2021年4月11日(日)3歳戦

●3中6 7R 3歳1勝クラス・牝 芝1800 良
ミヤビハイディ (牝・美浦・高橋文雅)
父エピファネイア 母ミヤビキラメキ(ハーツクライ)
1:49:6(上3F33:5)
単勝4.8倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8~9番手。4コーナー外7番手から直線大外から伸びて、残り30mあたりでアビッグチアをかわしてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】50:4-62:5
【レースの上り】11:8-11:3-11:6
スタートしてしばらくは8番手にいて、2コーナーで9番手になるが、ここで内から外へと出した。残り600mあたりから外を通り押し上げて、4コーナーは大外7番手でまわった。直線は外から伸びて、残り30mあたりでキッチリと差し切りクビ差でゴールした。スローペースだったので後方からの競馬は不利だったが、メンバー中最速の上り33:5の末脚で差し切った。本馬はラスト1Fを11:4程度で走っただろう。クビ差という辛勝ながら不利な流れでも勝てたのは価値があり、このメンバーならば力は一枚上だったようだ。ただ、前走は重賞で惨敗したように一線級に入るとまだまだ力不足だろう。オークスに出るためにはトライアル出走が必要になるだろうが、出走権獲得は厳しいレベルだと思う。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 東京芝1600m3着(ヴィクトゥーラ 0:4)
未勝利 東京芝1600m1着(フーラリ 1馬身1/2)
③菜の花賞 中山芝1600m4着(スライリー 0:2)
④クイーンCGⅢ 東京芝1600m11着(アカイトリノムスメ 1:2)
期待度60(up)

●2阪6 9R 忘れな草賞(L・牝) 芝2000 良
ステラリア (牝・栗東・斉藤崇史)
父キズナ 母ポリネイター(Motivator)
1:58:0(上3F34:3)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中7番手。4コーナー外5番手から直線残り30mあたりでエイシンヒテンをとらえて3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】47:2-59:3
【レースの上り】11:3-11:5-12:1
スタート後、前につけようとするが、内シャンブル外フラリオナに挟まれてズルっと下がる不利があった。その後は7番手につけて、残り600mあたりから押し上げて4コーナーは5番手でまわった。直線は外から伸びて、残り200mで2番手に上がり、逃げたエイシンヒテンを追いかける。残り30mあたりでこれをとらえて先頭に立ち、3/4馬身差でゴールした。今日の阪神競馬場は高速馬場になっていて、10Rのオープン特別芝2600mと下記桜花賞でレコードタイムが出ている。このレースも前半59:3と比較的早いペースで流れて、勝ちタイムは1:58:0という好時計が出た。これはコースレコードに0:8に迫る時計である。レースのラスト1Fが12:1と落ちているが、本馬は11:7~11:8程度で走っただろう。毎年、忘れな草賞はオークスに向けての重要なレースになっているので注目していたが、伏兵になり得る馬が出てきたと思った。前走のクイーンCは6着に負けてしまったが、メンバー中最速の上りで追い上げて0:3差で負けている。距離が変われば少しは違うだろうという競馬だったので、6着でも悲観する内容ではなかった。更に距離が延長されるオークスで、桜花賞組に対してどのようなレースをするのか楽しみだ。デビュー戦以外の6戦はすべてメンバー中最速の上りで、東京競馬場も芝2000mも経験しているのはアドバンテージだ。芝2400mは未知だが、マイルまでしか経験のない馬よりは有利だろう。桜花賞馬ソダシを脅かす1頭になれると思う。
【戦歴】6戦2勝
①新馬 阪神芝1600m3着(ダディーズビビッド 0:6)
②未勝利 阪神芝1400m3着(ゴールドチャリス 0:2)
③未勝利 京都芝1800m1着(ショウナンアレス 5馬身)
④ベゴニア賞 東京芝1600m2着(キングストンボーイ クビ) 
⑤クイーンCGⅢ(アカイトリノムスメ 0:3)
【母】ポリネイター
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り8戦2勝。メイヒルS英GⅡを勝った。
日本での第2仔が本馬。
期待度80

●2阪6 11R 桜花賞(GⅠ・牝) 芝1600 良
ソダシ (牝・栗東・須貝尚介)
父クロフネ 母ブチコ(キングカメハメハ)
1:31:1(上3F33:8)レコード
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は2~4番手。4コーナー4番手から直線残り300m過ぎで先頭に立ち後続を引き離すが、最後にサトノレイナスが伸びて来てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】34:1-45:2
【レースの上り】11:2-11:2-11:9
好スタートで、スタート直後は頭一つ前に出たが、すぐに先手を譲り2番手に抑えた。2F過ぎで3番手、3F手前で4番手になるが、内で折り合って進む。4コーナーは内4番手でまわるが、前2頭よりも外に出し、直線に入ると前が狭くなったので外にいたジネストラを押しのけるようにして進路を開けた。残り300m過ぎで先頭に立つと後続を引き離し、残り150mあたりでは2馬身近い差とする。残り100mからは一杯になり、ファインルージュと大外からサトノレイナスが差を詰めた。そして、最後はサトノレイナスにクビ差まで詰められてゴールした。残り200mでの勢いなら「楽勝か」と思ったが、最後に詰められて、あと20mもあれば抜かれていたと思われる辛勝だった。それでも勝ち時計が圧巻で、1:31:1はコースレコードである。2017年にブラックムーンがマークしたレコードを0:8更新した。また、桜花賞レコードは2019年グランアレグリアの1:32:7だが、これを1:6も更新する驚異的なレコードタイムである。馬場が高速だったことは確かだが、従来のレースレコードに「大差」とは驚きで、この時計は当然評価するべきだろう。1400m通過が1:19:2であり、ラスト1Fも11:9で走った。最後に詰められたものの、この時計ならば仕方がないだろう。白毛馬初のクラシック制覇のほか、様々な記録を塗り替えた今日の桜花賞だった。さて、次はオークスである。2着のサトノレイナスは負けてなお強しの内容だったが、2戦連続で負けたことも事実だ。マイルしか走ったことがないサトノレイナスよりも、デビュー戦と札幌2歳Sで芝1800mを経験している本馬のほうが有利だと思う。父クロフネが東京の12Fでどう出るかが問題だが、3歳春の牝馬には距離云々はあまり関係ないだろう。今回は2番人気に甘んじたが、もしかすると次回も2番人気になるかもしれない。次こそは長い直線でサトノレイナスの差し脚に屈してしまう気もするが、2度あることは3度ある気もする。現時点で考えるとこの2頭の争いになりそうで、この後トライアルでどんな馬が出て来るかにも注目だが、おそらく桜花賞組は強力だろう。白毛の名牝の誕生だが、名前が曽田氏(本当は『純粋、輝き』という意味)というのが残念だ。再度書くが、ジュンスイとかカガヤキという名のほうが良かったのではないか。将来、ソダシ産駒がクラシックを勝って種牡馬になったら、日本の競馬では白毛馬が珍しくなくなるのかもしれない。そんなことを思い巡らす今日の勝利だった。
【戦歴】5戦5勝
新馬 函館芝1800m1着(ギャラントウォリア 2馬身1/2)
札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m1着(ユーバーレーベン クビ)
アルテミスSGⅢ 東京芝1600m1着(ククナ 1馬身3/4)
阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ 阪神芝1600m1着(サトノレイナス ハナ) 
期待度105(up)

2021年4月10日(土)3歳戦

●3中5 11R ニュージーランドT(GⅡ) 芝1600 良
バスラットレオン (牡・栗東・矢作芳人)
父キズナ 母バスラットアマル(New Approach)
1:33:1(上3F34:6)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。好スタートから1馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身半差の先頭で、直線は後続を引き離し、タイムトゥヘヴンに5馬身差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】35:0-46:7
【レースの上り】11:7-11:2-11:7
5F通過が58:5のハイペースで逃げたが、残り3Fからジワジワと差を広げて、4コーナーは1馬身半差。残り200mで3馬身、残り100mで5馬身近く引き離し、ここで2番手に上がったタイムトゥヘヴンに5馬身差での圧勝だった。GⅡでここまで離しての圧勝は驚きで、NHKマイルCに王手をかけた。勝ち時計1:33:1は、昨年の勝ち馬ルフトシュトローム(牡4歳・期待度65)よりは0:1遅い。2002年にタイキリオンが1:32:1で走っているので時計的には驚く程ではないが、レース史上4番目の時計であることは立派だろう。単走になったラスト1Fも11:7と、最後までしっかりと走ることができた。芝1800mでデビュー勝ちをして、札幌2歳SGⅢ3着馬である。ダービー挑戦でいいような気がするが、マイルでここまで結果が出たのなら、次走はNHKマイルCだろう。ただ、NHKマイルCを勝って、その後も元気ならば是非ダービーに出てほしいと思った。
【戦歴】6戦2勝
新馬 札幌芝1800m1着(モリノカンナチャン 2馬身1/2)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m3着(ソダシ 0:3)
③京都2歳SGⅢ 阪神芝2000m6着(ワンダフルタウン 0:5)
④朝日杯フューチュリティSGⅠ 中山芝1600m4着(グレナディアガーズ 0:5) 
⑤シンザン記念GⅢ 中京芝1600m3着(ピクシーナイト 0:4)
1勝クラス 阪神芝1600m1着(ビップランバン 2馬身1/2)
期待度75(up)

