2019年11月9日(土)2歳戦

●5東3 4R 2歳未勝利 芝1800 良
ヴィズサクセス (牡・美浦・手塚貴久)
父Siyouni 母Viz(Darshaan)
1:50:4(上3F33:3)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。道中は最後方9番手から4コーナーも外9番手。直線外から伸びて残り100mからは3頭の叩き合いとなってハナ差競り勝った。
【先頭の通過】50:7-63:6
【レースの上り】11:5-11:0-11:5
気持ち出遅れて最後方からの競馬となる。道中は最後方9番手を進み、4コーナーも7・8番手馬と僅差の外9番手。直線に入ると一番外から伸びて、残り200mは3番手で通過する。残り100mは3頭が横に並んで通過。その後、最内のグレイスフルダンスとの叩き合いとなる。ゴール前で僅かながら前に出て、最後はハナ差競り勝ってゴールした。
出遅れた上にスローペースになって最悪の展開だった。それでも直線は外から伸びて、最後は競り勝った。上り3F33:3の脚を使い、着差は僅差でも能力差を感じるレースだった。ただ、このペースならばラスト1Fは11秒台前半でもおかしくはなく、負かした相手もそれほどのレベルではないだろう。末脚は確かだが2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。父SiyouniはNureyev系Pivotalの産駒で、現役時はジャンリュクラガルデール賞仏GⅠを勝っている。日本では本馬を含め12頭の産駒が登録されているが、これが産駒3勝目である。本ブログで記事にしたのはタングルウッド(牡2015年産・期待度65)以来2頭目だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m2着(ルナシオン 1/2馬身)
【母】Viz
アイルランド産の繁殖牝馬。イギリス・イタリア・ドイツ・フランスで走り英4戦1勝・伊1戦1勝・独1戦0勝・仏1戦0勝。通算7戦2勝。
兄(本馬の伯父)ForbearingはローズオヴランカスターS英GⅢ2着・ウインターヒルS英GⅢ3着。
アイルランド産の産駒Viztoria(牝2010年産)は愛4勝・英1勝。英パークS英GⅡ・アサシS愛GⅢを勝ち、クリテリヨムドメゾンラフィット仏GⅡ2着・英BCスプリントS英GⅡ3着。
期待度50

●5京3 4R 2歳未勝利 芝2000 良
シルヴェリオ (牡・栗東・池添学)
父ハーツクライ 母シルヴァースカヤ(Silver Hawk)
2:01:2(上3F34:9)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中2番手から残り800m過ぎで先頭。4コーナーは2馬身差の先頭で、直線は後続を引き離して4馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:5-62:1
【レースの上り】11:6-11:4-11:9
好スタートから道中はクビ差程の2番手を進み、3コーナーの残り800m過ぎで逃げ馬をかわして先頭に立つ。4コーナーでスパートし、2馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mで4馬身近い差とする。残り100mで4馬身差とし、最後はベーリーオクルスに4馬身差でゴールした。
初戦・第2戦と単勝1倍台で負けた鬱憤を晴らすような圧勝だった。道中は逃げ馬をマークするように進み、3コーナーで先頭。直線は大きく引き離した。これが本当の実力と言わんばかりの勝利で、強い競馬だった。ラスト1Fが11:9と落ちたのが残念だが、残り4Fからペースが上がって11:7-11:6-11:4で走った後なので、単走になったラスト1Fが11:9でも仕方がないだろう。むしろ11秒台ならば褒めるべきである。速い時計が出ていない今日の馬場で2:01:2-34:9ならば上々で、1勝クラスでも上位争い可能だと思う。
【戦歴】3戦1勝
①新馬 阪神芝1800m4着(レッドベルジュール 1:0)
②未勝利 阪神芝2000m4着(アカイイト 0:4)
【母】シルヴァースカヤ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り8戦5勝。ミネルヴ賞仏GⅢ・ロワイヨモン賞仏GⅢを勝った。
姉(本馬の伯母)デインスカヤ(Daneskaya)はアスタルテ賞仏GⅡを勝った。その産駒(本馬の従兄弟)シックスセンスは種牡馬。同じく産駒(本馬の従兄弟)デルフォイ(牡2006年産・期待度75)は京都新聞杯GⅡ2着。姉(本馬の伯母)MumtazはイートンタウンS米GⅢ2着・サンロマン賞仏GⅢ3着。兄(本馬の伯父)Beriskaioはギシュ賞仏GⅢ3着。
ドイツ産の初仔Seville(牡2008年産)は愛1勝・豪1勝。ザメトロポリタン豪GⅠを勝ち、愛ダービー愛GⅠ2着・パリ大賞仏GⅠ2着・レイシングポストトロフィ英GⅠ2着・ターンブルS豪GⅠ2着・ダンテS英GⅡ2着・グレイトヴォルティジュールS英GⅡ3着。アイルランド産の初仔は愛1勝。日本での初仔ヴィルジニア(牝2010年産・期待度65)は3勝。第2仔は2勝。第4仔シルバーステート(牡2013年産・期待度85・年末推奨馬)は4勝。種牡馬。第5仔ヘンリーバローズ(牡2015年産・期待度75・年末推奨馬)は1勝。種牡馬。第7仔が本馬。
期待度60

