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natsuryoのダービーへの道

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natsuryoのダービーへの道
ブログ紹介
勢いで始めてしまったブログです。「自分の性格上、続かないだろうな」と半信半疑で書き始めたのですが、10年目に突入しました。
2歳戦(3歳戦)の解説を毎週行い、2017年のダービー馬を探して行きたいと思います。
もちろんオークス馬も。
これからもよろしくお願いします。
尚、「期待度」とは、「ダービー・オークスへの期待度」です。最高値は100のつもりはありません。
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2016年12月4日(日)2歳戦

2016/12/04 22:05
●5中2 4R 2歳未勝利 芝1800 良
サンティール (牝・美浦・鹿戸雄一)
父ハービンジャー 母サンヴィクトワール(サンデーサイレンス)
1:49:5(上3F35:8)
まずまずのスタートから1コーナーは内3番手でまわる。向正面に入ると内4番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:3のペース。このあたりで3番手に並びかけ、4コーナーは先頭から1馬身半差の内目3番手でまわる。直線に入ると前2頭の間を突いて伸び、残り250mあたりで先頭に立つ。そして後続に差をつけていき、残り100mは1馬身半差とする。エスティームが追いかけてくるが差は更に開き、最後は2馬身差でゴールした。
単勝6.1倍の2番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは3番手。直線残り250mあたりで先頭に立ち、2馬身離す完勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:8-12:2と、12秒前後だった。やや速いペースだったが、ラスト12:2は、単走になったことを考えても少々残念である。
内でじっと我慢をして、直線で伸びた。2着馬にも差をつけながらのゴールで、完勝である。スタート直後の12:7以外は、すべて12:5以内のラップであり、息のつけない流れだった。したがって、ラストは12:2と落ちてしまったのだろう。後続を離しながらのゴールなので問題はないだろうが、500万で好走するにはもうワンパンチ必要で、2勝目までは少し時間がかかると思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は中山の芝1800m戦(勝ち馬:アルミューテン)で、0:7差の2着だった。
母は9戦2勝。芝2000mとエルフィンS(芝1600m)で勝ち、重賞はフィリーズレビュー(12着)・ローズS(13着)に出走した。母(本馬の祖母)ヴィクトリーバンクは、マーメイドSGV2着・中京記念GV3着など重賞で好走した。弟(本馬の叔父)ユニバーサルバンクは、京都新聞杯GU2着・ステイヤーズSGU2着・共同通信杯GV2着・オールカマーGU3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔は2勝。第3仔サンソヴール(牝5歳)はJRA3勝・地方3勝で、JRA所属の現役だ。第4仔は1勝。第5仔サンクロワ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●5中2 6R 2歳新馬 芝2000 良
ビートマッチ (牝・美浦・萩原清)
父ルーラーシップ 母パーフェクトマッチ(サンデーサイレンス)
2:05:9(上3F34:5)
好スタートから押し出されるように先頭に立ち、1コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。向正面に入るとスローに落として逃げて、1000mを1:05:5で通過する。この後、徐々にペースが上がり、4コーナーでスパートして2馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは3馬身差の先頭で通過する。後続からはコスモノーズプレスが追ってくるが、残り100mでは3馬身以上の差があり、最後は4馬身差をつけてゴールした。
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。好スタートから無理なく先頭に立ち、道中は1馬身半〜2馬身差での逃げ。4コーナーは2馬身差で、直線は後続を離し4馬身差での逃げ切り圧勝だった。
上り3Fは11:7-11:2-11:6と、11秒台を並べた。超スローだったので当然と言えば当然だが、ラスト11:6と落ちたのは残念である。
誰も行かないので逃げて、誰も追って来ないので4F目などは14秒台までペースを落とした。34:5で上っての逃げ切り勝ちだが、メンバー中最速の上りだった。2番目が34:8なので、4馬身差でも他馬のレベルに問題があったと思われる。したがって、過大評価は禁物だろう。536sという牝馬らしからぬ雄大な馬体であり、ひと叩きされてどこまで良くなれるかが500万での戦いの鍵だろう。
母は18戦2勝。芝1800mで2勝しており、重賞はクイーンC(4着)・フローラS(5着)に出走した。弟(本馬の叔父)マッチレスバローは、共同通信杯GV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は地方2勝。第2仔は2勝。第4仔アフィニータ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●5阪2 3R 2歳未勝利 芝1800 良
アウステルリッツ (牡・栗東・高野友和)
父ハービンジャー 母マリアヴァレリア(サンデーサイレンス)
1:48:4(上3F34:7)
好スタートから外目7番手につけるが、2F過ぎで6番手に上がる。先頭の1000m通過が1:00:6のペース。このあたりで外5番手に上がり、4コーナーは先頭から2馬身半差の外5番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200mは1馬身差の3番手で通過する。残り100mで逃げたマイネルブロッケンをかわして先頭に立ち、ここから突き放して、最後は2馬身差でゴールした。
単勝3.0倍の1番人気に応えた。道中5〜6番手から4コーナーは5番手。直線外から伸びて残り100mで先頭に立ち、この後引き離して、2馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:3-12:5と、ラストが大幅に落ちた。本馬は12:3〜12:4程度で走っただろうが、少々物足りない時計である。
ラストが落ちたといっても、出走各馬全体的に落ちているので、本馬は伸びている。仮にあまり落ちずに12:0で走ったとすると、1:47:9-34:2であり、そのまま500万を勝てる時計となる。今回2戦目で2馬身差の圧勝、3ヵ月の休養明けで+14sで出走した。パドックの映像を見ると余裕のある馬体であり、良化の余地は十分にありそうだ。次走は絞れるだろうから、500万でも好勝負になると思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝2000m戦(勝ち馬:メリオラ)で、0:3差の4着だった。
母はJRA11戦4勝・地方1戦1勝。JRAでは芝1800mで2勝、芝2000mで2勝しており、重賞はマーメイドS(6着)に出走した。姉(本馬の叔母)フサイチエアデールは報知杯4歳牝馬特別GU・シンザン記念GV・ダービー卿チャレンジTGV・マーメイドSGVを勝ち、GT2着3回・GU2着2回・GV3着1回などの活躍馬だ。 その産駒(本馬の従姉弟)ライラプスはクイーンCGVを勝ち、(本馬の従兄弟)フサイチリシャールは種牡馬になっている。兄(本馬の伯父)ベラージオはマーチSGV3着。甥(本馬の従兄弟)アドマイヤエイカン(牡3歳・期待度75・現役)は札幌2歳SGVを勝ち、京都2歳SGV3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は2勝。第4仔サーサルヴァトーレ(牡4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度55

●5阪2 5R 2歳新馬 芝1600 良
サロニカ (牝・栗東・角居勝彦)
父ディープインパクト 母サロミナ(Lomitas)
1:37:2(上3F33:8)
絶好のスタートから外2番手につける。道中は1馬身〜1馬身半差で追走する。先頭の4F通過が50:7のペース。この後ペースが上がり、4コーナーは2馬身弱の差の2番手でまわる。直線に入ると逃げるテンペストになかなか追いつけず、残り200mは1馬身差の2番手で通過する。この後、テンペストの脚が鈍り、残り100m手前でかわして先頭に立つ。外からレッドリボンが追いかけてくるが、これに1馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝2.2倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線なかなか差が詰まらないが、残り100m手前で先頭に立ち、追い上げてきた2着馬に1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:3-11:0-11:7と、ラストがやや落ちた。ただ、上り3Fは33:8で走ったので十分だろう。
スタート良く飛び出すが抑えて、道中は2番手で折り合った。直線なかなか追いつけなかったが、逃げ馬が11:0で走ったので仕方がないだろう。ここを本馬は10秒台で走っている。勝ち時計1:37:2は平凡でも、デビュー戦から上り33:8で走ったので能力は示したと思う。ドイツオークス馬の初仔で、父はディープインパクト。生産者の期待も大きいだろう。センスの良い走りをしたので、この後更に良化すれば500万でも好勝負できるだろう。
母はドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツ・フランスで走り、独4戦4勝・仏1戦0勝。独オークス独GT・ハンブルク牝馬賞独GVを勝っている。母(本馬の祖母)Saldentigerinはバーデンヴュルテンベルクトロフィ独GVを勝ち、オイロパ賞独GT2着・独オークス独GT3着の他、独GU3着1回・独GV2着4回など重賞で活躍した。兄(本馬の伯父)Salutは、伊セントレジャー伊GV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が日本での初仔である。
期待度60

●5阪2 9R シクラメン賞(500万下) 芝1800 良
サトノアーサー (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母キングスローズ(Redoute's Choice)
1:50:8(上3F32:7)
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり7番手につける。先頭の1000m通過が1:05:3のペース。このあたりで6番手に上がり、4コーナーは外目5番手でまわる。直線に入ってもしばらく5番手だが、残り200mで2番手に上がる。ここでは先頭のシゲルボブキャットまで1馬身半差以上あるが、この後グングンと差を詰めて残り100m手前で先頭に立つ。そして一気に突き放し、最後は手綱を抑えてシゲルボブキャットに3馬身1/2差でゴールした。
単勝1.6倍の1番人気に応えた。道中6〜7番手から4コーナーは5番手。直線残り100m手前で先頭に立つと、手応え良くグンと引き離し3馬身半差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:4-10:8-11:3と、速い上りを差し切った。特に、ラスト100mが圧巻の伸び脚だった。
出遅れた後、行き脚ついた2Fあたりで抑えると口を割った。直線は前が10:8で走ったので、なかなか差が詰まらなかったが、残り200mから走りは素晴らしかった。先頭に立つと川田将雅騎手は右を確認、左を確認、そして右を確認して、最後は手綱を抑えても勢いで引き離した。ゴール前は飛ぶように走ってゴール。『これは強い』というような競馬だった。しかも、上り3Fは32:7であり、5回阪神ではなかなか出ない時計で走った。1歳のセレクトセールで2億円の値がついた馬で、値段通りの走りだったと思う。前走の新馬戦は同着というデビューだったが、今回はその鬱憤を晴らすような走りで快勝。次走は重賞だろうが、勝ち負けになると思う。ホープフルSを使うのか。それとも間隔を空けるのか。同馬主同厩舎2億円馬の先輩サトノダイヤモンドのように、3戦目はきさらぎ賞という情報もあるが、どうだろう。いずれにしても次走どのような走りをするのか、注目である。
これで2戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝2000m戦。道中7番手から4コーナーも7番手。直線大外から伸びて、最後にスズカフロンティアに追いついて同着での辛勝だった。
『先輩』は、きさらぎ賞も圧勝後、皐月賞3着・ダービー2着。春は今一歩だったが、菊花賞を勝ってGT馬になっている。『後輩』の本馬はどのような道を歩むのか。今日のレースを見たかぎりは、クラシックの中心になり得る存在だと思った。
期待度85(up)
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2016年12月3日(土)2歳戦

2016/12/03 23:27
●5中1 9R 葉牡丹賞(500万下) 芝2000 良
レイデオロ (牡・美浦・藤沢和雄)
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(シンボリクリスエス)
2:01:0(上3F34:7)
まずまずのスタートから抑えて、1コーナーは10番手でまわる。向正面に入ると最後方から2頭目の11番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:0のペース。残り600m手前から仕掛け気味に押し上げて、4コーナーで右ムチが1発入り、大外11番手でまわる。直線に入ると外からグングンと伸びて、残り200mは4番手で通過する。前3頭を残り150mあたりで一気にかわして先頭に立ち、後続を引き離す。コマノインパルスが追いかけてくるが、これに1馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中11番手から4コーナーも11番手。直線大外から豪快に伸びて残り150mあたりで先頭に立ち、1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:9-12:1-11:9と、12秒前後だった。レース自体はハイペースとなり、後方から進めた馬が有利な流れだった。
4コーナーでは気を抜いたのか動きが悪く、C.ルメール騎手のムチが飛んだ。それに応えるように、短い中山の直線でもしっかりと伸びて快勝した。2着が粘ったので1馬身半差だが、2〜3着は3馬身半離れたので、3着馬には5馬身程度離したことになる。残り600mあたりからのゴーサインに即座に反応できないなど、2戦目でまだまだ若さも見せたが、直線の伸びは圧巻で、これならば重賞でも好勝負出来ると思う。前走時、『500万で好走するには更に大きく変わる必要があるだろう。ただ、次走もあっさりと勝つようなら、来年に向けて楽しみな馬になると思う』と書いているが、『あっさり』と勝ってしまった。ということは、『来年に向けて楽しみな馬』であり、暮れのホープフルSGUに出てくれば、同距離同コースを圧勝した馬として注目されると思う。重賞でどんなレースを見せるのか。楽しみだ。
これで2戦2勝となった。デビュー戦は東京の芝2000m戦。道中5〜6番手から4コーナーは5番手。直線残り200m過ぎで先頭に立ち、粘る2着馬を振り切って1馬身1/4差での勝利だった。
母がディープインパクトの姪という血統である。活力のある一族の出の本馬が、重賞でどこまでやれるのか。次もあっさり勝つようならば、来春のクラシックの中心馬になるだろう。
期待度75(up)

●5阪1 5R 2歳新馬 芝2000 良
ダノンロマン (牡・栗東・藤原英昭)
父ディープインパクト 母イマーキュレイトキャット(Storm Cat)
2:05:0(上3F34:3)
まずまずのスタートから、1コーナーは内4番手でまわる。向正面に入っても4番手を進むが、前2頭が離して進み、7頭が縦長となる。先頭の1000m通過が1:05:2のペース。残り800mあたりで川田将雅騎手の手綱が動き、残り600mあたりから差を詰めていく。そして、4コーナーは3馬身差の3番手でまわる。直線に入ると前2頭との差を詰めて、残り200mは2馬身差の3番手で通過する。残り100mで2頭をかわし先頭に立ち、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝1.6倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーは3番手。直線残り100mで先頭に立ち、1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:4-11:8-11:8と、直線は11秒台後半だった。スローペースでこの時計は物足りないが、本馬はラスト1Fを11:5程度で走っただろう。
スローペースの競馬を4番手で進めたが、先頭から大分離れていたので展開的には不利だったと思う。3コーナーあたりから手綱をしごいたがなかなか動かず、ズブイ面を見せた。それでも残り3Fから差を詰めて、直線はしっかり伸びてきた。最後は離しながらのゴールであり、能力は抜けていただろう。荒削りな走りだったので、まだまだ上積みもありそうだ。良くなれば500万でも上位争い可能だと思う。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り4戦1勝。祖母(本馬の曾祖母)が名牝Miesque(欧米GT10勝)で、種牡馬Kingmamboの姪という良血馬だ。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、持込の初仔は未勝利で引退した。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1億584万円で取引された。
期待度55

●5阪1 9R 万両賞(500万下) 芝1400 良
カラクレナイ (牝・栗東・松下武士)
父ローエングリン 母バーニングレッド(アグネスタキオン)
1:22:1(上3F35:6)
まずまずのスタートから外7番手につけるが、2F過ぎで8番手に下がる。4コーナーで1頭かわして、外7番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200m手前で2番手に上がる。そして、残り100mで先頭に立ち、後方から伸びて2番手に上がったブリラーレに1馬身差をつけてゴールした。
単勝2.2倍の1番人気に応えた。道中7〜8番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り100mで先頭。1馬身差での完勝だった。
レースの上り3Fは11:6-11:8-12:7と、ラストが大幅に落ちた。57:6-69:4のハイペースだったので仕方がないが、落ちすぎかもしれない。
馬群から離れず、集団の後方を進んだ。ハイペースだったので展開は向いたと思う。それでも前が粘る中、直線はしっかりと伸びた。1番人気で完勝したので重賞でも期待できそうだ。ただ、今日の相手はやや小粒だったと思う。
『カラクレナイ』と聞くと、『千早ぶる 神代もきかず 龍田川 からくれなゐに 水くくるとは』という百人一首の歌を思い出した。ただ、学のない私は、『からくれない』っていったい何だ?と思った。馬名の由来を見ると、『唐紅。濃い紅色』と書いてある。なるほど、大陸から渡って来た素晴らしい濃紅ということだ。勉強になった。母バーニングレッド(燃え上がる赤)から連想した素敵なネーミングだと思った。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は京都の芝1400m戦(勝ち馬:メイショウベルボン)で、0:2差の4着。2戦目の前走も京都の芝1400m戦で、2着に1馬身半差で勝った。
母は5戦1勝。ダート1000mで勝っているが重賞には出走していない。母(本馬の祖母)レッドチリペッパーは富士SGV・中山牝馬SGVを勝ち、クイーンCGV2着・フラワーCGV2着・NHKマイルCGT3着の活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔は1勝。第3仔は地方で4勝している。
期待度50
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2016年11月27日(日)2歳戦

2016/11/27 16:36
『何も知らない素人が何書いてやがる』と言われてしまいそうだが、それでもちょっと気に入らないので書く。

今日のジャパンC。まずは、キタサンブラックと武豊騎手、および北島三郎氏ほか関係者の皆さんには心から「おめでとうございます」と言いたい。
ただ、他の16頭の騎手、および陣営の皆さんに『いったい何なの?プロなの?』と言いたい。
競馬だからよくあることで、それぞれの騎手から見れば仕方がないのかもしれないが、1番人気の逃げ馬を、5F61:7で逃がして誰も絡まない。『どうぞ逃げ切ってください』と言っているかのように、誰も絡んで行かない。この時点で、素人の私もキタサンブラックの逃げ切りをほぼ確信した。プロの騎手たちはそう思わなかったのか、とても疑問である。
相手はキタサンブラックだけではないのだから無暗に動けないのだろうが、そうであるならば『勝つ気がない』としか言いようがない。もう一度書くが、素人の私でも5F61:7でキタサンブラックの逃げ切りをほぼ確信したのだから。

