2019年7月21日(日)2歳戦

●3中京8 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
ロールオブサンダー (牡・栗東・橋口慎介)
父エピファネイア 母ミッキーハナコ(アドマイヤムーン)
2:03:9(上3F36:0)
単勝45.0倍の11番人気からの勝利。道中5~6番手から4コーナーは外5番手。直線に入ると一気に上がり、残り350m手前で先頭に立ち後続を離して2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】50:2-62:6
【レースの上り】12:4-12:1-12:2
好スタートから1コーナーは7番手でまわる。向正面に入ると5番手に上がるが、5F過ぎで6番手となる。3コーナーで再び5番手に上がるが、残り600mで右ムチが1発入り、4コーナーでもムチが2発飛んで外5番手でまわる。直線に入ると前4頭を抜き去り、残り350m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り200mは2馬身差、残り100mは3馬身差とする。この後、ジュンライトボルトとソルトキャピタルが差を詰めて、最後はソルトキャピタルに2馬身1/2差でゴールした。
人気薄からの圧勝だった。1頭になると気を抜くということで、引き離しても最後までしっかりと追っていた。4コーナーでムチを入れるとグンと伸びて、直線早目に先頭に立った。上り3Fは12秒台ながら単走になっても大きくは落ちていないので上々だろう。このひと叩きでまだまだ良くなる雰囲気があるので、上のクラスでもそこそこやれるだろう。
父エピファネイアは新種牡馬である。昨日の福島芝1200m新馬戦でグライユルが勝っていて、これが産駒JRA4勝目(4頭)だ。
【母】ミッキーハナコ
2戦0勝。
母(本馬の祖母)サウンドザビーチはTCK女王盃大井GⅢを勝ち、エンプレス杯川崎GⅡ3着。弟(本馬の叔父)スマハマ(牡4歳・現役)は東海SGⅡ3着。
第2仔グラデュエイト(牡4歳)は現役で1勝。第3仔サニーフラッシュ(牝3歳)は現役で未勝利。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1944万円で取引された。
期待度55

●2函6 5R 2歳新馬 芝1800 良
ダーリントンホール (牡・美浦・木村哲也)
父New Approach 母Miss Kenton(Pivotal)
1:49:8(上3F35:4)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは2番手。直線残り200mで先頭に立ち、粘る2着馬を振り切って1馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】50:2-62:1
【レースの上り】12:5-11:5-11:6
まずまずのスタートから4番手につける。道中も4番手を進むが3~4コーナー中間でスッと2番手に上がり、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入ると先頭のコスミックエナジーに並びかけて、残り200mで前に出る。コスミックエナジーも粘りなかなか離せないが、残り100m手前から差をつけて最後は1馬身1/2離してゴールした。
4番手を余裕の手応えで進み、3~4コーナー中間では馬なりのまま2番手に上がり、直線では2着馬をねじ伏せた。強い競馬で新馬戦を勝った。時計も1分50秒を切り、直線も11:5-11:6となかなかのタイムで走った。2~3着は3馬身半、3~4着は4馬身離れたので出走馬に能力差のあるレースだった。好レースをしたので上のクラスでも好勝負可能だろう。血統的には距離が長いほうが力を発揮しそうで、今後の動向に注目だ。
本馬はイギリス産の外国産馬で、ゴドルフィンの所有馬である。
父New Approachは英ダービー馬である。Galileo産駒で、高松宮記念GⅠを勝ったシンコウフォレストの半弟である。産駒は日本では現在まで本馬を含めて10頭登録されて、ベストアプローチ(牡5歳・現役・期待度55)が青葉賞GⅡ2着、ジュンヴァルロ(牡2015年産・期待度65)が皐月賞(15着)に出走するなど活躍馬を出している。
【母】Miss Kenton
アイルランド産の繁殖牝馬。フランスで走り1戦0勝。
母(本馬の祖母)Do The Honoursはモートリー賞仏GⅢを勝った。姉(本馬の伯母)Woven Laceはグロット賞仏GⅢ2着。甥(本馬の従兄弟)Cross CounterはメルボルンC豪GⅠ・ドバイゴールドCUAEGⅡ・ゴードンS英GⅢを勝ち、グレートヴォルティジ英GⅡ2着。
英国産の初仔は英1勝。第2仔が本馬。
期待度65

●2函6 11R 函館2歳S(GⅢ) 芝1200 良
ビアンフェ (牡・栗東・中竹和也)
父キズナ 母ルシュクル(サクラバクシンオー)
1:09:2(上3F35:6)
単勝7.0倍の4番人気からの勝利。1F過ぎで先頭に立ち1馬身弱の差で逃げる。4コーナーは1馬身差で直線差を開き、最後に詰められたが1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】33:6-45:1
【レースの上り】11:5-11:7-12:4
気持ち出遅れてスタート直後は後方から2頭目まで下がったが、このあとすぐに盛り返しグングンと上がって1F過ぎで先頭に立つ。この後は1馬身弱の差で逃げて、4コーナーは1馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは3馬身差、残り100mは4馬身差とする。この後、逃げ脚が鈍りラスト50mは一杯になり後続からタイセイビジョンが差を詰めたが、最後は1馬身3/4差でゴールした。
やや出遅れたため一旦後方まで下がったが、そのあとのダッシュが素晴らしく最内からでも1Fで先頭に立った。4F45:1、5F56:8というハイラップで飛ばしたために最後が甘くなったが、それでも1馬身3/4差ならば立派だろう。勝ち時計1:09:2は、2016年レヴァンテライオンの時計に並ぶレースタイレコードだ。ダービー馬キズナ産駒が芝1200mの重賞を制覇したが、母の産駒は母父サクラバクシンオーが強く出るようで主にマイルで活躍している。本馬も兄妹同様短い距離で活躍するのだろう。そうなると、ダービーへの期待度は高くできない。
父キズナは新種牡馬である。これが産駒5勝目(4頭)で重賞初制覇だ。仕上がりは早いと思っていたが、2歳の芝1200mの重賞を勝った。このあと、どのような産駒が出てくるか。楽しみである。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 函館芝1200m2着(オータムレッド クビ)
②未勝利 函館芝1200m1着(ヴェスターヴァルト ハナ)
【母】ルシュクル
2006年産期待度45。15戦3勝。7月の函館芝1200m新馬戦を勝ち、函館2歳SGⅢ6着後、すずらん賞(札幌芝1200m)を勝った。その後、ファンタジーSGⅢは5着・阪神ジュベナイルフィリーズGⅠは11着に負けたが、ファルコンSGⅢは3着と好走し桜花賞GⅠに出走し15着だった。その後は重賞に出走していないものの、芝1200m戦で1勝した。
伯父が種牡馬Unbridled's Songという良血。弟(本馬の叔父)ダコール(牡2008年産・期待度65)は新潟大賞典GⅢを勝ち、GⅢ2着3回・GⅢ3着3回。
初仔ブランボヌール(牝2013年産・期待度65)は3勝。函館2歳SGⅢ・キーンランドCGⅢを勝ち、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ3着・ファンタジーSGⅢ3着。第3仔エントシャイデン(牡4歳・期待度50)は現役で4勝。第4仔アフランシール(牝3歳)は現役で2勝。第5仔が本馬。
期待度50

2019年7月20日(土)2歳戦

●2福7 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
トランシルヴァニア (牡・美浦・田中剛)
父オルフェーヴル 母ワンダーレディアンエル(Real Quiet)
1:53:1(上3F36:3)
単勝9.3倍の5番人気からの勝利。道中6~7番手から4コーナーは内6番手。直線外に出して伸び、残り30mあたりで前2頭をかわしてクビ差の差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】51:5-64:2
【レースの上り】12:1-12:1-12:4
出遅れて半馬身程度の不利。少し気合をつけて上がり、1コーナーは8番手でまわる。2コーナーで7番手に上がり、向正面も7番手を進む。5F手前でやや差を詰めて、3コーナーは6番手。4コーナーで追っつけるが離さ気味となり、三浦皇成騎手の右ムチが数発飛んで内目6番手でまわる。直線に入ると外に出して伸び、残り200mは4番手で通過する。残り100mで3番手になり、残り30mあたりで前2頭をまとめてかわして先頭に立つ。そして、併せ馬で共に伸びたセクシーフェイスにクビ差でゴールした。
4コーナーはズブイ面を見せたが、ゴール前は前をしっかりととらえた。ただ、ラスト1Fが12:4と落ちているので、前2頭がバテたために差し切れたと見るべきだろう。稍重で1:53:1は平凡で、上り3Fで11秒台は1回もなかった。2戦目で大きく良くならないと上のクラスでは苦戦レベルだろうが、スタートや道中の行きっぷりなど矯正すべき点も多く、どこまで良化するかが今後の鍵だと思う。
【母】ワンダーレディアンエル
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り14戦3勝。CCAオークス米GⅠ・デムワゼルS米GⅡを勝ち、ボニーミスS米GⅡ2着・ エルエンシノS米GⅡ3着・ダヴォナデイルS米GⅡ3着・テンプティドS米GⅢ3着。
妹(本馬の叔母)アンチュラス(牝2009年産・期待度45)はファンタジーSGⅢ2着。
アメリカ産の初仔は英1勝。第2仔は米9勝。第3仔は米2勝。日本での第4仔が本馬。
期待度50

●3中京7 1R 2歳未勝利 芝1600 重
ヒシタイザン (牡・栗東・角田晃一)
父トーセンホマレボシ 母サンキュースマイル(ブライアンズタイム)
1:35:6(上3F35:4)
単勝4.2倍の3番人気からの勝利。道中2~3番手から4コーナーは2番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち後続を離して、追いかけてきた2着馬に1馬身3/4差での完勝だった。
【先頭の通過】36:5-48:0
【レースの上り】12:0-11:5-12:1
絶好のスタートから抑えて3番手につける。3F手前で2番手に上がり、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち後続を引き離す。残り200mは3馬身近い差とするが、ここからメイショウボサツが追いかけてくる。3番手以下との差は広がるものの、メイショウボサツが差を詰めて来る。ラスト50mから軽く追う程度だったため差は詰まったが、最後は1馬身3/4差での圧勝だった。
2~3着が5馬身も離れる圧勝で、重馬場ながら時計も優秀だ。下記5R新馬戦が1:36:6。下記9R中京2歳Sが1:36:5である。9Rまでの間、馬場が悪化するような雨は降っていないので、オープンよりも0:9速い時計である。ペースはこちらの方が速かったものの、流したラスト1Fは12:1と速い。時計だけ見ると中京2歳Sでも勝っていたのではと思う時計で走った。おそらく能力は高く、上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m2着(ルーチェデラヴィタ 2馬身)
【母】サンキュースマイル
2戦0勝。
母(本馬の祖母)スマイルトゥモローはオークスGⅠ・フラワーCGⅢを勝ち、府中牝馬SGⅢ3着。
初仔は地方3勝。第2仔は1勝。第4仔が本馬。
期待度60

●3中京7 5R 2歳新馬 芝1600 重
マイネルグリット (牡・栗東・吉田直弘)
父スクリーンヒーロー 母マイネショコラーデ(ロージズインメイ)
1:36:6(上3F35:3)
単勝9.2倍の4番人気からの勝利。道中5~6番手から4コーナーは外4番手。直線残り50m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差をつけての快勝だった。
【先頭の通過】36:2-48:2
【レースの上り】11:9-11:9-12:4
まずまずのスタートから5番手につける。3F手前で6番手になるが3コーナーで再び5番手になり、4コーナーは先頭から4馬身差の外目4番手でまわる。直線に入ると外からジリジリと差を詰めて、残り200mは先頭から2馬身半差の4番手で通過する。残り100mは1馬身差の4番手だが、残り50mで先頭に立ち1馬身1/4差をつけてゴールした。
残り1Fで前3頭がバテて、一気に抜き去った。鮮やかに差し切ってその後も楽に差をつけたが、ラスト1Fが12:4と落ちたのでそのためだろう。ただ、重馬場のデビュー戦で1:36:6-35:3ならば上々で、下記中京2歳Sでも2着に入る時計である。道中は落ち着いて流れに乗り、直線は最後までしっかりと伸びた。このひと叩きで更に良くなれば、上のクラスでもそこそこやれるだろう。
【母】マイネショコラーデ
2008年産期待度40。20戦1勝。6月の阪神芝1200m新馬戦を勝ち、ラベンダー賞2着、函館2歳SGⅢ2着と好走したが、レース後骨折が判明し休養。復帰戦のフィリーズレビューGⅡは12着。桜花賞GⅠに出走し18着。葵S10着後は条件戦を走り、勝つことはできなかった。
母(本馬の祖母)コスモヴァレンチは小倉2歳SGⅢを勝った。兄(本馬の伯父)ドリームバレンチノはJBCスプリント盛岡GⅠ・東京盃大井GⅡ・函館スプリントSGⅢ・シルクロードSGⅢ・兵庫ゴールドトロフィ園田GⅢを勝ち、高松宮記念GⅠ2着・スプリンターズSGⅠ3着他、JRA・地方の重賞で好走した。弟(本馬の叔父)ウインムート(牡6歳・現役)はさきたま杯浦和GⅡ・兵庫ゴールドトロフィ園田GⅢを勝ち、プロキオンSGⅢ3着・サマーチャンピオン佐賀GⅢ3着。
本馬が第2仔。
期待度55

●3中京7 9R 中京2歳S(オープン) 芝1600 重
ラインベック (牝・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母アパパネ(キングカメハメハ)
1:36:5(上3F35:3)
単勝1.2倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは外4番手。直線残り250mあたりで先頭に立ち、後続を離して2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】36:9-48:7
【レースの上り】11:6-11:6-12:5
絶好のスタートから抑えて3番手につける。2Fあたりで4番手となり、4コーナーで外に出して4番手でまわる。直線に入ると先頭に迫り、残り250mあたりで先頭に立つ。そしてジリジリと差をつけて、スズカデレヤに2馬身差をつけてゴールした。
まだまだ余裕のありそうな走りで、2馬身差ながら圧勝だった。良血馬が2戦2勝となったので今後も大注目だが、今日のレースは出走8頭中3頭が1勝馬で、5頭は未勝利馬である。しかも、2着のスズカデレヤは未勝利馬で、これに勝っただけと考えると未勝利戦を勝った程度の価値だろう。実際、上記1Rの未勝利戦の勝ち馬には0:9差負けている。ラスト1Fが12:5と落ちたのが残念で、強い勝ち方だったものの高い評価ができない。次は重賞だろうが、重賞では厳しい気がする。ただ、良血馬なのであっさり突破する可能性もある。一線級との対戦を見てみないと何とも評価が難しい馬である。
【戦歴】2戦2勝
新馬 中京芝1600m1着(アージオン 1馬身1/4)
期待度65(up)

●2函5 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ブラックホール (牡・美浦・相沢郁)
父ゴールドシップ 母ヴィーヴァブーケ(キングカメハメハ)
1:51:3(上3F35:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中5~6番手から4コーナーで先頭。直線ジリジリと差をつけて追いかけてきた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:9-62:7
【レースの上り】12:2-11:9-11:9
まずまずのスタートから6番手につける。4F過ぎで動きが悪くなり、1発ムチを入れると反応して5番手に上がる。6Fでまた動きが悪くなりムチを入れるとスッと上がり、4コーナーでムチを入れると反応良く上がって先頭に立つ。直線後続をジリジリと離し、残り200mは1馬身差で通過する。この後、ウインドジャマーが伸びて来て、残り100mでは1馬身差で通過する。ウインドジャマーが迫ると本馬も伸びて差は詰まらず、最後は1馬身1/4差でゴールした。
動きが悪くなってムチを入れると加速して、また動きが悪くなってと、道中は若さを見せていた。それでも快勝したのは能力の高さからだろう。まだまだ伸びしろを感じさせる勝利だったが、若さを出したまま上のクラスで通用するほど甘くはないだろう。422㎏という小柄な牡馬で、馬体的にももう少し成長してほしいところだ。勝ち時計1:51:3-35:7は平凡のように思うが、速い時計の出ていない函館なのでこんなものかもしれない。ただ、2勝目までは数戦必要なレベルだと思う。
父ゴールドシップ(2009年産・期待度100)は新種牡馬である。先週産駒が初勝利を挙げたが、2週連続の勝利で、これで産駒は2勝目だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 函館芝1800m2着(オーソリティ クビ)
【母】ヴィーヴァブーケ
24戦1勝。芝1800m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)ブルーリッジリバーは桜花賞GⅠ2着・フェアリーSGⅢ2着。
初仔ミラクルブラッド(牝4歳)は現役で2勝。第2仔が本馬。
期待度55

