クロフネ死亡

クロフネが1月17日、老衰のため北海道安平町の社台スタリオンステーションでに亡くなった。23歳だった。

種牡馬引退後も同所にて功労馬として繋養されていたが、ここ2ヵ月ほど体調が悪かったとのこと。23歳というと死ぬにはまだ早い気もするが「老衰」ということなので、天寿を全うしたのだろう。
アメリカ産の外国産馬でフレンチデピュティ(French Deputy)産駒。同期がアグネスタキオン・ジャングルポケット・マンハッタンカフェというハイレベルな世代の馬だ。ジャパンCダートGⅠでの7馬身差の勝利は圧巻だった。
種牡馬としても優秀で、今年のクラシック最有力馬ソダシ(牝3歳・期待度90)はクロフネ産駒だ。産駒初のクラシック制覇なるか。ますます注目である。

2021年1月17日(日)3歳戦

●1中6 5R 3歳未勝利・牝 芝1600 良
イズンシーラブリー (牝・美浦・加藤征弘)
父ディープインパクト 母ブルーミンバー(ファルブラヴ)
1:36:4(上3F34:2)
単勝2.4倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗り、道中は11~12番手。4コーナー外5番手から直線残り50mでビューティフルデイを抜いて先頭に立ち1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:4-48:8
【レースの上り】12:0-11:3-11:6
出遅れて中団よりも後ろからの競馬となった。残り600mから外をまくるように追い上げて、4コーナーは大外5番手でまわった。直線は外から伸びて、残り150mあたりでビューティフルデイに並びかけた。しばらく併走するが残り50mあたりで前に出て差をつけて、最後は半馬身差での勝利。相手の脚色を見ながらの勝利で完勝だった。ラスト2Fのレースのラップが11:3-11:6という中を追い上げて勝ったのは価値がある。本馬はラスト1Fを11:5程度で走っただろう。ただ、勝ち時計1:36:4は昨日の新馬戦の勝ち馬と同タイムで、上りは新馬戦のほうが速い。レース経験馬としてデビュー戦の馬と遜色のない時計というのは残念で、この後大きく良くならないと上のクラスでは厳しいと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1600m3着(ビジューブリランテ 0:2)
【母】ブルーミンバー
36戦7勝。芝1200m6勝・ダート1200m1勝。重賞はスプリンターズS(9着)・オーシャンS(13着)・函館スプリントS(5着)に出走した。
母(本馬の祖母)タヤスブルームはフェアリーSGⅢを勝ち、CBC賞GⅡ3着・ファンタジーSGⅢ3着。姉(本馬の伯母)カタマチボタンはクイーンCGⅢ2着・桜花賞GⅠ3着。その産駒(本馬の従姉弟)ツヅミモン(牝2015年産・期待度55)はシンザン記念GⅢ2着。妹(本馬の叔父)ニジブルームは京都ジャンプSJGⅢ2着・京都ジャンプSJGⅢ3着。
初仔トーセンブレス(牝6歳・期待度60)は現役で2勝。フラワーCGⅢ2着。桜花賞(4着)にも出走した。第2仔ブランクエンド(牡5歳・期待度50)は現役で4勝。第3仔ブルーミングスカイ(牡4歳・期待度70)は現役で2勝。第4仔が本馬。
期待度50

●1中6 11R 京成杯(GⅢ) 芝2000 良
グラティアス (牡・美浦・加藤征弘)
父ハーツクライ 母マラコスタムブラダ(Lizard Island)
2:03:1(上3F34:9)
単勝3.1倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は内3番手。4コーナー内3番手から直線は内ラチ沿いを伸びて、残り250m手前で先頭に立ち、タイムトゥヘヴンに2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】50:8-63:7
【レースの上り】11:9-11:3-12:0
一周目のゴール板は5番手で通過したが、1コーナーから2コーナーにかけてペースが落ちて、内から位置を上げた。スローペースとなり、先頭の5F通過が63:7。直線では逃げたタイムトゥヘヴンが残り250m手前で外へとヨレて、この間に先頭に立った。仮柵の内ラチ沿いを伸びて、残り200mからはタイムトゥヘヴンを突き放した。ペースが遅かったため前にいた馬での1・2着となったが、本馬の上りはメンバー中最速なので、能力は1頭抜けていたようだ。良馬場の重賞で2馬身半差というのは立派だが、そもそも出走メンバーは全頭500万下の馬である。1勝クラスのレースとあまり変わらいと言えばそうなるので、2馬身半差を過大に評価はできない。勝ち時計2:03:1はスローペースなのでそうなったのだろうが、昨日の未勝利戦の勝ち馬が2:01:9-36:5だったことを考えると、重賞としては残念な時計だ。新馬戦を逃げ切って、今回は好位から直線抜けての快勝。これで新馬-重賞の二連勝となったが、ともに時計は平凡である。ただ、前回は逃げながらも最速の上りを記録していることから、おそらく時計はあまり気にする必要はない馬なのだろう。高速馬場でそこそこのペースで流れる競馬であったら、それなりの時計は出すと思う。レース振りならば文句なしなので、ホープフルS上位組のダノンザキッド・オーソクレース・ヨーホーレイクあたりでも互角に戦えそうだ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 東京芝2000m1着(モズマンジロウ 1馬身1/4)
期待度80(up)

●1中京6 9R 梅花賞(1勝クラス) 芝2200 良
ディープモンスター (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母シスタリーラヴ(Bellamy Road)
2:13:6(上3F34:7)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中5~6番手。4コーナー5番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、ヴェローチェオロに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】48:3-61:1
【レースの上り】11:7-11:5-11:9
道中5~6番手で脚をためて、直線は馬群の外目から伸びた。勝ち時計2:13:6-34:7はやや物足りない気もするが、2000m通過が2:01:7ということを考えると十分だろう。ラスト1Fも11秒台でまとめたので、上々の勝利だと思う。前走は1番人気だったが直線でエンジンのかかりが遅く、ゴール前で追い上げたが2着までという競馬だった。スローペースで上りが速い競馬になったので最後に届かなかった。今回は前回のようなスローペースにはならなかったので、直線は楽に抜け出した。これで2勝目なので次走は重賞だろう。重賞でも上位争いは可能だと思うが、勝ち負けまでは厳しいと思う。今のところは、皐月賞またはダービーに出られるかどうかのレベルだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 京都芝2000m1着(アルバーシャ 1馬身1/2)
②エリカ賞 阪神芝2000m2着(アドマイヤハダル 1/2馬身)
期待度70(up)

2021年1月16日(土)3歳戦

一都三県に続き、栃木・愛知・岐阜・京都・大阪・兵庫・福岡の7府県に1月14日(木)からとなる「緊急事態宣言」が発令された。
これを受け、本日より中京競馬・小倉競馬も無観客で開催されることになった。


●1中5 5R 3歳未勝利 芝2000 良
セナリスト (牝・美浦・金成貴史)
父ブラックタイド 母リアリサトリス(Numerous)
2:01:9(上3F36:5)
単勝10.7倍の3番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。13番手から上がっていく競馬となり、4コーナーは外7番手。直線残り50mで前をまとめて差し切り、コスモマインに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】48:0-60:4
【レースの上り】12:0-11:9-13:1
出遅れて1コーナーは13番手でまわった。向正面に入ると気合をつけて上がり、4F過ぎで12番手。5F過ぎで7番手。3コーナーで6番手に上がった。直線に入ると外から伸びて残り200mで5番手に上がるが、先頭までは大きく差がある。ただ、残り150m過ぎで、楽勝ムードだった先頭コスモマインが何かに驚いたように失速して3番手に下がる。これを含めた前3頭を残り50mで一気にかわして先頭に立ち、盛り返して2番手に上がったコスモマインに3/4馬身差でゴールした。ズブイ馬で2コーナーから丸山元気騎手の手綱が動いていた。残り200mでは先頭まで6馬身以上離れていて、勝てるような位置ではなかった。コスモマインの失速で、レースのラスト1Fは13:1である。本馬はおそらく12:1~12:2程度で走っただろう。ハイペースになったのも良かった。勝ち時計2:01:9も、今の馬場ならば上々だと思う。ただ、2着のコスモマインは失速した後も再び盛り返して2着。能力はこちらの方が高いだろう。少々恵まれての勝利なので、上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝2000m3着(トーセンクライマー 0:3)
【母】リアリサトリス
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り20戦3勝。
兄(本馬の伯父)Rouvresはジャンプラ賞仏GⅠ・ギシュ賞仏GⅢを勝ち、イクスプロージヴビッドH米GⅡ2着・ベルモントBCH米GⅡ2着・バーナードバルークH米GⅡ2着・トーマスブライアン賞仏GⅢ2着・ケルソH米GⅡ3着。兄(本馬の伯父)Right OneはジャイプールS米GⅢを勝ち、ジャイプールS米GⅢ2着・ウッドバインマイルS加GⅠ3着・コモンウェルスS米GⅡ3着・ポーカーS米GⅢ3着。
初仔は3勝。第2仔は英1勝。第3仔はJRA1勝・地方1勝。第4仔スズカキング(牡4歳)は現役で1勝。第5仔が本馬。
期待度45

●1中5 6R 3歳新馬 芝1600 良
オメガロマンス (牝・美浦・斎藤誠)
父ハーツクライ 母オメガスピリット(スピニングワールド)
1:36:4(上3F33:5)
単勝1.7倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから抑えて道中は14番手。4コーナー外14番手から直線外から伸びて、ゴール前でホウオウラフィットをかわしハナ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:4-48:6
【レースの上り】12:1-11:7-12:0
スタート直後は6番手にいたが、そこからズルズルと位置を下げ、2F手前で14番手になった。4コーナーは大外をまわるが、このときすぐ前にいたホウオウラフィットと本馬が大外から追い上げて、残り100mでホウオウラフィットが先に先頭に立った。これを追いかけてグングンと伸びて、ゴール前でかわした。断然の1番人気ながら、後方に抑えて直線で追い上げる競馬をした。ややハイペースで流れたのも良かったが、デビュー戦からこのような競馬ができるのは立派で、勝ち時計1:36:4もまずまずだろう。下記菜の花賞の勝ち馬が1:36:1なので0:3の差であり、このレースでも6着に入る時計だ。また、上り33:5は優秀で、デビュー戦ということを考えると、下記1勝クラスと同等な時計内容だと思う。このひと叩きで更に良くなるのなら、上のクラスでも十分戦えると思う。オークス馬ヌーヴォレコルトの全妹という血統で、良血馬のデビュー勝ちなので今後も注目だ。
【母】オメガスピリット
14戦3勝。芝1200m3勝。重賞未出走。
姉(本馬の伯母)ゴッドインチーフはファンタジーSGⅢ2着・チューリップ賞GⅢ2着・阪神3歳牝馬SGⅠ3着。
初仔は地方1勝、第2仔オメガユニコーン(牡2010年産・期待度60)は2勝。第3仔ヌーヴォレコルト(牝2011年産・期待度65)はJRA5勝・米1勝。オークスGⅠ・ローズSGⅡ・中山記念GⅡ・レッドカーペットH米GⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着2回・香港C香GⅠ2着・オールカマーGⅡ2着・チューリップ賞GⅢ2着・桜花賞GⅠ3着。第6仔は地方2勝。第7仔オーケストラ(騸6歳)は現役で3勝。第7仔が本馬。
期待度60

●1中5 9R 菜の花賞(1勝クラス) 芝1600 良
スライリー (牝・美浦・相沢郁)
父オルフェーヴル 母ビジョナリー(ディープインパクト)
1:36:1(上3F34:4)
単勝38.4倍の8番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中6番手。4コーナー外4番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、外から迫ってきたアナザーリリックを頭差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】36:9-49:1
【レースの上り】12:0-11:3-11:5
外6番手をやや掛かり気味に進み、4コーナーで差を詰めた。4コーナーでの手応えが良く、直線に入って追い出すとしっかりと反応し、残り150mあたりで先頭に立った。ここから引き離す勢いにも見えたが、残り100mからはアナザーリリックに詰められて最後は頭差凌ぎ切った。あと50mあれば抜かれていたかもしれない。最後は僅差だがラスト1Fが11:5であり、本馬は11:4程度で走ったと思われるので、これは2着馬を褒めるべきだろう。ただ、1:36:1-34:4は1勝クラスとしては平凡なので、この後更に良くならないと重賞では厳しいと思う。それ程変わらないのなら、掲示板が目標という感じになると思う。
【戦歴】4戦2勝
新馬 東京芝1800m1着(ジェミニテソーロ 3/4馬身)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m14着(ソダシ 2:6)
③赤松賞 東京芝1600m7着(アカイトリノムスメ 0:9)
期待度60(up)

●1中京5 6R 3歳新馬 芝2000 良
インフィニタス (牝・栗東・清水久詞)
父モーリス 母アンチュラス(ディープインパクト)
2:02:1(上3F36:1)
単勝5.9倍の3番人気からの勝利。好スタートから2コーナーで先頭に立ち、その後は1馬身半差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭で、直線は最後までこの差を保ちフローレスクイーンに1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:1-61:2
【レースの上り】12:0-11:9-12:2
外から2頭目の15番枠からの好スタートだったが、1コーナーは外5番手でまわった。2コーナーで先頭に立ち、ここから1馬身半差で逃げて、直線も最後までこの差を保っての勝利。出走16頭が縦長になってのゴールで、最後まで脚色は衰えなかったので能力は抜けていたのだろう。ラスト1Fが12:2と落ちてしまったのは残念だが、そこそこのペースで逃げてのものなので、この時計でも頑張った方だろう。今日の中京は時計が出ている中、2分2秒を切れなかったのは残念だが、デビュー戦なのでこれも仕方がないだろう。上積みが薄ければ上のクラスでは苦しい時計だが、このひと叩きで次走はもう少し時計も詰められると思う。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】アンチュラス
2009年産期待度45。22戦2勝。9月の阪神芝1400mでデビューして3着。2戦目の阪神芝1400m未勝利戦を4馬身差で圧勝。3戦目ファンタジーSGⅢは2着。しかし、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ5着、フィリーズレビューGⅡ9着、マーガレットS10着と負けて、クラシックには出走しなかった。その後は芝1600mで1勝したが、重賞出走は無し。5歳時12月のレースを最後に引退した。
姉(本馬の伯母)ワンダーレディアンエル(Wonder Lady Anne L)はCCAオークス米GⅠ・デムワゼルS米GⅡを勝ち、ボニーミスS米GⅡ2着・エルエンシノS米GⅡ3着・ダヴォナデイルS米GⅡ3着・テンプティドS米GⅢ3着。
第2仔アンティシペイト(牡4歳)は現役で3勝。第3仔が本馬。
期待度55

●1中京5 10R 紅梅S(L) 芝1400 良
ソングライン (牝・美浦・林徹)
父キズナ 母ルミナスパレード(シンボリクリスエス)
1:20:6(上3F35:3)
単勝2.9倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れたが、すぐに盛り返し道中は4~5番手。4コーナー馬群の中4番手から直線残り250m過ぎで先頭に立ち、後続を離してララクリスティーヌに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】33:5-45:0
【レースの上り】11:8-11:7-12:1
4コーナーは馬群の中にいて、しばらく動かなかったが、残り300m手前から右ムチを入れてしっかりと追い出すと馬群を抜けて伸びた。後続に3馬身差をつける圧勝だったが、C.ルメール騎手は引き離してからもしっかりと追って、ゴール前だけ手綱を緩めた。勝ち時計1:20:6-35:3は優秀で、1ヵ月前の2歳戦だったらレコードタイムだ。前走は+14kgで出走したので今回は-2kgで出走。480kgという牝馬では恵まれた馬体であり、青鹿毛で頭部の細長い白斑の馬が力強く抜け出したとき「メジロラモーヌか」と思った。ラスト1Fは単走になり12:1と落ちたものの、なかなかの時計でオープン勝ちである。これで芝1600mと芝1400mと、ともに3馬身差の圧勝での連勝で、次はどこを使うのだろうか。チューリップ賞から桜花賞、フィリーズレビューから桜花賞、それとも次走が桜花賞ということもあるだろう。ソダシ・サトノレイナス・ユーバーレーベンなど阪神ジュベナイルフィリーズ上位組との実力差がどうなのかは不明だが、桜花賞の芝1600mならば十分太刀打ち出来ると思う。先週のフェアリーSを勝ったファインルージュに続き、楽しみなキズナ産駒が出てきた。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 東京芝1400m2着(クールキャット 2馬身)
未勝利 東京芝1600m1着(トーセンメラニー 3馬身)
【年末推奨馬】
本馬は本ブログの年末推奨馬である。毎年年末に、牡馬5頭・牝馬5頭を重賞未出走馬から選んで推奨しているのだが、先週はシンザン記念GⅢにレゾンドゥスリール(牡3歳・期待度60)が出走して10着に負けた。今回が年末推奨馬2戦目で今年の初勝利である。是非ともこの馬は桜花賞・オークスに出走してもらいたい。
期待度80(up)

