSGⅢを勝った。甥(本馬の従兄弟)ヴァイトブリック(牡4歳・現役)は兵庫チャンピオンS園田GⅡ2着。
第2仔ロジユニヴァース(牡2006年産・期待度110)は5勝。日本ダービーGⅠ・弥生賞GⅡ・札幌2歳SGⅢ・ラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝ち、札幌記念GⅡ2着。種牡馬として活躍中だ。第3仔はJRA2勝・地方2勝。第5仔トーセンパワフル(牡2010年産・期待度65)はJRA1勝・地方1勝。第7仔は1勝。第8仔オンリートゥモロー(牝2014年産・期待度55)は1勝。第9仔は1勝。第12仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて5400万円で取引された。
期待度55

●2小8 11R 小倉2歳S(GⅢ) 芝1200 重
メイケイエール (牝・栗東・武英智)
父ミッキーアイル 母シロインジャー(ハービンジャー)
1:09:6(上3F35:1)
単勝6.3倍の2番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。ダッシュも悪く最後方へ。ここから押し上げて7番手に落ち着く。4コーナー外4番手から直線残り50mあたりでモントライゼをかわして先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】33:9-45:7
【レースの上り】11:8-12:1-11:8
台風接近により小倉競馬場は午後から雨。重馬場に悪化した。芝1200mの重賞で致命的な出遅れで最後方からの競馬となった。ただ、行き脚が付くと掛かり気味に上がり、一旦7番手に落ち着く。4コーナーで再び上がり、直線は外から伸びて差し切った。ゴール前は余裕も感じる勝利で、2~3着は4馬身も離れた。デビュー戦は5馬身差の圧勝で今回は2番人気となったが、出遅れながらの勝利で高い能力を示したと思う。芝1200mで結果を出したが、マイルならば十分行けそうな血統で、それ以上でも行けるのではと期待してしまう。ディープインパクト産駒の父に、母は白毛馬。白毛には出なかったがシラユキヒメの系統で、昨日の札幌2歳Sのソダシに続き同系統の重賞制覇である。まずは、阪神ジュベナイルフィリーズを目指してほしいと思った。
父ミッキーアイル(牡2011年産・期待度100・年末推奨馬)は新種牡馬である。ディープインパクト産駒のマイラーだ。社台スタリオンステーションにて種牡馬入りして、初年度は147頭に種付けしている。また、初年度からオーストラリアにシャトル種牡馬として供用されているため産駒は多い。産駒はこれで5勝目(4頭)であり、本ブログは初登場だ。
【戦歴】2戦2勝
①新馬 小倉芝1200m1着(ペガサスウイング 5馬身)
【母】シロインジャー
4戦0勝。
母(本馬の祖母)ユキチャン(牝2005年産・期待度70)は関東オークス川崎GⅡ・クイーン賞船橋GⅢ・TCK女王盃大井GⅢを勝ち、クイーン賞船橋GⅢ2着・TCK女王盃大井GⅢ2着・マリーンC船橋GⅢ3着。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2808万円で取引された。
期待度50

●2札8 1R 2歳未勝利 芝2000 良
ミルウ (牝・栗東・友道康夫)
父ハービンジャー 母エルダンジュ(サンデーサイレンス)
2:02:9(上3F36:6)
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は5~6番手。4コーナーで仕掛けて先頭に立つ。直線ジリジリと差をつけて、トーセンアレックスに2馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】48:5-61:5
【レースの上り】12:2-12:0-12:6
大外16番枠からのスタートで、道中も外々をまわる。3コーナーからスパートし、4コーナーでは数発左ムチを入れて上がり先頭に立つ。直線は2馬身差を保っての勝利。最後まで詰められることはない完勝だった。5Rの3歳未勝利の勝ち馬が2:01:9-35:9なので、2歳未勝利としてはまずまずの時計だろう。ただ、上り3Fが12秒台と遅く、ラストが12:6とかかってしまったのが残念だ。1番人気馬が11着、3番人気馬が5着に負けてしまったレースで、レベルとしてはやや低そうだ。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1800m5着(バスラットレオン 1:1)
【母】エルダンジュ
18戦3勝。ダート1700m2勝・ダート1800m1勝。重賞はフラワーC(8着)・ローズS(11着)に出走した。
母(本馬の祖母)ガゼルロワイヤル(Gazelle Royale)は英オークス英GⅠ2着・ヴェルメイユ賞仏GⅠ2着・サンクルー大賞仏GⅠ3着・サンタラリ賞仏GⅠ3着。
初仔アドマイヤテンクウ(牡2007年産・期待度50)は3勝(内障害1勝)。京成杯GⅢ2着。第2仔アドマイヤスピカ(牡2010年産・期待度70)は5勝。セントライト記念GⅡ3着。第3仔は3勝。第4仔は4勝。第5仔は地方2勝。第6仔エルデュクラージュ(騸6歳)は現役で7勝。第7仔パルマリア(牡5歳)は現役で2勝。第8仔バトーデュシエル(牝3歳)は現役で1勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて6696万円で取引された。
期待度40

●2札8 10R すずらん賞(オープン) 芝1200 良
ラストリージョ (牝・美浦・蛯名利弘)
父アグネスデジタル 母コスモマクスウェル(アドマイヤマックス)
1:10:1(上3F35:8)
単勝31.9倍の10番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は3番手。4コーナー3番手から、直線は逃げ馬を追いかけてゴール板で追いつくが3頭が並んでゴール。外から伸びたクローリスノキセキにハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】34:0-45:7
【レースの上り】11:7-11:7-12:7
終始内を通り、直線は外に出した。逃げたリメスには追いつけないかに思えたが、ゴール板で並んだ。ただ、外から鋭く伸びてきたクローリスノキセキの伸び脚が良く、この馬が差し切ったと思ったものの、ハナ差抑えていた。あと数mあれば抜かれていただろう。ラスト1F12:7は逃げたリメスのもので、本馬は12:2~12:3程度で走っている。僅差での勝利なので印象は悪いが、ハイペースの競馬を3番手につけたのでラストが甘くなったのだろう。函館2歳S6着馬とタイム差なしだったので、重賞では苦しいレベルだと思う。
【戦歴】2戦2勝
①新馬 新潟ダ1200m1着(サトノアポロン 2馬身)
【母】コスモマクスウェル
27戦2勝。芝1600m1勝・芝1800m1勝。重賞未出走。
第2仔は地方10勝。第3仔コスモケルビン(牡3歳)はJRA所属の現役で地方1勝。第4仔が本馬。
期待度40

2020年9月5日(土)2歳戦

●2小7 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ヴィルヘルム (牡・栗東・池江泰寿)
父エピファネイア 母カイゼリン(アドマイヤベガ)
1:48:7(上3F36:4)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーで先頭に立ち、直線はナオミゴゼンとの叩き合いとなるが、クビ差競り勝って勝利だった。
【先頭の通過】48:5-60:4
【レースの上り】11:9-12:1-12:5
後方から上がってきたナオミゴゼンに残り400mで一旦かわされるものの、直線入り口で抜き返した。直線は2頭の争いとなり残り150m~100mあたりは前に出られたようにも見えたが、残り50mでは再度前に出て競り勝った。勝負根性を見せての勝利で、2~3着は2馬身半離れた。8Rの古馬1勝クラスの勝ち馬が、ペースが全然違うものの1:48:4-34:5なので、この時計ならば上々だと思う。ただ、上り3Fが36:4とかかってしまい、直線は競り合っての12:1-12:5である。3着以内の経験馬が5番人気のピエス1頭という低調なメンバーのレースで、その中での辛勝だった。おそらく2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m4着(ランドオブリバティ 0:7)
【母】カイゼリン
2005年産期待度85。23戦3勝。11月の新馬戦は4着、12月の未勝利戦は5着に負けて、3月の中京芝2000m未勝利戦を快勝した。そして、4戦目のフリージア賞も勝って2連勝。フローラSGⅡに出走するが6着に負けてクラシックの出走はできなかった。その後、重賞出走は愛知杯(9着)のみ。5歳時に500万下芝2000m戦を勝った。そして、6歳時2月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)ブロードアピールはシルクロードSGⅢ・根岸SGⅢ・プロキオンSGⅢ・シリウスSGⅢ・ガーネットSGⅢ・かきつばた記念名古屋GⅢを勝ち、JBCスプリント大井GⅠ2着の他、GⅡ2着1回・GⅢ2着3回・3着3回。姪(本馬の従姉弟)テンダリーヴォイス(牝2012年産・期待度65)はフェアリーSGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ワグネリアン(牡5歳・現役・期待度90)は日本ダービーGⅠ・神戸新聞杯GⅡ・東京スポーツ杯2歳SGⅢを勝ち、弥生賞GⅡ2着・大阪杯GⅠ3着・ジャパンCGⅠ3着。
初仔は地方1勝。第2仔は地方3勝。第3仔は地方1勝。第4仔カイザーヴェッター(牡5歳)は現役で3勝。第6仔が本馬。
期待度45

●2札7 5R 2歳新馬 芝1500 良
シュネルマイスター (牡・美浦・手塚貴久)
父Kingman 母セリエンホルデ(Soldier Hollow)
1:30:5(上3F34:7)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は外7番手。4コーナー外2番手から直線残り200mで先頭に立ち、テンウォークライに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】43:1-55:5(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:9-11:1-12:0
出遅れたがすぐに流れに乗った。道中は外7番手につけたが、前が一団で先頭との差は3馬身以内だった。3コーナーから押し上げて、4コーナーは僅差の2番手。最後は3/4馬身差の勝利だったが、余裕のある完勝だった。スタートがまともなら、もう少し離して楽に勝てただろう。おそらく能力差は着差以上で、仮に再戦すれば2馬身以上離しそうだ。勝ち時計1:30:5-34:7も新馬としては十分だろう。ただ、牡馬で芝1500mデビューとなると、クラシック戦線には乗ってこない馬なのかもしれない。
本馬はドイツ産の外国産馬である。父KingmanはDanzig系Invincible Spirit産駒で、愛2000ギニー愛GⅠ・ジャックルマロワ賞仏GⅠ・セントジェイムズパレスS英GⅠ・サセックスS英GⅠを勝っている。欧州では産駒のPalace Pierが今年のセントジェイムズパレスS英GⅠ・ジャックルマロワ賞仏GⅠと連勝し、5戦5勝と活躍中だ。JRAでは現在まで本馬を含め7頭が走り、ダノンジャスティス(牡4歳・現役)が3勝。ヨークテソーロ(牝4歳・現役)が1勝している。
【母】セリエンホルデ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツで走り6戦2勝。独オークス独GⅠを勝ち、ヴィンターケーニギン賞独GⅢ2着。
姉(本馬の伯母)Serienhoeheはモーリスラクロワトロフィ独GⅢを勝った。
本馬がドイツ産の初仔。
期待度50

●2札7 11R 札幌2歳S(GⅢ) 芝1800 良
ソダシ (牝・栗東・須貝尚介)
父クロフネ 母ブチコ(キングカメハメハ)
1:48:2(上3F36:7)レコード
単勝4.7倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は4~5番手。残り600mで先頭に立ち、4コーナーも僅差の先頭。直線は1馬身差まで差を広げたが、最後にユーバーレーベンに詰められてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】47:1-59:2
【レースの上り】11:9-12:0-13:0
今回も美しい白毛の馬体が先頭でゴール板を駆け抜けた。向正面入り口ではやや掛かり気味に進むがすぐに落ち着き、3コーナーから差を詰めて残り600mで先頭に立った。最後は消耗戦となったが迫ってくる2着馬を抑えての勝利だった。ハイペースの競馬でも早目に動き、最後まで粘り切ったのは価値があり、後方から追い上げた2着馬との能力差は着差以上あるだろう。今回、1・2・4着馬が牝馬で、北海道では牝馬が上位という結果に終わった。勝ち時計1:48:2はレコードで、昨年7月にゴルコンダ(牡3歳・期待度70)が記録したレコードを0:1更新した。ただ、時計的にはラスト1Fが13:0とかかってしまったのが残念である。白毛馬が芝の重賞を勝つのはこれが初であり、今後の活躍がとても楽しみとなった。前回、『白毛馬のクラシック出走はまだないが、本馬は初の出走馬になる可能性を秘めていると思う』と書いたが、早くもクラシックの出走権利をほぼ手に入れた。今日はハイペースにもかかわらず掛かっていたので距離短縮も悪くはないだろう。そうなると、阪神ジュベナイルフィリーズと桜花賞経由でオークスという王道を行きそうだ。尚、ソダシという名は「曽田氏」ではなくサンスクリット語で「純粋、輝き」という意味らしい。クラシックを勝って、競馬界のアイドルになれるだろうか。
【戦歴】2戦2勝
新馬 函館芝1800m1着(ギャラントウォリア 2馬身1/2)
期待度75(up)