2019年7月14日(日)2歳戦

職場の後輩が、
「この前『アラジン』見に行ったんですけど、すごく面白かったんで〇〇さんも観に行ってくださいよ~」と突然言い出した。
「俺、エマ・ワトソン好きだから『美女と野獣』は見に行ったんだけど、カワイイ子が出ないと見る気しないし、基本外国人は好きじゃないんだよなー」と答えた。
彼は出張の帰り、時間があったので一人で見たらしい。周りはカップルだらけだったそうだ。
「〇〇さん(私ではない別の人)も彼女と一緒に見に行ってくださいよ~」と近くにいた同僚にも言っていた。
「本当に面白いんだろうなあ??」と高圧的にいうと「面白くなかったら映画代払ってもいいですよ」と答えた。
そこまで言うのなら行ってみようと思い、昨日の夜(レイトショー)、家内と一緒に見に行った。面白くなかったら本当に請求しようと思っていた。

「いや~ぁ、映画ってホントにいいもんですね」と思った。
今の映画は、アニメじゃなく実写であっても何でもできるんだな。ジーニーもいい味出していたし、ジャスミンも綺麗でとても良かった。
家内は「WOWOWで見るから劇場はいい」と言っていたし、私が自ら見に行きたいとは絶対に思わない作品である。後輩には感謝だ。


●2福6 3R 2歳未勝利 芝1800 重
ウイングレイテスト (牡・美浦・青木孝文)
父スクリーンヒーロー 母グレートキャティ(サクラユタカオー)
1:52:2(上3F37:2)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中4~5番手から4コーナーは3番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち後続を離すが、追い込んできた2着馬にゴール前で並ばれてハナ差での辛勝だった。
【先頭の通過】49:6-62:5
【レースの上り】12:4-12:5-12:5
好スタートから抑えて5番手につける。5F手前で4番手に上がるが、その後抜かれて抜き返して4~5番手を進む。残り600m手前から差を詰めて、4コーナーで2番手に上がるものの、外に膨れるロスがあって3番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて残り150mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、残り50m手前では1馬身半離す。ところが外からコスモタイシが猛然と追い込んで一気に差が詰まり、最後は並んでゴール。ハナ差だけ残っていた。
雨のため馬場が悪化し、4F49:6でもハイペースだった。したがて最後に突っ込んできた2着馬には有利な展開だった。先頭に立った後は楽勝かと一瞬思ったが、あと数mあれば抜かれていたほどの辛勝で、負けに等しいレースだった。ただ、ハイペースで4~5番手を進んだ本馬もラストはバテたわけではなく、鋭い脚を使った2着馬を褒めるべきレースだったと思う。デビュー戦は半馬身の2着で、今回はハナ差での辛勝。上のクラスでもそこそこは走りそうだが、勝つまでは少々時間がかかると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m2着(サナチャン 1/2馬身)
【母】グレートキャティ
9戦2勝。芝1400m1勝・芝1600m1勝。重賞未出走。
初仔は地方2勝。第2仔は1勝。第4仔イコールパートナー(牝2005年産)は4勝(内障害3勝)。東京ハイジャンプJGⅡを勝った。第5仔ベストメンバー(牡2006年産・期待度90)は4勝。京都新聞杯GⅡを勝ち、皐月賞(5着)にも出走した。第6仔は地方2勝。第8仔は1勝。第10仔は地方2勝。第11仔は地方1勝。第12仔ウインインペリアル(牡4歳)は現役で1勝。第13仔が本馬。
期待度40

●3中京6 5R 2歳新馬・牝 芝1400 重
クリアサウンド (牝・栗東・杉山晴紀)
父キズナ 母アンコンソールド(Smart Strike)
1:23:7(上3F35:3)
単勝4.1倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、残り200mから引き離して3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:9-48:1
【レースの上り】11:8-11:7-12:1
好スタートから外3番手につける。道中は前2頭を見るように進み、4コーナーは先頭から1馬身差の外3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、残り300mあたりでビアイをかわして先頭に立つ。ビアイも残り200mまでは粘るが、ここから引き離して、最後は流して3馬身差でゴールした。
スタート良く3番手につけて、直線半ばでかわして引き離す完勝。強い競馬だった。本日の芝コースは不良馬場で始まり、このレース直前に重に回復したものの時計の出ない馬場で、時計はあまり気にすることはないだろう。ラスト1Fが12:1と落ちているが、ゴール前は流してのものである。距離はマイルでも問題はなさそうだが、それ以上はこれからの成長次第だろう。勝ちっぷりが良かったので上のクラスでも好勝負可能だと思う。
父キズナは新種牡馬である。これで4勝目(4頭)だ。新種牡馬ではリアルインパクトが現在5勝でトップだが、これに続く成績である。
【母】アンコンソールド
アメリカ産の外国産馬として日本で走り4戦0勝。
兄(本馬の伯父)TajaaweedはアーリントンH米GⅢ・ディーS英GⅢを勝ち、アーリントンH米GⅢ3着。
初仔は地方7勝。第2仔リュニヴェール(牝4歳)は現役で2勝。第3仔が本馬。
期待度55

●2函4 5R 2歳新馬 芝1800 良
サトノゴールド (牡・栗東・須貝尚介)
父ゴールドシップ 母マイジェン(Fusaichi Pegasus)
1:54:1(上3F35:1)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線2着馬との争いとなるが残り100m手前で前に出て引き離し、1馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】53:8-66:7
【レースの上り】11:9-11:2-12:0
まずまずのスタートから2番手につける。道中は1馬身半差の2番手で進むが4Fあたりでプントファイヤーが絡んできて、ここから前3頭が僅差となる。4コーナーで外のプントファイヤーが先頭に立ち、これを追って僅差の2番手でまわる。直線に入るとプントファイヤーに並びかけて2頭での競り合いとなる。残り200mは僅差の2番手で通過するが、残り100m手前で前に出る。そして引き離し、最後は1馬身1/2差でゴールした。
良馬場だが時計の出ない函館で、超スローペースの競馬となったのでこの時計も仕方がないだろう。このペースでも道中は武豊騎手の手綱は動くなどズブイ面も見せた。それでも4コーナーで一旦抜かれた馬を直線で追いかけて、競り勝つと一気に引き離した。2着には1馬身半、2~3着は3馬身半離れたので圧倒的な勝利である。ただ、このスローペースで、競り合ったラストが12:0と落ちたのは気になる。このひと叩きで良くなるだろうから、時計はもっと詰められるだろう。それでも、上のクラスで即勝ち負けとなると少し厳しいかもしれない。
父ゴールドシップ(2009年産・期待度100)は新種牡馬である。これが産駒JRA初勝利だ。引退後はビッグレッドファーム(2017年8月2日の記事参照)で種牡馬入りをして、初年度は109頭に種付けした。競走成績同様、産駒はコンスタントに走るというわけではないだろうが、一発大物を出しそうな気もする。
【母】マイジェン
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り9戦4勝。ギャラントブルームH 米GⅡを勝ち、ヴィクトリーライドS米GⅢ2着。
弟(本馬の叔父)CaravaggioはコモンウェルスC英GⅠ・フィーニクスS愛GⅠ・コヴェントリーS英GⅡ・フライングファイヴS愛GⅡ・ラッケンS愛GⅢを勝ち、英BCスプリントS英GⅠ3着。
日本での第2仔は地方9勝。第3仔は地方3勝。第4仔ネルソンタッチ(牡3歳)は現役で未勝利。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて5400万円で取引された。
期待度55

2019年7月13日(土)2歳戦

最近は何度も書いているが、私は一口クラブの会員である。
それも一口歴31年目のベテランだ。
ただし、貧乏なので基本的には1頭しか出資できない。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンで細々と続けているため、31年間で18頭しか出資していない。
ただ、15頭目の出資馬スズカゼ(牝5歳・2勝)・16頭目のエポカドーロ(牡4歳・3勝)が現役で、エポカドーロの賞金で出資した18頭目のカインドリー(牝2歳・エポカドーロの半妹)がデビューを目指して育成中である。したがって、今は多頭数持ちだ。

そんな中、17頭目のラブリランテ(牝4歳)が引退した(2019年5月18日の記事参照)。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンからすれば現1歳馬に出資しなければならない。ラブリランテの精算金で出資する予定なので高い馬は無理である。
競馬場へ応援に行くのが出資の目的の一つなので、できれば関東馬に出資したいが、関西馬エポカドーロでも十分に楽しんでいるので『関西馬でもいいかな』と思った。

ディープインパクト産駒の中でエイシンヒカリは最良の種牡馬になると思っていた。
だから、社台グループがエイシンヒカリを買い取らなかったのは意外だった。更に、種付け数もそれ程多くはなく、日高でも人気は高くない。私の見立てと生産界の評価は大きく乖離していたようだ。
このエイシンヒカリの初年度産駒が募集馬の中にいた。
「ブリーボーンズの2018」という牝馬で、関西入厩予定馬である。母はアメリカの重賞勝ち馬だが、産駒の成績がパッとしないため価格は総額900万円と安い。ただ、先週土曜日の函館で第5仔モッズストーン(騸3歳)が見事に勝ち上がり、産駒JRA初勝利を挙げた。
ブリーボーンズの2018は、パンフレットの写真とVTRを見る限りは悪くないんじゃないかと思った。今はやや小ぶりの馬体だが、兄姉に小さい馬はいないのでこれから成長するだろう。
クラブでも人気は無く満口にはなりそうもなかった。だから、じっくりと成長を見てから出資すればよいのだが、出資馬として確定させたく1次受付で申し込んだ。
筋肉質の馬体と母の血統からダートの短いところでと生産者は考えているようだが、ディープインパクト系の馬なので、まずは芝を試して欲しい。

こうして、通算19頭目の馬に出資した。
19頭目の出資馬ブリーボーンズの2018(牝1歳)。2021年の桜花賞を勝つ。


●2福5 5R 2歳新馬 芝1800 良
ディアセオリー (牡・美浦・高木登)
父サムライハート 母サイレントベッド(ソウルオブザマター)
1:50:6(上3F35:4)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーで先頭に立つ。直線に入ると後続に差をつけて、ゴール前で2着馬に迫られるものの1馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】51:0-63:2
【レースの上り】11:8-11:8-11:9
好スタートから1コーナーは外5番手。2コーナーで4番手に上がる。5F手前で後方から上がってきた馬に抜かれて6番手となるが3コーナーで盛り返し、4コーナーではそのまま馬群を抜けて先頭に立つ。直線に入ると後続に差をつけていき、残り200m過ぎでは2馬身近い差とする。その後、外からココロノトウダイが差を詰めて来て、最後は1馬身差でゴールした。
道中は先行グループを見る位置で進み、5F手前で後方からの馬に抜かれたもののこれについていくように上がり、4コーナーで早目に先頭に立った。ここでの手応えは一番良くて、勝負ありとう感じだった。最後は詰められているが本馬もしっかりと伸びて快勝。あまり時計の出ていない馬場で1:50:6-35:4ならばまずまずだろう。力のあるところを示しての勝利だが、上のクラスで即勝ち負けするまでのインパクトはなく、掲示板は外さないだろうが2勝目までは時間がかかるかもしれない。
【母】サイレントベッド
JRA6戦0勝・地方2戦0勝。
弟(本馬の叔父)ナムラマースは札幌2歳SGⅢ・毎日杯GⅢを勝ち、日経新春杯GⅡ2着・きさらぎ賞GⅢ2着・鳴尾記念GⅢ2着・ラジオNIKKEI杯2歳SGⅢ3着。
初仔はJRA1勝・地方7勝。第2仔は地方6勝。第3仔は1勝。第4仔は地方1勝。 第5仔は4勝。第6仔は地方1勝。第8仔ファーベライト(牝4歳)は地方2勝でJRA所属の現役。第9仔が本馬。
期待度50

●2中京5 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
ギルデッドミラー (牝・栗東・松永幹夫)
父オルフェーヴル 母タイタンクイーン(Tiznow)
1:36:6(上3F33:9)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。道中4~6番手から4コーナーは外5番手。直線外から追い上げてゴール前で逃げ馬をとらえてクビ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】37:0-49:6
【レースの上り】12:1-11:1-11:4
気持ち出遅れたがダッシュは良く4番手につける。向正面で6番手になるが、3コーナーで5番手に上がり4コーナーも外5番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り200mは3番手で通過する。残り100mで2番手に上がり逃げたステラドーロを追いかける。そして、ゴール前でステラドーロをとらえてクビ差でゴールした。
最後は何とか追いついたというよりもキッチリと測ったように差し切ったというイメージで、能力差は着差以上だろう。スローペースになり、逃げ馬が止まらなかった。直線は11:1-11:4で逃げる馬をよく差し切ったという競馬だった。デビュー戦で稍重の馬場で上り3Fは33秒台という脚を使っている。ストロングタイタン・ミラアイトーン(ともに現役で6勝馬)の弟という血統で、仕上がりは良く、初戦をキッチリとものにした。兄達も新馬戦を勝ったが2戦目は負けているので連勝するのは簡単ではないだろうが、このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
アーモンドアイやブラストワンピースを所有するシルクレーシングの快進撃が続いている。何と現2歳馬はここまで新馬戦ばかりで8戦8勝である。リアアメリア(牝・父ディープインパクト・期待度75)・サリオス(牡・父ハーツクライ・期待度60)・モーベット(牝・父オルフェーヴル・期待度60)・ヴィンカマヨール(牡・父ゴールドアリュール)・トライフォーリアル(牡・父リアルインパクト・期待度30)・ラウダシオン(牡・父リアルインパクト・期待度30)・オーソリティ(牡・父オルフェーヴル・期待度55)、そして本馬で8連勝だ。素晴らしい。同一馬主でこれだけの連勝など今まで見たことがない。
【母】タイタンクイーン
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り7戦0勝。
弟(本馬の叔父)Big Band SoundはプレイザキングS米GⅡを勝ち、キングエドワードS米GⅡ2着・コノートC米GⅡ2着・ヴィジャルS米GⅢ2着。
アメリカ産の初仔Renee's Titan(牝2010年産)は米2勝。サンタイネスS米GⅡを勝った。第2仔Fashion Alert(牝2012年産)は米2勝。スカイラヴィルS米GⅢを勝ち、オールドハットS米GⅢ3着。第3仔ストロングタイタン(牡6歳・期待度55)は輸入されて日本で走り現役で6勝。鳴尾記念GⅢを勝ち、中日新聞杯GⅢ3着。日本での初仔ミラアイトーン(牡5歳・期待度60)は現役で6勝。第2仔が本馬。自身は未勝利でも、産駒5頭中3頭が重賞を勝ち、残りの2頭も日本の新馬戦を勝つという大変優秀な繁殖牝馬である。
期待度60

2019年7月7日(日)2歳戦

●2福4 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
エヴァーガーデン (牝・美浦・高橋祥泰)
父アイルハヴアナザー 母モエレカトリーナ(ゴールドヘイロー)
2:05:0(上3F36:5)
単勝13.0倍の4番人気からの勝利。道中2~4番手から4コーナーは僅差の先頭。直線は1馬身差で逃げるが最後に2着馬が迫り1/2馬身差での辛勝だった。
【先頭の通過】50:7-64:0
【レースの上り】12:0-12:0-12:5
好スタートから抑えて4番手につける。向正面に入るとすぐに3番手に上がり、残り600mあたりで2番手に上がる。そして残り600m過ぎで逃げ馬をかわして先頭に立つが、外からニシノアオハルが迫り4コーナーは僅差の先頭でまわる。直線に入ると差をつけて、残り200mは1馬身差で通過する。外からシンプルゲームが伸びてきてグングンと迫るが、これを1/2馬身差抑えてゴールした。
スタートが良く向正面から位置を上げていった。ただ、4コーナーで先頭に立ったためにラストが甘くなった。ラスト1Fは12:5とかかってしまい辛勝だった。内から1番人気ゴールデンレシオも迫ってきていて、これも抑えたのは立派だと思う。ただ、稍重で時計が出ていないとはいえ2:05:0-36:5は平凡で、レベルは低かったと思う。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【母】モエレカトリーナ
地方5戦1勝・JRA8戦2勝。JRAでは芝1800m1勝・芝2000m1勝。重賞未出走。
妹(本馬の叔母)モエレオンリーワンはエーデルワイス賞旭川GⅢ2着。
第2仔は地方6勝。第3仔は2勝(内障害1勝)。第7仔が本馬。
期待度40