●1小1 6R 3歳未勝利 芝1800 良
バガン (牡・栗東・野中賢二)
父バゴ 母トーコーユズキ(ディープインパクト)
1:47:9(上3F36:1)
単勝3.7倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は9番手。5Fあたりから上がり、4コーナーで先頭に立つ。直線で後続を離すが、最後にメイショウユウスイに詰められてハナ差粘り切っての勝利だった。
【先頭の通過】46:6-59:2
【レースの上り】12:4-11:8-12:4
ハイペースの競馬となり、中団より後方に控えた。5Fから上がり3コーナーでは7番手。ここから更に外を通り押し上げて、4コーナーで先頭に立った。直線で後続を引き離し、残り200mは2馬身半差とする。メイショウユウスイが2番手に上がり差を詰めてきて、残り100mは2馬身差、残り50mで1馬身差になり、最後はハナ差まで詰められた。あと10mもあれば抜かれていた勢いで、最後は何とか粘り切っての勝利だった。ただ、2~3着が5馬身も離れたので、2着馬を褒めるべきだろう。ラストはバテて12:4とかかってしまった。これが迫られた原因で、勝ち時計は1分48秒を切ってきたものの、今の馬場ならば驚く程ではない。したがって、ローカルの未勝利戦を辛勝したという評価でいいだろう。この後大きく良くならなければ、上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m3着(アクセル 0:2)
【母】トーコーユズキ
3戦1勝。ダート1800m1勝。重賞未出走。
初仔は地方1勝。第2仔は2勝。第3仔は地方3勝。第4仔が本馬。
期待度45

2021年1月11日(月)3歳戦

●1中4 5R 3歳未勝利 芝1600 良
エイシンチラー (牝・美浦・田中剛)
父リアルインパクト 母エーシンサーフィン(フレンチデピュティ)
1:35:2(上3F35:4)
単勝18.8倍の8番人気からの勝利。まずまずのスタートから押して押して先頭に立ち、道中は1馬身差での逃げ。4コーナーは半馬身差の先頭で、直線逃げ脚衰えずウインシャーロットに1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:5-47:6
【レースの上り】12:2-11:4-11:8
先頭と2番手の馬で決着した行った行ったの競馬となった。ただ、スローペースではなくややハイペースだったので、2頭の力が抜けていたようだ。4コーナーでウインシャーロットを引き付けて、直線でジリジリと差をつけた。直線は11:4-11:8と、最後までしっかりと走ったと思う。勝ち時計1:35:2-35:4は、下記フェアリーSGⅢならば5着に入る時計で、ペースを考えると4着程度の価値はあるだろう。デビュー戦は2番手で競馬をしたように逃げなくても大丈夫な馬である。重賞でも掲示板程度の時計で走ったので、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1600m2着(グレートサークル 頭)
【母】エーシンサーフィン
28戦3勝(内障害8戦1勝)。芝1200m1勝・芝1800m1勝・障害芝2990m1勝。重賞はチューリップ賞(12着)に出走した。
母(本馬の祖母)エイシンサンサンは小倉3歳SGⅢを勝ち、朝日チャレンジCGⅢ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・府中牝馬SGⅢ3着。兄(本馬の伯父)エイシンニーザンは阪神スプリングJJGⅡを勝ち、京都ハイジャンプJGⅡ3着。 兄(本馬の伯父)エイシンテンリューは青葉賞GⅡ3着。弟(本馬の叔父)エーシンディーエスは京都ハイジャンプJGⅡ・京都ジャンプSJGⅢを勝った。妹(本馬の叔母)エーシンリターンズ(牝2007年産・期待度65)は関屋記念GⅢ2着・桜花賞GⅠ3着・ローズSGⅡ3着・チューリップ賞GⅢ3着。弟(本馬の叔父)エイシンクリック(牡7歳・現役)はステイヤーズSGⅡ3着。
初仔は地方1勝。第2仔は地方5勝。第4仔は地方1勝。第5仔が本馬。
期待度55

●1中4 11R フェアリーS(GⅢ・牝) 芝1600 良
ファインルージュ (牝・美浦・木村哲也)
父キズナ 母パシオンルージュ(ボストンハーバー)
1:34:4(上3F35:0)
単勝5.5倍の3番人気からの勝利。まずまずのスタートで13番手から上がっていく競馬。4コーナー外7番手から直線残り170mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してホウオウイクセルに2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:8-46:8
【レースの上り】12:0-11:9-11:8
スタートしてから後方に抑えて徐々に上がっていった。4コーナーは先頭から3馬身以内の差まで迫り、直線は外から伸びた。残り170mあたりで先頭に立ち、坂を登り切った残り100mから一気に加速するように後続を突き放して、追いかけてきたホウオウイクセルに2馬身半差をつけた。ゴール前でC.ルメール騎手は手綱を抑える余裕で、着差以上の圧勝だったと思う。4F46:8、5F58:7というハイペースになったのも良かったが、騎手のGoサインにしっかりと反応するなど、完成度の高い馬だと思った。あまり速い時計は出ていない中山競馬場で勝ち時計1:34:4-35:0はまずまずだろう。12番人気のラストリージョ以外はすべて1勝クラスの馬で、本ブログの期待度は55が最高値で、戦前はレースレベルが疑問だった。しかし、アルテミスSGⅢ3着で1番人気だったテンハッピーローズを4着に沈めたので、重賞なりのレベルはあるだろう。レースの上り3Fは0:1ペースながらも加速していて、その中を追い上げて勝っている。芝1200m・芝1400mと使ってきて今回は芝1600mだったので、今後は距離延長がどうなるか疑問だが、今日のレース振りならば桜花賞でも上位争いは可能だろう。ただ、母父ボストンハーバーから、12Fのオークスは避けるかもしれない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 新潟芝1200m2着(フレンドパル クビ)
②未勝利 東京芝1400m1着(シュアーヴアリア 2馬身)
【母】パシオンルージュ
27戦3勝。芝1000m2勝・ダート1200m1勝。重賞未出走。
妹(本馬の叔母)プレノタート(牝2009年産・期待度60)はフィリーズレビューGⅡ3着。弟(本馬の叔父)ザラストロ(牡2010年産・期待度65)は新潟2歳SGⅢを勝った。
初仔はJRA2勝・地方2勝。第2仔エスト(牝5歳)は現役で3勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3564万円で取引された。
期待度75

●1中京4 5R 3歳未勝利 芝2200 良
マイプレシャス (牡・栗東・松永幹夫)
父ヴィクトワールピサ 母サラフィナ(Refuse To Bend)
2:14:7(上3F35:5)
単勝8.4倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートで道中は8番手から上がっていく競馬。4コーナー2番手から直線残り200m過ぎでサイモンメガライズをかわして先頭に立ち、2馬身1/2離しての圧勝だった。
【先頭の通過】48:2-61:0
【レースの上り】12:0-11:8-12:0
1コーナーで8番手から7番手に上がり、2コーナーで5番手。5F過ぎで4番手。3コーナーは3番手と上がり、4コーナーで内から、前にいるサイモンメガライズよりも外に出した。直線はサイモンメガライズの脚を見ながら追い上げて、残り200m過ぎで前にでる。そして引き離し、2馬身半差でゴールした。勝ち時計2:14:7-35:5は比較対象が無くて評価が難しいが、残り4Fから加速して10F通過が2:02:7である。ラスト1Fは12:0でまとめたので、未勝利としては十分な時計だろう。単勝5番人気と評価は高くなかったが、前走の新馬戦は2着なので、低評価過ぎたと思う。ただ、人気上位馬は新馬・未勝利で好走歴のある馬なので、レースレベルは高かったと見ることもできる。長い距離で力を発揮しそうで、2200mや2400mなあらば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝2000m2着(タイソウ 3馬身)
【母】サラフィナ
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・アメリカで走り仏10戦6勝・米1戦0勝。仏オークス仏GⅠ・サンタラリ賞仏GⅠ・サンクルー大賞仏GⅠ・フォワ賞仏GⅡ・コリーダ賞仏GⅡを勝ち、ガネー賞仏GⅠ2着・凱旋門賞仏GⅠ3着・ヴェルメイユ賞仏GⅠ3着。
姉(本馬の伯母)Sanayaはサンタラリ賞仏GⅠ2着・ペネロープ賞仏GⅢ2着・クレオパトル賞仏GⅢ2着・レゼルヴォワール賞仏GⅢ2着・フィユドレール賞仏GⅢ3着。姉(本馬の伯母)Sanjidaはペネロープ賞仏GⅢ3着・クレオパトル賞仏GⅢ3着・コンデ賞仏GⅢ3着。弟(本馬の叔父)SandagiyrはファイアーブレイクSUAEGⅢを勝った。
日本での初仔ジェニアル(牡2014年産)はJRA2勝・仏1勝。メシドール賞仏GⅢを勝った。引退後はスウェーデンにて種牡馬になった。第2仔は2勝。第3仔ゴータイミング(牡2016年産・期待度60)は3勝。ラジオNIKKEI賞GⅢ3着。第4仔Savarin(牝2017年産)は仏2勝。オマール賞仏GⅢを勝った。第5仔が本馬。
期待度55

2021年1月10日(日)3歳戦

●1中3 5R 3歳未勝利 芝2200 良
グローリアスサルム (牝・美浦・小島茂之)
父キズナ 母グローリアスレイ(チチカステナンゴ)
2:16:9(上3F34:7)
単勝28.2倍の7番人気からの勝利。出遅れて道中は11番手。4コーナー外9番手から直線追い上げて残り30mあたりでソーヴァリアントをかわして先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
【先頭の通過】51:0-64:2
【レースの上り】12:0-11:5-12:1
最内1番枠から出遅れて、更に2番枠のコーヒーソフトが内にヨレたため内ラチ沿いへと押し込まれる不利があった。道中は11番手を進むが、1番人気のソーヴァリアントが最後方から動いていき3コーナーで抜かれたが、それに付いていくように馬群の中を上がった。4コーナーで外に出し、直線は外から伸びて最後にソーヴァリアントをかわして勝った。このソーヴァリアントは11月の未勝利戦を1位入線していながら後日禁止薬物「カフェイン」が検出されて失格になった馬であり、実質1勝クラスである。その馬に、不利がありながらも勝ったのから価値があると思う。ただ、上のクラスでも活躍できるかというと別で、特別大きなインパクトがあったわけではない。時計内容も平凡なので、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m5着(ディオスバリエンテ 1:1)
【母】グローリアスレイ
6戦1勝。芝2000m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)メジロトンキニーズはダイヤモンドSGⅢ2着。弟(本馬の叔父)トリオンフ(騸2014年産・期待度45)は小倉大賞典GⅢ・小倉記念GⅢ・中山金杯GⅢを勝ち、鳴尾記念GⅢ2着・チャレンジCGⅢ2着。
本馬が第2仔。
期待度50

●1中3 6R 3歳新馬 芝2000 良
タイセイドリーマー (牡・栗東・矢作芳人)
父ハーツクライ 母ドリームライター(Tale of the Cat)
2:04:8(上3F34:7)
単勝5.9倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は5~6番手。4コーナー外目3番手から直線残り150m手前で先頭に立つが、ここからヒアーズトゥライフとの争いとなって頭差での勝利だった。
【先頭の通過】51:1-64:4
【レースの上り】12:0-11:2-11:9
最外16番枠からゲートの出は良かったが、スタート直後外によれた。道中は外5~6番手を進むが、2コーナーはやや掛かり気味になった。向正面で落ち着き、残り3F手前からスパートして、4コーナーは僅差の3番手でまわった。直線は前2頭が粘ってなかなか抜けなかったが、残り170mあたりで何とかかわして先頭に立った。ところが外からヒアーズトゥライフが伸びて来て、2頭が後続を離してゴール。頭差競り勝った。2~3着は3馬身離れたので2頭が抜けていたようだ。勝ち時計2:04:8はスローペースだったので仕方がない。ただ、上り3F34:7で競り合ったラスト1Fは11:9。目立つ時計がない。このひと叩きで大きく良くならないと上のクラスでは厳しいと思うが、活力のある牝系の出なので今後大きく成長する可能性もあるだろう。
【母】ドリームライター
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り9戦1勝。
母(本馬の祖母)Rebridled DreamsはシルヴァービュレットデイS米GⅡ3着。
兄(本馬の伯父)Doncaster RoverはチップチェイスS英GⅢ2着・ジョンオヴゴーントS英GⅢ2着・ジョンオヴゴーントS英GⅢ3着2回・クライテリオンS英GⅢ3着・ハクウッドS英GⅢ3着。兄(本馬の伯父)J. B.'s Thunderはブリーダーズフューチュリティ米GⅠを勝った。弟(本馬の叔父)Carpe Diemは種牡馬。弟(本馬の叔父)Semper Fortisはロスアラミトスダービー米GⅡ2着。妹(本馬の叔母)FarrellはゴールデンロッドS米GⅡ・レイチェルアレクサンドラS米GⅡ・フェアグラウンズオークス米GⅡ・チラッキS米GⅢ・シュヴィーS米GⅢを勝ち、ラトロワンヌS米GⅠ2着。
日本の初仔は2勝。第2仔ワイドソロモン(牡4歳)は現役で3勝。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて8640万円で取引された。
期待度55

●1中京3 11R シンザン記念(GⅢ) 芝1600 良
ピクシーナイト (牡・栗東・音無秀孝)
父モーリス 母ピクシーホロウ(キングヘイロー)
1:33:3(上3F35:2)
単勝13.0倍の4番人気からの勝利。好スタートから1馬身~1馬身半差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭で直線後続を離し、最後にルークズネストに詰められたものの1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】34:7-46:3
【レースの上り】11:6-11:6-12:0
好スタートから難なく先手を奪った。ただ、ハイペースとなり4F通過が46:3。5Fは58:1で通過して、6Fは69:7である。ラスト1Fが12:0とかかってしまったが、これは仕方がないだろう。残り200mでは3馬身近く離したが、ラスト1Fで詰められてしまった。それでも12:0で走っている。本来ならば1月の京都で行われるシンザン記念だが、今年は京都競馬場が改修工事のため、左回りの中京競馬場で行われた。この時期の京都は速い時計は出難く、シンザン記念で1分34秒を切ったのは2014年ミッキーアイルの1:33:8のみである。馬場が違うので単純に比較はできないが、レースレコードということになる。それだけでも素晴らしいが、速いペースでの逃げ切りなので、能力は高いだろう。過去2走とも逃げなかったものが、重賞で初めて逃げて快勝。ガチっと嵌ったという印象だ。芝1400mを2走して、芝1600m初挑戦で重賞制覇である。したがって、今後もマイル路線で行きそうだ。ダービー馬を探すブログなので、ダービーを目指さないのならば本ブログとは関係のない馬ということになるが、マイルでの能力は高いので短い距離ではそこそこ活躍できるだろう。それでも朝日杯フューチュリティSの上位馬よりは少々落ちる気もする。
父モーリスは現3歳馬が初年度産駒である。これが産駒重賞初勝利だ。これから何頭も出る重賞勝ち馬の、はじめの一歩である。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 中京芝1400m1着(エアシュラブ 1/2馬身)
②秋明菊賞 阪神芝1400m3着(ブルースピリット 0:4)
【母】ピクシーホロウ
2010年産期待度45。14戦3勝。11月の福島芝1800m新馬戦を勝つが、その後休養。2戦目は4月のデイジー賞で11着に負けて、3戦目の500万下は2着でクラシックには出走できなかった。3歳秋から引退まで、芝1500m1勝・芝1800m1勝。重賞はローズS(9着)に出走した。5歳時3月のレースを最後に引退した。
第2仔は1勝。第3仔が本馬。
期待度65