●1新1 10R ひめさゆり賞(1勝クラス) 芝2000 良
ヴェローチェオロ (牡・栗東・須貝尚介)
父ゴールドシップ 母プレシャスライフ(タイキシャトル)
1:59:5(上3F34:1)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は5~6番手。4コーナー4番手から直線残り200mで先頭に立つが、アリーヴォが粘り叩き合いとなり頭差競り勝った。
【先頭の通過】48:0-60:5
【レースの上り】11:3-11:0-12:1
スタート後に抑えて最後方から2頭目の6番手につけて、3F手前で5番手に上がる。4コーナーは馬群の中4番手でまわり、直線はジワジワと伸びて、残り200mでアリーヴォをかわして先頭に立った。ところがアリーヴォが粘り、2頭での叩き合いになる。僅差の先頭のまま最後は頭差での勝利だった。僅差での勝利だが抜かれる雰囲気はなく、2~3着は3馬身半も離れたので上々の勝利だろう。このレースは元々福島競馬で行われる予定だったが、2月13日に発生した福島県沖を震源とする地震の影響により福島開催が新潟開催に変更になった。芝の状態が懸念されていたが、2分を切る速い時計が出た。残念なのは競り合ったラスト1Fが12:1と落ちたことである。ダービー出走にはトライアルか重賞に出走しなければならない。ローカルの1勝クラス特別で、少頭数の競馬。レースレベルは高くないだろう。トライアルに出たとしても、出走権獲得は厳しいレベルだと思う。
【戦歴】9戦2勝
新馬 札幌芝1800m1着(カーディナル 1馬身1/2)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m5着(ソダシ 0:5)
③芙蓉S 中山芝2000m3着(ランドオブリバティ 0:6)
④百日草特別 東京芝2000m3着(エフフォーリア 0:4)
⑤東京スポーツ杯2歳SGⅢ 東京芝1800m5着(ダノンザキッド 0:6)
⑥梅花賞 中京芝2200m2着(ディープモンスター 1馬身1/4)
⑦ゆりかもめ賞 東京芝2400m4着(パープルレディー 0:3)
⑧1勝クラス 阪神ダ1800m10着(ゴールドハイアー 2:4)
期待度60(up)

2021年4月4日(日)3歳戦

●3中4 9R 山吹賞(1勝クラス) 芝2200 良
アオイショー (牡・美浦・中舘英二)
父ロードカナロア 母スイチョウカ(シンボリクリスエス)
2:14:8(上3F34:0)
単勝2.6倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れて道中8番手。4コーナー外7番手から直線残り130mあたりで先頭に立ち、後続を離してシャイニングライトに1馬身3/4差をつけての勝利だった。
【先頭の通過】48:4-61:3
【レースの上り】12:1-11:6-11:6
やや出遅れて後方からの競馬。道中は最後方から3頭目の8番手を進んだ。残り600mから仕掛け気味に差を詰めて、4コーナーは外7番手。直線残り130mあたりで先頭に立って後続を突き放した。最後は1馬身3/4差だったが、差を開きながらのゴールで、もう少し距離があれば差はもっと広がっただろう。出遅れながらも直線しっかりと伸びての快勝。京成杯GⅢ3着・弥生賞GⅡ5着の1番人気テンバガーに0:4差をつけて勝った。直線が11:6-11:6と速く、本馬の上り3Fは34:0だった。前走ホープフルSGⅠで7着に負けたが、3ヵ月休養明けでいきなり勝った。おそらく次走はダービートライアルになるだろうが、まだまだ上積みがありそうで、ダービー出走権を獲得することも可能だろう。3戦連続出遅れたスタートと初の東京競馬場が課題になりそうだ。
【戦歴】3戦2勝
新馬 中山芝2000m1着(ジャックドール 2馬身1/2)
②ホープフルSGⅠ 中山芝2000m7着(ダノンザキッド 0:7)
期待度70(up)

2021年4月3日(土)3歳戦

●2阪3 9R アザレア賞(1勝クラス) 芝2400 良
リーブルミノル (牡・栗東・本田優)
父キングカメハメハ 母サルスエラ(マンハッタンカフェ)
2:26:3(上3F33:9)
単勝5.6倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は内4~5番手。4コーナー内4番手から直線内ラチ沿いを伸びて、残り300mあたりで先頭に立ち、モンテディオに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:6-62:0
【レースの上り】11:4-10:9-11:9
最内1番枠から好スタートを切り、抑えて道中は4~5番手。4コーナーでは8頭が団子になる中、内4番手でまわり、直線内ラチが切れたところで最内へと進路を取る。そして、残り300mあたりで先頭に立ち、最後は迫ってくる2着馬を1馬身1/4差押し切った。スローペースになり上りの速い競馬となった。ラスト2Fからのラップが10:9と速いが、ここで差を詰めて先頭に立っている。本馬はここを10:7~10:8程度で走っただろう。ラスト1Fが11:9と落ちてしまったが、上り3Fが33:9と速いので問題はない。オープンで好レースをしてきた1番人気のグロリアムンディには0:5差をつけたので、能力は高いだろう。8戦目初勝利の馬で、これが10戦目だ。成長力の高い馬のようだ。しかも、使い詰めで来ている丈夫な馬だ。ダービー出走にはもう1戦必要だが、出走権獲得も夢ではないと思わせる今日の勝利だった。
【戦歴】10戦2勝
①新馬 小倉芝2000m7着(コートダルジャン 1:5)
②未勝利 中京芝2000m3着(トーセンインパルス 0:5)
③未勝利 京都芝2000m3着(ライフサイエンス 0:0)
④未勝利 阪神芝2000m11着(ヴィヴァン 1:3)
⑤未勝利 中京芝2000m2着(マテンロウエール 1馬身1/4)
⑥未勝利 中京芝2200m3着(マイプレシャス 0:5)
⑦未勝利 小倉芝2000m5着(セファーラジエル 0:6)
⑧未勝利 中京芝2200m1着(リンフレスカンテ クビ)
⑨ゆきやなぎ賞 阪神芝2400m2着(レッドジェネシス 4馬身)
【母】サルスエラ
未出走。
弟(本馬の叔父)フレールジャックはラジオNIKKEI賞GⅢを勝ち、神戸新聞杯GⅡ3着。弟(本馬の叔父)マーティンボロは種牡馬。姪(本馬の従姉弟)ヴィルシーナ(牝2009年産・期待度85・年末推奨馬)はヴィクトリアマイルGⅠ2勝・クイーンCGⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着・オークスGⅠ2着・秋華賞GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・ローズSGⅡ2着・宝塚記念GⅠ3着。甥(本馬の従兄弟)シュヴァルグラン(牡2012年産・期待度55)は種牡馬。姪(本馬の従姉弟)ヴィブロス(牝2013年産・期待度60・年末推奨馬)は秋華賞GⅠ・ドバイターフUAEGⅠを勝ち、ドバイターフUAEGⅠ2着2回・香港マイル香GⅠ2着・府中牝馬GⅡ2着・紫苑SGⅢ2着。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて7128万円で取引された。
期待度70

2021年3月28日(日)3歳戦

●3中2 9R ミモザ賞(1勝クラス・牝) 芝2000 重
スルーセブンシーズ (牝・美浦・尾関知人)
父ドリームジャーニー 母マイティースルー(クロフネ)
2:03:4(上3F35:7)
単勝2.5倍の1番人気に応えた。やや出遅れて道中は7~8番手。4コーナー外4番手から直線残り250m手前で先頭に立ち、後続を引き離してスウィートブルームに2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】47:1-60:7
【レースの上り】12:7-11:8-12:0
やや伸び上がるようなスタートで出遅れた。前2頭が後続を離して飛ばす展開の中、道中は後方の7~8番手に抑え、残り3Fからスパートして馬なりのまま押し上げた。4コーナーは絶好の手応えのまま外4番手でまわり、直線に入ると早目に先頭に立った。スウィートブルームが粘ってなかなか引き離せなかったが、残り100mから突き放して最後は2馬身半差でゴールした。2着には2馬身半差だが、2~3着が4馬身離れ、3~4着は5馬身離れたので、まったくの楽勝だった。今日の中山競馬場は昼前から雨が降り、芝コースは重馬場に悪化。そのため道悪が上手い下手もあっただろうが、4コーナーの走りで勝負あったと誰もが思うような手応えの差があり、このメンバーなら良馬場でも負けることはないだろう。ラストで引き離したが、この馬場でラスト1Fが12:0ならば最後までしっかりと走れているだろう。前走も出遅れて、後方から伸びたものの伸びきれずの3着だったが、今日は早目に動いて快勝。次走はオークストライアルになるだろうが、今日の走りならば出走権の獲得は難しくないだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 中山芝1800m1着(インナリオ 1馬身1/4)
②1勝クラス 中山芝2000m3着(ワンデイモア 0:2)
期待度75(up)

●2中京6 9R 大寒桜賞(1勝クラス) 芝2200 重
マカオンドール (牡・栗東・今野貞一)
父ゴールドシップ 母ミリオンウィッシーズ(Darshaan)
2:15:6(上3F36:6)
単勝3.4倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は7番手。3コーナーから押し上げて4コーナーは2番手でまわる。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、グレアリングアイに1馬身1/2差でゴールした。
【先頭の通過】47:7-60:7
【レースの上り】12:3-12:1-12:8
道中7番手を進み、3コーナーから押し上げて残り600mは6番手で通過して4コーナーのカーブで2番手まで上がった。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、残り200m~100mでは3番手以下を4馬身以上離しているので圧勝するかに思ったが、残り100m過ぎからグングンと差が詰まり、最後は1馬身半差でゴールした。ただし、ラスト50mから手綱を緩めてはじめゴール前は流したために差が詰まった面もある。今日の中京競馬場は午前中から雨模様で、午後は本降りとなり芝コースは重馬場まで悪化。時計は平凡だが、この馬場なので仕方がないだろう。ハイペースの競馬でラスト1Fが12:8と落ちている。流してはいるが、一杯になったようにも見えた。ローカル開催の1勝クラスの特別で、ワンランク落ちるメンバーだった。最後は流したにしても迫られたのは残念で、次走はダービートライアルだろうが、出走権利獲得は道悪など恵まれてどうかというレベルだと思う。
【戦歴】8戦2勝
①新馬 阪神芝1600m4着(シュヴァリエローズ 0:7)
②未勝利 阪神芝1600m6着(ホウオウアマゾン 1:1)
③未勝利 中京芝2000m1着(ブレイブライオン 1/2馬身)
④紫菊賞 京都芝2000m3着(ヨーホーレイク 0:6)
⑤京都2歳SGⅢ 阪神芝2000m3着(ワンダフルタウン 0:2)
⑥ホープフルSGⅠ 中山芝2000m8着(ダノンザキッド 0:9)
⑦水仙賞 中山芝2200m2着(レッドヴェロシティ 1馬身1/4)
【母】ミリオンウィッシーズ
イギリス産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り7戦3勝。
兄(本馬の伯父)バゴ(Bago)は種牡馬。妹(本馬の叔母)Betaはカブール賞仏GⅢ2着・アランベール賞仏GⅢ3着。弟(本馬の叔父)Maxiosは種牡馬。弟(本馬の叔父)ZabriskieはダンテS英GⅡ3着。
イギリス産の初仔は仏2勝。ドイツ産の初仔は仏1勝。アイルランド産の初仔は仏3勝。日本産の第2仔は2勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3456万円で取引された。
期待度65