●3中京4 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
マイラプソディ (牡・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母テディーズプロミス(Salt Lake)
2:06:0(上3F34:0)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中7番手から4コーナーは外8番手。直線外から伸びて、残り50mあたりで先頭に立ち3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】52:5-65:7
【レースの上り】12:0-11:3-11:2
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり、1コーナーは7番手でまわる。向正面に入っても7番手だが3コーナーで9番手となる。4コーナーで外に出し、10頭がひとかたまりになる中、外8番手でまわる。直線に入ると外から手応え良く伸びて、残り50mあたりで先頭。勢いのまま離して3/4馬身差でゴールした。
出遅れたが慌てず後方で脚をためて、直線で外から伸びた。残り200mあたりで先頭を射程に収めると、脚を測りながら余裕で追い、着差は3/4馬身差だが能力差は大分ありそうな勝利だった。スローペースで上りの速い競馬で、加速する上りの中でも差してきたのは立派である。勝ち時計は平凡だが、稍重で上り34:0ならば十分で、まだまだ奥のありそうな走りだった。おそらくこのひと叩きでかなり良くなるだろうから、上のクラスでも好勝負可能だと思う。
【母】テディーズプロミス
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り29戦11勝。ラブレアS米GⅠ・サンタモニカS米GⅡを勝ち、エイグリームH米GⅡ2着・ラスフローレスS米GⅢ2着・サンタモニカS米GⅡ3着。
日本での初仔ディライトプロミス(牝4歳)は現役で2勝。第2仔が本馬。
期待度60

●2函2 5R 2歳新馬 芝1800 良
オーソリティ (牡・美浦・木村哲也)
父オルフェーヴル 母ロザリンド(シンボリクリスエス)
1:54:9(上3F35:4)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは3番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち後続を離すが、最後に2着馬に詰められてクビ差での辛勝だった。
【先頭の通過】52:3-65:9
【レースの上り】12:3-11:5-11:9
まずまずのスタートから1コーナーは4番手でまわり向正面も4番手を進む。4コーナーで加速して3番手に上がり、先頭とは僅差でまわる。直線に入るとすぐに2番手となり、残り150mあたりで先頭に立つ。そして引き離すが、外からブラックホールが鋭く伸びて、グングンと差が詰まる、そしてクビ差まで詰められてゴールした。
道中は馬群の中を進み、4コーナーで仕掛けるとスッと加速して先頭に並びかけた。池添謙一騎手は一旦抑えて、直線で再び追って先頭に立つ。楽勝かと思ったが先頭に立ってからの伸びがイマイチで、最後に詰められてしまった。ただ、バテたというよりも2着馬の伸び脚が良かったというもので、問題は無いだろう。ラストが11:9と落ちていて、ここが課題である。オルフェーヴル産駒によくいるが、先頭に立つとソラを使ったのかもしれない。この後どこまで良くなれるかだが、良化が鈍ければ上のクラスでは苦戦するだろう。日米オークス馬シーザリオの孫という良血馬なので、良化が著しければ上のクラスでも好勝負だろう。
【母】ロザリンド
JRA5戦0勝・地方1戦0勝。
母(本馬の祖母)シーザリオはオークスGⅠ・アメリカンオークス米GⅠ・フラワーCGⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着。兄(本馬の伯父)エピファネイア(牡2010年産・期待度95)は種牡馬。弟(本馬の叔父)リオンディーズ(牡2013年産・期待度95)も種牡馬。弟(本馬の叔父)グローブシアター(牡5歳・期待度65・現役)はホープフルSGⅡ3着。弟(本馬の叔父)サートゥルナーリア(牡3歳・期待度105・現役)は皐月賞GⅠ・ホープフルSGⅠを勝った。
初仔アーデンフォレスト(牡3歳)は現役で1勝。
期待度55

2019年7月6日(土)2歳戦

7月2日(火)、自分のブログを見て驚いた。
『何か変になってる』
BIGLOBEさんのウェブリブログでブログを書き始めて13年目。文字ばかりのブログなので「見た目」が良いとは言えないものの、自分の中ではこの「見た目」が気に入っていた。ところが、突然の全面リニューアル。事前に予告はあったようだか、まったく気づかなかった。だから私にとっては寝耳に水である。
元々、スマホでの見え方は嫌だったので、自分のブログをスマホではほとんど見ない。ところが、今回のリニューアルでスマホと同じような見え方に変えられてしまったのだ。
例えば、1:48:5と書いたとき、横にやたらと長く表示されるのが気に入らない。1:48:5と半角で打てば良いのだが、12年分を今からなおすのか?また、●とか◎とか○の大きさが一定ではない。そして小さい。
たくさんの不具合もあるようでウェブリブログのユーザーからは非難が多く寄せられている。本ブログも、トップに貼ってあった馬の写真がどこかへ行ってしまった。なぜこのような変更をしたのか。今回の全面リニューアルの意図がまったくわからない。スマホ時代なので、スマホを主としての変更でPCのレイアウトなどはどうでもよいのだろうか。ブログを書く人が減ってきて会社としてはあまり重要ではないサービスなのかもしれないが、それでも『ちょっとお粗末過ぎるのでは』と思った。
少し悲しい気分になった。


●2福3 5R 2歳新馬・牝 芝1800 良
フジマサリアル (牝・美浦・菊川正達)
父リアルインパクト 母メジロヒラリー(エルコンドルパサー)
1:50:8(上3F35:9)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。道中内3番手から4コーナーは2番手。直線残り200m手前で先頭に立ち、外から追い上げた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:9-62:6
【レースの上り】11:8-12:2-12:1
道中は内3番手を進むが、3コーナーで外から抜かれて一旦6番手になる。残り600mから内を通り盛り返して、4コーナーは内2番手でまわる。直線に入ると先頭よりも外に出して伸び、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mでは3馬身近い差とする。ここで2番手に上がったジェラペッシュが外から追い上げてきてグングンと差が詰まるが、最後は1馬身1/4差でゴールした。
4コーナーで内から上がり、直線入口で外に出したときに外にいた馬と軽く接触したが怯まなかった。先頭に立った後、後続を離し、このまま楽勝かなと思ったが最後に詰められてしまったのは残念だった。それでも、あまり時計の出ていない馬場で1:50:8-35:9ならばまずまずだろう。ただ、上のクラスで勝ち負けするにはラスト1Fは11秒台が必要だったと思う。504㎏と牝馬としては恵まれた馬体で2戦目でどこまで良化できるかが鍵だろう。
父リアルインパクト(牡2008年産・期待度65)は新種牡馬である。順調に勝ち星を重ね、これで4勝目(4頭)だ。新馬戦は1番人気で3勝。今のところ新種牡馬の中では一歩リードである。
【母】メジロヒラリー
未出走馬。
母(本馬の祖母)はオークス馬メジロドーベルという良血である。メジロドーベルの初仔という事で期待されたが、故障でデビューできなかった。甥(本馬の従兄妹)ショウナンラグーン(牡2011年産・期待度80)は青葉賞GⅡを勝った。
初仔は地方1勝。第4仔ツクバアスナロ(牝2011年産・期待度55)は2勝。第5仔はJRA2勝・地方1勝。第7仔ビルズトレジャー(牝2014年産・期待度50)は1勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3456万円で取引された。
期待度55

2019年6月30日(日)2歳戦

●2福2 5R 2歳新馬 芝1800 不良
コンドゥクシオン (牡・美浦・中舘英二)
父ダイワメジャー 母アドマイヤハッピー(トニービン)
1:53:8(上3F36:9)
単勝11.1倍の5番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】51:9-64:8
【レースの上り】12:0-12:2-12:8
好スタートから2番手につける。道中は逃げたトロワシャルムから1馬身弱の差の2番手を進む。3コーナーから差を詰めて4コーナーはクビ差の2番手でまわるが、丸山元気騎手の左ムチが3発飛ぶ。直線に入るとジリジリと差を詰めて残り150mあたりで前に出る。トロワシャルムが粘ってスパッと差を広げられないが、最後は1/2馬身差でゴールした。
今日の福島は未明から雨で、朝方にはまとまって降ったので不良馬場となった。道中は逃げ馬をマークするように進み、直線は前2頭が後続を離し2~3着は3馬身離れた。前2頭で決まったレースになったが、前半5Fは64:8でもスローとは言えない馬場だった。スローペースでの前残りではなく、後続を3馬身離しているので力が違ったのだろう。ただ、上り3Fは減速していて、ラスト1Fも12:8と落ちた。今回の勝利は道悪の巧拙によるものの可能性が高く、良馬場で同じパフォーマンスを見せられるかは不明だ。良馬場で上のクラスでどんなレースをするのか。2戦目に注目である。
【母】アドマイヤハッピー
28戦4勝。芝1800m2勝・ダート1800m1勝・ダート1700m1勝。重賞は秋華賞(11着)に出走した。
姉(本馬の伯母)エガオヲミセテは阪神牝馬特別GⅡ・マイラーズCGⅡを勝ち、府中牝馬SGⅢ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・マーメイドSGⅢ3着2回。弟(本馬の叔父)オレハマッテルゼは種牡馬。弟(本馬の叔父)エノクはカペラSGⅢ3着。弟(本馬の叔父)トゥリオンファーレ(牡2006年産・期待度50)はラジオNIKKEI杯2歳SGⅢ3着。弟(本馬の叔父)フラアンジェリコは京成杯オータムHGⅢを勝ち、福島記念GⅢ2着。
初仔ウォータクティクス(牡2005年産)は6勝。アンタレスSGⅢを勝った。第2仔キタサンアミーゴ(牡2006年産・期待度70)は5勝。小倉記念GⅢ2着・ダイヤモンドSGⅢ3着。第5仔は1勝。第6仔ハッピーモーメント(牡2010年産・期待度55)は5勝。目黒記念GⅡ3着。第9仔ルタンデュボヌール(牡5歳)は現役で4勝。第10仔ブリスフルデイズ(牝4歳)は現役で1勝。第11仔ハーモニーソード(牡3歳)は現役で未勝利。第12仔が本馬。
期待度45

●3中京2 5R 2歳新馬・牝 芝1600 重
ヤマニンエルモサ (牝・栗東・松永幹夫)
父エピファネイア 母ヤマニンカルフール(エリシオ)
1:37:2(上3F35:2)
単勝86.9倍の10番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り350mあたりで先頭に立ち1馬身半ほど差をつけるが、最後に2着馬が迫りハナ差での辛勝だった。
【先頭の通過】37:1-49:6
【レースの上り】11:7-11:3-12:3
好スタートから2番手につける。道中は先頭から2馬身弱の差で進み、3コーナーから差を詰めて4コーナーは先頭から半馬身差の2番手でまわる。直線に入ると先頭に迫り、残り350mあたりでかわして前に出る。残り200mでは1馬身以上の差で通過するが、1番人気のバトーデュシエルが伸びて来て残り100mは1馬身差で通過する。この後更に差が詰まり、最後は並んでゴール。写真判定の結果ハナ差粘り切っていた。
単勝86.9倍の10番人気という人気薄からの勝利。それでも直線は堂々と抜け出した。最後に詰められて負け同然の辛勝だったが、相手は圧倒的な1番人気馬であり、ハナ差だけでも勝ったことには価値があるだろう。ただ、パンパンの良馬場で再戦したとしたら結果は逆転すると思われ、このひと叩きで大きく良くならないと上のクラスでは厳しいと思う。
父エピファネイア(2010年産・期待度95)は新種牡馬である。父シンボリクリスエス母シーザリオという良血馬で、皐月賞・ダービーともに2着ながら菊花賞GⅠを勝ち、4歳時はジャパンCGⅠを勝っている。産駒は昨日函館芝1200m新馬戦でスマートカーリーがJRA初勝利を挙げていて、これが産駒JRA2勝目だ。道悪の菊花賞を5馬身差で勝ったように、産駒も今日のような馬場は得意なのだろう。今後も要チェックだ。
【母】ヤマニンカルフール
13戦3勝。芝1200m1勝・ダート1000m1勝・ダート1400m1勝。重賞は小倉2歳S(13着)に出走した。
母(本馬の祖母)ワンオブアクライン(One of a Klein)はオークリーフS米GⅠを勝ち、ハリウッドスターレットS米GⅠ3着。兄(本馬の伯父)Wooden TicketはレイザーバックH米GⅡ3着。姉(本馬の伯母)ヤマニンザナドゥは報知杯4歳牝馬特別GⅡ3着。
初仔は1勝。第2仔は1勝。第4仔は3勝。第5仔は5勝。第6仔ヤマニンシルフ(牡6歳)は現役で4勝(内障害1勝)。第7仔は地方2勝。第8仔ヤマニンフォルツァ(牡3歳)は現役で未勝利。第9仔ヤマニンマヒア(牡3歳・期待度60)は現役で1勝。第10仔が本馬。
期待度40

2019年6月29日(日)2歳戦

●2福1 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ウインカーネリアン (牡・美浦・鹿戸雄一)
父スクリーンヒーロー 母コスモクリスタル(マイネルラヴ)
1:49:5(上3F35:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは2番手。直線残り250mあたりで先頭に立ち、迫ってくる2着馬を1/2馬身差抑えてゴールした。
【先頭の通過】49:1-61:6
【レースの上り】12:0-11:6-12:3
好スタートから4番手につける。4F手前で3番手に上がり、4コーナーは外目2番手でまわる。直線に入ると残り250mあたりで先頭に立ち、残り150mあたりで1馬身差とする。外からコロンドールが迫ってくるが、負けじと本馬も伸びて最後は1/2馬身差でゴールした。
福島開催の開幕週初日だが、今日はそれ程速い時計は出ていない。したがって1:49:5-35:7はまずまずだろう。2着馬が迫っても抜かせずに伸びたのは良かったが、ラスト1Fは12:3であり、これが残念である。新馬戦でも対戦した2着コロンドールには同じ1/2馬身差で、2戦目でも差に変化はなかった。上のクラスですぐに勝ち負けとなると厳しいだろうが、成長次第で来春までには2勝目もありそうだと思った。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m2着(ワーケア 2馬身1/2)
【母】コスモクリスタル
22戦4勝。芝1200m4勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)クリスチャンネームは函館3歳SGⅢ3着。
第2仔はJRA1勝・地方3勝。第3仔ウインシトリン(牝5歳・期待度45)は現役で2勝。第4仔ウインルチル(牝4歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
期待度55

●3中京1 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
ラインベック (牝・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母アパパネ(キングカメハメハ)
1:39:2(上3F33:8)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り100mあたりで先頭に立ち、伸びてきた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】39:0-52:1
【レースの上り】12:1-10:7-11:2
好スタートから2番手につける。3F39:0の超スローペースとなるなか、先頭から3馬身差の位置を進む。3コーナーから差を詰めて、4コーナーは半馬身差の2番手でまわる。直線に入ると半馬身差のままなかなか逃げ馬を抜くことができず、残り200mは僅差の2番手で残り100mあたりで先頭に立つ。外から伸びてきたアージオンが差を詰めて来てゴール前で2番手に上がるが、これに1馬身1/4差でゴールした。
スローペースだったので前がなかなか止まらなかった。残り2Fからのラップが10:7と速いので仕方がないだろう。典型的な直線ヨーイドンの競馬となったので、本馬の本当の力がよくわからない。ただ、超良血馬であり、それがデビュー戦を勝ったので大注目である。今回は時計もゴール前の走りも褒められた競馬ではなかったが、キッチリと勝った事を評価したい。このひと叩きで大きく良くなるだろうから、上のクラスでも好勝負可能だと思う。
【母】アパパネ
2007年産期待度100。JRA・香港で走り、JRA18戦7勝・香1戦0勝。新馬戦3着後、未勝利・赤松賞阪神ジュベナイルフィリーズGⅠと3連勝。春初戦のチューリップ賞GⅢは2着に負けたが、桜花賞GⅠオークスGⅠを連勝した。その後、秋華賞GⅠ・ヴィクトリアマイルGⅠを勝ち、牝馬3冠を含むGⅠ5勝という近年の名牝である。GⅠ勝ちの他、チューリップ賞GⅢ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着2回など重賞で好走した。
母(本馬の祖母)ソルティビッドはフェアリーSGⅢ2着。
初仔モクレレ(牡5歳)は現役で3勝。第2仔ジナンボー(牡4歳)は現役で4勝。第3仔が本馬。
期待度60

