2019年11月10日(日)2歳戦

●5東4 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ヴォリアーモ (牝・美浦・木村哲也)
父ルーラーシップ 母リビアーモ(アドマイヤベガ)
2:01:7(上3F33:9)
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。道中6番手から4コーナーは外4番手。直線残り400mあたりで先頭に立ち、3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】50:0-62:6
【レースの上り】11:2-11:4-11:5
頭を上げて気持ち出遅れたが、ダッシュ良く上がり外6番手につける。道中は6番手を進むが、残り800m過ぎで押し上げて、4コーナーは外4番手でまわる。直線に入ると絶好の手応えのまま先頭との差を詰めて、残り400mで馬なりのまま先頭に立つ。この後追い出して後続を離し、残り200mは1馬身半差、残り100mは2馬身半差とし、最後はチャムランテソーロに3馬身1/2差でゴールした。
直線は馬なりで先頭に立ち、3馬身半差を開いた上、2~3着は2馬身離れるなど力の違いを見せつけた。2:01:7-33:9はまずまずで、上り3Fは減速しているが、ラスト2Fは11:4-11:5で走っている。デビュー戦は3着に負けてしまったが、そこから大きく良化したものと思われる。1倍台の1番人気馬が6着に沈んだレースなので若干の不安はあるものの、今日のレース振りを見れば能力上位は明らかで、1勝クラスでも上位争い可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m3着(ローレリスト 0:2)
【母】リビアーモ
23戦6勝。芝1400m3勝・芝1600m3勝。重賞は中山牝馬S(8着・7着)・福島牝馬S(12着)・府中牝馬S(4着)・阪神C(15着)・京都牝馬S(5着)に出走した。
姉(本馬の伯母)アルフォンシーヌはフラワーCGⅢ3着。甥(本馬の従兄妹)アルフレード(牡2009年産・期待度90)は朝日フューチュリティSGⅠを勝ち、NHKマイルCGⅠ2着・東京新聞杯GⅢ2着・新潟大賞典GⅢ3着。姪(本馬の従姉妹)フィリアプーラ(牝3歳・期待度75・現役)はフェアリーSGⅢを勝った。
初仔はJRA1勝・地方1勝。第2仔は1勝。第3仔は地方1勝。第4仔マグナレガーロ(牡4歳)は現役で3勝。第5仔パルティアーモ(牝3歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
期待度60

●5東4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ダイワクンナナ (牝・美浦・国枝栄)
父ノヴェリスト 母ダイワスカーレット(アグネスタキオン)
1:35:6(上3F34:8)
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り350mあたりで先頭に立ち、残り200mから差を広げて3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:6-47:8
【レースの上り】11:4-11:6-11:9
好スタートからしばらくは先行争いに加わるが、1Fあたりで3番手に抑える。道中は3番手で脚をためて、4コーナーは先頭に僅差の外3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、残り400mで先頭のエルメームに並びかける。残り350mあたりで前に出てジワジワと差をつける。残り200mは1馬身弱の差だが、ここからグングンと引き離し、最後はエルメームに3馬身1/2差でゴールした。
直線残り50mからは流しての圧勝。最後までしっかりと追っていたらまだまだ離していただろう。ただ、上りのラップを見ると、引き離したというよりも2着馬が下がっていったと見るべきだろう。今日の馬場で1:35:6-34:8はやや平凡で、2Rの未勝利戦の勝ち馬1:34:1-33:6と比較すると寂しい気がする。それでも最後は流す余裕の勝利で、能力は高いだろう。良血馬の新馬勝ちなので当然注目で、このひと叩きでどこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。大きく良くなれば、1勝クラスでも上位争い可能だろう。
【母】ダイワスカーレット
12戦8勝。桜花賞GⅠ・秋華賞GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・有馬記念GⅠ・ローズSGⅡ・産経大阪杯GⅡを勝ち、有馬記念GⅠ2着・天皇賞秋GⅠ2着・シンザン記念GⅢ2着・チューリップ賞GⅢ2着。アグネスタキオンの代表産駒であり、牡馬なら後継種牡馬として活躍していただろう。そう思うと、牝馬だったのが悔やまれるほどの名馬だ。
母(本馬の祖母)はスカーレットブーケで、兄(本馬の伯父)ダイワメジャーは種牡馬。姉(本馬の伯母)ダイワルージュ、その産駒(本馬の従兄妹)ダイワファルコンなど一族には活躍馬が多数いる。
第2仔ダイワレジェンド(牝2011年産・期待度60)は4勝。第3仔ダイワミランダ(牝2012年産・期待度55)は2勝。第4仔は地方2勝。第5仔ダイワエトワール(牝5歳)は現役で3勝。第6仔ダイワメモリー(牝4歳・期待度50)は現役で3勝。第7仔が本馬。初仔から第7仔の本馬まで、そして第8仔・第9仔までもすべての産駒が牝馬である。
期待度60

●5東4 6R 2歳新馬 芝1800 良
コスモスタック (牡・美浦・堀井雅広)
父ロージズインメイ 母ファインビンテージ(ダンスインザダーク)
1:50:7(上3F33:7)
単勝11.5倍の6番人気からの勝利。道中5~6番手から4コーナーは3番手。直線残り150m過ぎで先頭に立つが2着馬が追い上げて来てハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】51:7-64:3
【レースの上り】11:4-11:2-11:4
好スタートから6番手につける。2F過ぎで4番手に上るが3Fで5番手になる。3コーナーのカーブでスパートして、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り150m過ぎで先頭に立つ。ここで3番手にいたスレプトンが外から差を詰めて来るが、本馬も伸びたので前2頭が3番手以下を引き離す。スレプトンがジリジリと差を詰めて来て、最後は並んでゴール。ハナ差凌ぎきっての勝利だった。
最後はハナ差だったが、本馬も伸びていて2~3着は2馬身半離れた。スローペースだったので上りが速く、ラスト2Fは11:2-11:4である。この時計でもハナ差まで詰めてきたスレプトンを褒めるべきで、僅差だからと評価を落とす必要はないだろう。ただ、1勝クラスで好走するには全体的に時計が足りていない気がする。ラスト1F11:4はまずまずだが、このペースだったら11:2程度でも良かっただろう。このひと叩きでどこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。
【母】ファインビンテージ
15戦2勝。芝1200m2勝。重賞未出走。
初仔はJRA2勝・地方8勝。第5仔は地方1勝。第6仔マイネルアプラウス(牡3歳)は現役で1勝。第7仔が本馬。
期待度50

●5京4 5R 2歳新馬 芝1800 良
グランデマーレ (牡・栗東・藤岡健一)
父ロードカナロア 母グランデアモーレ(ネオユニヴァース)
1:49:7(上3F34:2)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中は半馬身~1馬身差での逃げ。4コーナーは2馬身弱の差の先頭でまわり、直線は後続を引き離し3馬身差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】49:9-63:0
【レースの上り】11:8-10:9-11:5
好スタートから難なくハナへ。まずは半馬身差で逃げるが、3F過ぎてから差を広げて1馬身以上の差で逃げる。4コーナーでややスパートして後続を離し、2馬身弱の差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは2馬身半差とする。残り100mは3馬身差として、このあと藤岡佑介騎手は手綱を緩めて流す。それでも差は変わらず、最後はオメガエリタージュに3馬身差でゴールした。
逃げて直線で引き離し、最後は流して圧勝。強い競馬だった。スローペースでの逃げだったが、勝ち時計は1分50秒を切って来た。逃げ馬が上り最速のタイムを出したので、これこそが『完封』というような勝利だった。最後まで追っていればもっと引き離したと思われる勝利であり、1勝クラスでの走りも楽しみとなった。500㎏という馬体重でデビューだが、あまり太め感はなく、ある程度は仕上がっていたのだろう。このひと叩きで更に良くなるだろうから、1勝クラスならば勝ち負けになると思う。
【母】グランデアモーレ
2010年産期待度55。13戦4勝。7月の札幌芝1800m新馬戦を勝ち、2戦目の札幌2歳SGⅢは6着。3戦目エリカ賞に出走登録したがフレグモーネで出走取り消し。そこから長期休養となりクラシックには出走できなかった。その後は重賞出走はなく、ダート1400m・芝1500m・芝1400mの条件戦を勝ち、5歳秋のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)シュペルミエール(牡2013年産・期待度55)は日経新春杯GⅡ3着。
本馬が初仔。
期待度65

●5京4 9R 黄菊賞(1勝クラス) 芝2000 良
シンプルゲーム (牡・美浦・黒岩陽一)
父ハーツクライ 母ウィラビーオーサム(Awesome Gambler)
2:02:1(上3F34:7)
単勝19.6倍の6番人気からの勝利。道中8番手から残り800mでスパートして4コーナーは先頭でまわる。直線は追いかけてくる2着馬をハナ差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:8-62:4
【レースの上り】11:5-11:6-11:7
まずまずのスタートから抑えて8番手につける。向正面も8番手を進むが、残り800mから動き出し外からマクルようにして上がり残り600m過ぎで先頭に立つ。4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると後続に1馬身半差で逃げるが、外からポタジェが伸びて、残り200mは1馬身差で通過する。残り100mは半馬身差で、その後も差が詰まり並ばれてゴール。ハナ差での辛勝だった。
最後は詰められたが本馬も伸びたので2~3着が3馬身離れた。僅かながら減速する上り3Fのラップで、ラスト1Fは11:7と落ちている。今日の馬場で2:02:1-34:7はばまずまずの時計だが、レース振り同様もう少しインパクトがほしいところだ。次は重賞だろうが、今のままでは厳しいと思う。相手に恵まれての上位争いだろう。デビュー戦は2着に負けて、前走2戦目はダート1800m戦で勝ち上がった異色の経歴だが、大差勝ちをしたのでもう一度芝を試してみようという気で出走してきたと思われる。ただ、この後もっともっと良くならないと、来春はダートを走っているかもしれない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 福島芝2000m2着(エヴァーガーデン 1/2馬身)
②未勝利 中山ダ1800m1着(アイルビーメジャー 大差)
【母】ウィラビーオーサム
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り19戦5勝。サンタアニタオークス米GⅠ・サンタイサベルS米GⅢを勝ち、ラカナダS米GⅡ3着。
日本での第2仔は地方2勝。第3仔が本馬。
期待度65

2019年11月9日(土)2歳戦

●5東3 4R 2歳未勝利 芝1800 良
ヴィズサクセス (牡・美浦・手塚貴久)
父Siyouni 母Viz(Darshaan)
1:50:4(上3F33:3)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。道中は最後方9番手から4コーナーも外9番手。直線外から伸びて残り100mからは3頭の叩き合いとなってハナ差競り勝った。
【先頭の通過】50:7-63:6
【レースの上り】11:5-11:0-11:5
気持ち出遅れて最後方からの競馬となる。道中は最後方9番手を進み、4コーナーも7・8番手馬と僅差の外9番手。直線に入ると一番外から伸びて、残り200mは3番手で通過する。残り100mは3頭が横に並んで通過。その後、最内のグレイスフルダンスとの叩き合いとなる。ゴール前で僅かながら前に出て、最後はハナ差競り勝ってゴールした。
出遅れた上にスローペースになって最悪の展開だった。それでも直線は外から伸びて、最後は競り勝った。上り3F33:3の脚を使い、着差は僅差でも能力差を感じるレースだった。ただ、このペースならばラスト1Fは11秒台前半でもおかしくはなく、負かした相手もそれほどのレベルではないだろう。末脚は確かだが2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。父SiyouniはNureyev系Pivotalの産駒で、現役時はジャンリュクラガルデール賞仏GⅠを勝っている。日本では本馬を含め12頭の産駒が登録されているが、これが産駒3勝目である。本ブログで記事にしたのはタングルウッド(牡2015年産・期待度65)以来2頭目だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m2着(ルナシオン 1/2馬身)
【母】Viz
アイルランド産の繁殖牝馬。イギリス・イタリア・ドイツ・フランスで走り英4戦1勝・伊1戦1勝・独1戦0勝・仏1戦0勝。通算7戦2勝。
兄(本馬の伯父)ForbearingはローズオヴランカスターS英GⅢ2着・ウインターヒルS英GⅢ3着。
アイルランド産の産駒Viztoria(牝2010年産)は愛4勝・英1勝。英パークS英GⅡ・アサシS愛GⅢを勝ち、クリテリヨムドメゾンラフィット仏GⅡ2着・英BCスプリントS英GⅡ3着。
期待度50

●5京3 4R 2歳未勝利 芝2000 良
シルヴェリオ (牡・栗東・池添学)
父ハーツクライ 母シルヴァースカヤ(Silver Hawk)
2:01:2(上3F34:9)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中2番手から残り800m過ぎで先頭。4コーナーは2馬身差の先頭で、直線は後続を引き離して4馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:5-62:1
【レースの上り】11:6-11:4-11:9
好スタートから道中はクビ差程の2番手を進み、3コーナーの残り800m過ぎで逃げ馬をかわして先頭に立つ。4コーナーでスパートし、2馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mで4馬身近い差とする。残り100mで4馬身差とし、最後はベーリーオクルスに4馬身差でゴールした。
初戦・第2戦と単勝1倍台で負けた鬱憤を晴らすような圧勝だった。道中は逃げ馬をマークするように進み、3コーナーで先頭。直線は大きく引き離した。これが本当の実力と言わんばかりの勝利で、強い競馬だった。ラスト1Fが11:9と落ちたのが残念だが、残り4Fからペースが上がって11:7-11:6-11:4で走った後なので、単走になったラスト1Fが11:9でも仕方がないだろう。むしろ11秒台ならば褒めるべきである。速い時計が出ていない今日の馬場で2:01:2-34:9ならば上々で、1勝クラスでも上位争い可能だと思う。
【戦歴】3戦1勝
①新馬 阪神芝1800m4着(レッドベルジュール 1:0)
②未勝利 阪神芝2000m4着(アカイイト 0:4)
【母】シルヴァースカヤ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り8戦5勝。ミネルヴ賞仏GⅢ・ロワイヨモン賞仏GⅢを勝った。
姉(本馬の伯母)デインスカヤ(Daneskaya)はアスタルテ賞仏GⅡを勝った。その産駒(本馬の従兄弟)シックスセンスは種牡馬。同じく産駒(本馬の従兄弟)デルフォイ(牡2006年産・期待度75)は京都新聞杯GⅡ2着。姉(本馬の伯母)MumtazはイートンタウンS米GⅢ2着・サンロマン賞仏GⅢ3着。兄(本馬の伯父)Beriskaioはギシュ賞仏GⅢ3着。
ドイツ産の初仔Seville(牡2008年産)は愛1勝・豪1勝。ザメトロポリタン豪GⅠを勝ち、愛ダービー愛GⅠ2着・パリ大賞仏GⅠ2着・レイシングポストトロフィ英GⅠ2着・ターンブルS豪GⅠ2着・ダンテS英GⅡ2着・グレイトヴォルティジュールS英GⅡ3着。アイルランド産の初仔は愛1勝。日本での初仔ヴィルジニア(牝2010年産・期待度65)は3勝。第2仔は2勝。第4仔シルバーステート(牡2013年産・期待度85・年末推奨馬)は4勝。種牡馬。第5仔ヘンリーバローズ(牡2015年産・期待度75・年末推奨馬)は1勝。種牡馬。第7仔が本馬。
期待度60

●5京3 11R デイリー杯2歳S(GⅡ) 芝1600 良
レッドベルジュール (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母レッドファンタジア(Unbridled's Song)
1:34:5(上3F33:8)
単勝7.7倍の3番人気からの勝利。道中10番手から4コーナーも内10番手。直線内ラチ沿いから伸びて残り150m手前で先頭に立ち1馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】35:3-47:8
【レースの上り】11:4-11:4-12:0
まずまずのスタートだが抑えて後方へ。道中は最後方から2頭目の10番手を進む。9頭の馬群から2馬身近く間をあけて走るが、3F過ぎには馬群に追いつく。4コーナーは内をまわり、先頭から5馬身近い差の内10番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いから伸びて、残り200mは半馬身差の3番手で通過する。残り150m手前で先頭に立ち、残り100mで1馬身半ほど引き離す。そして最後はウイングレイテストに1馬身1/2差でゴールした。
デビュー戦は好スタートから2番手につけたが、今回はゲートを出た後のダッシュが悪く、後方に抑えた。後方で脚をためて直線は弾けるように伸びての完勝だった。+28kgの478㎏での出走だったが、パドックの映像を見ると太め感はなく、デビュー戦から4ヵ月半で大きく成長したようだ。デビュー戦は芝1800mを好位から競り勝ち、今回は芝1600mを後方から差してきた。自在な走りのできる馬であり、ペースに左右されないところは今後のアドバンテージになるだろう。今日の馬場で1:34:5-33:8ならば優秀で、ラスト12:0と落ちているが問題ないだろう。順調ならば朝日杯ジュベナイルフィリーズの有力馬になりそうで、出走すれば好勝負できると思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1800m1着(メイショウボサツ クビ)
期待度80(up)

●3福3 5R 2歳新馬 芝2000 良
シーズンズギフト (牝・美浦・黒岩陽一)
父エピファネイア 母シーズンズベスト(ゼンノロブロイ)
2:03:6(上3F34:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中7~9番手だが3コーナーから上がり4コーナーで先頭に立つ。直線は食い下がる2着馬を振り切って1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:9-63:5
【レースの上り】12:0-11:4-11:5
まずまずのスタートから1コーナーは外9番手でまわる。向正面に入っても9番手だが、5Fあたりで8番手に上がる。6F過ぎで7番手となり、残り600mあたりから外を通り押し上げる。4コーナーは5頭が横に並び、一番外から先頭に立つ。直線に入ると外から伸びるが、すぐ内にいたキングオブドラゴンが食い下がり残り200mは頭差の先頭で通過する。残り100mまで頭差程度で粘るが、ここから引き離し最後は1馬身1/4差でゴールした。
スタート直後、内のカフェメモワールとぶつかったが何事もなく流れに乗った。スローペースとなり、丸山元気騎手は3コーナーから位置を上げた。早目に先頭に立ち、2着馬を振り切っての勝利。ラスト2Fは11:4-11:5で走っている。ローカルの新馬戦なのでレベルはやや落ちるだろうが、その中での完勝で、2~3着は2馬身1/2、3~4着は3馬身1/2と離れた。476㎏の牝馬で、デビュー戦ながら他馬と接触しても怯まなかった根性は立派である。牝馬の芝200m新馬勝ちなので今後は使うレースが難しいが、今日のレースぶりならば1勝クラスでも上位争いは可能だろう。
【母】シーズンズベスト
2007年産期待度60。14戦3勝。8月の札幌芝1800m新馬戦を快勝したが、故障で長期離脱。クラシックには出走できなかった。その後は芝1800mと芝1500mに勝ったが、重賞には出走しなかった。
母(本馬の祖母)シーズアン(Seazun)はチヴァリーパークS英GⅠを勝ち、ネルグウィンS英GⅢ2着。
初仔は地方5勝。第2仔は地方2勝。第3仔が本馬。
期待度55

マヤノトップガン死亡

マヤノトップガンが11月3日(日)、老衰のため優駿スタリオンステーションで亡くなった。27歳だった。

1995年の菊花賞GⅠと有馬記念GⅠを勝ち、1996年の宝塚記念GⅠ・1997年天皇賞春GⅠも勝ったGⅠ4勝の名馬である。
引退後は種牡馬入り。チャクラ・プリサイスマシーン・キングトップガン・ムスカテールなどの重賞勝ち馬を出した。
本ブログでは5頭の産駒に期待度をつけている。
P7311767.JPG
マヤノトップガン(撮影:筆者)

上の写真は2017年7月31日に優駿スタリオンステーションに立ち寄った際に撮影したものである。
往年の名馬がまた1頭亡くなったが、大往生なので幸せな馬生だったのだろう。