沢山の人が注目するGTなのだから、ちゃんとしたレースを見せてくれないと競馬の人気もどんどん翳ってしまうと思うのだ。
1番人気の日本馬が圧勝したジャパンCなのに、私の中ではどうも納得のできないレースとなってしまった。


●5東8 4R 2歳新馬 芝1800 良
ナイルストーリー (牡・美浦・堀宣行)
父Pioneerof the Nile 母Princess Two(Two Punch)
1:51:1(上3F35:4)
好スタートから押してハナに立つ。道中は半馬身差で逃げて、1000mを1:03:2で通過する。4コーナーは外からロージアに並びかけられて、僅差の先頭でまわる。直線に入ると再び後続に差をつけて、残り400mは1馬身差の先頭で通過する。残り200mは1馬身半差、残り100mは2馬身近い差とするが、外から3頭が差を詰めて、その中でオーロラエンブレムが2番手に上がり伸びてくる。しかし、逃げ脚は衰えず1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.8倍の2番人気からの勝利。好スタートから半馬身差で逃げて、4コーナーは僅差の先頭。直線後続に差をつけて、最後は1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:6-11:7-12:1と、減速した。逃げ切りなので減速するのは仕方がないだろう。むしろ、ラスト1F12:1ならば立派だと思う。
4コーナーで絡まれたが、直線に入ると振り切った。その後は単走になりながらも最後まで粘りきった。ラストは詰められて1F12:1だったが、本日のジャパンCで逃げ切ったキタサンブラックも12:1である。よく踏ん張ったという競馬だった。ただ、デビュー戦でも1:51:1-35:4
は平凡で、ダートが稍重の水を含んだ良馬場という事を加味しても平凡だと思う。相当良くならないと500万ではしばらく苦戦するだろう。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。2015 Keeneland September Yearling Saleにて$325,000で取引された。堀宣行厩舎は、昨日のバリングラに続き、外国産馬で新馬戦連勝である。
父Pioneerof the NileはGT2勝馬だが、2年目産駒から37年ぶりとなる米三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)を出した注目の種牡馬である。日本には現在まで産駒が4頭登録され、レヴァンテライオン(牡2歳・期待度55)が2勝、函館2歳SGVを勝っている。
母の情報はブラックタイプを見ているが、よくわからない(自信がない)ので不明。
期待度45

●5東8 7R ベゴニア賞(500万下) 芝1600 良
サトノアレス (牡・美浦・藤沢和雄)
父ディープインパクト 母サトノアマゾネス(Danehill)
1:35:6(上3F33:8)
まずまずのスタートから7番手につけるが、3コーナーで8番手に下がる。先頭の4F通過が48:3のペース。4コーナーは内7番手でまわる。直線に入ると内からスルスルと伸びて、残り400mは先頭から1馬身半差の3番手で通過する。内ラチを進む逃げ馬から2〜3頭分離れたところを伸びて、残り300mで先頭に立つ。残り200m、残り100mは1馬身半差の先頭で通過し、最後はエトルディーニュに1馬身1/2差でゴールした。
単勝4.1倍の2番人気からの勝利。道中7〜8番手から4コーナーは7番手。直線内目から伸びて残り300mで先頭。1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:6-11:1-11:9と、ラスト1Fが落ちた。それでも本馬は上り33:8で走っている。
ラスト1Fを11:9ということは、それまでは21:9である。おそらく本馬は11:0-10:9-11:9程度で走っただろう。11秒前後で走った後なので、ラストが落ちたのも仕方がないかもしれない。直線でリードを1馬身半にした後は、この差を保ちゴールした。速い上りだった上、ラストも粘れたのでレース内容は上々だと思う。ただ、重賞で通用するには、もうワンパンチ必要だろう。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は札幌の芝1800m戦(勝ち馬:コリエドール)で、クビ差の2着。2戦目も札幌の芝1800m戦(勝ち馬:サングレーザー)で、1馬身1/4差の2着。3戦目の前走は中山の芝1800m戦で、2着にハナ差で勝った。
母はアイルランド産の外国産馬として日本で走り3戦1勝。芝1200mを勝っているが重賞には出走していない。大種牡馬Storm Catは従兄妹にあたり、その他、伯父Encino・Pancho Villa・ロイヤルアカデミーIIが種牡馬という良血馬だ。姉(本馬の伯母)Langoustineはマリバーノンプレイト豪GUを勝った。同じく姉(本馬の伯母)One WorldはVRCサラブレッドブリーダーズS豪GVを勝ち、ブルーダイアモンドプレヴュー豪GV3着など重賞で活躍した。また、妹(本馬の叔母)Achill Islandは、ロイヤルロッジS英GU2着・ディーS英GV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、初仔は4勝。第2仔サトノフェラーリ(牡5歳・期待度60)は現役で3勝と活躍中だ。
期待度65

●5京8 5R 2歳新馬 芝1800 重
カワキタエンカ (牝・栗東・浜田多実)
父ディープインパクト 母カワキタラブポップ(クロフネ)
1:55:0(上3F35:5)
好スタートから内3番手につける。道中は先頭から1馬身半差の3番手を進む。先頭の1000m通過が1:06:3のスローペース。この後、4番手となるが4コーナーで内から盛り返し、1馬身半差の2番手でまわる。直線に入ると逃げ馬よりも外に出してジリジリと伸び、残り200m過ぎで先頭に立つ。内からスパークルメノウも伸びて、残り100mは半馬身差の2番手で通過する。この後、スパークルメノウか詰めて来るが、最後はクビ差粘り切ってゴールした。
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーは2番手。直線馬場の真ん中に出して伸び、残り200m過ぎで先頭。内から2着馬が迫るがクビ差凌いでの勝利だった。
レースの上り3Fは12:3-11:5-12:0と、スローペースだったがラストは12:0とかかってしまった。ただし、これは道悪のためである。
今日の京都は朝から雨で、重馬場でレースが行われた。時計のかかる馬場なので、時計は度外視で良いだろう。遅いペースでも内でジッと我慢をして、直線は外に出し伸びてきた。最後に2着馬に詰められたが抜かせず、外から迫るシンボリブーケも1馬身差程度に退けた。辛勝だったが、もしかすると良馬馬ならばもっと走れた可能性もあり、500万でどうかは何ともいえない。おそらく上積みもあるだろうから、好勝負は可能だと思う。
母はJRA27戦1勝・地方1戦0勝。芝1600mで勝っているが、重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔カワキタピリカ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●5京8 9R 白菊賞(500万下) 芝1600 重
ゴールドケープ (牝・栗東・荒川義之)
父ワークフォース 母ジュエルオブナイル(デュランダル)
1:38:2(上3F37:3)
好スタートから外7番手につけるが、3F過ぎで5番手に上がる。先頭の4F通過が47:8のペース。この後、4番手に上がり、4コーナーは先頭から2馬身差の外4番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り250mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差だが、追いかけてくるディアドラを更に離して最後は2馬身差でゴールした。
単勝31.1倍の9番人気からの勝利。道中5〜7番手から4コーナーは4番手。直線外から伸びて残り250mで先頭に立ち、最後は2馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:4-12:6-12:7と、減速した。雨中の重馬場で4F47:8はハイペースで、ラストは落ちてしまった。
上記5Rにも書いた通り、時計は度外視である。ひとつ言えるのは、ハイペースでもラストがあまり落ちていないのは評価すべきだろう。ゴール前は離しながらも手綱を抑えてのゴール。4コーナーでの走りや、ゴール前の余裕の走りを見ると、道悪巧者なのかなと思ってしまった。ただ、初戦・2戦目と同じような道悪で負けているので、6戦目でだいぶ力をつけたための勝利なのだろう。デビュー当時は負けたが、やはり道悪は得意と思われるので、この先、馬場が悪化したら重賞でも侮れない存在になると思う。
これで6戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝1600m戦(勝ち馬:エントリーチケット)で、1:6差の8着。2戦目は中京の芝1600m戦(勝ち馬:リンクスゼロ)で、0:3差の3着。3戦目も中京の芝1600m戦(勝ち馬:ラヴィングアンサー)で、0:6差の8着。4戦目は新潟の芝1600m戦で、2着にハナ差で勝った。5戦目の前走はファンタジーSGV(勝ち馬:ミスエルテ)で、0:3差の5着だった。
母ジュエルオブナイル(2007年産・期待度55)は26戦4勝。新馬戦2着の後、小倉芝1200m未勝利戦を勝ち、3戦目の小倉2歳SGVを勝った。その後、阪神ジュベナイルフィリーズGTは11着・紅梅賞3着・ファルコンSGV9着後、桜花賞GTに出走し18着だった。葵S3着後休養し、オークスには出走していない。古馬になり、4歳12月の1000万特別小倉芝1200m戦で3勝目、5歳6月の1600万特別福島芝1200m戦で4勝目を挙げた。母(本馬の祖母)レディオブチャド(Lady of Chad)はマルセルブサック賞仏GT・アスタルテ賞仏GU・グロット賞仏GVを勝った。弟(本馬の叔父)ミッキーユニバース(牡2012年産・期待度65)は、いちょうS(重賞)3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度60
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2016年11月26日(土)2歳戦

2016/11/26 23:33
11月24日(木)、関東地方の平野部に雪が降った。11月の降雪は1962年以来54年ぶりとのことだ。
東京競馬場にも積雪があり、昨日は除雪作業を実施したらしい。本日のレース映像を見ると、コースの横に除雪後の雪が映っている。1月の東京開催と見間違うような映像だった。


●5東7 5R 2歳新馬 芝1600 良
バリングラ (牡・美浦・堀宣行)
父Fastnet Rock 母Sweet Dreams Baby(Montjeu)
1:36:5(上3F35:0)
絶好のスタートから2番手につける。道中は先頭が飛ばし、2〜3馬身差で追走する。先頭の4F通過が48:6のペース。このあとやや押して差を詰めて、4コーナーは2馬身〜2馬身半差の2番手でまわる。直線に入ると馬場の真ん中に出して差を詰めて、残り400mは1馬身差の2番手で通過する。そして、残り350m過ぎで先頭に立つ。外からゴールドアピールが1馬身差で本馬と共に伸びていて、残り200mは半馬身差に詰められる。しかし、ここからゴールドアピールを振り切り、残り100mは2馬身近い差とする。代わって内からケイティクロスが2番手に上がるが、これに2馬身1/2差でゴールした。
単勝1.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は2番手。直線残り350m過ぎで先頭に立ち、最後は2馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:9-11:6-11:9と、11秒台後半の上りだった。逃げ馬がやや速いペースで逃げたので、まずまずの時計だろう。
やや離れた2番手を進み、直線は逃げ馬を振り切った後、一緒に伸びた3着馬も振り切った。ゴール前は差を開きながらのゴールであり、新馬戦から圧倒的な人気を背負い危なげのない勝ち方をした。524sの大型馬で、ひと叩きしての上積みも大きいだろう。父が豪州産馬で短距離で活躍した馬だが、母方の祖母は英オークス馬である。短い距離が良いのか、それとも長い距離もこなせるのか。しばらくはマイル戦を使うのだろうが、来春はどのような距離を走っているのだろうか。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。アイルランドのGoffs-November Foals Sale 2014にて、$106,548で取引された。
父Fastnet RockはDanehill産駒である。オーストラリアの芝1000mと芝1100mのGTを勝っているように短距離で活躍した。また、2011年・2012年の豪リーディングサイアーであり、日本ではブラヴィッシモ(牡4歳・現役)が5勝。メラグラーナ(牝4歳・現役)が5勝と活躍中だ。
母は不出走。母(本馬の祖母)シャトゥーシュ(Shahtoush)は英オークス英GTを勝ち、英1000ギニー 英GT2着・モイグレアスタッドS愛GT3着の実力馬だ。繁殖に上がり本馬はおそらく初仔である。
期待度55

●5京7 5R 2歳新馬 芝1600 良
ミリッサ (牝・栗東・石坂正)
父ダイワメジャー 母シンハリーズ(Singspiel)
1:36:3(上3F33:5)
気持ち出遅れて10番手につける。先頭の4F通過が49:4のペース。残り700m過ぎから押し上げて、残り600mで先頭パンサーバローズに並び、4コーナーは僅差の2番手でまわる。直線に入ると差をつけられて、残り200mは半馬身差の2番手で通過する。このあと再び盛り返し、残り80mあたりでパンサーバローズをかわして先頭に立つ。そして振り切り、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.8倍の1番人気に応えた。道中10番手だが残り700m過ぎでマクルように押し上げて、4コーナーは僅差の2番手。直線残り80mで先頭に立ち、1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:1-11:2と、速い上りの中を差し切った。スローペースを後方から進めたので、不利の流れだった。
残り700m過ぎから押し上げたC.ルメール騎手の好判断だった。手応え良くマクって、直線は逃げ馬を競り負かした。逃げ馬は11:5-11:1-11:4で走っていて、これを後方から差し切るのだから能力は高いだろう。特に、マクった脚は秀逸で、500万でも好勝負可能だと思う。414kgの小柄な牝馬で、馬体重の維持が今後は重要になるだろう。また、上のクラスで勝ち切るには、スタートの矯正も重要だと思う。
母はイギリス産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・イギリスで走り米8戦2勝・英4戦1勝。デルマーオークス米GTを勝ち、パカラップS米GV2着・アメリカンオークス米GT3着など活躍した。このアメリカンオークスを勝ったのがシーザリオである。母(本馬の祖母)Baizeは、モールコームS英GV3着など重賞で好走している。また、弟(本馬の叔父)Kid Edwardは、ラホヤH米GU2着・オークトリーダービー米GU3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が日本での第7仔だが、第2仔アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)は3勝。ラジオNIKKEI杯2歳SGVを勝ち、皐月賞(18着)にも出走した。第3仔は1勝。第4仔リラヴァティ(牝2011年産)は5勝。マーメイドSGVを勝ち、福島牝馬SGV2着・ローズSGU3着・フェアリーSGV3着・チューリップ賞GV3着など重賞で活躍し、桜花賞(9着)にも出走した。第5仔アダムスブリッジ(牡2012年産・期待度75)は2勝で、ダービー(17着)にも出走した。第6仔シンハライト(牝2013年産・期待度90・年末推奨馬)は5勝。オークスGT・ローズSGU・チューリップ賞GVを勝ち、桜花賞GT2着の実力馬だ。産駒7頭で17勝目。重賞5勝(内GT1勝)という大変優秀な繁殖牝馬である。
期待度60

●5京7 11R 京都2歳S(GV) 芝2000 良
カデナ (牡・栗東・中竹和也)
父ディープインパクト 母フレンチリヴィエラ(French Deputy)
2:02:6(上3F33:6)
まずまずのスタートから1コーナーは内8番手でまわる。向正面に入っても8番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:2のペース。3コーナーで9番手に下がるが、残り600mから外を盛り返し、4コーナーは大外6番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200mは半馬身差の2番手で通過する。残り100mあたりでヴァナヘイムをかわして先頭に立ち、1馬身1/4差をつけてゴールした。
単勝3.8倍の3番人気からの勝利。道中8〜9番手から4コーナーは6番手。直線外から伸びて残り100mで先頭。1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:2-11:6と、11秒台の上りだった。残り600mからスパートした本馬は33:6で上っている。
4コーナーで上がって行く走りと、直線での伸び脚が素晴らしく、ディープインパクト産駒らしい能力の高さを感じた。今回のメンバーは、萩Sの1・2着馬が強そうで、百日草特別で2着に負けた本馬は3番人気だった。1番人気ヴァナヘイムも良い走りをしたが、本馬の能力が勝ったということで、堂々たる重賞制覇である。勝ち時計2:02:6は平凡だが、今日の京都競馬場は速い時計が出ていない。そして、上りを33:6で走ったのだから十分だろう。今日を含め、全4戦ともメンバー中最速の上りを記録しているように、末脚は大きな武器である。この後、どのようなレースを選択していくのかは不明だが、来年の牡馬クラシックに向けて名乗りをあげたというところだろう。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝1600m戦(勝ち馬:シグルーン)で、クビ差の2着だった。2戦目は阪神の芝1800m戦。道中8番手から4コーナーは6番手。直線外から伸びて、残り100mで先頭に立ち、3/4馬身差での勝利だった。3戦目の前走は百日草特別(勝ち馬:アドマイヤミヤビ)で、3/4馬身差の2着だった。
前々走時も書いたが、「カデナ」という名は沖縄の米軍基地がある嘉手納を思い浮かべてしまうが、そうではなくフランス語で『南京錠(Cadenas)』という意味らしい。
期待度80(up)
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2016年11月20日(日)2歳戦

2016/11/22 22:01
●5東6 4R 2歳未勝利 芝2000 良
アグニシャイン (牡・美浦・金成貴史)
父ハービンジャー 母ガールオンファイア(アグネスタキオン)
2:02:7(上3F34:6)
出遅れて半馬身程度の不利。2コーナーは内12番手でまわるが、向正面に入ると位置を上げて内9番手につける。先頭の1000m通過が1:02:6のペース。ここは10番手で通過し、4コーナーは馬群の中8番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて残り400mは5番手で通過する。ここからグングンと伸びて残り200mで先頭に立ち、残り100mは1馬身半差の先頭で通過する。外からアンネリースが伸びて来て、ゴール前で2番手に上がるが、このあたりで手綱を抑えて1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中は9〜10番手。4コーナー8番手から直線伸びて残り200mで先頭に立ち、最後に差してきた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:5-11:7-12:3と、減速している。中団よりも後ろから伸びた本馬だが、ラストはバテたということだろう。
後方待機から、直線に入ると前とは大分離れていた。残り400mから残り200mにかけての伸び脚は素晴らしく、11:0〜11:2程度で走っただろう。ところが、先頭に立ってからのラスト1Fが12:3である。最後は手綱を抑えているが、脚色は一杯で、後方から伸びた2着馬に迫られた。このラスト1Fが残念であり、500万では今一歩足りないと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は中山の芝2000m戦(勝ち馬:キャナルストリート)で、0:3差の3着だった。
母は未登録馬である。種牡馬ディープインパクトの姪という良血馬だ。兄(本馬の伯父)ゴルトブリッツは、帝王賞大井GT・アンタレスSGV2勝・マーキュリーCGVを勝っている。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2700万円で取引された。
期待度50