2019年6月23日(日)2歳戦

家内は芸能人や有名人を発見するのが得意である。
私の目の前でも、羽田空港で某有名アナウンサーを見つけ、那覇空港で某ジャニーズのメンバーを見つけ、モスクワの空港で某お笑い芸人を見つけた。

本日、家内とともに息子の剣道大会を見に行った。
息子の試合の後、家内が「別の試合場で○○さんが審判してたので写真を撮った」という。
その○○さんとは、全日本剣道選手権大会を3回優勝している剣道界では超有名人である(現役)。
私は「○○がこんなローカルな大学の大会で審判なんかするわけないだろ」
と言った。
野球で例えれば大学の3部リーグの大会でイチローが審判をやっているようなものだと思った。
家内が撮った写真を見て「これ違うよ。○○はもっとシュッとした顔してるよ」
とキッパリ否定した。
「そうかなぁ。凄く似てるんだけど。でも来るわけないか」
と家内は申していた。
すると、試合を終えた息子から
「今日の大会、○○が来てるらしいよ」というLINEが入った。


●3東8 5R 2歳新馬 芝1600 重
サナチャン (牝・美浦・武藤善則)
父マジェスティックウォリアー 母ヒシパール(ディープインパクト)
1:36:6(上3F35:0)
単勝80.6倍の11番人気からの勝利。道中内5番手から4コーナーは内目4番手。直線内から伸びて残り350mあたりで先頭に立ち、最後は2着馬に詰められるが1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】36:4-48:8
【レースの上り】11:7-11:6-12:0
出遅れて半馬身程度の不利。それでもダッシュ良くスルスルと上がり5番手につける。前4頭が横に並ぶ展開の中、内5番手を進む。4コーナーは各馬内を空けてまわる中、内目4番手でまわる。直線に入ると内から伸びて残り350mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、残り200mは1馬身半差とする。外からウイングレイテストが伸びて迫ってくるが、本馬も負けじと伸びて残り100mは1馬身差で通過し、最後は1/2馬身差まで詰められてゴールした。
ゲートの出が悪かったもののダッシュは良く好位置につけることができた。直線早目に先頭に立ち、1番人気ウイングレイテストが伸びて来ても抜かせなかった。単勝80.6倍の人気薄からの堂々の勝利だった。2~3着は3馬身半離れたので2頭が抜けていたのだろう。勝ち時計は重馬場で1:36:6-35:0ならばまずまずで、迫られたラスト1Fも12:0ならば問題ないだろう。上のクラスを即勝てるレベルではないが、そこそこやれると思う。
父マジェスティックウォリアーは新種牡馬である。産駒で外国産馬のベストウォーリアがマイルチャンピオンS南部杯GⅠを2勝して種牡馬入りしているので特に目新しさは無いが、日本に輸入されてからの産駒としてはこれがJRA初勝利である。今回は芝での勝利だが、A.P. Indy産駒であり基本的にはダートで力を発揮する産駒を多く出すと思う。
【母】ヒシパール
5戦0勝。
第2仔サンマルジョーダン(牡3歳)は現役で未勝利。第3仔が本馬。
期待度50

●3阪8 5R 2歳新馬 芝1800 良
レッドベルジュール (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母レッドファンタジア(Unbridled's Song)
1:50:7(上3F33:8)
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線は2着馬との叩き合いとなり、残り50mあたりで前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】51:8-64:7
【レースの上り】11:4-10:8-11:7
絶好のスタートから2番手につける。5F通過が64:7というスローペーストなる中、先頭から1馬身半差の2番手を進む。残り4Fから差を詰めて、4コーナーは1馬身弱の差の2番手でまわる。直線に入ると先頭のメイショウボサツとの差をジリジリと詰めて、残り200mからはほぼ並んで競り合う。残り50mで僅かながら前に出て、最後は競り合いを制してクビ差でゴールした。
最後は2頭のマッチレースのようになり、2~3着は5馬身も離れた。相手の脚色をはかるように追いゴール前はクビ差だけ出たが、能力差は着差以上だろう。クビ差でも強い競馬だったと思う。スローペースで勝ち時計が1分50秒を切れなかったのは残念だが、上り3Fは33;8なので十分だろう。ただ、競ったラストが11:7と落ちたのは残念である。元々ハイレベルと言われた注目の新馬戦で、これだけのパフォーマンスを見せたのだから今後も注目である。上のクラスでも好勝負可能だろうが、今回はラストを11:5程度で走って2着馬を突き放しても良かったのではと思った。
【母】レッドファンタジア
アメリカ産の外国産馬。JRAで走り9戦0勝。
母(本馬の祖母)Cat ChatはナッソーカウンティS米GⅡを勝った。姉(本馬の伯母)インランジェリー(In Lingerie)はスピンスターS米GⅠ・ブラックアイドスーザンS米GⅡ・ブルボネットオークス米GⅢを勝ち、アラバマS米GⅠ2着・CCAオークス米HGⅠ3着。
初仔レッドベルローズ(牝4歳・期待度70・年末推奨馬)は現役で2勝。フェアリーSGⅢ3着。第2仔レッドベルディエス(牝3歳・期待度65・年末推奨馬)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度60

●1函4 5R 2歳新馬 芝1200 稍重
レッドヴェイパー (牝・栗東・安田隆行)
父キンシャサノキセキ 母レジェンドトレイル(フレンチデピュティ)
1:09:8(上3F35:7)
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーは僅差の2番手。直線に入ると先頭に立ち一旦は1馬身半離すが、最後に2着馬に詰められてハナ差での辛勝だった。
【先頭の通過】33:9-45:8
【レースの上り】11:9-11:7-12:3
絶好のスタートから2番手につける。道中は1馬身差の2番手を進み、3コーナーから差を詰めて4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち、残り150mでは1馬身半差とするが、ここで2番手に上がったケープコッドが追い上げてグングンと迫ってくる。そして最後は並んでゴール。ハナ差ケープコッドの猛追を退けた。
直線半ばでは楽に勝つかに思えたが、最後は僅差となった。ただ、2~3着は5馬身離れたので2着馬を褒めるべきだろう。2着のケープコッドは勝ちに等しい走りをしたと思う。ハイペースの競馬を2番手につけて、ラスト1Fは12:3と落ちたことで接戦になった。早めに動いたために最後が甘くなったものの、稍重での勝ち時計1:09:8は優秀だと思う。キンシャサノキセキ産駒で短距離限定だろうが、上のクラスでも好勝負可能だろう。
【母】レジェンドトレイル
未出走。
姉(本馬の叔母)シンコウラブリイはマイルチャンピオンSGⅠ勝ち、これを含め重賞6勝。その産駒(本馬のいとこ)ロードクロノスは重賞勝ち。レディミューズ・ トレジャーは重賞で2着など好走した。甥(本馬の従兄弟)キングストレイルは種牡馬。兄(本馬の伯父)タイキマーシャルはエプソムCGⅢを勝ち、姉(本馬の伯母)ハッピーパスは京都牝馬SGⅢを勝っている。ハッピーパスの産駒(本馬の従兄弟)コディーノ(牡2010年産・期待度95)は札幌2歳SGⅢ・東京スポーツ杯2歳SGⅢを勝ち、チェッキーノ(牝2013年産・期待度90)はフローラSGⅡを勝ち、オークスGⅠ2着。その他にも重賞での活躍馬が多数出ている血統だ。
初仔はJRA4勝・地方7勝。第2仔アドマイヤパーシア(牡2008年産・期待度65)は2勝。第3仔は3勝。第5仔は3勝。第6仔カーネリアン(牝5歳)は現役で2勝。第7仔ヴォウジラール(牡4歳・期待度50)は現役で2勝。第8仔グランデストラーダ(牝3歳・期待度50)は現役で1勝。第9仔が本馬。
期待度45

2019年6月22日(土)2歳戦

●3東7 1R 2歳未勝利 芝1600 良
ビッククインバイオ (牝・美浦・牧光二)
父キングズベスト 母アニメイトバイオ(ゼンノロブロイ)
1:35:7(上3F33:5)
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。道中は1馬身差で逃げて4コーナーは半馬身差の先頭。直線差を広げて2馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:8-49:5
【レースの上り】11:2-10:9-11:4
絶好のスタートからハナに立ち、道中は1馬身差で逃げる。残り4Fあたりから半馬身差に詰められて、4コーナーも半馬身差の先頭でまわる。直線に入るとジワジワと差を広げて、残り200mは2馬身弱の差、残り100mは2馬身半差とし、最後は流してゴール。終始2番手だったソヨギに2馬身1/2差での勝利だった。
デビュー戦も逃げて残り200mで捕まったが、今回はしっかりと逃げ切った。このとき先着されたロジアイリッシュを4着に退けての勝利。1~4着が同じレースでデビューした馬たちだった。下記阪神未勝利戦のスリリングドリームも同レースで、前走はレベルの高い新馬戦だったようだ。今日は午後に馬場が悪化したもののこの1Rは時計が出ていて、逃げ切り勝ちながら速い上り時計で流したラストも11:4である。ただ、上のクラスで勝ち切るのなら更なる成長が必要だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m3着(モーベット 0:3)
【母】アニメイトバイオ
2007年産期待度55。27戦3勝。8月の札幌新馬戦5着、9月の未勝利3着後、3戦目の中山芝1600m未勝利戦で初勝利。4戦目のサフラン賞をレコードタイムで快勝して、5戦目の京王杯2歳SGⅡは2着。6戦目阪神ジュベナイルフィリーズGⅠも2着。7戦目アネモネSも2着で8戦目が桜花賞GⅠで8着に負けた。そして、9戦目のオークスGⅠは4着だった。その後はローズSGⅡを勝ち重賞制覇。引退までに、秋華賞GⅠ2着・府中牝馬SGⅡ2着・七夕賞GⅢ3着・クイーンSGⅢ3着など重賞で活躍した。
妹(本馬の叔母)ホーマンフリップ(牝2008年産・期待度55)はファンタジーSGⅢ2着。弟(本馬の叔父)レインボーラインは種牡馬だ。
初仔パイオニアバイオ(牝4歳)は現役で1勝。フローラSGⅡ2着でオークス(7着)にも出走した。第3仔が本馬。
期待度55

●3東7 5R 2歳新馬 芝1800 良
ブルトガング (牡・美浦・手塚貴久)
父ディープインパクト 母タピッツフライ(Tapit)
1:50:1(上3F33:9)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中9~10番手から4コーナーは内7番手。直線で外に出し残り170mあたりで先頭に立って4馬身離しての圧勝だった。
【先頭の通過】49:8-62:4
【レースの上り】11:5-11:5-11:8
出遅れて半馬身程度の不利。一旦後方まで下がりそこから押し上げて9番手につける。3Fあたりで10番手に下がり、3コーナーからは内10番手を進むが、4コーナーで内から上がり7番手でまわる。直線に入ると馬群がバラけて内から外へと進路を変える。残り400m過ぎから外目を伸びて残り170mあたりでシェクロエをかわして先頭に立つ。そして突き放し、最後はシェクロエに4馬身差をつけてゴールした。
出遅れて向正面では行きっぷりも良くなかったが、残り4Fあたりからしっかりと走り、馬群の中でも騎手の指示通り外へと進路を変えた。直線は圧巻の走りで後続を離して4馬身差の圧勝。強い競馬だった。ただ、流したためラスト1Fは11:8であり、雨が降ったこともあって勝ち時計は1分50秒を切れなかった。圧勝だったが相手が弱かった可能性もあり、4馬身差をそのまま評価は出来ないだろう。それでも今回は若さを見せながらの圧勝で、2戦目で更に良くなりそうなので上のクラスでも好勝負可能だと思う。桜花賞馬グランアレグリアの全弟が来年のクラシックに向けて順当に勝ち上がった。どこまでやれるのか注目である。
【母】タピッツフライ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り24戦7勝。ジャストアゲイムS米GⅠ・ファーストレイディS米GⅠ・ハニーフォックスS米GⅡを勝ち、チャーチルディスタフターフマイルS米GⅡ2着・ボールストンスパS米GⅡ2着・ジェニーワイリーS米GⅠ3着・ミントジュレップH米GⅢ3着・マーシュアズリヴァーS米GⅢ3着。
初仔グランアレグリア(牝3歳・期待度105)は現役で3勝。桜花賞GⅠ・サウジアラビアロイヤルCGⅢを勝ち、朝日フューチュリティSGⅠ3着。第2仔が本馬。
期待度65

●3阪7 1R 2歳未勝利 芝1600 良
スリリングドリーム (牝・美浦・小野次郎)
父フェノーメノ 母ドリームレディ(ロージズインメイ)
1:36:2(上3F35:7)
単勝10.7倍の4番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーは3番手。直線残り100m過ぎで先頭に立ち、3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:0-48:2
【レースの上り】11:4-11:9-12:6
気持ち出遅れたがすぐに流れに乗って2F手前で4番手につける。残り4F手前で3番手に上がり、4コーナーは先頭の後ろ1馬身半差の内3番手でまわる。直線に入るとしばらく3番手にいるが、残り300m過ぎで2番手に上がり先頭のラルゲッツァを追いかける。残り100m手前で並び、残り100m過ぎで先頭に立つ。そしてラルゲッツァに3/4馬身差でゴールした。
2F過ぎからやや掛かってしまい、和田竜二騎手が抑えて何とか落ち着いた。直線は狭い所を割る根性も見せた。最後は粘る2着馬をかわして勝ったが、ラスト1Fが12:6と落ちてしまっている。これだ残念で、勝ち時計も1:36:2-35:7と平凡である。今日の阪神は比較的時計の出る馬場なので、2戦目ならば1分35秒台が必要だろう。6頭立てのレースで、圧倒的な人気だったラルゲッツァも前走は1秒3離された2着の馬である。おそらくレースレベルは高くないだろう。前走の新馬戦は上記ビッククインバイオと同じレースで、0:8差の6着に負けている。上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
父フェノーメノ(牡2009年産・期待度90)は新種牡馬である。これが産駒JRA初勝利だ。ステイゴールド産駒で天皇賞春GⅠを2勝したステイヤーである。社台スタリオンステーションで種牡馬入りし初年度は146頭に種付けしたが、その後は種付け数が減少。産駒デビュー前の今シーズンにレックススタッドに移籍した。長距離で活躍した種牡馬が避けられる昨今だが、3歳時に天皇賞秋GⅠ2着があるのでスピードもあるはずだ。ダービーもハナ差の2着で、晩成型でも無さそうだ。この初年度産駒で評価を一変させることもあるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m6着(モーベット 0:8)
【母】ドリームレディ
JRA6戦0勝・地方9戦1勝。
兄(本馬の伯父)ドリームサンデーは金鯱賞GⅡ2着・中日新聞杯GⅢ2着・函館記念GⅢ3着。
第3仔は地方1勝。第4仔が本馬。
期待度45

●3阪7 5R 2歳新馬 芝1200 良
ラウダシオン (牡・栗東・斉藤崇史)
父リアルインパクト 母アンティフォナ(Songandaprayer)
1:10:7(上3F35:7)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーは僅差の3番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち1馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】34:8-46:8
【レースの上り】12:0-11:5-12:4
スタートはあまり良くなかったもののダッシュ良く上がり3番手につける。4コーナーで差を詰めて、3頭が並ぶ一番外の3番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち、ジリジリと差をつける。そして最後はリインフォースに1馬身1/2差でゴールした。
スタートが良くなかった以外は、ダッシュも良く4コーナーで並びかけて直線も伸びたので快勝だった。人気通りの勝利であり、更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だろう。ただし、芝1200mデビューの牡馬なのでクラシックには乗らない可能性が高いと思う。
父リアルインパクト(牡2008年産・期待度65)は新種牡馬である。先週のトライフォーリアルに続き2勝目だ。新馬戦を1番人気で2勝。この先どこまで勝利数を伸ばすのかも注目だ。
【母】アンティフォナ
アメリカ産の外国産馬としてJRAで走り6戦1勝。ダート1000m1勝。重賞未出走。
種牡馬Cuveeの姪という血統。妹(本馬の叔母)スナッチマインドは京都牝馬SGⅢ3着。
初仔グラドゥアーレ(牡5歳)は現役で1勝。第2仔アンブロジオ(牡4歳・期待度55)は現役で3勝。第3仔アーティファクト(牡3歳)は現役で未勝利。第4仔が本馬。
期待度30