2019年11月3日(日)2歳戦

●5東2 4R 2歳新馬 芝1600 良
サトノフウジン (牡・美浦・堀宣行)
父ディープインパクト 母コンテスティッド(Ghostzapper)
1:35:6(上3F33:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中11~12番手から4コーナーは外10番手。直線残り30mあたりで先頭に立ち、クビ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:8-48:1
【レースの上り】11:8-11:5-11:4
ゲートはまずまず出たがダッシュが悪くて離れた最後方12番手まで下がり、2F手前から何とか盛り返していく。2.5Fあたりで11番手に上がり、しばらくこの位置で脚をためる。4コーナーで1頭かわして、外目10番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り200mは5番手で通過する。残り100mは先頭から1馬身半差の3番手だが、残り30mあたりで前2頭をまとめてかわしオシリスブレインにクビ差でゴールした。
スタートダッシュの悪さは致命的で、これで勝ったのだから驚きである。特に上り3Fは加速するラップの中を追い上げた。おそらくラスト1Fは10:9程度で走っただろう。クビ差での辛勝だが、間違いなく能力は高いと思う。ただ、スタートダッシュを矯正しなければどうにもならない。直線に入ってからは口向きが悪く、首を傾げながら走っていた。若さを数多く見せながらの勝利で、1勝クラスで活躍できるかはどこまで改善できるかで決まるだろう。完璧に改善できれば重賞でも上位争い可能だと思う。
【母】コンテスティッド
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り7戦5勝。エイコーンS米GⅠ・テストS米GⅠ・エイトベルズS米GⅢを勝った。
弟(本馬の叔父)MoslerはハイランダーS米GⅡ3着。弟(本馬の叔父)Air Vice MarshalはシュパーラティヴS英GⅡ2着。
日本での初仔サトノルーラー(騸5歳・期待度55)は現役で3勝。第2仔ギベオン(牡4歳・期待度75・年末推奨馬)は現役で3勝。中日新聞杯GⅢを勝ち、NHKマイルCGⅠ2着・毎日杯GⅢ2着。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて2億1600万円で取引された。
期待度60

●5東2 5R 2歳新馬 芝2000 良
スカイグルーヴ (牝・美浦・木村哲也)
父エピファネイア 母アドマイヤセプター(キングカメハメハ)
2:01:4(上3F34:1)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中は1馬身半~2馬身差で逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線は後続を引き離し5馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:5-62:3
【レースの上り】11:8-11:2-11:1
好スタートから道中は2馬身差で逃げる。4Fあたりで1馬身半差になり、残り800mは1馬身差となる。4コーナーで再び差を広げ、1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると馬なりのまま2馬身差をキープし、残り300mから軽く促すと差を広げて、残り200mで4馬身差とする。このあと、残り100m手前でC.ルメール騎手は後ろを振り返る余裕で、残り50m手前でも振り返り、手綱は持ったままゴール。ナンヨーユウヤクに5馬身差での勝利だった。
衝撃のデビュー戦だった。直線は追うことなく、上り3Fは11:8-11:2-11:1と加速した。馬なりで11:2-11:1は驚きで、追っていたらどのくらいの時計が出たのだろう。下記百日草特別よりもペースは遅いのに勝ち時計で0:5速く、それを馬なりで出すのだから1勝クラスは当然勝ち負けになるだろう。牝馬なのでこの後使うレースが難しいが、牡馬混合の重賞でもかなりやれると思う。次はどのレースを使うのか。楽しみな馬が出てきた。
【母】アドマイヤセプター
2008年産期待度70。27戦5勝。8月の札幌芝1500m新馬戦を7馬身差で圧勝し、札幌2歳SGⅢは3着。3戦目エリカ賞7着後、フェアリーSGⅢ3着。5戦目のこぶし賞6着、6戦目フローラSGⅡは11着に負けてクラシック出走はならなかった。古馬になり京阪杯GⅢ2着・スワンSGⅡ3着など重賞で好走。6歳1月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯GⅠ2勝・ローズSGⅡ・阪神牝馬SGⅡ・マーメイドSGⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・桜花賞GⅠ3着・天皇賞秋GⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着。弟(本馬の叔父)アドマイヤトライ(牡2009年産・期待度60)は阪神スプリングJJGⅡ3着。弟(本馬の叔父)ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)は種牡馬。
第2仔が本馬。
期待度75

●5東2 8R 百日草特別(1勝クラス) 芝2000 良
ホウオウピースフル (牝・美浦・大竹正博)
父オルフェーヴル 母ツルマルワンピース(キングカメハメハ)
2:01:9(上3F33:6)
単勝4.2倍の2番人気からの勝利。道中2~3番手から4コーナーは3番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を離して2馬身差での快勝だった。
【先頭の通過】49:2-61:9
【レースの上り】11:6-10:9-11:2
好スタートから2番手につけるが、2F過ぎで3番手に下がる。この後、3番手を進み、4コーナーは先頭から1馬身差の外3番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま差を詰めて、残り400m過ぎで追い出して残り300mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、残り200mは1馬身半差とする。この後も差を広げて、最後はアカイイトに2馬身差でゴールした。
5頭立てと寂しい頭数の競馬だったが、期待度60が3頭、期待度55が1頭と、ある程度レベルの高いレースだった。5Fまではまずまずのペースだったが、5F過ぎて13:2-13:1とペースが落ちて、直線勝負となった。その中で上り33:6で走った本馬が勝利。途中でペースダウンした分、ラスト2Fは10:9-11:2と速かった。2馬身差の圧勝なので褒めたいところだが、上記新馬戦で2:01:4を馬なりで出した馬がいて、それよりも0:5も遅いのは残念である。途中でペースが緩んだにしても、デビュー戦の馬よりも時計内容が悪いので、手放しに褒められない。ただ、今日のレース振りならば重賞でも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 札幌芝1800m1着(アンティシペイト 1馬身1/2)
期待度70(up)

●5京2 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ディープボンド (牡・栗東・大久保龍志)
父キズナ 母ゼフィランサス(キングヘイロー)
2:01:1(上3F35:0)
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーも外5番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち、後続を離して3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:0-61:3
【レースの上り】11:9-11:7-12:0
好スタートから抑えて1コーナーは4~6番手でまわる。向正面は5番手を進み、4コーナーで差を詰めて5頭が横に広がっての一番外5番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち、後続を引き離す。残り200mで2馬身弱の差とし、残り100mは2馬身半差で通過する。そして最後はアイアンバローズに3馬身差でゴールした。
13秒台のない澱みのないペースで、残り4Fからペースが上がった。直線で引き離し、ラスト1Fは12:0と落ちたが、残り4Fから11秒台が続いた後なので仕方がないだろう。速い時計は出ていない今日の馬場で2:01:1-35:0ならば十分で、勝ちっぷりも良かった。これならば1勝クラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 京都芝2000m3着(キムケンドリーム 0:4)
【母】ゼフィランサス
22戦3勝。芝1200m1勝・芝1600m1勝・ダート1800m1勝。重賞は秋華賞(18着)に出走した。
甥(本馬の従兄弟)ローレルゲレイロは種牡馬。甥(本馬の従兄弟)リキサンマックスはきさらぎ賞GⅢ2着。
初仔ダンケシェーン(牡4歳)は現役で2勝。本馬は第3仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて1782万円で取引された。
期待度60

●5京2 5R 2歳新馬 芝1800 良
トゥルーヴィル (牡・栗東・斉藤崇史)
父ディープインパクト 母レディドーヴィル(Fasliyev)
1:53:3(上3F33:9)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは内4番手。直線の残り100m手前で先頭に立ち、外から伸びた2着馬をクビ差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】52:3-66:1
【レースの上り】12:1-11:1-11:0
まずまずのスタートから3番手につける。4Fあたりで3番手に上がるが、5Fあたりで再び4番手に下がる。4コーナーは内から外目に出して、先頭から1馬身半差の3番手でまわる。直線に入ると前が壁になり、残り300m過ぎで外に出す。残り200mは1馬身半差の4番手だが、残り100m手前で前3頭をまとめてかわして先頭に立つ。この後、外から伸びて来たシュルシャガナとの叩き合いとなるが、クビ差を最後まで保ちゴールした。
超スローペースの直線勝負の競馬となった。勝ち時計1:53:3は平凡だが、スローペースだったので仕方がないだろう。このペースで上り3F33:9は残念だが、残り2Fまでペースが上がらず、ラスト2Fが11:1-11:0なので問題ないだろう。むしろ、加速する上りだったので時計はあまり気にしなくて良さそうだ。最後は叩き合いとなり、抜かされる気配はまったくなかったが、離すこともできなかったのは残念である。ただし、離していたらラスト1Fは10秒台になってしまうので、MAXの走りだったのかもしれない。1勝クラスでは大幅に時計を詰めそうで、上位争いも可能だと思う。
【母】レディドーヴィル
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・ドイツ・イギリス・アイルランドで走り仏10戦1勝・独1戦1勝・英12戦4勝・愛2戦0勝。通算25戦6勝。ランドトロフィ独GⅢを勝ち、ミエスク賞仏GⅢ2着・フレッドダーリングS英GⅢ3着・カルヴァドス賞仏GⅢ3着。
母(本馬の祖母)Mercalleはカドラン賞仏GⅠを勝ち、ミネルヴ賞仏GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ファビラスラフインは秋華賞GⅠ・ニュージーランドT4歳SGⅡを勝ち、ジャパンCGⅠ2着。 その産駒(本馬の従兄弟)ギュスターヴクライ(牡2008年産・期待度70)は阪神大賞典GⅡを勝ち、ダイヤモンドSGⅢ2着・京都大賞典GⅡ3着。
日本での初仔は地方2勝。第3仔レプランシュ(牡2013年産・期待度70・年末推奨馬)は2勝。きさらぎ賞GⅢ2着。第4仔ポールヴァンドル(牝2014年産)は3勝。紫苑SGⅢ3着。第6仔が本馬。
期待度55

●3福2 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ミッキーハッスル (牡・美浦・久保田貴士)
父ダノンバラード 母ミッキーレモン(ロージズインメイ)
1:48:7(上3F35:8)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。出遅れて向正面で15番手から6番手に上がり、4コーナーは外4番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】47:4-60:0
【レースの上り】12:3-11:7-12:3
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり1コーナーは15番手でまわる。向正面は14番手を進むが、4F過ぎから仕掛け気味に追い上げて、6F過ぎで6番手まで上がる。更に差を詰めて4コーナーは先頭にから1馬身差の外4番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り150mあたりで先頭に立つ。この後、なかなか引き離せなかったが残り50mあたりから差をつけて、最後はウインアステロイドに1馬身1/4差でゴールした。
出遅れて後方から追い上げる競馬。向正面で脚を使って押し上げて、4コーナーでは1馬身差まで詰めた。これだけ消耗しながらも最後までしっかりと走ったのは立派である。レースの前半が速かった分、ラスト1Fは12:3と落ちたのは仕方がないだろう。デビュー戦では、昨日の東京未勝利戦を圧勝したビターエンダーにクビ差だったので能力的には上位であり、ローカルの未勝利戦ならば順当勝ちだったと思う。ペースは異なるが、下記きんもくせい特別よりも0:6も速い。今日は少々乱暴なレースだったが、普通に走れば1勝クラスでも上位争いは可能だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝2000m4着(フローズンスタイル 0:3)
【母】ミッキーレモン
16戦3勝。ダート1600m1勝・芝1600m1勝・芝2000m1勝。重賞未出走。
初仔ミッキーチャイルド(牡4歳)は現役で1勝。第2仔ミッキーセオリー(牡3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●3福2 9R きんもくせい特別(1勝クラス) 芝1800 良
ココロノトウダイ (牡・美浦・手塚貴久)
父エイシンフラッシュ 母フェアリーダンス(アグネスタキオン)
1:49:3(上3F34:6)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中3~5番手から4コーナーは2番手。直線に入ると先頭に立ち、粘る2着馬を1/2馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】50:1-62:6
【レースの上り】11:6-11:2-11:9
好スタートから抑えて5番手につける。4F手前で押し上げて3番手に上がる。更に残り600m過ぎで2番手に上がり、4コーナーは先頭のエヴァーガーデンに並びかけて僅差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち引き離しにかかるが、エヴァーガーデンも伸びてなかなか離せない。残り100mで1馬身弱の差とするが、ここから盛り返されて、最後は1/2馬身差でゴールした。
2着馬が粘ったので1/2馬身差の辛勝だったが、2~3着は5馬身も離れたので、この2頭が抜けていた。ややスローの競馬で上りは11秒台のラップとなったが、ラスト1Fが11:9と落ちてしまっている。ここを11:5程度で走り、勝ち時計も1分48秒台にしないと重賞では厳しいだろう。特に、上記未勝利戦よりも0:6も遅いのは残念で、レースレベル自体が低かったかも知れない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 福島芝1800m2着(ディアセオリー 1馬身)
未勝利 新潟芝1800m1着(ヴィクターバローズ クビ)
期待度60(up)

2019年11月2日(土)2歳戦

●5東1 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ビターエンダー (牡・美浦・相沢郁)
父オルフェーヴル 母ビタースウィート(Afleet Alex)
2:00:3(上3F35:0)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは外目3番手。直線残り350m手前で先頭に立ち、後続を離して3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】48:3-61:0
【レースの上り】11:6-11:5-12:0
好スタートから外3番手につける。3Fあたりで4番手になり3コーナーで3番手に上がる。4コーナーは先頭から1馬身弱の差の外目3番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま先頭に迫り、残り350m手前で先頭に立つ。ここから追いだして伸び、残り200mは1馬身半差、残り100mは2馬身半差とし、最後はロードオマージュに3馬身差をつけてゴールした。
終始好位につけて直線は馬なりで先頭。追って3馬身離す完璧な競馬だった。ラスト1Fが12:0と落ちたのが残念だが、勝ち時計2:00:3-35:0ならば十分だろう。欲をいえばもう0:2程速ければ良かったが、ラストは単走になったので仕方がないだろう。強い競馬で圧勝したが、新馬戦から上積みも大きかったと思う。父オルフェーヴルで馬主がヒダカ・ブリーダーズ・ユニオン、新馬戦3着から2戦目圧勝となると、私の出資馬エポカドーロと同じである。そうなると、1勝クラスも圧勝するはずだが、どうなるか。少なくても上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝2000m3着(フローズンスタイル 0:3)
【母】ビタースウィート
JRA32戦3勝・地方7戦3勝。JRAではダート1700m2勝・ダート1800m1勝で重賞未出走。
初仔サトノフォース(牡3歳)は現役で2勝。第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3888万円で取引された。
期待度60

●5東1 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
クーファイザナミ (牝・栗東・武幸四郎)
父ディープインパクト 母イーデンズコーズウェイ(Giant's Causeway)
1:37:1(上3F34:6)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーは馬群の中4番手。直線内から伸びて残り100m過ぎで先頭に立ち3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:2-49:2
【レースの上り】11:8-11:7-11:4
まずまずのスタートからダッシュ良く上がり4番手につける。3コーナーで5番手になるが、4コーナーは馬群の中4番手でまわる。直線に入ると馬群の中で内へ外へと抜け出す位置を探し、残り300mあたりで内が空いたので内ラチ沿いから伸びる。残り200mは3番手だが、ここからインを強襲し、残り100m過ぎでディヴィニティをかわして先頭に立つ。そして3/4馬身差でゴールした。
直線は内ラチ沿いをしっかりと伸びての勝利だった。ややスローペースとなり加速する上りになった。ラスト1Fは11:4と最後までしっかりと走れている。着差は3/4馬身だが、馬群をすんなり抜け出せなかったこともあり能力差は着差以上あるだろう。ただ、勝ち時計1:37:1-34:6は平凡で、このひと叩きで大きく変わらなければ1勝クラスでは厳しいだろう。412kgの小柄な牝馬で、上積みは薄いかもしれない。
【母】イーデンズコーズウェイ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り7戦1勝。
兄(本馬の伯父)パラダイスクリーク(Paradise Creek)・I'm Very Irish・Wild Event・Forbidden Appleは種牡馬。甥(本馬の従兄妹)デビッドジュニア(David Junior)も種牡馬。
米国産の第2仔Eden's Moon(牝2009年産)は米3勝。ラスヴィルヘネスS米GⅠ・サンクレメンテH米GⅡを勝ち、ハリウッドオークス米GⅡ2着・サンタアニタオークス米GⅠ3着・インディアナオークス米GⅡ3着。第4仔ゼンノサーベイヤー(牡6歳)は日本で走り現役で5勝。英国産の初仔クーファディーヴァ(牝5歳)は日本で走り現役で1勝。第2仔クーファウェヌス(牝4歳)は日本で走り現役で1勝。本馬は日本での初仔。
期待度50

●5東1 11R 京王杯2歳S(GⅡ) 芝1400 良
タイセイビジョン (牡・栗東・西村真幸)
父タートルボウル 母ソムニア(スペシャルウィーク)
1:20:8(上3F33:5)レコード
単勝2.1倍の1番人気に応えた。道中7番手から4コーナーは8番手。直線残り150m過ぎで先頭に立ち、2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】34:9-46:7
【レースの上り】11:3-11:3-11:5
好スタートから抑えて7番手につける。3コーナーでは前が詰まったためか頭を上げて8番手に下がる。4コーナーは馬群の外目8番手でまわる。直線に入ると外目から馬群を抜けて、残り250mあたりで2番手に上がり、残り150m過ぎでビアンフェをかわして先頭に立つ。そして引き離し、2馬身差でゴールした。
3コーナーでロスがありながら、2馬身差の完勝だった。強い競馬で、勝ち時計1:20:8は、2012年サフラン賞でタガノミューチャン(牝2010年産・期待度55)がマークしたレコードを0:4更新した。東京芝1400mも1分20秒台に突入である。函館2歳Sの1・2着が逆になっての決着で、この世代の短距離戦は今のところこの2頭が他馬をリードしているということだろう。ダービー馬を探す本ブログでの扱いは難しいが、とりあえずは朝日杯フューチュリティSの有力馬になりそうだ。
【戦歴】3戦2勝
新馬 阪神芝1400m1着(レッドブロンクス 2馬身1/2)
②函館2歳SGⅢ 函館芝1200m2着(ビアンフェ 1馬身3/4)
期待度60(up)

●5京1 4R 2歳未勝利 芝1800 良
キングサーガ (牡・栗東・池江泰寿)
父キングカメハメハ 母ディアマイベイビー(ディープインパクト)
1:48:3(上3F35:0)
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中6~8番手から4コーナーは外5番手。直線残り150m手前で先頭に立ち、追い上げてきた2着馬をクビ差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】47:7-60:6
【レースの上り】11:9-11:5-11:9
好スタートから抑えて8番手につける。3F手前で6番手に上るが4F手前で7番手に下がる。残り800mから外を通り押し上げて4コーナーは先頭から3馬身半差の外5番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り150m手前で先頭に立つ。残り100mは内のチェスナットドレスに僅差の先頭で通過するが、外からレッドラトゥールが伸びて来る。残り50m過ぎでチェスナットドレスを振り切るが、外のレッドラトゥールが迫り、最後はクビ差凌ぎきってゴールした。
道中は中団を進み、残り4Fでスパート。直線で先頭に立ってからはスパッと離せず、後方からの馬に迫られた。ラスト1Fが11:9と落ちていて、ゴール前は迫られての辛勝だった。勝ち時計1:48:3はまずまずだが、上り3Fは35:0とかかっていて、勝ちっぷりにはインパクトが足りない。新馬戦2着の2番人気馬が大敗したため、上位の馬たちのレベルは低かった。おそらく2勝目まで時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝2000m2着(エバービクトリアス ハナ)
【母】ディアマイベイビー
2010年産期待度70。17戦2勝。新馬3着、未勝利2着後、3戦目の9月の阪神芝1600m未勝利戦を勝った。4戦目のファンタジーSGⅢは9着だったが、5戦目白菊賞を快勝し、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠは9着に負けた。春初戦の橘Sは8着に負けて、クラシック出走はならなかった。
兄(本馬の伯父)ゴスホークケン(牡2005年産・期待度85)は種牡馬。弟(本馬の叔父)アウェイク(牝2013年・期待度55)はフローラSGⅡ3着。
第2仔が本馬。
期待度45