2021年1月9日(土)3歳戦

一都三県に、1月8日(金)からとなる「緊急事態宣言」が発令された。
これを受けて、千葉県にある中山競馬場は当面の間、無観客競馬として実施することになった。おそらく、1月30日(土)からの1回東京開催も無観客になるだろう。
緊急事態宣言は一応2月7日(日)までとしているが、解除判断は感染状況が「ステージ3(感染急増)」相当に下がっていることが条件だそうだ。目安として東京で1日の感染者数が500人。本日の東京都の感染者数は2268人。1ヵ月でどこまで減らせるだろう。


●1中2 5R 3歳新馬 芝1600 良
レッジャードロ (牝・美浦・戸田博文)
父ドゥラメンテ 母ブルーグラスチャッター(Bluegrass Cat)
1:35:6(上3F33:9)
単勝3.8倍の2番人気からの勝利。出遅れて最後方16番手からの競馬。3コーナーから上がり4コーナーは外11番手。直線外から伸びて、ゴール前10mでベルピエースを差し切り1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:8-47:8
【レースの上り】11:9-11:8-12:1
出遅れて半馬身程度の不利。後方に抑えて道中は最後方16番手を進んだ。3コーナーから仕掛けて上がり、4コーナーは大外11番手。直線は外からグングンと伸びて、残り10mあたりでベルピエースをかわし、勢いのまま半馬身引き離した。直線では1頭だけ脚が違うというような伸びだったが、口向きが気になった。外へと顔が向いていたのは、内へと刺さってしまうため、藤田菜七子騎手が外へと矯正していたためだろうか。ただ、残り100mからは更に加速するように伸びて、逃げ粘る2着馬を差し切った。新馬戦ではなかなか見られないような差し切り勝ちで、能力は高いと思う。勝ち時計1:35:6-33:9も、デビュー戦としては優秀だろう。今回はややハイペースで流れたことも良かったと思うが、スタートと直線の走りには課題の残る勝利だった。上のクラスでも上位に来るとは思うが、課題2つが克服されないと、勝ち切るまでは厳しいと思う。
【母】ブルーグラスチャッター
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り7戦1勝。サンタイサベルS米GⅢ2着。
弟(本馬の叔父)オーブルチェフは全日本2歳優駿川崎GⅠ・北海道2歳優駿門別GⅢを勝った。甥(本馬の従兄妹)LaobanはジムダンディS米GⅡを勝ち、ゴーサムS米GⅢ2着・シャムS米GⅢ3着。
日本での初仔は4勝。第3仔が本馬。
期待度55

●1中京2 6R 3歳新馬 芝1600 良
デルマセイシ (牝・栗東・音無秀孝)
父エイシンフラッシュ 母クラウンプリンセス(スペシャルウィーク)
1:37:2(上3F34:7)
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は3番手。4コーナー外3番手から直線残り100mで先頭に立ち、外から迫るイフィゲニアをクビ差抑え切っての勝利だった。
【先頭の通過】36:8-49:5
【レースの上り】12:1-11:2-11:7
絶好のスタートから外3番手に控え、直線に入ると先頭に迫った。逃げたセイレーンに残り200mで並びかけたがなかなか抜けず、残り100mで何とか前に出た。そしてジリジリと離すが、外からイフィゲニアが迫ってきて、最後はクビ差まで詰められてゴールした。デビュー戦からセンスのある走りを見せての勝利。最後は詰められたが、11:7なので2着馬を褒めるべきだろう。ただ、1:37:2-34:7は残念だが平凡である。今日の中京競馬場は高速馬場にはなっていないが、時計はそこそこ出ている。その中でこの時計では、あまり褒められない。このひと叩きで大きく良くならないと上のクラスでは厳しいレベルだろう。
【母】クラウンプリンセス
33戦7勝。小倉記念GⅢ3着。
弟(本馬の叔父)リーチザクラウン(牡2006年産・期待度105)は種牡馬。
初仔は1勝。第5仔マイレリーフ(牝4歳)は現役で1勝。第6仔が本馬。
期待度40

2021年1月5日(火)3歳戦

あけましておめでとうございます。
本年も「natsuryoのダービーへの道」をよろしくお願いします。


1月1日(金)に行われたサッカー天皇杯決勝。川崎フロンターレがG大阪に1-0で勝ち優勝した。天皇杯は初優勝で、今シーズンはこれで二冠だ。
私は川崎フロンターレのファンである(2011年5月24日2011年5月29日2015年11月22日2016年4月30日2017年11月4日2017年12月2日2018年11月10日2019年10月26日2020年11月28日の記事参照)。
家内がガンバ大阪の宮本監督が好きなので、川崎−G大阪のリーグ戦を見に行きたかったのだが、チケットが買えず今シーズンも行けなかった。ならばと天皇杯決勝のチケットの抽選に申し込んだら、第3希望のSB指定席(3層南・G大阪側)が当選した。申し込んだ時点では両チームとも準決勝が残っていたが、川崎はJ3秋田、ガンバはJ2徳島が対戦相手だったので順当に勝ち上がった。
私にとっては初の新国立競技場だったが、大きな驚きはなかった。
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天皇杯決勝 川崎−G大阪(撮影:筆者)

試合は1-0ながら、川崎の一方的な試合となった。ただ、シュートの精度が悪く、後半10分の三笘選手の1ゴールのみだった。
11月のリーグ戦でG大阪は0-5で大敗している。そのため、今回は5バックで守る戦術。三笘選手には2人で対応し、センターはしっかりと閉めていた。その状況で、フロンターレの右サイドバックである山根選手の活躍が目立っていた。『日本代表に召集されても良いんじゃないの』と思って見ていた。
1点取った後もG大阪はあまり攻めてこなかったが、レアンドロ・ダミアン選手と三笘選手が交代したあたりのラスト10分から激しい攻撃が始まり、それに耐えて何とか逃げ切った。
家でTV観戦をしていたG大阪ファンの息子(23歳)は、
「三笘がいたからフロンターレは(リーグ)優勝できたと思う。早く海外に行ってもらえないかな」と言っていた。
2021年の三笘選手の活躍には注目で、リーグ戦で、ACLで、オリンピックで、日本代表でどんな活躍をするのか。リーグ戦では当然対策されるだろうが、その中でどこまでやれるのか。対策されたらダメならば、海外には行かないほうが良い。
川崎フロンターレは、これでリーグ戦も天皇杯もルヴァンカップも優勝したので、残るはACLだ。今年こそアジアチャンピオンになってもらいたいと思った。


●1中1 5R 3歳未勝利 芝2000 良
アサマノイタズラ (牡・美浦・手塚貴久)
父ヴィクトワールピサ 母ハイタッチクイーン(キングヘイロー)
2:02:0(上3F35:0)
単勝8.4倍の4番人気からの勝利。好スタートから道中6番手。4コーナー外4番手から直線残り230mあたりで先頭に立ち、後続をグングンと引き離してコスモマインに4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】49:5-61:9
【レースの上り】12:1-11:5-11:9
3コーナーで5番手に上がり、4コーナーで4番手になった。直線は大きく差を広げて、残り50mあたりで嶋田純次騎手は手綱を緩めて以後は馬なりでゴール。4馬身差での圧勝だった。今日の中山はあまり時計が出ていない馬場で、勝ち時計2:02:0-35:0は優秀だと思う。最後まで追っていれば当然2分1秒台も出ただろう。また、11Rの中山金杯の勝ち馬が2:00:9-34:5であり、このレースならば14着ディープボンドと同じタイムだ。下記1勝クラスの勝ち馬が2:01:3-35:4であり、このレースならば5着馬と同じタイムだ。ただし、ペースは下記1勝クラスのほうが全然速い。スタートを決めて6番手で我慢して、3コーナーから徐々に上がっていった。レース振りもなかなかで、これならば上のクラスでも上位争いは可能だろう。「浅間のいたずら」というネーミングで、本日の中山金杯GⅢ2着のココロノトウダイ(牡4歳・期待度60)と同じ馬主さんだ。ちょと調べると、「浅間のいたずら鬼の押し出し」も「心の灯台内村鑑三」も『上毛かるた』からのようだ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m3着(ディオスバリエンテ 0:8)
【母】ハイタッチクイーン
35戦3勝。芝1800m2勝・芝2000m1勝。重賞未出走。
初仔リノワールド(牝6歳)は現役で2勝。第3仔は地方1勝。第4仔が本馬。
期待度60

●1中1 6R 3歳1勝クラス 芝2000 良
ワンデイモア (牡・美浦・国枝栄)
父ドゥラメンテ 母メジロバーミューズ(アサティス)
2:01:3(上3F35:4)
単勝20.7倍の7番人気からの勝利。まずまずのスタートから抑えて最後方11番手。向正面で徐々に上がり、4コーナーは外6番手。直線残り220mあたりで先頭に立ち、スペシャルドラマに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】47:3-59:5
【レースの上り】12:5-12:2-12:3
スタート直後からゆっくり目に進み、1コーナーは最後方11番手。向正面に入ると10番手に上がり、以後徐々に上がっていった。3コーナーは8番手で4コーナーは外から差を詰めつつの6番手。直線に入るとすぐに先頭に迫って、残り220mあたりで先頭に立ち、外から追い上げてきた2着馬を半馬身差抑えての勝利だった。逃げ馬が飛ばして、5F59:5のハイペースとなった。逃げ馬は潰れ、4馬身程離れて追走した1番人気馬も潰れてしまい、7番人気-5番人気の1・2着で決まる競馬となった。ハイペースを読んだのか最初から抑えた田辺裕信騎手の好騎乗で、向正面で上がっていったのも良い判断だったと思う。勝ち時計2:01:3-35:4は優秀で、11Rの中山金杯ならば4着になっている時計だ。もちろんペースが違うので単純に比較はできないが、古馬重賞でも戦える時計である。これでオープン入りで次走は重賞だろうが、掲示板は十分狙えるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m8着(アドマイヤハダル 1:6)
未勝利 東京芝2000m1着(モンテディオ クビ)
期待度65(up)

●1中1 10R ジュニアC(L) 芝1600 良
ヴェイルネビュラ (牡・美浦・大竹正博)
父ロードカナロア 母リングネブラ(ハーツクライ)
1:36:0(上3F34:9)
単勝3.1倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は7~8番手。4コーナー外目5番手から直線残り100m手前で先頭に立ち、ジャンカズマに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:2-47:8
【レースの上り】12:3-11:3-11:9
やや出遅れたがすぐに流れに乗った。3コーナーから徐々に上がり、4コーナーは先頭から2馬身差の5番手でまわった。直線は外目から伸びて残り100m手前で先頭に立ち、すぐ内から伸びたジャンカズマを3/4馬身差振り切った。1番人気に推され、出遅れながらも直線はキッチリ差し切っての勝利。能力差は着差以上と思われる勝利だった。ただ、時計の出難い馬場とはいえ1:36:0-34:9は平凡で、ラスト1Fも11:9と落ちてしまった。本馬は11:7程度で走っただろうが、時計的には強調できない。芝1800mの新馬戦を勝ち、2戦目の百日草特別(芝2000m)は1番人気で5着に負けた。ここで距離を短縮して勝ったため、このあと距離を戻すだろうか。今回のスタートを考えると、芝1800mに戻してもいいと思うがどうだろう。今回オープン勝ちで次走は重賞だろうが、重賞ではまだ力不足だと思う。
【戦歴】3戦2勝
新馬 新潟芝1800m1着(スマートワン 1馬身3/4)
②百日草特別 東京芝2000m5着(エフフォーリア 1馬身1/4)
期待度60(up)

●1中京1 5R 3歳新馬 芝2000 良
エアサージュ (牡・栗東・池添学)
父Point of Entry 母Nokaze(Empire Maker)
2:03:6(上3F33:6)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中3番手。4コーナー外目3番手から直線残り100mあたりで先頭に立ち、ナギサに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】51:8-64:7
【レースの上り】11:3-11:3-11:3
好スタートから外3番手。5F過ぎから4番手になるが、4コーナーで盛り返して3番手でまわった。直線はしっかりと伸びて、残り100mで逃げ馬をかわし、最後は振り切っての快勝だった。今日の中京競馬場は中山程ではないが時計は出難い。その中で勝ち時計2:03:6はデビュー戦としてはまずまずだが、上り3Fが33:6であり高い能力を示している。レースの上り3Fは11:3が並んでいて、前にいないと勝負にならない時計となった。ラスト1Fも11:3なので、本馬は11:1~11:2で走っている。デビュー戦でこの時計ならば十分だろう。馬体重504kgの牡馬で、このひと叩きでの上積みも期待できるだろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。父Point of EntryはRoberto系Dynaformer産駒で、米GⅠを5勝(内芝のGⅠ4勝)している。産駒は現在までJRAに本馬を含め6頭登録され、6頭とも勝ち上がった。もしかすると日本の馬場に合っているのかもしれない。本ブログではロータスランド(牝4歳・期待度55)以来2頭目の登場だ。
【母】Nokaze
アメリカ産の繁殖牝馬。アメリカで走り12戦2勝。
アメリカ産の初仔エアアルマス(牡6歳)は現役で7勝。東海SGⅡを勝った。第2仔エアファンディタ(牡4歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度60

●1中京1 6R 3歳1勝クラス 芝2000 良
タガノカイ (牡・栗東・宮徹)
父ノヴェリスト 母ボディーダンシング(ホワイトマズル)
2:01:7(上3F35:7)
単勝4.2倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身弱の差から直線は一旦2馬身差とするが、最後にサツキハピネスに詰められて1/2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:4-62:3
【レースの上り】11:6-11:7-12:4
スタート後にやや気合を入れたものの、比較的すんなりと先手を奪った。後方から押し上げたブラックラテが5F手前で絡んできて、ここからペースが上がった。直線ではブラックラテを振り切って残り200mでは2馬身差とするが、道中最後方にいたサツキハピネスが伸びて来て、最後は半馬身差まで詰められてゴール。あと20mもあれば抜かれていただろう。勝ち時計2:01:7はまずまずだが、ラスト1Fが12:4と落ちていて、これが詰められた原因だろう。このレースは1勝クラスながらメンバーが小粒で、1番人気馬が葉牡丹賞8着馬、2番人気が芙蓉S7着馬で、3番人気の本馬が京都2歳SGⅢ7着馬である。本馬は▲泉谷楓真騎手を起用して逃げ切ったが、この3kg減が大きかったと思う。更に、2着のサツキハピネスは前走が新馬戦8着の未勝利馬なので、勝ったからといって高評価はできない。次走は再び重賞だろうが、掲示板が目標になるレベルだろう。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 中京芝2000m10着(テリオスルイ 2:8)
②未勝利 中京芝2000m7着(トーセンインパルス 1:4)
③未勝利 京都芝2000m1着(ジオフロント 2馬身1/2)
④京都2歳SGⅢ 阪神芝2000m7着(ワンダフルタウン 0:6)
【母】ボディーダンシング
8戦1勝。ダート1800m1勝。重賞未出走。
オークス馬 ダンスパートナー・種牡馬ダンスインザダークの姪という血統だ。
第3仔が本馬。
期待度55

2020年まとめ(6)雲はわき光あふれて


家内が朝ドラを一週間分録画して週末にまとめて見るので、私も一緒に見る。ただ、私は4月からの朝ドラは見るが、10月からの朝ドラは見ないというのが基本的なパターンだ。
今年は「エール」を見た。
作曲家古関裕而をモデルにした物語だが、基礎知識がないので『えっ、この曲も』『この曲もこの人の曲?』と驚くことが多かった。
私は大学時代、東京ドームの前身の後楽園球場でアルバイトをしていた。後楽園球場が無くなる4年前~2年前の3年間、球場の係員及び警備員及び清掃作業員をしていたのだ。野球場のバックスクリーンのウラ、電光掲示板の下に19番入口という外野席に入るための入口があり、巨人戦の時はそこにいた。特に、阪神タイガースが優勝した昭和60年のシーズン、巨人戦は皆勤で(日本ハム戦はたまにサボった)、19番入口で警備員をしていたのだ。
ライトスタンドから「闘魂こめて」、レフトスタンドから「六甲おろし」。とにかく、巨人-阪神の試合は大変だった。
私は子供のころから野球が大好きで、高校野球・プロ野球ばかり見ていた。私自身も野球経験者で、少年野球・中学野球・高校野球と8年間野球をやった。高校生の頃、夏の県予選での入場行進がこの曲だったかは記憶にないが、「栄冠は君に輝く」を聞くと何とも言えない思い出がよみがえり、嬉しいのか悲しいのか悔しいのか、何だかわからないけれど涙が出てきそうな感覚になる。
この、野球にかかわる3つの有名な曲が、すべてこの人の作曲だったとは驚きだ。

ドラマも良かった。途中コロナで中断したが、最後まで楽しみにして見ることができた。
主人公の妻(ヒロイン)の妹役で森七菜さんが出演していたのだが、
家族に「モリナナかわいい」というと(2020年8月1日の記事参照)、「そこら中に沢山いるレベル」と家内はいう。息子(23歳)は「可愛いけど、あざとい。媚びを売ってる感じが好きになれない」という。
ドラマ『この恋あたためますか』を録画したら、家内は「いい歳したおっさんが、こんな若い子見て喜んでるなんて危ない」という。
私は言い返した。「お前だって韓国の若いアイドルを録画して見て喜んでるじゃないか。何で俺だけ危ないんだ。同じじゃねーか?」
すると、「女性のその手の犯罪者は少ないけど、男性は犯罪者が多いから危ない」という。
世の中、同じような意見が多いと思うが、なんだかよくわからない理屈である。
ドラマ『この恋あたためますか』。毎週楽しく見ていたが、最終回はイラっとした。
普通この手のドラマって、最後の最後に『やっと恋が実りました。ハッピー!』みたいな感じで終わるものと思うのだが、最終回の冒頭で付き合い始めた。だから、約1時間イチャイチャしているのだ。
『おい、くっついてんじゃねーぞ。離れろ。おいおい、キスしてんじゃねーよ。こいつ腹立つなぁ』
お父さん目線だと、こんな感じだ。
何はともあれ森七菜さん。朝ドラのヒロインとJRAのCM、まだかな?