●5東6 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
ハナレイムーン (牝・美浦・堀宣行)
父ディープインパクト 母ハウオリ(キングカメハメハ)
1:36:8(上3F33:7)
好スタートから馬群の中6番手につける。先頭の4F通過が50:3のペース。このあたりは外7番手だが、先頭までは2馬身半差で通過する。4コーナーは、3馬身差の外目7番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り400mは6番手で通過する。残り300mから一気に伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは内ラチ沿いを伸びたヴェルデミーティアに2馬身近く差をつける。更に引き離して、最後は3馬身差でゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中6〜7番手から4コーナーは7番手。直線外目から伸びて残り200m手前で先頭。その後は引き離して、3馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:1-11:3と、速い上りだった。4F50:3のスローペースだったが、この上りタイムは立派だろう。
昨日の雨の影響が残り、ダートが稍重になっている水を含んだ良馬場で1:36:8-33:7だった。道中6〜7番手だが、先頭からはあまり離れずに進み、直線は一気に伸びた。先頭に立ち単走になってからも石橋脩騎手は手綱を緩めず最後までしっかりと追った。下記赤松賞にも登録があったように厩舎の期待馬で、もしかすると阪神ジュベナイルフィリーズを見据えて最後まで追ったのかもしれない。ノースフライト産駒の母にディープインパクトという良血であり、2戦目でGTを狙っても不思議はないだろう。ただ、416sとやや華奢な馬体で、このあたりが気になる点だ。今回、3馬身差の圧勝で前途洋洋だが、2戦目でどこまで良くなるかが鍵だろう。2戦目も更に高いパフォーマンスを見せられれば良いが、今回とあまり変わらなければ、500万でも楽ではないと思う。
母は12戦3勝。芝1800mで2勝・芝1600mで勝っているが、重賞には出走していない。母(本馬の祖母)ノースフライトは安田記念GT・マイルチャンピオンSGT・マイラーズCGU・府中牝馬SGV・阪神牝馬特別GV・京都牝馬特別GVを勝ち、エリザベス女王杯GT2着・スワンSGU2着の実力馬だ。兄(本馬の伯父)ミスキャストは種牡馬である。甥(本馬の従兄弟)エーブダッチマンは、アイビスサマーDGV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔キロハナ(牡4歳・期待度85)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60

●5東6 9R 赤松賞(500万下・牝) 芝1600 良
コーラルプリンセス (牝・美浦・高橋裕)
父クロフネ 母ホーリーブラウン(フジキセキ)
1:35:7(上3F34:4)
やや出遅れて半馬身程度の不利。その後、盛り返して外目9番手につける。先頭の4F通過が48:1のペース。4コーナーは外から2頭目の9番手でまわる。直線に入ると外目を伸びて、残り400mで6番手に上がる。残り300mは7頭が横に広がっての争いとなり、先頭から1馬身差の5番手で通過する。残り200mも7頭横一線だが、最内アピールバイオに半馬身差程の2番手で通過する。その後、100mでほぼ並び、残り50m過ぎで前に出るが、外からシンボリバーグも伸びて3頭の争いとなう。そして、最後は外シンボリバーグにクビ差でゴールした。
単勝12.8倍の5番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーも9番手。直線、7頭が横一線の争いとなる中、残り50m過ぎで先頭。クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:6-11:8と、11秒台後半の上りとなった。平均ペースだったが、やや物足りない時計ではある。
中団から後方にいた馬が1・2・4着で、逃げ馬が3着に粘ったものの、後方有利の競馬となった。スタートは悪かったものの、大きく出遅れた前走ほどではなく、すぐに中団に取り付いた。直線は数頭での叩き合いとなったが、内の馬外の馬を抑えて激戦を制した。ただ、5着までがクビ−クビ−1/2−クビであり、0:1差に収まってしまう接戦で、展開一つでどうにでも変わってしまう能力差だろう。それでも、出遅れながら勝った本馬の能力は、やや抜けていたのだと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1400m戦で、2着に3/4差で勝った。2戦目の前走はアルテミスSGV(勝ち馬:リスグラシュー)で、1:1差の8着だった。デビュー戦のスタートは良かったが、2戦目は大きく出遅れている。
母は47戦3勝。ダート1200mで3勝しているが、重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔セイクリッドバレー(牡2006年産・期待度65)は4勝。新潟大賞典GVを勝ち、セントライト記念GU2着・新潟大賞典GV2着・関屋記念GV2着・ダイヤモンドSGV2着・エプソムCGV3着・新潟記念GV3着など重賞で活躍した。第3仔セイクリッドロード(騸7歳)は現役で2勝。第5仔はJRA1勝・地方1勝。第6仔プルメリアブーケ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度65

●5京6 3R 2歳未勝利 芝2000 稍重
アドマイヤローザ (牝・栗東・梅田智之)
父ハービンジャー 母アドマイヤテンバ(クロフネ)
2:02:6(上3F34:7)
気持ち出遅れて1コーナーは9番手でまわる。向正面に入っても9番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。残り600m手前から外を通り押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身差の外7番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差とする。2番手ユイフィーユも粘るが、更に差をひろげて、最後は2馬身差でゴールした。
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り200m手前で先頭に立ち、最後は2馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:7-11:8と、直線は11秒台だった。レースラップに13秒台がない息のつけない流れだったので、直線11:7-11:8ならば上々だろう。
後方9番手を進み、残り3Fから進出した。もっと離したようにも見えたが2馬身差での圧勝だった。ダートが重馬場になっている渋った馬場で、2:02:6-34:7なら十分だと思う。500万ですぐに通用するかどうかは不明だが、良血馬が圧勝したので今後も注目しなければならない。今後、大きく変われば、重賞でも通用する血統である。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は京都の芝2000m戦(勝ち馬:ベストアプローチ)で、3/4馬身差の2着だった。
母アドマイヤテンバ(2007年産・期待度60)は22戦4勝。新馬戦2着の後、阪神芝2000m未勝利戦を勝った。その後はフェアリーSGV13着・エルフィンS5着と負けて、クラシックには出走しなかった。2勝目は3歳9月の札幌芝1500m戦。3勝目は4歳3月の阪神芝1800m戦。そのすぐ後に中山牝馬SGVに出走して17着。4勝目は5歳8月の1000万特別(札幌芝1500m戦)だった。名牝エアグルーヴの孫で、アドマイヤグルーヴの初仔。更に種牡馬ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)の姉という良血馬だ。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度60

●5京6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ポポカテペトル (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母ミスパスカリ(Mr. Greeley)
2:03:6(上3F34:8)
好スタートから1コーナーは内2番手でまわる。向正面に入ると3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:0のペース。3コーナーで4番手となり、4コーナーは先頭から1馬身差の馬群の中4番手でまわる。直線に入ると外の馬を押しのけるようにして進路を空けて、残り200mはクビ差の2番手で通過する。残り170mあたりで先頭に立つが、外からシャドウマリアが伸びて、残り100mでクビ差まで迫る。抜かれる勢いに見えたが、ここから良く粘ってクビ差を保ち、最後もクビ差でゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは4番手。直線残り170mあたりで先頭に立ち、迫ってきた2着馬をクビ差抑えての勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:5-11:6と、11秒台の上りとなった。スローペースだったが、デビュー戦から直線もしっかりと走れたので上出来だろう。
道中は好位を進み、直線に入ると外の馬を弾いて伸びてきた。デビュー戦からなかなかの根性を見せたが、最後に迫られたのが残念である。何とかクビ差で勝ったのだが、2〜3着も頭差であり、1〜3着はあまり能力差はないと思う。上記3Rの未勝利戦が2:02:6-34:7であり、1秒遅く、同レースだったら6着の時計である。ただ、ペースが違う上、デビュー戦ということを加味すれば、実力は同等だろう。もちろん、辛勝の分だけ割引だ。
母は22戦3勝。マーメイドSGV3着など重賞で好走した。兄(本馬の伯父)が種牡馬クロフネという良血馬であり、姉(本馬の伯母)Bella BellucciはアスタリタS米GU・カムリーS米GVを勝ち、エルエンシノS米GU2着・エイコーンS米GT3着・サンタマルガリータH米GT3着・ガゼルH米GT3着・BCジュヴェナイルフィリーズ米GT3着・ラカニャーダS米GU3着の活躍馬だ。また、その産駒(本馬の従兄弟)GrapelliはサンラファエルS米GU3着。その妹(本馬の従姉弟)Ciao BellaはランパートS米GVを勝ち、ラプレヴォワイヤントH米GV2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は2勝。第4仔マウントロブソン(牡3歳・期待度85)は現役で3勝。スプリングSGUを勝ち、皐月賞(6着)・ダービー(7着)にも出走した。
期待度55

●5京6 9R 秋明菊賞(500万下) 芝1400 良
アリンナ (牝・栗東・松元茂樹)
父マツリダゴッホ 母ヴンダーゾンネ(グラスワンダー)
1:22:0(上3F35:3)
絶好のスタートからハナに立つ。道中は3馬身程離して逃げるが残り3Fでは1馬身差となり、4コーナーで再び離して1馬身半差でまわる。直線に入ると絶好の手応えで引き離し、残り300mは2馬身半差とする。残り200mも残り100mも2馬身半差を保つが、内からスルスルと伸びて2番手に上がったキャスパリーグに1馬身3/4差まで詰められてゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。好スタートから逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線は2馬身半差まで離すが、最後は1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:7-11:4-12:2と、ラストが落ちた。46:7-58:4で逃げたので、ラスト12:2も仕方がないだろう。
直線は3馬身近く離したので楽勝かと思ったが、さすがにラストは落ちた。それでも1200m通過が1:09:8での逃げ切りは素晴らしく、短い距離での能力は高いだろう。次走は阪神ジュベナイルフィリーズに向かうのだろうか。あと1Fプラスは長い気もするが、他馬が侮るとゴール直前まで先頭にいることになりそうだ。好走できるかどうかは展開次第で、あまりペースが速くならないようなら、掲示板はあるかもしれない。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は京都の芝1200m戦(勝ち馬:ゲンパチケンシン)で、3/4差の2着。2戦目の前走も京都の芝1200m戦で、2着に3馬身半差をつけて勝った。
母はJRA30戦3勝・地方1戦0勝。ダート1000m・ダート1200m・芝1200mで勝っているが重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)インタータイヨウは兵庫チャンピオンシップ園田GVを勝ち、ジャパンダートダービー大井GT2着・ユニコーンSGV2着・サラブレッドチャレンジC金沢GV2着・サマーチャンピオン佐賀GV2着・プロキオンSGV3着2回・シリウスSGV3着など、ダートの重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ナッツスター(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50
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2016年11月19日(土)2歳戦

2016/11/20 21:50
●5東5 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
サーベラージュ (牡・美浦・堀宣行)
父ヴィクトワールピサ 母アスペンアベニュー(トワイニング)
1:50:4(上3F34:3)
好スタートから外2番手につけて、道中は先頭にクビ差で進む。先頭の1000m通過が1:03:3だが、ここはほぼ並んで通過する。4コーナーもほぼ並んでいるが、僅かに先頭で直線に向く。直線に入ると後続に差をつけていき、残り400mは1馬身半差の先頭で通過する。残り200mは2番手コンフィデンスに4馬身差をつけ、ゴール前でやや詰められたものの、最後は3馬身1/2差でゴールした。
単勝5.3倍の3番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーで先頭。直線に入ると引き離し、残り200mで4馬身差離して、最後は3馬身半差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:1-11:7と、ラストが落ちた。ただ、単走になっての11:7ならば十分だろう。
午前中に降った雨により稍重だった。道中は逃げ馬をマークするように進み、4コーナーで先頭。その後は引き離して、4馬身差まで開いた。ラストで詰められたが圧勝といえるだろう。後続を引き離しながらもR.ムーア騎手は最後までしっかりと追った。なかなか強い競馬だったが、相手が走らなかった、または弱かった可能性もある。500万で即勝ち負けできるかというと、そうはなかなか行かないだろう。ただ、上位に食い込む力は十分にありそうだ。
母は3戦0勝。姪(本馬の従姉弟)レジネッタ(牝2005年産・期待度75)は桜花賞GT・福島牝馬SGVを勝ち、クイーンSGV2着・オークスGT3着・フィリーズレビューGU3着・ローズSGU3着・府中牝馬SGV3着などの実力馬だ。また、兄(本馬の伯父)アップドラフトは京成杯オータムHGV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔は2勝。第2仔は地方で4勝。第3仔エルリストン(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●5東5 6R 2歳500万下 芝1400 稍重
メローブリーズ (牝・美浦・石毛善彦)
父スクリーンヒーロー 母コンドルショット(エルコンドルパサー)
1:23:6(上3F34:1)
好スタートから外5番手につける。3コーナーで6番手に下がるものの、4コーナーで再び5番手に上がる。直線に入ると外目から伸びて、残り400mは2馬身差の5番手で通過する。残り200mで先頭に立ち、後続を引き離しにかかるが、外からビルズトレジャーが伸びて来て迫ってくる。これに、3/4馬身差でゴールした。
単勝11.7倍の5番人気からの勝利。道中5〜6番手から4コーナーは5番手。直線外目から伸びて残り200mで先頭に立ち、3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:7-11:3-11:7と、ラストが11:7と落ちてしまった。ややペースは遅かったので、ラスト11:7は残念である。
直線しっかりと伸びたが、ラストは失速気味だった。それで2着馬に迫られている。ここを11秒台の前半だったら重賞でも期待できただろうが、前走・前々走は重賞で負けているように、今のままでは苦しいだろう。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1200m戦。道中3番手から4コーナーで僅差の先頭。直線残り200mから差を広げて、2馬身半差での圧勝だった。2戦目は函館2歳SGV(勝ち馬:レヴァンテライオン)で、0:4差の4着。3戦目の前走はアルテミスSGV(勝ち馬:リスグラシュー)で、1:6差の14着だった。
オークス2着馬のチャペルコンサートと、府中牝馬SGVを勝ったムードインディゴ(牝2005年産・期待度75・年末推奨馬)の姪である。重賞は今一歩だったが、本領発揮はこれからかもしれない。
期待度50(up)

●5東5 11R 東京スポーツ杯2歳S(GV) 芝1800 稍重
ブレスジャーニー (牡・美浦・本間忍)
父バトルプラン 母エルフィンパーク(タニノギムレット)
1:48:3(上3F33:7)
まずまずのスタートから7番手につける。出走10頭が縦長となり、後方グループの先頭、最後方から4頭目の7番手を進む。先頭の1000m通過が1:00:6のペース。ここは8番手で通過する。4コーナーは前2頭が後続を3馬身近く離す中、後方の内目8番手でまわる。直線に入ると外へ外へと進路を変えて、外から2頭目に位置から伸びる。残り300mは6番手だが、残り200mは2馬身差の4番手で通過する。残り100mは半馬身差の3番手で通過し、残り50m過ぎで、スワーヴリチャード・ムーヴザワールドをかわして先頭に立つ。そして、スワーヴリチャードにクビ差でゴールした。
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。道中7〜8番手から4コーナーは内8番手。直線外へと進路を変えて伸び、残り50m過ぎで先頭。クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:2-11:9と、ラストが落ちた。ただ、本馬はラスト1Fを11:6程度で走っただろう。
前が飛ばす中、後方でジッと我慢をして、直線は荒れた内を嫌って外に出した。ラスト100mは3頭の争いになったが、最後は本馬がグイッと出た。勝負強い面を出しての快勝。上り3Fは稍重で33:7である。上位3頭は高レベルの争いだった。前走のサウジアラビアロイヤルCに続き重賞連覇である。これは本物だろう。マイル戦で重賞初制覇だったので暮れの目標は朝日杯フューチュリティSだと思ったが、芝1800mを勝ったので、今後はホープフルSに向かうのか休ませるのかわからなくなった。ただ、クラシックを狙うのなら、しっかり休ませるのが良いと思う。
これで4戦3勝となった。デビュー戦は東京の芝1400m戦(勝ち馬:マイネルバールマン)で、0:3差の3着。2戦目は東京の芝1600m戦で、2着に2馬身半差をつけて勝った。3戦目の前走はサウジアラビアロイヤルCGV。道中7番手から4コーナーも7番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差での完勝だった。
ダイナカールの曾孫である。現在最も活力のある牝系の出だが、父はややマイナー種牡馬である。さて、クラシックでどこまでやれるのだろうか。
期待度80(up)