●5京1 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
クラヴェル (牝・栗東・安田翔伍)
父エピファネイア 母ディアデラマドレ(キングカメハメハ)
1:35:2(上3F34:9)
単勝5.5倍の4番人気からの勝利。道中7番手から4コーナーは外6番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:1-47:3
【レースの上り】12:2-11:7-11:6
まずまずのスタートから外目7番手につける。残り600mから徐々に差を詰めて、4コーナーは先頭から2馬身半差の外6番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り150mあたりで先頭に立ち後続を突き放す。残り100mではクレデンザに1馬身弱の差だが、グングンと差をつけて、最後は2馬身1/2差でゴールした。
3~4コーナー中間までは7番手で我慢をして、残り600mから馬なりで差を詰めた。直線に入るとしっかりと伸びて、先頭に立ってからも突き放した。ややハイペースになったが上り3Fが加速するラップになり、その中を追い上げて引き離したのは立派である。1:35:2-34:9も、デビュー戦で今日の馬場なら十分だろう。424kgとやや小ぶりな牝馬だが、今日のレース振りならば大きな上積みがなくても1勝クラスなら上位争いできそうで、良化次第では勝ち負けになると思う。
【母】ディアデラマドレ
2010年産期待度55。16戦6勝。9月の阪神芝1400m新馬戦を勝ったものの、骨折で休養。2戦目はスイートピーSで9着に負けてクラシック出走はできなかった。古馬になり重賞戦線で活躍。府中牝馬SGⅡ・マーメイドSGⅢ・愛知杯GⅢを勝ち、エリザベス女王杯GⅠ3着。 5歳時の宝塚記念(6着)出走を最後に引退した。
母(本馬の祖母)ディアデラノビアはフローラSGⅡ・京都牝馬SGⅢ・愛知杯GⅢを勝ち、中山牝馬SGⅢ2着・優駿牝馬GⅠ3着・ヴィクトリアマイルGⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着・マイラーズCGⅡ3着・オールカマーGⅡ3着・阪神牝馬SGⅡ3着・府中牝馬SGⅢ3着。弟(本馬の叔父)ディアデルレイ(牡2011年産・期待度55)はマーチSGⅢ2着。 弟(本馬の叔父)サンマルティン(騸7歳・期待度65・現役)は小倉記念GⅢ2着。 弟(本馬の叔父)ドレッドノータス(騸6歳・期待度85・現役)は京都大賞典GⅡ・京都2歳SGⅢを勝った。
本馬が初仔。
期待度60

●5京1 7R 2歳新馬 芝2000 良
アンサンブル (牝・栗東・杉山晴紀)
父ヴィクトワールピサ 母アンビータブル(ブライアンズタイム)
2:03:5(上3F34:7)
単勝18.3倍の5番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーは僅差の2番手。直線に入ると先頭に立つが、外から迫る2着馬との競り合いとなりクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】50:7-64:1
【レースの上り】11:5-11:4-11:8
まずまずのスタートから2番手につける。道中はクビ~半馬身差で追走し、5Fで一旦かわして先頭に立つが、6F手前で抜き返されて1馬身以上の差になる。4コーナーで再び差を詰めて、僅差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立つが、外にいたファルコニアが並びかけてきて残り200m手前からは2頭の叩き合いとなる。僅差のまま競り合うが、残り50mから差がついて最後はクビ差でゴールした。
道中は逃げ馬に絡んで行き、その分体力も消耗しただろうが、最後の競り合いも制して勝った。単勝1.3倍の圧倒的な人気だったファルコニアを競り負かしたのは価値があり、2~3着は4馬身離れたので辛勝というよりも快勝だろう。ただ、スローペースでラスト1Fが11:8と落ちたのが残念で、勝ち時計2:03:5も平凡だ。牝馬なので次はどこを使うのか難しいが、この後の良化次第では1勝クラスでも好走可能だろう。
【母】アンビータブル
17戦2勝。ダート1200m2勝。重賞未出走。
初仔は地方1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●5京1 11R ファンタジーS(GⅢ・牝) 芝1400 良
レシステンシア (牝・栗東・松下武士)
父ダイワメジャー 母マラコスタムブラダ(Lizard Island)
1:20:7(上3F34:9)
単勝13.6倍の6番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り400m過ぎで先頭に立ち、後方から伸びた2着馬に1馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】33:7-45:6
【レースの上り】11:7-11:5-11:9
まずまずのスタートからダッシュ良く2番手につける。道中は1馬身弱の差で追走するが、3F手前から差が広がり一旦は2馬身以上離される。このあと差を詰めて残り600mで1馬身弱の差に戻し、4コーナーは半馬身差の2番手でまわる。直線に入ると先頭に迫り、残り400m過ぎで先頭に立つ。そして後続を引き離し、残り200mは1馬身半差の先頭で通過する。この後、クリアサウンドが差を詰めて来て、その外からマジックキャッスルも追い上げてくるが、最後はマジックキャッスルに1馬身差でゴールした。
スタート後は無理することなくスッと2番手につけて、道中もしっかりと折り合って進んだ。直線は早めに先頭に立ち、迫る2・3着馬を振り切った。2戦目とは思えない堂々たる勝利で、強い競馬だったと思う。ハイペースの競馬でもラストは垂れずに走り、勝ち時計1:20:7はレコードに0:4差に迫る好時計だ。特に高速馬場にはなっていない今日の馬場なので価値があるだろう。芝1400mでの連勝なのでオークスへの期待度となると微妙だが、阪神ジュベナイルフィリーズの有力馬の1頭にはなりそうだ。
【戦歴】2戦2勝
①新馬 京都芝1400m1着(キーダイヤ 1馬身1/4)
【母】マラコスタムブラダ
アルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチンで走り9戦6勝。ヒルベルトレレナ大賞亜GⅠ・フアンショウ賞亜GⅡを勝った。
日本での初仔ミッキーブラック(牡3歳・期待度70)は現役で2勝。第2仔が本馬。
期待度65

2019年10月27日(日)2歳戦

娘(24歳)が中古の自動車を探していて、インターネットで気に入った車が見つかったのだが、それが多摩地域の中古車屋さんだった。「実車が見たい」「良かったら買いたい」というので、本日二人で見に行った。
いつまでたっても過保護な親だが、娘と二人で出かけるのも嬉しいものだ。
天皇賞秋GⅠで盛り上がる東京競馬場の脇を通り、中古車屋へ。
娘はその場で購入を決めた。数週間後に納車だが、次は電車で行き、自宅まで車を持ってこなければならない。

運転するのは当然私である。


●4東9 5R 2歳新馬 芝1800 良
トウケイタンホイザ (牡・栗東・清水久詞)
父トウケイヘイロー 母アグネスロージイ(Encosta De Lago)
1:50:9(上3F33:7)
単勝14.8倍の6番人気からの勝利。道中5~6番手から4コーナーは4番手。直線残り200m手前で先頭に立ち1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】51:0-64:0
【レースの上り】11:5-10:9-11:6
好スタートから一旦先頭に出るが抑えて内6番手につける。道中は内5~6番手を進み、4コーナーは内目の4番手でまわる。直線に入ると外目に進路を変えて伸び、残り300mから4頭の争いとなる。残り200m手前で先頭に立つが、3頭が粘ってなかなか引き離せない。それでもジリジリと差をつけて、最後は内のシチリアフレイバーに1/2馬身差でゴールした。
スローペースで上り3Fの競馬となった。残り4Fからは10秒台の争いで、残り1Fで力尽きた馬が脱落していった。1:50:9の勝ち時計は残念だが、上り33:7なのでまずまずだろう。ただ、スパッと引き離せずラストが11:6と落ちてしまっている。デビュー戦なのでこんなものかもしれないが、ラストでもう0:2速くないと1勝クラスでは厳しいと思う。
父トウケイヘイロー(牡2009年産・期待度50)は新種牡馬である。鳴尾記念・函館記念・札幌記念と重賞3連勝をした馬だがGⅠは勝てず、アロースタッドにて種牡馬入りした後も父ゴールドヘイローという血統からあまり繁殖は集まっていない。初年度の種付け数は10頭だった。ちなみに、現在までJRAには3頭登録。これが産駒JRA初出走で初勝利である。
【母】アグネスロージイ
オーストラリア産の外国産馬として日本で走り17戦1勝。芝1000m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)Pre EminenceはMVRCアリスタークラークS豪GⅡ・MRCノーマンロビンソンS豪GⅢを勝ち、ヴィクトリアダービー豪GⅠ3着。
第4仔が本馬。
期待度50

●4京9 3R 2歳未勝利 芝2000 稍重
ヒュッゲ (牡・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母ムーンライトダンス(Sinndar)
2:02:9(上3F36:4)
単勝11.5倍の5番人気からの勝利。道中は半馬身差で逃げて4コーナーは1馬身差の先頭。直線は後続を引き離し、最後は7馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:2-61:8
【レースの上り】12:2-11:9-12:3
好スタートから先手を奪い、道中は半馬身差で逃げる。今日の馬場で5F61:8はやや速いペースだが、3コーナーでクビ差に迫られる。4コーナーで再び離し、1馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mで3馬身以上の差とする。残り100mは5馬身近い差で、最後はサンデーミラージュに7馬身差でゴールした。
7馬身も引き離す圧勝で強い競馬だった。和田竜二騎手は最後まで手綱は緩めずに追った。ただ、2着馬の時計が2:04:0であり、下記の新馬戦の勝ち馬よりも0:4遅い。ペースはこちらの方が速いにもかかわらずなので、7馬身差といっても相手が弱かった可能性もある。逃げて直線は11:9-12:3と大きくは落ちていないので、相手が弱いからといって評価を下げることもないだろう。1勝クラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 京都芝2000m6着(ジャストナウ 1:1)
【母】ムーンライトダンス
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。アイルランドで走り8戦3勝。愛インターナショナルS愛GⅢを勝った。
兄(本馬の伯父)Stylish WaysはクライテリオンS英GⅢ3着。兄(本馬の伯父)Central Lobbyはダフニス賞仏GⅢ2着。姉(本馬の伯母)RusticはプリンセスマーガレットS英GⅢ3着。兄(本馬の伯父)Grey Swallowは種牡馬。
日本での第2仔は1勝。第3仔は6勝。第4仔は地方1勝。第6仔は1勝。第9仔ロジムーン(牡5歳)は現役で1勝。第10仔ストーミーバローズ(牡4歳)は現役で3勝。第11仔マノアフォールズ(牡3歳)は現役で1勝。第12仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて9720万円で取引された。
期待度60

●4京9 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
ケヴィン (牡・栗東・長谷川浩大)
父キズナ 母トレラピッド(Anabaa Blue)
2:03:6(上3F36:1)
単勝6.9倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーで先頭に立つ。直線伸びて後続を離し、2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:0-62:2
【レースの上り】12:1-11:9-12:2
まずまずのスタートから1コーナーは外3番手でまわるが、頭を上げて折り合いを欠きそのまま2コーナーへ。向正面に入ると何とか落ち着いて、外3番手を進む。3コーナーから差を詰めて、残り600mで前2頭に外から並びかける。4コーナーで2頭をかわして先頭に立ち、直線に入ると外目から内に入って引き離す。残り200mでフライライクバードに2馬身以上の差とするが、残り100mは2馬身弱の差まで詰められる。しかし、残り50mあたりから再び差を広げて、最後は2馬身1/2差でゴールした。
前半は折り合わず体力を消耗しただろうが、浜中俊騎手が上手く宥めて最後は圧勝した。着差は2馬身半だが、2~3着が7馬身も離れた。稍重なので時計は平凡だが、上記未勝利戦でも2着に相当する時計で2着馬よりも0:4速い。ラスト1Fが12:2と落ちてしまったが、今日の馬場では仕方がないだろう。デビュー戦だったことを考えれば、7馬身差圧勝のヒュッゲよりも好内容だと思う。次走、前半のイヤイヤも解消されて走りに集中できれば、時計も大幅に詰めるだろう。そうなると、1勝クラスでも勝ち負け可能だと思う。
父キズナは新種牡馬である。これで産駒21勝目(18頭)だ。先週終了時まで2歳リーディングサイヤーのトップを走り、どこまで粘れるか注目していたが、今週ディープインパクトにアッという間に抜かれてしまった。3位のハーツクライも3000万円弱の差に迫っていて、注目はこのまま2位を死守できるかに移った。
【母】トレラピッド
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。フランス・ドイツ・日本で走り仏11戦2勝・独3戦0勝・日1戦0勝。通算15戦2勝。バーディシェンウンターネーメン大賞独GⅡ2着・ロワイヤリュー賞仏GⅡ2着・アレフランス賞仏GⅢ2着・ポモーヌ賞仏GⅡ3着・フロール賞仏GⅢ3着。
母(本馬の祖母)Tres Raviはドイツヘロルト賞独GⅢ2着・ノネット賞仏GⅢ2着。弟(本馬の叔父)Tres Rock Danonはオレアンダーレネン独GⅢ・ランガーハンブルガー賞独GⅢ・ベティバークレイレネン独GⅢを勝ち、カドラン賞仏GⅠ2着・オレアンダーレネン独GⅢ2着。弟(本馬の叔父)Tres Blueはドーヴィル大賞仏GⅡ・リュー賞仏GⅢを勝ち、独ダービー独GⅠ2着・リス賞仏GⅢ3着。
アイルランド産の初仔は仏1勝。イギリス産の初仔は仏1勝。日本での第2仔はJRA1勝・地方1勝。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、2歳時の千葉サラブレッドセールにて2106万円で取引された。
期待度65

2019年10月26日(土)2歳戦

ルヴァンカップ決勝『札幌-川崎』を見に行った。
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私は川崎フロンターレのファンである(2011年5月29日の記事参照・2016年4月30日の記事参照・2017年11月4日の記事参照)。ただ、ユニフォームは買わない。グッズも買わない。スタジアムにはほとんど行かない。クラブにお金を落としていないため『サポーター』ではない。でも、ほぼ全試合TVで応援しているファンである。

家内がガンバ大阪の宮本監督のファンで、川崎-G大阪の試合をガンバベンチ近くの席で見たいとずっと思っていた。
今回、ルヴァンカップ準決勝第1戦終了時点でG大阪と川崎が勝っていたので、決勝はそのままの対戦を願いG大阪のベンチに近い席を確保した。
ところが2戦目の結果、G大阪が敗退してしまい、決勝は「札幌-川崎」になってしまった。

家内は『行くのめんどくさ~い』『行きたくな~い』と言い出した。
G大阪が敗退したらチケットはリセールするつもりだったが、川崎の優勝も見たいし、隣にデカイおっさんが来るのも嫌なので、半分強引に家内を連れて行った。

試合は壮絶だった。
2-1で川崎優勝目前のアディショナルタイム。目安4分過ぎてのコーナーキックだったので、まさにラストプレーで入れられてしまい延長へ。家内は『なんだよ~終わんないのかよ~』とイライラしだした。
延長前半で川崎の谷口選手がレッドカードで退場。そのフリーキックで札幌の福森選手に入れられてしまい2-3。10人になった川崎だが、延長後半に追いつき同点。そしてPK戦に突入。家内は『ふざけんなよ~。まだやんのかよ~』と怒っている。
PK戦。3-3から川崎の車屋選手が外し、札幌は入れて3-4。ラスト5人目川崎の家長選手が外せば札幌初タイトル。札幌のベンチ近くにいた私たちの周りは札幌のファンだらけで、物凄い盛り上がりだ。家長選手は決めたが札幌の選手が決めれば札幌初タイトル。
ところが、川崎のキーパー新井選手が完璧に読んで好セーブ。4-4で6人目に突入。川崎の長谷川選手が決めて、札幌の6人目が再び新井選手に止められて終了。川崎フロンターレのカップ戦初優勝で終わった。
ドラマでもなかなか無いような展開の試合だった。高いお金を払ったが、払った以上のものが見られて満足だった。

早く帰りたくて不貞腐れ気味の家内を無視して表彰式までしっかりと見て帰った。
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●4東8 1R 2歳未勝利 芝1800 稍重
セントオブゴールド (牡・美浦・木村哲也)
父ディープインパクト 母キューティゴールド(フレンチデピュティ)
1:48:0(上3F33:8)
単勝1.2倍の1番人気に応えた。道中7番手から4コーナーも馬群の中7番手。直線残り200m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:4-61:6
【レースの上り】11:2-11:4-11:6
出遅れて半馬身程度の不利。道中は最後方から2頭目の7番手を進み、4コーナーは先頭から3馬身差の馬群の中7番手でまわる。直線に入ると馬群を割って伸び、残り350mあたりで2番手に上がる。残り200m過ぎで、逃げたジューンミュゲを内からかわして先頭に立つ。そして徐々に差をつけるが、3番手以下は大きく離れていき、最後はジューンミュゲに1馬身1/4差でゴールした。
出遅れた後、前6頭について行ったときやや行きたがっていたがすぐに落ち着いた。直線は馬群の中を伸びたが、ちょうど真ん中が開いたのでそこを突いて伸びた。追い出されての反応も良く、粘る2着馬も振り切った。着差は1馬身1/4差だが、2~3着は5馬身離れたので、前2頭の能力が抜けていた競馬だった。稍重で1:48:0-33:8ならば十分で、下記2Rでレコードが出ているが、ペースが違うので比較は難しい。ただ、あと1Fを11:8で走ったとすれば1:59:8なので、下記のレースよりも時計的には良いのかもしれない。1勝クラスでも上位争いは可能だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m3着(ショコラブリアン 0:5)
【母】キューティゴールド
5戦0勝。
兄(本馬の伯父)ステイゴールドは種牡馬。姉(本馬の伯母)レクレドールはローズSGⅡ・クイーンSGⅢを勝ち、札幌記念GⅡ2着・阪神牝馬SGⅡ3着・福島牝馬SGⅢ3着・クイーンSGⅢ3着。妹(本馬の叔母)メルヴェイユドールはマーメイドSGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ドリームパスポート・ラウンドワールド(牡2010年産・期待度70)・フロンティア(牡4歳・期待度60・現役)・ベルーフ(牡2012年産・期待度85・年末推奨馬)など、重賞で活躍した近親は多い。
初仔は1勝。第2仔ショウナンパンドラ(牝2011年産・期待度60)は5勝。ジャパンCGⅠ・秋華賞GⅠ・オールカマーGⅡを勝ち、宝塚記念GⅠ3着・ヴィクトリアマイルGⅠ3着・産経大阪杯GⅡ3着。第3仔は1勝。第4仔スピアザゴールド(騸6歳)は現役で2勝。第5仔は1勝。第6仔ブルヴェルソン(牡4歳)は現役で2勝。第8仔が本馬。
期待度60

●4東8 2R 2歳未勝利 芝2000 稍重
マイネルデステリョ (牡・美浦・畠山吉宏)
父エイシンフラッシュ 母クインズメンテ(ゼンノロブロイ)
1:59:8(上3F35:4)レコード
単勝19.2倍の5番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り400m手前で先頭に立ち、2馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】47:0-58:9
【レースの上り】12:2-11:9-12:3
まずまずのスタートから内3番手につける。道中はセイスケルツォが7~8馬身差で逃げる展開となり、2番手からは2馬身差離れた3番手を進む。4コーナーで先頭との差が詰まり、先頭から2馬身差の3番手で直線に入る。残り400m手前で先頭に立ち、コスモタイシが粘ってなかなか離せないが、残り200mから振り切って差を広げる。そして最後に2番手に上がったレットミーアウトに2馬身1/2差でゴールした。
逃げ馬が飛ばしたので速い流れになった。離れた3番手の本馬も5Fは60秒そこそこで通過しただろう。2馬身半差の圧勝で、勝ちタイム1:59:8は、昨年の11月にヴァンランディがマークしたレコードを0:5も更新した。それも稍重で出したのだから立派である。ラスト1Fは12:3と落ちているが、このペースなので十分だろう。デビュー戦は同コースで0:6差の6着。11日後に出走したこのレースでガラリ一変した。これだけの時計で走ったのだから今後も期待だが、今回一変した分、次走の上積みは薄そうで、1勝クラスを簡単に突破するとは限らないだろう。少なくても上位争いはすると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝2000m6着(フローズンスタイル 0:6)
【母】クインズメンテ
JRA3戦0勝・地方12戦3勝。
母(本馬の祖母)ラークホイッスル(Larkwhistle)はアディロンダックS米GⅡ3着。姉(本馬の伯母)Appleby GardensはフリゼットS米GⅠ3着。姉(本馬の伯母)ペニーホイッスルはフェアリーSGⅢ2着。兄(本馬の伯父)モエレソーブラッズは兵庫ジュニアグランプリ園田GⅢを勝ち、全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。甥(本馬の従兄弟)メイケイペガスター(牡2010年産・期待度85)は共同通信杯GⅢを勝った。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマープレミアムセールにて1728万円で取引された。
期待度60