JRAのCMと言えば、来年も『LA TA TA~』継続である。エポカドーロが活躍していた時に競馬場へ行く通路で流れていた曲。私にとってはラッキーソングである。
今年のJRAの年間売り上げ(速報値)だが、各業界がコロナの影響により売り上げ減に苦しむ中、何と、対前年比103.5%の2兆9834億円で9年連続の売り上げ増となった。
競馬場入場者が前年比15.9%でこの売上である。これは驚きで、今後の競馬の行く末を考える上で大変重要な局面だと思われる。
元々競馬場に行く人は、ネットで馬券を買えない(ネットを扱えない)層が半分以上だったと思うのだ。ところが、コロナの影響で嫌が上でも覚えなければならなくなった。わざわざお金かけて出かけなくても自宅で競馬ができるようになったら、それは楽だと思うだろう。コロナ終息後、競馬場に戻ってくるのか?おそらく競馬場入場者は大きく減ると思うのだ。
JRAにとっては競馬場にお客を入れると人件費がかかる。『これだったら観客席いるか?』という議論にもなるだろう。
だからと言って、観客席が無くなることはないだろうから、おそらくコロナ終息後は客の少ない快適な競馬場になるかもしれない。

その新型コロナウイルスだが、第3波により自粛ムードに包まれた年末を迎えている。
私は優良国民なので、政府の方針や自治体の方針に対して忠実に従っている。朝から晩までマスクをして過ごし、職場での食事のときは一切しゃべらない。飲み会には行かない。家族以外での外食も行かない。定額給付金は速攻で使い果たし日本経済に貢献。Gotoトラベルキャンペーンは3度も利用した。4度も利用した。(2021年1月13日訂正)

この年末年始、政府はGotoキャンペーンの一時停止を決めた。
正月明けに旅行へ行く予定だった私は、残念だがキャンセルした。LCCで予約していたので大損である。
政府が『お金あげるから旅行してください。お願いします』と言っていたものを『感染が拡大しているので、お金あげるのやめます』に変えただけなので、「行く」という選択肢もあったが、旅行は別の日でも行けるものなので、キャンセルしたのだ。

ただ、家内と息子が「旅行に行くと感染の危険があるからやめたほうがいい」と言ったので「それは違う」と言った。
政府や自治体が『自粛してくれ』と言うのは、移動する人間が増えれば、その分、感染する人間も増えるからだ。そして重症者も増える。感染の少ない地域にウイルスを持ち込まれても困るだろう。
家から出ない人間が増えれば感染者も減るわけだから、感染拡大期に自粛を求めるのは当然だろう。医療崩壊を防ぐために自粛を求めているのであって、旅行をキャンセルしたのはそれに協力するためである。自分自身の危険回避のためではない。
そもそも日本全国で感染が広がっている今、買い物で近所のスーパーをウロウロするのと、旅行に行って観光地をウロウロするのに、感染のリスクにどれだけの差があるのか。
空港までは自家用車、感染対策が万全の飛行機に乗り、現地ではレンタカーで移動する。食事は黙って食べる旅行に行って、どれだけ感染のリスクが上がるのか。毎日の仕事で沢山の人に接しているが、こちらのほうが感染のリスクは高いだろう。
ちょと計算してみた。
例えば、今感染が増えている東京へ行き1日過ごしたとする。12月30日東京都の新規感染者数は944人。東京都の人口は約1396万人。1日過ごしたときの感染確率は単純計算で0.0067%。同じ方法で自分の住む県を計算すると0.0035%。
感染する確率は2倍近くになるが、0.0032ポイントの差など取るに足りない誤差の範囲である。更に、旅行に行く予定だった都道府県で計算すると、自分の住む県よりもはるかに確率は低いのだ。
だから、大損してでも旅行をキャンセルしたのは、自分自身の危険回避のためではない。医療崩壊を防ぐための自粛要請に協力したのだ。

ちなみに、コロナのリスクと交通事故のリスクについてだが、交通事故にあう確率の方が低い。ただし、死ぬ確率は交通事故のほうが高い。
交通事故だって「後遺症」はあるし、自分が加害者になることもある。
【2021年1月4日追記】
令和2年のコロナウイルス感染者が約24万人。交通事故の負傷者が11月末現在で約33万人。コロナ無症状に相当する物損事故を含めると、交通事故にあう確率のほうが遥かに高い。また、令和2年のコロナでの死者数は3459人。令和元年の交通事故の死者数は3215人。令和2年度11月末現在で2541人。したがって死ぬ確率は交通事故のほうが低い。訂正してお詫びします。


交通事故が怖いからと言って旅行をキャンセルはしない。行ったら事故には十分注意するだけだ。コロナに対してだって安全運転をするのと同じで、マスクをして手洗いをして、人込みには近づかないなど十分注意をするだけだ。それでも、交通事故は起こるときは起こるが、感染するときは感染するかというと、そうではない気がする。

それもこれもワクチン接種までの数か月の辛抱だが、このワクチンも必ず副反応があるだろうから、これを我々国民がどう受け止めるかだ。
メディアがHPVワクチンのときのようにギャーギャー騒ぐことが予想され、「ワクチン打つと、皆〇〇になる」というメディアの脅し・印象操作にどこまで耐えられるか。とても心配している。

自粛の1年で、今年は競馬場には2回行ったのみ。サッカー観戦は1度も行っていない。
今年は川崎フロンターレが圧倒的な強さでJリーグを優勝した(2020年11月28日の記事参照)。中村憲剛選手が引退を発表したが、圧倒的優勝の立役者の一人、守田英正選手がポルトガルに移籍するとの報道がある。ほぼ決まりということなので、明日の天皇杯決勝は中村選手・守田選手のラストマッチになる。リーグ戦同様圧倒的な強さで優勝してもらいたい。

引退と言えば、16頭目の出資馬エポカドーロ(牡2015年産)が8月に引退し(2020年8月5日の記事参照)、静内のアロースタッドにて種牡馬になった(2020年9月19日の記事参照)。シンジケートを組むという話しもあったので私のところにいくら入ってくるのか楽しみにしていたら、無償譲渡で0円だった(2020年11月14日の記事参照)。その後、初年度の種付け料は50万円に決まった(2020年11月29日の記事参照)。
さて、何頭の繁殖牝馬が集まるのだろう。10頭集まるのか。50頭まで行くのか。それとも100頭を超えるのか。父オルフェーヴルは来年度の種付け申し込みが早々に満口になったという情報もあり、『あぶれた繁殖が代表産駒にまわってくれたらいいな』と思った。
順調なら、2022年に産駒が生まれ、2023年のクラブの募集にかかり、2024年にデビューだ。全産駒に注目したいので、2024年からは更に真剣に競馬を見ることになりそうだ。

2021年。東京オリンピックも仕切り直しだ。
やるとかやらないとか大人の事情は様々だろうが、私は是非実施してほしいと願っている。
昨年の大みそかの記事「2019年まとめ(6)」を見ると、『オリンピックに田中碧選手、旗手選手、三笘選手は選ばれるだろうか。選ばれたらどんな活躍をするのか。こちらの方に関心がある』と書いたが、選ばれて当然の活躍をした。特に三笘選手、田中碧選手はA代表に選ばれるべきだろうと思うような活躍だった。U-24のメンバーは粒ぞろいで、メダルを狙えるのではないかと思っているのでとても楽しみだ。

例年通り、大みそかに思うことをズラズラ書いてみた。
昨年も書いたが、私にとって日記ならぬ「年記」で、これを書き終えたら紅白歌合戦が始まり1年が終わる年中行事である。
今年の紅白は無観客で行われるらしい。NHKホールがスタジオのようになるのだろうか。いつも通り出場歌手もあまり把握していないが、息子が『ジャニーズばかり』と言っていたのでそうなのか?これからスポーツ新聞で確認するつもりだ。

2020年コロナの年がようやく終わる。新しい年は是非とも普通の生活に戻りたいものだ。
先ほど東京都の31日の感染者数が1337人で過去最多というニュースが流れた。上記の計算方法で1日滞在した場合の感染確率が0.0096%に上昇した。競馬のオッズに置き替えると7812.5倍。100円買って78万円だ。不謹慎だが、このような数値に置き換えると競馬ファンには理解しやすい。高齢者や基礎疾患のある人にとってはちょっと怖い数値だろう。

以上。
表題は、古関裕而氏が作曲した「栄冠は君に輝く」より。「エール」のヒロイン二階堂ふみさんが紅組の司会ということなので、当然エールのコーナーもあるのだろう。歌の上手な方々ばかりが出演していて、あの最終回は楽しかった。たった15分では足りないな。
バカみたいな長文を懲りずに読んでくださる皆様。本年も本当にありがとうございました。
来年も「natsuryoのダービーへの道」よろしくお願いします。

2020年まとめ(5)2歳リーディングサイヤー

【JRA2歳リーディングサイヤー】
賞金順(賞金=本賞+付加賞)
ディープインパクト 4億8539万 
 出走頭数86 勝利頭数27 勝利数34
ドゥラメンテ 3億9134万 
 出走頭数102 勝利頭数32 勝利数37
モーリス 3億8452万 
 出走頭数109 勝利頭数29 勝利数31
キズナ 3億4857万 
 出走頭数93 勝利頭数29 勝利数30
エピファネイア 3億2604万 
 出走頭数99 勝利頭数21 勝利数23
ロードカナロア 2億7551万 
 出走頭数101 勝利頭数23 勝利数25
ルーラーシップ 2億4547万 
 出走頭数94 勝利頭数16 勝利数17
ハーツクライ 2億1839万 
 出走頭数75 勝利頭数16 勝利数16
ダイワメジャー 2億884万 
 出走頭数76 勝利頭数12 勝利数14
リオンディーズ 2億373万 
 出走頭数81 勝利頭数14 勝利数14

JRA2歳リーディングサイヤーは、ディープインパクトが5年連続の首位となった。
ただ、昨年までの圧倒的な差はなくなり、勝利頭数は4位、勝利数は2位。勢いが衰えたのか、他の種牡馬の勢いが増したのか。
今年は、ドゥラメンテとモーリスの新種牡馬の争いが白熱していて注目していた。12月20日終了現在で2位はモーリス、3位がドゥラメンテ。その差は約2800万円。その差を最終週でひっくり返した。
また、昨年の新種牡馬キズナとエピファネイアが4位・5位。若い種牡馬が2~5位となり、6位ロードカナロア、7位ルーラーシップも加えて世代交代だろう。
昨年、『キズナの勝馬率が.220と低く、エピファネイアの勝馬率は.306と高い』と書いたが、今年は逆転してキズナが.312と高く、エピファネイアが.212と低かった。なお、ドゥラメンテの勝馬率は.314、モーリスは.266だった。

2歳リーディングサイヤーの1位ディープインパクトは、本ブログで「期待度」をつけた産駒は19頭だった。
牡馬の重賞勝ち馬は、デイリー杯2歳SGⅡを勝ったレッドベルオーブ(牡・期待度80・4戦2勝)の1頭のみ。その他の期待馬は、ホープフルSGⅠで逸走してしまったが芙蓉Sを圧勝したランドオブリバティ(牡・期待度75・3戦2勝)。ホープフルSGⅠ3着のヨーホーレイク(牡・期待度65・3戦2勝)。アルアインの全弟シャフリヤール(牡・期待度65・1戦1勝)などがいる。
牝馬の重賞勝ち馬はいない。その他の期待馬は、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ2着のサトノレイナス(牝・期待度65・3戦2勝)。アパパネ産駒のアカイトリノムスメ(牝・期待度70・3戦2勝)。新馬戦を好時計で勝ったレフトゥバーズ(牝・期待度65・1戦1勝)などだ。

2位はドゥラメンテ。「期待度」をつけた産駒は18頭。
エポカドーロの弟キングストンボーイ(牡・期待度70・3戦2勝)。ロジユニヴァースの弟アドマイヤザーゲ(牡・期待度70・3戦2勝)。新馬戦逃げ切り圧勝のジャングルキング(牡・期待度60・1戦1勝)あたりが期待馬だ。

3位はモーリス。「期待度」をつけた産駒は15頭。
葉牡丹賞を圧勝したノースブリッジ(牡・期待度75・2戦2勝)に期待である。

4位はキズナ。「期待度」をつけた産駒は11頭。
11月の未勝利戦を圧勝したソングライン(牝・期待度65・2戦1勝)が期待馬だ。

5位はエピファネイア。「期待度」をつけた産駒は16頭。
ホープフルSGⅠ2着のオーソクレース(牡・期待度75・3戦2勝)。百日草特別を快勝したエフフォーリア(牡・期待度70)に注目である。

6位はロードカナロア。「期待度」をつけた産駒は9頭。
期待馬は、エリカ賞を勝ったアドマイヤハダル(牡・期待度65・3戦2勝)。
7位はルーラーシップ。「期待度」をつけた産駒は7頭。
期待馬は、京都2歳SGⅢを勝ったワンダフルタウン(牡・期待度75・4戦2勝)。
8位はハーツクライ。「期待度」をつけた産駒は12頭。
期待馬は、新馬戦をレコードで勝ち、黄菊賞はクビ差の2着だったクインズラベンダー(牝・期待度60・2戦1勝)。阪神芝1600m新馬戦を出遅れて掛かって快勝したレゾンドゥスリール(牡・期待度60・1戦1勝)。
9位はダイワメジャー。「期待度」をつけた産駒は5頭。
期待馬は、京王杯2歳SGⅡを勝ったモントライゼ(牡・期待度50・5戦2勝)。
10位はリオンディーズ。「期待度」をつけた産駒は5頭。
期待馬は、新潟の新馬戦を完勝したアナザーリリック(牝・期待度55・1戦1勝)。

さて、2021年。リーディング上位種牡馬の産駒が活躍するのか。それとも15位のジャスタウェイや18位のクロフネの産駒が活躍するのだろうか。

2020年まとめ(4)牡馬

【牡馬】
2020年まとめ(2)牝馬で『牝馬三冠が出た』と書いたが、牡馬は正真正銘の三冠馬が出た。
史上8頭目の三冠馬コントレイル(牡3歳・期待度105)は、デビュー戦から菊花賞まで7連勝。ジャパンCでアーモンドアイの2着に負けたが、ほぼ完ぺきな成績で3歳戦を終えた。サンデーサイレンスの晩年にディープインパクトが出たように、ディープインパクトの晩年にコントレイルが出た。おそらく引退後もディープインパクトの最高傑作の種牡馬として活躍するだろう。

年末推奨馬については、牝馬同様牡馬も振るわなかった。
ヴァーダイト(期待度65)は3歳初戦の梅花賞を大敗して休養。クラシックには出走できなかった。フィリオアレグロ(期待度65)は共同通信杯GⅢ3着から青葉賞GⅡ3着で、クラシックには出走できなかった。サトノフラッグ(期待度95)は皐月賞5着・ダービー11着。菊花賞3着で三冠レース皆勤。フォアシュピール(期待度60)は春初戦の山桜賞は4着に負けて、クラシックは出走できなかった。ビターエンダー(期待度80)は皐月賞14着・ダービー10着。菊花賞17着で三冠レース皆勤だった。クラシックレースには2頭出走したが、勝てなかった。
牡馬も、牝馬同様自信をもって推奨したつもりだが、なかなか上手くはいかないものだ。