●5京5 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ウォータービルド (牡・栗東・岡田稲男)
父ディープインパクト 母ウォーターエナン(Boston Harbor)
1:50:9(上3F34:5)
好スタートから外3番手につける。先頭の1000m通過が1:03:6のペース。ここは4番手で通過するが、この後3番手に上がり先頭との差をジワジワと詰める。4コーナーは先頭から1馬身差の外目3番手でまわる。直線に入り残り300m手前で2番手に上がるが、残り200mは1馬身差の2番手で通過する。残り100mは半馬身差まで詰めて、残り20mあたりでグランドボヌールをかわして先頭。最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝8.4倍の3番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは3番手。直線徐々に詰めてゴール前20mあたりでかわし、半馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:2-11:0-11:5と、直線は速い。スローペースだったが、稍重でこの時計なら十分だろう。
直線に入った後、一旦半馬身差まで詰めたが、その後1馬身差まで差をひろげられた。その後、ゴール前で何とか追いつき、抜いてからは一気に離した。先頭が11:0で走ったところは追いつかず離されて、その後、11秒台後半に落ちたので抜いたということだろう。直線に入ってからモタモタしたのは残念で、2勝目まではやや時間がかかるレベルだと思う。
母はアメリカ産の外国産馬として日本で走り24戦3勝。芝1200mで2勝とダート1200mで勝っているが、重賞には出走していない。弟(本馬の伯父)RankhasprivilegesはデルタダウンズジャックポットS米GV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔ウォータールルド(牡8歳)は現役で6勝。第2仔は地方6勝。第3仔は3勝。第4仔ウォーターイーグル(牡4歳)は現役で1勝。第5仔ウォーターバオバブ(牡3歳)も現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●3福5 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
エヴェリーナ (牝・美浦・大竹正博)
父ヴィクトワールピサ 母アッシュベリー(Any Given Saturday)
2:08:4(上3F36:1)
まずまずのスタートから1コーナーは2番手でまわる。向正面に入ると半馬身差の2番手を進む。先頭の1000m通過が1:06:1のスローペース。この後も半馬身差で先頭をマークするように進み、4コーナーも半馬身差の2番手でまわる。直線に入ると逃げたオンリゲットベターに並びかけ、ここから2頭の争いとなる。残り200mも残り100mもほんの僅かの差ながら2番手で、ゴール前で並びそのままゴール。写真判定の結果、ハナ差勝っていた。
単勝3.6倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線逃げ馬に並びかけるがなかなか抜けず、最後に並んでゴール。ハナ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:9-12:3と、スローペースの競馬だったがあまり速くない。ラスと1Fは競り合ったにもかかわらず12:3とかかってしまった。
スローペースの競馬を半馬身差の2番手を進み、直線は競り合って、僅かの差で勝った。着差はハナ差だが、2〜3着は2馬身半離れてたので2頭が抜けていたのだろう。ただ、雨中の稍重の馬場とはいえ、2:08:4-36:1の時計はあまりにも遅く、おそらく低レベルレースだったのだろう。500万ではしばらく苦戦しそうだ。
母はJRA4戦0勝・地方1戦0勝。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度35
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2016年11月13日(日)2歳戦

2016/11/13 22:23
●5東4 1R 2歳未勝利 芝1600 良
アルミレーナ (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母ナイトマジック(Sholokhov)
1:36:6(上3F34:4)
まずまずのスタートから内目3番手につける。道中は先頭から1馬身半差の3番手を進む。先頭の4F通過が49:6のペース。4コーナーは先頭から1馬身半差の馬群の中3番手でまわる。直線に入ると絶好の手応えのまま差を詰めて、残り400mで2番手に上がる。この後、先頭のパイルーチェとともに後続を離して、2頭の争いとなる。残り200mはほぼ並んだ僅差の2番手で通過し、残り100m手前で前に出る。そして、差をつけていき、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝1.6倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り400m過ぎから2着馬との争いとなり、残り100m手前で先頭。最後は振り切って1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:5-11:2-11:9と、競り合ったもののラストが落ちた。スローペースだっただけに、ラスト1Fは残念である。
終始3番手でジッと我慢をして、直線で競り勝った。2〜3着は2馬身半離れたので、3着馬には4馬身近く離したことになる。1番人気らしい完勝だったが、ラスト1Fの時計が気になる。ここは、せめて11:7程度で走らなければ、500万でな苦しいだろう。ただ、良血馬なのでまだまだ伸びるだろうから、数戦すれば重賞でも上位争いするようになるかも知れない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は東京の芝1600m戦(勝ち馬:レッドルチア)で、1/2馬身差の2着だった。
母はドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツ・イタリア・フランスで走り、独16戦7勝・伊3戦0勝・仏1戦0勝の通算20戦7勝。バーデン大賞独GT・独オークス独GT・ハウプトシュタットレギオーン大賞独GU・バーディシェンウンターネーメン大賞独GU・ユングハインリヒフォークリフト大賞独GVを勝ち、バーデン大賞独GT2着・オイロパ賞独GT2着・バイエリシェスツフトレネン独GT2着・リディアテシオ賞伊GT2着・ディアナトライアル独GU3着・メツレル春季賞独GV3着の実力馬だ。妹(本馬の叔母)ナイトオブドバイ(Night of Dubai)はディアナトライアル独GU3着など重賞で好走した。弟(本馬の叔父)Night Wishはヴィシー大賞仏GVを勝ち、独GT3着2回の他、重賞での活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、初仔フォイヤーヴェルク(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●5東4 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ホウオウパフューム (牝・美浦・奥村武)
父ハーツクライ 母マチカネタマカズラ(Kingmambo)
2:03:4(上3F34:1)
まずまずのスタートから外9番手につける。先頭の1000m通過が1:03:6のペース。このあたりは外10番手で通過する。ここから外を通り徐々に差を詰めて、4コーナーは先頭から2馬身半差の外7番手でまわる。直線に入ると一番外から追い上げて、残り400mは7頭が横に広がって先頭争いをする中、1馬身半差の7番手で通過する。残り200mでスターライトブルーをかわして先頭に立ち、残り100mは1馬身弱の差とする。内ラチ沿いからブリッツシュラークが伸びて2番手に上がるが、これに1馬身1/2差でゴールした。
単勝3.9倍の3番人気からの勝利。道中外8〜9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り200mで先頭に立ち、1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:2-11:6と、速い上りとなった。ただ、スローペースだったので当然だろう。
終始外外をまわり、直線はしっかりと伸びた。走った距離を考えれば、実力差は着差以上で、ゴール前も余裕があった。欲を言えばラストは11:4で上り33:9ならば尚良かっただろう。2:03:4-34:1は平凡だが勝ち方が良かったので、500万でも上位争いは可能だと思う。ただ、勝ちきるまでは数戦必要かもしれない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は新潟の芝1800m戦(勝ち馬:ランガディア)で、0:1差の3着だった。
母はアメリカ産の外国産馬として日本で走り、JRA16戦2勝・地方1戦0勝。クイーンCGV3着など重賞で好走した。母(本馬の祖母)Sweet and ReadyはプリンセスS米GUを勝ち、ハリウッドオークス米GU2着・ハニービーS米GV2着など重賞で活躍した。妹(本馬の叔母)スウィートアンドフローレス(Sweet and Flawless)は、アーリントンオークス米GV2着・ビウィッチS米GV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔ジューヴルエール(牡6歳)は現役で2勝。第2仔は地方で2勝している。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて5616万円で取引された。
期待度55

●5東4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ハーツブライト (牝・美浦・尾形充弘)
父ハーツクライ 母シーカーマ(Exchange Rate)
1:37:3(上3F35:3)
出遅れて半馬身程度の不利。後方2頭目の位置から盛り返して行き、2Fは7番手で通過する。更に押し上げて、3F過ぎで4番手に上がる。先頭の4F通過が49:5のペース。ここは内4番手だが、4コーナーは半馬身差の内2番手でまわる。直線に入るとしばらく2番手だが、逃げたベッキーとの差をジリジリと詰めて、残り300mあたりでフラつきながらも先頭に立つ。残り200mは1馬身差の先頭で通過し、残り100mは2馬身差で通過する。この後、更に引き離すと最後の50mは流して、ベッキーに2馬身1/2差でゴールした。
単勝1.9倍の1番人気に応えた。出遅れて11番手から道中は盛り返して行き、4コーナーは2番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、2馬身半差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:6-12:1と、ラストがやや落ちた。ただ、ゴール前は流したので、11:9〜12:0程度では走れただろう。
出遅れて後方から上がって行き、残り300mで先頭に立つまでは、落ち着く位置はなかった。先頭に立ってからも差を広げたので、終始前へと位置を上げていく競馬だった。残り350mから、内へ外へとフラフラして走っていたが、スピードは落ちずに先頭に立った。課題はこれとスタートだけであり、ひと叩きされて更に良くなるだろうから、500万でも勝ち負けできるだろう。490kgと恵まれた馬体の牝馬で、まだまだ体も完成されていないようにも見えた。そういう意味では、まだまだ伸びしろはありそうだ。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカとカナダで走り、米8戦1勝・加8戦2勝。ナタルマS加GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が日本での第4仔だが、初仔は地方1勝。第2仔ゴーントレット(牡4歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2916万円で取引された。
期待度60

●5京4 4R 2歳新馬・牝 芝1600 良
アロンザモナ (牝・栗東・西浦勝一)
父ストリートセンス 母リザーブシート(クリエイター)
1:36:5(上3F34:4)
好スタートから先頭に立ち、道中は半馬身差で逃げる。4F通過が49:7のペース。このあたりは1馬身差とし、4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると後続をジリジリと離し、残り200mは2馬身差とする。残り100mも2馬身差をキープし、ここから幸英明騎手は手綱を抑える。後方から伸びたシュクレビジューが2番手に上がるが、これに1馬身3/4差でゴールした。
単勝7.4倍の4番人気からの勝利。好スタートから半馬身〜1馬身差で逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線も後続を離し、最後は手綱を抑えて1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:8-11:4-11:2と、加速した。逃げ馬が上り3Fで加速し、ラスト11:2で走られたら後続はどうにもならないだろう。
鮮やかな逃げ切り勝ちだった。マイル戦で5F通過が62:1というスローで逃げて、上りは加速した。ラスト1Fは手綱を抑えて11:2である。逃げて上り3Fで加速し手綱を抑えて勝つなど、なかなかできる芸当ではないだろう。500万ではもっと速いペースになるし、目標にもなって簡単には勝てないかもしれないが、メンバーによっては十分勝ち負け可能なパフォーマンスだったと思う。次走はどんな逃げを見せるのか。それとも抑える競馬をするのか注目である。
母はJRA13戦0勝・地方14戦0勝。弟(本馬の叔父)ウインクリューガーは種牡馬である。繁殖に上がり本馬が第11仔だが、第3仔ソリッドプラチナム(牝2003年産)は3勝。マーメイドSGVを勝ち、愛知杯GV3着・マーメイドSGV3着・マーメイドSGV3着など重賞で活躍した。第4仔は1勝。第5仔は3勝。第7仔スマートリバティー(牡8歳)は現役で6勝(内障害2勝)。第9仔アビエイター(牡5歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1512万円で取引された。
期待度60

●5京4 5R 2歳新馬 芝1800 良
グローブシアター (牡・栗東・角居勝彦)
父キングカメハメハ 母シーザリオ(スペシャルウィーク)
1:48:8(上3F34:4)
好スタートから抑えて馬群の中9番手につけるが、5F手前から押し上げる。先頭の1000m通過が1:01:2のペース。ここは7番手で通過し、残り600mで6番手に上がる。4コーナーは先頭から2馬身半差の外6番手でまわる。直線に入ると外から2頭目の位置を伸びて、残り200mで3番手に上がる。残り150mあたりで先頭に立つが、すぐ内からトルネードアレイが追ってきて、残り100mはクビ差の先頭で通過する。この後、グングンと差をつけていき、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.6倍の1番人気に応えた。道中6〜9番手から4コーナーは6番手。直線外目から伸びて残り150mで先頭に立ち、最後は1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:4-11:3と、加速する中を差し切った。平均ペースの競馬を上りで加速し、それを追い上げて引き離すのだから能力は高いだろう。
意識的に中団につけて、直線伸びて粘る2着馬を振り切った。デビュー戦から味のあるレースをしたと思う。直線11:4-11:3と速いラップでも力強く伸びての快勝。良血馬の能力を発揮した。兄や姉たちは、500sに届かない程度の馬体重だが、本馬は438kgと、牡馬にしては小柄に出た。そういう意味でも大物感はないが、小気味好い走りで直線伸びてきた。このひと叩きで更に良くなるだろうから、500万でも好勝負可能だと思う。
母はオークス馬シーザリオ。JRA・アメリカで走り、JRA5戦4勝・米1戦1勝。オークスGTの他、アメリカンオークス米GT・フラワーCGVを勝ち、桜花賞GT2着など、ほぼ完璧な成績で引退した名牝である。母(本馬の祖母)キロフプリミエール(Kirov Premiere)はラトガーズH米GVを勝ち、アシーニアH米GV2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔は1勝。第3仔エピファネイア(牡2010年産・期待度95)は菊花賞GT・ジャパンCGT・神戸新聞杯GU・ラジオNIKKEI杯2歳SGVを勝ち、皐月賞GT2着・日本ダービーGT2着・産経大阪杯GU3着の実力馬で、種牡馬として活躍中だ。第5仔クローディオ(牡4歳)は現役で1勝。第6仔リオンディーズ(牡2013年産・期待度95)は2勝。朝日フューチュリティSGTを勝ち、弥生賞GU2着と重賞で活躍したが、今秋、浅屈腱炎を発症し引退。種牡馬となった。
期待度65

●5京4 8R 黄菊賞(500万下) 芝2000 良
タガノアシュラ (牡・栗東・五十嵐忠男)
父マンハッタンカフェ 母レイサッシュ(パラダイスクリーク)
2:01:9(上3F35:3)
好スタートからハナに立ち、1コーナーで早くも後続を引き離す。向正面に入ると10馬身以上15馬身程度離す大逃げとなり、1000mを1:01:2で通過する。この後、徐々に後続が差を詰めて来て、残り600mは5〜6馬身差程となる。4コーナーは4馬身差の先頭でまわる。直線に入ると、残り300m過ぎで2番手に上がったトリコロールブルーが追いかけてくるが、残り200mはまだ4馬身程の差がある。残り100mは3馬身差となり更に差が詰まるが、最後は1馬身3/4差でゴールした。
単勝4.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから大逃げを打ち、道中は15馬身前後離す。4コーナーは4馬身差の先頭で。直線詰められるものの、1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:8-11:6-11:9と、11秒台でまとめた。あれだけの大逃げで11秒台で上られては、後続はどうすることもできないだろう。
出走5頭で、1.4倍の圧倒的な人気馬がいた。大逃げとはいえオーバーペースではなく、500万としては平均ペースだった。絶好調C.ルメール騎手騎乗の人気馬を警戒して、大逃げを許してしまったようだ。そして、本馬はまんまと逃げ切った訳だが、2〜3着は5馬身離れていて勝ち時計は2:01:9である。展開で勝ったというよりも、実力で勝ったということだろう。デビュー戦は逃げてレコード勝ち。2戦目は控えて負けたが、今回は逃げて快勝。しばらくは逃げるレースが続くと思われる。重賞でも、残り200mあたりまでは逃げられるだろうが、その後の粘り脚が問われるようなレースをするだろう。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1800m戦。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナー1馬身半差から直線で引き離し、最後は4馬身差での逃げ切り圧勝だった。2戦目の前走は札幌2歳SGV(勝ち馬:トラスト)で、0:7差の8着だった。
種牡馬ステイゴールド甥という良血で、昨年のジャパンCGTを勝ったショウナンパンドラ(牝2011年産・期待度60)の従姉弟である。札幌2歳Sは1番人気だった馬なので、5頭立ての500万特別など圧勝して当然なのだろう。
期待度70(up)
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2016年11月12日(土)2歳戦

2016/11/12 18:19
●5東3 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
ヴォルフトーン (牡・美浦・小島茂之)
父シンボリクリスエス 母エオリアンハープ(キングカメハメハ)
2:04:0(上3F34:1)
まずまずのスタートから内7番手につける。スローペースで各馬一団の展開となり、先頭は1000mを1:04:7で通過する。このあたりは内8番手を進み、4コーナーで気合を入れて押し上げて、馬群の中5番手でまわる。直線に入ると馬群の真ん中から伸びて、残り200mは半馬身差の3番手で通過する。残り100mでレッドミラベルをかわして先頭に立ち、差をつけて、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝9.0倍の4番人気からの勝利。道中7〜8番手から4コーナーは5番手。直線馬群の真ん中から伸びて残り100mで先頭。1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:3-11:6-11:8と、減速した。残り600mから急にペースが速くなり、ラストが落ちてしまったようだ。
スローペースの競馬で道中は中団よりも後方を進み、4コーナーでは仕掛け気味に押し上げた。直線はジリジリと差を詰めて、先頭に立ってからは1馬身以上引き離した。ゴール前も余力を感じる勝利で完勝だった。内ラチ沿いが悪いのか、各馬内を空けて走り、稍重だったこともあり時計は平凡だ。ただ、このペースでラスト11:8は残念で、仮にラストを11:6で走り、2:03:8-33:9であったなら500万でも期待できただろう。2勝目までは時間がかかると思う。
母は29戦5勝。芝1800m2勝・芝2000m3勝で、中山牝馬SGV3着など重賞で好走した。母(本馬の祖母)エアウイングスは阪神牝馬特別GUを勝っている。また、姉(本馬の伯母)ウイングレットは中山牝馬SGVを勝ち、新潟2歳SGV2着・京都牝馬SGV2着2回・中山牝馬SGV2着・秋華賞GT3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
期待度50