●1函3 5R 2歳新馬・牝 芝1200 良
パフェムリ (牝・栗東・岡田稲男)
父ヴィクトワールピサ 母タイヨウパフューム(ジャングルポケット)
1:10:2(上3F35:1)
単勝11.6倍の5番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーは内3番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち後続を離して3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】34:8-46:6
【レースの上り】11:8-11:7-11:9
絶好のスタートだがダッシュ力で負けて4番手につける。4コーナーは内をまわり3番手に上がる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、残り150mあたりでダウンタウンスピカをかわして先頭に立つ。そして突き放し、3馬身差をつけてゴールした。
スタートが良く、ダッシュでは負けたが道中の行きっぷりも良好。直線の伸びも素晴らしく、単勝11.6倍の5番人気の馬の走りではなかった。勝ち時計1:10:2-35:1は、雨の中での良馬場としては悪くない時計だろう。上のクラスでも好勝負可能だと思う。
【母】タイヨウパフューム
24戦3勝。芝1200m3勝。重賞未出走。
初仔は地方2勝。第2仔が本馬。
期待度45

2019年6月16日(日)2歳戦

●3東6 5R 2歳新馬 芝1600 重
サクセッション (牡・美浦・国枝栄)
父キングカメハメハ 母アディクティド(Diktat)
1:36:4(上3F34:8)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは3番手。直線残り100mあたりで先頭に立ち、1馬身1/4差での完勝だった。
【先頭の通過】37:0-49:0
【レースの上り】11:5-11:7-12:1
好スタートから抑えて4番手につける。残り800mあたりで3番手に上がり4コーナーは先頭から2馬身差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から伸びて残り400mで2番手に上がり、残り200mは先頭のグレイトホーンに半馬身差まで迫る。残り150mで並びかけて、残り100mで前に出る。そして、グレイトホーンに1馬身1/4差でゴールした。
3番手から直線で抜け出す危なげの無い勝利。1倍台の人気に応えた。デビュー戦の重馬場で1:36:4なら上々で、2~3着は3馬身離れている。残念なのが、上りが減速したことで、ラスト1Fは12:1と落ちてしまった。少なくてもラスト1Fは11秒台がほしかった。この後、大きく良化すれば上のクラスでも上位争いするだろうが、変わらなければ苦戦レベルだろう。
【母】アディクティド
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツで走り7戦2勝。シュヴァルツゴルトレネン独GⅢを勝った。
兄(本馬の伯父)Acambaroはミュラーブロート大賞独GⅡを勝ち、独ダービー独GⅠ2着。甥(本馬の従兄弟)All Spiritはゲルリンク賞独GⅡを勝った。
日本での第2仔クルーガー(牡7歳)は現役で5勝。読売マイラーズCGⅡを勝ち、クイーンエリザベスS豪GⅠ2着・京都金杯GⅢ2着・京成杯GⅢ3着・富士SGⅢ3着。第3仔アリストライン(牝4歳)は現役で1勝。第4仔アディクション(牝3歳)は現役で未勝利。第5仔が本馬。
期待度50

●3東6 6R 2歳新馬 芝1400 重
トライフォーリアル (牡・美浦・萩原清)
父リアルインパクト 母エンプレスティアラ(クロフネ)
1:24:4(上3F35:5)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーも5番手。直線残り100mで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】36:2-48:2
【レースの上り】11:4-12:1-12:7
出遅れて半馬身程度の不利。押して押して上がり5番手につける。その後も5番手を進み、4コーナーは先頭からやや離れた外5番手でまわる。直線に入ると前がなかなか止まらず差が詰まらない。残り350mあたりで3番手に上がると、ここから差を詰める。残り200mは2馬身差まで詰めて、残り100mでルドラクシャをかわして先頭に立つ。そして、1馬身1/4差をつけてゴールした。
1番人気ながら出遅れてしまった。ただ、その後のダッシュが良く5番手につけるとそこからは落ち着いてレースを進めた。上記5R同様ラスト3Fが減速するラップで、ラスト1Fは12:7と落ちたために差し切れた。勝ち時計1:24:4は重馬場としても平凡で、やや低レベルだった可能性がある。1番人気でしっかり差し切ったのは立派だが、今後良くならないと上のクラスでは厳しいだろう。
父リアルインパクト(牡2008年産・期待度65)は新種牡馬である。ディープインパクト産駒で3歳時に安田記念GⅠを勝った。また、7歳時にジョージライダーS豪GⅠを勝ったので、種牡馬入り後は豪州へのシャトル種牡馬としても活躍中だ。初年度の日本での種付け数は139頭だが、豪州で134頭であり、計273頭と初年度産駒はかなりの数になる。
【母】エンプレスティアラ
2戦0勝。
母(本馬の祖母)ゴールドティアラはマイルチャンピオンシップ南部杯盛岡GⅠ・ユニコーンS(GⅢ・シリウスSGⅢ・プロキオンSGⅢ・かきつばた記念名古屋GⅢを勝ち、フェブラリーSGⅠ2着・クイーンCGⅢ3着・平安SGⅢ3着・かしわ記念船橋GⅢ3着。甥(本馬の従兄妹)ステファノス(牡2011年産・期待度60)は種牡馬。
初仔レッドアーヴィング(騸2009年産・期待度60)は3勝(内障害2勝)。第4仔はJRA3勝・地方2勝。第7仔レッドレグナント(牝4歳・期待度65)は現役で2勝。桜花賞(15着)に出走した。第9仔が本馬。
期待度30

●3阪6 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
エールヴィオレ (牝・栗東・武英智)
父タートルボウル 母クインリーグレイス(スペシャルウィーク)
1:37:7(上3F36:1)
単勝19.8倍の7番人気からの勝利。道中8番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り300m手前で先頭に立ち2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:6-49:1
【レースの上り】11:6-12:2-12:7
まずまずのスタートから8番手につける。前9頭が団子の展開になったので8番手でもあまり差はなく、4コーナーは外から2頭目の7番手でまわる。直線は外から伸びて、残り300m手前でベッラヴォルタをかわして先頭に立つ。ベッラヴォルタが粘りなかなか引き離せなかったが、残り100mから一気に突き放して2馬身差でゴールした。
ラスト100mで引き離したが、どちらかといえば2着馬がバテたものである。上り3Fは減速し、ラスト1Fは12:7もかかってしまった。11Rのオープン特別の勝ち馬でも1:34:7-34:6と時計のかかる馬場だったので平凡な時計でも仕方がないだろう。ただ、人気馬が大敗したレースで、それで勝てたのかも知れず、レースレベルも低い気がする。上のクラスでは苦戦レベルだろう。
【母】クインリーグレイス
2007年産期待度60。6戦1勝。12月の中山芝1600mの新馬戦を快勝したが、2戦目の菜の花賞は11着、3戦目の500万下は15着でクラシックには出走できなかった。秋はは500万下を3戦して着外。6戦で引退した。
母(本馬の祖母)クイーンモード(Queen Maud)はヴェルメイユ賞仏GⅠ・ヴァントー賞仏GⅢを勝ち、レゼルヴォワール賞仏GⅢ2着・クロエ賞仏GⅢ3着。
第3仔は地方1勝。第4仔アサクサアンデス(牡3歳)は現役で未勝利。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1188万円で取引された。
期待度45

●1函2 5R 2歳新馬 芝1200 稍重
オータムレッド (牝・美浦・手塚貴久)
父ワールドエース 母ティッカーコード(Giant's Causeway)
1:10:9(上3F34:9)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。道中6番手から4コーナーは4番手。直線外から伸びてゴール前で最内の2着馬との争いとなりクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:7-47:9
【レースの上り】12:2-11:4-11:6
まずまずのスタートから6番手につける。残り400mで4番手に上がり、4コーナーも4番手でまわる。直線に入ると外から伸びて残り100m過ぎで先頭争いをする内2頭に並びかけるが、最内からビアンフェが伸びて2頭の争いとなる。そして、最後にクビ差出てゴールした。
内から伸びた2着馬を抑えての勝利。クビ差だが、もう少し距離があれば差を広げただろう。稍重で勝ち時計は何とか1分10秒台。ラスト1Fも11:6ならばまずまずだろう。クビ差の辛勝だが能力差はもう少しありそうで、上のクラスでもそこそこやれるだろう。
父ワールドエース(2009年産・期待度100・年末推奨馬)は新種牡馬である。ディープインパクト産駒の期待馬だったが、GⅠは勝てずアロースタッドにて種牡馬入り。それでも高い人気で初年度は131頭に種付けをした。これが産駒JRA初勝利だ。
【母】ティッカーコード
3戦0勝。
母(本馬の祖母)ティッカーテープ(Ticker Tape)はアメリカンオークス米GⅠ・クイーンエリザベス2世チャレンジCS米GⅠ・パッカーアップS米GⅢを勝ち、デルマーオークス米GⅠ2着・メイトリアークS米GⅠ3着・米GⅡ2着1回3着1回・米GⅢ2着4回3着1回。甥(本馬の従兄妹)War DecreeはヴィンテージS英GⅡ・ダイヤモンドS愛GⅢを勝ち、スーパーレイティヴS英GⅡ2着。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて4212万円で取引された。
期待度40

2019年6月15日(土)2歳戦

JRAは、禁止薬物を含む飼料添加物を摂取した可能性のある馬がいたため、本日と明日の2日間で156頭の競走除外を発表した。
私は本日、朝から東京競馬場へ行ったのだが、駐車場に入るときに
「競走除外馬が出ていますが、駐車料金の払い戻しはできません。よろしいでしょうか?」と聞かれた。
『おかしなこと聞くものだ』と思ったが、競馬場入場口の案内板でこのことを知った。
今日の東京競馬場は大雨。6月中旬というのに寒く、雨は僅かながら指定席まで吹き込んでくる。
競馬は大荒れで、高配当連発。変な日に来てしまったのは事実だが、それでも楽しい1日だった。


●1函1 5R 2歳新馬 芝1000 良
ブルーパピヨン (牝・美浦・田島俊明)
父マツリダゴッホ 母ブルーピアス(ヘクタープロテクター)
58:1(上3F34:3)
単勝14.6倍の6番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーは僅差の2番手。直線残り200m過ぎで前に出て、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】35:4-46:7
【レースの上り】11:7-11:3-11:4
好スタートから2番手につける。道中は半馬身差で進み、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま先頭に並び、残り200m過ぎで前にでる。残り100mでは1馬身弱の差だがここから引き離し、最後はアーマーバローズに1馬身1/4差でゴールした。
頭の高い走法で力強さには欠けるものの、そこそこのスピードがあり、このレースは完勝だった。ただ、除外になったレッドヴェイパーやコパノフィーリングが元々は人気になりそうなレースで、この除外がなかったら勝てたかどうか疑問である。勝ち時計も平凡なので、上のクラスでは苦戦レベルだろう。
【母】ブルーピアス
JRA31戦3勝・地方1戦1勝。JRAでは芝1200m3勝。重賞未出走。
初仔ブルーシューズ(牡3歳)は地方1勝でJRA所属の現役。第2仔が本馬。
期待度30

2019年6月9日(日)2歳戦

●3東4 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ワーケア (牡・美浦・手塚貴久)
父ハーツクライ 母チェリーコレクト(Oratorio)
1:51:0(上3F33:2)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中6~7番手から4コーナーは外7番手。直線残り200m手前で先頭に立ち、2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】51:9-64:9
【レースの上り】11:1-11:0-11:4
気持ち出遅れたがすぐに6番手につける。3Fあたりで7番手となり、4コーナーは前6頭が横一線に並び、その外7番手でまわる。直線に入ると外からジリジリと伸びるが、残り200m手前から抜群の手応えでグンと伸びて先頭に立つ。そして引き離し、ウインカーネリアンに2馬身1/2差をつけてゴールした。
スローペースとなり中団にいた本馬はやや不利な展開だった。それでも直線は楽な手応えで差を詰めて、C.ルメール騎手が促すと残り200m手前からスーっと伸びて先頭に立った。ウインカーネリアンがついてきたが、これも振り切り余裕の手応えでゴール。完勝だった。稍重の馬場で上り33:2は立派であり、勝ち時計は平凡でも高い能力を見せつけたと思う。これだけ走って更に上積みもあるだろうから、上のクラスでも勝ち負けになると思う。
【母】チェリーコレクト
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。イタリアで走り10戦8勝。伊オークス伊GⅡ・伊1000ギニー伊GⅢを勝ち、リディアテシオ賞伊GⅠ2着・ドルメーロ賞伊GⅢ2着。
妹(本馬の叔母)チャリティーライン(Charity Line)はリディアテシオ賞伊GⅠ・伊オークス伊GⅡを勝った。妹(本馬の叔母)ファイナルスコア(Final Score)はリディアテシオ賞伊GⅠ・伊オークス伊GⅡを勝った。つまり、3姉妹で3年連続伊オークス馬である。妹(本馬の叔母)Sea of Classはヨークシャーオークス英GⅠ・愛オークス愛GⅠを勝ち、凱旋門賞仏GⅠ2着。姪(本馬の従姉弟)ノーブルスコア(牝3歳・期待度60・現役)はチューリップ賞GⅡ3着。
日本での初仔ダノングレース(牝4歳・期待度55)は現役で4勝。福島牝馬SGⅢ3着。第2仔ダイアナブライト(牝3歳)は現役で未勝利。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1億2420万円で取引された。
期待度65

●3阪4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ルーチェデラヴィタ (牝・栗東・西村真幸)
父キズナ 母トウカイライフ(トウカイテイオー)
1:38:4(上3F34:3)
単勝5.3倍の3番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーは内3番手。直線最内から伸びて残り300m手前で先頭に立ち、2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】38:3-51:1
【レースの上り】11:5-11:2-11:9
まずまずのスタートから3番手につける。道中は前2頭を見るように内3番手を進み、4コーナーは内ラチ沿いの3番手でまわる。直線に入ると内から差を詰めて、残り400mあたりで先頭のヒシタイザンに並びかける。残り300mで前に出て、残り200mは1馬身差とする。残り100mは1馬身半差とし、最後はヒシタイザンに2馬身差でゴールした。
内3番手で我慢をして、直線も内から抜け出した。少しずつながら差を広げながらのゴールなので価値があると思う。2~3着は1馬身1/4差、3~4着は1馬身3/4差なので、能力は抜けていたようだ。今日も阪神は時計の出ない馬場で、スローペースだったため1:38:4と勝ち時計は平凡だった。このペースでラスト11:9と落ちたのが気になるところで、レースレベルはあまり高くは無かったのだろう。この後、大幅に良くなれば上のクラスでも上位争いするかもしれない。
父キズナは新種牡馬である。これが産駒初勝利だ。初年度は269頭に種付けしたが、まずは2歳リーディングサイヤーで父にどこまで迫れるのか。そして、重賞勝ち馬がいつ出るのか。注目したい。
【母】トウカイライフ
JRA35戦3勝・地方3戦1勝。JRAではダート1700m1勝・ダート1800m2勝。重賞は福島牝馬S(13着)に出走した。
第2仔サーチュイン(牝3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて540万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて1512万円で取引された。
期待度50