2020年8月30日(日)2歳戦

●3新6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ブラックラテ (牡・栗東・梅田智之)
父ブラックタイド 母ラテアート(サクラバクシンオー)
2:06:0(上3F35:5)
単勝7.2倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから13~14番手につける。向正面で押し上げて6番手まで上がり、4コーナーは外2番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、パープルレディーに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】52:4-65:6
【レースの上り】12:2-11:4-12:1
向正面に入るまで後方を進むが、スローペースの見るや向正面でグングンと上がった。3コーナーは6番手でまわり、4コーナーは2番手まで上がった。直線では早めに先頭に並びかけて2馬身差での完勝だったが、時計が平凡である。このペースなので2:06:0は仕方がないにしても、上り3Fが35:5では少々足りない。特にラスト1Fが12:1であり、少なくても11秒台で走らないとダメなところだろう。素質の高そうなメンバーが集まった新馬戦だったが、今回のレースに限ってはレベルは高くないだろう。2勝目までは時間がかかると思う。
【母】ラテアート
21戦2勝。芝1200m1勝・芝1400m1勝。桜花賞(15着)に出走した他、重賞にはクイーンC(14着)・フィリーズレビュー(5着)に出走した。
兄(本馬の伯父)カラメルアートは京王杯2歳SGⅡ3着。
初仔は地方1勝。第3仔カヴァス(牡3歳)は現役で1勝。第4仔が本馬。
期待度45

●3新6 11R 新潟2歳S(GⅢ) 芝1600 良
ショックアクション (牡・栗東・大久保龍志)
父Gleneagles 母Reset In Blue(Fastnet Rock)
1:34:6(上3F34:1)
単勝4.3倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中5番手。4コーナーも5番手から直線馬場の真ん中から伸びて残り300mあたりで先頭に立ち、ブルーシンフォニーに1馬身3/4差での完勝だった。
【先頭の通過】34:6-47:3
【レースの上り】11:7-11:3-12:1
前がやや飛ばして4コーナーは先頭から6馬身程離れた5番手だった。直線は馬場の真ん中よりやや外目を力強く伸びた。あまり時計の出ていない今の新潟で1:34:6-34:1ならば上々で、欲を言えばラスト1Fもあと0:2程速ければ良かったと思うが、単走になってのものなので問題はないだろう。デビュー戦で負けたが、ハイペースの競馬で前に行き、最後はバテて3着。敗因はハッキリしている。そして、未勝利-重賞と連勝した。今日これだけの競馬ができたのだから、現時点では暮れの朝日杯フューチュリティSの有力候補だろう。外国産馬でマイル戦で結果を出しているため、この後もマイル路線を進みそうだ。そうなると、ダービー馬を探す本ブログには関係のない馬になるかもしれない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 阪神芝1400m3着(ヴェールクレール 0:8)
未勝利 新潟芝1600m1着(アラモードバイオ 4馬身)
期待度70(up)

●3小6 1R 2歳未勝利 芝2000 良
テンバガー (牡・栗東・藤岡健一)
父モーリス 母トップセラー(スペシャルウィーク)
2:02:8(上3F35:4)
単勝2.3倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中2番手。4コーナーは先頭でまわり、直線外から伸びて追いかけてくるトーセンインパルスを3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】50:9-63:8
【レースの上り】11:5-11:8-12:1
残り800mで先頭に並びかけ、ペースが上がった。僅かながら先頭に立つが抜き返されて、残り600m過ぎで再び先頭に立った。残り4Fからのラップが11:5-11:5-11:8であり、芝1800m戦のようになってしまった。直線は突き抜けるかに思ったが、残り200mで2馬身差のリードを最後に詰められたのは残念である。ただ、2~3着が3馬身、3~4着も3馬身離れたので前2頭が抜けていたのだろう。勝ち時計2:02:8-35:4はまずまずだが、上のクラスで戦うためにはもうワンパンチ必要な気がする。今回はデビュー戦から-10kgの506kgで出走。まだまだ良くなる余地はある馬体に見えた。どこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。
父モーリスは新種牡馬である。これで産駒7勝(6頭)となった。先週2歳リーディングのトップに立ったが、今週もトップを維持した。ちなみに2位は新種牡馬ドゥラメンテ。3位キズナ・4位エピファネイアは昨年の新種牡馬である。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m3着(ダノンザキッド 0:8)
【母】トップセラー
16戦3勝。芝2000m2勝・芝1600m1勝。重賞は愛知杯GⅢ(13着)に出走した。
母(本馬の祖母)プロモーションはクイーンSGⅢを勝ち、クイーンCGⅢ2着。弟(本馬の叔父)アドマイヤメインは種牡馬。
第2仔は1勝。第4仔は4勝。第5仔はJRA4勝・地方1勝。第6仔レーガノミクス(牡5歳)は現役で2勝。第7仔クロスセル(牝3歳・期待度65)は現役で2勝。第8仔が本馬。
期待度50

●2札6 1R 2歳未勝利 芝1500 重
フラリオナ (牝・栗東・武幸四郎)
父ストロングリターン 母ラカ(キングカメハメハ)
1:33:1(上3F37:2)
単勝5.2倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーで先頭に立ち直線は1馬身差で逃げるが、ルースが徐々に迫ってきて最後は並んでゴール。1着同着だった。
【先頭の通過】42:8-55:7(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:9-12:4-12:1
4コーナーで早目に先頭に立ち、直線は2馬身近く引き離した。ただ、最後に追い込んできたルースに迫られて、同着でゴール。単独勝利とはならなかった。札幌競馬は朝から雨で、芝は重、ダートは不良まで悪化した。したがって勝ち時計1:33:1-37:2が速いのか遅いのか判断が難しいものの、ペースは速かったと思う。前に行って最後は並ばれてしまったが、上り3Fは12秒台ながらも加速しているので力のあるところを示したと思う。ただ、412kgの小柄な牝馬で、前走からの上積みはあまり感じなかった。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1500m2着(エイボンクリフ 1/2馬身)
【母】ラカ
JRA12戦0勝・地方6戦0勝。
母(本馬の祖母)ダンスパートナーはオークスGⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京阪杯GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・阪神牝馬特別GⅡ2着・アメリカジョッキーCCGⅡ2着・京都記念GⅡ2着・京都大賞典GⅡ2着・チューリップ賞GⅢ2着・ノネット賞仏GⅢ2着・宝塚記念GⅠ3着2回・鳴尾記念GⅡ3着。兄(本馬の伯父)フェデラリストは種牡馬。兄(本馬の伯父)ロンギングダンサーは新潟記念GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ダンスオールナイトは 中山牝馬SGⅢ3着。その産駒(本馬の従姉妹)ダンスアミーガ(牝2011年産・期待度60)はターコイズS重賞2着。同じく産駒(本馬の従兄妹)ヨカグラは小倉サマージャンプJGⅢを勝ち、東京ハイジャンプJGⅡ2着。甥(本馬の従兄妹)サンライズロイヤルは阪神スプリングJJGⅡ2着・京都ハイジャンプJGⅡ2着。
初仔マサハヤニース(牡5歳)は現役で3勝。第2仔は地方3勝。第3仔が本馬。
期待度45

ルース (牝・栗東・池添兼雄)
父ドゥラメンテ 母ヤマカツマリリン(グラスワンダー)
1:33:1(上3F37:0)
単勝12.1倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は4~5番手。4コーナーで2番手に上がり直線はフラリオナを追いかけて最後に並んでゴール。1着同着だった。
【先頭の通過】42:8-55:7(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:9-12:4-12:1
4コーナーでスパートし2番手に上がった。直線は、先頭のフラリオナを追いかけて、何とかゴールで追いついた。差し切れなかったものの勢いはこちらの方が上で、あと数mもあれば差し切っていただろう。12秒台ながら加速する上りの中を追い上げてきたのは立派であり、2頭が後続を5馬身引き離した。同着の2頭のどちらの将来性が上かとなると難しいが、馬体を見ると将来性はこちらの方が上のような気がする。ただ、上のクラスで即通用するかというと厳しいかもしれない。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。順調に勝ち星を重ね、これで9勝目(9頭)だ。モーリスとの新種牡馬対決。面白くなってきた。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m8着(インフィナイト 1:8)
【母】ヤマカツマリリン
JRA31戦3勝・地方9戦2勝。JRAでは芝1200m3勝。重賞は京都牝馬S(16着)に出走した。
母(本馬の祖母)イクセプトフォーワンダ(Except for Wanda)はダンススマートリーH米GⅢを勝ち、ベサラビアンH米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)ワンダフルクエストは北海道2歳優駿門別GⅢ3着。
初仔ヤマカツエース(牡2012年産・期待度55)は7勝。ニュージーランドTGⅡ・金鯱賞GⅡ2勝・福島記念GⅢ・中山金杯GⅢを勝ち、大阪杯GⅠ3着・札幌記念GⅡ3着・ファルコンSGⅢ3着・函館記念GⅢ3着。種牡馬。第2仔は1勝。第3仔 ヤマカツグレース(牝6歳・期待度55)は現役で2勝。フローラSGⅡ2着。オークス(18着)にも出走した。第4仔は地方2勝。第6仔ヤマカツマーメイド(牝3歳・期待度55)は現役で2勝。フィリーズレビューGⅡ2着。桜花賞(18着)にも出走した。第7仔が本馬。
期待度50

●2札6 5R 2歳新馬 芝1800 重
ヴェローチェオロ (牡・栗東・須貝尚介)
父ゴールドシップ 母プレシャスライフ(タイキシャトル)
1:55:4(上3F35:6)
単勝4.4倍の2番人気からの勝利。スタートダッシュがやや悪く、道中は5番手。4コーナーも外5番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、最内から伸びたカーディナルに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】53:2-66:5
【レースの上り】12:3-12:0-11:7
ゲート出たところでややバランスを崩したもののすぐに流れに乗った。直線は残り100mから後続を引き離して、差を開きながらのゴール。もう少し距離があればまだ引き離せただろう。ダートは水が浮くほど水を含んだ重馬場で、勝ち時計1:55:4-35:6は速いのか遅いのか何とも言えない。ただ、上り3Fを35:6でまとめ、加速する上りの中で追い上げたのは立派だと思う。道悪巧者の可能性はあるが、ある程度のレベルはありそうだ。4コーナーなどズブさも感じたので、それを解消できれば上のクラスでも上位争いは可能になると思う。
【母】プレシャスライフ
JRA3戦0勝・地方6戦5勝。
姪(本馬の従姉弟)スティールパスはスパーキングレディーC川崎GⅢを勝ち、マリーンC船橋GⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)トレンドハンター(牝2008年産・期待度80)はフラワーCGⅢを勝ち、桜花賞GⅠ3着。
第2仔シーブリーズライフ(牝2010年産・期待度65)は3勝。桜花賞(12着)に出走した。第4仔は4勝。第6仔ハーグリーブス(牡5歳)は現役で4勝。第7仔は地方2勝。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1674万円で取引された。
期待度55

2020年8月29日(土)2歳戦

昨日、安倍首相が内閣総理大臣を辞任する意向を表明した。
2012年12月の第2次内閣発足から7年8ヵ月。健康問題を抱えながら日本国のために重責を果たしていただき、一国民として本当に感謝であり、「お疲れさまでした」と言いたい。
この間、外交では日本の存在感を全世界に示したと同時に、日米関係を改善させた。中国・韓国への毅然とした対応も素晴らしく、ロシアとの関係も進展させた。内政では、アベノミクスにより失業者を大幅に減らし、集団的自衛権行使を可能にし、特定秘密保護法を成立させた。
憲法改正、拉致問題、北方領土問題等、やり残したこともあり本人にとっては大変悔しい思いもあるだろう。2度の消費税増税や、金融政策には積極的でも財政政策には消極的だったことなど残念な部分はあったが、総合的に見て歴史に残る素晴らしい総理大臣だったと思う。
そうなると後任は大変だ。安全保障も経済対策もしっかりと引き継いで行けそうな人物は、安倍内閣をずっと支えていた「令和おじさん」以外考えられないと思うのだがどうだろう。