●4東8 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
アオイクレアトール (牡・美浦・古賀慎明)
父キングカメハメハ 母ハイエストホワイト(アグネスタキオン)
1:35:7(上3F34:4)
単勝4.3倍の3番人気からの勝利。道中3~4番手から4コーナーは3番手。直線残り100m過ぎで先頭に立ち、1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:2-48:2
【レースの上り】12:0-11:5-11:7
好スタートから3番手につけるが2F過ぎで4番手に下がる。その後は4番手を進み、4コーナーは先頭から4馬身差の4番手でまわる。直線に入るとジワジワと伸びて、残り400m過ぎで2番手に上がる。ここで2馬身前にいた逃げ馬になかなか追いつかなかったが、残り100m過ぎで追いつき先頭に立つ。そして、最後に追い上げてきたコトブキテティスに1/2馬身差でゴールした。
ダッシュ良く4番手につけて、直線では粘る逃げ馬をキッチリととらえた。勝ち時計1:35:7-34:4はまずまずで、ラスト1Fが11:7と落ちてしまったが、本馬は11:5~11:6程度で走っただろう。ただ、先頭に立って引き離した後、2着馬に詰められるなどインパクトには欠ける勝利で、1勝クラスではまだまだ力は足りないと思う。2勝目までは時間がかかるだろう。
【母】ハイエストホワイト
2005年産期待度70。2戦1勝。1月の小倉芝2000m新馬戦を快勝し、2戦目はフラワーCGⅢに出走したが8着に負けて、その後は外傷で休養。休養中に他の症状も出てしまい2戦だけで引退した。
母(本馬の祖母)アドマイス(Admise)はオークトリーターフCh.S米GⅠを勝ち、ダリアH米GⅡ3着。姪(本馬の従姉弟)マキシマムドパリは愛知杯GⅢ・マーメイドSGⅢを勝ち、秋華賞GⅠ3着・フローラSGⅡ3着・愛知杯GⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)キンショーユキヒメ(牝2013年産・期待度65)は福島牝馬SGⅢを勝った。
初仔ヴァルコイネン(牡2011年産・期待度55)は1勝。第2仔は地方5勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、2歳時の千葉サラブレッドセールにて5724万円で取引された。
期待度45

●4東8 11R アルテミスS(GⅢ・牝) 芝1600 良
リアアメリア (牝・栗東・中内田充正)
父ディープインパクト 母リアアントニア(Rockport Harbor)
1:34:3(上3F33:0)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。道中7~8番手から4コーナーは外8番手。直線外から伸びて、残り50mあたりで先頭に立ち3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:3-48:4
【レースの上り】11:4-11:0-11:3
気持ち出遅れて後方からの競馬となる。1F過ぎで7番手に上がるが、行き脚がついたので川田将雅騎手が抑えると2Fあたりで頭を上げてイヤイヤをする。それでもなだめて8番手に抑える。3F過ぎで何とか落ち着き、4コーナーは外8番手でまわる。直線に入ると一番外から伸びて、残り200mは4番手で通過する。残り100mは3番手で通過し、残り50mあたりでビッククインバイオをかわして先頭に立つ。サンクテュエールが3番手から2番手に上がるが、これに3/4馬身差をつけてゴールした。
デビュー戦よりは全然マシになったが、気持ちだけ出遅れた。道中は掛かってしまったが、何とかなだめて直線はしっかりと伸びた。着差は3/4馬身差だが、着差以上の能力差を感じるレースで、デビュー戦で見せた圧巻のパフォーマンスは伊達ではなかった。勝ち時計1:34:3はそれ程でもないが、上り3Fは33:0で、高い能力を示すことができた。+20㎏で出走したがまったく関係がなかった。出てくれば今のところ阪神ジュベナイルフィリーズの最有力候補で、このまま桜花賞まで行ってしまいそうな雰囲気も感じる勝利だった。欲を言えばスタートと道中の首振りで、これが解消されたら無敵になりそうである。次走、どのようなレースをするのか注目だ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1600m1着(ラルゲッツァ 8馬身)
期待度85(up)

●4京8 3R 2歳未勝利 芝1800 重
リリーピュアハート (牝・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母リリーオブザヴァレー(Galileo)
1:51:4(上3F34:9)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは3番手。直線残り200mで先頭に立ち、2馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】50:2-63:6
【レースの上り】12:0-11:5-11:6
好スタートから外目3番手につける。道中は前2頭を見ながら3番手を進むが、4Fあたりで4番手に下がる。残り3Fで再び3番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200mで先頭に立つ。そして引き離し、最後に2着に上がったデルマラッキーガイに2馬身1/2差でゴールした。
常に先頭を射程圏におさめて、直線残り200mでとらえての快勝。危なげの無い競馬だった。勝ち時計1:51:4-34:9は平凡だが、重馬場であり、下記萩Sの勝ち馬も1:50:8とかかっているので問題はないだろう。ラスト2Fを11:5-11:6でまとめたので、高い能力は示したと思う。牝馬なので今後は使うレースが難しいが、芝1800mの重馬場で牡馬相手での2馬身半差の圧勝は価値があり、1勝クラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m2着(ショコラブリアン 1馬身3/4)
【母】リリーオブザヴァレー
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・イギリスで走り、仏11戦7勝・英1戦0勝。オペラ賞仏GⅠ・ノネット賞仏GⅢ・クロエ賞仏GⅢを勝ち、ジャンロマネ賞仏GⅠ3着。
弟(本馬の叔父)MubtaahijはオーサムアゲインS米GⅠ・UAEダービーUAEGⅡを勝ち、ドバイワールドCUAEGⅠ2着・ウッドウォードS米GⅠ2着・サンタアニタH米GⅠ2着・UAE2000ギニーUAEGⅢ2着・ドバイワールドCUAEGⅠ3着・サバーバンH米GⅡ3着・サンパスカルS米GⅡ3着・ネイティヴダイヴァーS米GⅢ3着。
日本での初仔ヴァンキッシュラン(牡2013年産・期待度90)は3勝。青葉賞GⅡを勝ち、ダービー(13着)に出走した。第3仔セントレオナード(牡3歳)は現役で2勝。第4仔が本馬。
期待度55

●4京8 5R 2歳新馬 芝1600 重
サトノインプレッサ (牡・栗東・矢作芳人)
父ディープインパクト 母サプレザ(Sahm)
1:36:8(上3F35:0)
単勝8.1倍の3番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーは内3番手。直線残り50m過ぎで先頭に立ち、1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】36:8-49:2
【レースの上り】12:0-11:4-11:9
まずまずのスタートから内5番手につける。道中は内5番手で折り合って進み、4コーナーはコーナーワークで3番手に上がる。直線に入ると内から2頭目の位置を伸びて、残り250mで2番手に上がる。残り200mは2馬身弱の差の2番手で通過するがここから徐々に追い上げる。残り50m過ぎで逃げ粘るノルカソルカをとらえて先頭に立ち、1/2馬身差でゴールした。
内々で折り合って進み、直線はしっかりと伸びた。着差は半馬身差だが着差以上の完勝で、もう少し距離があればもっと離していただろう。勝ち時計1:36:8-35:0は平凡だが、デビュー戦で重馬場なのでこれで十分だろう。ラスト1Fが11:9と落ちたのは残念だが、本馬は11:5~11:6程度で走っている。デビュー戦から新馬らしくない走りでの勝利で、この後更に良くなれば1勝クラスでも好勝負できると思う。ある程度完成された走りをしたので、どこまで良くなれるかが鍵だと思う。
【母】サプレザ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。イギリス・フランス・香港・日本で走り、英6戦3勝・仏11戦5勝・香2戦0勝・日3戦0勝。通算22戦8勝。サンチャリオットS英GⅠ3勝・パン賞仏GⅢ・パレロワイヤル賞仏GⅢを勝ち、ロートシルト賞仏GⅠ2着・ファルマスS英GⅠ2着・シュマンドフェルデュノール賞仏GⅢ2着・クインシー賞仏GⅢ2着・マイルチャンピオンSGⅠ3着2回・香港マイル香GⅠ3着・ジャックルマロワ賞仏GⅠ3着。
日本での第2仔は1勝。第4仔が本馬。
期待度60

●4京8 9R 萩S(L) 芝1800 稍重
ヴェルトライゼンデ (牡・栗東・池江泰寿)
父ドリームジャーニー 母マンデラ(Acatenango)
1:50:8(上3F34:5)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは3番手。直線外から伸びて残り200mで先頭に出るが、3頭の争いがゴールまで続き、1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】50:4-63:6
【レースの上り】12:2-11:2-11:3
まずまずのスタートから4番手につける。道中は外4番手を進み、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り250mからは内エカテリンブルク、外シリアスフールとの3頭での争いとなる。残り200mで僅かながら前に出るが、その後も3頭の争いは続く。残り100mは頭差ほどの先頭で通過するが、ここから徐々に差をつけて、最後はシリアスフールに1/2馬身差でゴールした。
3頭での叩き合いを制しての勝利で勝負強さを発揮した。稍重の馬場でスローペースになったので勝ち時計1:50:8-34:5は平凡だが、ラスト2Fが11:2-11:3と速いので、そこそこ能力は示しただろう。7頭立てと寂しい頭数だったが、1~5着までは高い能力を見せて勝ち上がった馬で、オープンなりのレースレベルはあったと思う。その中での勝利なので価値は高いだろう。ただ、僅差での勝利なので重賞でどこまでやれるのかは不明で、デビュー戦も今回も時計のかかる馬場だったので高速馬場の適性も未知数だ。重賞をいきなり勝つのは厳しいだろうが、上位争いは可能なレベルだと思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 小倉芝1800m1着(ダンシングリッチー 3馬身)
期待度70(up)

2019年10月21日(月)2歳戦

10月12日に伊豆半島に上陸した台風19号の影響で中止になっていた4回東京4日目(10月13日)の代替競馬が本日行われた。


●4東4 2R 2歳未勝利 芝1600 良
セイウンヴィーナス (牝・美浦・本間忍)
父カレンブラックヒル 母マルモリバニー(ダンスインザダーク)
1:35:6(上3F34:5)
単勝44.9倍の9番人気からの勝利。道中12番手から4コーナーも12番手。直線外から伸びてゴール前は3頭の争いとなりハナ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:1-47:4
【レースの上り】11:9-11:4-12:1
まずまずのスタートから追って追って先手を争うが、争うのをやめて一旦抑えると動きが悪くなり後方に下がる。道中は最後方から3頭目の12番手を進み、4コーナーも馬群の後ろ12番手でまわる。直線に入ると外目を伸びて、残り200mは先頭から3馬身差の5番手で通過する。ナリノオルフェが外から並んできて、これと共に伸びて残り100mは先頭から1馬身半差の4番手で通過する。この後、先頭のシングンバズーカに追いつき3頭が並ぶ。そして、外のナリノオルフェとの争いになり、ゴール前でハナ差だけ出てゴールした。
道中は後方で手綱をしごいてもなかなか動かず、後方のままレースを終えそうな走りだった。ところが直線はしっかりと伸びて、最後のひと伸びで勝つことができた。一旦抜かれたナリノオルフェを抜き返した根性は立派だったと思う。デビュー戦は見所なく8着に終わったので、今回は人気薄だった。ややペースが速くなったことも後方の馬には有利だっただろう。ただ、今日の東京はそこそこ時計の出る馬場で、このペースならば1分35秒前後の時計でも良かったと思う。1勝クラスではやや足りないレベルだと思う。
父カレンブラックヒル(牡2009年産・期待度95)は新種牡馬である。ダイワメジャー産駒で、デビューから4連勝でNHKマイルCGⅠを勝った。引退後は優駿スタリオンステーションで種牡馬入りし、初年度は103頭に種付けをした。産駒はこれが3勝目。本ブログは初登場だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1400m8着(ペコリーノロマーノ 1:4)
【母】マルモリバニー
地方7戦0勝。
初仔ウインストラグル(牡5歳)は現役で4勝。第3仔は地方3勝。第4仔が本馬。
期待度45

●4東4 3R 2歳未勝利 芝2000 良
ナリノモンターニュ (牡・美浦・上原博之)
父ヴィクトワールピサ 母オメガアイランド(エルコンドルパサー)
2:04:4(上3F34:0)
単勝4.1倍の2番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーは最内で先頭。直線内から伸びて、外から差を詰めた2着馬に3/4馬身差でゴールした。
【先頭の通過】51:3-64:5
【レースの上り】11:5-11:1-11:4
好スタートから内2番手につける。道中は内から半馬身差で追走する。4コーナーで逃げ馬が外を通ったため、内ラチ沿いをまわった本馬がコーナーワークで先頭に立つ。直線も内ラチ沿いを伸びて、残り200mは内外離れているので目測が難しいがおそらく2馬身弱の差で通過する。この後、外のオラコモエスタスが差を詰めてくるが、最後は3/4馬身差抑えきってゴールした。
内が悪いと見て各馬外をまわったが、内でも大丈夫と見た田辺裕信騎手のファイプレーだった。前のレースで外の馬が伸びたためこのレースは皆外を通ったのだろうが、前のレース(上記)で一番外にいてハナ差の2着だったのが田辺裕信騎手であり、このとき外が特別良いとは思わなかったのだろう。レースはスローとなり前にいた馬が有利で、内をまわったので走った距離も短かった。このように勝因は多々あるが、10Fのレースでラスト2Fを11:1-11:4でまとめたのも大きいだろう。ただ、インパクトには欠ける勝利なので、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m2着(ローレリスト ハナ)
【母】オメガアイランド
4戦0勝。
兄(本馬の伯父)ハーツクライは種牡馬。母(本馬の祖母)アイリッシュダンスは新潟大賞典GⅢ・新潟記念GⅢを勝ち、オールカマーGⅡ2着。
初仔は3勝。第2仔はJRA4勝・地方5勝。第3仔オメガハートランド(牝2009年産・期待度80・年末推奨馬)は3勝。フラワーCGⅢを勝った。第4仔オメガハートロック(牝2011年産・期待度65)は2勝。フェアリーSGⅢを勝った。第5仔は1勝。第6仔は地方1勝。第7仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、2歳時の千葉サラブレッドセールにて3132万円で取引された。
期待度50

2019年10月20日(日)2歳戦

グリーンチャンネルのキャスター梅澤真理子さん。
ミーハーの私は実物が見たくて、本日行われるWINS後楽園のイベントに行こうと思っていたら、職場の関係でどうしても外せない用事ができてしまい行けなくなってしまった。
残念だが、またどこかでイベントもあるだろう。
『い・・いつも、TV見てます・・・ファふぁ・・ファンです・・・あ、あ、あの~、あ握手・・してもらえませんか?』
って言ったら握手してくれるかな?

なんだか危ないおじさんって感じだが、競馬場やWINSなんて私よりもはるかに危なそうなおじさんだらけだから問題ないだろう。


●4東7 4R 2歳新馬 芝1600 良
フィオリキアリ (牝・栗東・清水久詞)
父キズナ 母クリアリーコンフューズド(Successful Appeal)
1:37:5(上3F33:6)
単勝16.8倍の5番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーは内4番手。直線残り100m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差でゴールした。
【先頭の通過】37:1-50:4
【レースの上り】11:7-11:0-11:3
まずまずのスタートからダッシュ良く上がり先頭争いをする。2F過ぎで外の馬に先手を譲り、内2番手を進む。3コーナーで4番手になり、4コーナーも内4番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いを伸びて、残り200mで2番手に上がる。残り100m過ぎで外のエンスロールをかわして先頭に立ち、1馬身1/4差でゴールした。
序盤で一旦僅差ながら先頭に出るが、行きたい馬を行かせて内で控えた。直線は最内を抜けて伸び、外から伸びた馬をかわして勝った。スローペースだったので勝ちタイム1:37:5は平凡である。上り3Fは33:6はまずまずで、ラスト2Fは11:0-11:3なのでよく走っていると思う。ただ、インパクトの足りない勝利なので、1勝クラスで通用するかは疑問である。2勝目までは時間がかかるだろう。
父キズナは新種牡馬である。これで産駒20勝目(17頭)だ。10月中に大台に乗せたが、秋になりペースは落ちている気がする。
【母】クリアリーコンフューズド
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り31戦7勝。マディソンS米GⅠ3着。
本馬は日本での初仔。
期待度50

●4京7 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
レクセランス (牡・栗東・池添学)
父ディープインパクト 母エクセレンスⅡ(Champs Elysees)
1:50:9(上3F35:2)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。道中6~7番手から4コーナーは6番手。直線外目から追い込んで、ゴール前で2着馬をとらえて頭差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:5-62:7
【レースの上り】12:2-11:4-12:0
まずまずのスタートから7番手につける。3F過ぎで6番手に上がり、ここから6番手を進む。4コーナーは先頭から3馬身半差の外4番手でまわる。直線に入ると前2頭が後続を離し、残り200mは先頭から3馬身差の3番手で通過する。残り100mは2馬身差で通過するが、ここからグングンと差を詰めて、ゴール前でグリーンハイパワーをかわし頭差でゴールした。
直線は前2頭が競り合い、ちょっと離れたので届かないかなと思ったが、何とか伸びて差し切った。口向きの悪い馬で、直線では左方向を向いて走っていた。残り200mで川田将雅騎手は追い難そうに矯正しながら追い、残り100mからの追い込みでも頭を上げてぎこちない走りだった。まだまだ若さを出しながらの勝利なので、頭差でも潜在的な能力差はかなりありそうだと思った。晴れて馬場が回復傾向にある中でのレースで、このレースまでが芝コース稍重。1:50:9-35:2は時計的には平凡だろう。したがって期待度は高くできないが、遊びながら走ってこの走りなのだから、直線で頭を下げて真っ直ぐ走ることができれば、1勝クラスは簡単に突破できる能力があると思う。
【母】エクセレンスⅡ
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・アメリカで走り、仏7戦2賞・米3戦0勝。アンプリュダンス賞仏GⅢを勝ち、サンズポイントS米GⅡ2着・ミエスク賞仏GⅢ2着・仏オークス仏GⅠ3着・仏2000ギニー仏GⅠ3着・レイクプラシドS米GⅡ3着。
日本での初仔エクセランフィーユ(牝3歳)は現役で2勝。第2仔が本馬。
期待度60