●5京3 5R 2歳新馬 芝1400 良
レイズアベール (牝・栗東・吉村圭司)
父ハーツクライ 母ヴェイルオブアヴァロン(Thunder Gulch)
1:23:0(上3F35:5)
まずまずのスタートだが、ややダッシュが悪く後方につけるかと思ったが、スタート後100mあたりからスピードの乗ると上がって行き、2F過ぎで外2番手につける。この後は1馬身弱の差で追走し、4コーナーで逃げ馬をかわし僅かの差の先頭でまわる。直線に入るとジリジリと離すが、大外からスズカヘルメスが良い脚で伸びて来て、残り200mは1馬身弱の差の先頭で通過する。しかし、ここからもうひと伸びして引き離し、残り100mは2馬身差の先頭で通過する。この後、フラウティスタが後方から伸びて2番手に上がり、差を詰めてくるが、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーで先頭に立つ。直線引き離し、残り200mで詰められても再び引き離し、最後は1馬身半差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:2-11:8-11:6と、加速した。ハイペースの競馬を2番手につけて、上りは加速しての勝利なので、能力は高いと思う。
スタート直後のダッシュは見劣りしたが、スピードに乗ってからの加速が良く好位につけた。直線は抜かれるかなと思ったところで再び伸びて、11秒台後半ながら加速しての勝利。1:23:0-35:5は平凡だが、内容は良かったと思う。500万ですぐに勝ち負けになるかは不明だが、数戦こなせば勝ちも見えてくるだろう。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・イギリス・フランスで走り、米9戦4勝・英9戦3勝・仏1戦0勝の通算19戦7勝。ドラローズH米GVを勝ち、ギャラクシーS米GU3着・ジャストアゲイムH米GV3着など重賞で活躍した。種牡馬ディープインパクトの姉という良血馬である。母(本馬の祖母)ウインドインハーヘア(Wind In Her Hair)はアラルポカル独GTを勝ち、英オークス英GT2着の実力馬で、一族には多数の活躍馬がいる。繁殖に上がり本馬が日本での第8仔だが、初仔は地方2勝。第2仔ガンズオブナバロン(牡2006年産・期待度75)はJRA2勝・地方6勝。第3仔リルダヴァル(牡2007年産・期待度85・年末推奨馬)は6勝。NHKマイルCGT3着・毎日杯GV3着・鳴尾記念GV3着・小倉大賞典GV3着・中京記念GV3着など重賞で好走し、皐月賞(6着)・ダービー(12着)にも出走している。第5仔は1勝。第6仔ヴォルシェーブ(牡5歳・期待度70)は現役で5勝と活躍中だ。
期待度55

●5京3 11R デイリー杯2歳S(GU) 芝1600 良
ジューヌエコール (牝・栗東・安田隆行)
父クロフネ 母ルミナスポイント(アグネスタキオン)
1:34:6(上3F33:6)
好スタートから抑えて内4番手につけるが3F手前で3番手に上がる。やや行きたがっているようにも見えるが、福永祐一騎手がガッチリと抑えている。先頭の4F通過が48:4のペース。このあたりで再び4番手に下がり、4コーナーは先頭から2馬身差の内3番手でまわる。直線に入ると逃げ馬よりも外に進路を変えて伸びる。残り200mはクビ差の2番手で通過し、残り100mで先頭のボンセルヴィーソに並びかける。ボンセルヴィーソも粘りなかなかかわせないが、残り50mあたりで前に出て、最後はクビ差でゴールした。
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは最内3番手。直線逃げ馬よりも外に出して追い上げて、残り50mで先頭。クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:5-11:2-11:4と、速い。この速い上りの中を、33:6という末脚で差し切った。
道中はうまく宥めながら進んだ。残り600mから進出し、粘る2着馬を振り切った。着差はクビ差だが、能力差は着差以上だろう。スローペースで前の馬が有利の展開だったので、1〜3着は4番手以内にいた馬だった。ただし、本馬はメンバー中最速タイで走っているので、展開に恵まれての勝利ではないだろう。牡馬とのGUを勝ち、デビュー以来3連勝。無事ならば、阪神ジュベナイルフィリーズに向かうのだろうが、2歳牝馬でまた1頭GT候補が出てきたというレースだった。
これで3戦3勝となった。デビュー戦は中京の芝1400m戦。道中3番手から4コーナーも3番手。直線外目から伸びて残り200m手前で先頭。1馬身3/4差での快勝だった。2戦目の前走はききょうS。道中7〜9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り100mで先頭に立ち、3/4馬身差での快勝だった。
先週も先々週も書いたが、今年は牝馬戦線が面白い。ファンタジーSGVを勝ったFrankel産駒ミスエルテ(期待度90)・アルテミスSGVを勝ったリスグラシュー(期待度85)・ブエナビスタ産駒コロナシオン(期待度70)・アイビーSを勝ったFrankel産駒ソウルスターリング(期待度70)・京王杯2歳SGU2着のレーヌミノル(期待度60)・このレースで最後に良い脚で伸びたディーパワンサ(期待度60)。どの馬が出て、どの馬が出ないのかは不明だが、どんなレースになるのか興味は尽きない。
期待度70(up)
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2016年11月6日(日)2歳戦

2016/11/06 22:39
●5東2 3R 2歳未勝利・牝 芝1600 良
サクレエクスプレス (牝・美浦・加藤征弘)
父クロフネ 母ビーポジティブ(サンデーサイレンス)
1:35:6(上3F34:9)
気持ち出遅れたが流れには乗り、9番手につける。3F過ぎから差を詰めて、4F手前で7番手に上がる。先頭の4F通過が47:8のペース。4コーナーは前2頭が馬群を4馬身程離して争い、本馬は外目の7番手でまわる。直線に入ると追い上げて、残り400mは4番手で通過する。残り300mは先頭まで2馬身差の3番手だが、このあとグングンと差を詰めて、残り200mで先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは2馬身近い差の先頭で通過する。この後、モリトシラユリがジリジリと差を詰めて来て、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.7倍の1番人気からの勝利。道中7〜9番手から4コーナーは7番手。直線追い上げて残り200mで先頭に立ち、一旦は2馬身離すが、最後は1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-12:3-12:0と、ややかかった。前2頭が飛ばして失速した影響が大きいだろう。
中団より後方につけて、直線に向いたときも先頭とは大分離れていた。直線ではジリジリと詰めて、残り300mから先頭に立つまでの脚は見事だった。残念なのは、ラストで詰められたことである。ここでしっかりと差をキープできていれば、500万でも好勝負できただろうが、今のままでは勝ち切るのは難しいだろう。
「サクラエクスプレス」だと思ってレースを見ていたら、ピンクに白一本輪の勝負服ではない。『おかしいな』と思って名前をよく見たら「サクレエクスプレス」だった。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は札幌の芝1500m戦(勝ち馬:ヤマカツグレース)で、1/2馬身差の2着だった。
母はJRA12戦2勝、地方7戦1勝。クイーン賞船橋GVを勝ち、エンプレス杯川崎GU2着、TCK女王盃大井GV2着など地方の重賞で活躍した。姉(本馬の伯母)が名牝トゥザヴィクトリーという良血であり、弟(本馬の叔父)サイレントディールは種牡馬である。また、甥(本馬の従兄妹)トゥザグローリー(牡2007年産・期待度80)・ トゥザワールド(牡2011年産・期待度90)も種牡馬であり、近親には活躍馬が多くいる活力溢れる牝系の出身だ。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、第2仔が地方1勝。第3仔は1勝。第4仔トリップ(牡2009年産・期待度80)は4勝。ジャパンダートダービー大井GT2着・弥生賞GU2着など重賞で活躍し、皐月賞(12着)・日本ダービー(7着)にも出走した。第5仔ラルプデュエズ(牡6歳)はJRA1勝・地方3勝で、JRA所属の現役だ。第7仔シルバーポジー(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3456万円で取引された。
期待度45

●5東2 5R 2歳新馬 芝1800 良
ダイワキャグニー (牡・美浦・菊沢隆徳)
父キングカメハメハ 母トリプレックス(サンデーサイレンス)
1:49:1(上3F34:0)
好スタートから4番手に控える。向正面は縦長の展開となり、先頭から6〜7馬身離れた4番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:6のペース。この後、徐々に差を詰めて、4コーナーは先頭から4馬身差の外目3番手でまわる。直線に入ると差を詰めていき、残り400mは2馬身半差の3番手で通過する。残り300mで2番手に上がり先頭のパルフェクォーツを追いかける。残り200mで1馬身差とし、残り50m過ぎでかわして先頭に立つ。そして1/2馬身離してゴールした。
単勝8.8倍の5番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーは3番手。直線徐々に差を詰めて、残り50m過ぎで先頭。1/2馬身差の差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:7-11:6-11:5と、加速する上りの中を差し切った。本馬の上りは34:0だが、価値があると思う。
4コーナーで4馬身離れていて、差を詰めているがなかなか追いつかず、1馬身差になってからも相手が粘ったため、抜くのに苦労した。東京の直線は長いと感じた差し切り勝ちだった。1:49:1-34:0と時計は平凡で、差し切ったものの3着馬に詰められたのは印象が悪い。良かった点は、加速する上りの中を差し切ったことで、水準級の能力はありそうだ。ただ、500万で勝ち負けするには数戦必要だろう。
パドックでは馬っ気を出していて、しかもレース後は鼻出血だあったようだ。人間で言う『鼻血ブー』のようだが、鼻出血は外傷性のものらしい。そんな状態でも勝ったのは、基本的な能力の高さだろうか。
母は30戦4勝。芝1800mで2勝、芝2000mで2勝している。重賞はローズS(4着)に出走した。母(本馬の祖母)トリプルワウ(Triple Wow)はネクストムーヴH米GVを勝ち、レアトリートH米GV2着・ベッツィーロスHGV2着・バドワイザーHGV2着・ポインセティアSGV3着など重賞で活躍した。姉(本馬の伯母)AlywowはニジャナS米GVを勝ち、ロスマンズインターナショナル米GT2着・フラワーボ−ルH米GT2着など活躍した。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、初仔は1勝。第2仔は5勝。第3仔は地方1勝。第4仔ロジテール(牡7歳)は現役で3勝。第5仔ミエノワンダー(牡6歳・期待度65)は現役で4勝。第6仔は1勝である。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1億1340万円で取引された。
期待度50

●5東2 9R 百日草特別(500万下) 芝2000 良
アドマイヤミヤビ (牝・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母レディスキッパー(クロフネ)
2:03:4(上3F33:5)
まずまずのスタートから内6番手につけるが、2F過ぎで7番手に下がる。先頭の1000m通過が1:03:8のペース。4コーナーは馬群の真ん中7番手でまわる。直線に入ると馬群が横に広がり、前がサッと開く。残り400mは2馬身差の5番手あたりで通過する。残り200mは内ラチ沿いから伸びたアウトライアーズが先頭に立ち、本馬は僅差の2番手で通過する。残り150mあたりでアウトライアーズをかわして先頭に立ち、ジリジリと差をつけていく。外からカデナが良い脚で伸びて来てゴール前で2番手に上がるが、これに3/4馬身差でゴールした。
単勝2.6倍の1番人気に応えた。道中6〜7番手から4コーナーは7番手。直線残り150mで先頭に立ち、追い上げてくる2着馬を3/4馬身差抑えての勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:0-11:1と、ラスト2Fは速い上りとなった。スローペースで、本馬は33:5で上った。
スローペースで瞬発力勝負の競馬となった。1〜3着馬は上り33:4〜33:5であり、芝2000mのレースでこの時計で上るのは立派だと思う。その立派な2頭を抑えて勝った本馬の能力は高く、次は重賞でも上位争いは可能だろう。ただ、重賞を勝ち切るにはワンパンチ足りず、3勝目までは時間がかかりそうだ。牝馬で芝2000mの500万特別勝ちで、今後どの重賞を使うかは迷うところだ。未勝利勝ちの芝1600mに戻りGTに挑戦するか。それとも牡馬との中距離重賞を使うのだろうか。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は中京の芝1600m戦(勝ち馬:クライムメジャー)で、1馬身1/4差の2着だった。2戦目の前走は阪神の芝1600m戦。道中10〜11番手から4コーナーは11番手。直線外目から伸びて残り100mで先頭に立ち、1馬身3/4差での完勝だった。
ここで芝2000mを使うということは、おそらく桜花賞ではなくオークス狙いなのだろう。母は未勝利ながらディープインパクトの姪という血統であり、今後どこまで成長できるだろうか。
期待度65(up)

●5京2 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 良
ダノンディーヴァ (牝・栗東・大久保龍志)
父ディープインパクト 母ダノンプリマドンナ(シンボリクリスエス)
1:34:4(上3F35:1)
まずまずのスタートから馬群の中8番手につけるが、3F手前で9番手に下がる。先頭の4F通過が46:9のペース。この後、外目を通り押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身半差の外6番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り200m過ぎで先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差の先頭で通過する。この後、ヴィルデローゼが差を詰めて来くるが最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝2.9倍の1番人気に応えた。道中8〜9番手から4コーナーは6番手。直線外から伸びて残り200m過ぎで先頭に立ち、1馬身半差まで離すが、最後は詰められて3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:7-12:0-12:2と、減速した。46:9-58:5のハイペースだったので遅くなったが、ラスト12:2ならば十分だろう。
3コーナーから長く良い脚を使った。直線先頭に立ってから引き離した後、2着馬に詰められたが、3着以下を離しながら詰められているので印象は悪くない。また、ゴール前は手綱を抑えたので、3/4馬身差でも能力差は着差以上だろう。1:34:4-35:1も悪くはなく、500万でも上位争い可能だろう。ただし、勝ちきるためには更なる成長が必要かもしれない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は京都の芝1600m戦(勝ち馬:リナーテ)で、0:3差の3着だった。
母は21戦3勝。ダート1400m・ダート1700m・ダート1800mで勝っている。重賞はフラワーC(13着)に出走した。祖母(本馬の曾祖母)SulemeifはスワニーリヴァーH米GVを勝ち、オーキッドH米GU3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度55

●5京2 5R 2歳新馬 芝2000 良
ダノンディスタンス (牡・栗東・佐々木晶三)
父ルーラーシップ 母アゲヒバリ(クロフネ)
2:04:3(上3F34:2)
好スタートだが抑えて、1コーナーは外8番手でまわる。向正面に入ると7番手を進むが、4F過ぎから上がって行く。先頭の1000m通過が1:05:2のスローペース。ここは先頭から2馬身差の4番手で通過する。3コーナーで5番手に下がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の外4番手でまわる。直線に入ると外を伸びて、残り200mで2番手に上がる。残り100mで先頭のヒシマサルに半馬身差に迫る。そして、残り50mあたりでかわして先頭に立ち、クビ差でゴールした。
単勝6.0倍の3番人気からの勝利。道中7〜8番手だが向正面で押し上げ4〜5番手。4コーナー4番手から直線残り50mで先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:1-11:3-11:3と、直線は11:3と速い時計の中を差し切った。ただ、超スローペースだったので、もう少し速くても驚かない。
向正面で脚を使って押し上げたが、13秒台のラップのところなので、大きな影響は無かった。最後に先頭に立つ前に、3着馬が外から追い込んできて、抜かれる勢いに見えたがクビ+クビ差で凌いだ。勝負強さを発揮しての勝利だが、今ひとつインパクトに欠ける勝ち方で、500万ではまだ苦しいレベルだろう。
母は地方9戦4勝。母(本馬の祖母)は名牝トゥザヴィクトリーという良血馬だ。弟(本馬の叔父)トゥザグローリー(牡2007年産・期待度80)・トゥザワールド(牡2011年産・期待度90)は種牡馬である。妹(本馬の叔母)トーセンビクトリー(牝4歳・期待度45)はローズSGU3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は2勝。第3仔メドウラーク(牡5歳)は現役で5勝。第4仔ダノンアローダ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて6264万円で取引された。
期待度45

●3福2 10R きんもくせい特別(500万下) 芝1800 良
ロードリベラル (牡・美浦・尾形和幸)
父ブレイクランアウト 母デルマハゴロモ(フジキセキ)
1:50:2(上3F34:6)
出遅れて2馬身近くの不利。後方からの競馬となり、1コーナーは最後方から2頭目の内9番手でまわる。向正面に入っても9番手を進むが、5F手前で最後方10番手に下がる。先頭の1000m通過が1:02:6のペース。4コーナーは大外に出して10番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り200mは8番手で通過する。残り100mは逃げたマイネルユニブランから1馬身半差の2番手まで迫り、残り50mあたりで一気にかわして先頭に立つ。そしてマイネルユニブランを引き離し、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝14.0倍の4番人気からの勝利。出遅れて道中は9〜10番手。4コーナー10番手から直線大外から鋭く伸びて残り50mあたりで先頭。1馬身1/4差での差し切り快勝だった。
レースの上り3Fは12:3-11:5-11:7と、直線は11秒台の上りの中差し切った。短い直線で見事に差し切っている。
今回が4戦目だが、デビュー戦は大きく出遅れて、2戦目も出遅れた。前走は、まずまずのスタートで初勝利を挙げている。酷いスタートも徐々に矯正されてきたと思ったところ、今回は大きく出遅れた。ただ、流れには乗れたので大きな不利にはならず、直線は豪脚を披露した。なかなか強い勝ち方だったが、課題はスタートで、ここまで悪いと簡単には改善されないだろう。そうなると重賞ではなかなか勝てず、春過ぎまでは2勝馬のままのような気がする。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1400m戦(勝ち馬:ブライトンロック)で、1:1差の7着。2戦目は中山の芝1800m戦(勝ち馬:サトノアレス)で、0:7差の5着。3戦目の前走は東京の芝1600m戦で、2着にクビ差で勝った。
母はJRA3戦0勝・地方2戦0勝。母(本馬の祖母)ジェミードレスは、府中牝馬SGV2着・クイーンCGV3着・エプソムCGV3着など重賞で好走した。兄(本馬の伯父)コティリオン(牡2008年産・期待度60)も、NHKマイルCGT2着・毎日杯GV2着・ラジオNIKKEI杯2歳SGV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて280.8万円で取引された。
期待度55
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2016年11月5日(土)2歳戦

2016/11/05 23:44
中小企業に勤めている私は、土曜出勤日がたまにある。
今日は大事な日なのに、土曜出勤日で午前中は仕事だった。
『よりによって、何でこんな日に出勤なの』と思いながら、それでも仕事はキッチリとこなす。
12:00に仕事を終え、そのまま東京競馬場へ向かった。
私が出資しているスズカゼ(牝2歳)が、京王杯2歳SGUに出走するのだ。