●3新5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
グレアリングアイ (牡・美浦・古賀慎明)
父ハーツクライ 母ストライキングアイ(Smart Strike)
1:48:6(上3F35:9)
単勝2.5倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。最後方12番手を進み、3コーナーから押し上げて、4コーナーは外7番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、ウインザナドゥに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】47:7-59:8
【レースの上り】11:9-12:0-12:9
出遅れてダッシュも悪く最後方で脚をためた。3コーナーから外を通り押し上げて、直線は外から伸びた。5F59:8のハイペースになったことが良かったと思う。ラスト1Fは12:9と大幅に落ちていて、最後はフラフラしながら走っていた。それでも、勝ち時計1:48:6-35:9はまずまず合格点で、スタートが改善されれば上のクラスでも戦えるだろう。デビュー戦でもダッシュが悪く最後方からの競馬になったように、スタートダッシュが大きな課題である。532kgという大型馬で、まだまだ良くなる余地は十分にあると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m3着(アドマイヤハダル 0:3)
【母】ストライキングアイ
JRA8戦0勝・地方3戦0勝。
母(本馬の祖母)ゴールデンドックエー(Golden Doc A)は ラスヴァージネスS米GⅠを勝ち、サンタアニタオークス米GⅠ2着・サンタイネスS米GⅡ2着・ボーモントS米GⅡ2着・ランチョバーナードH米GⅢ3着・ミエスクS米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)アルバートドック(牡2012年産・期待度65)は小倉大賞典GⅢ・七夕賞GⅢを勝ち、新潟記念GⅢ2着・京都新聞杯GⅡ3着。弟(本馬の叔父)リライアブルエースは中京記念GⅢ3着。
第3仔が本馬。
期待度50

●3新5 5R 2歳新馬 芝1600 良
モメントグスタール (牡・美浦・高木登)
父ハービンジャー 母ハーモニーフェア(シンボリクリスエス)
1:37:9(上3F34:2)
単勝14.3倍の6番人気からの勝利。好スタートから道中4番手。4コーナー外5番手から直線残り300m過ぎで先頭に立ち、スペシャルトークに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】37:5-50:7
【レースの上り】11:4-11:2-12:1
すっと4番手につけて、直線も外から伸びて前をとらえた。危なげのない勝利で完勝だったが、スローペースだったために下記6Rの同距離での新馬戦より1秒7も遅い。6Rであれば10着相当の時計であり、ペースが違うといっても上り3Fでも0:1速いだけである。もちろん一緒に走っていればもう少しやれただろうが、勝つまでは難しいと思う。したがって、この後大きく良くならなければ、上のクラスでは苦戦レベルだろう。
【母】ハーモニーフェア
JRA17戦1勝・地方24戦5勝。JRAでは芝1400m1勝。重賞はフラワーC(13着)に出走した。
種牡馬アドマイヤムーンの姪という血統だ。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて1674万円で取引された。
期待度40

●3新5 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
アナザーリリック (牝・美浦・林徹)
父リオンディーズ 母アンソロジー(サクラバクシンオー)
1:36:2(上3F34:3)
単勝6.2倍の3番人気からの勝利。道中7~9番手から4コーナーは外8番手。直線外から伸びて残り150mあたりで先頭に立ち、内のセリシアに2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】36:4-48:9
【レースの上り】11:6-11:4-12:0
道中7~9番手でも一団となっていたので前とはそれほど差はなく進んだ。直線は内へささり気味で、津村明秀騎手も追い難くそうだったが、フラフラしながらも伸びて快勝した。上記新馬戦の勝ち時計よりも1秒7も速い優秀な時計で、あまり時計の出ていない今の新潟競馬でデビュー戦から1:36:2-34:3ならば上々だろう。484kgと牝馬としては恵まれた馬体であり、上積みも大きそうだ。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
父リオンディーズは新種牡馬である。これで産駒5勝目(5頭)である。シーザリオの血が種牡馬としてどこまで影響をするのか。そういう意味でエピファネイアやリオンディーズ産駒には注目している。どれだけ勝ち馬を出すかというよりも、どれだけ強い馬を出せるかである。エピファネイアがデアリングタクトを出したように、リオンディーズもGⅠ馬を出すのではと思っているのだ。リオンディーズ産駒の重賞での走りに注目だ。
【母】アンソロジー
18戦2勝。芝1200m2勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)ポップロックは種牡馬。妹(本馬の叔母)スピードリッパーはフィリーズレビューGⅡ2着・フェアリーSGⅢ2着・クイーンSGⅢ2着。
第2仔は地方6勝。第3仔は地方1勝。第4仔コンピレーション(騸6歳)は現役で2勝。第5仔は地方3勝。第6仔は1勝。第7仔は地方4勝。第8仔が本馬。
期待度55

●2小5 5R 2歳新馬 芝2000 良
コートダルジャン (牝・栗東・牧田和弥)
父ハーツクライ 母カニョット(Sunray Spirit)
2:03:2(上3F36:0)
単勝4.3倍の2番人気からの勝利。気持ちで遅れて道中は13番手。3コーナーから上がり、4コーナーは外7番手。直線残り250m過ぎで先頭に立ち、追いかけてくるオリノコを馬なりのまま3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:5-61:8
【レースの上り】12:5-12:7-11:7
3~4コーナー中間から仕掛け気味にギアを上げ、その後はスーッと上がっていった。4コーナーでは先頭から2馬身差以内の外7番手で、直線は早めに先頭に立った。ここからはノーステッキで引き離し、残り100mで北村友一騎手は勝利を確信したのか手綱を緩め、最後は馬なりでゴール。3/4馬身差ながら圧勝だった。古馬2勝クラスでも2分を切れない馬場で、デビュー戦で2:03:2-36:0ならば十分で、特に一杯には追わずラスト1Fが11:7ならば優秀だろう。牝馬が芝2000mの新馬勝ちで今後の使いどころが難しいが、このひと叩きで更に良くなるだろうから上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】カニョット
アルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチン・フランスで走り、亜6戦4勝・仏3戦0勝。亜1000ギニー亜GⅠ・ミゲルアンヘル&セルマン賞亜GⅡ・フランシスコベアスレイ賞亜GⅡを勝ち、亜オークス亜GⅠ3着。
弟(本馬の叔父)Calvadosはポルテニョ賞亜GⅢ2着・スターズアンドストライプスS米GⅢ3着。
日本での初仔は2勝。第3仔は地方6勝。第4仔ファクトゥーラ(牝4歳・期待度50)は現役で1勝。第6仔が本馬。
期待度60

●2小5 9R ひまわり賞(オープン・九州産) 芝1200 良
ヨカヨカ (牝・栗東・谷潔)
父スクワートルスクワート 母ハニーダンサー(Danehill Dancer)
1:09:2(上3F35:2)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナーも1馬身差で直線は馬なりのまま後続を離し、テイエムサツマドンに3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】34:0-45:5
【レースの上り】11:5-11:8-11:9
次週の小倉2歳Sではなく、こちらに出走した。馬なりのまま先手を奪い、馬なりで4コーナーをまわり、馬なりのままゴールした。九州産限定戦では全く力が違うといった勝利で、負担重量57kgも関係なくデビュー以来3連勝だ。今日のレースは終始持ったままで、調教代わりにしかならないので、連闘で小倉2歳Sに出ても良いんじゃないかと思わせる程の圧勝だった。これで芝1200mのみの3連勝だが、今後は距離を延ばし阪神ジュベナイルフィリーズを目標にしてもらいたい。秋デビューの馬たちと、どのような戦いをするのか。今後も注目だ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1200m1着(モントライゼ 頭)
フェニックス賞 小倉芝1200m1着(セレッソフレイム 1馬身1/2)
期待度50(up)

2020年8月23日(日)2歳戦

8月17日(月)~18日(火)に、今月2回目の旅行へ行った。
コロナウイルス拡大中に旅行へ行くなど自粛大好きの方々に叱られそうだが、日本経済に貢献するためにはコロナに怯えずお金を使わなければならない。
当然、3密を避け、マスク・手洗いと感染拡大防止には十分注意をした。今回はLCCで地方空港へ往復。レンタカーで観光地を巡り温泉に宿泊した。1泊2日の旅行だったが、今回も3密になる場面がなかった。
ただ、前回は日曜日~月曜日。今回は月曜日~火曜日。場所は違うが、今回のほうが観光地にも空港にも人が多かった。


●3新4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ルドヴィクス (牡・美浦・久保田貴士)
父モーリス 母ピーチブローフィズ(シンボリクリスエス)
1:49:2(上3F34:4)
単勝7.0倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナーも1馬身差の先頭で直線残り300mからバジオウとの叩き合いとなり、最後は振り切って3/4馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:6-62:5
【レースの上り】11:6-11:1-11:7
直線は1馬身差を保ち、残り400mから外目へと進路を変える。この後、バジオウが迫り、残り300mあたりから2頭の争いとなる。一旦はクビ差まで迫られるが、残り100m手前から引き離した。着差は3/4馬身差だが2~3着が5馬身離れる完勝で、勝ち時計1:49:2-34:4は、デビュー戦としては優秀だろう。勝負強さを見せての勝利であり、このひと叩きで更に良くなるのなら上のクラスでも上位争いは可能だろう。逃げずに馬群にもまれたときにどうなるのかが未知な部分である。
父モーリスは新種牡馬である。本日は下記クローバー賞でカイザーノヴァも勝ち2勝。今日で産駒6勝(5頭)となった。
【母】ピーチブローフィズ
2007年産期待度45。JRA24戦1勝・地方1戦0勝。7月の札幌芝1500m新馬戦を勝つが、2戦目クローバー賞10着・3戦目白菊賞17着・4戦目こぶし賞10着・5戦目500万下11着と負けてクラシックには出走できなかった。その後も地方遠征を含め勝つことはできず、5歳7月のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)カフナ(牡2008年産・期待度60)は 小倉大賞典GⅢ2着・目黒記念GⅡ3着・ラジオNIKKEI賞GⅢ3着。
第2仔はJRA1勝・地方1勝。第4仔は地方1勝。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3024万円で取引された。
期待度55

●2小4 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
グラティトゥー (牡・栗東・橋口慎介)
父エピファネイア 母ペブルガーデン(ディープインパクト)
1:51:0(上3F35:8)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は内3~4番手。4コーナーは内3番手から直線残り230mあたりで先頭に立ち、後続を突き放してロードラスターに5馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:4-62:4
【レースの上り】12:1-11:9-12:2
4コーナーまでは内でジッと我慢をして、追い出してからは弾けるように伸びた。先頭に立って引き離してからも、松山弘平騎手はしっかりと追った。2~6着がすべてクビ差という団子状態を尻目に5馬身差の圧勝。素晴らしい走りで新馬勝ちをした。ただ、稍重とはいえ1:51:0-35:8は平凡で、そこが気になる点だ。直線は一生懸命走っているという感じで、大物感にはやや欠けると思った。5馬身差をそのまま評価するべきか迷うところだが、少なくても上のクラスでは上位争いをすると思う。
【母】ペブルガーデン
4戦0勝。
母(本馬の祖母)ワシントンシティ(Washington City)はチリ1000ギニー智GⅠ・チリオークス智GⅠを勝ち、エルエンサヨ智GⅠ2着・アルトゥロLペニャ賞智GⅠ2着・ナシオナルリカルドリオン賞智GⅠ2着・カルロスVイスキエルド賞智GⅢ3着。
初仔は地方1勝。第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1296万円で取引された。
期待度60

●2札4 1R 2歳未勝利 芝1500 良
ククナ (牝・美浦・栗田徹)
父キングカメハメハ 母クルミナル(ディープインパクト)
1:30:8(上3F34:4)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は6番手。4コーナーは外3番手から直線残り150m過ぎで先頭に立ち、粘るデルマカンノンを1馬身1/4差振り切っての勝利だった。
【先頭の通過】43:4-55:9(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:4-11:4-11:1
最内1番枠からのスタートだが、向正面で外に出した。4コーナーで外をスーッと上がり、直線は外からしっかりと伸びた。レースの上りが加速するラップであり、この中を後方から追い上げて勝ったのは素晴らしいと思う。特に本馬はラスト1Fを10:9~11:0程度で走っただろう。勝ち時計は下記クローバー賞に比べると平凡だが、ペースが遅かったことで上りが全く異なる。単純には比較できないだろう。ペースによってはもっと時計を詰められるハズで、上のクラスでもそこそこ戦えると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1500m3着(オパールムーン 0:3)
【母】クルミナル
2012年産期待度80。5戦2勝。1月の京都芝1800m新馬戦を快勝し、2戦目のエルフィンSも勝ち、2戦2勝で臨んだチューリップ賞GⅢは11着に負けた。4戦目の桜花賞GⅠは勝ち馬レッツゴードンキには離されたものの2着と好走。そして、オークスGⅠはミッキークイーン・ルージュバックに次ぐ3着だった。秋の走りが期待されたが、休養中に屈腱炎を発症。そのまま休養を続けたが、レースには復帰できずに引退した。
母(本馬の祖母)クルソラ(Cursora)はエンリケアセバル大賞亜GⅠ・コパデプラタインテルナシオナル亜GⅠを勝ち、ミルギニーズ亜GⅠ2着・フォールズシティH米GⅡ3着。兄(本馬の伯父)ピオネロ(牡2011年産・期待度65)は シリウスSGⅢ2着・名古屋大賞典名古屋GⅢ2着・マーキュリーC盛岡GⅢ3着・シリウスSGⅢ3着。
初仔イルミナル(牝3歳)は現役で未勝利。第2仔が本馬。
期待度50