●5京3 11R デイリー杯2歳S(GⅡ) 芝1600 良
レッドベルジュール (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母レッドファンタジア(Unbridled's Song)
1:34:5(上3F33:8)
単勝7.7倍の3番人気からの勝利。道中10番手から4コーナーも内10番手。直線内ラチ沿いから伸びて残り150m手前で先頭に立ち1馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】35:3-47:8
【レースの上り】11:4-11:4-12:0
まずまずのスタートだが抑えて後方へ。道中は最後方から2頭目の10番手を進む。9頭の馬群から2馬身近く間をあけて走るが、3F過ぎには馬群に追いつく。4コーナーは内をまわり、先頭から5馬身近い差の内10番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いから伸びて、残り200mは半馬身差の3番手で通過する。残り150m手前で先頭に立ち、残り100mで1馬身半ほど引き離す。そして最後はウイングレイテストに1馬身1/2差でゴールした。
デビュー戦は好スタートから2番手につけたが、今回はゲートを出た後のダッシュが悪く、後方に抑えた。後方で脚をためて直線は弾けるように伸びての完勝だった。+28kgの478㎏での出走だったが、パドックの映像を見ると太め感はなく、デビュー戦から4ヵ月半で大きく成長したようだ。デビュー戦は芝1800mを好位から競り勝ち、今回は芝1600mを後方から差してきた。自在な走りのできる馬であり、ペースに左右されないところは今後のアドバンテージになるだろう。今日の馬場で1:34:5-33:8ならば優秀で、ラスト12:0と落ちているが問題ないだろう。順調ならば朝日杯ジュベナイルフィリーズの有力馬になりそうで、出走すれば好勝負できると思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1800m1着(メイショウボサツ クビ)
期待度80(up)

●3福3 5R 2歳新馬 芝2000 良
シーズンズギフト (牝・美浦・黒岩陽一)
父エピファネイア 母シーズンズベスト(ゼンノロブロイ)
2:03:6(上3F34:7)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中7~9番手だが3コーナーから上がり4コーナーで先頭に立つ。直線は食い下がる2着馬を振り切って1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:9-63:5
【レースの上り】12:0-11:4-11:5
まずまずのスタートから1コーナーは外9番手でまわる。向正面に入っても9番手だが、5Fあたりで8番手に上がる。6F過ぎで7番手となり、残り600mあたりから外を通り押し上げる。4コーナーは5頭が横に並び、一番外から先頭に立つ。直線に入ると外から伸びるが、すぐ内にいたキングオブドラゴンが食い下がり残り200mは頭差の先頭で通過する。残り100mまで頭差程度で粘るが、ここから引き離し最後は1馬身1/4差でゴールした。
スタート直後、内のカフェメモワールとぶつかったが何事もなく流れに乗った。スローペースとなり、丸山元気騎手は3コーナーから位置を上げた。早目に先頭に立ち、2着馬を振り切っての勝利。ラスト2Fは11:4-11:5で走っている。ローカルの新馬戦なのでレベルはやや落ちるだろうが、その中での完勝で、2~3着は2馬身1/2、3~4着は3馬身1/2と離れた。476㎏の牝馬で、デビュー戦ながら他馬と接触しても怯まなかった根性は立派である。牝馬の芝200m新馬勝ちなので今後は使うレースが難しいが、今日のレースぶりならば1勝クラスでも上位争いは可能だろう。
【母】シーズンズベスト
2007年産期待度60。14戦3勝。8月の札幌芝1800m新馬戦を快勝したが、故障で長期離脱。クラシックには出走できなかった。その後は芝1800mと芝1500mに勝ったが、重賞には出走しなかった。
母(本馬の祖母)シーズアン(Seazun)はチヴァリーパークS英GⅠを勝ち、ネルグウィンS英GⅢ2着。
初仔は地方5勝。第2仔は地方2勝。第3仔が本馬。
期待度55

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