2009年9月5日(土)2歳戦

●3新7 5R 2歳新馬 芝1600 良
メジロイングリッド (牝・美浦・萱野浩二)
父メジロマックイーン 母シェアザハート(ブライアンズタイム)
1:38:2(上3F33:9)
まずまずのスタートから、押して押して前に行く。2F手前で内から先頭を窺うが、外サニーダニエルが譲らない。併走状態だが、僅かの差の2番手でレースを進める。4F手前で僅かに前に出て、4Fは51:6で通過する。4コーナーは3/4馬身差の先頭でまわり、長い直線へ。残り500mでは1馬身、残り400mでは1馬身半のリード。馬群から1頭抜け出した形となるが、大外からシルクリンカーンが伸びてくる。残り200mでは2馬身の差があるが、シルクリンカーンが外から追い込み、差が徐々に縮まる。内と外で離れていたため、途中の差が計れないが、最後は3/4馬身差でゴール。あと50mもあればかわっていたという競馬だった。
超スローペースで先行し、直線勝負の競馬に持ち込んだ。最後は詰め寄られたものの、上り3Fは11:7-10:3-11:9であり、10:3で走ったツケが最後に来た。上り3Fは33:9であり、合格点をあげられると思う。
ただし、このペースならば2着馬の上り33:3と同程度で走っていてもおかしくは無い。2戦目で変われないと、上のクラスでは苦しいだろう。
父メジロマックイーンのラストクロップである。2006年の種付けシーズンに亡くなっているので、産駒は少ない。多分、現2歳の産駒は2頭であり、本馬とメジロスノーシューの産駒(牡・未入厩だがメジロチェスターという名を予定)だけである。2頭の産駒のうち、1頭が新馬を勝つのだから、メジロマックイーンも最後まで我々を楽しませてくれる。聞く所によると社台SSにいた頃、サンデーサイレンスと仲良しだったとのことだ。日米の名馬が、北海道で友達になったなんて、何となく素敵な話しである。残念ながら仲良しの2頭とも、すでにこの世にはいない。
母は11戦1勝。Hail to Reasonの3 x 4というクロスを持っており、種牡馬Caerleonは伯父にあたる血統だ。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度40

●2札11 2R 2歳未勝利 芝1500 良
タガノガルーダ (牝・栗東・本田優)
父ネオユニヴァース 母タガノシャルフ(トーニービン)
1:29:8(上3F35:3)
まずまずのスタートだったが、挟まれたのか行き脚がつかないためか、スタート直後に下がる。ただし、それ程大きな不利でもなく、2Fあたりでは9番手につける。3コーナーは7番手、4コーナーは外目6番手でまわる。直線に入り、残り200mでは5番手。この後、前の4頭が固まっての先頭争いをするが、残り100mでこの4頭に追いついて、残り50mで一気に追い抜き先頭に立つ。そして、激しい2着争いを制したイオスに1馬身1/4差をつけてゴールした。
中団からの競馬となったが、最後は鋭い脚を繰り出しての快勝だった。勝ち時計も1分30秒を切っているので「好タイム」と言ってよいだろう。2週前、札幌の芝1500mを1:29:7-35:2で走ったサンディエゴシチーは、下記の通り札幌2歳Sを勝った。
レースの上り3Fは12:2-11:5-12:1なので、本馬はラスト1Fを11:8程度で走っている。単勝1.9倍の1番人気に支持されながら2着に敗れたイオスは、直線で前が塞がる場面もあったが、それが無くても勝っていたと思われる程の実力差を感じた。イオスはこれで3戦連続2着だが、イオスに勝った他の2頭(チェリーソウマ・アマファソン)に優るとも劣らない力があると思う。
これで3戦1勝となった。過去2戦は単勝1.5倍、1.8倍と1番人気に支持されたが人気を裏切ってきた。今回は10.4倍の4番人気。デビュー以来-8㎏・-10㎏と減ってきている馬体重が敬遠されたのだろう。今回は424㎏で出走した。
デビュー戦は2歳戦初日の札幌芝1000m戦。直線で先頭に立ったものの、コスモソルスティスとの競り合いに敗れて2着。前走の未勝利戦は、札幌芝1200m戦で2番手から競馬を進めるが、直線伸びず5着に敗れた。前2走は前からの競馬で結果が出なかったが、今回は後ろから進み最後は鋭い脚を使った。この一戦の結果から、今後は直線勝負のレースをしていくだろう。
母は7戦して未勝利馬。輸入種牡馬ポリッシュパトリオット(現種牡馬登録抹消)が叔父にあたるという血統だ。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は1勝している。
期待度55

●2札11 9R 札幌2歳S(JpnⅢ)芝1800 良
サンディエゴシチー (牡・栗東・作田誠二)
父マンハッタンカフェ 母ジェニーソング(Rahy)
1:49:7(上3F35:1)
絶好のスタートだが、すぐに抑えて1コーナーは内5番手でまわる。2コーナーで外に並んでいたロードシップが行きかけると掛かってしまい、向正面入口では内3番手となる。しかし、すぐに落ち着き、向正面では折り合って進む。先頭の1000m通過が1:01:7。3コーナーから外の各馬が仕掛けて行ったので、残り600mでは6番手に下がる。4コーナーにかけて、先行争いが激しくなるが、内で我慢している。4コーナーは、内5番手でまわる。各馬、内を嫌って外をまわったため、内はポッカリ開いている。直線に入るとコーナーワークで2番手。そして残り200m手前で先頭に立つ。モズが食い下がり、なかなか振り切れず、残り100mでは半馬身差。ここから引き離し、最後は1馬身1/2差をつけてゴールした。
前回同様、今回も道中掛かってしまった。併せた馬が行きかけると、闘志に火がついてしまうようだ。それでもすぐに収まる所が良い点で、掛かりながらも重賞を制覇してしまった。
1:49:7は平凡だが、昨年のロジユニヴァースは1:49:1-36:0であり、今年はスローペースだったので上々のタイムだと思う。レースの上り3Fは12:1-11:7-11:6と加速しているので、時計はまだまだ詰められるだろう。
これで3戦3勝となった。デビュー戦は札幌芝1200m戦。特別強調できる内容では無いが、2着だったラブキーセキは2戦目の未勝利戦を圧勝している。前走のクローバー賞(札幌芝1500m)は、残り800mで掛かりながら、好位からの差し切り勝ち。2ヵ月ぶりのレースで、+24㎏でも関係なく勝ってしまった。
今回は-8㎏で出走。気性面で成長の余地を残しているので、まだまだ強くなるだろう。
芝1200m戦でのデビューから芝1500mを使うので、やや低評価にしていたが、札幌・福島・新潟・阪神・小倉の各競馬場で新馬勝ちをした馬が集まったこのレースで、これだけのパフォーマンスができるのだから、評価は改めなければならない。
ただし、洋芝の札幌コースで3連勝。時計勝負に対応できるかが今後の鍵となりそうだ。
また、例年通り、10月・11月にデビューを控えている組に大物がゴロゴロいるだろう。この馬達と夏競馬でのデビュー組の力関係が、今後問題になるだろう。これからデビューする馬達のほうがレベルが高ければ、当然これからの勝利は難しくなる。逆に、大した馬がいなければ、ダービーまで突っ走るかもしれない。
期待度75(up)

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