2019年6月8日(土)2歳戦

●3東3 5R 2歳新馬 芝1400 稍重
グランチェイサー (牡・美浦・矢野英一)
父ダイワメジャー 母キャッスルブラウン(Silver Hawk)
1:22:6(上3F34:6)
単勝12.3倍の5番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーは5番手。直線残り100mから差を詰めてゴール前で追いつきクビ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:6-47:7
【レースの上り】11:4-11:4-12:1
まずまずのスタートから4番手につける。4コーナーは馬群の中5番手でまわる。直線に入ると内目から伸びて残り200mで3番手に上がる。残り100mで2番手に上がり、1馬身以上前のインザムービーを追いかける。残り50mで1馬身弱の差だがゴール前で追いついてクビ差でゴールした。
残り200~100mの脚色では追いつかないと思ったが、残り100mから差を詰めた。おそらくラスト1Fが12:1と落ちたために差し切れたのだと思う。稍重でもそこそこ時計の出る馬場だったので、勝ち時計1:22:6は水準級だろう。ただ、今日の勝利は2着馬の失速のためでもあるので、上のクラスではしばらく苦戦レベルだろう。
【母】キャッスルブラウン
19戦3勝。芝1800m3勝。重賞はローズS(9着)に出走した。
姪(本馬の従姉弟)デグラーティア(牝2006年産・期待度60)は小倉2歳SGⅢを勝った。甥(本馬の従兄弟)ボールライトニング(牡6歳・期待度60・現役)は京王杯2歳SGⅡを勝った。
初仔は地方3勝。第2仔は地方1勝。第3仔は1勝。第5仔ニシノラッシュ(牡7歳)は現役で5勝。京王杯2歳SGⅡ3着・新潟2歳SGⅢ3着。第6仔は1勝。第7仔は1勝。第8仔が本馬。
期待度40

●3阪3 5R 2歳新馬 芝1200 稍重
トリプルエース (牡・栗東・斉藤崇史)
父Shamardal 母トリプルピルエット(サンデーサイレンス)
1:12:5(上3F34:4)
単勝6.0倍の4番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線残り50m過ぎで先頭に立ちクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】37:7-49:7
【レースの上り】12:0-11:2-11:6
まずまずのスタートから道中は5番手につける。4コーナーは先頭から2馬身差で、内の馬外の馬に挟まれた狭いところ5番手でまわる。直線に入ると馬群がバラけて、残り200mは3番手で通過する。残り100m手前で2番手に上がり、残り50m過ぎで逃げたレジェーロをとらえて先頭に立ちクビ差でゴールした。
4コーナーで狭い所にいたが怯まずに伸びた。先頭をとらえてからは余裕もあり、クビ差でも能力差は着差以上だろう。ダートが不良になる水を含んだ稍重で、今日は時計が出ていない。勝ち時計1:12:5は平凡すぎるが、2歳のこの時期にこの馬場ならばまずまずかもしれない。ただ、すぐにオープンで通用するようなインパクトはなかったので、2勝目までは時間がかかるだろう。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。同じく外国産馬で日本で走った母が、輸出後アイルランドで生んだ馬で、母父はサンデーサイレンスだ。外国産馬でも日本に十分ゆかりのある馬である。
【母】トリプルピルエット
アメリカ産の外国産馬として日本で走り、地方3戦1勝。
母(本馬の祖母)シャター(Sha Tha)はオールアロングS米GⅡを勝ち、仏1000ギニー仏GⅠ2着・クロエ賞仏GⅢ2着・オマール賞仏GⅢ2着・マルセルブサック賞仏GⅠ3着。兄(本馬の伯父)State Shintoはドラール賞仏GⅡ・マクトゥームチャレンジR1UAEGⅢ・プランスドランジュ賞仏GⅢを勝ち、UAEGⅡ2着1回・仏GⅡ2着3回・UAEGⅢ2着1回3着1回・独GⅠ3着1回。
日本での初仔は2勝。第3仔は地方14勝。第4仔は1勝。第5仔は4勝。第6仔は地方4勝。アイルランド産の初仔は愛1勝。本馬は第2仔。
期待度30

2019年6月2日(日)2歳戦

●3東2 5R 2歳新馬 芝1600 良
サリオス (牡・美浦・堀宣行)
父ハーツクライ 母サロミナ(Lomitas)
1:37:1(上3F33:1)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。道中6~7番手から4コーナーは外6番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、ラスト100mは流して2馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】38:3-51:0
【レースの上り】11:4-10:9-11:3
好スタートから抑えて道中は6~7番手を進む。4コーナーはやや膨れ気味で大外6番手でまわる。直線に入ると外から手応え良く伸びて残り300mあたりでアブソルティスモをかわして先頭に立つ。そして引き離し残り200mは1馬身、残り100mで2馬身差とするとD.レーン騎手は手綱を抑えて流す。ラスト100mは馬なりのままアブソルティスモに2馬身差でゴールした。
直線に入ってからの伸び脚が素晴らしく、弾けるような手応えで伸びた。ラスト100mは馬なりで2着馬に2馬身差。2~3着は7馬身も離れた。スローペースで前の馬が有利な展開だったが、後方を進み上り33:1の脚を使って伸びた。半分流したラスト1Fも11:3と速く、最後まで追っていれば上り32秒台も出ただろう。時計は平凡だがレース振りはなかなかで、上のクラスでも好勝負可能だと思う。
【母】サロミナ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツ・フランスで走り、独4戦4勝・仏1戦0勝。独オークス独GⅠ・ハンブルク牝馬賞独GⅢを勝った。
母(本馬の祖母)Saldentigerinはバーデンヴュルテンベルクトロフィ独GⅢを勝ち、オイロパ賞独GⅠ2着・独オークス独GⅠ3着の他、独GⅡ3着1回・独GⅢ2着4回。兄(本馬の伯父)Salutは伊セントレジャー伊GⅢ2着。
日本での初仔は2勝。第2仔サラキア(牝4歳・期待度55)は現役で2勝。ローズSGⅡ2着。第3仔サラミス(牡3歳)は現役で未勝利。第4仔が本馬。
期待度60

●3東2 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
モーベット (牝・美浦・藤沢和雄)
父オルフェーヴル 母アイムユアーズ(ファルブラヴ)
1:36:9(上3F33:8)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。出遅れて最後方7番手からの競馬となり4コーナーも7番手。直線外から伸びて残り150m手前で先頭に立ち、2馬身差での快勝だった。
【先頭の通過】36:6-49:4
【レースの上り】11:8-11:4-11:2
出遅れて1馬身程度の不利。最後方7番手からの競馬となり、6番手の馬から2馬身差で進む。4コーナーで前6頭が一団となるが6番手の馬から1馬身半離れた最後方で外をまわる。直線に入ると外6番手にいたロジアイリッシュの真後ろを進み、残り300mあたりで一番外に出して伸びる。残り150m手前で先頭に立ち、後続を突き放す。最後はロジアイリッシュに2馬身差でゴールした。
昨日衝撃的なデビューを果たしたリアアメリアのようにスタートで出遅れた。馬群からやや離れた最後方を進み、直線でしっかりと伸びた。C.ルメール騎手は直線ですぐに外に出さず、空気抵抗を避けるようにしばらくは前の馬の真後ろを進んだ。おそらく手応えに余裕があったのだろう。レースの上り3Fは加速していて、これを後方から差してくるのだから能力は高いと思う。しかもラスト1Fは11:2であり、ここで先頭に立っている。勝ち時計は平凡だがレース振りは上々で、上のクラスでも上位争い可能だろう。
【母】アイムユアーズ
2009年産期待度90。15戦5勝。6月の新馬戦3着後、2戦目の函館の未勝利戦を快勝。そして、函館2歳SGⅢ2着の後、4戦目のファンタジーSGⅢを快勝した。5戦目の阪神ジュベナイルフィリーズGⅠは2着、6戦目のフィリーズレビューGⅡを勝ってクラシックへ。桜花賞GⅠは3番人気で出走し3着。オークスGⅠは4番人気で出走し4着だった。その後は4歳の引退まで重賞を7戦してクイーンSGⅢを2勝した。
初仔ユアーズトゥルーリ(牡3歳)は現役で未勝利。第2仔が本馬。
期待度60

●3阪2 5R 2歳新馬 芝1400 良
タイセイビジョン (牡・栗東・西村真幸)
父タートルボウル 母ソムニア(スペシャルウィーク)
1:23:0(上3F36:1)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。道中7番手だが残り3F手前から上がり4コーナーで先頭。直線に入ると後続を離し、2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】34:8-46:6
【レースの上り】12:0-11:9-12:5
まずまずのスタートから7番手につける。残り3F手前から外を通り押し上げて、4コーナーで僅差ながら先頭に立つ。直線に入ると後続を引き離し、残り200mで2馬身差とする。レッドブロンクスが追いかけてくるが、これにも差をつけて最後は2馬身1/2差でゴールした。
ハイペースの競馬で前の馬は不利になった。それでも4コーナーで先頭に立ち、直線引き離すワンサイドなレースで強い競馬だった。勝ち時計1:23:0はハイペースだった割には平凡で、ラスト1Fが12:5と大分落ちている。ただ、昨日から時計は出ていない馬場なので、この時計でも問題は無いだろう。2~3着は5馬身離れ、3~4着は3馬身なので4着馬には10馬身以上離した計算だ。相当な強さだが、相手が弱い気もするので上のクラスで同じような走りができるかは厳しい気がする。
【母】ソムニア
2007年産期待度50。21戦1勝。6月の札幌の新馬戦を勝ち、2戦目の函館2歳SGⅢは3着。6ヵ月半休養し2月の500万下は11着。フィリーズレビューGⅡは11着でクラシックには出走しなかった。その後は500万下をなかなか勝てず、5歳の12月に引退した。
第2仔ノストラダムス(牡4歳)は現役で1勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1944万円で取引された
期待度40

2019年6月1日(土)2歳戦

「natsuryoのダービーへの道」、13年目のスタートです。
2020年ダービーまでの熱い戦いを、今年度も1年間見守っていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。

【新種牡馬】
昨年6月2日の記事を見ると、注目の新種牡馬としてジャスタウェイ1頭のみあげている。
記事では『2歳戦からガンガン勝つタイプではなく、種牡馬オルフェーヴルのように徐々に勝ち馬が増えていくタイプだろう。2歳戦から2勝馬を出すことが出来れば十分で、2歳の重賞勝ち馬が出るようならクラシックでも大いに期待が出来るだろう』と書いた。
2歳戦が始まるとハイペースで勝ち馬を出し、『2歳戦からガンガン勝つタイプだった』と思ったが、ある時期からパタッとペースダウンした。それでも2歳リーディングサイヤーは6位。上々の成績だった。そして、皐月賞2着・ダービー3着のヴェロックス(牡3歳・期待度85)を出したので、初年度としては成功だろう。重賞勝ち馬が未だ出ていないのが残念だが、ヴェロックスの他ラブミーファイン(牝3歳・期待度60)・アウィルアウェイ(牝3歳・期待度60)・アドマイヤジャスタ(牡3歳・期待度70)が重賞で2着になっている。重賞を勝つのも時間の問題だろう。

今年の新種牡馬は、キズナ(2010年産・期待度105)・エピファネイア(2010年産・期待度95)・リアルインパクト(2008年産・期待度65)・フェノーメノ(2009年産・期待度90)・ワールドエース(2009年産・期待度100・年末推奨馬)・トゥザワールド(2011年産・期待度90)・ゴールドシップ(2009年産・期待度100)など、本ブログでもお馴染みの馬が並ぶ。
その中でも注目は、種付け数も多いキズナとエピファネイアだ。

キズナ(2010年産・期待度105)は父ディープインパクトに母父Storm Catのダービー馬である。ダービーに勝った後、フランスに遠征しニエル賞GⅡを快勝。このとき英ダービー馬Ruler of the Worldに勝っている。続く凱旋門賞は4着だったが、十分実力を示した。
初年度は269頭に種付けしたが、3年目に種付け料を値上げしたためか150頭ほどに激減している。これが残念だが、初年度産駒の活躍次第で人気は戻るだろう。
ディープインパクトの孫世代に大物と呼べる馬が出ていない。どうも底力に欠ける馬が多い気がするのだ。ディープインパクトの直仔は日本の軽い馬場に適応し活躍できるのだが、種牡馬になると、どれも今一歩なのだ。
そのなかで、キズナはフランスのGⅡを勝ち、凱旋門賞も4着など欧州の馬場にも適応した。父ほどコンスタントに活躍馬を出すことはできないだろうが、大物感のある産駒を何頭か出す気がする。ディープインパクトのサイヤーラインをつないでいきそうな産駒を出せるかどうか。このような観点で産駒を見ていきたい。

エピファネイア(2010年産・期待度95)は父シンボリクリスエス母シーザリオという良血馬だ。皐月賞・ダービーともに2着ながら菊花賞GⅠを勝ち、4歳時はジャパンCGⅠも勝った。
シーザリオ産駒の一流馬ということで人気を集め、初年度は221頭に種付けした。父のシンボリクリスエスは、サクセスブロッケンやルヴァンスレーヴ(牡4歳・現役)などダートで走るイメージが強いが、ストロングリターンは芝のマイル戦で活躍するなど単なるダート種牡馬ではない。また、ダービー馬レイデオロの母父でもあり、幅広い分野で活躍馬を出している。そのような父にシーザリオが母なのだから人気になるだろう。特に、サンデーサイレンスの孫(ディープインパクト産駒など)ならば、サンデーサイレンスの4×3となり問題なく付けられるので、飽和状態のサンデーサイレンス系繁殖牝馬には人気なのだと思う。おそらく2歳戦から活躍馬を出し、成長力も問題ないと思う。ただし、晩成型ではないので、年齢と共に力を付けていくというようなタイプではないだろう。やや芝向きだろうがダートで活躍する産駒も出てくると思う。


●3東1 5R 2歳新馬 芝1400 良
カイトレッド (牝・美浦・和田雄二)
父ゴールドヘイロー 母ニシノマドカ(ジャングルポケット)
1:23:9(上3F34:1)
単勝5.9倍の3番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り400mあたりで先頭に立つが、ゴール前で2着馬に迫られてハナ差での辛勝だった。
【先頭の通過】36:7-49:6
【レースの上り】11:7-11:0-11:6
絶好のスタートからしばらく逃げるかどうかの駆け引きをするが、外からタチアオイが行ったため2番手に落ち着く。道中は2馬身差の2番手を進み、4コーナーは1馬身半差の2番手でまわる。直線に入ると先頭との差を詰めて残り400mあたりで先頭に立つ。残り300mでは1馬身半差とするが外からブンロートが伸びて来て迫ってくる。本馬もふらつきながらも伸びて3番手以下は離すが、残り100mは半馬身差となる。更に迫られて最後は並んでゴール。ハナ差での勝利だった。
スタートが良くて終始余裕を持ってレースを進めた。直線ではふらついて若さも見せたが、ブンロートが伸びても抜かせない根性は立派だったと思う。2~3着は2馬身1/2差がついたので2頭が抜けていたのだろう。ただ、高速馬場の東京競馬場でスローペーストだが1:23:9は寂しい気がする。大きく良化しないと上のクラスでは厳しいだろう。
【母】ニシノマドカ
JRA9戦1勝・地方24戦5勝。JRAでは芝1200m1勝。重賞未出走。
初仔は地方2勝。第2仔ナイママ(牡3歳・期待度60)はJRA1勝・地方1勝。JRA所属の現役。札幌2歳SGⅢ2着。皐月賞(10着)・ダービー(13着)にも出走した。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて378万円で取引された。
期待度35