7月17日(日)福島の未勝利戦を勝って以来、3ヵ月半の休養明けである。
いきなりGUとは驚きだが、適鞍がなく、先週のアルテミスSは16/17の抽選で除外という不運に見舞われて京王杯2歳Sにまわったという格好だ。

出走13頭中、重賞勝ち2頭を含むオープン馬が7頭。500万下が6頭というメンバーで、単勝277.7倍の最下位13番人気だった。

私は一口歴29年目のベテランである(2012年5月18日の記事参照)(2012年9月24日の記事参照)。
ただし、貧乏なので基本的には1頭ずつしか出資できない。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンで細々と続けている。そのため、29年目で16頭しか出資していない。
ただ、現1歳牡馬にも出資したので、現在はたまたま2頭持ちで、スズカゼは15頭目の出資馬ということになる。
この15頭目にして初の重賞出走。29年目にして初めての重賞挑戦なのだ。

淡い期待もむなしく、レースは良いところなく終わった。13頭中12着という惨敗だったが、勝ち馬とは1:1差であり、着順ほどは負けていない。『自己条件ならば競馬になる』という手応えを感じて府中競馬場を後にした。


●5東1 3R 2歳未勝利 芝2000 良
アサギリジョー (牡・美浦・相沢郁)
父ジャングルポケット 母メイクヒストリー(サンデーサイレンス)
2:02:5(上3F34:8)
まずまずのスタートから内4番手につける。先頭の1000m通過が1:02:4のペース。この後も内でジッと我慢をして、4コーナーは2馬身弱の差の内4番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の位置を伸びて、残り400mは半馬身差の2番手で通過する。残り300mで先頭に立ち、残り200mは1馬身差の先頭で通過する。しかし、外からポールヴァンドルとマイネルスフェーンが詰めてきて、残り100mは半馬身差の先頭で通過する。そして、マイネルスフェーンの伸び脚が良く2番手に上がり、ジリジリと差を詰めてきて、最後は並んでゴール。ハナ差凌いでの勝利だった。
単勝8.5倍の4番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーも4番手。直線残り300mで先頭に立ち1馬身離すが、最後に迫られてハナ差での辛勝だった。
レースの上り3Fは11:4-11:6-12:1と、減速した。ラストに失速したために、迫られてしまい接戦になった。
内々をロスなくまわった分、ハナ差だけ勝った。したがって、実力的には2着馬の方が上かもしれない。これがデビュー戦ならば次に大きく変わることが期待できるが、2戦目なので次走での上積みは少ないだろう。500万で上位争いするには、ラストで0:3程度足りないと思う。2勝目までは時間がかかると思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は東京の芝1800m戦(勝ち馬:エバープリンセス)で、クビ差の2着だった。
母は14戦1勝。芝1600mの新馬戦を勝ち、重賞はチューリップ賞(10着)に出走した。母(本馬の祖母)シジェームサン(Sixieme Sens)は、サンゴルゴニオH米GU・ダリアH米GU・アシーニアH米GVを勝っている。また、兄(本馬の伯父)ボールドブライアンは東京新聞杯GVを勝ち、函館スプリントSGV2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、第3仔は1勝。第4仔ティリアンパープル(牝6歳)は現役で2勝(内障害2勝)。新潟ジャンプSJGVを勝ち、新潟ジャンプSJGV3着など障害の重賞で活躍中だ。第5仔は地方7勝。第7仔ポッドヒストリー(牡2013年産・期待度35)は1勝である。
期待度40

●5東1 6R 2歳新馬 芝1600 良
シンボリバーグ (牝・美浦・藤沢和雄)
父ダイワメジャー 母スポークンファー(Notebook)
1:37:9(上3F33:9)
まずまずのスタートから4番手につける。先頭の4F通過が50:7のペース。4コーナーは先頭から2馬身差の内4番手で通過する。直線に入ってもしばらく内4番手だが、残り400mあたりで内から3頭目の位置に進路を変える。そして伸びるが、残り250mあたりで外から伸びたキングリッドに抜かれて、残り200mは3番手で通過する。この後、カケルテソーロ・キングリッドと3頭での争いとなり、残り100mで3頭の真ん中から前に出る。そして最後はキングリッドにクビ差でゴールした。
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーも4番手。直線残り100mで先頭に立ち、クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:0-11:3と、ラスト2Fは速い競馬となった。スローペースだったので、1・2着馬は33秒台で上った。
一旦は外から来たキングリッドに差されたものの、差し返す勝負根性を見せての勝利だった。直線に入った後、抜け出す位置を迷った場面もあったが、上手く抜けることが出来た。馬ごみも怯まない根性もあり、混戦には強そうだ。1:37:9という平凡な勝ち時計でも、ラスト2Fは11:0-11:3で走ったので問題はないだろう。1〜3着がクビ−クビという接戦だったが、水準以上の能力はありそうで、この後更に良くなれば500万でも好走可能だろう。504sと雄大な馬格の牝馬で、牡馬に入っても見劣りしなかった。
「シンボリ」の馬は、長らく牡馬が「シンボリ」、牝馬は「スイート」の冠名だったので、本馬は牡馬だと思った。調べてみると、現3歳から牝馬も「シンボリ」を付けている。ただし、現3歳は「シンボリ」の後に女性の名を付けたようだ。
母はJRA10戦1勝・地方1戦1勝。JRAでは芝2000mで勝っているが重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は地方で2勝している。
期待度50

●5東1 11R 京王杯2歳S(GU) 芝1400 良
モンドキャンノ (牡・栗東・安田隆行)
父キンシャサノキセキ 母レイズアンドコール(サクラバクシンオー)
1:21:9(上3F33:7)
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり外9番手につける。3コーナーで8番手に上がり、4コーナーは馬群の外9番手でまわる。直線に入ると手応え良くジリジリ差を詰めて、残り300mは1馬身半差の外3番手で通過する。残り200mで内からレーヌミノルが先頭に立つが、負けじと伸びて残り200m過ぎで2番手に上がる。レーヌミノルを追いかけて、残り100mで並び、残り70mあたりで前に出る。そして最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝7.4倍の3番人気からの勝利。出遅れて道中9番手から4コーナーも9番手。直線外から伸びて残り100mで先頭に並び、その後前に出て半馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:3-11:2-11:7と、ラストが若干落ちた。ただ、ラストは3着以下を引き離しているので十分だろう。
出遅れて後方から直線勝負の競馬となった。上り33秒台は本馬のみで、切れる末脚を披露した。レコード決着の函館2歳SGV1・2・3着馬、同じくレコード決着の小倉2歳SGV1・2着馬、カンナS勝ち馬、アスター賞勝ち馬、くるみ賞勝ち馬が出走していて、特に1番人気レーヌミノルは、小倉2歳Sを6馬身差で勝ってきた。このように、2歳の短距離での活躍馬が揃ったレースだった。やや時計の出ていない東京競馬場で、1分21秒台は上出来で、着差は半馬身差でも2〜3着は3馬身離れている。無事ならば当然朝日杯フューチュリティSに向かうだろうが、あと1F延びても大丈夫そうな走りだった。レベルの高いGUを勝ったのでGTに王手となるが、本ブログはダービー馬を探すブログなので、父キンシャサノキセキ母父サクラバクシンオーでは高い期待度は出せない。ただし、短い距離での能力はかなり高いと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1200m戦。道中3番手から4コーナーも3番手。直線外目を伸びて残り100m過ぎで先頭に立ち、余裕の手応えのまま1馬身1/4差での快勝だった。2戦目の前走は函館2歳SGV(勝ち馬:レヴァンテライオン)で、半馬身差の2着だった。
デビュー戦の記事でこう書いている。『ダービーには繋がらない馬だろうが、今日のパフォーマンスからマイルまでは行けそうなので、暮れのGT・NHKマイルCに向けてならば期待度は高いと思う』。6月19日の時点で書いたのだが、今のところズバリである。
期待度55(up)

●5京1 4R 2歳未勝利 芝2000 良
サトノシャーク (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母オジャグワ(Pure Prize)
2:01:7(上3F35:7)
まずまずのスタートだが、ダッシュが悪く後方へ。1コーナーは最後方8番手でまわる。向正面に入っても8番手を進む。4F過ぎから押し上げて、5Fは外4番手で通過する。先頭の1000m通過が1:01:2のペース。このあとは外4番手で落ち着くが、4コーナーで右ムチを入れて追い上げて先頭に立つ。直線に入ると後続に差をつけて、残り300mは1馬身弱の差で通過する。最内からアルメリアブルームが伸びて来て、残り200mで並ばれてしまう。このあと2頭の争いとなり、残り100m過ぎで僅かに前に出る。そして、ゴール前でやや差を開いて1/2馬身差でゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中8番手だが4F過ぎで押し上げて5Fで4番手。4コーナーで先頭に立ち、並びかけてくる2着馬との競り合いを制して半馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:1-12:1-11:8と、ラスト1Fは加速した。ラップが11秒台12秒台のみの息のつけない流れの中で、ラストに加速したのは立派だと思う。
向正面で後方から押し上げて、4コーナーでは行きっぷりが悪かったのかM.デムーロ騎手のムチが数発飛んだ。4コーナーで先頭に立ち押し切るかに思ったが、内から2着馬が先頭に立つ勢いで伸びてきた。これを抜かせず、最後に半馬身差振り切った。課題の多い内容だが、素質で勝ったというところだろう。勝ち時計2:01:7は優秀で、500万でも上位争い出来そうだが、それは課題を克服してからだと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は京都の芝1800m戦(勝ち馬:コロナシオン)で、1馬身1/4差の2着だった。
母はアルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチンで走り22戦12勝。ヒルベルトレレナ大賞亜GT・CEディスタフ亜GT2勝・クリアドレス大賞亜GT・エンリケアセバル大賞亜GT・ラミッション賞亜GU2勝・フアンショウ賞亜GU2勝・アルトゥーロRブルリッチ賞亜GUを勝ち、亜GT2着2回3着1回・亜GU2着2回・亜GV2着1回と大活躍したアルゼンチンの名牝だ。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、持込の初仔リベルタンゴ(牝4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度55

●5京1 7R 2歳新馬 芝1600 良
クリアザトラック (牡・栗東・角居勝彦)
父ディープインパクト 母クロウキャニオン(フレンチデピュティ)
1:36:3(上3F34:1)
好スタートから2番手につけて、道中は1馬身〜1馬身半差で追走する。先頭の4F通過が49:2のペース。この後も1馬身半差で脚をためて、4コーナーでスパートし、半馬身差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち、後続を引き離す。残り200mは1馬身半差の先頭で通過し、残り100mはサイレントアスカに2馬身弱の差とし、最後までこの差を保って1馬身1/2差でゴールした。
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち、後続を2馬身近く離して、最後は1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:3-11:0-11:1と、直線は11秒そこそこの速い上りだった。スローペースだったが、デビュー戦から立派な時計だと思う。
スタート良く好位につけて、直線早目に先頭。後続を離し、ラスト50m」は手綱を抑えた。ゴール前で若干差が詰まったものの、能力差は着差以上だろう。ラスト1Fは11:1だが、手綱を抑えなければ、10:9〜11:0程度で走ったかもしれない。時計は1:36:3-34:1とパッとしないが、勝ちっぷりが良く、更に良化すれば500万でも好勝負可能だろう。
母はJRA9戦1勝・地方1戦0勝。ダート1400mで勝ち、兵庫ジュニアグランプGV3着など重賞でも好走した。地方での出走はこの重賞1走のみである。母(本馬の祖母)クロカミは京王杯オータムHGV・府中牝馬SGVを勝ち、中山牝馬SGV3着・東京新聞杯GV3着・中山牝馬SGV3着と重賞戦線で活躍した。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、初仔は5勝。第2仔ボレアス(牡2008年産)は3勝。レパードSGVを勝ち、ジャパンダートダービーGT2着・浦和記念GU3着・ユニコーンSGV3着など重賞で活躍した。第3仔マウントシャスタ(牡2009年産・期待度70)は4勝。毎日杯GV2着・神戸新聞杯GU3着など重賞で好走した。第4仔カミノタサハラ(牡2010年産・期待度95)は3勝。弥生賞GUを勝ち、皐月賞(4着)にも出走した。第5仔ベルキャニオン(牡5歳・期待度75)は現役で2勝。共同通信杯GV2着など重賞で好走し、皐月賞(7着)・ダービー(8着)にも出走した。第6仔は1勝。第7仔ラベンダーヴァレイ(牝3歳・期待度60)は現役で2勝。チューリップ賞GV3着など重賞で好走し、桜花賞(6着)にも出走した。産駒8頭がすべて勝ち上がり、現在14歳だが、これが産駒21勝目という大変優秀な繁殖牝馬である。
期待度60

●5京1 11R ファンタジーS(GV・牝) 芝1400 良
ミスエルテ (牝・栗東・池江泰寿)
父Frankel 母ミスエーニョ(Pulpit)
1:21:8(上3F33:6)
出遅れて半馬身程度の不利。慌てず抑えて最後方へ。2F手前で2頭かわして10番手に上がる。このあとは、後方3番手で落ち着き、4コーナーは大外に出して10番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り200mで4番手に上がる。ここでは、最内で快調に逃げるショーウェイまで3馬身程の差がある。この差をグングンと詰めて、残り100m手前で2番手に上がると、残り50mあたりでショーウェイをとらえて先頭に立つ。そして、ゴール前は勢いがあり手綱を抑える余裕のゴール。1馬身1/4差での快勝だった。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。出遅れて道中10番手から4コーナーも10番手。直線大外から鮮やかに伸びて残り50mで先頭に立ち、1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは12:0-11:1-11:4と、ラストは11:1-11:4という速い上りの中を差し切った。本馬は10秒台−10秒台で走ったと思われる。
デビュー戦は持ったままでの圧勝。このような馬は追ったらサッパリというパターンも多々あるが、今回は追ってから豪脚を披露した。4コーナーをまわった時点では『厳しいかな』とも思ったが、大外から一気に追い込んだ。「これは強い」というような脚で重賞を制覇し、次は阪神ジュベナイルフィリーズGTだろう。先週、アルテミスSを勝ったリスグラシューの記事で『今年の2歳牝馬はレベルが高く、本馬の他にもブエナビスタ産駒コロナシオン(期待度70)・Frankel産駒ソウルスターリング(期待度70)・同じくFrankel産駒ミスエルテ(期待度70)など実力馬がいる。今後、この馬達がどんなレースをするのかも楽しみだが、現時点では本馬が一歩リードだろう』と書いた。しかし、本馬がリスグラシューをリードしたようにも思う。唯一不安な点は、このレースはややレベルが低かったことだ。オープン馬はブラックオニキス・クインズサリナの2頭のみで、2着馬は前走ききょうS8着。3着馬は前走3戦目での未勝利勝ちである。500万条件に毛が生えたようなメンバーだった。したがって、勝ち方の鮮やかさだけで見ると過大評価になるだろう。ただ、出遅れたこと、直線は10秒台で差してきたこと、ゴール前での余力を考えると、着差以上の実力差であり、レベルが低い重賞を勝った馬とすると過小評価になると思う。やはり、今のところは本馬が一歩リードしていると見るべきだろう。
それにしても『Frankel産駒、恐るべし』である。ヨーロッパ血統、それもSadler's Wells系でここまでやるかと驚きである。ソウルスターリング(期待度70)には当然注目だが、まだデビューしていないファヴォーラ(牝2歳)やクーファディーヴァ(牝2歳)にも注目すべしだろう。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝1600m戦。道中6番手から4コーナーも6番手。直線馬なりで上がり、残り200mで先頭。その後も馬なりのまま、2馬身差での圧勝だった。
今年は牝馬戦線が面白い。上記リスグラシュー(期待度85)・コロナシオン(期待度70)・ソウルスターリング(期待度70)の他、本日の京王杯2歳SGU2着のレーヌミノル(期待度60)もただの短距離馬では無さそうだ。また、来週のデイリー杯2歳SGU出走予定のディーパワンサ(期待度60)がどんな走りをするか。興味は尽きない。
期待度90(up)
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2016年10月30日(日)2歳戦

2016/10/30 20:49
●4東9 4R 2歳新馬 芝1400 良
ビルズトレジャー (牝・美浦・田中剛)
父ダノンシャンティ 母メジロヒラリー(エルコンドルパサー)
1:23:6(上3F34:2)
やや出遅れて半馬身程度の不利。一旦最後方となるがすぐに盛り返して上がって行き、6番手につける。4コーナーは先頭から3馬身差の馬群の外目6番手でまわる。直線に入るとジリジリと伸びて残り400mは4番手で通過する。残り250mあたりで2番手に上がり、3馬身近く離して逃げるダークプリンセスを追いかける。残り100mは内外離れて2馬身程の差だが、この後グングンと追い詰めて、最後はクビ差かわしてゴールした。
単勝19.2倍の7番人気からの勝利。出遅れたが盛り返して6番手につけて4コーナーも6番手。離して逃げる2着馬を追い詰めて、ゴール前でかわしてクビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:8-11:3-11:6と、速い上りの中を差し切った。本馬はラスト1Fを11:1〜11:2程度で走っただろう。
逃げたダークプリンセスがセーフティリードと思いきや、ラスト1Fで追い詰めてかわした。デビュー戦からなかなかの脚を披露した。出遅れがなければもう少し楽に勝てたと思われるので、単勝7番人気でも能力は抜けていたと思う。1:23:6は平凡だが、今日の東京競馬場は時計が出ていないので問題ないだろう。スタートがマトモならば500万でも上位争い可能だと思う。
母は未出走馬。母(本馬の祖母)はオークス馬メジロドーベルという良血である。メジロドーベルの初仔という事で期待されたが、故障でデビュー出来なかった。甥(本馬の従兄妹)ショウナンラグーン(牡2011年産・期待度80)は青葉賞GUを勝つなど重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔は地方1勝。第4仔ツクバアスナロ(牝5歳・期待度55)が現役で2勝。第5仔ラッシュアタック(牡4歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1620万円で取引された。
期待度50