●3新4 1R 2歳未勝利 芝1600 稍重
ビオグラフィー (牝・栗東・藤岡健一)
父ロードカナロア 母チアズメッセージ(サンデーサイレンス)
1:36:5(上3F34:3)
単勝11.2倍の4番人気からの勝利。道中は1馬身差で逃げて4コーナーはクビ差の先頭。直線は徐々に差をつけて、1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】37:1-50:0
【レースの上り】11:3-11:2-11:8
まずまずのスタートからダッシュ良く先頭に立つ。道中は1馬身差で逃げるが4コーナーで詰められてクビ差の先頭でまわる。直線に入ると差を広げて、残り300mあたりでは2馬身半程の差をつける。この後、パリスデージーが2番手に上がるがあまり差は詰まらず、最後は1馬身3/4差でゴールした。
4コーナーでクビ差まで詰められたが、直線で引き離して逃げ切った。スローペースに落としたので、有利な流れとなった。残り3Fからは11:3-11:2で走って引き離し、ラストは11:8と落ちてしまったものの、後続は挽回することができなかった。前走の新馬戦は1番人気ながら12着と大敗したので今回は人気が落ちていて、これもスローで逃げることができた要因だろう。好レースをしたが、ローカルの未勝利戦なのでレベルはやや落ちると思う。1勝クラスで上位争いするには、もう少し楽に離して勝つ必要があっただろう。2勝目までは時間がかかると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中京芝1400m12着(クリアサウンド 2:0)
【母】チアズメッセージ
31戦5勝。京都牝馬SGⅢを勝ち、愛知杯GⅢ2着・マーメイドSGⅢ2着・ダービー卿チャレンジTGⅢ2着・チューリップ賞GⅢ3着。
兄(本馬の伯父)チアズブライトリー は種牡馬。
初仔はJRA5勝・地方1勝。第3仔はJRA2勝・地方8勝。第6仔クリプトグラムは5勝。目黒記念GⅡを勝った。第8仔ロビンズソング(騸4歳)は現役で1勝。第9仔は1勝。第10仔が本馬。
期待度50

●3新4 5R 2歳新馬・牝 芝1600 稍重
ブライティアランド (牝・美浦・武井亮)
父クロフネ 母ノードブライティア(アグネスタキオン)
1:38:8(上3F33:6)
単勝17.0倍の7番人気からの勝利。道中3~4番手から4コーナーは4番手。直線残り100mで先頭に立ち、追い込んできた2着馬にクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】38:9-52:2
【レースの上り】11:5-10:9-11:5
絶好のスタートから内3番手につけるが、3Fあたりで4番手に下げる。4コーナーは先頭から2馬身弱の差の内ラチ沿い4番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の位置を抜けて、残り200mで先頭に並びかける。なかなか抜けなかったが、残り100mあたりで前に出て、その後引き離す。外からブランシュフルールが伸びて来て差が詰まり、最後はクビ差でゴールした。
4F52:2、5F64:9という超スローペースとなり、直線のみの瞬発力勝負となった。4番手からレースを進めた本馬には有利な展開で、2着ブランシュフルールは上り33:1の脚でも届かなかった。稍重だったので仕方がないが、スローペースの割りにラスト1Fが11:5と落ちてしまったため辛勝となった。ラストをもう少し踏ん張れないと1勝クラスでは苦しいと思う。
【母】ノードブライティア
3戦0勝。
兄(本馬の伯父)ダイタクリーヴァは種牡馬。兄(本馬の伯父)ダイタクバートラムも種牡馬。
第2仔ブライティアセルバ(牝3歳)は現役で未勝利。第3仔が本馬。
期待度45

2019年10月19日(土)2歳戦

●4東6 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 不良
シンハリング (牝・美浦・国枝栄)
父ダイワメジャー 母シンハディーパ(ウォーエンブレム)
1:35:5(上3F35:1)
単勝4.9倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも外3番手。直線残り100m手前で先頭に立ち、1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:4-47:5
【レースの上り】11:4-11:5-12:5
好スタートから3番手につける。道中は外目3番手を進み3コーナーで僅差ながら4番手となるが、すぐに3番手になり4コーナーも外3番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り200mあたりで先頭のクリノプレミアムに並ぶ。クリノプレミアムも粘って叩き合いとなるが、残り100m手前で前に出て最後は1/2馬身差でゴールした。
直線は叩き合いとなったが、粘る2着馬を振り切って勝った。不良馬場で1:35:5-35:1は優秀だが、ラスト1Fが12:5と落ちたのは残念だ。ここを12秒台の前半で走ることができれば1勝クラスでも好勝負になっただろう。今日のレースだとややインパクトに欠ける印象で、2勝目までは数戦必要なレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m6着(ウーマンズハート 2:0)
【母】シンハディーパ
11戦1勝。芝1200m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)シンハリーズはデルマーオークス米GⅠを勝ち、パカラップS米GⅢ2着・アメリカンオークス米GⅠ3着。兄(本馬の伯父)アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)はラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝った。妹(本馬の叔母)リラヴァティはマーメイドSGⅢを勝ち、福島牝馬SGⅢ2着・ローズSGⅡ3着・フェアリーSGⅢ3着・チューリップ賞GⅢ3着。妹(本馬の叔母)シンハライト(牝2013年産・期待度90・年末推奨馬)はオークスGⅠ・ローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着。甥(本馬の従兄妹)ガルヴィハーラは全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。
初仔アトラクティヴ(牝3歳・期待度60)は現役で1勝。第2仔が本馬。
期待度55

●4東6 5R 2歳新馬 芝2000 重
フィリオアレグロ (牡・美浦・堀宣行)
父ディープインパクト 母ジョコンダⅡ(Rossini)
2:01:7(上3F34:4)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。道中4~5番手から4コーナーは2番手。直線残り250mあたりで先頭に立ち、追ってくる2着馬を1/2馬身差振り切っての勝利だった。
【先頭の通過】49:6-62:2
【レースの上り】11:4-11:4-11:9
好スタートから外4番手につける。向正面は4~5番手を進み、3コーナーから先頭との差を詰めていく。4コーナーで更に上がって、1馬身半差の2番手でまわる。直線に入ると逃げ馬を追いかけて、残り250mあたりでかわして先頭に立つ。外からレッドルレーヴが伸びて来て、2頭が3番手以下を引き離す。レッドルレーヴとの差は残り100mは1馬身弱だが、徐々に詰まって最後は1/2馬身差でゴールした。
着差は半馬身だが2~3着は6馬身も離れた。デビュー戦の重馬場で2:01:7-34:4は好時計で、やや落ちてしまったラスト1Fも11秒台ならば上々だろう。少し内外離れた叩き合いだったが、追いかけてきた2着馬を抜かせなかった根性も立派である。3着馬の時計の2:02:8-35:5が勝ち時計でも気にならない今日の馬場であり、レースレベルは新馬を超越しているだろう。1勝クラスでも勝ち負け可能だと思う。
【母】ジョコンダⅡ
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。アイルランドで走り8戦2勝。キラヴランS愛GⅢ3着。
孫(本馬の姪)Lightening QuickはアサシS愛GⅢを勝った。
アイルランド産の初仔ジョリージョコンド(Jolie Jioconde)は愛1勝。タラスS愛GⅢ3着。第2仔ライトニングパール(Lightening Pearl)は愛2勝・英1勝。チヴァリーパークS英GⅠ・ラウンドタワーS愛GⅢを勝ち、デビュターントS愛GⅡ3着。日本での初仔サトノクラウン(牡2012年産・期待度95)はJRA6勝・香港1勝。宝塚記念GⅠ・香港ヴァーズ香GⅠ・弥生賞GⅡ・京都記念GⅡ2勝・東京スポーツ杯2歳SGⅢを勝ち、天皇賞秋GⅠ2着・日本ダービーGⅠ3着。種牡馬。第3仔サトノヴィクトリー(牡5歳)は現役で2勝。第4仔ポンデザール(牝4歳)は現役で4勝。第5仔が本馬。
期待度65

●4東6 9R アイビーS(L) 芝1800 重
ワーケア (牡・美浦・手塚貴久)
父ハーツクライ 母チェリーコレクト(Oratorio)
1:48:1(上3F33:3)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーも5番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、3馬身差離しての圧勝だった。
【先頭の通過】48:8-61:3
【レースの上り】11:7-11:1-11:2
まずまずのスタートから5番手につける。道中も5番手を折り合って進み、4コーナーは先頭から4馬身差の5番手でまわる。直線に入ると絶好の手応えのまま外から先頭に迫り、残り300m過ぎで先頭に立つ。残り200mは1馬身弱の差だが、ここから突き放し、残り100mは2馬身弱の差。そして最後はクリスティに3馬身差をつけての快勝だった。
中団から直線は手応え良く追い上げて、追い出すとしっかりと反応して後続を突き放した。スローペースとなり、勝ち時計はやや平凡だが、上り3Fは33:3と速かった。特に、ラスト2Fは11:1-11:2と速く、重馬場でも最後までしっかりと走ることができた。オープン特別で強い競馬をしたので重賞でも勝ち負けできるだろう。デビュー戦が稍重、2戦目が重と、パンパンの良馬場で走った事が無いのが心配だが、渋った馬場だから勝っているという雰囲気でもない。おそらく、簡単にこなせると思う。重賞でどのようなレースをするのか、楽しみである。
【戦歴】2戦2勝
新馬 東京芝1800m1着(ウインカーネリアン 2馬身1/2)
期待度80(up)

●4京6 5R 2歳新馬・牝 芝1600 重
レディフォリア (牝・栗東・松永昌博)
父トゥザワールド 母アンスタンフィール(スタチューオブリバティ)
1:37:6(上3F36:9)
単勝11.5倍の5番人気からの勝利。道中16番手から4コーナーは9番手。直線馬群の中から伸びて、残り150mあたりで先頭に立ち3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:0-47:1
【レースの上り】12:6-12:9-12:6
出遅れて1馬身程度の不利。最後方17番手からの競馬となり、すぐに16番手に上がる。4F手前で15番手に上がり、残り600mは内13番手。この後、内から押し上げて、4コーナーは馬群の真ん中9番手でまわる。直線に入ると馬群の中を伸びて、残り150mあたりで馬群を抜けて先頭に立つ。アトリビュートが追ってくるが、これを3/4馬身差抑えてゴールした。
出遅れて後方からの競馬になったが、ペースは重馬場で5F59:5と速くなり、これが幸いした。残り600mからスルスルと上がって、4コーナーでは前を射程圏に収めた。直線はバラけた馬群を難なく抜けて伸びた。後方から3着に突っ込んできたエピデンドラムには、あと50mもあれば抜かれていたかもしれないが、後方から馬群の中を追い込むという新馬らしからぬレースをしての勝利は素晴らしいと思う。ただ、時計の出ない馬場でも1:37:6-36:9は平凡で、出遅れたことでハイペースに巻き込まれなかったことも良かったと思う。2勝目までは時間がかかるレベルかもしれない。
父トゥザワールド(牡2011年産・期待度90)は新種牡馬である。優駿スタリオンSで種牡馬入り。初年度は128頭に種付けされた。産駒はメイショウナパワンに続き2勝目である。
【母】アンスタンフィール
19戦1勝。ダート1400m1勝。重賞未出走。
本馬が初仔。
期待度45

●3新3 6R 2歳未勝利 芝1800 良
シークレットローザ (牝・美浦・田村康仁)
父ダンカーク 母サンデーローザ(サンデーサイレンス)
1:48:8(上3F36:2)
単勝7.5倍の3番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り600m過ぎで先頭に立ち、追いかけてくる2着馬を3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】46:9-59:6
【レースの上り】11:5-11:8-12:9
好スタートから3番手につける。道中は前2頭が飛ばし3コーナーは4馬身差の3番手。4コーナーで外に出すとき、外にいたシバノレイワを弾くようになり、更に外にいた1番人気シンドラーは外に逃げるような不利を受けた。直線残り600m過ぎで先頭に立つが、残り400mは内バトーブランにクビ差で通過する。残り200mは1馬身差で通過するが、外からシンドラーが伸びてくる。残り100mは1馬身強の差まで詰められるが、ゴールまで何とか粘り3/4馬身差でゴールした。
長い直線を早めに先頭に立ち最後まで粘りきったのは見事で、相手が1番人気のシンドラーだったことも良かったと思う。
ただ、4コーナーで斜行してシバノレイワ・シンドラーが不利を受け、残り200mでは内に刺さってバトーブランが不利を受けた。審議にはならなかったものの、後味の悪いレースだった。しかも、シンドラーは出遅れていて、勝てたのは相手がチグハグだったためだろう。今日の馬場で1:48:8-36:2はまずまずの時計だが、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1600m7着(カインドリー 0:4)
【母】サンデーローザ
JRA8戦0勝・地方8戦1勝。
姉(本馬の伯母)フューチャサンデーはクイーンCGⅢを勝ち、スパーキングレディーC川崎GⅢ3着。その産駒(本馬の従姉妹)サンキューアスクはフラワーCGⅢ3着。
初仔は1勝。第2仔は地方14勝。第3仔はJRA1勝・地方6勝。第5仔は地方6勝。第6仔は地方7勝。第7仔カナロアガール(牝3歳)は現役で1勝。第8仔が本馬。
期待度45

2019年10月15日(火)2歳戦

台風19号の影響で中止になっていた4回東京3日目(10月12日(土))の代替競馬が本日行われた。


●4東3 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 稍重
アミークス (牝・美浦・栗田徹)
父オルフェーヴル 母ヘアキティー(Wildcat Heir)
1:35:4(上3F34:2)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中8~10番手から4コーナーは9番手。直線残り100m手前で先頭に立ち、2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】35:3-47:8
【レースの上り】11:4-11:5-12:1
まずまずのスタートから8番手につける。2F過ぎで10番手となり、4コーナーは外目9番手でまわる。直線に入ると一番外に出して伸び、残り200mは3番手で通過する。残り100m手前で前2頭をまとめてかわし先頭に立ち、一気に引き離してプラットフォーマーに2馬身差でゴールした。
直線は外に出してからしっかりと伸びた。差を開きながらのゴールで、能力差は着差以上にありそうだ。ただ、ラスト1Fが12:1と落ちたのは残念で、本馬も11:9~12:0程度だろう。デビュー戦は勝ち馬から6馬身以上離された3着だったが、そのときの勝ち馬が新潟2歳Sを勝ったウーマンズハートで、2着馬はサフラン賞を勝ったマルターズディオサ、4着馬も勝ちあがっているので、レベルの高い新馬戦だった。このレベルの高さを証明するような勝利で、単勝1倍台の人気にも応えた。今日のレース振りならば1勝クラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m3着(ウーマンズハート 1:1)
【母】ヘアキティー
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り18戦4勝。ラブレアS米GⅠを勝ち、ベストパルS米GⅡ2着・ラスフローレスS米GⅢ2着・サンタイサベルS米GⅢ2着。
本馬が日本での第2仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて7776万円で取引された。
期待度55

●4東3 3R 2歳未勝利 芝1800 稍重
ラグビーボーイ (牡・美浦・勢司和浩)
父エイシンフラッシュ 母マチカネセキガハラ(フジキセキ)
1:49:1(上3F33:9)
単勝6.9倍の4番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーも4番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:3-62:0
【レースの上り】11:6-11:4-11:5
まずまずのスタートから3番手につけるが、向正面に入ったところで4番手に下がる。この後、内4番手を進み4コーナーは先頭から4馬身弱の差の内4番手でまわる。直線に入ると残り400m手前で3番手に上がり、前2頭よりも外に出して伸びる。残り150mあたりで先頭に立つが、僅差でプリマジアが追ってくる。これを、残り100m過ぎてから振り切るが、外からヴィアメントが伸びて来て差を詰めてくる。そして最後はクビ差まで迫られてゴールした。
直線で内から外目に出したときは、やや狭くなったところをこじ開けた。残り200mからは接戦となったが僅差をものにする勝負根性も見せた。稍重でスローペースだったので勝ち時計は1:49:1と平凡だが、上り3Fは33:9で走った。ただ、1番人気のヴィアメントは上り33:4で届かずの2着。脚を余して負けたので、展開によるクビ差の勝利とも言えるだろう。未勝利戦を辛勝なので、2勝目までは時間がかかりそうだ。
その昔、ラグビーボール(1983年産)とサッカーボーイ(1985年産)という馬がいたが、両頭とも活躍し種牡馬になっている。さて、この「ラグビーボーイ」。丁度ラグビーワールドカップが日本で開催中で、初のベスト8入りを決めて日本中が大騒ぎの最中なので、とてもタイムリーなネーミングだ。本馬は種牡馬になれるだけの活躍ができるだろうか。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m4着(カトゥルスフェリス 0:8)
【母】マチカネセキガハラ
7戦1勝。ダート1800m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)マチカネニホンバレはエルムSGⅢを勝った。弟(本馬の叔父)サトノティターン(牡6歳・現役)はマーチSGⅢを勝ち、エルムSGⅢ3着。
第3仔は地方2勝。第4仔はJRA1勝・地方1勝。第5仔ケールダンセール(牝4歳)は現役で2勝。第6仔キセキノカガヤキ(牝3歳)は現役で1勝。第7仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2160万円で取引された。
期待度45

●4東3 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
フローズンスタイル (牝・美浦・黒岩陽一)
父エピファネイア 母アプリコットフィズ(ジャングルポケット)
2:01:8(上3F34:4)
単勝6.6倍の3番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り200m手前で先頭に立ち、1馬身1/2差での快勝だった。
【先頭の通過】48:8-61:4
【レースの上り】11:8-11:4-11:4
スタートで外によれてしまったもののダッシュ良く2番手につける。道中は9頭が縦長となり、先頭が飛ばして3~4馬身差の2番手でレースを進める。3コーナーから差を詰めて行き、4コーナーは1馬身差の2番手でまわる。直線に入ると徐々に先頭に迫り、残り200m手前で逃げ馬をかわして先頭に立つ。残り100mで1馬身差とするが、後方にいたミスミルドレッドが馬群を割って伸び2番手に上がる。これに1馬身1/2差をつけてゴールした。
縦長でバラバラになる展開を2番手で進めた。直線は、後続から伸びてくる馬を気にしながら仕掛けを我慢し、最後に2~3着馬が上り33:7の脚で伸びてきたものの、これらを完封した。デビュー戦で稍重で2:01:8は好時計で、ラスト2Fは11:4-11:4としっかりと走れている。牝馬が芝2000mの新馬戦を勝ち、これからどの距離を使うのか悩ましいところだが、日曜日にキムケンドリームの新馬戦でも書いた通りオークスを狙うには有利だろう。このひと叩きで良くなれば、1勝クラスでも上位争い可能だと思う。
父エピファネイアは新種牡馬である。日曜日は紫菊賞のロールオブサンダーを含めて2勝。月曜日はフェルミスフィアが新馬勝ちで1勝。今日は本馬が勝ち、これで18勝(17頭)である。2歳リーディングサイヤーは、先週からワンランクアップの4位だ。この後、どこまで上がってくるのだろうか。
【母】アプリコットフィズ
2007年産期待度80。年末推奨馬。23戦4勝。11月の東京芝1600m新馬戦を4馬身差で圧勝。2戦目フェアリーSGⅢ2着後、3戦目のクイーンCGⅢを2馬身差で快勝した。そして桜花賞に出走し5着。オークスは6着に終わった。その後は重賞戦線で活躍し、クイーンSGⅢを勝った他、京成杯オータムHGⅢ2着・富士SGⅢ2着・秋華賞GⅠ3着。 6歳時の2月阪急杯出走を最後に引退した。
種牡馬マンハッタンカフェの姪という血統。弟(本馬の叔父)クレスコグランド(牡2008年産・期待度80)は京都新聞杯GⅡを勝った。弟(本馬の叔父)ダービーフィズ(牡2010年産・期待度70)は 函館記念GⅢを勝ち、セントライト記念GⅡ2着・札幌記念GⅡ3着。姪(本馬の従姉妹)レッドジェノヴァ(牝2014年産・期待度50)は京都大賞典GⅡ2着。
初仔は地方1勝。第3仔バラックパリンカ(牡3歳)は現役で2勝。第4仔が本馬。
期待度60