ホープフルSがGⅠになって初年度はタイムフライヤーが1番人気で勝ち、『ちょっと小粒だな』と思ったものの、その後はサートゥルナーリア・コントレイルが勝ち、2歳王者決定戦にふさわしいレースになった。
今年の2歳王者はダノンザキッド。サートゥルナーリアやコントレイルよりはスケールがやや落ちる気もするが、3戦3勝で2歳戦を終えた。次走は未定だが、先輩2頭が皐月賞直行で勝っていることから、本馬も直行する可能性が高い。春3戦目でダービーよりも、皐月賞をステップとして2戦目にダービーのほうが馬への負担も少ない。このパターンがこれからの主流になると思うが、そうなるとトライアルで台頭してくる馬も多くなるだろう。
来年はダノンザキッドの独壇場になるかというとそうでもない気がする。ただ、朝日杯フューチュリティSをレコードで勝ったグレナディアガーズは、芝1400m・芝1600mのみしか走っていない。今後、距離を延ばしてくるか不明であり、距離延長をしたとしても能力を発揮できるか不明だ。
重賞未出走馬、または現未勝利馬とか未出走馬も、もしかしたらチャンスはあるかもしれないと思っている。できれば、下記の推奨馬がダービーを勝ってほしい。本ブログの年末推奨馬ドゥラメンテ・マカヒキに続く馬がそろそろ出てほしいものだ。

それでは、今年も重賞未出走馬から本ブログの推奨馬を書きたいと思う。

【推奨牡馬】
ノースブリッジ(父モーリス)
エフフォーリア(父エピファネイア)
シュネルマイスター(父Kingman)
シャフリヤール(父ディープインパクト)
レゾンドゥスリール(父ハーツクライ)

ホープフルSGⅠの前哨戦ともいえる葉牡丹賞を逃げ切って圧勝したノースブリッジ。デビュー戦も逃げ切っていて2戦2勝だ。ホープフルSに出走していたらランドオブリバティを抑えて逃げていただろうが、ペースが速かったので失速していたかもしれない。ただ、葉牡丹賞では逃げながら上り3Fがメンバー中最速で、2番目の馬に上りで0:6差をつけた。4馬身差の勝利でまったくの完勝だった。重賞には出走していないが重賞勝ちに匹敵する勝利で、マイペースで逃げればGⅠでもと思わせるような勝ち方だった。ホープフルSはレース間隔が短いということでパス。京成杯に目標を定めた。2勝馬の本馬にとって賞金加算が重要になるが、2着狙いではなく、是非勝って3戦3勝でダノンザキッドに挑んでもらいたい。この馬ならば十分可能だろう。

上記ノースブリッジ同様、新馬-1勝クラス特別と2戦2勝のエフフォーリア。百日草特別では直線瞬発力勝負となり、上り33:4の脚で快勝。その後休養に入り、次走は共同通信杯とのこと。札幌芝2000mでデビューして、東京芝2000mで2勝目。共同通信杯で重賞初挑戦というローテーションは、皐月賞というよりもダービー狙いのような気がする。厩舎の同僚ランドオブリバティがホープフルSで逸走し、立て直しに苦労しそうで、この馬が厩舎一番の期待馬になりそうだ。共同通信杯にはキングストンボーイ(期待度70)や下記シャフリヤール(期待度65)・アンダープロット(期待度60)も出走を予定していて、興味深い一戦になりそうだ。

12月のひいらぎ賞を3馬身差で圧勝したシュネルマイスターも、新馬-1勝クラス特別の2戦2勝である。ひいらぎ賞の勝ち方が圧巻で、直線残り150mあたりで並ぶ間もなくかわして一気に突き放した。3馬身以上離したところでルメール騎手は手綱を緩めたものの3馬身差での勝利。最後まで追っていれば、3馬身半~4馬身は離していたと思う。ドイツ産の外国産馬で父Kingmanは、Danzig系Invincible Spirit産駒。今年引退した凱旋門賞2勝馬Enable(エネイブル)の最初の交配相手になるようで、注目の種牡馬である。母がドイツ産馬で独オークス馬であり、本馬を生んだ後輸入された。父はマイラーだが、母の血から距離は大丈夫だと思う。クラブからの情報では、次走は皐月賞トライアルのどれかとのことなので、芝1800mか芝2000mになるのだろう。距離延長がどう出るか注目だ。

10月25日の京都芝1800m新馬戦を勝って1戦1勝のシャフリヤール。皐月賞馬アルアインの全弟にあたる。この兄弟は、アルアイン・ダノンマジェスティに続き3頭目の年末推奨馬ということになる。着差はクビ差ながら加速するラップの中での勝利で、2~3着は4馬身離れ、3~4着は3馬身離れた。2着だったヴィヴァン(期待度55)は2戦目の未勝利戦で完勝している。次走は共同通信杯を目標とのことだが、この年末に帰厩しているようで、きさらぎ賞あたりでも行けそうな気がするが、早目に東京競馬場で走らせたいということだろうか。メンバーが揃いそうなのでレース経験の面で厳しいかもしれないが、そのメンバー相手にどこまでやれるか楽しみでもある。

本ブログでも注目の種牡馬だったウォーエンブレム。今年の3月、繫養先のアメリカの功労馬施設にて放牧中の事故で亡くなった。産駒でGⅠを勝ったローブティサージュの第2仔レゾンドゥスリールが、阪神芝1600m新馬戦を快勝した。出遅れたが2F過ぎで掛かり気味に上がるなどチグハグな競馬で、直線は力強く抜け出したと思ったら最後は詰められた。3Fまで超スローペースで、以後は残り200mまで加速して、ラストは11:8という変なラップの競馬だった。ただ、デビュー戦から1:35:5-33:4で走り素質は見せていた。このレースを経験したことで次はグンと良くなることが見込まれるが、次走は年明けシンザン記念とのこと。GⅠ馬の息子が、重賞で母以上の走りを見せるかもしれない。

2020年まとめ(3)牡馬

期待度上位馬を並べました。今日は牡馬です。
わかる範囲での次走予定と記事へのリンクをはりましたので是非ご覧下さい。

【牡馬】〔 〕・・・次走予定
・ダノンザキッド〔次走不明〕
   期待度90 3戦3勝(新馬東京スポーツ杯2歳SGⅢホープフルSGⅠ
・グレナディアガーズ〔次走不明〕
   期待度85 4戦2勝(朝日杯フューチュリティSGⅠ
・レッドベルオーブ〔次走不明〕
   期待度80 4戦2勝(未勝利デイリー杯2歳SGⅡ
・オーソクレース〔次走不明〕
   期待度75 3戦2勝(新馬アイビーS
・ノースブリッジ〔次走京成杯〕
   期待度75 2戦2勝(新馬葉牡丹賞
・ランドオブリバティ〔次走不明〕
   期待度75 3戦2勝(新馬芙蓉S
・ワンダフルタウン〔次走弥生賞〕
   期待度75 4戦2勝(未勝利京都2歳SGⅢ
・アドマイヤザーゲ〔次走不明〕
   期待度70 3戦2勝(新馬黄菊賞
・エフフォーリア〔次走共同通信杯〕
   期待度70 2戦2勝(新馬百日草特別
・キングストンボーイ〔次走共同通信杯〕
   期待度70 3戦2勝(新馬ベゴニア賞
・シュヴァリエローズ〔次走不明〕
   期待度70 4戦2勝(新馬萩S
・シュネルマイスター〔次走不明〕
   期待度70 2戦2勝(新馬ひいらぎ賞
・ショックアクション〔次走不明〕
   期待度70 4戦2勝(未勝利新潟2歳SGⅢ
・ステラヴェローチェ〔次走不明〕
   期待度70 3戦2勝(新馬サウジアラビアロイヤルCGⅢ
・バニシングポイント〔次走不明〕
   期待度70 4戦1勝(新馬
・アドマイヤハダル〔次走きさらぎ賞〕
   期待度65 3戦2勝(新馬エリカ賞
・シャフリヤール〔次走共同通信杯〕
   期待度65 1戦1勝(新馬
・ピンクカメハメハ〔次走不明〕
   期待度65 6戦1勝(新馬
・ヨーホーレイク〔次走不明〕
   期待度65 3戦2勝(新馬紫菊賞

2020年まとめ(2)牝馬

【牝馬】
今年は牝馬三冠が出た。このデアリングタクトは昨年の年末時点では1戦1勝で、本ブログでは「期待度55」である。デビュー戦でその素質を見抜けなかったことは大いに反省だ。
昨年の年末推奨馬(牝馬)は残念な成績で、スカイグルーヴ(期待度75)は京成杯GⅢで2着だったものの、フローラSGⅡは5着でクラシックには出走できなかった。ルーツドール(期待度70)は体質が弱くクラシックは出走できず。ルナシオン(期待度65)はクイーンCで10着に負けて休養に入り、クラシックは見送り。ホウオウピースフル(期待度70)はフローラSGⅡ2着からオークスに出走し8着。ミアマンテ(期待度70)はフラワーCGⅢ6着・スイートピーS17着に負けてクラシックには出走できなかった。
自信をもって推奨したつもりだが、なかなか上手くはいかないものだ。

近年は牝馬の活躍が目覚ましく、ディアドラ(牝6歳・期待度75)・リスグラシュー(牝2014年産・期待度85)・アーモンドアイ(牝5歳・期待度100)・クロノジェネシス(牝4歳・期待度90)・デアリングタクト(牝3歳・期待度100)など、名牝だらけである。有馬記念も1・2・4・5着が牝馬(5着同着もう一頭は牡馬)だった。まさに牝馬の時代になっている。

来年のヒロイン候補は、ソダシ(期待度90)である。新馬-札幌2歳SGⅢ-アルテミスSGⅢ-阪神ジュベナイルフィリーズGⅠの4戦4勝だが、その実力にプラスして世間に注目されそうなのが『白毛』ということだ。JRAからすれば競馬ファンではない人でも知っているようなアイドルホースの出現を望むだろうが、ソダシはその素質十分である。
ただ、記事でも書いたが、どうしても「曽田氏」になってしまう名前がネックになるだろう。また、競馬を知らない人にとっては芦毛と白毛の違いなどどうでもよく、「えっ、白い馬なんて沢山いるじゃん」になってしまう。せっかく出たヒロイン候補だが、来年の今頃はヒロインなっているのだろうか。

それでは、今年も重賞未出走馬から本ブログの推奨馬を書きたいと思う。
ソダシに負けない馬になっていただきたい。

【推奨牝馬】
アカイトリノムスメ(父ディープインパクト)
ソングライン(父キズナ)
ヤマニンルリュール(父ヴィクトワールピサ)
レフトゥバーズ(父ディープインパクト)
ハッピーオーサム(父ディープインパクト)

アパパネ(牝2007年産・期待度100)の産駒は、モクレレ(騸6歳)・ジナンボー(牡5歳・期待度75)・ラインベック(牡3歳・期待度65)のいずれも現役で、そこそこの活躍をしているが、未だ重賞勝ちはない。4番仔で初の牝馬となったアカイトリノムスメは、デビュー戦こそ7着に大敗したが、未勝利-赤松賞と連勝した。ここまでは母と同じなので阪神ジュベナイルフィリーズに向かうかと思ったが、まだ馬がしっかりしていないことと母の時より間隔が一週短いということで見送ったようだ。次走はクイーンCかチューリップ賞のようで、重賞でどのようなレースをするのか楽しみである。

上記アカイトリノムスメが勝った赤松賞と同日の芝1600m未勝利戦で圧勝したのがソングラインだ。アカイトリノムスメが1:34:5-33:9。ソングラインは1:34:1-34:1である。5ヵ月ぶりのレースで+14kgで出走。太いとは感じなかったので大きく成長したようだ。ラスト1Fは加速しての11:6。単走になってのもので、まだまだ余裕もあった。次走は1月16日の紅梅Sにルメール騎手で出走予定らしい。距離短縮が疑問だが、オープンを勝って桜花賞にコマを進めていただきたい。

12月の中京芝1400mの新馬戦で、出遅れながら直線後方から伸びて残り200mで先頭に立ち、3馬身半差の圧勝。それも1:20:9のレコードで勝ったヤマニンルリュール。デビュー戦ではなかなか見ることのできないパフォーマンスで驚いた。その後、ソエで一息入れたようだが、いつ戻り次はどのようなレースをするのか。スタートが改善されていれば重賞でも上位争いをすると思う。父ヴィクトワールピサはトルコに輸出されることが決まったようだが、ヤマニンルリュールの走りにより日本に戻す話が出るくらいの活躍を期待したい。

上記アカイトリノムスメの赤松賞とソングラインの未勝利戦が11月22日だが、その前日の新馬戦を1:34:5-33:4で勝ったのがレフトゥバーズである。デビュー戦ということを考えると、この馬が上記2頭を上回る。残り50mで手綱を抑えて3馬身半差での圧勝だった。先頭に立ってから手前を変えるなど若さも出していたが、小気味の良い走りで圧勝した。ただ、418kgという小柄な牝馬ということが気になる点だ。次走はクイーンCを予定しているが、除外なら共同通信杯も考えているとのこと。クイーンCならアカイトリノムスメと対戦になる。

先週日曜日の阪神の未勝利戦。デビュー戦から3ヵ月半ぶりのレースで-12kgで出走して快勝したハッピーオーサム。牝馬が休み明けで大幅減で出走したのでちょっと厳しいと思ったが、パドックでは細い感じはなく落ち着きもあった。まだまだ粗削りな走りだったが、その分上積みも大きいことが予想され、今後の成長に期待を込めて推奨馬とした。母は米GⅠ勝ち馬で、1億円以上の高額取引馬である。上積みがなければ次走は凡走して1勝のみで春シーズンを終えるかもしれないが、次走はおそらく未勝利戦以上の走りをすると思う。

2020年まとめ(1)牝馬

期待度上位馬を並べました。今日は牝馬です。
わかる範囲での次走予定と記事へのリンクをはりましたので是非ご覧下さい。

【牝馬】〔 〕・・・次走予定
・ソダシ〔次走不明〕
   期待度90 4戦4勝(新馬札幌2歳SGⅢアルテミスSGⅢ阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ
・メイケイエール〔次走不明〕
   期待度75 4戦3勝(小倉2歳SGⅢファンタジーSGⅢ
・リフレイム〔次走クイーンC〕
   期待度75 3戦2勝(新馬1勝クラス
・アカイトリノムスメ〔次走クイーンCかチューリップ賞〕
   期待度70 3戦2勝(未勝利赤松賞
・エイシンヒテン〔次走フィリーズレビュー〕
   期待度70 6戦2勝(白菊賞
・サトノレイナス〔次走不明〕
   期待度65 3戦2勝(新馬サフラン賞
・ソングライン〔次走紅梅S〕
   期待度65 2戦1勝(未勝利
・ポールネイロン〔次走不明〕
   期待度65 3戦2勝(新馬ききょうS
・ヤマニンルリュール〔ソエでシンザン記念見送り次走不明〕
   期待度65 1戦1勝(新馬
・レフトゥバーズ〔次走クイーンCか共同通信杯〕
   期待度65 1戦1勝(新馬
・ウインアグライア〔次走若駒S〕
   期待度60 4戦2勝(新馬コスモス賞
・ヴェルトハイム〔次走1/5中京1勝クラス〕
   期待度60 2戦1勝(新馬
・エンスージアズム〔次走不明〕
   期待度60 4戦2勝(未勝利1勝クラス
・クインズラベンダー〔次走1/5中京1勝クラス〕
   期待度60 2戦1勝(新馬
・コートダルジャン〔次走不明〕
   期待度60 2戦1勝(新馬
・シゲルオテンバ〔次走不明〕
   期待度60 2戦1勝(新馬
・ジャズエチュード〔次走不明〕
   期待度60 1戦1勝(新馬
・シャーレイポピー〔次走紅梅S〕
   期待度60 2戦1勝(未勝利
・ハッピーオーサム〔次走不明〕
   期待度60 2戦1勝(未勝利