2021年ドバイワールドカップデー

昨年のDubai Meetingは、新型コロナウイルス拡大防止のため中止。
したがって、2年ぶりの「ドバイワールドカップデー」である。私が単身観に行ったのは、もう4年も前(『ドバイワールドカップに行ってきた』の記事参照)となってしまった。

日本馬は多数出走。
注目は、8RドバイシーマクラシックGⅠに出走するクロノジェネシス(牝5歳・期待度90)だ。昨年は宝塚記念GⅠ・有馬記念GⅠの春秋グランプリを制し、今年は世界に羽ばたく年になってほしい。
見応えのあるレースだった。直線に入ると外目でラヴズオンリーユー(牝5歳・期待度95)がクロノジェネシスに馬体をぶつけながら競り合う。2頭の外からミシュリフ(牡4歳・英国)が襲い掛かり、ミシュリフが1着。コースレコードだったようだ。クロノジェネシスは2着。ラヴズオンリーユーは3着だった。
勝ったミシュリフはイギリス調教馬。昨年の仏ダービー馬だが、前走はダートのサウジCを勝っている。秋には凱旋門賞に行きそうで、ここでクロノジェネシスとの再戦ということになるかもしれない。

その他では、
6RのドバイゴールデンシャヒーンGⅠ(ダート1200m)は、レッドルゼル(牡5歳)が後方から伸びて2着。
7RのドバイターフGⅠ(芝1800m)は、ヴァンドギャルド(牡5歳・期待度60)が内から抜けて2着。
9RのドバイワールドCGⅠ(ダート2000m)は、チュウワウィザード(牡6歳)がジワジワ上がり2着。
上記3レースはいずれも勝ち馬が強かった。
好走した馬も多かったが、残念ながら勝てなかった。

2021年3月27日(土)3歳戦

●3中1 6R 3歳1勝クラス 芝1800 良
スペシャルドラマ (牡・美浦・宮田敬介)
父エピファネイア 母アドマイヤキュート(キングカメハメハ)
1:49:2(上3F35:7)
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は5~6番手。4コーナー馬群の中5番手から直線外目から伸びて残り50m過ぎで先頭に立ち、ドゥラヴェルデに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】48:3-60:3
【レースの上り】12:4-11:9-12:3
終始内を通り、向正面で5番手から6番手に下がった。4コーナーで再び5番手に上がり残り100mでは4頭での争いになるが、外から2頭目の本馬の伸びが良く、半馬身前に出てゴールした。今日の中山競馬場は晴れて芝ダート共に良馬場だったが、芝コースは時計が出ていない。したがって、勝ち時計1:49:2-35:7でもまずまずの時計だろう。5F60:3でもハイペースで、上りがかかってしまった。1/2馬身差の勝利で、2~4着はクビ-ハナの接戦。1~4着馬に大きな差はないだろう。平場の1勝クラスで、骨のありそうな馬がいないメンバーだった。その中での接戦なので、上のクラスでは苦しいレベルだと思う。次走はダービートライアルだろうが、出走権獲得は厳しいと思う。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 福島芝1800m5着(タウゼントシェーン 0:3)
未勝利 新潟芝1800m1着(サンズオブタイム クビ)
③1勝クラス 中山芝2000m(ワンデイモア 1/2馬身)
④フリージア賞 東京芝2000m(レインフロムヘヴン 0:4)
期待度60(up)

●2阪1 9R 君子蘭賞(1勝クラス・牝) 芝1800 良
ニーナドレス (牝・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母サラトガ(クロフネ)
1:47:6(上3F33:4)
単勝3.2倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は3~5番手。4コーナーは馬群の中6番手から直線はジリジリと伸びて、ゴール前でテーオーラフィットをとらえて頭差での勝利だった。
【先頭の通過】48:7-61:5
【レースの上り】11:5-10:8-11:4
やや出遅れたため仕掛け気味に上がった。先頭に並びかけると、川田将雅騎手が手綱を抑えるものの、1F通過あたりでは行きたがるそぶりを見せている。それでも抑えて3~5番手と位置を下げるが、6Fあたりまでは折り合っていなかった。直線は馬群の中をジリジリと上がり、残り200mは2馬身弱の差の4番手で通過。残り100mは1馬身半差の3番手で通過し、ここからはグングンと差が詰まって、ゴール前で差し切った。1番人気ながら僅差での辛勝だったが、道中はほぼ掛かっていたので大分体力は消耗しただろう。それでも勝ってしまうのは能力の高さの証明だろう。これで負け知らずの2戦2勝で、オークス戦線へ新星が現れるという形となった。今日の阪神競馬場は、下記毎日杯で日本レコードタイの速い時計が出たように高速馬場である。スローペースだったので1:47:6は平凡だが、上り33:4なので時計的にも能力は示している。ただ、道中掛かるようでは上のクラスでは厳しそうで、次走はオークストライアルだろうが、掛かって出走権を獲得できる程は甘くないだろう。道中折り合ってトライアルを快勝したならば、オークスの有力候補になると思う。
【戦歴】2戦2勝
①未勝利 小倉芝2000m1着(メイプルリズム 1馬身)
【母】サラトガ
JRA37戦3勝・地方5戦2勝。JRAではダート1200m1勝・ダート1300m1勝・ダート1400m1勝。重賞未出走。
初仔は5勝。第2仔は地方13勝。第3仔は地方6勝。第5仔が本馬。
期待度70

●2阪1 11R 毎日杯(GⅢ) 芝1800 良
シャフリヤール (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母ドバイマジェスティ(Essence of Dubai)
1:43:9(上3F34:1)レコード
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れて道中3~5番手。4コーナーは馬群の中4番手から直線残り200mで先頭に立ち、グレートマジシャンとの争いを制してクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】45:9-57:6
【レースの上り】11:5-11:2-11:7
やや出遅れてしばらく後方にいたが、2F手前から上がって行き、3Fで3番手。その後は4~5番手を進み、4コーナーは馬群の中4番手でまわる。直線に入ると前が狭くなる場面もあったが、すぐにバラけたので馬群の内目からを抜けて伸び、残り200mで先頭に立つ。外からグレートマジシャンも伸びていて、ここから2頭の争いになる。僅差での先頭を保ったまま最後はクビ差でゴールした。5F通過が57:6という速いペースで流れ、本馬の上りは34:1。勝ち時計1:43:9はコースレコードであり、日本レコードタイである。ダノンファンタジーが2019年のローズSで記録したコースレコードを0:5更新した。そして、2014年にグランデッツァが京都で記録した日本レコードと同タイムである。3歳春にこれだけの時計で走るのは驚異的だが、グレートマジシャンも同タイムなので時計だけで高評価はできないだろう。ただ、前走の共同通信杯GⅢは、戦前から好メンバーと言われていたレースで、このレースが現在までで一番のハイレベルレースだった気がしてきた。2着ヴィクティファルスはスプリングSを勝ち、3着の本馬は毎日杯を勝った。この2頭に2馬身半差をつけたエフフォーリアはどれだけ強いのかという感じである。今日のレースで、出走していないエフフォーリアの評価がさらに上がった。さて、本馬は皐月賞に向かうのか。それともダービー直行か。昨年の勝ち馬サトノインプレッサはNHKマイルCからダービー。2年前のランスオブプラーナは皐月賞に出走している。できれば本馬は日本レコードタイの実績を引っさげて、皐月賞からダービーの王道を進んでいただきたい。
【戦歴】3戦2勝
新馬 京都芝1800m1着(ヴィヴァン クビ)
②共同通信杯GⅢ 東京芝1800m3着(エフフォーリア 0:4)
【年末推奨馬】
本馬は本ブログの年末推奨馬である。毎年年末に、牡馬5頭・牝馬5頭を重賞未出走馬から選んで推奨しているのだが、アカイトリノムスメ(牝3歳・期待度85)がクイーンCGⅢを勝ち、エフフォーリア(牡3歳・期待度90)が共同通信杯GⅢを勝ち、本馬が毎日杯GⅢを勝ったので今年は絶好調だ。更に、シュネルマイスター(牡3歳・期待度70)が弥生賞2着。ソングライン(牝3歳・期待度80)が紅梅Sを勝ったので、今のところ牡馬3頭・牝馬2頭がクラシックに出走できそうだ。今年まだ出走のないノースブリッジ(牡3歳・期待度75)がどこを使うのか。それ以外の馬は残念ながら振るわない。
期待度85(up)

2021年3月21日(日)3歳戦

●2中8 11R スプリングS(GⅡ) 芝1800 重
ヴィクティファルス (牡・栗東・池添学)
父ハーツクライ 母ヴィルジニア(Galileo)
1:52:0(上3F36:1)
単勝7.1倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は外8~9番手。4コーナー外9番手から直線は大外から追い込んでゴール前でアサマノイタズラをかわして頭差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:2-62:5
【レースの上り】12:4-12:1-12:5
好スタートから抑えて道中は中団9番手を進んだ。4コーナーは前8頭よりも外に出して直線は大外から伸びた。残り200mでは3馬身以上の差があったが、ここからグングンと差を詰めて、ゴール前でキッチリとアサマノイタズラをとらえて勝利。今日は全国的な雨で、中山競馬場は重馬場。この馬場なので、4F50:2でもややハイペースだった。直線は大外からグングンと伸びたが、この馬場で差し切りを決めたのは高い能力の証だろう。ゴール前はアサマノイタズラも伸びているが、それを上回るゴール前での伸び脚だった。トライアルを制して皐月賞に駒を進めるが、前走の共同通信杯ではエフフォーリアに完敗しているので、これを逆転するのは厳しいかもしれない。ただ、道悪での適性を示したので、馬場が渋れば面白い存在になるだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 阪神芝1800m1着(カサデガ 1/2馬身)
②共同通信杯GⅢ 東京芝1800m2着(エフフォーリア 2馬身1/2)
期待度80(up)