2019年10月14日(月)2歳戦

●4東5 4R 2歳新馬・牝 芝1600 良
フェルミスフィア (牝・美浦・木村哲也)
父エピファネイア 母フェルミオン(アグネスタキオン)
1:35:7(上3F34:8)
単勝4.4倍の2番人気からの勝利。道中3~4番手から4コーナーは内3番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち引き離すが、最後に詰められてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:6-48:0
【レースの上り】12:1-11:4-11:5
好スタートから4番手につける。3F手前で3番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の内3番手でまわる。直線に入ると最内から伸びて、残り300m過ぎで先頭に立つ。そして引き離し、残り150mあたりでは2馬身差とする。残り100mで馬群を抜けたピーエムピンコがいい脚で伸びて来て、グングンと迫り、最後はクビ差でゴールした。
残り200mを過ぎてからグンと引き離したのでセイフティリードかなと思ったが、最後はクビ差まで迫られた。ただ、ラスト2Fのラップは11:4-11:5と大きくは落ちていないので、バテたというよりも相手を褒めるべきだろう。小雨により稍重に近い良馬場で1:35:7-34:8はまずまずの時計で、3着馬には2馬身程度離している。ただ、あと50mもあれば抜かれていたような脚色では印象は悪く、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
父エピファネイアは新種牡馬である。昨日は紫菊賞のロールオブサンダーを含めて2勝。今日は本馬が勝ち、これで17勝目(16頭)である。2歳リーディングサイヤーは先週終了現在で5位。どこまで上がってくるのだろうか。
【母】フェルミオン
13戦1勝。芝1200m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)タイキフォーチュンは種牡馬。姉(本馬の伯母)タイキダイヤはクリスタルCGⅢを勝ち、阪神牝馬特別GⅡ2着・京都牝馬SGⅢ2着・シルクロードSGⅢ3着。兄(本馬の伯父)タイキリオンはニュージーランドTGⅡを勝った。甥(本馬の従兄妹)セイウンコウセイは高松宮記念GⅠ・函館スプリントSGⅢを勝ち、高松宮記念GⅠ2着・シルクロードSGⅢ2着2回・CBC賞GⅢ3着。
初仔ストレンジクォーク(牡2012年産・期待度60)は5勝。中山金杯GⅢ3着。第2仔アップクォーク(騸6歳)は現役で5勝。第3仔は1勝。第4仔テトラクォーク(牝4歳)は現役で1勝。第6仔が本馬。
期待度50

●4東5 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ルナシオン (牝・美浦・藤沢和雄)
父ディープインパクト 母ピラミマ(Unbridled's Song)
1:53:0(上3F34:3)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中2~3番手から4コーナーは5番手。直線7番手に下がるが残り150mから一気に伸びて残り20mあたりで先頭。1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】51:8-65:0
【レースの上り】11:9-11:2-11:7
好スタートから2番手につけるが掛かってしまい、3F手前で何とか落ち着き3番手に下げる。3コーナーで5番手に下がり、4コーナーは馬群の中5番手でまわる。直線に入るとなかなか伸びず、残り400m手前で7番手に下がる。残り200mも7番手で通過するが、残り150mあたりで急にエンジンが掛かったように伸びて、グングンと先頭に迫る。そして、残り20mあたりでヴィズサクセスをかわして先頭に立ち、勢いもそのまま1/2馬身離してゴールした。
道中は掛かってしまい、直線では追っても伸びず、残り200mでは圧倒的な1番人気馬が馬群に沈むかと思った。ところが、ここから鋭く伸びて前6頭をゴボウ抜き。あっという間に勝ってしまった。そこまでマゴついたためでもあるが、ゴール前だけ見ると強い競馬をしている。レースのラスト1Fが11:7なので、本馬はラスト1Fを11:0~11:1程度で走っただろう。良血馬が人気を背負った新馬戦を勝った。やや危ない競馬だったが、このひと叩きで確実に良化しそうで、おそらく1勝クラスでも勝ち負けになるだろう。
【母】ピラミマ
アメリカ産の外国産馬として日本で走り2戦0勝。
母(本馬の祖母)キャリアコレクション(Career Collection)はソレントS米GⅡ・ランダルースS米GⅡを勝ち、ハリウッドスターレットS米GⅠ2着・BCジュヴェナイルフィリーズ米GⅠ2着。
初仔は4勝。第2仔バンドワゴン(牡2011年産・期待度85・年末推奨馬)は4勝。きさらぎ賞GⅢ2着。第3仔は2勝。第4仔は4勝。第5仔スワーヴリチャード(牡5歳・期待度85)は現役で5勝。大阪杯GⅠ・アルゼンチン共和国杯GⅡ・金鯱賞GⅡ・共同通信杯GⅢを勝ち、日本ダービーGⅠ2着・東京スポーツ杯2歳SGⅢ2着・安田記念GⅠ3着・ジャパンCGⅠ3着・宝塚記念GⅠ3着・ドバイシーマクラシックUAEGⅠ3着。第6仔ルナステラ(牝4歳)は現役で2勝。第8仔が本馬。
期待度65

2019年10月13日(日)2歳戦

台風19号は昨日(12日)の19:00前、伊豆半島に上陸した。上陸時の中心付近の気圧は955hPa。中心付近の最大瞬間風速は60mと報道された。
その後、神奈川県、東京都、茨城県、福島県を通り各地に大きな被害をもたらした。特に、風よりも雨の被害が大きく、台風の進路から離れた場所でも大きな被害が出ている。
私自身は運よく被害はなく停電もなかったが、TVの報道を見ると河川の氾濫や土砂崩れ、竜巻で被害にあっている方々がいる。自分は何でもなかったと喜んでいられるような台風ではなかった。台風が去ったこれからも河川の増水などがありえるので、まだまだ警戒をしてほしいと強く願っている。


●4京4 5R 2歳新馬 芝2000 重
キムケンドリーム (牝・栗東・西村真幸)
父オルフェーヴル 母スターペスミツコ(カーネギー)
2:03:1(上3F35:3)
単勝12.9倍の5番人気からの勝利。道中7~9番手から4コーナーは6番手。直線馬群の中を伸びて残り150mで先頭に立ち、2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】49:2-62:0
【レースの上り】12:3-11:9-11:7
好スタートから抑えて7番手につける。向正面に入っても内7番手だが、2頭に並ばれて8~9番手を進む。残り600mは8番手で通過するが、4コーナーで押し上げて馬群の中6番手でまわる。直線に入ると馬群の真ん中を抜けて伸び、残り150mあたりでベーリーオクルスをかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後はベーリーオクルスに2馬身差でゴールした。
道中は内々を通り直線は馬群を抜けてきた。ただ、馬群は真ん中が開いたので狭い所を抜けたという訳ではない。それでも中団につけて直線でしっかりと差し切って更に引き離す競馬は、デビュー戦とは思えないレース振りだった。勝ち時計2:03:1-35:3は、昨日あれだけ悪くなった馬場の翌日と考えれば優秀で、下記紫菊賞の勝ち時計よりも速い。レースの上り3Fは加速するラップで、その中を差し切って引き離すのだから立派だろう。オルフェーヴル産駒で今日のような馬場は向いていたのだろうが、今日の走りならば良馬場でも大丈夫だと思う。牝馬なので使うレースが難しいが、芝2000m戦デビュー勝ちは、オークスを狙うには有利だろう。1勝クラスでも好勝負可能だと思う。
【母】スターペスミツコ
17戦1勝。芝1200m1勝。重賞未出走。
姪(本馬の従姉妹)ラッシュライフは函館2歳SGⅢ2着・ファンタジーSGⅢ2着。甥(本馬の従兄妹)バアゼルリバー(牡2006年産・期待度60)は阪神スプリングJJGⅡを勝ち、中山グランドジャンプJGⅠ2着・中山大障害JGⅠ2着・東京ハイジャンプJGⅡ2着・京都ジャンプSJGⅢ2着・阪神スプリングJJGⅡ3着。
初仔メイショウナルト(騸2008年産・期待度65)は7勝(内障害1勝)。小倉記念GⅢ・七夕賞GⅢを勝ち、オールカマーGⅡ2着・デイリー杯2歳SGⅡ3着・小倉記念GⅢ3着・福島記念GⅢ3着。第2仔は1勝。第3仔は地方3勝。第4仔は1勝。第6仔パールフューチャー(牡2013年産・期待度45)はJRA1勝・地方3勝。第7仔エピカリス(牡2014年産)はJRA3勝・地方1勝。北海道2歳優駿門別GⅢを勝ち、UAEダービーUAEGⅡ2着・レパードSGⅢ3着。第9仔が本馬。
期待度60

●4京4 9R 紫菊賞(1勝クラス) 芝2000 稍重
ロールオブサンダー (牡・栗東・橋口慎介)
父エピファネイア 母ミッキーハナコ(アドマイヤムーン)
2:03:4(上3F35:1)
単勝8.7倍の6番人気からの勝利。道中は1馬身差前後で逃げて、4コーナーも1馬身差の先頭。直線で3馬身近くまで離し、最後は1/2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:4-63:2
【レースの上り】12:0-11:3-11:8
好スタートからすんなりと先頭に立ち、3/4馬身差で逃げる。5F過ぎから1馬身以上の差とするが、3コーナーから詰められて残り600mで僅差となる。4コーナーで再び引き離し、1馬身差の先頭でまわる。直線に入ると差を開き、残り200mは3馬身近い差とする。2番手グループからブルーミングスカイが伸びて来て、残り100mは2馬身差、更に詰められて最後は1/2馬身差でゴールした。
3コーナーで後続を引き付けて、直線で引き離し、最後まで粘りきった。前走7馬身差で圧勝したブルーミングスカイが伸びて来たが半馬身差抑えきった。何とか逃げ切ったという印象だが、2~3着が2馬身半離れたので2頭が抜けていたのだろう。ただ、上記新馬戦よりも回復した馬場で、2:03:4-35:1。新馬戦の勝ち馬は2:03:1-35:3。ペースの差はあるが、新馬よりも遅い時計は残念である。新馬-特別と連勝したが、2戦とも稍重で、まだ良馬場で走っていない。色々と心配な部分もあるが、まだ底を見せていないことと骨っぽいメンバーを完封したことは評価できるだろう。重賞でもそこそこ戦えると思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 中京芝2000m1着(ソルトキャピタル 2馬身1/2)
期待度65(up)

2019年10月12日(土)2歳戦

台風15号による大規模停電」から1ヵ月。
また台風が近づいてきた。今度は台風19号。前回よりも遥かに巨大で、我々被災民にとっては最悪に近いコースで関東地方にやってくる。今、これを書いているパソコンは、いつ停電になって使えなくなるやら。
というよりも、命の危険すら感じる台風である。
本日の東京競馬は中止。代替競馬は10月15日(火)。明日の東京競馬も中止。代替競馬は10月21日(月)に行われることになった。京都競馬は開催したが、大雨により芝・ダートとも不良馬場で競馬が行われた。


●4京3 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 不良
スマートリアン (牝・栗東・石橋守)
父キズナ 母スマートオーシャン(Mr. Greeley)
1:39:2(上3F37:6)
単勝40.2倍の9番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーは馬群の中4番手。直線残り100m手前で先頭に立ち1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】35:5-48:3
【レースの上り】12:8-12:4-12:7
まずまずのスタートから6番手につけるが、2F過ぎで5番手に上がる。4コーナーは先頭から2馬身差の馬群の中4番手でまわる。直線に入ると外から3頭目の位置を伸びて、残り100m手前で先頭に立つ。残り50mで2番手に上がったダンツイノーバに1馬身1/4差でゴールした。
台風の影響でダートは水が浮いているほどの不良馬場で、4F48:3はハイペースだった。このペースを5番手につけて直線も伸びたのだから力があるだろう。デビュー戦が1:3差の8着だったので単勝40.2倍の9番人気と人気薄だった。2着が10番人気馬で馬連は65710円と荒れたレースとなった。おそらく道悪の巧拙が出た結果だと思う。ただ、このペースでも最後までしっかりと走れているので、1勝クラスでも重い馬場ならば十分チャンスはあるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m8着(ヴィースバーデン 1:3)
【母】スマートオーシャン
アメリカ産の外国産馬として日本で走り、JRA9戦1勝・地方4戦0勝。芝1400m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)Ocean Queenはベイメドーズダービー米GⅢを勝った。姉(本馬の伯母)バイコースタル(Bicoastal)はプレスティージS英GⅢ2着。甥(本馬の従兄妹)Chituはサンランドダービー米GⅢを勝ち、ロバートBルイスS米GⅡ2着・マリブS米GⅠ3着。
初仔は地方6勝。第2仔スマートダンディー(牡5歳)は現役で6勝。第3仔スマートセラヴィー(牡3歳)は現役で3勝。第4仔が本馬。
期待度50

●4京3 3R 2歳未勝利 芝2000 不良
パンサラッサ (牡・栗東・矢作芳人)
父ロードカナロア 母ミスペンバリー(Montjeu)
2:08:4(上3F40:3)
単勝5.4倍の2番人気からの勝利。道中2番手から残り3F手前で先頭。4コーナーは4馬身差の先頭で直線は後続を引き離し、大差での大楽勝だった。
【先頭の通過】49:0-62:0
【レースの上り】13:4-12:7-14:2
絶好のスタートだが行きたい馬を行かせて2番手につける。道中は1馬身半差の2番手を進む。3コーナーから差を詰めて、残り600m手前で馬なりのまま先頭に立つ。4コーナーでスパートし、後続をグングン引き離す。直線に入ると更に差を開き、残り200mですでに10馬身以上の差をつける。残り150mあたりからは流し、最後はサトノヴィーナスに2秒5差の大差でゴールした。
2秒5差だと何馬身になるのだろうか。15馬身程度になるのだろうか。最後は流してもこれだけの大楽勝だった。本馬が強いのか他馬が弱いのか。馬場が極悪で、道悪巧者だったので大楽勝だったのだろう。3戦目の初勝利なので現能力はそれほど高くないのかもしれないが、いくら極悪馬場だったとしても2秒5差は評価するべきだろう。仮に良馬場でも1勝クラスでは好勝負できそうで、このまま順調に成長すれば道悪巧者として面白い存在になるだろう。先週のロンシャンのような馬場で走らせたらどんな走りをするのか見てみたいと思った。
【戦歴】3戦1勝
①新馬 阪神芝1600m6着(ロータスランド 0:8)
②未勝利 阪神芝2000m2着(アカイイト 1馬身1/4)
【母】ミスペンバリー
アイルランド産の外国産馬として日本で走り、JRA6戦0勝・地方1戦0勝。
初仔は2勝。第2仔エタンダール(牡2009年産・期待度65)は2勝。青葉賞GⅡ2着。日本ダービー(8着)にも出走した。第5仔ディメンシオン(牝5歳)は現役で5勝。京成杯オータムHGⅢ2着。第6仔は地方1勝。第7仔が本馬。
期待度60

●4京3 5R 2歳新馬 芝1600 不良
テイエムフローラ (牝・栗東・鈴木孝志)
父スクリーンヒーロー 母マヤノマヤ(タイキシャトル)
1:40:7(上3F39:0)
単勝12.3倍の6番人気からの勝利。道中10~11番手から4コーナーは10番手。直線外目から伸びて残り50mあたりで先頭。2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:4-47:8
【レースの上り】13:3-13:1-13:3
まずまずのスタートだがダッシュは悪く11番手につける。3Fあたりで10番手に上がるが3コーナーで11番手に下がる。4コーナーは先頭から6馬身程度の差の外目10番手でまわる。直線に入ると馬群の外目を伸びて、残り200m過ぎで3番手に上がるが、前2頭まで4馬身程の差がある。この差をグングンと詰めて、残り100mで2馬身差とする。そして残り50mあたりでアステロイドベルトをかわして先頭に立ち、2馬身離してゴールした。
4コーナーでは届きそうにない位置にいて、残り200mでもまだまだ差がありながら鮮やかに差し切った。今日の馬場で4F47:8は超ハイペースで、レースの上りはすべて13秒台である。中団よりも後方にいた本馬が差し切ったのはこのためだろう。ただ、後方にいた馬がすべて同じような脚を使ったわけではなく、本馬だけが伸びてきた。デビュー戦で、このような馬場でこれだけの芸当ができるのだから能力は高いだろう。ただ、他のレースと同様に道悪のために勝てた可能性は高いと思う。1勝クラスで好走できるかは、良馬場の適性次第だろう。
【母】マヤノマヤ
32戦3勝。芝1600m2勝・芝1800m1勝。重賞未出走。
妹(本馬の叔母)トーコーニーケは関東オークス川崎GⅡ2着。
初仔は地方2勝。第2仔は2勝。第3仔サリーバランセ(牝3歳)は現役で1勝。第4仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて810万円で取引された。
期待度55

●4京3 9R もみじS(オープン) 芝1400 不良
ラウダシオン (牡・栗東・斉藤崇史)
父リアルインパクト 母アンティフォナ(Songandaprayer)
1:24:1(上3F35:5)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーも5番手。直線外目から伸びて残り100mで先頭に立ち1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】35:6-47:8
【レースの上り】12:1-11:9-12:3
気持ち出遅れたがすぐに6番手につけて、2Fあたりで5番手に上がる。4コーナーは先頭から5馬身差の5番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り200mで2番手に上がる。残り100mでロータスランドをかわして先頭に立つと1馬身1/2差をつけてゴールした。
スタートがやや悪かったものの直線はしっかりと伸びた。今日の馬場で1:24:1ならばまずまずの時計だろう。ラスト1Fは12:3だが、本馬は12:0~12:1程度で走ったと思う。なかなか良いレースをしたと思うが、芝1200m~芝1400mと短い距離を使っているので期待度は高くできない。
【戦歴】3戦2勝
新馬 阪神芝1200m1着(リインフォース 1馬身1/2)
②小倉2歳SGⅢ 小倉芝1200m3着(マイネルグリット 0:1)
期待度45(up)

2019年凱旋門賞仏GⅠ

凱旋門賞を見に行って、早くも1年が過ぎてしまった。(2018年10月14日「凱旋門賞に行ってきた」参照
出資馬エポカドーロの応援に行く予定だったが、出ないのでTV観戦だ。
今年は日本馬が3頭参戦。エネイブルの3連覇がかかるレースで、見所いっぱいのレースとなった。

直線残り400m過ぎでエネイブルが先頭に立ち『3連覇か』と思ったが、最後にヴァルトガイスト(牡5歳:フランス)が伸びて来て、残り100m過ぎでエネイブルをかわして勝利。
重い馬場となり2分31秒台の決着。ブラストワンピース・フィエールマン・キセキも惨敗。キセキが日本馬で最先着の7着か。

来年こそ、エポカドーロかな。

2019年10月6日(日)2歳戦

●4東2 5R 2歳新馬 芝2000 良
サクラトゥジュール (牡・美浦・堀宣行)
父ネオユニヴァース 母サクラレーヌ(シンボリクリスエス)
2:05:3(上3F33:6)
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。道中3~6番手から4コーナーは外3番手。直線残り300mあたりからの叩き合いを制して3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】51:5-64:9
【レースの上り】11:6-11:0-11:2
まずまずのスタートから1コーナーを4番手でまわるが、向正面に入るとやや頭を上げて6番手に下がる。4F過ぎで3番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身弱の差の外3番手でまわる。直線に入るとジリジリと前に迫り、残り300mあたりからロードソリッドとの争いとなる。残り250mあたりで前に出るが、ロードソリッドも粘り2頭が後続を離しての叩き合いとなる。残り50mあたりから差をつけていき、最後は3/4馬身差での勝利だった。
スローペースとなり、道中は頭を上げたりしていたが何とか宥めて直線で伸びた。ロードソリッドを競り負かした根性は見事で、2~3着は4馬身離れた。勝ち時計が2:05:3と遅いが、上り3Fは33:6と速い時計が出ている。ラスト4Fからが13:1と遅く、残り3Fからが11:6と、典型的な上りの競馬になった。したがって、勝ち時計はあまり気にしなくて良いだろう。ラスト2Fも11:0-11:2と速く、おそらく叩き2戦目で上積みも大きいと思う。1勝クラスでも上位争い可能だろう。
かつては一世を風靡した㈱さくらコマースの所有馬である。近年は所有馬も少なく、活躍馬も少なくなってしまった。本ブログで期待度をつけたのは、2014年2月22日にこぶし賞を勝ったサクラエール(牡2011年産・期待度60)以来である。本馬で「古豪復活」となるだろうか。
【母】サクラレーヌ
8戦0勝。
種牡馬 サクラチヨノオー・サクラホクトオーの姪という血統。兄(本馬の伯父)サクラナミキオーはオールカマーGⅡ2着・七夕賞GⅢ3着。兄(本馬の伯父)サクラプレジデントは種牡馬。弟(本馬の叔父)サクラアルディートはアメリカジョッキーCCGⅡ2着。姪(本馬の従姉弟)サクラヴィクトリアは関東オークス川崎GⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・ローズSGⅡ2着・クイーンSGⅢ3着。
第3仔は地方4勝。第4仔サクラユニヴァース(牝4歳)は現役で2勝。第5仔が本馬。
期待度60