2020年12月27日(日)2歳戦

●5中8 3R 2歳未勝利 芝1600 良
クリーンスイープ (牝・美浦・国枝栄)
父ドゥラメンテ 母スイープトウショウ(エンドスウィープ)
1:36:1(上3F36:2)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は9~11番手。4コーナー外9番手から直線外目から伸びて、残り50m過ぎで先頭に立ちラインプリンスに1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】34:4-46:0
【レースの上り】12:7-12:2-12:8
後方に抑えたがペースが速くなったので好判断だった。直線残り300m過ぎで右前にいたエクセルローグが外へと斜行したため、やや外へと逃げる不利があったものの、大きな影響もなく伸びた。残り100mは先頭から3~4馬身差の5番手で通過するが、ここから一気に伸びて残り50m過ぎで前2頭を並ぶ間もなくかわして先頭に立ち、ここから1馬身1/4差をつけた。鮮やかな差し切りが決まったが、レースのラスト1Fが12:8であり、前が完全に止まっている。本馬は鋭い脚を繰り出したように見えたが、上り3Fは36:2である。ラスト1Fは11:9~12:0程度だろうか。時計の出ていない今日の馬場で1:36:1-36:2ならばまずまずだが、ハイペースでの時計なので強調材料にはならないと思う。良かった点は不利を受けても怯まなかったことだろう。2着・3着経験馬が多く出走してるハイレベルなレースでの勝ち馬なので、上のクラスでもそこそこやれると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m2着(ヴィクトゥーラ 1馬身1/2)
【母】スイープトウショウ
24戦8勝。秋華賞GⅠ・宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京都大賞典GⅡ・ファンタジーSGⅢ・チューリップ賞GⅢを勝ち、オークスGⅠ2着・安田記念GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・マイラーズCGⅡ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・ローズSGⅡ3着。
弟(本馬の叔父)トウショウデザイアは小倉サマージャンプJGⅢ2着。弟(本馬の叔父)トウショウフリークは名古屋グランプリ名古屋GⅡ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・みやこSGⅢ2着・アンタレスSGⅢ2着・川崎記念川崎GⅠ3着。甥(本馬の従兄妹)トウショウカズンは根岸SGⅢ2着・黒船賞高知GⅢ2着・さきたま杯浦和GⅡ3着・北海道スプリントC門別GⅢ3着。
初仔は地方3勝。第2仔は地方1勝。第2仔は地方1勝。第3仔レガッタ(牡2012年産・期待度65)は1勝。第4仔は1勝。第5仔スイーズドリームス(牡6歳)は現役で4勝。第7仔スイープセレリタス(牝4歳・期待度55)は現役で4勝。第8仔が本馬。
期待度55

●5中8 5R 2歳新馬 芝2000 良
ホウオウサンデー (牡・美浦・奥村武)
父キングカメハメハ 母サンデースマイルⅡ(Sunday Silence)
2:06:3(上3F36:1)
単勝10.5倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は6番手。4コーナーは外目6番手から直線残り100m過ぎでルナベイルをかわして先頭に立ち、1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】51:4-64:0
【レースの上り】12:6-11:9-12:3
前半64:0は、今日の馬場ならばややスローペースか。それでも縦長の展開になり、道中6番手。4コーナーで馬群の中から差を詰めて、直線に入るとすぐに2番手に上がって、3馬身前にいるルナベイルを追いかける。残り200mで2馬身弱とし、残り100m過ぎでルナベイルをかわして先頭に立った。そして流しながらも差を開き、1馬身半差での勝利。なかなか強い内容だった。ただ、時計が出ないとはいえ2:06:3-36:1は平凡で、レベルの低下した新馬戦を完勝したという印象だ。このあとは更に上昇するだろうが、2勝目までは数戦かかるレベルだと思う。
【母】サンデースマイルⅡ
イギリス産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り4戦1勝。
母(本馬の祖母)センセーション(Sensation)はファルマスS英GⅡ・サンドリンガム賞仏GⅢを勝った。兄(本馬の伯父)SystematicはオーモンドS英GⅢ・カンバーランドロッジS英GⅢを勝ち、ジョッキークラブS英GⅡ2着・ジェフリーフリアS英GⅡ2着。
日本での初仔フルーキー(牡2010年産)は7勝。チャレンジCGⅢを勝ち、チャレンジCGⅢ2着・新潟大賞典GⅢ2着・エプソムCGⅢ2着・東京新聞杯GⅢ3着・中山金杯GⅢ3着。第2仔は3勝。第3仔は2勝。第4仔は1勝。第5仔はJRA1勝・地方1勝。第6仔ルガールカルム(牝3歳・期待度70)は現役で2勝。桜花賞(18着)に出走した。第7仔マンオブスピリット(牡3歳・期待度70)は現役で2勝。京都新聞杯GⅡ2着・日本ダービー(16着)に出走した。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1億2420万円で取引された。
期待度50

●6阪8 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ハッピーオーサム (牝・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母ウィラビーオーサム(Awesome Gambler)
2:01:4(上3F35:1)
単勝4.2倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は5~6番手。4コーナーは馬群の中4番手から直線残り100m過ぎで先頭に立ち、ジャックドールに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】49:1-61:5
【レースの上り】11:6-11:6-12:2
残り4F手前あたりで仕掛けた馬に抜かれて一旦は8番手となったが、そこから盛り返して4コーナーは4番手でまわった。直線に入ると6番手に下がるが、やや強引に外に出して進路を確保して伸びた。残り200mでは1馬身半差の2番手だが、ここからグングンと差を詰めて、1番人気ジャックドールをかわして1馬身半差をつけての勝利だった。デビュー戦から3ヵ月半ぶりのレースで-12kgで出走。牝馬が休み明けで大幅減で出走したのでちょっと厳しいと思ったが、パドックでは細い感じはなく落ち着きもあった。まだまだ粗削りな走りだったが、強引に進路を開けたり、しっかりと伸びたりと、直線は見どころ十分だったと思う。2:01:4-35:1は未勝利としては優秀だが、上のクラスで戦うにはさらに成長が必要だ。休み明けでマイナス体重。万全ではなかったのなら、次走も前進すると思う。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中京芝1600m5着(サトノルーチェ 0:6)
【母】ウィラビーオーサム
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り19戦5勝。サンタアニタオークス米GⅠ・サンタイサベルS米GⅢを勝ち、ラカナダS米GⅡ3着。
日本での第2仔は地方2勝。第3仔シンプルゲーム(牡2017年産・期待度65)は2勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1億1340万円で取引された。
期待度60

●6阪8 7R 2歳1勝クラス 芝1800 良
エンスージアズム (牝・栗東・安田翔伍)
父ディープインパクト 母ゼラスキャット(Storm Cat)
1:47:7(上3F33:5)
単勝3.4倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中2番手。4コーナー2番手から直線残り300mあたりで先頭に立ち、最後に差を詰めて来たレイオブウォーターにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:3-62:0
【レースの上り】11:2-11:0-11:5
5頭立ての競馬ながら最後は接戦となり、1~3着はクビ-クビの差であった。平場の1勝クラスで少頭数ながら見応えのあるレースだったと思う。勝ち時計1:47:7は、時計の出ている今日の馬場では物足りないが、上り3Fが33:5と速く、十分能力は発揮しただろう。ラスト1Fも11:5とまずまずの時計で走っている。ただ、本ブログの期待度50~55の馬の争いで、レースレベルとしては『平場の1勝クラス』そのものだろう。これで4戦2勝として次は重賞だろうが、今のところは掲示板に入るか入らないかのレベルだと思う。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 中京芝1600m4着(サトノルーチェ 0:4)
未勝利 東京芝1800m1着(アポロミラクル 1/2馬身)
③白菊賞 阪神芝1600m5着(エイシンヒテン 0:6)
期待度60(up)

2020年12月26日(土)2歳戦

●5中7 5R 2歳新馬 芝1600 良
ジャズエチュード (牝・美浦・黒岩陽一)
父I Am Invincible 母Mumbai Rock(Fastnet Rock)
1:36:2(上3F35:9)
単勝5.1倍の2番人気からの勝利。絶好のスタートからハナに立ち、道中は半馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭で直線は2番手のバラードインミラノを振り切り1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:0-48:1
【レースの上り】12:0-11:7-12:2
好スタートから逃げて、2番手につけていたバラードインミラノが2着という行った行ったの競馬になった。下記GⅠが2:02:8-36:4という時計の出ない馬場で、デビュー戦で1:36:2-35:9は立派だと思う。追いかけてくるバラードインミラノを1馬身1/4差で振り切ったが、2~3着は7馬身離れた。3着馬が1:37:5-36:8だが、この時期の新馬戦なのでこれが勝ち時計でもおかしくなかっただろう。南半球産馬で10月1日生まれということで負担重量51kgでの勝利だったが、10月生まれで2歳の新馬勝ちというのは驚いた。今後、グングン成長することが予想されるが、来春にピークという訳にはいかないと思う。ただ、現段階でも高いパフォーマンスを見せていて、このひと叩きで更に上昇するだろうから、上のクラスでも好勝負可能だと思う。
本馬はオーストラリア産の外国産馬である。父I Am Invincibleはオーストラリア産の種牡馬で、SAJCDCマッケイC豪GⅢ(芝1100m)を勝っている。産駒4頭が豪GⅠを勝っているが、いずれも短い距離で、産駒の成績を見るとマイル戦までで力を発揮する種牡馬のようだ。また、2018年/2019年の豪2歳リーディングサイアーとのことなので、2歳戦から能力を発揮するタイプだろう。JRAでは現在まで本馬を含めて2頭の産駒が登録されている。もう1頭の登録馬トップスターサン(牡2歳)は、明日の阪神6R芝1400mでデビューする予定だ。
【母】Mumbai Rock
競走成績等不明。
期待度60

●5中7 11R ホープフルS(GⅠ) 芝2000 良
ダノンザキッド (牡・栗東・安田隆行)
父ジャスタウェイ 母エピックラヴ(Dansili)
2:02:8(上3F36:4)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。絶好のスタートから道中は4番手。4コーナーは僅差の3番手で、直線に入ると先頭に立ち、内から伸びるオーソクレースを1馬身1/4差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:9-61:9
【レースの上り】12:0-12:2-12:6
道中は外目4番手につけるが、3コーナーの手前で5番手に下がる。残り600mからは仕掛け気味に押し上げて、4コーナーは逃げたランドオブリバティが逸走するアクシデントがあったが影響は受けず、直線に向くと先頭に立った。直線は内目から伸びたオーソクレースが残り100mあたりで並んで来たが、ここから突き放した。最後は1馬身1/4差でゴール。2着のオーソクレースは何とか2着を確保したという完勝だった。2戦2勝の馬が5頭というハイレベルな一戦で、1・2・3着は2戦2勝の馬だった。そして、メンバー中唯一の重賞勝ち馬の本馬が順当に勝ち、来年のクラシック戦線主役の座を掴んだ。ただ、時計の出難い馬場ながら2:02:8-36:4はGⅠとしては平凡である。上り3Fも減速していて、ラスト1Fが12:6もかかってしまった。ハイレベルな馬が出て来ての結果なのであまり気にすることはないのだろうが、本日の3Rの未勝利戦の勝ち馬タイムトゥヘヴンが2:03:0-37:1である。この馬は8馬身差の圧勝だったが、本レースならば2着オーソクレースと同タイムだ。おそらくタイムトゥヘヴンの能力がGⅠ2着級なのだろうが、未勝利戦と遜色のない時計というのが少し残念である。前走時も『勝ち時計1:47:5は、昨年のコントレイルのレコードからは3秒も遅く、昨年の同レースでは最下位になってしまう時計だ。もちろん、馬場が全く違うため比較するべきではないが、やはり平凡な時計に思えてしまう』と書いている通り、時計にケチをつけている。昨年の勝ち馬コントレイルと比べられがちだが、今のところ一枚も二枚も落ちるだろう。ただ、今後の成長力次第では追いつくかもしれない。なお、父ジャスタウェイは3世代目にして初の産駒GⅠ制覇である。
【戦歴】3戦3勝
新馬 阪神芝1800m1着(ワンダフルタウン 3馬身)
東京スポーツ杯2歳SGⅢ 東京芝1800m1着(タイトルホルダー 1馬身1/4)
期待度90(up)

●6阪7 4R 2歳新馬 芝1800 良
ヴァリアメンテ (牡・栗東・中内田充正)
父ドゥラメンテ 母ヴァリディオル(Dynaformer)
1:48:3(上3F33:7)
単勝17.7倍の9番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は11番手。4コーナー大外11番手から直線外から伸びて、ゴール前で先頭・2番手に追いついてゴール。サトノラムセスにハナ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:5-61:8
【レースの上り】11:3-11:2-11:7
道中は11番手でも前12頭が馬群をつくり、後ろ6頭が疎らな展開だったので先頭との差はそれ程離れていない。直線は外から伸びるが、先頭のサトノラムセスも伸びて、内からはエイカイステラも先頭争いに加わって、最後は3頭が後続を離した。そしてゴール前で前2頭をまとめてかわしてゴール。ハナ差での差し切り勝ちだった。1~3着がハナ-頭の差で、3~4着が3馬身1/2離れた。勝ち時計1:48:3-33:7は新馬戦としては優秀で、本馬はラスト1Fを11:2前後で走ったと思われる。デビュー戦から強烈な末脚を披露しての勝利で、素質の片りんを見せた。デビュー戦ではなかなか見ない差し切り勝ちを決めたのだが、なぜ17.7倍の9番人気という人気薄だったのか。仕上がっていないのか気性の問題か。いずれにしても、このひと叩きで更に上昇しそうで、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。本日は中山4Rでも産駒が勝ち、これで35勝(31頭)となった。2歳リーディングサイヤー争いは先週12月20日終了現在で3位。1位はディープインパクトで4億3693万円。2位はモーリスで3億8112万円。3位がドゥラメンテで3億5300万円である。2位モーリスとの差は約2800万円。ちょっと厳しい差だが、本日のモーリス産駒は未勝利だった。明日はドゥラメンテ産駒が6頭、モーリス産駒は4頭出走する。
【母】ヴァリディオル
3戦0勝。
母(本馬の祖母)ヴァレラ(Vallera)はユングハインリヒフォークリフト賞独GⅢ・ブレーメン牝馬大賞独GⅢを勝ち、ヴィンターケーニギン賞独GⅢ2着・シュヴァルツゴルトレネン独GⅢ3着。
第2仔は地方2勝。第3仔アンドラステ(牝4歳・期待度60)は現役で4勝。ターコイズSGⅢ2着・関屋記念GⅢ3着。第4仔ヴァリッドブラック(騸3歳)は現役で1勝。第5仔が本馬。
期待度60

2020年12月20日(日)2歳戦

●6阪6 4R 2歳未勝利 芝1600 良
サルファーコスモス (牝・栗東・中内田充正)
父キングカメハメハ 母ミクロコスモス(ネオユニヴァース)
1:34:2(上3F34:9)
単勝4.9倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8番手前後。4コーナー7番手から直線内へと進み、残り50m過ぎで先頭に立ってリッケンバッカーに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】34:7-46:7
【レースの上り】12:0-11:4-11:9
4コーナーでは馬群の中にいたが、直線に入ると馬群の中を内へと切れ込み、残り300mあたりで内ラチまで達した。この位置から伸びて、残り50m過ぎで先頭に立ち半馬身差でゴール。これが2戦目だが、なかなか器用に立ち回れる馬で、ハイペースが味方したものの、しっかりと差し切りを決めた。勝ち時計1:34:2-34:9は上々だが、レコードが出た下記GⅠと比較するとどうしても見劣りしてしまう。レコードが出る程馬場が良かったために1分34秒台前半で走ることができたが、未勝利戦での時計と考えるとやはり優秀だろう。朝日杯フューチュリティSだったら14着となる時計だが、このレースよりも更にハイペースだったので、もし出走していたらもう少し速い時計で走ったと思う。今日のレース振りならば、上のクラスでもそこそこ戦えるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1400m3着(グレイイングリーン 0:3)
【母】ミクロコスモス
2006年産期待度85。年末推奨馬。21戦4勝。10月の東京の新馬戦芝1600mを快勝し、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ3着。阪神の500万下芝1600mを勝ったが、クイーンC4着・フィリーズレビュー4着・フローラS14着で、クラシックの出走はできなかった。その後は芝1800m・芝1600mを勝ち、重賞はローズS(4着)・秋華賞(5着)・エリザベス女王杯(14着)・ヴィクトリアマイル(6着)・愛知杯(8着)に出走した。
母(本馬の祖母)ユーアンミー(Uanme)はフォワードギャルS米GⅢ・ダヴォナデイルS米GⅡ2着・ノーブルダムゼルH米GⅢ2着・ローカストグローヴH米GⅢ3着・カーディナルH米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)ウェスタールンド(騸8歳・現役)はアンタレスSGⅢを勝ち、チャンピオンズCGⅠ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・シリウスSGⅢ2着・エルムSGⅢ2着・浦和記念浦和GⅡ3着・みやこSGⅢ3着。
初仔はJRA4勝・地方3勝。第2仔コズミックフォース(牡2015年産・期待度70)は2勝。京成杯GⅢ2着・日本ダービーGⅠ3着。第3仔ウラノメトリア(騸4歳)は現役で3勝。第4仔コスミックエナジー(牝3歳・期待度55)は現役で1勝。第5仔が本馬。
期待度55