●2中京4 10R フローラルウォーク賞(1勝クラス) 芝1600 不良
ゲンパチミーティア (牡・栗東・矢作芳人)
父ロードカナロア 母ロージーローズ(シンボリクリスエス)
1:37:2(上3F37:2)
単勝7.2倍3番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は2番手。4コーナー2番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、ヴィアルークスに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:8-47:5
【レースの上り】12:2-12:2-12:9
好スタートからしばらく先頭にいるが、1Fでトーホウディアスに先手を譲って2番手につける。4コーナーは半馬身差の2番手でまわり、直線に入ると先頭のトーホウディアスに並びかける。2頭の叩き合いが残り350mあたりから続き、残り150mあたりで前に出る。そして差をつけて行き、後方から伸びて残り50mで2番手に上がったヴィアルークスに3/4馬身差での勝利だった。中京競馬場は午前中より芝・ダートとも不良馬場。ダートには水が浮いている状態で、芝もかなり悪かった。この馬場で4F47:5は、かなりのハイペースで、その中で2番手につけて勝ったのだから能力は抜けていたのだろう。ただ、この時期のマイル戦であり、1勝クラスのレースなのでクラシックにはなかなかつながらない。前3走はダートの短距離を使っている馬で、尚さらクラシックには縁遠いだろう。おそらくNHKマイルCが目標になる馬だと思う。
【戦歴】6戦2勝
①新馬 阪神芝1200m3着(メイショウフンケイ 0:3)
②未勝利 中京芝1600m3着(ヴィアルークス 0:2)
③未勝利 中京ダ1200m3着(ジャスパーゴールド 0:6)
④未勝利 中京ダ1000m1着(クレイジーリッチ 3馬身1/2)
⑤1勝クラス 阪神ダ1200m6着(ミスズグランドオー 0:8)
【母】ロージーローズ
JRA6戦0勝・地方36戦3勝。
姉(本馬の伯母)グランプリエンゼルは函館スプリントSGⅢを勝ち、京阪杯GⅢ2着・オーシャンSGⅢ2着・NHKマイルCGⅠ3着・キーンランドCGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)モズライジンは名古屋大賞典名古屋GⅢ3着。
本馬が初仔。
期待度55

2021年3月20日(土)3歳戦

●2中7 11R フラワーC(GⅢ・牝) 芝1800 良
ホウオウイクセル (牝・美浦・高柳瑞樹)
父ルーラーシップ 母メジロオードリー(スペシャルウィーク)
1:49:2(上3F35:4)
単勝9.3倍の5番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は内3~4番手。4コーナー2番手から直線残り250m過ぎで先頭に立ち、エンスージアズムに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:7-61:8
【レースの上り】11:8-11:8-12:2
向正面では折り合いを欠いていたが、4Fあたりで落ち着いた。4コーナーまで内を進み、4コーナーは内から2頭目の位置をまわった。直線に入ると先頭に並びかけて残り250m過ぎで先頭に立った。外から4頭が迫ってくるが、2着のエンスージアズムに1馬身1/4差でゴールした。前半掛かり気味で進んだが、直線は早目に先頭に立ち最後まで粘り切った。派手さはないがキッチリと勝ち切ったという印象だ。勝ち時計1:49:2-35:4はやや平凡だが、今日の中山競馬は良馬場ながらあまり時計は出ていない。ラスト1Fが12:2と落ちたのは残念だが、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠで0:1差の3着の1番人気ユーバーレーベンを完封したのには価値があると思う。フラワーCの勝ち馬は、3年連続で次走がオークスだった、近年は中二週で桜花賞という馬はいないので、本馬の次走もオークスが有力だろう。今回は完勝だったが強調材料も少ないので、オークスでは掲示板に入るか入れないかのレベルだろう。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 新潟芝1600m3着(エコロデイジー 0:3)
未勝利 福島芝1800m1着(コスモマイン 1馬身1/2)
③フェアリーSGⅢ 中山芝1600m2着(ファインルージュ 2馬身1/2)
期待度75(up)

●1阪11 11R 若葉S(L) 芝2000 良
アドマイヤハダル (牡・栗東・大久保龍志)
父ロードカナロア 母スウェアトウショウ(ディープインパクト)
1:59:5(上3F33:7)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は4~5番手。4コーナー外4番手から直線残り200mで先頭に立ち、シュヴァリエローズに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:3-61:5
【レースの上り】11:6-11:1-11:3
やや伸び上がるようにゲートを出たが、問題なく流れの乗って4番手につけた。5F手前で5番手になるが3コーナーで盛り返し、4コーナーは外4番手でまわった。直線に入ると手応え良く先頭に迫って行き、残り200mで先頭に立った。その後は後続を突き放して力の違いを見せつけて3馬身差でゴール。完勝だった。ややスローペースになって直線は11:1-11:3という速い時計になった。また、勝ち時計は1:59:5と2分を切ってきた。初勝利時も2勝目も本ブログでは低めの評価だったが、その評価を覆すパフォーマンスを見せての快勝。皐月賞の有力馬の1頭になったと思う。2着のシュヴァリエローズはホープフルSで0:6差の5着。今回は0:5差である。この馬を物差しにすると、本馬は十分一線級と戦える力があると思う。皐月賞では上位争い可能だろう。
【戦歴】4戦3勝
新馬 新潟芝1800m1着(ペドラフォルカ クビ)
②アイビーS 東京芝1800m4着(オーソクレース 0:4)
エリカ賞 阪神芝2000m1着(ディープモンスター 1/2馬身)
期待度80(up)

●2中京3 11R ファルコンS(GⅢ) 芝1400 良
ルークズネスト (牡・栗東・浜田多実)
父モーリス 母ヴィラ(ディープインパクト)
1:20:1(上3F35:0)
単勝7.6倍3番人気からの勝利。まずまずのスタートから1Fあたりで先頭に立ち、道中は1馬身差での逃げ。4コーナーは僅差の先頭で直線グレナディアガーズとの叩き合いとなり頭差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】33:7-45:1
【レースの上り】11:1-11:5-12:4
最内1番枠からまずまずのスタートで、ダッシュ良く上がって1Fあたりで先頭に立つ。以後1馬身差で逃げるが、3コーナーでグレナディアガーズが絡んできて4コーナーは僅差の先頭でまわった。直線は2頭の叩き合いとなり、残り200m過ぎで僅かながら抜かれたように見えた。その後は首の上げ下げの争いになって、最後は並んでゴール。VTRを見るとハナ差だろうと思ったが、公式では頭差競り勝った。内が痛んでいるのか、内を数頭分開けて走っていた。それでも勝ち時計は1:20:1と速く、2019年のハッピーアワー(牡5歳・期待度55)の時計を0:8上回るレースレコードだった。ハイペースだったのでラスト1Fが12:4と落ちてしまったが、1200m通過が1:07:7なので仕方がないだろう。2着のグレナディアガーズは朝日杯フューチュチティSGⅠの勝ち馬なので、本馬もGⅠ級の能力はあるということだ。ただし、牡馬で芝1400mの重賞を勝ったので、NHKマイルC狙いになるだろう。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 中京芝1600m2着(ナムラメーテル 3馬身)
②未勝利 京都芝1800m5着(ハートオブアシティ 1:0)
③未勝利 阪神芝1600m1着(リッケンバッカー クビ)
④シンザン記念GⅢ 中京芝1600m2着(ピクシーナイト 1馬身1/4)
【母】ヴィラ
6戦0勝。
母(本馬の祖母)サミットヴィル(Summitville)はメイヒルS英GⅢを勝ち、サンチャリオットS英GⅠ2着・プリンセスロイヤルS英GⅢ2着・ノブレスS愛GⅢ2着・ダリアS英GⅢ2着・英オークス英GⅠ3着・ヨークシャーオークス英GⅠ3着・ミドルトンS英GⅢ3着・フィリーズS英GⅢ3着・ゴールデンダフォディルS英GⅢ3着。
第2仔ペコリーノロマーノ(牝4歳・期待度55)は現役で3勝。が本馬。第3仔が本馬。
期待度55

2021年3月14日(日)3歳戦

19頭目の出資馬クープドクール(牝3歳)が、本日、フィリーズレビューGⅡに出走したので阪神競馬場へ応援に行った。

関西は、先月末で緊急事態宣言が解除された。これにより、阪神競馬場は昨日より事前予約限定で客を入れての開催に戻った。
出資馬が重賞に出るなど、そう簡単にあることではない。何としてでも事前予約を当選させたかったので、人気の無さそうなスマートシート(本来は自由席の座席)に申し込み、見事に当選したのだ。
関西観光をするつもりは無いので、今回も日帰りである。JR東海ツアーズで『日帰り1day大阪スペシャル』のチケットを買った。

クープドクールは1月の萌黄賞を勝って4戦2勝。
厩舎スタッフのブログを見ると『元々能力を感じていた馬で、前走は決してフロックではありません』と書いているので期待が膨らむ。
3年前、出資馬エポカドーロがスプリングSに出走したときのような、『権利取ってほしいな。でも本当は勝ってほしいな。でも厳しいよな』そんな心情だった。