●4東9 5R 2歳新馬 芝1800 良
バルデス (牡・美浦・木村哲也)
父ハービンジャー 母ディアデラノビア(サンデーサイレンス)
1:51:8(上3F33:3)
絶好のスタートだが前には行かず抑えるが、2F手前で頭を上げる場面があり7番手につける。3コーナーで押し上げて6番手に上がる。先頭の1000m通過が1:05:2のペース。4コーナーは、先頭から2馬身差の外目6番手でまわる。直線に入ると外目から手応え良く追い上げて、残り400mは1馬身半差の5番手で通過する。残り200mは内で粘る逃げ馬に半馬身差の2番手で通過し、残り100mで逃げ馬をかわして先頭に立つ。外から共に伸びたスパイラルダイブが半馬身差からクビ差と詰めて来て、最後は並んでゴール。ハナ差抑え切った。
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中6〜7番手から4コーナーは6番手。直線外目から伸びて残り100mで先頭に立つが、外から2着馬に詰められてハナ差での辛勝だった。
レースの上り3Fは11:9-11:0-10:9と、加速した。特にラスト1Fが10:9と、迫られてはいるが速いラップだった。
直線に入ったところは余裕の手応えで、追ってからもしっかりと伸びた。残り100mで逃げ馬をとらえたまでは良かったものの、最後に2着馬に詰められてしまった。これが残念だが、10:9という時計で走っているので相手を褒めるべきだろう。超スローペースで直線ヨーイドンだったので、速い上りとなったが、ラスト11:0-10:9はなかなか出ない時計だと思う。道中はスローペースで、抑えられたのを嫌がった場面もあったが、大きな影響はなし。辛勝でもキッチリ勝てたことが重要で、更に良くなれば500万でも好走可能だろう。
母はJRA23戦5勝・海外2戦0勝。フローラSGU・京都牝馬SGV・愛知杯GVを勝ち、中山牝馬SGV2着・オークスGT3着・ヴィクトリアマイルGT3着・エリザベス女王杯GT3着・マイラーズCGU3着・オールカマーGU3着・阪神牝馬SGU3着・府中牝馬SGV3着と大活躍した。海外にも遠征し、香港カップ香GT7着・ キャッシュコールマイル米GU5着と健闘した。母(本馬の祖母)ポトリザリス(Potrizaris)は、ナシオナル大賞(亜ダービー)亜GT・亜オークスGTを勝ったアルゼンチンの名牝である。弟(本馬の叔父)イグアスは、ステイヤーズSGU2着など重賞で活躍している。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔は1勝。第2仔ディアデラマドレ(牝2010年産・期待度55)は6勝で、府中牝馬SGU・マーメイドSGV・愛知杯GVを勝ち、エリザベス女王杯GT3着など重賞で活躍した。第3仔ディアデルレイ(牡5歳・期待度55)は現役で4勝。第4仔サンマルティン(牡4歳・期待度65)は現役で3勝。第5仔ドレッドノータス(牡3歳・期待度65)は現役で2勝。京都2歳SGVを勝ち皐月賞(15着)に出走するなど、重賞で活躍中だ。産駒6頭が全て勝ち上がり、これで17勝目(内重賞4勝)という大変優秀な繁殖牝馬である。
期待度55

●4京9 5R 2歳新馬 芝1800 良
アンセム (牡・栗東・野中賢二)
父ディープインパクト 母オータムメロディー(Kingmambo)
1:50:6(上3F33:9)
まずまずのスタートから最後方11番手につけるが、2Fあたりで10番手に上がる。先頭の1000m通過が1:03:3のペース。このあたりは9番手を進み、4コーナーはやや置かれ気味で内9番手でまわる。直線に入ると外に出し、大外から差を詰めて、残り200mで馬群に追いつき9番手で通過する。残り100mは7番手だが、先頭から2馬身程度に迫っている。ここから8頭をまとめてかわしにかかるが、内から4頭目の位置を伸びたムイトオブリガードとの内外離れての争いとなり、ゴール前で差し切ってクビ差でゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。道中9〜10番手から4コーナーは9番手。直線大外から伸びてゴール前で追いつき、クビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:8-11:7-11:2と、加速した。この中を差し切ったのだから価値があるだろう。本馬はラスト1Fを10:8前後で走ったと思われる。
後方で脚をためたが、4コーナーでペースが上がると置かれ気味となり、直線で外に出すが、残り300mあたりでは更に置かれてしまった。ところがそこから盛り返し、ラスト1Fは豪脚を披露しての勝利。基本的な能力の高さを示した。今回、勝負どころで動けず苦戦したが、これが是正されないと500万では苦しいだろう。能力の高さは間違いないので、マトモになれば500万でも勝ち負けできそうだ。
母はフランス産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り3戦0勝。種牡馬ティンバーカントリー・Native Aspen・Hamas・Fort Wood・Bianconiの姪という血統だ。兄(本馬の伯父)Charnwood Forestも種牡馬である。同じく兄(本馬の伯父)Medaalyはレイシングポストトロフィ英GTを勝っている。甥(本馬の従兄弟)Desideratumはリス賞仏GVを勝ち、パリ大賞仏GT2着。同じく甥(本馬の従兄弟)Poet Laureateはドーヴィル大賞仏GU2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が日本での第7仔だが、第2仔ピクシープリンセス(牝2008年産)は3勝。エリザベス女王杯GT3着など重賞で好走した。第3仔は6勝。第4仔はJRA2勝・地方3勝。第4仔ノースウッド(牡4歳)は現役で2勝。第5仔マエストロ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60
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2016年10月29日(土)2歳戦

2016/10/29 21:06
●4東8 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
パルティトゥーラ (牝・美浦・和田正一)
父マンハッタンカフェ 母フォルテピアノ(フレンチデピュティ)
1:39:1(上3F34:8)
出遅れて半馬身程の不利。すぐに流れに乗って押し上げて4番手につける。レースはスローペースとなり、先頭の4F通過は50:6.。このあたりは5番手で、4コーナーは先頭から2馬身半差の馬群の中5番手でまわる。直線に入るとしばらくは狭い所にいるが、残り400mから内へと進路を変えて、残り200mは最内2番手で通過する。この後、前にいるニシノスマッシュよりも外に出し、残り100mでかわして先頭に立つ。そして差をつけて、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝4.0倍の2番人気からの勝利。道中4〜5番手から4コーナーは5番手。直線内から抜けて残り100mで先頭に立ち、1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:5-11:4と、加速した。一番スピードに乗ったときがゴールだった。
スローペースで直線に入っても残り400mまでペースは上らなかったため、勝ち時計が1:39:1と平凡な時計となった。それでも上りは加速しているので、そこそこの能力はあるのだろう。出遅れたもののその後のダッシュは良く、すぐに4番手に上がった。直線では、狭い所でも内に入り上手く抜けるなどセンスの良さも見せた。時計が平凡なので、ややインパクトに欠ける印象だが、引き離しながらの1馬身半差の完勝であり、まだまだ奥もあると思う。
母は16戦3勝。ダート1400m2勝とダート1200mで勝っているが、重賞には出走していない。非常に活力のある牝系クラフテイワイフ系の出であり、母(本馬の祖母)キョウエイフォルテはシリウスSGV3着など重賞で好走している。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔は1勝。第2仔も1勝。第3仔アインザッツ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●4東8 11R アルテミスS(GV・牝) 芝1600 良
リスグラシュー (牝・栗東・矢作芳人)
父ハーツクライ 母リリサイド(American Post)
1:35:5(上3F33:5)
まずまずのスタートから外12番手につけるが、2F過ぎから押し上げて3コーナーは8番手でまわる。先頭の4F通過が48:8のペース。4コーナーは、逃げたツヅクが後続に3馬身差をつけているが、慌てることなく外目7番手でまわる。直線に入ると後ろから来るフローレスマジックを待つようにして追いだし、残り300mは6番手だが、ここからグングンと伸びる。残り200mは3番手で通過し、残り150m手前で先頭に立つ。外から同じような脚でフローレスマジックが伸びるが、残り100mは半馬身差の先頭で通過する。ここからは2頭が後続を離す形となるが、2番手との差は変わらず、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中7〜8番手から4コーナーは7番手。直線伸びて残り150m手前で先頭に立ち、追ってくる2着馬を半馬身差抑えての快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:7-11:3と、ラストを11:3で走った。ややスローペースだったが、上り33:5と上々の時計だった。
昨日から本日朝までの雨で、午前中は稍重。午後もダートは稍重という水を含んだ良馬場だった。その中で1:35:5-33:5は十分な時計で、前走追わずにレコードで走ったその高い能力を、重賞の舞台でも遺憾なく発揮した。2着のフローレスマジックも、前走4馬身差の圧勝をしてきた馬で、今日はこの馬場で上り33:3で走った。とてもハイレベルな争いだったと思う。2〜3着は3馬身半離れたが、それでも3着以下との能力差は着差以上かもしれない。スタート後に12番手からスッと8番手まで上げて、直線は余裕を持った追い出しだった。2着馬もよく伸びたが、最後まで抜かれる感じはなく、半馬身差でも完勝だった。次は阪神ジュベナイルフィリーズGTだろうが、当然有力馬となる。どんな走りをするのだろうか。フローレスマジックの巻き返しはあるのか。他の良血馬との力関係など、とても興味深いレースになりそうだ。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1600m戦(勝ち馬:ルートディレクトリ)で、クビ差の2着だ。2戦目の前走は阪神の芝1800m戦。道中3〜4番手から4コーナーは4番手。直線楽な手応えのまま残り400mで先頭に立ち、あまり追わずに引き離して4馬身差での圧勝で、勝ちタイム1:46:2はレコードタイムだった。
今年の2歳牝馬はレベルが高く、本馬の他にもブエナビスタ産駒コロナシオン(期待度70)・Frankel産駒ソウルスターリング(期待度70)・同じくFrankel産駒ミスエルテ(期待度70)など実力馬がいる。今後、この馬達がどんなレースをするのかも楽しみだが、現時点では本馬が一歩リードだろう。
期待度85(up)

●4京8 5R 2歳新馬 芝1600 良
アルアイン (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母ドバイマジェスティ(Essence of Dubai)
1:34:9(上3F35:1)
ゲートの出はまずまずだがダッシュが悪く10番手につけるが、4F手前で9番手に上がる。ハイペースの競馬となり、先頭は4Fを47:2で通過する。この後も手応え良く追走するが、4コーナーで仕掛け気味に上がり、先頭から1馬身半差の外目7番手でまわる。直線に入ると外に出して伸び、残り200mで2番手に上がる。この後、先頭のキラービューティに並びかけ、2頭の競り合いとなるが、残り100mで前に出て徐々に差をつける。この2頭が後続を引き離して、最後はキラービューティに1/2馬身差でゴールした。
単勝2.3倍の1番人気に応えた。道中9〜10番手から4コーナーは7番手。直線残り200m過ぎで先頭に並び、残り100mで前に出て、最後は半馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:3-11:6-11:8と、ハイペースでも直線は11秒台だった。渋った馬場でラスト11:8ならば十分だろう。
着差は半馬身だが、2〜3着は6馬身差もついたので、2頭の能力が抜けていたのだろう。勝ち時計も、ダートが稍重になっている水を含んだ馬場で1分35秒を切ってきた。新馬戦からなかなかのパフォーマンスをみせての快勝で、能力は高いだろう。母が米国GT馬で父がディープンパクトという良血馬で、518sの大型馬だ。パドックで歩く姿を見ると、お腹周りがボコっとしていて、明らかに太め残りだった。それでもこれだけのレースをするのだから、なかなかの大物かもしれない。500s前後まで絞ったとき、どこまで良くなるのか見てみたい。ややスブイ面もあったので、このままマイルではなく、1800m・2000mを使ってほしいと思った。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り34戦12勝。BCフィリー&メアスプリント米GT・サラブレッドクラブオヴアメリカS米GU・ウィニングカラーズS米GV・ウィニングカラーズS米GVを勝ち、マディソンS米GT2着・プレスクアイルダウンズマスターズS米GV2着・アゼイリャS米GV2着・プリンセスルーニーH米GT3着・ヒューマナディスタフS米GT3着・インディアナオークス米GU3着・レイヴンランS米GU3着の実力馬だ。繁殖に上がり本馬が日本での第3仔だが、初仔ゴールドエッセンス(牝4歳)は現役で3勝と活躍中だ。
期待度65

●4京8 9R 萩S(オープン) 芝1800 良
プラチナヴォイス (牡・栗東・鮫島一歩)
父エンパイアメーカー 母プレザントブリーズ(マンハッタンカフェ)
1:49:2(上3F34:1)
好スタートから2番手につける。道中は2馬身〜2馬身半差で進み、先頭は1000mを1:02:4で通過する。ここから先頭との差を詰めて、4コーナーは1馬身差の2番手でまわる。直線に入るとジリジリと差を詰めて、残り300m過ぎで先頭に立つ。残り200mは1馬身半差の先頭で通過し、残り100mは3馬身近く引き離す。後続からはヴァナヘイムが伸びて来て差を詰めてくるが、最後は1馬身3/4差でゴールした。
単勝7.2倍の3番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、一旦は3馬身まで差をつけるが、最後は1馬身3/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:4-11:4-11:5と、11秒台中盤の速い上りだった。スローペースだったので速いのは当然だが、やや渋った馬場でこの時計なら十分だろう。
遅いペースだが、13秒台のないラップであり、前の馬が有利とは限らない流れだった。ゴール前は詰められたものの、危なげのない完勝だった。良血馬ヴァナヘイムをやぶっての勝利であり、9頭立てながらそこそこのメンバーが揃ったレースだった。未勝利−オープン特別と連勝したが、上記アルテミスSのリスグラシュー同様、前走はレコードで勝っている。その高い能力を証明したレースであり、今回は1:49:2と平凡な時計でも、1:45:9で走った経験があるので、時計的な裏付けも十分だろう。次走は重賞だろうが、好走可能だと思う。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1800m戦(勝ち馬:トリオンフ)で、0:5差の4着。2戦目は札幌の芝1800m戦(勝ち馬:ニシノキララコ)で、0:6差の4着。3戦目の前走は京都の芝1800m戦。道中10〜11番手から4コーナーは8番手。直線狭くなったところを抜けて後続を引き離し、4馬身差での圧勝。勝ち時計1:45:9はレコードタイムだった。
母がディープインパクトの姪という血統である。父エンパイアメーカーは現2歳が日本での3世代目だが、まだフェデラリストほどの産駒は出ていない。ただ、比較的勝ち上り率は高い種牡馬である。残念ながら今年からアメリカに戻り種牡馬生活をしている。
期待度70(up)
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2016年10月23日(日)2歳戦

2016/10/23 22:32
JRAカードで買い物をするとポイントが貯まる。
貯まったポイントは、競馬場の指定席に交換できる。本日、ポイント交換でいただいた東京競馬場のS指定席へ、家内と二人で行ってきた。
若い頃は珍しくもなかったが、2週連続東京競馬というのはここ数年ではとても珍しいのだ。

昼食前にお腹の調子が悪くなり、トイレに行ったのだが、下痢だった。
そして、トイレの中で思い出した若き日のこと。

大学生の頃のある日、友人の女性(家内ではない)を誘って二人で東京競馬場へデートに出かけた。そこでお腹がピーピーとなり、トイレに通いどおしで、せっかくの競馬場デートが台無しになった。

実はデートの前日、友人達と徹夜麻雀をしていた。皆、ビールやら酒を飲みながら麻雀に興じていたが、私は朝一番自動車で自宅に戻り、朝風呂に入ってデートに備えなければならないため酒は飲まなかった。
友人がカルピスを一瓶出してくれたので、それを酒の代わりに飲んでいた。
ところが夜は長い。一晩の間に、気がつけばカルピス一瓶空いてしまった。
元々胃腸の弱い私は、一気に来てしまったのだ。

その女性とは、その後、オークスを二人で見に行った。リベンジの競馬場デートだったが、その日の胃腸は万全だったと思う。このとき勝った馬がメジロラモーヌ。私にとっては競馬場絡みの楽しい思い出の一つだ。だから、メジロラモーヌには強い思い入れがある。
そして、そのメジロラモーヌの直系の子孫コウソクストレートが下記の通り快勝したので、何とも嬉しい気持ちになった。