●2札4 5R 2歳新馬 芝1800 良
エフフォーリア (牡・美浦・鹿戸雄一)
父エピファネイア 母ケイティーズハート(ハーツクライ)
2:03:3(上3F35:7)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。道中4番手から4コーナーで先頭に立つ。直線は1馬身差を保ち、外からジリジリ迫るエスコバルを3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:1-61:8
【レースの上り】12:4-11:5-12:0
頭を上げてのスタートで半馬身程度遅れた。ただ、すぐに流れに乗って4番手につけた。3コーナーから徐々に差を詰めて、残り600m過ぎから上がって行き4コーナーで先頭に立った。スタート以外はセンスを感じる走りをしたが、直線でスパッと離せなかったのは残念である。まだ若干太目と感じたので、このひと叩きで更に良くなると思う。勝ち時計2:03:3-35:7はまずまずで、ラスト1Fは12:0で走ったのでバテずにフィニュッシュできたようだ。上のクラスでもそこそこ戦えると思うが、次走でどうなるかは今後の良化次第だろう。
【母】ケイティーズハート
15戦3勝。ダート1700m2勝・ダート1800m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)ゴーステディは中山金杯GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)アドマイヤムーンは種牡馬。甥(本馬の従兄弟)プレイ(牡2008年産・期待度55)は弥生賞GⅡ2着・京成杯GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ケイティープライド(牡2010年産・期待度65・年末推奨馬)は 函館記念GⅢ2着・チャレンジCGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)グレイスアン(牝4歳・現役・期待度50)はフェアリーSGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ヴィッテルスバッハ(牡4歳・現役・期待度60)はニュージーランドTGⅡ3着。
第2仔が本馬。
期待度55

●2札4 9R クローバー賞(オープン) 芝1500 良
カイザーノヴァ (牡・栗東・矢作芳人)
父モーリス 母ステラリード(スペシャルウィーク)
1:29:6(上3F35:1)
単勝8.8倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8番手。4コーナーは外6番手から直線残り150mあたりから内のラヴケリーとの争いとなり、最後は頭差競り勝っての勝利だった。
【先頭の通過】41:7-54:1(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:9-11:7-11:9
終始外をまわり、4コーナーでスパートした。直線入り口では先頭から1馬身半差で直線は一番外から伸びた。最後は内外やや離れての争いとなったが、ゴール前は1頭分離れた程度まで接近し頭差競り勝った。大跳びの馬で、ゴール前で物見するなどまだ幼い部分はあるものの、勝負強さは見せた。ただ、この時期のオープン特別なのでレースレベルにやや疑問があり、戦前から小粒なメンバーだと思っていた。その中でも圧倒的な力を見せつけられれば良いのだが、残念ながら僅差での決着だった。次走は重賞になるだろうが、やや力が足りないレベルだと思う。
父モーリスは新種牡馬である。本日は上記新馬戦でルドヴィクスも勝ち2勝。これで産駒6勝(5頭)となった。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 函館芝1200m1着(クインズムーン 1馬身1/4)
②函館2歳SGⅢ 函館芝1200m5着(リンゴアメ 0:5)
【母】ステラリード
2007年産期待度65。JRA30戦2勝・地方1戦0勝。7月の札幌芝1200m新馬戦を快勝し、2戦目の函館2歳SGⅢも勝った。3戦目ファンタジーSGⅢ6着、4戦目阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ7着、5戦目紅梅S8着、6戦目フィリーズレビューGⅡ10着と振るわず、桜花賞GⅠに出走して14着。オークスGⅠにも出走して16着だった。その後も勝つことはできず、重賞は東京盃大井GⅡ14着のみ出走した。6歳1月のレースを最後に引退した。
初仔は地方6勝。第4仔パラスアテナ(牝3歳)は現役で2勝。第5仔が本馬。
期待度50

2020年8月22日(土)2歳戦

18頭目の出資馬カインドリー(牝3歳・期待度50)が本日新潟12R1勝クラス芝1800mに出走した。

昨日、兄で16頭目の出資馬エポカドーロ(牡2015年産・期待度100)が競走馬登録を抹消。同時にアロースタッドにて種牡馬になることがJRAから発表された。
一方、先週は弟キングストンボーイ(牡2歳・期待度60)が新馬戦を勝ち、来年のクラシックに向けて好スタートを切った。
『カインドリーも春から大きく成長して、今日勝って紫苑Sから秋華賞かな』などと夢を見た。
無観客競馬でなければ間違いなく新潟行き決めて、新幹線の切符を購入しただろう。ただ、今日はプライベートで外せない大切な用事が急に入ってしまい、無観客競馬でなければ間違いなく新幹線の切符をキャンセルしていた。結局は新潟行きを諦めていただろうから、無観客競馬は結果オーライである。
自宅にてグリーンチャンネルで応援したあとに、大切な用事に出かけた。

カインドリーは休み明けながら良いレースをした。『勝つかも』と一瞬思ったが、最後に抜かれてクビ差の2着。それでも結果には満足で、1勝クラスには十分目途が立つ内容だった。


●2小3 2R 2歳未勝利 芝1800 良
サウンドウォリアー (牡・栗東・高橋康之)
父マジェスティックウォリアー 母クインリーグレイス(スペシャルウィーク)
1:47:6(上3F36:4)
単勝151.0倍の12番人気からの勝利。好スタートから道中は半馬身~1馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身半差の先頭で直線は後続を引き離し、最後はフランクエトワールに3馬身1/2差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】47:6-59:3
【レースの上り】12:0-12:0-12:4
ハイペースで逃げて、それでも直線は後続を引き離した。残り100m過ぎでは4馬身以上の差として、最後に詰められての3馬身半差。2~3番手から突いてきた馬たちは馬群に沈み、上り3Fは36:4だが、メンバー中2番目の上り時計である。小倉競馬場は高速馬場になっているものの、勝ち時計1:47:6は優秀だろう。単勝万馬券の人気薄でありながら、何から何まで完勝だった。父マジェスティックウォリアーは現3歳が日本での初年度産駒だが、輸入された産駒も含めてダートでの活躍が目立つ。このまま芝でどこまでやれるかが問題だが、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。ただ、勝ち来るまでは数戦必要かもしれない。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m8着(フラーズダルム 2:3)
【母】クインリーグレイス
2007年産期待度60。6戦1勝。12月の中山芝1600m戦を圧勝したが、2戦目菜の花賞は11着、3戦目500万下は15着と負けてクラシックには出走できなかった。その後は500万特別を3戦したが着外で、3歳11月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)クイーンモード(Queen Maud)はヴェルメイユ賞仏GⅠ・ヴァントー賞仏GⅢを勝ち、レゼルヴォワール賞仏GⅢ2着・クロエ賞仏GⅢ3着。
第3仔は地方1勝。第5仔エールヴィオレ(牝3歳・期待度45)は現役で1勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1620万円で取引された。
期待度50

●2札3 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ヴィゴーレ (牡・栗東・松永幹夫)
父キズナ 母ヴァイセフラウ(キングカメハメハ)
1:50:5(上3F35:6)
単勝5.3倍の3番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗り、道中は7番手。4コーナー外6番手から直線残り50mあたりでタスマンハイウェイに並び、ゴール直前で前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】50:2-62:5
【レースの上り】11:9-11:9-12:2
8頭立ての内7番手を進み、3コーナーで外に出した。4コーナーは大外をまわり、直線で差し切った。1~4着はクビ-クビ-1/2の決着で、接戦を制したというレースだった。古馬1勝クラス特別芝2000m戦で2分を切らない馬場なので、勝ち時計1:50:5ならばまずまずの時計だろう。ラスト1Fは12:2だが、最後までしっかりと走った印象だ。ただ、メンバー中3着経験馬が2頭いて、そのうちの1頭の1番人気馬が7着に沈んだ競馬である。もう1頭の3着経験馬が2着のタスマンハイウェイだが、3着でも1秒8差の3着だった。そうなると、上位馬のレベルそのものに疑問があり、クビ差の接戦だった本馬は、この後大きく良くならないと上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m7着(シュヴァリエローズ 1:1)
【母】ヴァイセフラウ
16戦3勝。ダート1200m3勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)ラティールは愛知杯GⅢ2着・愛知杯GⅢ3着・中山牝馬SGⅢ3着。兄(本馬の伯父)ヒットザターゲットは京都大賞典GⅡ・目黒記念GⅡ・新潟大賞典GⅢ・小倉大賞典GⅢを勝ち、札幌記念GⅡ2着・目黒記念GⅡ3着。
初仔シェーン(牝3歳)は現役で1勝。第2仔が本馬。
期待度40

2020年8月16日(日)2歳戦

16頭目の出資馬エポカドーロ(牡5歳・期待度100)と18頭目出資馬カインドリー(牝3歳・期待度50)の弟が本日デビューするということで注目していた。
2018年4月14日生まれ。エポカドーロが皐月賞を勝った前日に誕生した馬で、2018年7月10日のセレクトセールも注目していた。いくらで落札されるのかワクワクして見ていたが、開始の4000万で声が掛かって以降しばらく声が掛からず、『まさかの4000万円か?』と思ったところで声が掛かりジワジワと値が上がった。落札者はノーザンファーム。税抜き7200万円だった。
『いずれ、社台レースホース・サンデーレーシング・キャロットファーム・シルクレーシングのどこかで募集されるのだろうな』と思ったが、想い入れの強い血統なだけに『一口クラブの馬になるのは嫌だな』と思っていた。
ところが、どこからも募集はなく、吉田和美氏名義で走ると聞いたときは嬉しかった。「キングストンボーイ」という昭和っぽい名前になったが、最近流行りの何だかわからない名前よりはいいだろう。ウサイン・ボルトの少年時代をイメージしているのだろうか。「カインドリー」と同様わかりやすい名前だ。
圧倒的な1番人気で出走。やや苦労はしたものの新馬戦を勝った。兄は新馬戦3着だったことを考えれば十分な結果で、兄の新馬戦よりも大物感が漂っていた。出資馬ではないが、しばらく私に楽しみを与えてくれそうな馬で、今日の勝利は嬉しかった。


●3新2 5R 2歳新馬 芝1800 良
ヴェイルネビュラ (牡・美浦・大竹正博)
父ロードカナロア 母リングネブラ(ハーツクライ)
1:49:0(上3F35:1)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は内6番手。4コーナー内7番手から直線馬群の中に入れてから伸び、残り50mあたりで先頭に立ってスマートワンに1馬身3/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】48:0-60:8
【レースの上り】11:5-11:7-12:7
直線に入ると最内から馬群に入れるが、残り600m過ぎでややゴチャゴチャする。残り500mあたりでバラけたので、そこからは苦労することなく馬群を抜けた。ただ、なかなかエンジンが掛からず、残り200mでも3馬身以上の差の5番手。この後グングンと追い上げて、最後は差をつけながらのゴールだった。稍重から良に回復してすぐのレースであり、時計は問題ないだろう。むしろ新馬戦でこの馬場で1:49:0ならば上々かもしれない。レースのラストが12:7と落ちたことで差し切れたようだ。本馬はラスト1Fを12:0前後で走っただろう。ラスト200mからは右ムチで左にヨレるなどフラフラしていたが、それでも最後までしっかりと走って快勝。このひと叩きで更に良くなれば、上のクラスでも上位争い可能だと思う。
【母】リングネブラ
23戦3勝。芝1800m1勝・芝2000m2勝。重賞は未出走。
母(本馬の祖母)ユーアンミー(Uanme)はフォワードギャルS米GⅢを勝ち、ダヴォナデイルS米GⅡ2着・ノーブルダムゼルH米GⅢ2着・ローカストグローヴH米GⅢ3着・カーディナルH米GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ミクロコスモス(牝2006年産・期待度85・年末推奨馬)は阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ3着。その産駒(本馬の従兄弟)コズミックフォース(牡5歳・現役・期待度70)は京成杯GⅢ2着・日本ダービーGⅠ3着。弟(本馬の叔父)ウェスタールンド(騸8歳・現役)はアンタレスSGⅢを勝ち、チャンピオンズCGⅠ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・シリウスSGⅢ2着・エルムSGⅢ2着・みやこSGⅢ3着。
本馬が第2仔。
期待度55