仁川駅から専用通路を歩く。
『そういえばこの競馬場、あまり良い思い出無いな。今日の帰りも肩を落としながらこの通路を歩くのかな』などと思いながら競馬場へ向かった。
阪神競馬場での出資馬応援は5回目である。
1992年9月12日、3頭目の出資馬が500万特別に出走し10着
2016年12月11日、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠに15頭目の出資馬スズカゼが出走し10着
2018年9月23日、神戸新聞杯GⅡに16頭目の出資馬エポカドーロが出走し4着
2019年3月31日、大阪杯GⅠに16頭目の出資馬エポカドーロが出走し10着
DSC_0517.JPG
クープドクール(撮影:筆者)

3戦目で大きく出遅れたクープドクールなので、スタートには不安があった。ところが互角のスタートを切り、8~9番手につけた。
4コーナーをまわると外目から伸びて『これは勝つかも』と一瞬思った。小さな声ながら「伸びろ。来い」と言った。ところが、残り200mあたりで伸び脚は終了。あとは周りと同じ脚色になって6着でゴールした。
桜花賞出走権は逃したものの、GⅡで見せ場たっぷりのレースをしたので満足だった。しかも、単勝65.2倍の13番人気の馬が6着である。よく頑張った。
レース後、調教師から『1200mのほうが良さそう。今後は距離優先で考える』とのコメントがあった。そうなると、次走は少し休んで5月29日(土)中京の葵S(重賞)芝1200mだろうか。クラシックとは無縁になってしまったが、今後の活躍がとても楽しみである。

ちなみに、下記シゲルピンクルビーの記事を書くためパトロールビデオを見たのだが、残り150m手前でクープドクールは不利を受けている。内から抜いてきたシゲルピンクルビーが外へと斜行して、クープドクールは一瞬怯んで外へと逃げている。しかも、シゲルピンクルビーに抜かれたため再び行き脚がついた直後である。これにより、行き脚は消滅した。もしこれがなかったら4着はあったかもしれない。


●2中6 11R アネモネS(L・牝) 芝1600 重
アナザーリリック (牝・美浦・林徹)
父リオンディーズ 母アンソロジー(サクラバクシンオー)
1:34:8(上3F36:3)
単勝6.2倍の3番人気からの勝利。まずまずのスタートから抑えて道中は12~13番手。4コーナー外5番手から直線外から伸びて残り20mでジネストラをかわして、3/4馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】33:9-45:6
【レースの上り】12:2-12:2-12:8
重馬場ながら、4F45:6-5F57:6の超ハイペースとなった。道中は後方を進み、3コーナーから押し上げて4コーナーは外5番手でまわった。直線に入ると外から伸びたが、ジネストラが粘りなかなか追いつかず、ゴール前20mあたりでかわしてそのまま3/4馬身の差をつけた。展開に恵まれた感が強いが、しっかり差し切れたのは評価するべきだろう。更に後方から伸びた1番人気ルチェカリーナは3着までで、上り3Fは本馬がメンバー中最速なので、展開に恵まれただけの勝利ではないと思う。重馬場で1分35秒を切ってきたのは立派で、2~3着は3馬身離れる圧勝だった。これで桜花賞の出走権利を獲得したが、今日の走りならば掲示板争いはできるだろう。馬場が渋れば馬券に絡む可能性もあると思う。ただ、勝ち負けとなると厳しいレベルだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 新潟芝1600m1着(セリシア 2馬身)
②菜の花賞 中山芝1600m2着(スライリー 頭)
期待度75(up)

●1阪10 11R フィリーズレビュー(GⅡ・牝) 芝1400 良
シゲルピンクルビー (牝・栗東・渡辺薫彦)
父モーリス 母ムーンライトベイ(High Chaparral)
1:20:7(上3F35:1)
単勝13.9倍の8番人気からの勝利。好スタートから道中は6番手。4コーナー内目7番手から直線外に出して伸び、ゴール前でヨカヨカをとらえてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】33:7-45:2
【レースの上り】11:5-11:8-12:2
好スタートから内6番手に抑える。残り800m過ぎで7番手になり、4コーナーも7番手でまわる。直線に入ると前の6頭よりも外に出して、残り200m手前ではやや狭くなったところを割って抜けた。残り100m過ぎで2番手に上がり先に先頭に立っていたヨカヨカを追いかける。残り15mあたりでとらえて先頭に立ち、クビ差でゴールした。今日の阪神競馬は午前中は芝コース稍重。午後に良に回復した。ただ、ダートは稍重であり水を含んだ良馬場だった。上記アネモネS同様ハイペースとなり、4F45:2-5F56:7で通過している。そのため、後方からの馬が有利な流れだったが、6番手にいた本馬は不利な部類だっただろう。それでも直線はしっかりと伸びて、最後にキッチリと差し切った脚は見事だった。勝ち時計1:20:7はレースレコードで、従来の記録を0:3更新した。前走はGⅠで大敗したが、イレ込んでしまいハミを取ったり取らなかったりの状態だったらしい。今回はその若さは見せず、大きく改善されての勝利だった。ただ、このレースは一線級からワンランク落ちるメンバーであり、それを僅差での勝利なので、桜花賞では掲示板争いのレベルだろう。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 阪神芝1400m1着(ゼリア 1馬身)
②阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ 阪神芝1600m17着(ソダシ 1:6)
【母】ムーンライトベイ
未出走馬。
母(本馬の祖母)ムーンライトダンス(Moonlight Dance)は愛インターナショナルS愛GⅢを勝った。
第6仔シゲルピンクダイヤ(牝5歳・期待度50)は現役で1勝。桜花賞GⅠ2着・チューリップ賞GⅡ2着・中日新聞杯GⅢ2着・秋華賞GⅠ3着・ターコイズSGⅢ3着。第7仔ショウナンダイキチ(牡4歳)は現役で未勝利。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて3024万円で取引された。
期待度75

2021年3月13日(土)3歳戦

15頭目の出資馬スズカゼ(牝7歳・期待度65)が引退した。3月7日のレースを最後に、3月12日付けで登録を抹消した。
競走成績45戦2勝(内障害1戦0勝)。大きなケガもなく、45戦も走ってくれた。しかも、JRA10場全ての競馬場で走った。本当にお疲れ様である。
古馬になってからは満足のいく走りはできなかったが、3歳春まではワクワクさせてくれたし夢を見させていただいた。

2016年7月17日。スズカゼは福島の未勝利戦で初勝利を挙げた。
当時、私は一口馬主歴28年だったが、出資馬の勝利は1999年10月から17年以上無かった。この日は福島競馬場まで応援に行き、人生初の口取りにも参加した。それはもう夢のような出来事で、そこからスズカゼの「追っかけ」が始まったのだ。
2016年12月11日。出資馬初のGⅠ出走。阪神競馬場まで応援に行った。10着に負けたが、18頭立ての17番人気、単勝288.8倍の馬がよく頑張った。
2017年1月14日。菜の花賞を快勝し2回目の口取りに参加。
2017年3月11日。アネモネS3着。2着とは3/4馬身差で桜花賞出走権を逃した。このときの2着馬はディアドラ。
2017年4月8日。ニュージーランドトロフィーGⅡ4着。GⅡで4着になったのである。

さて、今後は繁殖入りだが、是非とも生まれ故郷の藤原牧場で繁殖入りしてもらいたい。2勝しているし、GⅡ4着馬なのだから大丈夫だと思う。
たしか、母バレンソールは繁殖を引退していて、後継の繁殖牝馬もスズカゼだけだったと思う。
㈱ユニオンオーナーズクラブの藤原悟郎社長の牧場で繁殖入りしたら、是非ともエポカドーロに付けていただきたいのだ。産駒は当然クラブに出すだろうから、私は絶対に出資する。
初年度がダメなら2年目でもいいので、父エポカドーロ母スズカゼ、是非お願いします。


●2中5 7R 3歳1勝クラス 芝2000 不良
ヴァイスメテオール (牡・美浦・木村哲也)
父キングカメハメハ 母シャトーブランシュ(キングヘイロー)
2:08:2(上3F37:3)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は9~10番手。4コーナー6番手から直線馬群の中を伸びて残り100mで先頭に立ち、サクセスエースに3馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】50:9-64:2
【レースの上り】12:4-12:9-13:0
気持ち出遅れて馬群から離れた最後方で1コーナーをまわった。1~2コーナーで10番手に上がり、向正面で9番手に上がった。6F手前で再び10番手に下がるが、残り600mあたりから仕掛け気味に差を詰めて、4コーナーは6番手でまわった。直線はバラけた馬群の真ん中から伸びて、残り100mで先頭。ここから、逃げたサクセスエースに3馬身差をつけてゴールした。今日の中山競馬場は激しい雨となり、ダートは田んぼ状態になる不良馬場。勝ち時計は参考程度でいいと思うが、おそらく50:9-64:2の流れでもハイペースであり、後方からの本馬には有利な展開だった。それでもこの極悪馬場を後方から追い上げて勝つのは至難の業で、逃げ馬を差し切ったうえ3馬身差をつけた走りは評価するべきだろう。おそらく良馬場でも勝っていたと思われる。3月の中旬で2勝目なので皐月賞出走は厳しいだろうが、次走はダービートライアルが有力で出走権獲得の可能性は高いと思う。前走は重賞で0:6差の4着に負けてしまったが、やや掛かり気味だったり直線で不利を受けたりしていた。今日はしっかりと脚をためる競馬ができたので、トライアルでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】3戦2勝
新馬 東京芝1800m1着(シテフローラル 3/4馬身)
②京成杯GⅢ 中山芝2000m4着(グラティアス 0:6)
期待度75(up)