●6阪6 5R 2歳新馬 芝2000 良
タイソウ (牡・栗東・西園正都)
父モーリス 母セラミックガール(ダイワメジャー)
2:05:7(上3F34:8)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は2番手。4コーナーは僅差の2番手で、直線に入ると先頭に立つ。そして引き離し、最後はマイプレシャスに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】52:2-65:5
【レースの上り】11:9-11:6-11:4
道中は先頭から2馬身差の2番手を進み、3コーナーから差を詰めて、4コーナーで先頭に並びかけた。直線に入ると先頭に立ち、ジリジリと差を開いて最後は3馬身差でゴールした。強い競馬で、2~3着も2馬身半離れたので能力は抜けていたようだ。超スローペースだったため、勝ち時計2:05:7は平凡だが、上り3Fは加速していて、単走になったラスト1Fが11:4とここで一番速いラップで走っている。ただ、スピード感が今一つで、おそらく低レベルの新馬戦を圧勝したということだと思う。このひと叩きで大幅に良くならなければ、上のクラスでは苦戦レベルだろう。
父モーリスは新種牡馬である。今週は2勝で、これで産駒31勝(29頭)だ。2歳リーディングサイヤー争いは、12月13日終了現在で2位だった。1位はディープインパクトで4億1100万円。2位がモーリスで3億5700万円。3位はドゥラメンテで3億4000万円である。さて、今週でどう動いただろう。ちなみに、ドゥラメンテも今週は2勝である。
【母】セラミックガール
地方21戦2勝。
第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セプテンバーセールにて648万円で取引された。
期待度45

●6阪6 11R 朝日杯フューチュリティS(GⅠ) 芝1600 良
グレナディアガーズ (牡・栗東・中内田充正)
父Frankel 母ウェイヴェルアベニュー(Harlington)
1:32:3(上3F34:5)レコード
単勝17.5倍の7番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は3~5番手。4コーナー2番手から直線残り200m過ぎで先頭に立ち、ステラヴェローチェに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】33:7-45:2
【レースの上り】11:6-11:8-12:0
スタート後は5番手につけたが、500mあたりで3番手に上がった。モントライゼが5馬身程度引き離してハイペースで逃げる展開となり、先頭は5Fを56:9で通過した。本馬は4コーナーで2番手に上がるが、先頭まで3馬身以上の差があり、直線でこれを詰めていった。残り200m手前で逃げ馬が失速し、残り200m過ぎで先頭に立った。後方から2番人気・1番人気馬が伸びて来るが、これを3/4馬身差抑え切っての勝利。勝ちタイム1:32:3はレコードで、この11月にレッドベルオーブがデイリー杯2歳Sで記録したレコードを0:1更新した。このレッドベルオーブは今回1:32:7で3着。前走よりも0:3時計を落としたが、この部分が馬場差だろう。本馬はハイペースの競馬を3番手につけて、5Fは57:8程度で通過した。最後は詰められたものの、ラスト1Fは12:0で走っているので十分だろう。3戦目に未勝利を脱したばかりの馬がGⅠ制覇である。2戦目にレッドベルオーブに1:2差もつけられて負けた馬が、今回は0:4差をつけた。Frankel産駒としてはソウルスターリング(牝2014年産・期待度105)・モズアスコットに続き3頭目となる日本のGⅠ勝利である。過去4戦は芝1400m・芝1600mを使たのだが、この後距離を延ばしてクラシックを狙うのか。それともNHKマイルC狙いか。本ブログとしてはとても気になるところだ。Frankel産駒なので短くなくてもいいだろうと思うが、母はダートの短距離での活躍馬なので、そのあたりがどうなのか。この後は休養になるだろうが、春初戦はどこを使うとアナウンスされるのか。そのナウンスに注目である。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 新潟芝1400m2着(サルビア 1/2馬身)
②未勝利 中京芝1600m4着(レッドベルオーブ 1:2)
③未勝利 阪神芝1400m1着(ロードリスペクト 3馬身)
【母】ウェイヴェルアベニュー
カナダ産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・カナダで走り、米19戦7勝・加1戦0勝。BCフィリー&メアスプリント米GⅠを勝ち、BCフィリー&メアスプリント米GⅠ2着・ギャラントブルームH米GⅡ2着・ベドーロージズH米GⅢ2着・マディソンS米GⅠ3着・ギャラントブルームH米GⅡ3着。
日本での初仔が本馬。
期待度85

2020年12月19日(土)2歳戦

普段は家内が使っているミニバンで、かつて飼っていた犬の墓参りに出かけた。
久しぶりに運転する車に、ちょっとした違和感があった。ハンドルを真っ直ぐにすると、左に寄ってしまうのだ。

途中でちょっと大きめの駐車場があるクリームパン屋に寄って、とてもおいしいクリームパンを買った。犬の墓参りに行くときには恒例なのだ。
私の自動車の両脇の駐車スペースにはバイクが数台停まっていた。クリームパンを車内で食べるつもりなので、『右も左もライダーたちがいたら食い難いな』と思いながら自動車に戻った。
ここで家内が気が付いた。
「タイヤが凹んでる」
左前のタイヤの空気が半分抜けているような状態になっていたのだ。ハンドルの違和感はこれだったのかと、ここで気が付いた。
すると、そこにいた(おじさん)ライダーの一人が話しかけてきた。
「これ、運転しないほうがいいですよ。ロードサービス呼んだほうがいいです」という。
「ヤバイですか?どうしようかな・・・」とマゴマゴしていると、
「スペアタイヤありますか?何ならタイヤ交換しましょうか?」と言ってきた。
それはあまりにも申し訳ないので、「いえ、大丈夫です」と断ると、
「私、仕事でやっているのですぐできますよ」といい、更に(おじさん)ライダーがもう一人来て、「私も手伝いましょうか」と言ってくれる。
「じゃあ、お願いしていいですか?」というと、(おじさん)ライダー二人が、他の(おじさん・おばさん)ライダーの皆さんに「10分くらい待ってて」と声をかけた。
『え~~10分で出来ちゃうの?』と思ったら、本当に手際よく作業をして、10分程度でスペアタイヤに交換してくれた。
私自身は人生の中で(他の車で)3回タイヤ交換をしたことがあるが、そのたびに泣きそうになっている。そもそも自分の自動車のスペアタイヤがどこにあって、工具がどこにあるかさえ知らなかった。
これはもう感謝しかない。
作業が終わりそうな頃、娘に「ちょっと、(おいしい)クリームパン買ってきて」といって、それをお礼に渡した。
人のやさしさ、親切さに触れた休日だった。


●5中5 5R 2歳新馬 芝1800 良
アールバロン (牡・美浦・伊藤大士)
父モーリス 母バージニアキャット(Bluegrass Cat)
1:54:0(上3F36:2)
単勝9.6倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーは僅差の2番手で直線に入ると先頭に立ち、残り100mからターゲットを突き放して2馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】52:7-65:5
【レースの上り】12:2-11:8-12:2
スローペースの競馬となり、2番手の本馬が勝ち、逃げたターゲットが2着、3番手のホウオウリアリティが3着だった。遅いペースの恩恵を受けての勝利だが、上り3Fが36:2と遅く、直線も11:8-12:2と遅い。3コーナーからの手応えが抜群で、直線はフラフラしながらも他馬を子ども扱いした。2馬身半差での楽勝なので能力は抜けていたと思うが、時計があまりにも平凡なので高い評価はできない。おそらく、2着以下は低レベルで、その中での圧勝だったのだろう。上のクラスで戦うためには、少なくてもラスト1Fは11秒台で走らないといけなかったと思う。このひと叩きで大幅に良くならないと上のクラスでは苦戦するレベルだろう。
【母】バージニアキャット
アメリカ産の外国産馬として日本で走り18戦1勝。ダート1200m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母) Wood of Binnはエクリプス賞仏GⅢを勝った。兄(本馬の伯父)Three WondersはケントBCS米GⅢを勝った。兄(本馬の伯父)Distilledはイリノイダービー米GⅡを勝った。
初仔は地方1勝。第2仔は地方1勝。第4仔は地方2勝。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて1674万円で取引された。
期待度45

●5中5 9R ひいらぎ賞(1勝クラス) 芝1600 良
シュネルマイスター (牡・美浦・手塚貴久)
父Kingman 母セリエンホルデ(Soldier Hollow)
1:35:8(上3F35:4)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は6~7番手。4コーナー4番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してワザモノに3馬身差の圧勝だった。
【先頭の通過】35:6-47:4
【レースの上り】12:4-11:7-11:8
やや出遅れたが流れに乗って中団につけた。4コーナーで馬群の中を押し上げて、7番手から4番手に上がった。直線残り150mあたりでは、並ぶ間もなくかわして一気に突き放した。3馬身以上離したところでC.ルメール騎手は手綱を緩め、やや差が縮まったものの3馬身差での勝利。最後まで追っていれば、3馬身半~4馬身は離していたと思う。レースのラスト1Fは11:8だが、本馬は11:6程度で走ったと思われ、最後まで追っていれば11:4~11:5程度で走っただろう。デビュー戦もやや出遅れたので今後はスタートが課題となるだろうが、大きく遅れているわけではないので致命的ではなく、矯正できなくても能力でカバーできそうだ。今日の走りなら芝1800mでも大丈夫そうで、前走時は『牡馬で芝1500mデビューとなると、クラシック戦線には乗ってこない馬なのかもしれない』と書いたが、芝1800mで好走できれば当然クラシック戦線に乗ってくると思う。これで2戦2勝で次走は重賞だろうが、重賞でも上位争いをする力はありそうだ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 札幌芝1500m1着(テンウォークライ 3/4馬身)
期待度70(up)

●6阪5 5R 2歳新馬 芝1600 良
エリザベスタワー (牝・栗東・高野友和)
父Kingman 母Turfdonna(Doyen)
1:36:9(上3F33:6)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れてダッシュも悪く道中は14~15番手。4コーナー外14番手から直線外から伸びて残り100mで先頭に立ち、ウインアキレウスに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】36:9-49:9
【レースの上り】11:8-11:2-11:4
鮮やかに差し切って、最後は手綱を抑えての圧勝だった。スタート後はダッシュがつかずズルズル後退したが、その後は後方ながら流れに乗った。ただ、ペースは速くならず、後方からの馬には不利な流れになった。それでも直線は外からしっかりと伸びて、残り100mで差し切った。新馬とは思えないレース振りで快勝。スタート後のダッシュの悪さを除けば上々のレースをしたと思う。勝ち時計1:36:9は平凡だが、上り3Fは33:6と速く、本馬はラスト1Fを11:2程度で走っただろう。512kgと恵まれた馬体の牝馬で、大型馬だけに一度使った上積みは大きいと思う。スタートダッシュの悪さが矯正できれば、上のクラスでも上位争い可能だろう。
本馬はイギリス産の外国産馬である。父KingmanはDanzig系Invincible Spirit産駒で、愛2000ギニー愛GⅠ・ジャックルマロワ賞仏GⅠ・セントジェイムズパレスS英GⅠ・サセックスS英GⅠを勝っている。欧州では産駒のPalace Pierが今年のセントジェイムズパレスS英GⅠ・ジャックルマロワ賞仏GⅠを勝った。今年引退した凱旋門賞2勝馬Enable(エネイブル)の最初の交配相手になるようで、どんな産駒が生まれるのか今から楽しみである。JRAでは現在まで本馬を含め8頭が走り、ダノンジャスティス(牡4歳・現役)が3勝。上記ひいらぎ賞を勝ったシュネルマイスター(牡2歳・現役・期待度70)が2勝。ヨークテソーロ(牝4歳・現役)が1勝している。
【母】Turfdonna
ドイツ産の繁殖牝馬。ドイツで走り4戦2勝。独オークス独GⅠを勝ち、ハンブルク牝馬賞独GⅢ3着。
イギリス産の本馬が初仔。その後日本に輸入されている。
期待度55

●2中京5 7R 2歳未勝利 芝2000 良
マテンロウエール (牡・栗東・松永幹夫)
父ロードカナロア 母ディアチャンス(タイキシャトル)
2:01:4(上3F35:5)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中4番手。4コーナーは内3番手から直線内から伸びて直線残り350mで先頭に立つが、リーブルミノルも粘り2頭が後続を離して、最後は1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】48:5-60:8
【レースの上り】12:3-11:5-12:0
4コーナーで内から先頭に並びかけて、直線は最内から先頭に立った。ここで抜かれたリーブルミノルが粘り、僅差のままの2頭の争いとなり、3番手以下を離していった。リーブルミノルに対しては、残り200mからジリジリと差をつけて最後は1馬身1/4差でゴール。ただ、2~3着は7馬身も離れている。勝ち時計2:01:4-35:5は高速馬場になっていない今日の中京では上々で、3着馬の時計2:02:8が本来の未勝利レベルの時計だろう。ローカルの未勝利だが、2番人気馬は2着2回3着1回。3番人気馬は新馬戦2着。この2頭に8~9馬身差をつけたのは立派だと思う。この2頭が走らなかった可能性もあるが、普通に走っていたのなら今日の本馬の走りは未勝利レベルを超越しているだろう。2着馬は3着が2回あるものの2回大敗している。この馬には0:2差なので、これが正当に評価する材料なのかもしれない。おそらく上のクラスでも通用するだろうが、勝ち負けするまでは数戦必要だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m2着(ダノンジェネラル 1/2馬身)
【母】ディアチャンス
32戦7勝。マーメイドSGⅢを勝ち、クイーンSGⅢ3着。
第3仔は1勝。第8仔が本馬。
期待度55

2020年12月13日(日)2歳戦

●5中4 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ロックオンエイム (牝・美浦・奥村武)
父アドマイヤムーン 母ゴールドヴァレー(ブライアンズタイム)
2:02:7(上3F36:6)
単勝41.0倍の8番人気からの勝利。スタートでやや不利があったがダッシュ良く上がり道中は3番手。4コーナー2番手から直線に入ると先頭に立ち、一旦1馬身半差とするが、最後にトゥーフェイスに迫られてハナ差での辛勝だった。
【先頭の通過】49:1-61:8
【レースの上り】12:0-11:9-12:9
やや出遅れた上に内の馬に寄られる不利がありながらもグングンと押し上げて、1コーナーは3番手。残り500mあたりで2番手に上がり、直線に向いたところで先頭に立った。そして引き離し、残り200m過ぎで1馬身半差とする。この後、外から2頭が迫ってきて、一番外のトゥーフェイスと並んでゴール。ハナ差での勝利だった。時計の出難い馬場になっているので勝ち時計2:02:7はまずまずだが、上り3Fが36:6もかかってしまった。特にラスト1Fは12:9と落ちていて、よく最後まで粘れたなという競馬だった。1~3着がハナ-クビの僅差の決着で、2・3着馬が2・1番人気馬なので、それに勝ったのだから能力はあるだろう。ただ、この時計は3~5着の時計というような気がして、この後、相当良くならないと上のクラスでは厳しいと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m3着(ヴァイスメテオール 0:3)
【母】ゴールドヴァレー
3戦0勝。
妹(本馬の叔母)ノーワン(牝4歳・現役・期待度70)はフィリーズレビューGⅡを勝った。
初仔は地方1勝。第2仔は地方1勝。第3仔が本馬。
期待度40