●2札2 5R 2歳新馬 芝1800 良
キングストンボーイ (牡・美浦・藤沢和雄)
父ドゥラメンテ 母ダイワパッション(フォーティナイナー)
1:53:0(上3F34:9)
単勝1.2倍の1番人気に応えた。スタートで躓くがすぐに流れに乗って道中4番手。4コーナー3番手から、直線は内ナックイルシーブとの叩き合いとなり、残り30mあたりで前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】52:2-65:2
【レースの上り】11:8-11:7-11:8
出遅れた上、一歩目でやや躓き半馬身程度の不利。すぐに流れに乗るが、1コーナーで頭を上げるなど若さを見せた。直線残り200mで軽く右ムチを入れると、左に寄れるロス。それでも内のナックイルシーブに寄って行き、叩き合いになると勝負根性を見せてクビ差で競り勝った。所々で幼い部分を見せていたものの、向正面では遅いペースでもしっかりと折り合っていた。492kgで出走した今日はやや馬体が立派に見えたので、このひと叩きで締まってくるだろう。超スローぺ-スになったので、勝ち時計は1:53:0-34:9だった。着差はクビ差なので記録上は平凡だが、2~3着は7馬身も離れている。皐月賞馬エポカドーロの半弟であり、私がエポカドーロの出資者なのでどうしても比較してしまうが、兄もデビュー戦と2戦目は太かった。腹まわりが太いのは元々の体型なのだが、本馬もやや太めで出てきた。体型は兄よりも胴長に見えたので、距離の融通は利きそうである。今日は、素質馬がまだ競馬を覚えていないまま走ったような雰囲気で本気を出していない。デビュー戦だけで比較すると、兄よりも大物感を感じた。スタートやフラフラせず走ることなど矯正する部分は沢山あるが、このひと叩きで上積みは大きいと思うので、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。報道によるとこの後は放牧で秋に備えるとのことなので、次走は10月か11月の東京競馬場になりそうだ。できれば2戦目3戦目も快勝してクラシック候補となり、種牡馬入りが決まった兄の後押しをしてほしいと思った。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。先週はモーリスの週だったので勝ち星はなし。今週は本馬の1勝のみで、これで7勝目(7頭)だ。
【母】ダイワパッション
17戦4勝。フィリーズレビューGⅡ・フェアリーSGⅢを勝ち、桜花賞(16着)にも出走した。
初仔ダイワインスパイア(牡2009年産・期待度50)はJRA2勝・地方1勝。第2仔はJRA1勝・地方4勝。第5仔エポカドーロ(牡5歳・期待度100)は現役で(まだ抹消していない)3勝。皐月賞GⅠを勝ち、日本ダービーGⅠ2着・スプリングSGⅡ2着。第7仔カインドリー(牝3歳・期待度50)は現役で1勝。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて7776万円で取引された。
期待度60

2020年8月15日(土)2歳戦

昨日午後5時40分ごろ、栗東トレーニングセンターの厩舎地区で火災が起こった。
火元とみられる村山厩舎が全焼し、近隣2棟の一部にも延焼した。
人的被害は無かったものの、競走馬4頭が死亡。その後、気管のやけどのため安楽死処分された馬が1頭。計5頭が犠牲となった。
エアコンの爆発が原因といわれているが調査中とのことだ。

まずは、人が無事だったことは何よりだが、競走馬5頭は残念だ。競走中の事故とか病気とかならばまだしも、火災で死亡とは。
JRAはお金がたくさんあるのだろうから、再発防止のため頑張ってもらいたいと思った。


●3新1 1R 2歳未勝利 芝1800 良
スペシャルドラマ (牡・美浦・宮田敬介)
父エピファネイア 母アドマイヤキュート(キングカメハメハ)
1:48:2(上3F36:1)
単勝4.7倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り250mあたりで先頭に立ち、内から伸びたサンズオブタイムにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】47:6-60:0
【レースの上り】11:7-11:7-12:8
直線残り400m過ぎから先頭に並びかけてしばらく競り合い、残り250mあたりで前に出た。その後に、内からサンズオブタイムが伸びて競り合いとなりクビ差制してゴールした。ハイペースの競馬を2番手につけて最後まで粘り切ったのには価値があり、勝負強さも見せた。ただ、ラストが12:8と落ちていて、これをかわせない後続にも問題があると思う。しばらく悪天候の中で使用した新潟競馬場なので、今日は高速馬場にはなっていない。その中で1分48秒台ならばまずまずの時計だが、強調材料も少ない。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝1800m5着(タウゼントシェーン 0:3)
【母】アドマイヤキュート
18戦3勝。ダート1700m2勝・ダート1800m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)グランプリボス(牡2008年産・期待度65)は種牡馬。
初仔アドマイヤリーブラ(牡4歳・期待度55)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度40

●3新1 5R 2歳新馬 芝1600 良
イルーシヴパンサー (牡・美浦・久保田貴士)
父ハーツクライ 母イルーシヴキャット(キングカメハメハ)
1:37:0(上3F35:4)
単勝3.9倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は7~9番手。4コーナー内8番手から直線外に出して伸び、残り100m手前で先頭に立ちマイネルダグラスに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】36:0-48:6
【レースの上り】11:7-12:0-12:6
スタート後先頭争いをするかに見えたが、1F手前で抑えて7~9番手に落ち着いた。4コーナーは内ラチ沿いにいたが直線に入ると外へ外へと進路を変えて、残り400mあたりから伸びた。残り200mでは絶好の手応えで2番手にあがり、最内で粘るストライプをかわすと、後続を寄せ付けず1馬身1/4差でゴールした。なかなか強い内容で完勝。新馬ながら操縦性も良好で、素質は高そうだ。ただ、1:37:0-35:4は平凡で、ラスト1Fも12:6と落ちているのが残念である。この後、大きく良くなれば上のクラスでも好走可能だろうが、あまり変わらなければ苦戦すると思う。
【母】イルーシヴキャット
24戦2勝。芝1200m1勝・ダート1200m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)レッドキャット(Red Cat)はジェニーワイリーS米GⅢ3着。兄(本馬の伯父)ダイレクトキャッチは共同通信杯GⅢ2着・中日新聞杯GⅢ2着。兄(本馬の伯父)ステラロッサはスプリングSGⅡ3着。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて4320万円で取引された。
期待度45

●2小1 9R フェニックス賞(オープン) 芝1200 良
ヨカヨカ (牝・栗東・谷潔)
父スクワートルスクワート 母ハニーダンサー(Danehill Dancer)
1:07:9(上3F35:0)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先手を奪い、道中は半馬身差での逃げ。4コーナーでスパートし直線は1馬身半差を保って、最後はセレッソフレイムに1馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】32:9-44:5
【レースの上り】11:6-11:5-11:9
4コーナーで上手くまわれなった割には、ここで後続を離した。32:9-44:5というハイペースで逃げて最後まで粘ったのには価値がある。勝ち時計1:07:9は、ホウライアキコのレコードに0:1と迫る好時計である。ただ、小倉の開幕週初日で6Rの新馬戦の勝ち馬が1:08:4という高速馬場になっている。また、オープン勝ちとはいえ出走10頭中、地方所属が3頭、地方からの転厩が1頭、未勝利が2頭と小粒なメンバーだった。好時計での勝利でも幾分割引は必要だろう。それでも、新馬戦で負かしたモントライゼが次のレースで大差勝ちをしているので、能力は相当高そうだ。九州産馬なので、ひまわり賞に行くと思っていたが、このレースを選択して快勝。当然、9月6日(日)の小倉2歳Sの有力馬となった。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1200m1着(モントライゼ 頭)
期待度40(up)

●2札1 1R 2歳未勝利 芝1800 稍重
シティレインボー (牡・栗東・池添兼雄)
父エピファネイア 母シージョー(フジキセキ)
1:50:3(上3F36:8)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は3~4番手。4コーナーは僅差の2番手から直線に入ると先頭に立ち、モリノカンナチャンに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】48:1-60:8
【レースの上り】12:4-12:0-12:7
6頭立てと寂しい頭数での競馬で、やや出遅れても大きな問題ではなかった。力の差がハッキリと出たのか、2馬身-7馬身-7馬身-7馬身-7馬身という結果となった。連闘で出走し見事に結果を出したが、本馬もモリノカンナチャンも新馬戦2着馬で、それぞれの勝ち馬の期待度は65と60だった。強い相手に負けた2頭であり、順当すぎる結果だと思う。下記コスモス賞の勝ち馬が1:50:0-35:2。コスモス賞よりもこちらのほうがペースが速く、残り200m通過で0:2上回る。コスモス賞に出ていたら、ラスト1Fで抜かれて3着という計算だ。実際に一緒に走っていればどうなっているか不明だが、少なくても本馬は上位争いしていただろう。ただ、札幌2歳Sに出たとしたら、メンバーに恵まれて上位争いというレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1800m2着(オーソクレース 1馬身3/4)
【母】シージョー
未出走。
兄(本馬の伯父)ディープエアーは札幌2歳SGⅢ2着・弥生賞GⅡ3着。
初仔はJRA1勝・地方3勝。第2仔サウンドドゥイット(牡8歳)は現役で2勝。第3仔は地方3勝。第6仔が本馬。
期待度55

●2札1 5R 2歳新馬・牝 芝1500 稍重
エイボンクリフ (牝・栗東・庄野靖志)
父ハービンジャー 母ローズマンブリッジ(ディープインパクト)
1:31:5(上3F35:3)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先頭に立ち、道中は1馬身半差の逃げ。4コーナーは半馬身差の先頭で直線1馬身半差で逃げるが、最後にフラリオナに詰められて1/2馬身差の逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】44:1-56:2(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:9-11:5-11:9
5頭立てという少頭数の競馬。最外枠からダッシュ良く先頭に立ち、ややスローに落として逃げた。最後は半馬身差まで詰められたものの、2~3着が4馬身離れた。稍重の馬場で1:31:5は速いのか遅いのか。古馬2勝クラスの特別戦の勝ち馬が1:29:1なので、新馬戦で1:31:5ならば十分だろう。ただ、強調材料も少なく、422kgの小柄な牝馬で上積みは薄いかもしれない。上のクラスですぐに勝てるかというと疑問であり、2勝目までは数戦かかりそうだ。
【母】ローズマンブリッジ
2010年産期待度55。15戦2勝。3月の中山芝1600m新馬戦を勝ち、2戦目スイートピーSは8着に負けてクラシックには出走できなかった。その後は芝1600mで1勝したが、重賞出走はなし。6歳時の1月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)サミットヴィル(Summitville)はメイヒルS英GⅢを勝ち、サンチャリオットS英GⅠ2着・プリンセスロイヤルS英GⅢ2着・ノブレスS英GⅢ2着・ダリアS英GⅢ2着・英オークス英GⅠ3着・ヨークシャーオークス英GⅠ3着・ミドルトンS英GⅢ3着・フィリーズS英GⅢ3着・GダフォディルS英GⅢ3着。
本馬が初仔。
期待度45

●2札1 10R コスモス賞(オープン) 芝1800 稍重
ウインアグライア (牝・美浦・和田雄二)
父マツリダゴッホ 母ウインアルテミス(Arch)
1:50:0(上3F35:2)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。スタートで躓くがすぐに流れに乗り道中は3番手。4コーナー3番手から直線残り200mで先頭に立ち、追いかけてくるカランドゥーラを1/2馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:0-61:8
【レースの上り】11:9-11:9-12:2
ゲートを出たところでやや躓くが大きな問題はなかった。道中行きっぷりが悪く3コーナーでムチが入り、残り400m手前でもムチが数発入った。先頭に立ってからはしっかりと伸びて、1番人気カランドゥーラが迫ってきてもこれを振り切っての勝利だった。ただ、このカランドゥーラは未勝利馬であり、オープンとしてのレースレベルには問題があるだろう。8頭立てで地方馬が4頭。未勝利勝ち2頭に未勝利1頭。新馬勝ちは本馬だけなので、順当勝ちである。ただ、上記1R未勝利戦と勝ち時計はあまり変わらないので、札幌2歳Sに出走したとしても勝ち負けまでは厳しいと思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 東京芝1600m1着(ブエナベントゥーラ クビ)
期待度60(up)