●3阪1 5R 2歳新馬 芝1600 良
リアアメリア (牝・栗東・中内田充正)
父ディープインパクト 母リアアントニア(Rockport Harbor)
1:36:5(上3F34:4)
単勝1.2倍の1番人気に応えた。出遅れて最後方6番手を進み3コーナーで5番手。4コーナー5番手から直線残り300m過ぎで先頭に立ち後続を離して8馬身差での楽勝だった。
【先頭の通過】36:6-49:3
【レースの上り】11:5-11:4-12:0
出遅れて1馬身半程度の不利。最後方6番手からの競馬となる。ある程度前を追いかけて、少し抑えたところ1Fあたりから頭を上げてイヤイヤをする。3F手前で5番手に上がり、4コーナーは外5番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま差を詰めて、残り300m過ぎで先頭に立つ。その後も馬なりのまま差を広げて残り200mは2馬身差、残り100mは5馬身差とし、最後まで馬なりでゴール。ラルゲッツァに8馬身差をつけての勝利だった。
ゲートが開いても出てこないような出遅れで、道中は頭を上げて左右に振りながら走っていた。直線に向くと馬なりのまま差を詰めて馬なりのまま差を広げた。そして川田将雅騎手は手綱を持ったままゴール。8馬身差での圧勝である。大楽勝の競馬だった。まったく追わずに8馬身差で、この馬にとっては調教に毛が生えた程度のレースだっただろう。ラスト1Fは12:0.であり追っていれば大差勝ちで、上り3Fも33秒台が出たと思う。勝ち時計は平凡だが、阪神競馬の初日ながら高速馬場にはなっていない。出遅れて道中は幼さを見せて、それでも大楽勝なので時計は関係ないだろう。ただ、他馬もだらしないと思った。2着馬は1:37:8-36:2であり、ラスト1Fも推定で13秒を切る程度の時計である。楽勝するのも当然だろう。スタートをしっかりと出て、道中は折り合って、直線でしっかり追ったらどこまで強いのか。2歳戦開幕週から今年も大物候補がデビューした。一昨年はステルヴィオとケイアイノーテック。昨年はグランアレグリアとダノンファンタジーが開幕週デビューである。本馬もGⅠ馬になれるだろうか。次走はおそらく秋になるだろうが、もうひとまわり成長して重賞を突破すると思う。
【母】リアアントニア
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。カナダ・アメリカで走り、加3戦1勝・米11戦1勝。BCジュベナイルフィリーズ米GⅠを勝ち、サンタアニタオークス米GⅠ2着・スピンスターS米GⅠ2着・アイオワオークス米GⅢ2着。
弟(本馬の叔父)Cross the Lineはエルカミノレアルダービー米GⅢ2着。
本馬が日本の第2仔。
期待度75

2019年5月26日(日)第86回東京優駿(日本ダービー)結果

大学を卒業して30年以上が過ぎ、昨年の5月、初めての学科の同期会が行われた(2018年5月13日の記事参照)。
そして、2回目の同期会が昨日(5月25日)行われ、今日は二日酔いで気持ちが悪い。1年前の記事に、『来年、5月25日(土)に2回目の同期会を開催することを決めて別れたが、『5月25日は多分ダービーの前日だな』と気がついた。来年ならあまり関係ないので、二日酔いで気持ち悪くなってもいいか』と書いたが、見事に予言が的中した。


東京競馬場は、月曜日に7.5mm、火曜日は74.5mmの大雨となったが、その後は水・木・金・土曜とも雨は降らず、今年のダービーも「高速馬場」で行われた。ただ、今日は真夏日となり府中市は13時35分に33.2℃という5月の観測史上最高を記録した。

東京優駿(GⅠ) 芝2400 良
  1着ロジャーバローズ(期待度70) 2:22:6(上り35:1)
〇2着ダノンキングリー(期待度90)     クビ
▲3着ヴェロックス(期待度85)      2馬身1/2
◎4着サートゥルナーリア(期待度105)  1/2    
  5着ニシノデイジー(期待度80)       頭

【レース】
サートゥルナーリア・メイショウテンゲン・レッドジェニアル・アドマイヤジャスタが出遅れた。特に、サートゥルナーリアはゲート内で立ち上がり1馬身以上の不利。好スタートのロジャーバローズ・エメラルファイトが行きかけるが、外からリオンリオンが押して上がり、1コーナーで先頭に立つ。
1コーナーは、先頭リオンリオンの内にロジャーバローズ。その後ろに内エメラルファイト、外サトノルークスが並んで3~4番手。1馬身半差で内からダノンキングリー・クラージュゲリエ・ヴェロックスの3頭が並んで5~7番手。その後ろ1馬身差で内からマイネルサーパス・ランフォザローゼス・シュヴァルツリーゼの3頭が並んで8~10番手。そこから1馬身半差でサートゥルナーリアが単独の11番手。1馬身差で内ヴィント・外ナイママが12~13番手。この2頭の間、半馬身差でニシノデイジー14番手。1馬身半差で内レッドジェニアル15番手。僅差で外タガノディアマンテ16番手。2馬身差で内メイショウテンゲン・外アドマイヤジャスタが17~18番手でまわる。
先頭リオンリオンが飛ばし、向正面に入る頃には6~7馬身離して逃げる。ロジャーバローズが2番手。サトノルークス3番手。ダノンキングリーが4番手。クラージュゲリエが5番手。ヴェロックスは外7番手、サートゥルナーリアは外10番手、ニシノデイジーは内11番手につけるが、ペースが速く、縦長の展開になる。
リオンリオンの1000m通過が57:8のペース。2番手ロジャーバローズは7~8馬身差で5Fを通過する。
1200m通過が1:09:8、1400mが1:22:1、1600mが1:34:5、1800mが1:46:7と、勝ち時計のようなラップを刻むものの、3コーナーから4コーナーにかけてリードがグンと縮まり、4コーナーは先頭リオンリオンから3馬身差の2番手にロジャーバローズ。そこから2馬身離れてダノンキングリーが内3番手。馬群の真ん中ヴェロックスは9番手。その内にニシノデイジーが10番手。一番外をまわったサートゥルナーリアは11番手で直線に向く。
リオンリオンの逃げ脚が鈍りグングンと差が詰まる。残り400m過ぎでロジャーバローズがリオンリオンをかわして先頭に立つ。ダノンキングリーが残り300m手前で2番手に上がりロジャーバローズを追いかける。大外からサートゥルナーリアが伸びて残り300mで4番手、残り250mで3番手に上がる。サートゥルナーリアの内にいたヴェロックスも伸びて4番手に上がる。残り200mで先頭ロジャーバローズのリードが1馬身差となり、2番手はダノンキングリー。そこから2馬身半差でサートゥルナーリアが3番手。1馬身差でヴェロックスが4番手で通過する。
残り100mでダノンキングリーがロジャーバローズに並びかけるが、ロジャーバローズがしぶとく粘り抜かせない。やや馬体が離れた2頭の争いはゴールまで続き、最後はロジャーバローズがダノンキングリーをクビ差抑えてゴール。ロジャーバローズが第86代のダービー馬となった。
勝ち馬を追い詰めたがもうひと伸び足りなかったダノンキングリーが2着。残り50m過ぎでサートゥルナーリアをかわしたヴェロックスが3着。出遅れた1番人気サートゥルナーリアが4着。内ラチ沿いをスルスルと伸びたニシノデイジーが5着だった。
勝ち時計2:22:6はダービーレコードで、ドゥラメンテが記録した2:23:2を0:6更新した。先週のオークスレコードよりも0:2速く、牡馬の面目を保った。上り3Fは12:0-11:9-12:0であり、この速い流れで2番手につけた馬がラスト1Fも12:0でまとめた。単勝93.1倍の12番人気からの勝利で波乱のダービーとなったが、時計内容が示す通り能力は高いだろう。終わってみれば強かったもののスプリングS7着・京都新聞杯2着の馬で、予想するのは難しかった。ジェンティルドンナの従姉弟という血統でディープインパクト産駒。血統的にはしっかりしているが、ダービーに出る馬は皆それなりの血統である。持っている全能力を初めて発揮したのがダービーだったということなのだろう。今後はこの世代を引っ張って行く馬になりそうだ。
2着はダノンキングリー。本ブログの年末推奨馬である。本ブログとしてはこのクビ差はとても悔しいが、世代ではトップレベルにあることを改めて示すことができた。『今年のダービーはロードカナロア産駒か』などと思っていたらディープインパクト産駒のワンツーだった。戸崎圭太騎手は昨年のエポカドーロに続き2年連続ダービー2着。簡単には勝てないレースということを痛感しているだろう。
3着はヴェロックス。一度抜かれたサートゥルナーリアを抜き返した脚は見事だった。この馬も世代のトップレベルということを改めて証明した。父は新種牡馬ジャスタウェイ。未だ重賞勝ち馬は出ていないが、初年度から一流馬を出したのは立派である。
4着は単勝1.6倍の圧倒的な1番人気に推されたサートゥルナーリア。スタート前にテンションが上がり、大きく出遅れてしまった。その後、D.レーン騎手はそつなく乗ったが、直線は思い通りには伸びなかった。最後にヴェロックスに抜かれ、ニシノデイジーにも頭差まで迫られてしまった。それでも、上り34:1はメンバー中最速で能力は示したと思う。出遅れた分早目に仕掛け、終いが甘くなったのだろう。ただ、出遅れなければ勝てたかというと疑問である。勝てば凱旋門賞挑戦というプランもあったが、今年は断念するらしい。角居勝彦調教師はこの馬でダービー勝利から凱旋門賞と思っていただろうが、ロジャーバローズでダービー勝利から凱旋門賞になりそうで、ちょっと複雑だろう。
5着ニシノデイジーは内から伸びて掲示板まで持ってきた。東京スポーツ杯2歳SGⅢを勝ちホープフルSGⅠ3着の実力馬も、春は不振で弥生賞4着・皐月賞17着と負けた。人気も落ちていたが今日は能力通りの走りができた。
1・2・5着が日高産の馬で、1着静内・2着浦河・5着浦河という結果だった。日高の馬産地でも喜んでいると思う。今後も日高の生産馬が頑張ってくれたら競馬ももっと盛り上がるに違いないと思った。
本日12Rの目黒記念GⅡもレコードが出たように、今日の東京競馬場は高速馬場だった。このような高速馬場が馬にとって日本の競馬にとって良いことなのか、JRAは真剣に考えてほしいと思った。

【ご挨拶】
12年目の「natsuryoのダービーへの道」これで終了です。
今年も浅学と拙い文章にお付き合いいただき本当にありがとうございました。
昨年のダービーは物凄く気合が入っていたのに、今年のダービーは昨日の疲れが残る中、何となくボーっとしながらのTV観戦でした。1年間書き続けたブログの結果が出るのに『どうせ当たるだろう』と思いながらの観戦でした。しかし、残念ながらハズレてしまいました。いくら1年間かけて予想しても、どうにもなりませんでした。
ただ、本ブログは自己満足と記録と記憶のために書いています。今、私の競馬の知識は私の頭の中には無く、すべてこのブログにあります。ですから、ちょっと面倒ですが書き続けています。そして、少なからず読んでくださる皆様がいるからこそ書こうとする力が湧いてきます。
13年目も頑張って続けたいと思いますので、よろしくお願いします。

2019年5月19日(日)第80回優駿牝馬(オークス)結果

東京競馬場は、今週火曜日に軽く雨が降ったものの、それ以外は降水量なし。本日も晴れて絶好のコンディションでオークスが行われた。

優駿牝馬(GⅠ) 芝2400 良
◎1着ラヴズオンリーユー(期待度95)  2:22:8(上り34:5)
  2着カレンブーケドール(期待度75)     クビ
〇3着クロノジェネシス(期待度90)      2馬身1/2
△4着ウィクトーリア(期待度90)         クビ
▲5着ダノンファンタジー(期待度95)       頭

【レース】
最内1番枠からジョディーが好スタートをきり先手を奪う。シェーングランツ・アクアミラビリス・ウインゼノビア・シゲルピンクダイヤ・ウィクトーリアが半馬身程度の出遅れ。特にウィクトーリアは、内のシゲルピンクダイヤに寄られる不利があり後方からの競馬となる。
1コーナーはジョディーが先頭。1馬身差でコントラチェックが2番手。1馬身半差でエールヴォア3番手。その内にクロノジェネシス4番手。外目フェアリーポルカ5番手。その内僅差でカレンブーケドール6番手。外ビーチサンバ7番手。内目ダノンファンタジー8番手。並んで最内シャドウディーヴァ9番手。10番手グループは3頭並んで外からノーワン・ラヴズオンリーユー・シゲルピンクダイヤ。このグループより外で僅差のメイショウショウブが13番手。内でウインゼノビア14番手。外ウィクトーリア、内シェーングランツが並んで15・16番手。ここからは3馬身近く離れてフィリアプーラが17番手。アクアミラビリスが最後方18番手でまわる。
向正面に入ると、先頭のジョディーが1馬身半差で逃げる。2番手はコントラチェック。1馬身半離れてエールヴォア3番手。半馬身差でクロノジェネシス内4番手。外にカレンブーケドール5番手。ダノンファンタジー内6番手。ラヴズオンリーユーは外9番手。ウィクトーリアは後方から4頭目の15番手を進む。
先頭ジョディーの1000m通過が59:2のハイペース。後方4頭はバラけているものの、3番手から14番手までは大きな馬群を形成する。
その後も大きな変化はなく、4コーナーはコントラチェックがジョディーをかわして先頭に立つ。
エールヴォアが3番手。カレンブーケドールが外4番手。内にクロノジェネシス5番手。その間
ダノンファンタジーが6番手。シャドウディーヴァが内7番手。ラヴズオンリーユーは馬群の外目12番手。ウィクトーリアは馬群の後方16番手でまわる。
直線に入ると外からカレンブーケドールが先頭に立つ。残り400mはコントラチェックが粘って2番手。クロノジェネシスが内から3番手。ダノンファンタジー7番手。ラヴズオンリーユーはダノンファンタジーから2馬身以上離れた8番手。ウィクトーリアは馬群を縫って9番手に上がる。
この後、カレンブーケドールが1馬身以上の差をつけての先頭だが、残り200mはクロノジェネシスが内2番手、シャドウディーヴァが3番手だが、外から伸びたラヴズオンリーユーが4番手まで上がってくる。この後、ラヴズオンリーユーがシャドウディーヴァ、クロノジェネシスをかわし、残り100mでカレンブーケドールをかわして先頭に立つ。カレンブーケドールも負けじと伸びて2頭が後続を引き離し、最後はラヴズオンリーユーがクビ差カレンブーケドールを抑えてゴール。ラヴズオンリーユーが第80代オークス馬となった。
勝ったラヴズオンリーユーだが、道中は中団の外で脚をためて直線は外から伸びた。レースの上りは11:4-11:6-12:3で、ラストで一気に伸びたのは、他馬がバテたためだと思われる。残り4Fからペースが上がり、11:7-11:4-11:6の後の12:3なので、中団で我慢したのは大正解だっただろう。勝ち時計2:22:8はオークスレコードで、ダービーレコード2:23:2も上回ってしまった。今開催の東京競馬は時計の出る馬場なのでそのまま評価は出来ないが、歴代の勝ち馬に勝るとも劣らない能力の持ち主であることは間違いないだろう。種牡馬リアルスティール(牡2012年産・期待度90・年末推奨馬)の全妹という良血で、1歳時のセレクトセールにて1億7280万円で取引された高額馬である。現3歳牝馬はややレベルが低いと思われるので、秋は牡馬に挑戦ということにはならないだろうが、4戦4勝でオークスを制覇した能力は本物で、牝馬戦線では長く活躍できそうだ。馬主のDMMドリームクラブ㈱としても起死回生の一発だったに違いない。また、本馬は本ブログの年末推奨馬であり、直前予想の本命馬である。本ブログの存在価値は、このような馬が勝ってこそである。
2着カレンブーケドールは、単勝94.1倍の12番人気だった。スイートピーSを勝ってオークス参戦だったが、オークスでは一枚下だろうという評価だった。ところが、直線早目に先頭に立ち僅差の2着に粘りきったのは素晴らしかった。特にラスト100mからの伸びは素晴らしく、3着クロノジェネシスに2馬身半の差をつけた。
3着クロノジェネシスは終始内の経済コースを通り、直線は内から2頭目の位置を伸びて、残り200mでは2番手に上がりカレンブーケドールに迫った。しかし、残り100mからは離されてしまい、何とか3着を確保したという競馬だった。
4着のウィクトーリアはスタートの不利が残念で、これがなければ2着に迫っていたかもしれないというレースをした。母ブラックエンブレム同様、秋に期待である。
5着ダノンファンタジーは上手く馬群に入れて折り合ったが、直線は思うようには伸びず5着に終わった。最後に掲示板を確保したのは立派だが、力負けだろう。

本ブログ12年目のオークスが終了した。
人気薄だったカレンブーケドールをちゃんと予想しないと競馬には勝てないなとつくづく思った。
記憶力の低下により、競馬の知識は本ブログに頼りきりの私は、レース終了後、カレンブーケドールのスイートピーSのときに何と書いたのか、すぐさま確認した。
『今回は辛勝だったが、出遅れが無ければもう少し楽に勝っていただろう。これでオークスへの優先出走権を獲得したが、今日のメンバーならば出遅れても楽に勝てなければオークスでは厳しいと思う。距離適性があれば、掲示板を狙えるレベルだろう。』と書いている。
私自身、フラワーCや忘れな草賞の勝ち馬はある程度重視するが、トライアル組みは『ギリギリ間に合ったあまり強くない馬』ということで軽視する傾向がある。特に、スイートピーSは重賞でもないので、あまり期待しない傾向があるので反省だ。
本ブログの年末推奨馬であり直前予想の本命馬が勝って、本ブログとしては大成功なのだが、馬券はハズレたので悔しい。
さて、来週のダービーこそ馬券を当てたいが、直前予想の本命馬サートゥルナーリア、本ブログの年末推奨馬ダノンキングリー・ランフォザローゼスにも是非とも頑張ってもらいたい。