●1阪9 6R 3歳1勝クラス 芝1600 稍重
バスラットレオン (牡・栗東・矢作芳人)
父キズナ 母バスラットアマル(New Approach)
1:34:2(上3F34:6)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先頭に立ち、道中は半~1馬身差での逃げ。4コーナーは僅差の先頭で直線残り100m手前から差を広げてビップランバンに2馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:9-47:8
【レースの上り】11:5-11:0-12:1
スタート後、各馬の出方を窺いながら先頭に立った。道中は半馬身~1馬身差で逃げて、4コーナーはクビ差程度まで詰められた。直線に入ると1馬身弱の差として、しばらくこの差を保つ。残り100m手前から後続を引き離して、最後は2馬身半差での逃げ切り圧勝だった。デビュー戦での勝利以来の逃げ切り勝ちで、デビュー戦同様2馬身半離した。この3月にデビューした古川奈穂騎手の初勝利で、見事な騎乗だったと思う。周りの出かたを見ながらハナに立ち、4コーナーで後続を引き付けた。直線に向いてからも騎乗フォームは崩れず、馬の能力をしっかりと引き出した。負担重量4キロ減という有利な条件だったこともあるが、札幌2歳SGⅢ3着・シンザン記念GⅢ3着・朝日杯フューチュリティSGⅠ4着という実力馬が、平場の1勝クラスなら力が違うというところを見せつけた。マイル戦で圧勝したが、この後はNHKマイルCに向かうのか。それともダービーか。芝1800mでも結果を出している馬なのでマイル路線でなくてもよいとは思うが、ダービーに出走できるかは微妙なレベルだと思う。
【戦歴】6戦2勝
新馬 札幌芝1800m1着(モリノカンナチャン 2馬身1/2)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m3着(ソダシ 0:3)
③京都2歳SGⅢ 阪神芝2000m6着(ワンダフルタウン 0:5)
④朝日杯フューチュリティSGⅠ 中山芝1600m4着(グレナディアガーズ 0:5) 
⑤シンザン記念GⅢ 中京芝1600m3着(ピクシーナイト 0:4)
期待度70(up)

●1阪9 9R ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 芝2400 稍重
レッドジェネシス (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母リュズキナ(Storm Cat)
2:27:9(上3F36:0)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから抑えて道中は最後方11番手。5F手前から押し上げて4コーナーは外目3番手。直線残り400m手前で先頭に立ち、リーブルミノルに4馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:9-62:4
【レースの上り】11:9-11:6-12:7
スタート後抑えて2Fあたりで最後方11番手となる。5F手前から外を通り押し上げて、3コーナー手前で3番手になった。4コーナーも外目3番手でまわり、直線早目に先頭に立った。ここから後続を引き離して、最後は4馬身引き離す圧勝。2~3着も2馬身半離れたので能力が違うというレースだった。ラスト1Fは単走になったので仕方がないのだろうが、川田将雅騎手は最後まで追っても、12:7と時計がかかってしまった。稍重なのでこれも仕方がないが、2:27:9-36:0は平凡である。4馬身差の圧勝でも、相手が弱かったのではという時計だ。2着のリーブルミノルは前走8戦目で初勝ちの馬で、3着のレンツシュピッツェはダートで勝った馬だ。前走6着の本馬が1番人気になるレースだったので、レースレベルが低かったと見るべきだろう。次走は重賞かトライアルだろうが、苦戦レベルだと思う。
【戦歴】6戦2勝
①新馬 阪神芝2000m3着(ラーゴム 0:7)
②未勝利 小倉芝1800m3着(サウンドウォリアー 0:8)
③未勝利 阪神芝1800m4着(エイカイファントム 0:2)
④未勝利 阪神芝1800m1着(イッツマイドリーム ハナ)
⑤フリージア賞 東京芝2000m6着(レインフロムヘヴン 0:5)
【母】リュズキナ
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。未出走。
母(本馬の祖母)LuckyはアサシS愛GⅢを勝った。
日本での第2仔が本馬。
期待度65

ネオユニヴァース死亡

ネオユニヴァースが3月8日、種付け中の事故のためレックススタッドにて死亡した。21歳だった。

レックススタッドは昨年9月に訪れたばかりだ(2020年9月20日の記事参照)。ただし、ネオユニヴァースは馬房から顔を出してくれなかったので、暗い馬房の中にいるのを見ただけだ。それでも、最近会った(見た)馬が亡くなるのは嫌なものだ。
本ブログで高い期待度をつけた産駒は、ヴィクトワールピサ(牡2007年産・期待度120)・アンライバルド(牡2006年産・期待度115)・ロジユニヴァース(牡2006年産・期待度110)の3頭。競走成績だけでなく、種牡馬としても優秀だった。この3頭とも種牡馬になったが、残念ながらネオユニヴァースの父系を繋いで行けそうな牡馬は出ていない。
私の13頭目の出資馬(牝2008年産)がネオユニヴァース産駒で、ちょっと思い入れのある馬だった。

2021年3月7日(日)3歳戦

●2中4 6R 3歳1勝クラス 芝1600 良
ワザモノ (牡・美浦・尾関知人)
父マツリダゴッホ 母モトヒメ(ショウナンカンプ)
1:35:8(上3F35:2)
単勝5.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は3番手。4コーナー内4番手から直線残り70mあたりで内から先頭に立ち、ノーダブルディップにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】36:4-48:5
【レースの上り】11:6-11:5-12:4
2Fあたりでは掛かり気味で内3番手を進み、3コーナーあたりで落ち着く。4コーナーは馬群の内目4番手でまわり、直線は内から2頭目の位置を抜けて、その後は内ラチ沿いを伸びた。残り70mあたりでノーダブルディップをかわして先頭に立ち、クビ差でゴールした。今日の中山は時計の出ない良馬場で、8Rの2勝クラスの勝ち馬が1:35:2-35:9である。本馬の1:35:8-35:2はまずまずの時計だろう。4F48:5でもややハイペースであり、ラスト1Fは12:4と落ちている。スパッと抜けられなかったのが残念で、平場の1勝クラスを僅差での勝利。それもマイル戦なので高い期待度は付けられない。次走はおそらくニュージーランドトロフィーあたりで、ダービーには向かわない馬なのだろう。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 新潟芝1400m4着(ムーンビード 0:4)
②未勝利 東京芝1400m1着(シーチェンジ 1/2馬身)
③ひいらぎ賞 中山芝1600m2着(シュネルマイスター 3馬身)
④シンザン記念GⅢ 中京芝1600m8着(ピクシーナイト 0:9)
【母】モトヒメ
JRA30戦2勝・地方5戦0勝。芝1000m1勝・芝1200m1勝。重賞は桜花賞(15着)・阪神ジュベナイルフィリーズ(10着)・フィリーズレビュー(6着)・新潟2歳S(14着)に出走した。
初仔は地方5勝。第2仔が本馬。
期待度55

●2中4 11R 弥生賞(GⅡ) 芝2000 良
タイトルホルダー (牡・美浦・栗田徹)
父ドゥラメンテ 母メーヴェ(Motivator)
2:02:0(上3F34:5)
単勝17.9倍の4番人気からの勝利。好スタートから道中は1馬身半~2馬身差での逃げ。4コーナー1馬身差の先頭から直線は1馬身半差として、最後はシュネルマイスターに1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:7-62:6
【レースの上り】11:6-11:0-11:9
スローペースで逃げて、2着も2番手にいた馬という行った行ったの競馬になった。今日の中山は時計が出ていないが、5F通過が62:6なので、後半5Fは59:4と速くなった。残り2Fからが11:0と速く、ラストは11:9と落ちてしまったものの、後続は追いつかなかった。3戦3勝のダノンザキッド、2戦2勝のシュネルマイスターに土をつける快走だったが、各馬がダノンザキッドを気にして進む中をまんまと逃げ切ったという競馬だった。負けたダノンザキッドだが、上り3Fはメンバー中最速で、最後は2着争いまで持ち込んだのだから「負けてなお強し」の内容だったと思う。ただし、『絶対的な強さではないな』という内容でもあった。牡馬の大将格がここで陥落し牡馬クラシック戦線が混沌としてきたが、逆に面白くなってきたともいえる。本馬は前走・前々走とダノンザキッドに負けていたが、今回はキッチリと勝った。ダノンザキッドは本番へのステップだったのだろうが、もしかすると成長力で勝ったのかもしれない。ただ、今回はマイペースで逃げ切れたが、皐月賞本番ではそういう訳には行かないだろうから、おそらく苦戦になると思う。もし他馬が本馬の力を過小評価すると、また逃げ切りということもあるだろう。
【戦歴】4戦2勝
新馬 中山芝1800m1着(ノーダブルディップ 1馬身1/4)
②東京スポーツ杯2歳SGⅢ 東京芝1800m(ダノンザキッド 1馬身1/4)
③ホープフルSGⅠ 中山芝2000m4着(ダノンザキッド 0:5)
期待度80(up)

●1阪8 9R アルメリア賞(1勝クラス) 芝1800 良
オヌール (牝・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母アヴニールセルタン(Le Havre)
1:49:8(上3F32:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。絶好のスタートから抑えて道中4番手。4コーナー外目4番手から直線残り50mあたりで先頭に立ち、ジャスティンカフェに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】51:4-64:3
【レースの上り】10:9-10:6-11:6
今日の阪神競馬は速くも遅くもない馬場で、5F通過が64:3は超スローペースだった。外4番手を折り合って進むが、直線での瞬発力勝負の競馬だったので直線ではなかなか逆転しない。それでも残り50mで何とか差し切って、共に伸びたジャスティンカフェに半馬身差でゴールした。レースの上りが圧巻で、10秒台のラップが連続で出ている。ラスト1Fが11:6なので最後までしっかりと走っているが、その前が10:6なので失速感がある。本馬の上り3Fは32:7であり、2着のジャスティンカフェはメンバー中最速の32:5。レースの上り3Fが33:1なので、ラスト1Fで落ちても仕方がないだろう。-6kgの412kgという小柄な牝馬ながら芝1800mで1番人気となり、瞬発力勝負で勝った。これで2戦2勝となり、次は忘れな草賞あたりだろうか。それともオークストライアルか。馬体減が気になるので本番前の遠征はないか。万全ならばオークス出走権獲得またはオークス出走の賞金獲得は十分あり得るだろう。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1800m1着(コーディアル クビ)
期待度70(up)