2020年8月9日(日)2歳戦

●2新6 1R 2歳未勝利 芝1800 不良
スウィートブルーム (牝・美浦・和田雄二)
父ゴールドシップ 母コスモバルバラ(ロージズインメイ)
1:49:3(上3F36:1)
単勝13.1倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は3~4番手。4コーナー4番手から直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を離してウインザナドゥに6馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】47:0-59:7
【レースの上り】12:1-12:0-12:6
道中は内を進み、直線も内から伸びた。逃げ馬を外からかわして先頭に立つと後続をグングンと引き離した。柴田大知騎手は最後までしっかりと追い、多少フラフラしながらも不良馬場をしっかりと伸びた。ハイペースの競馬となり、ラスト1Fは12:6と大きく落ちているが、これだけ引き離してのものなので問題はないだろう。勝ち時計1:49:3-36:1は、不良馬場としては優秀だと思う。422kgの牝馬で、どこにこの馬場をこなすパワーがあるのか疑問だが、パワーというよりも走法により苦にならないのだろう。良馬場でどうかという不安も残るが、これだけの圧勝をするのだから上のクラスでも上位争いをすると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝1800m3着(オレンジフィズ 0:5)
【母】コスモバルバラ
32戦4勝。マーメイドSGⅢ2着。
母(本馬の祖母)マンバラ(Manbala)はドルメーロ賞伊GⅢを勝った。
初仔は地方3勝。第2仔マイネルブラシウス(牡3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●2新6 5R 2歳新馬 芝2000 不良
ランドオブリバティ (牡・美浦・鹿戸雄一)
父ディープインパクト 母ドバウィハイツ(Dubawi)
2:05:7(上3F35:2)
単勝7.4倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナーは僅差の2番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち、1馬身まで差を開くが、最後に詰められてスパイラルノヴァに頭差での勝利だった。
【先頭の通過】51:9-65:2
【レースの上り】12:2-11:5-11:5
3コーナーから4コーナーにかけて逃げ馬をかわして一瞬前に出たが、4コーナーはほぼ並んでまわった。直線残り200mは1馬身差で通過したものの、外から2頭が迫り最後は3頭が並んでゴール。頭-クビの接戦だった。不良馬場の中スローペースとなり、勝ち時計は2:05:7-35:2。上記未勝利戦の通りそこそこ時計の出る不良馬場でこの時計は平凡だが、ラスト2Fが11:5-11:5で走っているので気にすることはないだろう。どちらかといえば最後に迫られ接戦になったのが残念だが、3着以下は4馬身-3馬身-1馬身と大きく離れたので、前3頭が優秀だったと見るべきだろう。ディープインパクト産駒なので、このような馬場よりも良馬場のほうが力を発揮しそうで、この馬場でも勝ったところを評価するべきだと思う。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】ドバウィハイツ
イギリス産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・イギリスで走り、米9戦5勝・英6戦0勝。イエローリボンS米GⅠ・ゲイムリーS米GⅠ・ウィルシャーH米GⅢを勝ち、ビヴァリーディS米GⅠ2着・ローザーS英GⅡ3着。
弟(本馬の叔父)Make Believeは仏2000ギニー仏GⅠ・フォレ賞仏GⅠを勝ち、ジェベル賞仏GⅢ2着。
第2仔ディヴァインハイツ(牡2014年産・期待度55)は1勝。第3仔リバティハイツ(牝5歳・期待度70)は現役で2勝。フィリーズレビューGⅡを勝ち、ターコイズSGⅢ2着。桜花賞(6着)にも出走した。第6仔が本馬。
期待度55

●2新6 6R 2歳新馬・牝 芝1600 不良
インフィナイト (牝・栗東・音無秀孝)
父モーリス 母モルガナイト(アグネスデジタル)
1:37:5(上3F35:0)
単勝3.8倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り600m過ぎで先頭に立ち、残り400m過ぎから差を開いて、ベルヴォーグに2馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】36:5-49:8
【レースの上り】11:8-11:2-12:0
馬なりのまま直線早目に先頭に立った。すぐには離さなかったが、残り400m過ぎてから後続を引き離して、1着から5着まではバラけてゴール。2馬身1/2-3馬身1/2-2馬身-2馬身という差だった。このような馬場が得意なのかも知れないが、かなり強い内容での圧勝。勝ち時計1:37:5-35:0もこの馬場ならまずまずで、ラスト1Fは単走で12:0なので最後までしっかりと走っている。良馬場でも同じような走りができるのなら上のクラスでも上位争い可能だろう。ただ、道悪巧者故の勝利という気もしている。
父モーリスは新種牡馬である。同じ新種牡馬ドゥラメンテに比べてやや出遅れていたが、昨日は2勝で本日は1勝。これで4勝目(4頭)だ。いよいよ本領発揮だろうか。
【母】モルガナイト
2006年産期待度50。10戦4勝。2月の京都芝2000mの新馬戦を勝ち、3ヵ月休養後のスイートピーSは7着に負けてクラシック出走はできなかった。ただ、秋に阪神芝1800mの500万下をレコード勝ち。続く阪神芝2000mの1000万特別も勝ち連勝。秋華賞(12着)にも出走した。古馬になり芝1800m1000万特別も勝ち、5歳5月のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)ラブラドライトはダイヤモンドSGⅢ2着。弟(本馬の叔父)ダンビュライト(騸2014年産・期待度55)はアメリカジョッキーCCGⅡ・京都記念GⅡを勝ち、京都大賞典GⅡ2着・サウジアラビアRCGⅢ2着・皐月賞GⅠ3着・弥生賞GⅡ3着・オールカマーGⅡ3着・きさらぎ賞GⅢ3着。
初仔ブラックスピネル(騸7歳・期待度65)は現役で5勝。東京新聞杯GⅢを勝ち、京都金杯GⅢ2着・鳴尾記念GⅢ2着。第2仔モーヴサファイア(牝2014年産・期待度70)は5勝。第3仔ローズベリル(牝5歳)は現役で1勝。第4仔は2勝。第5仔ベスビアナイト(騸3歳)は現役で未勝利。第6仔が本馬。
期待度55

●1札6 5R 2歳新馬 芝1800 良
オーソクレース (牡・美浦・久保田貴士)
父エピファネイア 母マリアライト(ディープインパクト)
1:51:3(上3F33:9)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。出遅れて1馬身近くの不利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線外から伸びて、残り100mで先頭に立ち、シティレインボーに1馬身3/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】51:6-64:6
【レースの上り】11:8-11:2-11:4
最内1番枠から出遅れたものの、すぐに流れに乗って内5番手につけた。スローペースになったが、5Fあたりの行きっぷりが悪く手綱をしごいて追走。4コーナーで上手く外に出して直線伸びた。残り150mあたりでC.ルメール騎手が一発左ムチを入れると、そこからの伸びが素晴らしく、ゴール前は流して差を開きながらゴールした。随所にレースをわかっていない幼い部分があったが、それでもこの走りで勝つのだから能力は高いだろう。勝ち時計1:51:3は平凡だが、上り33:9は立派で、ラスト1F11:4のところで先頭に立っている。本馬はラスト1Fを11:1程度で走っただろう。矯正するべき部分は多々あるが、スタートがまともなら上のクラスでも勝ち負けできると思う。
【母】マリアライト
2011年産期待度60。20戦6勝。1月の中山芝2000m新馬戦を快勝し、2戦目の500万下は3着。3戦目のスイートピーSは6着に負けてクラシックに出走はできなかった。古馬になり本格化。宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠを勝ち、目黒記念GⅡ2着・マーメイドSGⅢ2着・日経賞GⅡ3着と活躍した。そして、5歳時の有馬記念(10着)を最後に引退した。
兄(本馬の伯父) クリソライトは種牡馬。弟(本馬の叔父)リアファルは神戸新聞杯GⅡを勝ち、兵庫チャンピオンシップ園田GⅡ2着・菊花賞GⅠ3着。弟(本馬の叔父)クリソベリル(牡4歳・現役)はチャンピオンズCGⅠ・ジャパンダートダービー大井GⅠ・帝王賞大井GⅠ・兵庫チャンピオンシップ園田GⅡ・日本テレビ盃船橋GⅡを勝った。
本馬が初仔。
期待度65

2020年8月8日(土)2歳戦

●2新5 1R 2歳未勝利 芝1600 稍重
ショックアクション (牡・栗東・大久保龍志)
父Gleneagles 母Reset In Blue(Fastnet Rock)
1:35:3(上3F35:0)
単勝6.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は4~5番手。4コーナー4番手から直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してアラモードバイオに4馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】35:5-47:8
【レースの上り】11:7-11:1-12:6
大外17番枠から好スタートで4~5番手につけた。直線は外から手応え良く伸びて、最後は4馬身離しての圧勝。ゴール前は手綱を抑えての勝利だった。強い競馬で、1番人気・2番人気馬を3・2着に沈めた。今日の新潟は朝から雨で、時間とともに悪化した。稍重で1:35:3-35:0ならばまずまずだが、ラスト1Fが12:6と落ちたのは気になる。ただ、ここで後続を大きく引き離している上、手綱も抑えているので気にする必要はないだろう。4馬身差はそのまま評価していいと思う。初戦はハイペースの競馬で、前に行き最後はバテて3着。今回は最後までしっかりと走った。これならば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。父GleneaglesはGalileo産駒。現役時代は英2000ギニー英GⅠなどGⅠを4勝した。現3歳が初年度産駒で、JRAには現在まで4頭が登録。これで2勝目だが、本ブログではアルファウェーブ(牡3歳・期待度40)以来2頭目の登場だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m3着(ヴェールクレール 0:8)
【母】Reset In Blue
アイルランド産の繁殖牝馬。セルジオクマニ賞伊GⅢ3着。
アイルランド産の初仔が本馬。
期待度55

●2新5 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
ストゥーティ (牝・栗東・奥村豊)
父モーリス 母リラヴァティ(ゼンノロブロイ)
1:36:8(上3F34:9)
単勝7.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は5番手。4コーナーも5番手から直線残り400mで先頭に立って引き離すが、レッドベルオーブが伸びて来て、最後は頭差での辛勝だった。
【先頭の通過】36:2-49:1
【レースの上り】11:8-11:5-11:9
道中は馬群の中でレースを進め、直線残り600m過ぎで外に出そうとして外のコスモスケアヘッドにぶつかった。それでも怯むことなく伸びたのは立派で、残り200mでは2馬身以上差をつけた。ただ、最後に1番人気レッドベルオーブが外から伸びて来て、馬体が離れていたが頭差の接戦になった。残り100mでも2馬身差あったので最後に失速したようだが、ラスト1Fが11:9なので大きくバテたわけではないだろう。稍重だが、上記1Rの時刻よりは悪化している。その中で1:36:8-34:9ならば、デビュー戦としてはまずまずだろうか。ただ、このひと叩きで大きく良くならなければ2勝目までは時間がかかるだろう。426kgという小柄な牝馬なので、上積みは薄いかもしれない。
父モーリスは新種牡馬である。スクリーンヒーローの初年度産駒であり代表産駒だ。社台グループのバックアップもあり期待の新種牡馬だが、同じ新種牡馬ドゥラメンテに比べてやや出遅れていて、これが本ブログ産駒初登場である。今日は札幌の芝1200m新馬戦でテーオーメアリーも勝ったので、これで3勝目(3頭)だ。産駒も父のような成長曲線であるならば、2歳戦での成績はあまり気にしなくてもいいかもしれない。
【母】リラヴァティ
23戦5勝。マーメイドSGⅢを勝ち、福島牝馬SGⅢ2着・ローズSGⅡ3着・フェアリーSGⅢ3着・チューリップ賞GⅢ3着。桜花賞(9着)にも出走した。
母(本馬の祖母)シンハリーズ(Singhalese)はデルマーオークス米GⅠを勝ち、パカラップS米GⅢ2着・アメリカンオークス米GⅠ3着。兄(本馬の伯父)アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)はラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝った。妹(本馬の叔母)シンハライト(牝2013年産・期待度90・年末推奨馬)はオークスGⅠ・ローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着。甥(本馬の従兄妹)ガルヴィハーラ(牡4歳・現役)は全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。
本馬が初仔。
期待度50