2019年ダービー予想

2019年ダービー登録馬
2019年ダービー展望

17頭目の出資馬ラブリランテ(牝4歳)は、2018年9月1日のレース後、JRA復帰を目指し地方競馬に転籍することになり、同年9月に園田競馬の飯田良弘厩舎に入厩した。
園田では4着・2着・3着・2着・4着となかなか勝てなかったが、今年に入り3連勝。それもすべて楽勝で、JRA復帰の条件をクリアした。そして、4月に美浦へと戻ってきた。
園田で3勝してもJRAの500万下では通用しない馬も多いが、スタートや道中の行きっぷりが大幅に改善され、転籍前とはレース内容が大きく変わったため『何とか500万を勝ってくれ』と期待をしていた。
ところが、4月の中旬、復帰に向けての調教中に右前蹄骨骨折を発症。競走能力の喪失との診断が下り、引退することになった。
ショックだが、骨折で予後不良というほどではないのが不幸中の幸いだった。繁殖牝馬として産駒も応援できることで良しとしようと思った。生まれ故郷の船越伸也牧場に移動し、今年は骨折を治して来年から繁殖入りのようだ。順調ならば2021年(令和3年)に初産駒が生まれ、2023年(令和5年)にデビュー。2024年(令和6年)のクラシックに出る?気の長い話しだ。
2017年7月に北海道の牧場へ会いに行った馬である。カワイイ牝馬で愛着もあった。可能ならば子馬を連れたラブリランテにも会ってみたい。

16頭目の出資馬エポカドーロ(牡4歳)は鼻出血により北海道にて長期休養中である。

15頭目の出資馬スズカゼ(牝5歳)も休養中で、復帰は未定だ。
よって、3頭いた現役競走馬が2頭となり、いずれも放牧中となってしまった。

そんな中、18頭目出資馬カインドリー(牝2歳:エポカドーロの半妹)が、3月下旬、関東の育成牧場に移動した。そして、先月の中旬、見学に行った。
「まだまだ幼い」「脚が長いのでまだ成長しそう」「姉(ロンギングエレン)と違って芝が合いそう」と牧場の方はおっしゃっていた。
『デビューは秋かな』というのが率直な感想だが、できるだけ早く1勝してクラシックを意識できる馬になってほしいと思った。
いやいや、オークスを勝つためにこの馬に出資したのだ。せめて、クラシックに出走し、再びあの興奮と感動を味わいたいと強く願っている。

明日は、令和初のオークス。来年は出資馬カインドリーが勝つ予定だが、今年はTV観戦だ。
オークスの前日にダービーの結論である。『1年かけて予想してこの結論かよ』というような予想になってしまった。

【第86回東京優駿(日本ダービー)結論】
◎サートゥルナーリア
2歳新馬(6月10日)
萩S(10月27日)
ホープフルSGⅠ(12月28日)
皐月賞GⅠ(4月14日)
一般的な3歳馬のローテーションは、皐月賞トライアルを使って皐月賞。そして、ダービーは年明け3戦目となるのが一般的なのだが、その「常識」を覆すローテーションで臨むのが皐月賞馬サートゥルナーリアだ。
日米オークス馬シーザリオ産駒で、現在まで4戦4勝GⅠ2勝という完璧な成績だ。更に4戦とも1倍台の圧倒的な人気に推され、人気に応えている。
前走皐月賞の記事では『ゲートの出は速くなかったが、ダッシュよくスッと中団外側につけた。道中もロスなく進み、直線は外から伸びた。ただ、先頭に立ってからはスパッと引き離すことが出来ず、最後まで接戦となった。3ヵ月半の休養明けというのがここで出たのかもしれない。内からダノンキングリーも伸びていて、1~3着は頭-ハナの接戦となったが、抜かれるような雰囲気はなく僅差でも能力は一歩抜けていたというところだろう』と書いている。
接戦になったのは休み明けのため。それでも辛勝ではないということだ。父ロードカナロアが昨年に続き送り出した傑作で、2冠濃厚だと思う。おそらく、ヴェロックス・ダノンキングリーの逆転はないだろう。
C.ルメール騎手騎乗停止のための乗り替わりに一抹の不安はあるが、オーストラリアの期待の若手が上手く乗ってくれると思う。
一週前の追い切りは、栗東CWコースにて3頭併せ。D.レーン騎手が乗り、2頭をゆったりとしたペースで追いかける。直線大外から馬なりで並びかけ、軽く促すとスーっと引き離して2馬身先着。素晴らしい動きに見えた。調子も良さそうで、死角がほとんどなく信頼できる中心馬だと思う。
12年目の本ブログの結論として、サートゥルナーリアがダービー馬になると予想する。

〇ダノンキングリー
2歳新馬(10月8日)
ひいらぎ賞(12月15日)
共同通信杯GⅢ(2月10日)
本ブログでは、毎年年末に牡馬5頭・牝馬5頭を重賞未出走馬から選んで推奨しているのだが、この馬は本ブログの年末推奨馬である。
『マイル戦で連勝中だが、兄や姉も短い距離で活躍している。このままマイル路線を進む可能性もあるが、ディープインパクト×Storm Catの配合なので、ダービーまでは距離延長を試してもらいたい』と当時は書いたが、その馬が有力馬の1頭としてダービーに出走する。
皐月賞は内からスルスルとよく伸びている。2着かなとも思ったがヴェロックスにハナ差の3着。この2着馬に対しては東京芝2400mでの逆転も十分にあるだろう。社台グループ生産馬が全盛のこの時代に、昨年に引き続き浦河産馬が上位に食い込むことができるだろうか。
一週前の追い切りは、栗東CWコースにて2頭併せ。相手を10馬身追いかけて、直線で並ぶと一杯に追って1馬身先着。ラスト1Fが12:7とかかったが、6Fの時計は79:8と速い。一週前でここまで追えるのは好材料だろう。順調だと思う。

▲ヴェロックス
2歳新馬(8月5日)
若駒S(1月19日)
若葉S(3月16日)
夏の小倉で8馬身差圧勝の衝撃的なデビューを果たした。『最後まで追っていればまだまだ伸びるというような走りであり、能力は相当高いだろう』と書いている。
ところが、野路菊S2着・東京スポーツ杯2歳S4着と負けて初戦のレースレベルに疑問を感じ始めていたが、若駒S・若葉Sを連勝。特に若葉Sは3馬身差の圧勝で、皐月賞ではサートゥルナーリアを頭差まで追い詰めた。残り100mでサートゥルナーリアに寄られて接触する不利があり、これがなければ結果は変わっていたかもしれない。皐月賞は惜しい競馬だった。
父ジャスタウェイは新種牡馬である。初年度産駒からヴェロックスとアドマイヤジャスタの2頭をダービーに出走させる。まだJRA重賞勝ち馬は出ていないが、本馬の他にラブミーファイン・アウィルアウェイ・アドマイヤジャスタが重賞で2着になっている。ダービーでどんなレースをするのか。
ただ、上積み十分のサートゥルナーリアを逆転するのはちょっと厳しいかもしれない。皐月賞同様、ダノンキングリーと2着争いになりそうだが、勝ちに行くことで3着確保も厳しくなることも有り得るだろう。
一週前の追い切りは、栗東CWコースにて2頭併せ。相手を2馬身追いかけて、直線は内から追い抜き、一杯に追われ4馬身先着。6F78:7でラスト1Fは11:2の猛時計だった。デビューから1ヵ月~2ヵ月間隔で使われ今回が7戦目となるが、疲れというよりも絶好調という動きだった。この動きを見ると、逆転は無理かもという前言に自信が持てなくなった。


△候補はリオンリオン・ランフォザローゼスがいるのだが、今回のレースは◎〇▲の3頭が抜けているので、△印はつけなかった。
馬単は◎→〇▲の2点。
馬連は◎〇▲ボックスの3点。
3連単は◎→〇▲→〇▲の2点。
もちろん実際の馬券は、馬場状態・パドック・馬体重を見て買うつもりである。

2019年ダービー展望

3月末に1泊2日で札幌旅行へ行った。
馬を見に行くのなら1人で行くが、今回は4人での旅行だったので馬は無し。
4人中2人が札幌へ行くのは初めてなので、札幌と小樽の定番の観光地をめぐった。
得意のLCCを利用し、安いけれどキレイなホテルに泊まり、安いレンタカーを利用。安さを追求した旅行だった。
一緒に行った人たちが気のよい人たちで、何にも気を使うこともなかったため(気を使わせたかもしれないが)とても楽しい旅行だった。

そして、5月10日(金)~12日(日)、2泊3日で家内と宮古島へ行ってきた。
宮古島にはLCCも就航したが、今回はANAを利用した。
石垣島と宮古島には1度は行きたいと思っていて、石垣島は5年前に行った。
今回、初の宮古島だったのだが、1日目は雨、2日目は晴れのち曇り、3日目は曇りのち雨。
沖縄旅行は晴れないと台無しなのだが、何とか晴れた時間もあり、宮古島の素晴らしい景色を見ることができた。

「○○さん、趣味は何ですか?」と聞かれたら、「競馬です」とはなかなか答えられないので、「旅行です」と答えている。確かに旅行は大好きで、最近は旅行の予定がないと何だか落ち着かない。
今回の宮古島旅行が終わり、出資馬の出走(遠征の)予定もないので、今は旅行の予定がまったくない。だから、何だが落ち着かないのだ。

先日、『ツタンカーメンの秘宝』というTVを見ていたら、カイロで巨大な博物館を建築中とのことで、これが2020年完成予定だと言っていた。ツタンカーメンの副葬品も数多く展示されるらしい。
『これは行かなければならない』と思った。
お金はないけど次の目標が決まった。来年は無理かな。でも、再来年あたりにはエジプトへ行きたい。


【ダービー展望】
昨年末12月30日の記事で下記のように書いた。
『ホープフルSを勝ったサートゥルナーリア。新馬-萩S-GⅠと3戦3勝で2歳シーズンを終えた。『パドックでは垢抜けた好馬体が目立っていて・・・』『残り200mで割って出た勝負根性に驚いた』『トライアルも皐月賞も本馬が勝ちそうで、5戦5勝の圧倒的な人気でダービーに出てくるような気がする』『日米オークス馬が、いよいよ日本ダービー馬を出すのか。来年のクラシックが楽しみになってきた』などと記事では絶賛したが、春初戦でしっかりと勝てるようならば書いたことが実現するかもしれない。』
そして春初戦でしっかりと勝ったのだ。それも、休養明けで皐月賞GⅠである。
同じ記事で『忘れてはならない』と書いたのが朝日杯フューチュリティSを勝ったアドマイヤマーズ。こちらはNHKマイルCGⅠを快勝した。
2歳時の勢力図が春になると大きく変わる年もあるが、今年は年末のままといってよい状況である。

12年目の本ブログもあと数日で終了だ。5月26日(日)の2分半のレースのために1年間膨大な時間を使ってきた。それ故に、気持ちよく締めたいところだ。
まずは前哨戦を思い出してみよう。

皐月賞(中山芝2000m)
出走可能18頭中11頭が出走していた。
ホープフルSGⅠを勝って3戦3勝のサートゥルナーリアが単勝1.7倍の1番人気。朝日杯フューチュリティSGⅠを勝ち5戦4勝のアドマイヤマーズが2番人気。共同通信杯GⅢを勝ち3戦3勝のダノンキングリーが3番人気だった。
ダノンキングリーが内4番手につけて、1馬身半差で4番人気のヴェロックスが外6番手。サートゥルナーリアは外9番手を進む。残り600mからヴェロックスとサートゥルナーリアが動き出し先頭との差を詰める。4コーナーで外からヴェロックスが先頭に立ち、1馬身差でダノンキングリーが内目5番手、サートゥルナーリアは先頭から1馬身半差の外6番手でまわる。直線に入ると、サートゥルナーリアが外から伸びて、残り200mで先頭のヴェロックスにクビ差まで迫る。残り150m過ぎでサートゥルナーリアが先頭に立つが、ヴェロックスも粘り僅差での叩き合いとなる。内からダノンキングリーも伸びて3頭での争いとなるが、一番外のサートゥルナーリアが僅かながら出ている。そして、この状態のままゴールした。頭差の2着がヴェロックス、ハナ差の3着がダノンキングリー。ここから4着のアドマイヤマーズまでは2馬身離れた。

青葉賞(東京芝2400m)
出走可能18頭中2頭が出走していた。
京成杯GⅢ2着のランフォザローゼスが1番人気。毎日杯GⅢ2着のウーリリが2番人気。大寒桜賞を勝ったリオンリオンは5番人気だった。
リオンリオンが好スタートからハナに立ち、ランフォザローゼスは4番手につける。リオンリオンが1馬身半差で逃げるが、稍重で5F通過が1分を切るハイペースとなる。残り500mでは2馬身近い差とし、その差を保って4コーナーをまわる。直線に入ると更に差を広げて、残り400mは2馬身以上の差とする。残り300mで2番手に上がったランフォザローゼスが徐々に差を詰めて、残り200mは2馬身差で通過する。残り100mは1馬身差、残り50mでは半馬身差となり、最後は並んでゴール。ハナ差でリオンリオンが粘り切った。

京都新聞杯(東京芝2000m)
出走可能18頭中4頭(内皐月賞出走2頭)が出走していた。
皐月賞6着のタガノディアマンテが1番人気。福寿草特別を勝ちスプリングSは7着に負けたロジャーバローズが2番人気。前走アザレア賞4着のレッドジェニアルは11番人気だった。
ロジャーバローズが逃げて、タガノディアマンテは3番手、ナイママが6番手。レッドジェニアルは8番手につけるが、5F過ぎで10番手に下がる。4コーナーはロジャーバローズが1馬身差で先頭。レッドジェニアルは馬群の後ろ10番手でまわる。直線に入るとレッドジェニアルが外目から追い上げて、残り200mで2番手に上がる。残り100mで逃げるロジャーバローズをレッドジェニアルがかわして先頭に立つものの、ロジャーバローズも粘る。そして、レッドジェニアルがクビ差ロジャーバローズを抑えてゴールした。


プリンシパルSを勝ったザダルは「脚元に疲れが見られる」ということで回避することが発表された。
青葉賞と京都新聞杯の出走馬は皐月賞出走馬に比べて一枚も二枚も落ちるメンバーで、皐月賞上位組みでの再戦というダービーになることが濃厚だと思う。

展開を考えてみよう。
トーラスジェミニやディスモーメントなど、抽選対象馬や除外対象馬に逃げたい馬はいるが、これが出ないと仮定すると、逃げるのはリオンリオンだろう。京都新聞杯で逃げて2着だったロジャーバローズは2番手に抑えそうだ。そして、ヴェロックス・ダノンチェイサー・ランフォザローゼス・サトノルークス・ダノンキングリー・ナイママあたりが続くだろう。中団よりも後方にエメラルファイト・クラージュゲリエ・ニシノデイジー・サートゥルナーリア・メイショウテンゲン。後方グループは、レッドジェニアル・シュヴァルツリーゼ・アドマイヤジャスタ・タガノディアマンテあたりだろう。
リオンリオンは青葉賞で5Fを59:9で逃げて勝ったが、稍重で1分を切るハイペースだった。今回のメンバーでこれよりも遅いことはないと思う。そうなると、5F通過が59秒台前半になるだろう。
サートゥルナーリアは中団よりも後方と書いたが、もしかすると3~4番手あたりにいるかもしれない。そうなると、ヴェロックス・ダノンキングリーあたりはサートゥルナーリアをマークするように進むと思う。ペースによってはリオンリオンは早目に脱落し、残り200mあたりからは皐月賞1~3着馬の叩き合いになるだろう。

次回、結論を書きたいと思う。