●4京2 5R 2歳新馬 芝2000 良
ジャストナウ (牡・栗東・岡田稲男)
父ジャスタウェイ 母フリティラリア(アドマイヤムーン)
2:01:2(上3F35:0)
単勝62.6倍の10番人気からの勝利。道中2~3番手から4コーナーは内3番手。直線残り180mあたりで先頭に立ち、2馬身差の完勝だった。
【先頭の通過】49:2-61:7
【レースの上り】11:7-11:8-11:8
絶好のスタートから3番手につけるが、向正面に入ると2番手に上がる。5F手前で再び3番手に下がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の内3番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の狭い所を抜けて伸び、残り180mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、最後はシルバータイドに2馬身差でゴールした。
道中は内々をまわり、直線は狭くなったところを割って出る根性を見せた。デビュー戦で勝ち時計2:01:2-35:0は優秀で、引き離しながら2馬身差の完勝で、2~3着は2馬身半離れた。単勝62.6倍の10番人気馬の勝ち方ではなく、堂々たる勝利だったと思う。直線も11:8-11:8とラストも落ちていないので、ケチの付け所のない勝利だった。422kgという小柄な牡馬で、乗り込みは十分で仕上がっていたようだ。そうなると、上積みは少ないかもしれない。それでも、1勝クラスならそこそこやれると思う。
【母】フリティラリア
22戦1勝。ダート1700m1勝。重賞未出走。
姉(本馬の伯母)アイスフォーリス(牝2009年産・期待度55)はフローラSGⅡ2着・中山牝馬SGⅢ2着・オークスGⅠ3着。姪(本馬の従姉弟)アリア(牝4歳・期待度35)は函館2歳SGⅢ3着。
第2仔が本馬。
期待度55

2019年10月5日(土)2歳戦

●4東1 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ペルラネーラ (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母シユーマ(Medicean)
1:49:3(上3F33:6)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。道中5~6番手から4コーナーは外目5番手。直線残り200mで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:7-62:7
【レースの上り】11:4-11:0-11:6
気持ち出遅れてスタート直後は後方から3頭目の9番手。ここから押し上げて向正面に入ると6番手。3Fあたりで5番手に上がり、4コーナーは先頭から2馬身半差の外目5番手でまわる。直線に入ると外から2頭目の位置から伸びて、残り200mで内のマスターワークをかわして先頭に立つ。マスターワークも粘るがジリジリと差をつけて1馬身1/4差でゴールした。
スタートが悪かったがすぐに上がり、大きな不利にはならなかった。直線は着実に伸びて1馬身以上の差をつけての完勝。2~3着は2馬身離れた。今日の東京は開幕週初日で、下記のサウジアラビアロイヤルCでレコードが出るなど高速馬場だった。2戦目なので1:49:3はやや物足りないが、スローだったので仕方がなく、上り33:6なので時計的にはまずまずだろう。ただ、インパクトには欠ける勝利で、ラスト1F11:6だが、あと0:1~0:2短縮できたらという時計である。1勝クラスでは好走するが勝ちきれない程度のレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m6着(ミッキーメテオ 0:6)
【母】シユーマ
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリス・カナダ・フランス・香港で走り、英2戦1・加1戦1勝・仏7戦2勝・香1戦0勝。通算11戦4勝。サンチャリオットS英GⅠ・EPテイラーS加GⅠを勝ち、ファルマスS英GⅠ3着・コリーダ賞仏GⅡ3着。
兄(本馬の伯父)Siyouniは種牡馬。妹(本馬の叔母)SiyenicaはDヴィルデンシュタイン賞仏GⅡ3着・リューリー賞仏GⅢ3着。妹(本馬の叔母)Sayanaはベルトランデタラゴン賞仏GⅢ2着・プリンセスエリザベスS英GⅢ2着。
日本での初仔ヘリファルテ(牡5歳)は現役で4勝。第2仔ブレステイキング(牡4歳・期待度55)は現役で4勝。第3仔メッシーナ(牝3歳・期待度55)は現役で2勝。第4仔が本馬。
期待度55

●4東1 5R 2歳新馬 芝1600 良
ラッシュアップ (牡・美浦・金成貴史)
父ヴィクトワールピサ 母ノーブルジュエリー(Smarty Jones)
1:36:5(上3F34:7)
単勝13.1倍の3番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーは4番手。直線残り200m手前で先頭に立ち、2着馬を1/2馬身差振り切っての勝利だった。
【先頭の通過】35:5-48:3
【レースの上り】12:1-11:4-11:5
好スタートから外目5番手につける。道中も5番手を進み、4コーナーは先頭から2馬身弱の差の馬群の中4番手でまわる。直線に入ると前が壁になって、残り400mあたりからやや強引に外へと出す。狭くなったところを抜けて残り200m手前で先頭に立つが、外から伸びたスピードオブラブが迫っている。残り100mで半馬身差とし、最後は1/2馬身差でゴールした。
スタートが良く、道中は5番手で脚をためて、直線は狭い所を抜ける根性を見せた。レース振りは良好だが、デビュー戦とはいえ今日の馬場で1:36:5-34:7は平凡だと思う。1番人気・2番人気馬が3着・6着に負けたレースで、恵まれた面もあるだろう。526㎏と大型馬で叩いた上積みも大きいだろうが、ガラリと一変しないと1勝クラスでは厳しいレベルだと思う。
【母】ノーブルジュエリー
2008年産期待度70.。年末推奨馬。21戦6勝。12月の阪神の新馬戦芝1400mを9馬身差で圧勝した。しかし、エルフィンS2着、アーリントンCGⅢ7着と負けて、クラシックは断念。その後は芝1400m2勝・芝1500m1勝・芝1600m2勝。重賞は、6歳時に京都牝馬SGⅢ3着。中山牝馬SGⅢ(5着)に出走して引退した。
母(本馬の祖母)ノーブルステラ(Noble Stella)はニューヨークBCH米GⅡ・ビウィッチS米GⅢ・グレンズフォールズH米GⅢ・ダンススマートリーH米GⅢを勝ち、シープスヘッドベイH米GⅡ2着・ラプレヴォワイヤントH米GⅢ3着・オーキッドH米GⅢ3着・ザヴェリワンH米GⅢ3着・グイドベラルデリ賞伊GⅢ3着。
初仔ノーブルカリナン(牝4歳・期待度55)は現役で2勝。第2仔が本馬。
期待度45

●4東1 11R サウジアラビアロイヤルC(GⅢ) 芝1600 良
サリオス (牡・美浦・堀宣行)
父ハーツクライ 母サロミナ(Lomitas)
1:32:7(上3F33:1)レコード
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中3~4番手から4コーナーは3番手。直線残り200mあたりで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】35:1-47:2
【レースの上り】11:2-10:8-11:5
まずまずのスタートから3番手につけるが、やや掛かり気味に進む。3F手前で4番手となり、4コーナーは先頭から2馬身差の3番手でまわる。直線に入ると徐々に前2頭に迫るが、残り300mあたりで外から伸びてきたクラヴァシュドールに僅かながら抜かれる。しかし、残り200mあたりで抜き返して先頭に立ちジワジワと差をつけて最後は1馬身1/4差でゴールした。
2Fあたりではやや掛かり気味で進むが、3コーナーあたりで落ち着く。直線で一旦2着馬に抜かれたが、抜き返す根性は立派で、その後も1馬身以上離した。2~3着は3馬身半、3~4着は2馬身半離れたので、1・2着馬が抜けていただろう。勝ち時計1:32:7はレコードで、2年前の同レースでダノンプレミアムがマークしたレコードを0:3更新した。ダノンプレミアムのときは5F58:3というハイペースで、ラスト3Fを34:4で上っている。今回は5F59:2のペースで、上りはMAXに近い33:1で走ってのレコード。かなりハイレベルだと思う。デビュー戦・2戦目とも芝1600mを使ったので、2歳時はこのままマイル戦を走らせそうで、次は暮れの朝日杯フューチュリティSだろうか。出てくれば、今のところ最有力候補だろう。
【戦歴】2戦2勝
新馬 芝1600m1着(アブソルティスモ 2馬身)
期待度75(up)

●4京1 3R 2歳未勝利 芝2000 良
ミレニアムクロス (牡・栗東・斉藤崇史)
父ハーツクライ 母アドマイヤテレサ(エリシオ)
2:02:2(上3F35:6)
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。道中4~5番手から4コーナーは4番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】48:8-61:6
【レースの上り】11:9-12:0-12:0
まずまずのスタートから5番手につける。向正面に入ると4番手に上がるが4F過ぎで5番手に下がる。その後は5番手を進み、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目4番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り150mあたりで先頭に立つ。そして引き離すが、ウェストエッジが2番手に上がり追いかけてくる。これを1馬身1/4差抑えてゴールした。
4コーナーで前に迫り、直線でキッチリと伸びての危なげのない勝利。完勝だった。2:02:2-35:6もまずまずで、直線のレースのラップも12:0-12:0と、ラストも落ちていない。ただ、強調材料に乏しく、平凡な勝ち方だったので、この後大きく良くならないと2勝目までは時間がかかるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 小倉芝1800m5着(シャンドフルール 0:5)
【母】アドマイヤテレサ
19戦5勝。芝1200m1勝・芝1400m1勝・芝1600m1勝・芝1800m2勝。重賞は阪神ジュベナイルフィリーズ(11着)・チューリップ賞(9着)・阪神牝馬S(4着)・京都牝馬S(11着)・府中牝馬S(9着)に出走した。
母(本馬の祖母)ヒード(Heed)はニジャナS米GⅢを勝ち、ノーブルダムゼルS米GⅢ3着。
第2仔アドマイヤラクティ(牡2008年産)はJRA6勝・豪1勝。コーフィールドC豪GⅠ・ダイヤモンドSGⅢを勝ち、アルゼンチン共和国杯GⅡ2着・阪神大賞典GⅡ2着・金鯱賞GⅡ3着・アメリカジョッキーCCGⅡ3着。第3仔は4勝。第7仔は2勝。第8仔は1勝。第9仔は地方2勝。第10仔アドマイヤジャスタ(牡3歳・期待度70)は現役で2勝。ホープフルSGⅠ2着。皐月賞(8着)・日本ダービー(18着)にも出走した。第11仔が本馬。
期待度50

●4京1 5R 2歳新馬 芝1800 良
ディアスティマ (牡・栗東・高野友和)
父ディープインパクト 母スウィートリーズン(Street Sense)
1:47:7(上3F35:4)
単勝3.5倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り350mあたりで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】47:6-60:1
【レースの上り】12:2-11:4-11:9
好スタートから3番手につけるが3F手前で2番手に上がる。その後は1馬身差の2番手を進み、3コーナーから差を詰めて、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入ると先頭に並びかけて、残り350mあたりで前に出る。残り200mは半馬身差で通過するが、ここで3番手にいたオールザワールドが残り100mで2番手に上がり追いかけてくる。これを1馬身1/4差抑えてゴールした。
先頭に立ってからスパッと引き離すことはできなかったが、残り100mからは粘っていた3着馬を引き離し、追いかけてきた2着馬も最後は脚色が同じになり、余裕で抑え切った。ラスト1Fが11:9と落ちてしまったのは残念だが、デビュー戦から1分47秒台は優秀で、能力は高いと思う。10月の新馬戦は例年レベルが高い印象で、近年は6月デビュー組みの活躍が目立つものの、10月デビュー組も注目しなければならないだろう。おそらくハイレベルの新馬戦で、レース振りにインパクトはなかったものの、1勝クラスでも好勝負可能だと思う。
【母】スウィートリーズン
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り11戦5勝。エイコーンS米GⅠ・スピナウェイS米GⅠ・テストS米GⅠを勝ち、フリゼットS米GⅠ2着・コティリオンS米GⅠ2着・ガゼルS米GⅡ3着。
姉(本馬の伯母)ドントフォゲットギル(Don't Forget Gil)はフロリダオークス米GⅢを勝ち、CCAオークス米GⅠ2着・カムリーS米GⅡ2着。
本馬が日本での初仔。
期待度60

●4京1 9R りんどう賞(1勝クラス・牝) 芝1400 良
ヤマカツマーメイド (牝・栗東・池添兼雄)
父ロードカナロア 母ヤマカツマリリン(グラスワンダー)
1:21:4(上3F34:6)
単勝7.6倍の5番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーはも5番手。直線残り50mあたりで先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
【先頭の通過】34:8-46:5
【レースの上り】11:5-11:6-11:8
気持ち出遅れたがダッシュ良く盛り返し5番手につける。道中も5番手を進み、4コーナーは馬群の真ん中5番手でまわる。直線に入ると、前・左右と包まれた状態になるが、残り300mあたりで前が僅かながら開く。この狭い所を突いて伸び、残り200m手前で2番手に上がる。そして、逃げたシャドウブロッサムをい追いかけて残り50mあたりでとらえて先頭に立ち、最後はクビ差でゴールした。
ゲートの出は悪かったが、ダッシュが良くすぐに流れに乗った。直線で狭いところから抜け出す根性は立派で、逃げ粘る1番人気シャドウブロッサムも残り50mでとらえた。クビ差での接戦となったが、着差以上の完勝で、勝ち時計1:21:4もまずまずだろう。ただ、逃げ馬が6Fを69:6で通過したため、ラストが甘くなってしまったための勝利なので、今のところは1勝クラスがギリギリのレベルだろう。次走は重賞だろうが、掲示板レベルだと思う。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 中京芝1400m7着(クリアサウンド 1:3)
②未勝利 札幌芝1500m2着(アブソルティスモ ハナ)
③未勝利 札幌芝1500m1着(ベッラヴォルタ 1/2馬身)
【母】ヤマカツマリリン
JRA31戦3勝・地方9戦2勝。JRAでは芝1200m3勝。重賞は京都牝馬S(16着)に出走した。
母(本馬の祖母)イクセプトフォーワンダ(Except for Wanda)はダンススマートリーH米GⅢを勝ち、ベサラビアンH米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)ワンダフルクエストは北海道2歳優駿門別GⅢ3着。
初仔ヤマカツエース(牡2012年産・期待度55)は7勝。ニュージーランドTGⅡ・金鯱賞GⅡ2勝・福島記念GⅢ・中山金杯GⅢを勝ち、大阪杯GⅠ3着・札幌記念GⅡ3着・ファルコンSGⅢ3着・函館記念GⅢ3着。種牡馬。第2仔は1勝。第3仔 ヤマカツグレース(牝5歳・期待度55)は現役で2勝。フローラSGⅡ2着。オークス(18着)にも出走した。第4仔は地方2勝。第6仔が本馬。
期待度55

2019年9月29日(日)2歳戦

●4中9 3R 2歳未勝利 芝1600 良
ジュエルタワー (牝・美浦・尾形和幸)
父クロフネ 母プリンセスゴールド(サンデーサイレンス)
1:35:0(上3F34:7)
単勝3.7倍の2番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーは内4番手。直線外に進路を変えて伸び、残り100m過ぎで先頭。1馬身1/4差での完勝だった。
【先頭の通過】35:8-47:5
【レースの上り】11:8-11:5-11:7
やや出遅れて、押して押して上がり内5番手につける。道中も5番手を進み、4コーナーは内4番手でまわる。直線に入ると前3頭が壁になり隙間がないため、残り250mあたりから前3頭よりも外に出す。残り200mから伸びて残り80mあたりでチアチアクラシカをかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後は1馬身1/4差でゴールした。
出遅れたといっても多くの馬もスタートが良くなかったので大きな影響は無かった。前が壁になったが上手く外に出して伸び、最後までしっかりと伸びた。他馬とは能力がワンランク上というような勝利で、完勝といえる勝ち方だった。ただ、速い時計の出ている中山で、ある程度流れたレースで1:35:0-34:7は少しもの足りない気がする。9Rのサフラン賞に出走していたら7着の時計であり、現状1勝クラスではこの程度の力だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1600m2着(ショウナンハレルヤ 1馬身1/2)
【母】プリンセスゴールド
27戦1勝。芝1200m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)ステイゴールドは種牡馬。姉(本馬の伯母)レクレドール、妹(本馬の叔母)のメルヴェイユドール、甥(本馬の従兄妹)ドリームパスポート・ラウンドワールド(牡2010年産・期待度70)・フロンティア(牡4歳・現役・期待度60)・ベルーフ(牡2012年産・期待度85・年末推奨馬)、姪(本馬の従姉妹)ショウナンパンドラ(牝2011年産・期待度60)など、近親には重賞での活躍馬が多い。
第2仔は5勝(内障害1勝)。第4仔は地方6勝。第8仔が本馬。
期待度45

●4中9 5R 2歳新馬 芝1800 良
ポタジェ (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母ジンジャーパンチ(Awesome Again)
1:50:1(上3F34:6)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。出遅れて13番手から向正面で押し上げて4コーナーは外8番手。直線残り100m過ぎで先頭に立ち1馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】50:5-62:8
【レースの上り】11:9-11:5-11:7
出遅れて1馬身程度の不利。後方からの競馬となり、1コーナーは最後方から2頭目の13番手でまわる。向正面に入ると外を通り押し上げて3コーナーでは8番手。4コーナーは先頭から1馬身半差の大外8番手でまわる。直線に入ると外から伸びて残り200mは1馬身差の3番手で通過する。残り100m過ぎでハーレムシャドウをかわして先頭に立ち、1馬身差をつけてゴールした。
向正面ではあまり無理することなく位置を上げた。4コーナーは8番手だが、先頭との差はあまりなく、直線はジリジリと詰めて抜き去った。やや遅いペースだったので、勝ちタイムは1分50秒を切れなかったが、それならばラスト11:7は少々遅い気がする。出遅れた分、向正面で力を使っているのでこうなってしまったとも言えるが、今日の馬場で1:50:1-34:6はデビュー戦としても平凡だろう。1勝クラスで好走するには、まずスタートを矯正しなければ厳しいだろう。
【母】ジンジャーパンチ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り22戦12勝。BCディスタフ米GⅠ・ラフィアンH米GⅠ・オグデンフィップスH米GⅠ・パーソナルエンサンS米GⅠ・ゴーフォーワンドH米GⅠ2勝・ルイヴィルS米GⅡ・ファーストフライトH米GⅡを勝ち、米GⅠ2着2回3着2回・米GⅡ2着1回。
母(本馬の祖母)NappelonはカムリーS米GⅡを勝ち、ジェニュインリスクH米GⅡ3着。
日本での第2仔は1勝。第3仔ルージュバック(牝2012年産・期待度90・年末推奨馬)は6勝。毎日王冠GⅡ・オールカマーGⅡ・きさらぎ賞GⅢ・エプソムCGⅢを勝ち、オークスGⅠ2着・中山牝馬SGⅢ2着。第4仔 ケイブルグラム(騸6歳)は現役で3勝。第5仔エリティエール(牝5歳)は現役で2勝。第7仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2億520万円で取引された。
期待度50