●2新5 9R ダリア賞(オープン) 芝1400 重
ブルーバード (牝・美浦・中舘英二)
父リーチザクラウン 母エーシンベタラネリ(Elusive Quality)
1:23:4(上3F35:6)
単勝19.7倍の5番人気からの勝利。気持ちで遅れて道中は9番手。4コーナーも9番手から直線残り50m過ぎで先頭に立ち、内のショウナンラスボスに1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】34:4-46:7
【レースの上り】12:7-11:7-12:3
最内1番枠からやや出遅れて後方からの競馬。直線に入っても前8頭の馬群のすぐ後ろで、なかなか外に出せないでいた。残り200mあたりで何とか外に出して伸び、残り50m過ぎで先頭に立った。残り100mからの伸びが素晴らしかったものの、ハイペースの競馬となり、レースのラスト1Fは12:3と落ちている。それで差し切れたのだろうが、本馬はラスト1Fを11:7前後で走ったと思われる。デビュー戦は芝1200mでありながら致命的な出遅れで、それでも素晴らしい末脚で差し切っている。今回、スタートは大分マシになり、前回同様差し切った。出遅れながらも強烈な末脚を武器に新馬-特別と2連勝。前走稍重、今回が重で、まだ良馬場で走ったことはないが、416kgという小柄な牝馬なので軽い馬場のほうがよいだろう。重賞でどのような末脚を見せるのか楽しみで、スタートが決まれば上位争いも可能だと思う。
【戦歴】2戦2勝
①新馬 福島芝1200m1着(ニシノイルマーレ 1/2馬身)
【母】エーシンベタラネリ
アメリカ産の外国産馬として日本で走り、地方1戦0勝。
甥(本馬の従兄妹)メイショウテッコン(牡5歳・現役・期待度65)は日経賞GⅡ・ラジオNIKKEI賞GⅢを勝ち、神戸新聞杯GⅡ3着。
第2仔はJRA1勝・地方3勝。第5仔は地方8勝。第6仔メディクス(牡4歳)は現役で2勝。第7仔は地方7勝。第8仔が本馬。
期待度55

●1札5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ジオルティ (牡・栗東・杉山晴紀)
父エピファネイア 母プレシャスベガ(キングカメハメハ)
1:50:1(上3F36:5)
単勝12.1倍の4番人気からの勝利。好スタートから道中は内4~5番手。4コーナーは3番手から直線残り50m手前で先頭に立ち、ショベルヘッドに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】49:2-61:3
【レースの上り】12:0-12:2-12:6
終始内をまわり4コーナーで外に出した。直線に入ると前2頭に離されて、残り200mは2馬身弱まで差がついた。ところが、残り150mあたりからエンジンが掛かったように伸びて差し切り、最後は余裕も感じる勝利だった。札幌競馬場は徐々に時計が出難くなっていて、このレースはハイペースにもかかわらず1分50秒を切れなかった。ラスト1Fは12:6もかかり、本馬の上り3Fは36:5である。ただ、ここまで時計が出ない馬場というわけでもなく、おそらくレースレベルは低いだろう。出走馬8頭で3着以内の経験馬は無しで、大きく変わってきた馬もいないように感じた。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 函館芝1800m4着(ピンクカメハメハ 1:3)
【母】プレシャスベガ
JRA13戦0勝・地方11戦2勝。
甥(本馬の従兄弟)サーモピレーは全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。
本馬が初仔。
期待度40

出資馬エポカドーロ引退

札幌記念GⅡで復帰を目指していた16頭目の出資馬エポカドーロ(牡5歳)だが、体調も気持ちも戻らないことから、復帰は目指さず、このまま引退することになった。本日、クラブのHPにて発表された。

『ちょっと厳しいかな』とも思っていたが、奇跡の復活を密かに願っていたので大変ショックだ。
昨年の大阪杯で鼻出血。休養中の昨年8月、腸のねじれで開腹手術。今年3月の復帰戦直前に重いスクミで再度休養。今回復帰しても、無事にレースを終えられるのか正直不安もあった。でも、エポカドーロの本当の実力を競馬ファンに示してほしかった。
出資者として最高の経験をさせてくれて本当にありがたいと思うし、今は感謝の気持ちで一杯だ。

エポカドーロについての記事は以下の通りである。
2017年10月9日新馬
2018年1月21日未勝利
2018年2月10日あすなろ賞
2018年3月18日スプリングSGⅡ
2018年4月15日皐月賞GⅠ
2018年5月27日日本ダービーGⅠ
2018年9月23日神戸新聞杯GⅡ
2018年10月21日菊花賞GⅠ
2019年2月24日中山記念GⅡ
2019年3月31日大阪杯GⅠ
(その他)
2018年6月15日牧場見学

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2017年10月9日デビュー戦(撮影:筆者)


さて、エポカドーロの戦いはこれで終わりではない。
クラブの発表では「今後のことは検討中」としているが、皐月賞馬でダービー2着である。当然種牡馬入りだろう。
静内のアロースタッドならば見学にも行けそうなので、そこでの種牡馬入りが希望である。
父オルフェーヴルが苦戦している中、エポカドーロも厳しい道のりだとは思うが、是非とも成功してほしい。産駒はクラブで出てくるだろうし、高い値段にはならないだろうから当然出資するつもりだ。だから、エポカドーロの戦い同様、私の「夢」も終わりではない。
エポカドーロ産駒に出資して、再びダービーに出走するのだ。

2020年8月2日(日)2歳戦

急に思い立ち、家内と旅行へ行った。
コロナウイルス拡大中に旅行へ行くなど自粛大好きの方々に叱られそうだが、Go To トラベルキャンペーンで、政府が『旅行へ行きなさい』と勧めているので、従順に従ったのだ。
当然、3密を避け、マスク・手洗いと感染拡大防止には十分注意をしたのだが、思うことが多々あった。
ANAにて地方空港へ往復。レンタカーで周辺の有名観光地を巡る1泊2日の旅行だったが、そもそも3密になる場面がなかった。
8月2日(日)~3日(月)の旅行だが、空港はガラガラ。飛行機もガラガラ。観光地もガラガラ。レストランもガラガラ。行くところすべてが人気観光地で、本来ならば『駐車場あるかな』『レストランで並ぶの嫌だな』とか思うところだが、旅行代金は安いしとても快適な旅行だった。
ただ、帰りの夕食は空港で食べようと思っていたら、コロナの影響なのかほとんどのレストランが休みで、2軒しか開いていないのには驚いた。日本経済、これではイカンと思った。
1日目の夕食で入ったレストランで大声でしゃべりまくっていた若者たち。2日目の昼食で入ったレストランでマスクもせず大声でしゃべっていた初老の女性。コロナ対策、これではイカンと思った。終始無言で黙々と食事をする我々夫婦を見習ってほしいものだ。
ただ、我々夫婦はコロナが流行する前から食事の時は終始無言が基本である。


●2新4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ハヴァス (牡・栗東・橋口慎介)
父ルーラーシップ 母ペルフィカ(ゼンノロブロイ)
1:35:6(上3F34:2)
単勝30.8倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り450mあたりで先頭に立ち、外から伸びたプラウドルックに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】35:8-48:6
【レースの上り】11:4-11:1-11:9
スタート後は6~7番手まで下げるが、2Fあたりから外を通り押し上げて2番手となる。直線では馬なりのまま先頭に立ち、残り100mでは2馬身以上の差をつけたものの最後に詰められた。このゴール前の走りが残念で、ラスト1Fは11:9と落ちている。ダートが稍重になるなどやや水を含んだ良馬場だったが、時計はそこそこ出ている馬場だ。その中で1:35:6-34:2は、可もなく不可もなくといったところだろうか。先頭に立つまでの手応えは良かったのである程度は期待できるだろうが、強調材料には乏しく、今後大きく良くならないと上のクラスでは厳しいレベルだろう。
【母】ペルフィカ
2012年産期待度65。17戦2勝。10月の京都芝1400m新馬戦を快勝し、ファンタジーSGⅢに出走したが8着。3戦目の白菊賞はハナ差の2着後、4戦目のこぶし賞を快勝した。5戦目のフィリーズレビューGⅡで2着に好走し、桜花賞(13着)・オークス(14着)に出走した。その後は8戦したが勝てず、重賞にはローズS(11着)・京都牝馬S(7着)・阪神牝馬S(6着)に出走した。そして、5歳2月の条件戦を最後に引退した。
母(本馬の祖母)スティーリンキッシーズ(Stealin' Kisses)はローカストグローヴH米GⅢ3着。
初仔が本馬。
期待度45

●1札4 5R 2歳新馬 芝2000 良
バニシングポイント (牡・美浦・藤沢和雄)
父Tapit 母Unrivaled Belle(Unbridled's Song)
2:02:4(上3F35:8)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は1馬身弱の差での逃げ。4コーナーから引き離し、直線はあまり追うことなく引き離して、フォルテデイマルミに7馬身差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】48:0-61:0
【レースの上り】12:3-11:4-12:1
スタート後、最初の直線で何度も手前を変えながら走っていたので変な走りになっていた。その後も何度か手前を変えてバランスを崩していたが、後続は付いて行けず7馬身差の圧勝だった。幼い面を多々見せながらの圧勝で、競走能力はとても高いだろう。ただ、この変な癖を矯正できるのかが問題で、今後活躍できるかはそこの部分にかかってくるだろう。2:02:4-35:8は、デビュー戦としては優秀だと思う。大跳びの馬でスピード感には欠けるが、能力の部分は間違いなく高いだろう。2戦目・3戦目と負けたとしても、レースを覚えてくれば重賞でも活躍が期待できると思う。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。父TapitはSeattle Slew系A.P. Indyの孫で、ウッドメモリアルS米GⅠを勝っている。日本でも多くの産駒が走っていて、テスタマッタ(牡2006年産)がフェブラリーSGⅠを勝っている。本ブログではゴールデンバローズ(牡2012年産・期待度55)・アメリカンシード(牡3歳・期待度60・現役)に続き3頭目の登場だ。
【母】Unrivaled Belle
アメリカ産の繁殖牝馬。アメリカで走り14戦6勝。BCレディーズクラシック米GⅠ・ラトロワンヌS米GⅡ・ランパートS米GⅢを勝ち、ガゼルS米GⅠ2着・オグデンフィップスH米GⅠ2着・ラフィアン招待H米GⅠ2着・ベルデイムS米GⅠ2着・ラトロワンヌS米GⅡ2着・ランパートS米GⅢ3着。
母(本馬の祖母)Queenie BelleはレイディズシークレットH米GⅡ・プリンセスS米GⅡを勝ち、ハリウッドオークス米GⅡ2着・ハリウッドバヤコアH米GⅡ2着・エルエンシノS米GⅡ3着。
アメリカ産の第2仔Unique Bella(牝2014年産)は米9勝。ラブレアS米GⅠ・ビホルダーマイルS米GⅠ・クレメントLハーシュS米GⅠ・サンタイネスS米GⅡ・ラスヴィルヘネスS米GⅡ・サンタマリアS米GⅡ・サンタイサベルS米GⅢ・L.A.ウーマンS米GⅢを勝ち、アップルブラッサムH米GⅠ2着。第4仔が本馬。
期待度70

2020年8月1日(土)2歳戦

橋本環奈推しの息子(23歳)が、「橋本環奈メッチャ可愛い」と家内に力説していた。
その会話に割って入った私は「カンナ(親しみを込めて呼び捨てで呼んでいる)よりも、モリナナのほうが可愛いだろ」と言った。
それを聞いた家内は「あの子くらいの子なら、そこら中に沢山いるでしょ」とバッサリ切り、「ぐぬぬ」となった。
芸能人を競走馬に例えると、私の好きなガッキーと有村架純(敬称略)はGⅠ馬であり、橋本環奈(敬称略)はGⅠ好走程度だろうか。
本ブログはある意味、将来の有望株を探すブログであり、それを期待度で表現しているのだが、女優の森七菜さんは、新馬−特別を連勝中で期待度95程度の有望株だと思うのだ。
この子、女優でありながら映画「天気の子」で声優をこなし、歌も上手でピアノまで弾ける。元気で明るい子で、しっかりとしたトークもできてユーモアもある。
なんだか、芝もダートも長距離も短距離もこなし、逃げても追い込んでも何でもできる天才肌に感じるのだ。
家内の言う通り、そこら中に沢山いるような容姿かもしれないが、「スマイル」がとても良い。『娘がこんな子だったら良かったのに・・』と思ってみている。
今は朝ドラにヒロインの妹役で出演中だが、おそらく数年後にはヒロインに抜擢されると思う。そしてJRAのCMに起用され、GⅠホースの仲間入りだ。
若い頃はアイドルが好きで有望株を探すのが大好きだった私だが、ハズレることも多々あった。さてモリナナさんはどうだろう。
期待度95