2021年3月6日(土)3歳戦

●1阪7 11R チューリップ賞(GⅡ・牝) 芝1600 稍重
メイケイエール (牝・栗東・武英智)
父ミッキーアイル 母シロインジャー(ハービンジャー)
1:33:8(上3F34:8)
単勝1.6倍の1番人気に応えた。好スタートから5番手で掛かり、4F手前で先頭。4コーナーは1馬身半差の先頭から直線は内から外から並ばれるが最後まで粘り、内のエリザベスタワーと同着での勝利だった。
【先頭の通過】36:3-47:7
【レースの上り】11:0-11:5-12:3
最内1番枠から好スタートで5番手に抑えるが、1F手前で掛かってしまい頭を上げて武豊騎手が懸命に抑える。掛かったまましばらく4番手にいるが、3F過ぎても落ち着かず、たまらず武豊騎手は行かせることにして700m過ぎで先頭に立つ。ここで折り合い、4コーナーは1馬身半差でまわる。直線に入ると外からストゥーティ、内からエリザベスタワーに並びかけられて、残り200mは3頭並んで通過する。残り100mでストゥーティがやや下がり、内のエリザベスタワーとの叩き合いとなる。そして最後は並んでゴール。エリザベスタワーと同着での勝利だった。単勝1.6倍の圧倒的な人気だったが、前半で『終わったな』と思った。直線はすぐに沈むと思ったが、なかなか沈まず最後まで粘り切ったので驚いた。そして同着ながら勝ってしまった。単勝1.6倍以上の能力の高さを見せたと思う。最後はさすがにバテてしまい、ラスト1Fは12:3とかかってしまった。稍重で勝ち時計1:33:8ならばまずまずで、速いペースの中、掛かりながも勝ったことは素晴らしいと思う。まともに走れば桜花賞でも期待できそうだが、今日の様子を見ていると掛からずに走るかどうかは疑問であり、これがオークスとなると更に厳しいだろう。したがって期待度はあまり上げられない。
【戦歴】5戦4勝
①新馬 小倉芝1200m1着(ペガサスウイング 5馬身)
小倉2歳SGⅢ 小倉芝1200m1着(モントライゼ 1馬身1/4)
ファンタジーSGⅢ 阪神芝1400m1着(オパールムーン 3/4馬身)
④阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ 阪神芝1600m4着(ソダシ 0:2)
期待度80(up)

エリザベスタワー (牝・栗東・高野友和)
父Kingman 母Turfdonna(Doyen)
1:33:8(上3F34:3)
単勝8.0倍の3番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中5番手。4コーナー内3番手から直線内から伸びて、残り200mで先頭に並びかけて最後は並んでゴール。メイケイエールと同着での勝利だった。
【先頭の通過】36:3-47:7
【レースの上り】11:0-11:5-12:3
内でメイケイエールがかかる中、本馬もかかり気味に進む。3Fあたりでは落ち着いて、4コーナーで内から上がって3番手でまわる。直線は最内から伸びて、残り200mは外の2頭と並んで通過する。残り100mからはメイケイエールとの叩き合いとなり並んでゴール。1着同着だった。1~4着が接戦となり、同着-クビ-ハナでの決着だった。稍重で勝ち時計1:33:8はまずまずだが、ラスト1Fが12:3と落ちてしまったのは残念である。これで重賞3勝目となるメイケイエールと同着というのは素晴らしいが、相手はかなりの掛かっていたので、まともだったら大分離されていただろう。今回のチューリップ賞は、メイケイエール以外は1勝クラスの馬であり、レースレベルとしてはあまり高くないと思われる。その中での勝利なので、GⅡ勝利並みの評価はできない。メイケイエールは別にしても、他馬とも接戦なのでなおさらである。次走は桜花賞だろうが、上位争いは厳しいレベルだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 阪神芝1600m1着(ウインアキレウス 1馬身1/4)
②エルフィンS 中京芝1600m9着(サルファーコスモス 0:5)
期待度75(up)

ジャングルポケット死亡

ジャングルポケットが3月2日、繫養先のブリーダーズスタリオンステーションにて死亡した。23歳だった。
昨年秋から体調を崩し治療にあたっていたが、残念ながら今朝亡くなったそうだ。

ハイレベルな世代のダービー馬である。皐月賞馬アグネスタキオンは2009年6月22日、菊花賞馬マンハッタンカフェは2015年8月13日に亡くなっていて、やや短命な世代でもある。
Nasrullahの仔Grey Sovereignの父系は、私のようなオールドファンにはとても懐かしく感じる。後継種牡馬は良血馬であるトーセンジョーダン(牡2006年産・期待度100・年末推奨馬)に期待だが、ジャングルポケットの血を繋げるような産駒は出ていない。
トニービンの血もエアグルーヴを通じて牝系に根付いているが、残念ながら父系は途絶えてしまうだろう。

シーザリオ死亡

シーザリオが2月27日、子宮周囲の動脈断裂による出血性ショックのためノーザンファームにて死亡した。19歳だった。
エピファネイア、リオンディーズ、サートゥルナーリアと、3頭の種牡馬を生んだ優秀な繁殖牝馬である。私だけではなく多くの人が思うだろうが、現在の日本で最良の繁殖牝馬だと思う。その馬が亡くなってしまった。
ジャパンスタッドブックインターナショナルのサイトで調べてみると、2020年2月4日生まれ(現1歳)のロードカナロア産駒の牝馬がいて、これが最後の産駒だろうか。2021年5月1日出産予定のロードカナロア産駒というのは、いたのかいないのか。
19歳と高齢ではあるが、あと3頭くらいは出産できたのではと思うと残念だ。

2021年2月28日(日)3歳戦

●2中2 6R 3歳1勝クラス 芝1600 良
ジュリオ (牡・美浦・木村哲也)
父リオンディーズ 母ヒストリックレディ(ネオユニヴァース)
1:33:4(上3F34:4)
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーは僅差の2番手から直線は逃げ馬と併走し、残り200m手前で前に出て、ジャンカズマに1馬身3/4差での完勝だった。
【先頭の通過】35:5-47:0
【レースの上り】11:7-11:2-11:6
スタートは気持ちだけ後手を踏んだが、やや仕掛け気味に上がり2番手につけた。4コーナーで逃げ馬に並びかけて、直線に入ってもしばらく併走。残り200m手前から前に出て、ジワジワと差をつけた。そして、ゴール前で2番手に上がったジャンカズマに1馬身3/4差でゴール。完勝だった。今日の中山競馬場はメインレースの中山記念でタイレコードが出た高速馬場だが、勝ちタイム1:33:4は優秀だと思う。スタート後の1F以外はすべて11秒台という澱みのないペースを2番手につけて、上り3Fはメンバー中最速で走ったというのは素晴らしい。ラスト1Fも11:6と、最後までしっかりと走ることができた。休養を挟んで未勝利-1勝クラスと連勝だが、着差は大きくなっているので成長しているのだろう。これならば重賞でも上位争いが期待できるだろう。ただ、デビュー以来4戦とも芝1600mを使っているので次走はニュージーランドトロフィーGⅡあたりになりそうで、ダービー馬を探す本ブログとは関係のない馬になりそうだ。したがって期待度もあまり高くはできない。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 中山芝1600m2着(ブルメンダール ハナ)
②未勝利 東京芝1600m4着(ミヤビハイディ 0:8)
③未勝利 東京芝1600m1着(ドラミモン 3/4馬身)
【母】ヒストリックレディ
未登録馬。
祖母(本馬の曾祖母)が名牝ベガという良血で、種牡馬アドマイヤベガ・種牡馬アドマイヤボス・種牡馬アドマイヤドンの姪である。妹(本馬の叔母)ハープスター(牝2011年産・期待度115)は桜花賞GⅠ・札幌記念GⅡ・新潟2歳SGⅢ・チューリップ賞GⅢを勝ち、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ2着・オークスGⅠ2着。
初仔イストワールファム(牝2014年産・期待度55)は4勝。第5仔が本馬。
期待度55

●2中2 9R デイジー賞(1勝クラス・牝) 芝1800 良
ルース (牝・栗東・池添兼雄)
父ドゥラメンテ 母ヤマカツマリリン(グラスワンダー)
1:48:6(上3F34:1)
単勝4.8倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中2~3番手。4コーナーは僅差の2番手から直線に入るとすぐに先頭に立ち1馬身以上離したが、最後に詰められてシゲルオテンバにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:8-62:1
【レースの上り】11:7-10:9-11:6
1コーナーは3番手でまわり、2コーナーで2番手に上がった。向正面は1馬身差の2番手を進み、4コーナーで差を詰めてほぼ先頭に並んでまわった。直線に向くと先頭に立ち、残り200mから引き離す。残り100mでは1馬身以上離したが、この後シゲルオテンバとエイシンチラーが伸びて来て、最後はシゲルオテンバにクビ差まで迫られてゴールした。ただし、ゴール前の脚色は同じになっていた。今日の馬場で1:48:6-34:1は平凡だと思う。スローペースになったことで1分48秒台は仕方がないが、このペースならば、ラスト1Fはもう0:2速くても良いだろう。そうなれば、1:48:4-33:9となり、ラスト1Fが11:4。着差も1馬身以上になるので、重賞でも期待できただろう。ラスト2Fからのラップが10:9と速く、ここで先頭に立ったことや、最後は抜かれず脚色も同じになったことは評価したいが、最後に詰められたのが残念である。芝1800mを勝ったので、次走は忘れな草賞かオークストライアルだろうが、オークス出走権獲得はやや厳しいレベルだと思う。
【戦歴】7戦2勝
①新馬 新潟芝1600m8着(インフィナイト 1:8)
未勝利 札幌芝1500m1着(フラリオナ 同着)
③サルラン賞 中山芝1600m3着(サトノレイナス 0:3)
④つわぶき賞 中京芝1400m5着(カイトゲニー 0:7)
⑤シンザン記念GⅢ 中京芝1600m9着(ピクシーナイト 0:9)
⑥セントポーリア賞 東京芝1800m4着(グレートマジシャン 1:2)
期待度60(up)