●4中9 9R サフラン賞(1勝クラス) 芝1600 良
マルターズディオサ (牝・美浦・手塚貴久)
父キズナ 母トップオブドーラ(Grand Slam)
1:34:3(上3F33:8)
単勝5.3倍の4番人気からの勝利。出遅れて向正面で8番手から6番手に押し上げて、4コーナーは外目4番手。直線2着馬と争い残り50mあたりで前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:3-47:7
【レースの上り】11:8-11:1-11:4
出遅れて半馬身程度の不利。最後方9番手からの競馬となるがすぐに8番手に上がる。向正面で押し上げて4Fは6番手。4コーナーは5頭が横に並ぶようにしてまわり、その中で外から2頭目の4番手でまわる。直線に入ると2頭が脱落し、残り200mでは3頭の争いとなる。残り100mからマジックキャッスルとの争いとなり、残り50mで前に出る。そしてクビ差でゴールした。
出遅れなければもう少し楽に勝てただろう。それでも2着馬を競り負かし、1番人気の3着馬にはクビ+1馬身1/2差をつけたので能力は抜けていたと思われる。1:34:3-33:8も上々で、ラスト1Fも11:4である。1勝クラスなら十分な時計で、まだ詰められる余裕があるのだから重賞でも上位争いは可能だと思う。
父キズナは新種牡馬である。これで産駒18勝目(15頭)だ。2勝馬がこれで3頭となり、2歳リーディングサイヤートップのまま9月を終える。10・11・12月とあと3ヵ月あるが、どこまで1位でいられるか。面白くなってきた。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 新潟芝1600m2着(ウーマンズハート 3馬身1/2)
未勝利 新潟芝1600m1着(マイネルシスネロス 1/2馬身)
期待度70(up)

●4阪9 5R 2歳新馬 芝1600 良
インザムード (牡・栗東・浅見秀一)
父ノヴェリスト 母サンエルピス(キングカメハメハ)
1:34:9(上3F35:4)
単勝24.8倍の9番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーは2番手。直線残り350mあたりで先頭に立ち、後続を引き離して2馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】35:0-47:2
【レースの上り】12:0-11:6-12:1
好スタートから2番手につけるがすぐに3番手に下がる。道中は内3番手を進み、4コーナーは1馬身半差の2番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま先頭に迫り、残り350mあたりで先頭に立つ。残り200mは1馬身半差で通過するが、ここから一気に引き離し残り100mは2馬身半差とする。この差を最後まで保ち、アヴェイルに2馬身1/2差でゴールした。
スタート良し、追走良し、早目に先頭に立って終いも良し。完勝だった。ハイペースだったため勝ち時計も良く、1分35秒を切ってきた。ラスト1Fは12:1と落ちてしまったが、このペースでこの時計なら十分だろう。9番人気と人気はなかったが、フロックというような勝ち方ではなく堂々たる勝利だった。これならば1勝クラスでも好勝負可能だろう。
【母】サンエルピス
12戦1勝。ダート1800m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)フサイチパンドラはエリザベス女王杯GⅠ・札幌記念GⅡを勝ち、オークスGⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・エンプレス杯川崎GⅡ2着・フラワーCGⅢ2着・阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ3着・秋華賞GⅠ3着・ローズSGⅡ3着。妹(本馬の叔母)アーモンドアイ(牝4歳・期待度100・年末推奨馬)は現役で、JRA6勝・UAE1勝。桜花賞GⅠ・オークスGⅠ・秋華賞GⅠ・ジャパンCGⅠ・ドバイターフUAEGⅠ・シンザン記念GⅢを勝ち、安田記念GⅠ3着。
本馬が初仔。
期待度60

2019年9月28日(土)2歳戦

18頭目の出資馬カインドリー(牝2歳)が本日中山5R芝1600m新馬戦でデビューした。

たまに書くが、私は一口クラブの会員である。
それも、一口歴31年目のベテランである(2012年5月18日の記事参照)(2012年9月24日の記事参照)。
貧乏なので基本的には1頭しか出資できない。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンで細々と続けている。したがって、31年目で19頭しか出資していない。ただし、最近は複数頭に出資している状態が続き、今も4頭持ちである。
1999年に7頭目の出資馬が勝ってから、2016年に15頭目の出資馬スズカゼ(牝5歳・期待度65)が勝つまで、何と16年半も出資馬の勝利が無かったヘタクソだが、16頭目の出資馬エポカドーロ(牡4歳・期待度100)が皐月賞馬になるなど近年は調子が良い。
カインドリーについては2018年6月30日の記事で詳しく書いている。『エポカドーロで稼いだ金だ。妹に出資しないでどうする』と思い出資した馬だ。

3月末に関東の育成牧場に移動したので、4月に見学へ行った(2019年5月18日の記事参照)。
8月初旬に入厩。デビューに向けて追い切りを重ね、概ね仕上がったものの追い切り時計は満足いくものではなかった。ただ、動画を見るといい動きをしているようにも思っていた。

想定の段階で出走予定馬が21頭。除外の可能性があった。デビューが来週に延びると仕事のため見に行けない。メンバーを見るとディープインパクト産駒がいない。ノーザンファーム産が何頭かいるが、比較的手薄かもしれない。だから、どうしても抽選に通ってほしかった。木曜日夕方のJRAからの発表からドキドキしていた。
出走が決まると今度は口取りの抽選だ。エポカドーロの口取りはかなり難しいが、300口が完売しなかったカインドリーなら何とか通ってくれと思い、金曜午後のクラブからの発表もドキドキした。おそらく倍率は2倍くらいはあったと思うが、口取りの抽選も当選した。

家内につきあってもらい中山競馬場へ。
前日は、兄エポカドーロのデビュー戦、母ダイワパッションの4連勝のVTRを見てイメージトレーニングをした。
『あとはカインドリーが勝つだけ』と思ったが、新聞の評価は予想以上に低い。2~3番人気だろうと思っていたが、15.6倍の5番人気と馬券も売れていない。パドックでは気合不足に映った。返し馬も頭を上げて集中していない。レース直前は『5着に入ればいいか』に気持ちは変わっていた。
結果は下記の通り。当然のことだがとても嬉しい勝利だった。

喜び勇んでウイナーズサークル前の集合場所へ。
そこには同じ思いで喜んでいる会員さんが集まっていた。なぜか他クラブの会員さんと思われる人もいて、私に「おめでとうございます」とか「凄いスタートでしたね」とか話しかけてくるような半興奮状態だった。
通行証を受け取りウイナーズサークルへ入る。カインドリー及び田村康仁調教師、石橋脩騎手の到着を待つ間、両隣の人と話した。普段は知らない人と話すことなどないのだが、テンションがMAXになっているので知らない人とか関係ない。
驚いたのは、両隣の人ともエポカドーロの会員であり、更に驚いたのは私を含めて3人ともダービーのときは口取りに当選していたということだ。たまたま並んで待っていた3人が同じような境遇だったのだ。
カインドリー、田村康仁調教師、石橋脩騎手、厩務員の記念撮影が終わった後、我々の番である。田村調教師が「おめでとうございます」と声をかけてくれたので「ありがとうございます」と言って会釈したが、我々は馬主ではなくただの出資者なので、我々の方が調教師に「おめでとうございます」と言うべきじゃね?と思いながら撮影場所に移動。
会員10名の先頭のほうにいたので、10人が横に並ぶ中の一番端になってしまった。
もし、カインドリーの口取り記念写真を一緒に撮った会員さんが本ブログを見たなら、出来上がった写真を見てください。一番右(馬場側)に写っているのが私です。今後ともよろしくお願いします。

エポカドーロが稼いだ金で出資したといっても、貧乏の私にとっては高いお金を出した馬である。出資馬がクラシックに出走し、再びあの興奮と感動を味わいたいと強く願って出資したのである。未勝利で終わってもらっては困るのだと思っていたが、まずは上々のデビュー戦で、今後ちょっと楽しめそうだと思うと嬉しくてたまらないのだ。


●4中8 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
カインドリー (牝・美浦・田村康仁)
父キズナ 母ダイワパッション(フォーティナイナー)
1:35:7(上3F34:5)
単勝15.6倍の5番人気からの勝利。道中は1馬身差で逃げて4コーナーは僅差の先頭。直線で引き離し、最後に差が詰まったが3/4馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:6-49:1
【レースの上り】11:6-11:4-11:5
最内1番枠から絶好のスタートでそのままハナに立つ。道中は1馬身前後の差で逃げるが、ペースはスローとなる。4コーナーで2番手の馬に並びかけられて僅差の先頭でまわる。直線に入ると引き離し、残り200mは1馬身半差とする。残り150mあたりで最内から2番手に上がったリーディングパートがジワジワと差を詰めるが、最後は3/4馬身差抑えてゴールした。
ゲートをポンっと飛び出して、スタート直後には他馬よりも半馬身前にいた。その後、頭を上げたがすぐに集中して走ることができた。5F61:2とやや遅いペースになったが、縦長の展開となり先行馬が有利となった。4コーナーで詰められるが直線で引き離し、残り150mあたりでは2馬身弱の差とした。最後は詰められたものの、直線は11:4-11:5なので逃げ馬としては十分だろう。ただ、時計の出ている今日の中山で1:35:7-34:5は優秀という訳でもない。スタートの速さとペースと展開と、先行馬有利の馬場に助けられた面は大きいと思う。このひと叩きでどこまで良くなるかが今後の鍵だが、物見をしたり右にもたれたりと矯正しなければならない部分も多々あるので、良化すれば2戦目で一変するかもしれない。また、石橋脩騎手の感触ではこの距離がギリギリかもということなので、距離短縮があるかもしれない。そうなるとオークスへの期待度は高くできない。
父キズナは新種牡馬である。本日は下記アカイイトも勝ったので、これで産駒17勝目(15頭)だ。順調に勝ち星を伸ばしている。先週終了時点でも2歳リーディングサイヤーのトップを維持。どこまで粘れるか。
【母】ダイワパッション
17戦4勝。フィリーズレビューGⅡ・フェアリーSGⅢを勝ち、桜花賞(16着)にも出走した。
初仔ダイワインスパイア(牡2009年産・期待度50)はJRA2勝・地方1勝。第2仔はJRA1勝・地方4勝。第5仔エポカドーロ(牡4歳・期待度100)は現役で3勝。皐月賞GⅠを勝ち、日本ダービーGⅠ2着・スプリングSGⅡ2着。第7仔が本馬。
期待度50

●4阪8 3R 2歳未勝利 芝2000 良
アカイイト (牝・栗東・中竹和也)
父キズナ 母ウアジェト(シンボリクリスエス)
2:02:4(上3F33:7)
単勝3.8倍の2番人気からの勝利。道中最後方7番手から4コーナーも7番手。直線外に出して一気に伸びて残り50mあたりで先頭。1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:9-63:2
【レースの上り】11:7-11:3-11:6
のっそりとゲートを出て1馬身半程度の不利。最後方7番手からの競馬となり、向正面も7番手を進む。4コーナー手前では前6頭の馬群からやや離れる展開になり、4コーナーも馬群の後方内7番手でまわる。直線に入ると前6頭よりも外に出して伸び、残り200mは先頭から2馬身半差の外6番手で通過する。残り100mは2番手、残り50mあたりでパンサラッサをかわして先頭に立ち、1馬身1/4差離してゴールした。
前走のデビュー戦のスタートはゲートが開いてもしばらくゲート内にいたというような出遅れで、2~3馬身の不利だった。今回も大きく遅れたが、前走よりはマシだった。直線に賭けたのか4コーナーでも動かず、直線は外に出して伸びた。スローペースだったので勝ち時計2:02:4はやや平凡だが、上りは33:7なので能力は高いだろう。ただ、スタートを何とかしないと1勝クラスでは戦えない。今日の様子を見ると普通にゲートを出るまでは、しばらく時間がかかりそうだ。
キズナ産駒で名前が「赤い糸」。なかなか素敵なネーミングだと思う。
父キズナは新種牡馬である。本日は上記カインドリーも勝ったので、これで産駒17勝目(15頭)だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1400m4着(フェアレストアイル 0:6)
【母】ウアジェト
2008年産期待度60。21戦2勝。1月の京都芝1600mの新馬戦を快勝したが、2戦目のエルフィンSは9着。そして、500万下14着、あやめ賞2着、矢車賞6着と負けてクラシックには出走できなかった。夏の函館芝1800mを勝ったが、その後は条件戦を勝てず、5歳夏のレースを最後に引退した。
第2仔イチバンヤリ(牡3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●4阪8 4R 2歳新馬 芝1800 良
ヴィースバーデン (牝・栗東・角居勝彦)
父ディープインパクト 母ワイルドココ(Shirocco)
1:47:7(上3F33:8)
単勝14.5倍の5番人気からの勝利。道中5~8番手から4コーナーは内8番手。直線残り100mで先頭に立ち2馬身差での快勝だった。
【先頭の通過】49:0-61:2
【レースの上り】11:6-11:3-11:6
まずまずのスタートから5番手につける。3Fあたりで7番手に下がり、4Fあたりで8番手になる。この後は内8番手で脚をためて、4コーナーも内8番手でまわる。直線に入ると馬群を縫うように上がり、残り250mあたりで馬群を抜ける。残り200mは3番手で通過し、残り100mで2頭をまとめてかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後は2馬身差でゴールした。
抜けてくるのが難しそうな馬群を上手に縫うようにして抜けた根性は立派で、抜けた後の伸び脚も素晴らしかった。デビュー戦からこのようなレースはなかなか出来ないと思う。418kgという小柄な牝馬で、これだけの爆発力を持っているのには驚いた。馬込みを怯まないのは今後大きな武器になるだろう。2馬身差でも引き離しながらのゴールで、もう少し距離があればもと離していただろう。5番人気と低評価だったが能力は間違いなく高く、1勝クラスでも好勝負可能だと思う。
【母】ワイルドココ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。イギリス・フランスで走り、英8戦5勝・仏1戦0勝。パークヒルS英GⅡ・リリーラングトリーS英GⅢ(2勝)を勝ち、ヴェルメイユ賞仏GⅠ2着。
母(本馬の祖母)Wild Sideはオイローパシャンピオナート独GⅡを勝ち、ドイツヘロルト賞独GⅢ3着。妹(本馬の叔母)Wilddrosselはゲルリンク賞独GⅡ3着・バーデンヴュルテンベルクトロフィ 独GⅢ3着・ハノーファー秋季牝馬賞独GⅢ3着・独セントレジャー独GⅢ3着・ハンブルク牝馬賞独GⅢ3着。妹(本馬の叔母)Weltmachtはディアナトライアル独GⅡ2着。
日本での初仔シグナライズ(牝4歳・期待度65)は現役で2勝。第2仔は地方1勝。第3仔が本馬。
期待度60

2019年9月22日(日)2歳戦

●4中7 5R 2歳新馬 芝1600 良
アヌラーダプラ (牝・美浦・萩原清)
父キングカメハメハ 母ポロンナルワ(Rahy)
1:37:8(上3F34:0)
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーは外目3番手。直線残り250mあたりで先頭に立ち、馬なりのまま離して1馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】38:0-50:7
【レースの上り】12:0-11:3-11:3
好スタートから外5番手につけて道中も5番手を進む。残り3F過ぎで4番手に上がり、4コーナーは絶好の手応えのまま前2頭と僅差の3番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま残り250mあたりで先頭に立ち、そのまま2番手以下に差をつける。残り100mで1馬身以上の差とするが、三浦皇成騎手は手綱を持ったままで最後はダイワミラクルに1馬身1/2差でゴールした。
1:37:8-34:0と、勝ち時計・上りタイムともに平凡だが、レース振りは圧巻だった。残り3Fからは軽く促すだけで先頭に迫っていき、4コーナーから直線にかけては馬なりのまま勝った。直線は11:3-11:3と速く、仮に追っていたらどこまで離しただろうというような勝利だった。速いペースにどこまで対応できるか不明だが、スタートも良い馬なので簡単にこなしてしまう可能性が高い。1勝クラスでも勝ち負けになると思う。
【母】ポロンナルワ
未出走。
父Rahyと母父Singspielは半兄弟なので、Glorious Songの2×3という近親配合である。
母(本馬の祖母)シンハリーズ(Singhalese)はデルマーオークス米GⅠを勝ち、パカラップS米GⅢ2着・アメリカンオークス米GⅠ3着。弟(本馬の叔父)アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)はラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝った。妹(本馬の叔母)リラヴァティ(牝2011年産)はマーメイドSGⅢを勝ち、福島牝馬SGⅢ2着・ローズSGⅡ3着・フェアリーSGⅢ3着・チューリップ賞GⅢ3着。妹(本馬の叔母)シンハライト(牝2013年産・期待度90・年末推奨馬)はオークスGⅠ・ローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着。
初仔は地方1勝。第2仔ディーパワンサ(牝5歳・期待度60)は現役で3勝。オークス(17着)にも出走した。第4仔ガルヴィハーラ(牡3歳)は現役で2勝。全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。第5仔が本馬。
期待度65

●4中7 8R 芙蓉S(オープン) 芝2000 良
オーソリティ (牡・美浦・木村哲也)
父オルフェーヴル 母ロザリンド(シンボリクリスエス)
2:02:9(上3F33:8)
単勝2.0倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは2番手。直線残り200mで先頭に立ち後続を離して2馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】51:0-64:3
【レースの上り】11:4-11:2-11:5
好スタートから抑えて4番手につける。向正面も4番手で進む。残り600m過ぎで3番手に上がり、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入ると内で粘るウインカーネリアンを残り200mでとらえて先頭に立ち、後続を引き離す。残り100mは1馬身半差で通過し、この後、池添謙一騎手は手綱を抑えるが差は開き、ウインカーネリアンに2馬身1/2差でゴールした。
6頭立てという寂しいメンバー構成だが、未勝利馬はいなかった。デビュー戦でクビ差負かしたブラックホールがその後札幌2歳SGⅢを勝ったので、休み明けでも人気を集めた。スローペースになったので、後方4番手では不利な流れだったが、直線はしっかり伸びた。しかも、最後の50mは流してラスト1Fは11:5である。勝ち時計2:02:9は平凡でも十分に能力を示したと思う。シーザリオの孫という良血で、一族からは本日の阪神11R神戸新聞杯で叔父のサートゥルナーリアが圧勝した。今や日本を代表する牝系の一つとなっていると思う。おそらく重賞でも好勝負できそうで、この一族から新たな重賞勝ち馬が出るかもしれない。次は暮れの中山か。それとも一戦挟むのか。動向に注目だ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 函館芝1800m1着(ブラックホール クビ)
期待度75(up)

●4阪7 5R 2歳新馬 芝2000 良
チュウワノキセキ (牡・栗東・大久保龍志)
父キンシャサノキセキ 母ミスティックリップス(Generous)
2:01:9(上3F33:9)
単勝18.8倍の5番人気からの勝利。道中8~9番手から4コーナーは外6番手。直線残り100mで先頭に立ち、1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:3-61:7
【レースの上り】11:7-11:1-11:6
気持ち出遅れて後方からの競馬。1コーナーは8番手でまわり、向正面は8~9番手を進む。残り600mから外を通り押し上げて、4コーナーは外6番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り100mで先頭に立つ。そして引き離し、最後はビットクラッシャーに1馬身1/4差をつけてゴールした。
ゲートの内の馬と外の馬が絶好のスタートだったので、前が閉ざされて後方に下がった。道中は後方を進むが残り600mから上がり4コーナーでは先頭を射程圏におさめた。直線は外からしっかりと伸びての勝利。勝ち時計2:01:9も、上り3F33:9も立派な時計だ。キンシャサノキセキ産駒ながら芝2000mでデビューし、見事な勝利だった。これならば、しばらくは芝1800~2000mで行けそうで、1勝クラスでも上位争いは可能だろう。ただ、この距離で頭打ちになれば、マイル路線へと距離短縮はあるかもしれない。
【母】ミスティックリップス
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツ・フランス・イタリアで走り、独6戦1勝・仏2戦0勝・伊1戦0勝。独オークス独GⅠを勝ち、独100ギニー独GⅡ2着。
フランス産の初仔は仏1勝。アイルランド産の初仔は独2勝。日本での第3仔は2勝。第4仔ミスティックグロウ(牡4歳)は現役で3勝。第5仔ハーメティキスト(牡3歳・期待度60)は現役で2勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2484万円で取引された。
期待度55