●2新3 2R 2歳未勝利 芝1600 稍重
フォティノース (牝・栗東・杉山晴紀)
父ドゥラメンテ 母スキア(Motivator)
1:34:1(上3F33:4)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は5番手。4コーナーも5番手から直線残り100mで内キャロライナリーパに並びかけ、内外離れての叩き合いの末、ハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:3-47:7
【レースの上り】11:4-10:8-11:5
直線入口で一旦7番手まで後退したが、馬群の内目を盛り返して、残り400mからは外に持ち出して伸びた。残り200mからはキャロライナリーパと2頭が抜け出して、残り100mで並んだ。3番手以下を引き離し、2~3着が4馬身離れたのは高い能力の証拠だろう。稍重で1:34:1-33:4ならば好時計だと思う。ハナ差の辛勝だったが、時計もレースぶりもまずまずのレベルであり、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。先週に続きまた勝ったという印象で、これで6勝目(6頭)だ。順調だが、まだまだ序の口だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m2着(ダノンシュネラ 1馬身)
【母】スキア
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り16戦3勝。フィユドレール賞仏GⅢを勝った。
フランス産の初仔は仏1勝。第2仔は仏1勝。日本での初仔アルベルティーヌ(牝5歳)は現役で2勝。第2仔ヴァンドギャルド(牡4歳・期待度60)は現役で4勝。マイラーズCGⅡ3着・東京スポーツ杯2歳SGⅢ3着・毎日杯GⅢ3着。第3仔ハナテ(牡3歳)は現役で未勝利。第4仔が本馬。
期待度55

●2新3 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
アドマイヤハダル (牡・栗東・大久保龍志)
父ロードカナロア 母スウェアトウショウ(ディープインパクト)
1:48:6(上3F34:2)
単勝12.6倍の5番人気からの勝利。好スタートから道中は3~4番手。4コーナー3番手から直線残り400mあたりで先頭に立ち、1馬身差以上差をつけるが、最後にペドラフォルカが伸びて来てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:8-62:4
【レースの上り】11:4-11:0-12:0
最後はクビ差まで詰められたものの、ラスト1Fが12:0と、そこそこ走っている。デビュー戦から稍重で1:48:6-34:2ならばまずまずだろう。ただ、稍重でも速い時計が出ている馬場で、レース振りにも強調材料は乏しい。1番人気馬を抑え切っての勝利なので、そこは評価したいが、上のクラスへ行って活躍できるかというと、今後大きく良くならないと厳しい気がする。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【母】スウェアトウショウ
1戦0勝。
姉(本馬の伯母)スイープトウショウは秋華賞GⅠ・宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京都大賞典GⅡ・ファンタジーSGⅢ・チューリップ賞GⅢを勝ち、オークスGⅠ2着・安田記念GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・マイラーズCGⅡ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・ローズSGⅡ3着。兄(本馬の伯父)トウショウデザイアは小倉サマージャンプJGⅢ2着。弟(本馬の伯父)トウショウフリークは名古屋グランプリ名古屋GⅡ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・みやこSGⅢ2着・アンタレスSGⅢ2着・川崎記念川崎GⅠ3着・マーキュリーC盛岡GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)トウショウカズンは根岸SGⅢ2着・黒船賞高知GⅢ2着・さきたま杯浦和GⅡ3着・北海道スプリントC門別GⅢ3着。
初仔は地方2勝。第2仔は地方2勝。第3仔は地方2勝。第4仔は1勝。第5仔アドマイヤメジャー(牡3歳)は現役で未勝利。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて4428万円で取引された。
期待度45

●1札3 1R 2歳未勝利 芝1500 良
ジャンカズマ (牡・栗東・安田翔伍)
父ハービンジャー 母モンローブロンド(アドマイヤベガ)
1:29:6(上3F35:0)
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中は6番手。3コーナーから上がって4コーナーは2番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、後続を突き放してセイウンオードリーに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】42:1-54:2(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:8-11:4-12:2
出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗って7番手につける。2F手前で6番手に上がり、3コーナーから外を通って押し上げた。直線で先頭に立つと、残り100mあたりからグンと引き離して、最後は3馬身差での圧勝。強い競馬だった。デビュー戦では今回以上に出遅れていて、それでも2着を確保したように走力は高いだろう。ただ、今回はラスト1Fが12:2で、それでも突き放された他馬のレベルが問題だと思う。勝ち時計が1分30秒を切ったので『優秀だな』と思ったら、下記の新馬戦でも切ってきた。デビュー戦の馬に時計で負けているようでは高い評価はできないだろう。上のクラスでは、スタートが矯正出来て戦えるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1400m2着(ジャカランダレーン 4馬身)
【母】モンローブロンド
20戦4勝。ファンタジーSGⅢ2着。桜花賞(10着)にも出走した。
甥(本馬の従兄弟)ロジユニヴァースは種牡馬。弟(本馬の叔父)ノットアローン(牡2005年産・期待度75)はラジオNIKKEI賞GⅢ2着・セントライト記念GⅡ3着。同じく弟(本馬の叔父)ランフォルセ(牡2006年産・期待度65)はダイオライト記念船橋GⅡ・浦和記念浦和GⅡ・エルムSGⅢ・佐賀記念佐賀GⅢを勝ち、川崎記念川崎GⅠ2着・東海SGⅡ2着・浦和記念GⅡ3着・ブリーダーズGC門別GⅡ3着・日本テレビ盃船橋GⅡ3着。同じく弟(本馬の叔父)ノーザンリバー(牡2008年産・期待度70)は、さきたま杯浦和GⅡ2勝・東京盃大井GⅡ・アーリントンCGⅢ・カペラSGⅢ・東京スプリント大井GⅢを勝ち、根岸SGⅢ2着・かきつばた記念名古屋GⅢ2着・クラスターC盛岡GⅢ3着・東京スプリント大井GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)オデュッセウス(騸2013年産・期待度45)は兵庫ジュニアGP園田GⅡ3着。姪(本馬の従姉弟)ディアドラ(牝6歳・期待度75・現役)は秋華賞GⅠ・ナッソーS英GⅠ・府中牝馬GⅡ・紫苑SGⅢ・クイーンSGⅢ を勝ち、香港C香港GⅠ2着・ドバイターフUAEGⅠ3着・英チャンピオンS英GⅠ3着・ファンタジーSGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)ジューヌエコール(牝2014年産・期待度70)はデイリー杯2歳SGⅡ・函館スプリントSGⅢを勝った。甥(本馬の従兄弟)ヴァイトブリック(牡4歳・現役)は兵庫チャンピオンS園田GⅡ2着。
初仔は4勝。第2仔は地方2勝。第3仔は3勝。第5仔サーブルオール(牡7歳・期待度65)は現役で5勝。第6仔はJRA1勝・地方3勝。第7仔サンラモンバレー(牡5歳・期待度50)は現役で3勝。第8仔ソニックベガ(牝3歳)は現役で2勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて9072万円で取引された。
期待度45

●1札3 5R 2歳新馬 芝1500 良
オパールムーン (牝・栗東・昆貢)
父ヴィクトワールピサ 母コパノマルコリーニ(マヤノトップガン)
1:29:4(上3F34:9)
単勝7.3倍の4番人気からの勝利。気持ちあおり気味のスタートで道中は5番手。4コーナーも5番手から直線外から伸びて残り120mあたりで先頭に立つが、ヴァーチャリティが迫ってきてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】41:8-54:1(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:8-11:7-11:8
やや頭を上げてのスタートだったが、すぐに流れに乗った。直線で先頭に立った時、突き放す勢いに見えたが、ヴァーチャリティに詰められてクビ差でゴール。接戦になったが、時計は優秀で1:29:4-34:9である。3馬身差圧勝の上記未勝利戦よりも0:2速く、4.5F通過もあまり変わらない。接戦だったからかラスト1Fは11:8であり、上記ジャンカズマと走っていたら、ここで追いついて引き離した計算だ。開催2週目でまだ馬場が良いのかもしれないが、新馬戦から1分29秒台ならば水準以上だろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】コパノマルコリーニ
地方1戦0勝。
兄(本馬の伯父)プライドキムは 全日本2歳優駿川崎GⅠ・兵庫ジュニアグランプリ園田GⅢ・クラスターC水沢GⅢを勝ち、マーチSGⅢ2着・兵庫チャンピオンS園田GⅡ3着。
初仔は地方1勝。第2仔サイモンラムセス(牡2010年産)は5勝。小倉大賞典GⅢ3着。第3仔は3勝。第4仔は地方2勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて756万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて1221万円で取引された。
期待度55

2020年7月26日(日)2歳戦

●2新2 5R 2歳新馬 芝1800 良
ドゥラヴェルデ (牡・美浦・木村哲也)
父ドゥラメンテ 母タミーン(Shirocco)
1:49:5(上3F33:1)
単勝6.3倍の4番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗り道中は7~8番手。4コーナー内7番手から直線残り200m手前で先頭に立ち、後続を突き放してレッドルーベンスに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:5-62:8
【レースの上り】11:5-10:8-11:3
出遅れたがすぐに流れに乗った。スローペースとなり前が団子になる中、内でジッと我慢をした。直線に入ると内から馬群の中央へ進路を変えて、馬群の真ん中から抜けてきた。先頭に立ってからもしっかりと伸びて3馬身差の圧勝。強い競馬だった。比較的高素質馬と思われる馬たちが出走した新馬戦で、これだけのパフォーマンスを見せたのだから優秀である。特に、ラスト2Fからのラップが10:8と速い所で追い上げて先頭に立っている。本馬はこの1Fを10:5程度で走っただろう。そして、単走になりながらもラストは11:3でフィニッシュした。勝ち時計1:49:5は今日の馬場では平凡だが、上り33:1なので時計的には問題ないだろう。ただ、高素質馬と思われる馬たちが凡走したレースなので、3馬身差の圧勝をそのまま評価はできないと思う。それでも、このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。本日は1Rの未勝利戦でファルヴォーレも勝っていて、これで5勝目(5頭)だ。今週は好調で、5頭が出走して2,1,2,0の成績である。未勝利馬でも2戦目3戦目で勝てそうな馬も多く、今後も更に勝ち星を増やして行くと思う。
【母】タミーン
イギリス産の輸入繁殖牝馬。イギリス・フランスで走り、英15戦3勝・仏2戦0勝。
母(本馬の祖母)Najahはリディアテシオ賞伊GⅡを勝った。
日本での第2仔は地方2勝。第3仔ドリームインパクト(牡4歳)は現役で1勝。第4仔ウェルシー(牝3歳)は現役で未出走。第5仔が本馬。
期待度60

●1札2 5R 2歳新馬 芝1800 良
バスラットレオン (牡・栗東・矢作芳人)
父キズナ 母バスラットアマル(New Approach)
1:51:3(上3F33:6)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。絶好のスタートから半馬身~1馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭で、直線に入ると引き離し、最後は手綱を抑えてモリノカンナチャンに2馬身1/2差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】51:9-65:1
【レースの上り】11:4-11:0-11:2
ポンとゲートを出て、超スローペースで逃げた。残り800mからペースを上げて、上り3Fは33:6である。逃げ馬にこの時計で上がられては後続はどうしようもないが、上り3Fも最速タイなので展開に恵まれたわけでもない完勝である。最後は3馬身以上離していたが、ゴール前で手綱を抑えたので詰められてしまった。それでもラスト1Fは11:2で走っている。直線では伸びのある走りを披露して、能力は高そうである。勝ち時計1:51:3は平凡だが、上りが速いので時計的には問題ないだろう。今回は絶好のスタートから逃げたものの、抑えてキレでの勝負になっても対応できそうだ。コロンとした馬体でまだまだ余裕のあるようにも見えたので、このひと叩きで上積みは大きいだろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】バスラットアマル
日本産の繁殖牝馬。イギリスで走り2戦0勝。
姉(本馬の伯母)シリアスアティテュード(Serious Attitude)はチヴァリーパークS英GⅠ・ニアークティックS加GⅠ・ヨークサマーS英GⅢを勝った。その産駒(本馬の従兄弟)スティッフェリオ(牡6歳・現役)はオールカマーGⅡ・福島記念GⅢ・小倉大賞典GⅢを勝ち、天皇賞春GⅠ2着・日経賞GⅡ3着。
本馬が日本での初仔。
期待度60