●5中4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ディオスバリエンテ (牡・美浦・堀宣行)
父ロードカナロア 母ディアデラノビア(サンデーサイレンス)
1:50:4(上3F35:1)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は4番手。4コーナー4番手から直線残り50m過ぎでボーデンをかわして先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
【先頭の通過】50:8-62:9
【レースの上り】12:1-11:4-11:9
道中は内4番手で我慢をして、4コーナーで外目に出した。直線は再び内目に行ってから伸びて、残り100mからは2頭が後続を引き離した。残り50m過ぎで前に出て、最後はクビ差でゴール。2~3着が4馬身離れたので2頭が抜けていたのだろう。この抜けた2頭が1・2番人気だった。レースは平均ペースよりもややスローになり、直線は11:4-11:9とラストが少し落ちた。それでも11秒台なので十分だろう。1分50秒を切れなかったが、デビュー戦であまり時計の出ない馬場なので、これでも十分だと思う。このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】ディアデラノビア
JRA23戦5勝・香港1戦0勝・アメリカ1戦0勝。フローラSGⅡ・京都牝馬SGⅢ・愛知杯GⅢを勝ち、中山牝馬SGⅢ2着・オークスGⅠ3着・ヴィクトリアマイルGⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着・マイラーズCGⅡ3着・オールカマーGⅡ3着・阪神牝馬SGⅡ3着・府中牝馬SGⅢ3着。
母(本馬の祖母)ポトリザリス(Potrizaris)はナシオナル大賞亜GⅠ・亜オークス亜GⅠを勝った。弟(本馬の叔父)イグアスはステイヤーズSGⅡ2着。
初仔はJRA1勝・地方4勝。第2仔ディアデラマドレ(牝2010年産・期待度55)は6勝。府中牝馬SGⅡ・マーメイドSGⅢ・愛知杯GⅢを勝ち、エリザベス女王杯GⅠ3着。第3仔ディアデルレイ(牡2011年産・期待度55)はJRA7勝・地方1勝。マーチSGⅢ2着。第4仔サンマルティン(騸2012年産・期待度65)は6勝。小倉記念GⅢ2着。第5仔ドレッドノータス(騸2013年産・期待度65)は6勝。京都大賞典GⅡ・京都2歳SGⅢを勝ち、皐月賞(15着)にも出走した。第6仔バルデス(牡2014年産・期待度55)は3勝。第8仔カウディーリョ(牡4歳・期待度70)は現役で4勝。第9仔グレイトオーサー(牡3歳)は現役で2勝。第10仔が本馬。
期待度55

●6阪4 5R 2歳新馬 芝1800 良
アクセル (牡・栗東・武幸四郎)
父キズナ 母エメラルハヤブサ(タイキシャトル)
1:49:7(上3F34:6)
単勝18.0倍の7番人気からの勝利。まずまずのスタートからダッシュ良く上がり先頭に立つ。道中は半馬身差で逃げて4コーナーは僅差の先頭。直線ジリジリと差をつけて、テーオーマシェリに1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:5-62:4
【レースの上り】11:9-11:1-11:6
スタート後、やや後退したがすぐに盛り返して先手を取った。その後はスローペースに落としてまんまと逃げ切った。直線に入ると2番手に並びかけられて、やや前に出られたという場面もあったが、すぐに盛り返してジリジリと差をつけた。最後は2番手以下と脚色が同じになる完勝。勝ち時計1:49:7はデビュー戦としてはまずまずで、ラスト2Fは11:1-11:6と速い時計で締めた。1~3番人気馬が4着・6着・5着に負けたことも勝因だろう。今回は楽に逃げられたが、上のクラスではそう簡単にはいかないと思う。ただ、このひと叩きで大きく良化できれば、もう少し速いペースで逃げても逃げ粘る力は持っているかもしれない。
【母】エメラルハヤブサ
JRA10戦1勝・地方29戦0勝。JRAでは芝1200m1勝。重賞はフィリーズレビュー(12着)に出走した。
兄(本馬の伯父)マイケルバローズは富士SGⅢ2着・関屋記念GⅢ3着・富士SGⅢ3着。兄(本馬の伯父)サトノプログレスは ニュージーランドTGⅡを勝った。
第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道オータムセールにて792万円で取引された。
期待度50

●6阪4 11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ・牝) 芝1600 良
ソダシ (牝・栗東・須貝尚介)
父クロフネ 母ブチコ(キングカメハメハ)
1:33:1(上3F34:2)
単勝3.2倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は5番手。4コーナー4番手から直線残り100mで先頭に立つが、内を突いて伸びたサトノレイナスに迫られてハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】34:9-46:8
【レースの上り】11:2-11:4-11:8
4コーナーは馬群の中にいたが、前が開いたのですんなりと馬群を抜けた。残り100mで僅かながら先頭に立つが、馬群を縫って伸びたサトノレイナスが内から迫り、差されたと思ったところがゴールだった。ストップモーションを見るとクビの上げ下げの差になっていて、僅かに白い鼻が先に到達しているように見えた。それ程きわどい差のレースを制してGⅠ勝ち。もちろん白毛馬初のGⅠ勝ちである。1~3着が接戦でハナ-クビ差で、4着馬も3着馬から半馬身差である。大きな差はなかったものの、サトノレイナス・メイケイエールの無敗馬をやぶっての2歳女王となった。勝ち時計1:33:1は優秀で、昨年のレシステンシアには0:4及ばないものの、名牝ウオッカと同タイムで、レース史上2位タイの時計である。ラスト1Fも11:8なので、大きくは落ちていない。デビュー以来、派手な勝ち方はしないが、この馬の勝負根性は立派だと思う。4戦4勝で2歳戦を終えて、桜花賞までは当然本馬が中心にまわるだろう。オークスは距離がどうかとも思うが、芝1800mの重賞勝ち馬でもあり、今日の走りを見ていると、3歳春の牝馬の芝2400mならば行けるのではないかと思った。白毛のアイドル候補の誕生だが、名前が曽田氏(本当は『純粋、輝き』という意味)というのが残念で、アイドルホースになれるのかどうか。ジュンスイとかカガヤキという名のほうが良かったのではないかと思った。
【戦歴】3戦3勝
新馬 函館芝1800m1着(ギャラントウォリア 2馬身1/2)
札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m1着(ユーバーレーベン クビ)
アルテミスSGⅢ 東京芝1600m1着(ククナ 1馬身3/4)
期待度90(up)

●3中京4 5R 2歳新馬 芝2000 良
ソウルラッシュ (牡・栗東・池江泰寿)
父ルーラーシップ 母エターナルブーケ(マンハッタンカフェ)
2:03:1(上3F35:7)
単勝4.2倍の2番人気からの勝利。スタートで躓くが問題なく道中6番手。4コーナー外6番手から直線残り200m過ぎで先頭に立ち、レイトンヒルに2馬身差をつけての勝利だった。
【先頭の通過】48:6-61:6
【レースの上り】12:2-11:9-12:5
ゲートはポンと出たものの、そこで躓いた。それでも即立て直して流れに乗り6番手につける。向正面では縦長の展開となるが、4コーナーは前7頭が集団でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200m過ぎで先頭に立つと、最後は引き離しながら2馬身差での勝利だった。先頭に立ってから一気に引き離す脚は見事で、圧勝だった。ただ、勝ち時計2:03:1-35:7は時計の出ている中京では平凡で、そこでの圧勝なのでレース振りをそのまま評価はできないだろう。特にラスト1Fが12:5と落ちているのが残念で、このひと叩きで相当良くならないと上のクラスでは苦戦するレベルだと思う。
【母】エターナルブーケ
JRA5戦0勝・地方1戦0勝。
兄(本馬の伯父)ヒラボクディープ(牡2010年産・期待度85)は青葉賞GⅡを勝ち、ダービー(13着)にも出走した。
本馬が初仔。
期待度45

●3中京4 10R つわぶき賞(1勝クラス・牝) 芝1400 良
カイトゲニー (牝・美浦・和田雄二)
父カレンブラックヒル 母シルクヴィーナス(ティンバーカントリー)
1:22:0(上3F34:5)
単勝6.1倍4番人気からの勝利。まずまずのスタートから上がって行き1Fで先頭に立つ。道中は2馬身差で逃げて、4コーナーは3馬身差の先頭。直線で詰められるもののネクストストーリーに1馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:4-47:5
【レースの上り】11:3-11:2-12:0
ゲートを出た後のダッシュで劣り一旦5番手となるが、柴田大知騎手がGoサインを出すとスッと上がって行き、1Fあたりで先頭に立った。4コーナーでは3馬身差とし、直線も止まらず、最後に詰められたが1馬身半差の完勝だった。ラスト3Fから11:3-11:2と速いが、ラスト1Fは12:0と落ちたので、それを捕まえられない後続も問題だろう。ある程度時計の出る馬場なので1:22:0-34:5は平凡で、今回は逃げ切れたものの、重賞ではまだ力不足だと思う。初戦・2戦目と芝1800mを使い3着・7着と負けて、3戦目と4戦目は距離を短縮して結果を出した。カレンブラックヒル産駒ということで、今後も短い距離を中心に使ってきそうだ。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 東京芝1800m3着(スライリー 0:2)
②未勝利 福島芝1800m7着(リーブラテソーロ 0:4)
③未勝利 新潟芝1600m1着(スターリーアイズ 2馬身1/2)
【母】シルクヴィーナス
未出走。
初仔プレイアンドリアル(牡2011年産・期待度80)はJRA1勝・地方2勝。京成杯GⅢを勝ち、東京スポーツ杯2歳SGⅢ2着。第2仔は1勝。第3仔は1勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて1674万円で取引された。
期待度45

2020年12月12日(土)2歳戦

●5中3 2R 2歳未勝利 芝1600 良
トゥルーアート (牝・美浦・大竹正博)
父ダイワメジャー 母イグジビットワン(Silver Hawk)
1:35:1(上3F35:2)
単勝6.3倍3番人気からの勝利。気持ち出遅れるがダッシュ良く上がり道中は4~5番手。4コーナー外4番手から直線残り50m過ぎで先頭に立ち、マイネルダグラスに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:3-47:5
【レースの上り】11:8-11:6-12:3
大外16番枠からやや出遅れたが、ダッシュは良く2F過ぎで5番手まで上がる。4F手前で4番手に上がり、4コーナーは外4番手。直線外から伸びて残り50m過ぎで先頭に立ち、半馬身差でゴールした。ハイペースの競馬で、ラスト1Fが12:3と落ちた。これが差し切れた要因の一つだろう。勝ち時計1:35:1-35:2はまずまずだが、強調材料も少ないレースだった。1・2番人気馬が2着3着を複数経験している馬で、これに勝ったことは価値があるものの、おそらく上のクラスで即勝ち負けするだけの力はないと思う。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m2着(カフェカエサル クビ)
【母】イグジビットワン
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。イギリス・イタリア・フランスで走り英5戦1勝・伊2戦1勝・仏1戦0勝。通算8戦2勝。パオロメザノッテ賞伊GⅢを勝ち、ポモーヌ賞仏GⅡ3着。
第2仔でアイルランド産の初仔は英3勝。日本での初仔アールブリュット(牝2012年産・期待度50)は4勝。第2仔メートルダール(牡2013年産・期待度70)は6勝。中日新聞杯GⅢを勝ち、新潟記念GⅢ2着・アメリカジョッキーCCGⅡ3着・京成杯GⅢ3着・共同通信杯GⅢ3着・新潟大賞典GⅢ3着。第3仔は地方1勝。第5仔マスターワーク(牝3歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
期待度45

●6阪3 9R エリカ賞(1勝クラス) 芝2000 良
アドマイヤハダル (牡・栗東・大久保龍志)
父ロードカナロア 母スウェアトウショウ(ディープインパクト)
2:03:4(上3F34:4)
単勝11.6倍の4番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。残り700mあたりで先頭に立ち、4コーナーはクビ差の先頭。直線外から伸びたディープモンスターを1/2馬身差抑え切っての勝利だった。
【先頭の通過】51:1-64:0
【レースの上り】11:8-11:1-11:5
スローペースの競馬を2番手でガッチリ折り合って進んだ。残り700mあたりでスパイラルノヴァをかわして先頭に立つが、直線残り200mあたりで僅かながら前に出られる。これを残り100m過ぎで抜き返しジリジリと差をつけるが、外からディープモンスターが伸びて来て最後は半馬身差でゴールした。展開のあやで勝ち切れたという勝利だが、スパイラルノヴァを抜き返した根性は立派だった。1番人気ディープモンスターのエンジンのかかりが遅かったことも事実だが、新馬戦を快勝した評判馬に勝ったことは評価するべきだろう。ただ、今回は恵まれての勝利という側面が強く、重賞ではやや力不足だろう。デビュー時には『レース振りにも強調材料は乏しい。1番人気馬を抑え切っての勝利なので、そこは評価したいが、上のクラスへ行って活躍できるかというと、今後大きく良くならないと厳しい気がする。2勝目までは時間がかかるレベルだろう』と書いている。2勝目にあまり時間はかからなかったが、前走時も今回とほぼ同じようなことを書いていた。
【戦歴】3戦2勝
新馬 新潟芝1800m1着(ペドラフォルカ クビ)
②アイビーS 東京芝1800m4着(オーソクレース 0:4)
期待度65(up)

●3中京3 7R 2歳未勝利 芝2000 良
カツコ (牝・栗東・寺島良)
父ハービンジャー 母ギンザヴィクトリア(ゼンノロブロイ)
2:01:8(上3F35:2)
単勝22.1倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8番手。4コーナー外目8番手から直線残り50m過ぎで先頭に立ち、ノースザワールドに1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】48:8-61:1
【レースの上り】12:1-11:5-12:3
直線は外から伸びて、残り50mから前3頭を並ぶ間もなくかわして、勢いのまま1馬身1/4も引き離した。鮮やかな差し切り勝ちで、差を開きつつのゴール。能力は抜けていたのだろう。レースはそこそこ流れて前の馬は不利だったかもしれない。レースのラスト1Fが12:3と落ちているが本馬は11:7~11:8程度で走っていて、時計の出る馬場だったが勝ち時計が2:01:8-35:2ならば上々だろう。ローカルの未勝利戦なので全体的なレースレベルは若干落ちるだろうが、負かした相手のレベルはそこそこ高いので、ローカルということを気にすることはないと思う。デビュー戦から-10kgで出走。牝馬での大幅減はマイナス材料だが、それでも大きく変わってきての勝利だろうから馬体が戻ればまだまだ良くなりそうだ。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 京都芝2000m6着(ディープモンスター 1:1)
【母】ギンザヴィクトリア
JRA14戦1勝・地方13戦1勝。JRAでは芝2000m1勝。重賞はフェアリーS(10着)に出走した。
母(本馬の祖母)タイムフェアレディはフラワーCGⅢを勝った。弟(本馬の叔父)ウインガナドルはラジオNIKKEI賞GⅢ2着。姪(本馬の従姉妹)レジェーロ(牝3歳・現役)は葵S重賞2着。
本馬が初仔。
期待度55

シンボリクリスエス死亡

シンボリクリスエスが12月8日、蹄葉炎のためシンボリ牧場(千葉)で亡くなった。21歳だった。

昨年種牡馬を引退し、千葉のシンボリ牧場にて余生を送っていたが、今年9月に蹄葉炎を発症したらしい。12月7日に自力では立ち上がれなくなり、8日安楽死の処置がとられた。
2002年の天皇賞秋GⅠ・有馬記念GⅠを勝ち、2003年の天皇賞秋GⅠ・有馬記念GⅠも勝った。
『シンボリ』という冠名には、ちょっとした思い入れがある。
スピードシンボリ・カーネルシンボリ・ボールドシンボリ・シンボリルドルフ・シリウスシンボリ・シンボリクリスエス。スピードシンボリの現役時代は知らないが、それ以外の馬はよく憶えている。その中でシンボリクリスエスだけはちょっと異質で、シンボリ牧場の生産ではなく外国産馬である。ただし、母馬が和田氏の所有馬だったらしい。
現役引退後は種牡馬として社台スタリオンステーションで供用された。
『シンボリの馬が社台で種牡馬か。時代は変わったな』と思ったものだ。初年度産駒は2007年デビュー。本ブログの初年度と同じなので、本ブログもシンボリクリスエス産駒とともに歩んできたようなものか。
種牡馬として現在まで5頭のGⅠ勝ち馬を出し、エピファネイア(牡2010年産・期待度95)が後継種牡馬として活躍中だ。エピファネイアからは牝馬3冠馬デアリングタクト(牝3歳・期待度100)が出ているが、牡馬のGⅠ馬は今のところ出ていない。ただ、これも時間の問題で、デアリングタクトに負けないほどの牡馬もいずれ出るだろう。
Roberto系Kris S. の系統を日本で開花させるのか。シンボリクリスエスの代表産駒エピファネイアの今後に注目だ。