●1阪6 10R すみれ賞(L) 芝2200 良
ディープモンスター (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母シスタリーラヴ(Bellamy Road)
2:12:4(上3F34:6)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。スタートで大きくヨレる不利。道中7番手から4コーナーは外6番手。直線外から伸びて残り150m手前で先頭に立ち、グロリアムンディに2馬身1/2差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】46:7-60:3
【レースの上り】11:7-11:6-11:8
大外8番枠からのスタートだったが、ゲートを出た瞬間に外へと大きくヨレて、1F手前では馬群に戻したが後方7番手からの競馬となった。道中は7番手で脚をためて、残り4F過ぎで6番手に上がった。直線は外から伸びて、残り150m手前で先頭に立ち後続を引き離しての圧勝。力がまったく違ったという競馬だった。今回は、本馬以外はすべて1勝馬というレースで、本馬にとっては卒業した1勝クラスをもう一度走ったというレースになった。したがって、単勝1.4倍の圧倒的な人気も当然だろう。ここでオープンを勝ち賞金を加算したことで、皐月賞もダービーも、ほぼ出走できるようになったのは陣営にとっては思惑通りだろう。ただ、スタートが残念で、ヨレたと書いたものの隣の馬から逃げたようにも見えた。今回は一番外枠だったことが幸いしたが、スタートが今後の大きな課題になるだろう。道中も含めてまだまだ若さを見せながらの勝利なので、伸びしろは大きそうだ。前走時には『今のところは、皐月賞またはダービーに出られるかどうかのレベルだろう』と書いたが、今日のレースで出走は可能となり、今後の成長次第では勝ち負けする可能性まで感じる走りをした。今回は相手のレベルも高くはなかったが、次走までの成長分を含めると、クラシックへ楽しみな馬が出てきたなという印象のレースだったと思う。
【戦歴】4戦3勝
新馬 京都芝2000m1着(アルバーシャ 1馬身1/2)
②エリカ賞 阪神芝2000m2着(アドマイヤハダル 1/2馬身)
梅花賞 中京芝2200m1着(ヴェローチェオロ 1馬身1/4)
期待度75(up)

2021年2月27日(土)3歳戦

10の都府県に発令されている緊急事態宣言だが、愛知・岐阜・京都・大阪・兵庫・福岡については明日28日で解除となる。
首都圏の一都三県に関しては、3月7日(日)までとしている。
さて、JRAの競馬場にお客を入れるのはいつからになるのだろう。


●2中1 9R 水仙賞(1勝クラス) 芝2200 良
レッドヴェロシティ (牡・美浦・木村哲也)
父ワールドエース 母トップモーション(シンボリクリスエス)
2:16:7(上3F34:4)
単勝13.4倍の6番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナー2番手から直線に入ると先頭に並び、残り150mあたりで前に出て、ゴール前で2番手に上がったマカオンドールに1馬身1/4差での完勝だった。
【先頭の通過】51:7-65:0
【レースの上り】11:8-11:2-11:5
向正面では1馬身半差の2番手だが、5F65:0の超スローペースになり、残り5F手前で先頭に絡んでペースを上げさせた。4コーナーはクビ差程の2番手でまわり、直線に入ると先頭のアールバロンに並びかけた。やや前に出たようにも見えたがアールバロンも粘り、残り200mはほぼ並んで通過する。残り150mあたりから差をつけていき、最後に2番手に上がったマカオンドールに1馬身1/4差での勝利だった。スローペースで前にいた馬たち有利の競馬となり、5~7番手からレースを進めた1番人気馬は4着に負けた。完勝だったが、展開に恵まれた面が大きく、高評価はしづらいレースだった。これで2勝目で次はトライアルになるだろうが、メンバー次第ではあるもののクラシックの出走権獲得はやや厳しいレベルだと思う。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 福島芝1800m7着(タウゼントシェーン 0:7)
②未勝利 新潟芝2000m3着(フルネーズ 0:3)
③未勝利 中山芝2000m1着(タイセイコマンド 1馬身1/2)
④1勝クラス 中山芝2000m5着(ワンデイモア 0:7)
【母】トップモーション
6戦0勝。
母(本馬の祖母)プロモーションはクイーンSGⅢを勝ち、クイーンCGⅢ2着。兄(本馬の伯父)アドマイヤメインは種牡馬。甥(本馬の従兄弟)テンバガー(牡3歳・現役・期待度50)は京成杯GⅢ3着。
初仔は地方3勝。第2仔は2勝。第4仔は地方3勝。第5仔ジェットモーション(騸5歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて2916万円で取引された。
期待度65

2021年2月21日(日)3歳戦

●1東8 5R 3歳1勝クラス 芝1600 良
スパークル (牝・栗東・中内田充正)
父エピファネイア 母アイズオンリー(ネオユニヴァース)
1:34:1(上3F34:7)
単勝4.1倍の3番人気からの勝利。気持ち出遅れたが盛り返し道中は3番手。4コーナー3番手から直線残り50mあたりで混戦の中で前に出て、ワールドバローズにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:5-47:2
【レースの上り】11:1-11:7-12:2
やや出遅れたが流れには乗り、1Fで6番手だが2F過ぎで3番手に上がった。4コーナーは先頭から2馬身半差の3番手で、直線に入ると前2頭が手応え良く競る中を懸命に追いかける。残り200mは1馬身差の4番手だが、ここから伸びて、一旦先頭に出た外ワールドバローズを残り50mで抜き返し、クビ差でゴールした。前2頭が競り合ったが、1~3着馬が内と外からこの2頭を抜き去って最後は外2頭がクビ差という競馬だった。ラスト1Fが12:2と落ちているが、本馬は12:0程度で走っただろう。先に競り合っていた2頭が失速したことも勝因の一つだが、外から先頭に立った馬を抜き返した根性も立派だったと思う。勝ち時計1:34:1は、まずまずの時計だと思う。ただ、ラスト1Fをもう0:2速く走っていれば重賞でも好勝負するレベルだった。次走は桜花賞トライアルになるだろうが、出走権を獲得できるかは五分五分のレベルだと思う。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 中京芝1600m2着(サトノルーチェ 2馬身)
未勝利 中京芝1600m1着(ジェラルディーナ 1馬身1/4)
③白菊賞 阪神芝1600m2着(エイシンヒテン 2馬身1/2)
④白梅賞 中京芝1600m3着(ヴィジュネル 0:0)
期待度65(up)

2021年2月20日(土)3歳戦

●1東7 9R フリージア賞(1勝クラス) 芝2000 良
レインフロムヘヴン (牡・美浦・堀宣行)
父ドゥラメンテ 母レディオブヴェニス(Loup Solitaire)
2:00:3(上3F35:1)
単勝6.6倍の3番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は1馬身~1馬身半差での逃げ。4コーナーは半馬身差の先頭で直線並ばれたりもしたが、最後はイルーシヴパンサーに1/2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】48:4-60:8
【レースの上り】11:5-11:6-12:0
好スタートで無理せずに先頭に立ったが、レッドジェネシスが絡んできて3F目のラップは速かった。その後は徐々に落ち着き平均ペースになる。直線残り300mあたりで外から伸びたスペシャルドラマに並びかけられて、逃げもここまでと思ったが、ここから再び伸びた。ただ、今度は内ラチ沿いからイルーシヴパンサーが伸びて並びかけて来るが、これも半馬身差振り切ってゴールした。楽な逃げではなかったものの、直線は勝負根性を見せての逃げ切り勝ちだった。出走14頭中、本ブログの期待度がついた馬が11頭とハイレベルのメンバーだった。勝ち時計2:00:3-35:1はやや平凡だが、前半絡まれ直線で並ばれ、その後も迫られての時計だ。このメンバーでこれだけのレースができたのだから評価するべきだろう。休み明け初戦で2勝目なので、次は皐月賞トライアルになると思うが、過去4戦すべて東京で使っているので、次走はダービートライアルかもしれない。いずれにしてもトライアルになるだろうが、クラシック出走権獲得は次走のメンバー次第だろう。
【戦歴】4戦2勝
新馬 東京芝2000m1着(セブンシーズ 1馬身)
②百日草特別 東京芝2000m2着(エフフォーリア 1馬身1/4)
③東京スポーツ杯2歳SGⅢ 東京芝1800m8着(ダノンザキッド 1:2)
期待度70(up)

●1阪3 9R つばき賞(1勝クラス) 芝1800 良
ヴィゴーレ (牡・栗東・松永幹夫)
父キズナ 母ヴァイセフラウ(キングカメハメハ)
1:46:2(上3F33:4)
単勝7.3倍の4番人気からの勝利。気持ち出遅れて最後方10番手からの競馬。4コーナー10番手から直線内から2頭目の位置を伸びて、残り50mあたりで先頭に立ち、タガノディアーナにクビ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】47:4-59:7
【レースの上り】11:2-11:5-11:8
やや出遅れて最後方に抑えた。4Fまでは前8頭の馬群から1馬身以上離れた最後方を進み、4コーナーも最後方だった。直線は内から2頭目の位置が開いていて、そこをついて伸びた。ゴール前で叩き合いになったものの、展開の向いた本馬がクビ差だけ勝った。今日の阪神は高速馬場で、古馬1勝クラス芝1600mの勝ち馬が1:32:9である。したがって1:46:2は速い時計ではない。どちらかと言えば、この勝ち時計で上り33:4を褒めるべきだろう。このレースの出走馬は上記フリージア賞に比べてやや落ちるメンバーで、その中でのクビ差ということも忘れてはならない。おそらく、次走は3月20日の若葉Sになるのだろうが、皐月賞出走権の獲得は少し厳しいレベルかもしれない。
【戦歴】7戦2勝
①新馬 阪神芝1600m7着(シュヴァリエローズ 1:1)
未勝利 札幌芝1800m1着(タスマンハイウェイ クビ)
③札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m6着(ソダシ 0:7)
④芙蓉S 4着(ランドオブリバティ 0:6)
⑤葉牡丹賞 3着(ノースブリッジ 1:1)
⑥ホープフルSGⅠ 9着(ダノンザキッド 1:6)
期待度65(up)