●4東7 9R くるみ賞(500万下) 芝1400 良
コウソクストレート (牡・美浦・中舘英二)
父ヴィクトワールピサ 母メジロアリス(アドマイヤコジーン)
1:23:5(上3F34:4)
好スタートから内4番手につける。残り800m過ぎで5番手となり、4コーナーは3馬身差の内5番手でまわる。直線に入ると内から差を詰めて、残り400mは2馬身半差の3番手で通過する。残り300m過ぎで2番手に上がり、残り200mは半馬身差の2番手で通過する。そして、先頭のマイネルアムニスを残り150m過ぎでとらえて先頭に立ち、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。道中4〜5番手から4コーナーは5番手。直線内目から伸びて残り150m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差での完勝だった。
レースの上り3Fは12:0-11:5-11:6と、ラスト2Fは11秒の中盤だった。芝1400mのレースとしては、やや遅いかもしれない。
道中は内で我慢して、直線はしっかりと伸びた。先頭に立ってからも2着馬に差をつけながらの勝利で、完勝と言えるだろう。1:23:5の勝ち時計は平凡だが、今日の東京競馬の芝コースは、各レース概ね1秒程度時計がかかっていた。ただ、本日4Rの新馬戦の勝ち馬が1:24:1であり、初出走の馬と0:6しか差がないのは残念である。デビュー戦8馬身差で圧勝したアグネスジュレップ(3着)をやぶっての勝利なので価値はあるが、出走9頭中未勝利馬が3頭いる寂しいメンバー構成なので、レースレベルはあまり高くなかったかもしれない。「高速ストレート」という名の通り短距離戦を走り連勝したが、ダービーにつながるかと言うと、つながらない気がする。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は新潟の芝1400m戦で、2着馬に1馬身3/4差で勝った。
母メジロアリス(2005年産・期待度20)は、30戦3勝。新潟芝1200m新馬戦を勝ち、3戦目に新潟2歳S(14着)・6戦目にフェアリーS(14着)と重賞に出走したがクラシックには縁がなく、2勝目は5歳時の6月と、2勝目まで約3年かかった。その後、1000万特別も勝ち、芝1200m3勝で引退した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は地方で2勝している。
上記メジロラモーヌは本馬の4代母である。何とメジロラモーヌの孫の孫が走っているのだ。もうそんなに時間が経過してしまったのか。月日の経過の速さには、今更ながら驚くばかりだ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2268万円で取引された。
期待度45

●4京7 5R 2歳新馬 芝2000 良
ベストアプローチ (牡・栗東・藤原英昭)
父New Approach 母Sant Elena(Efisio)
2:02:1(上3F34:8)
気持ち出遅れて、1コーナーは外7番手でまわる。向正面に入ると5番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:9のペース。4コーナーは先頭から2馬身半差の外5番手でまわる。直線に入ると外からジリジリと伸びて、残り200m手前で2番手に上がる。ここでは先頭まで1馬身半以上差があるが、この差を詰めて残り70mあたりでかわして先頭に立つ。外からアドマイヤローザが良い脚で伸びて来て2番手に上がるが、これに3/4馬身差でゴールした。
単勝2.3倍の3番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線残り70mあたりで先頭に立ち、最後にグングンと伸びた2着馬に3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:5-11:8と、直線は11秒台だった。ラップを見ると、すべて11秒台と12秒台だけという息のつけない流れだったので、ラスト11:8はまずまずだろう。
やや出遅れたが中団につけて、直線伸びた。ゴール前は鋭く伸びてきた2着馬に迫られたが、これは仕掛けどころの差だろう。上り3Fの時計は2着馬よりも0:1速かった。1番人気の良血馬トゥザクラウンが9着に負けたレースであり、2番人気馬も4着で、人気馬が本来の力を発揮しなかった可能性がある。菊花賞当日の芝2000m新馬戦は『伝説の新馬戦』などとも呼ばれ、能力の高い馬がデビュー戦に選ぶ有名な新馬戦だが、今年はどうなのだろう。仮に、ラスト1Fが11:6ならば、2着馬にも迫られず、2分1秒台だった。それならば500万でも勝ち負けできるレベルだろうが、今のままでは善戦レベルだと思う。
本馬はイギリス産の外国産馬で、シェイク・モハメド殿下の所有馬である。
父New ApproachはGalileo産駒で、英ダービー馬である。高松宮記念GTを勝ったシンコウフォレストの半弟だ。産駒は、日本では現在まで本馬を含めて6頭登録されて、本馬以外ではアプローチング(牡2010年産)が1勝したのみである。
母はイギリス産馬。イギリス・アメリカ・カナダで走り、英10戦2勝・米1戦0勝・加5戦1勝の通算16戦3勝。姉(本馬の伯母)ティッカーテープ(Ticker Tape)はQエリザベス二世チャレンジC米GT・アメリカンオークス米GT・パカラップS米GVを勝ち、米GT2着1回3着1回・米GU2着1回3着1回・米GV2着4回3着1回の実力馬だ。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔は米2勝である。
期待度55

●3新4 5R 2歳新馬 芝1600 良
リカビトス (牝・美浦・奥村武)
父ディープブリランテ 母エンシェントヒル(エンドスウィープ)
1:37:5(上3F32:8)
出遅れて1馬身程の不利。最後方からの競馬となるが、1Fあたりで1頭抜かして10番手となり、3F過ぎで8番手に上がる。先頭の4F通過が51:5のペース。4コーナーは先頭から6馬身差の外7番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて、残り400mで2〜3馬身差の4番手に上がる。更に伸びて、残り200m手前でパイルーチェとアルテーロをとらえて先頭に立つ。そして引き離し、残り100mはパイルーチェに1馬身半差とし、最後は手綱を抑えて2馬身差でゴールした。
単勝2.5倍の1番人気に応えた。出遅れて最後方11番手から上がって行き、4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り200m手前で先頭。2馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:4-10:4-11:6と、速い上りの中を差し切った。ラスト2Fから鋭く伸びたので、本馬はここを10:0前後で走っただろう。
出遅れて後方からの競馬となり、超スローペースになった。並の馬ならばこれで終わりだが、直線は強烈な脚で追い込んだ。勝ち時計1:37:5は平凡でも、上り32:8をデビュー戦から記録した。上りの時計の2番手は2着馬の33:6であり、0:8も速い。能力の違いを見せ付けた形となった。ローカル開催の新潟の新馬戦なのでレベルは落ちるだろうが、東京競馬場でデビューしたとしても勝てそうな末脚で、500万でも好勝負可能だと思う。416sという小柄な牝馬だが、高い能力を持っているようだ。
父ディープブリランテは新種牡馬である。ディープインパクト産駒初のダービー馬で、ディープインパクト産駒初の種牡馬デビューとして注目していたが、6〜9月は3勝(2頭)と出足が悪かった。ところが、10月に入ると調子が上がり、本日は京都4Rの新馬戦でメイショウベルボンも勝ったので、今月は5勝。合計8勝(7頭)となった。あと2ヵ月で、どこまで勝ち星を伸ばせるだろうか。
母はJRA21戦7勝・地方1戦0勝。ダート1800mで7勝した。重賞はTCK女王盃大井GV(4着)・アンタレスSGV(11着)・日経新春杯GU(9着)・アンタレスSGV(12着)・プロキオンS(7着)・平安S(10着)に出走している。母(本馬の祖母)アズテックヒル(Aztec Hill)はファンタジーS米GU・ブラックアイドスーザンS米GU・ハニービーS米GVを勝ち、コティリオンH米GU2着・ハニービーH米GV2着など重賞での活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔は地方1勝。第3仔も地方1勝。第5仔コルコバード(牝3歳・期待度55)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度55
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2016年10月22日(土)2歳戦

2016/10/22 23:08
●4東6 4R 2歳新馬・牝 芝1600 良
レッドルチア (牝・美浦・鹿戸雄一)
父ディープインパクト 母サセッティ(Selkirk)
1:36:6(上3F33:8)
好スタートだが、前には行かず中団に控えて外9番手につける。先頭の4F通過が49:0のペース。このあたりは8番手で通過し、4コーナーは先頭から4馬身差の外7番手でまわる。直線に入ると外からジリジリと上がり、残り400mは6番手で通過する。この後追い上げて、残り200mは1馬身弱の差の4番手で通過する。ここで先頭に立ったアルミレーナを追いかけて、2頭での争いとなり、残り100mはクビ差の2番手で通過する。残り50mでアルミレーナをかわして先頭に立ち、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中7〜8番手から4コーナーは7番手。直線外目から伸びて残り200m過ぎから2着馬との争いとなり、残り50mで先頭。半馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:3-11:4と、ラスト2Fが速かった。スローペースで最後は競り合った分、速くなった。
先に抜けたアルミレーナをジリジリと追い詰めてとらえた。直線入口ではアルミレーナの方が手応えは良く見えたが、追ってからは本馬の方が鋭く伸びた。2〜3着は3馬身半離れたので、2頭が抜けていたのだろう。勝ち時計1:36:6はやや平凡だが、上り33:8なのでまずまずだろう。410kgという小さな馬体なので、今後は馬体を減らさないことも重要になるだろうが、まずはデビュー戦を勝ったので今後のローテーションも楽になる。500万でも上位争い出来るだろうが、勝つかどうかは今後の良化次第だと思う。
母はアイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り5戦0勝。伯父が種牡馬リファーズスペシャル、従姉妹がアイリッシュダンス(新潟大賞典GV・新潟記念GV・ハーツクライの母)という血統だ。姉(本馬の伯母)Winonaは愛オークス愛GTを勝ち、愛パークS愛GV2着・コロネイションS英GT3着の実力馬で、甥(本馬の従兄妹)KelinniはハザムH豪GV・コリンスティーヴンH豪GVを勝ち、ザメトロポリタン豪GT2着などの活躍馬だ。日本で繁殖入りをして本馬が第7仔だが、初仔レッドセインツ(牡2008年産・期待度65)は3勝。新潟2歳SGV3着など重賞で好走した。第3仔レッドセシリア(牝2010年産・期待度55)は5勝。阪神ジュベナイルフィリーズGT3着など重賞で活躍した。第4仔レッドカイザー(牡5歳・期待度40)は現役で2勝。第5仔レッドライジェル(牡4歳・期待度75)は現役で4勝。第6仔レッドゼルク(牡3歳)は現役で未勝利だ。
期待度55

●4東6 5R 2歳新馬 芝2000 良
コマノインパルス (牡・美浦・菊川正達)
父バゴ 母コマノアクラ(フジキセキ)
2:05:7(上3F33:8)
好スタートから内3番手につけるが、向正面に入ると4番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:6のペース。このあたりで3番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の最内4番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いを伸びて、残り400mで2番手に上がる。残り300mで先頭に立つが、外からブリッツシュラークが良い脚で伸びてくる。残り200mは内外離れて差がよく判らないが、半馬身程度の差の先頭で通過する。この差を最後まで保ち、最後はクビ差でゴールした。
単勝8.5倍の4番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは4番手。直線内ラチ沿いから伸びて残り300mで先頭。外から伸びた2着馬に迫られるが、クビ差凌いでの勝利だった。
レースの上り3Fは11:6-11:1-11:4と、速い上りだった。前半64:6で、残り600mまで13秒台のラップと、ペースが上がらなかったために直線は速くなった。
内からしっかりと伸びたが、外から来た2着馬には抜かれる勢いだった。それでもしっかりと伸びて、クビ差ながら抜かせなかった。2〜3着は2馬身半、3〜4着は2馬身離れた。勝ち時計2:05:7は平凡な時計だが、直線までペースが上がらない競馬で、本馬は上り33:8で走っているので、この時計はあま気にしなくてよいだろう。ただ、1・2番人気馬が12着・11着に負けたレースなので、能力的には1勝馬の平均よりやや劣るのかもしれない。今後、更に良くならないと500万では苦戦レベルだろう。
母は6戦0勝。祖母(本馬の曾祖母)リンデンリリーは、エリザベス女王杯GT・ローズSGUを勝った。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度45

●4東6 9R アイビーS(オープン) 芝1800 良
ソウルスターリング (牝・美浦・藤沢和雄)
父Frankel 母スタセリタ(Monsun)
1:48:9(上3F33:9)
好スタートから4番手につけるが、C.ルメール騎手が抑えるとやや頭を上げてしまう場面もあり、5番手に下がる。3コーナー手前で再び4番手に上がり、先頭との差を詰める、先頭の1000m通過が1:02:0のペース。4コーナーは先頭から2馬身半差の外目4番手でまわる。直線に入ると徐々に差を詰めて、残り400mで3番手に上がる。残り200mで先頭に立ち、残り100mは1馬身以上差をつける。外からペルシアンナイトが伸びて来て2番手に上がるが、これを寄せ付けず、最後は1馬身3/4差でゴールした。
単勝2.5倍の2番人気からの勝利。道中4〜5番手から4コーナーは4番手。直線外目から伸びて残り200mで先頭に立ち、1馬身3/4差での完勝だった。
レースの上り3Fは11:6-11:2-11:5と、速い上りだった。上記2レース同様スローペースだったのでラストは当然速くなった。
上り3F以外は12秒台のラップであり、スローとはいっても息のつけない流れとなった。この流れでも33秒台の上りで走ったのは、上記新馬戦より価値があるだろう。前半行きたがって力を消費したが、最後までしっかり走ってデビュー以来2連勝となった。デビュー戦で能力を示した馬が多く出走しているメンバーでの快勝なので価値があり、重賞でも上位争いは可能だろう。「欧州の怪物」の初年度産駒として、日本では本馬がクラシックを賑わすのだろうか。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は札幌の芝1800m戦。道中5番手から4コーナーは4番手。直線伸びて残り200m過ぎから2着馬との争いとなり、残り20mあたりでかわりクビ差での勝利だった。
父Frankel(フランケル)は、14戦14勝(GT10勝)という近年の欧州の怪物であり、現2歳が初年度産駒である。種付け数は意図的に抑えられているようで、初年度は133頭に種付けされた。欧州では、産駒のFair EvaがプリンセスマーガレットS英GVを勝ち、Queen KindlyがローザーS英GUを勝ち、Toulifautがオマール賞仏GVを勝っていて、早くも重賞3勝である。Sadler's Wells系Galileo産駒であり、日本の馬場の適性がどうなのか気になるところだが、9月にはミスエルテ(牝2歳・期待度70)も勝ち上がり、これで3勝目(2頭)である。現在まで本馬を含めて5頭登録されているが、勝ち馬2頭以外では、外国産馬ライズイーグル(牡2歳)がデビュー戦5着に負けた後、休養をはさみ明日2戦目である。1億円(税込)牝馬ファヴォーラ(牝2歳)は、デビューに向けて調整中。外国産馬クーファディーヴァ(牝2歳)も栗東に入厩し、デビューに向けて調整中だ。
期待度70(up)

●4京6 3R 2歳未勝利 芝2000 良
エアウィンザー (牡・栗東・角居勝彦)
父キングカメハメハ 母エアメサイア(サンデーサイレンス)
2:01:7(上3F33:9)
まずまずのスタートから1コーナーは7番手でまわる。向正面に入ると10頭が縦長となる中、7番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:6のペース。3コーナーでは縦長は大分解消されて、4コーナーは外7番手でまわる。直線に入ると一番外から伸びて、残り200mはクビ差の2番手で通過する。残り150mあたりでグラットシエルをかわして先頭に立つが、グラットシエルも粘り残り100mはクビ差の先頭で通過する。この後、徐々に差をつけていき、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝1.1倍の圧倒的な1番人気に応えた。道中7番手から4コーナーも7番手。直線外から伸びて残り150mで先頭。粘る2着馬に3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:5-11:4と、加速している中を差してきた。しっかリとした末脚で伸びて、キッチリと勝った。
完勝だが、4コーナーで武豊騎手の左ムチが1発飛んだ。4コーナーの勝負どころでモタついて気合を入れたのだろう。この気合に応えて、直線はしっかりと伸びた。2着馬には3/4馬身差だが、2〜3着は3馬身離れたので、2着馬を褒めるべきだろう。2:01:7-33:9の時計も優秀で、加速した上り時計も立派だと思う。初戦は2着に負けたが、取りこぼしたというよりも、相手の能力が高かったのだと思う。今後は良化の度合いによるのだろうが、500万ならば十分勝ち負けになると思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝1800m戦(勝ち馬:ムーヴザワールド)で、クビ差の2着だった。
母は12戦4勝。秋華賞GT・ローズSGUを勝ち、オークスGT2着・ヴィクトリアマイルGT2着・阪神牝馬SGU2着・フィリーズレビューGU3着・中山記念GU3着の実力馬だ。母(本馬の祖母)エアデジャヴーはクイーンSGVを勝ち、オークスGT2着・クイーンCGV2着・桜花賞GT3着・秋華賞GT3着など、GT戦線で活躍した。 兄(本馬の伯父)エアシェイディはアメリカジョッキーCCGUを勝ち、アメリカジョッキーCCGU2着2回・中山記念GU2着・日経賞GU2着・函館記念GV2着・富士SGV2着・東京新聞杯GV2着・中山金杯GV2着・有馬記念GT3着2回・中山記念GU3着・京阪杯GV3着・中京記念GV3着など、重賞での活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は4勝。第3仔は地方3勝。第4仔エアスピネル(牡3歳・期待度75)は現役で2勝。デイリー杯2歳SGUを勝ち、朝日フューチュリティSGT2着・弥生賞GU3着など重賞で活躍中であり、明日の菊花賞にも出走する。
期待度60
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2016年10月16日(日)2歳戦

2016/10/16 21:40
職場の若手4人と東京競馬場へ行ってきた。
4人とも競馬初心者というか、馬券を買うことが初めてという超初心者である。
競馬場で色々と教えるのは面倒なので、事前に馬券の買い方や新聞の見方を教えた。

現地へ行くと、初心者4人など放って置いて自分の世界に入ったのだが、第1Rでバッサリ切った馬が来たことで調子が狂った。更に、初心者4人が馬券を当てる当てる。
私は、(焦ったつもりはないが)買った馬券が見事に裏目裏目でまるで当たらず、第10Rで初めて馬券が的中した。
しかし、これだけ。
秋華賞も外し、散々な結果で東京競馬場を後にした。

初心者のひとりが、「競馬って面白いですね!」と言ったが、「全然面白くねーよ」と答えた。


●4東5 1R 2歳未勝利 芝1600 良
キュイキュイ (牝・美浦・手塚貴久)
父ハービンジャー 母スナップショット(サンデーサイレンス)
1:36:4(上3F34:9)
まずまずのスタートから外9番手につける。先頭の4F通過が48:2のペース。このあたりは外8番手で通過し、4コーナーは外7番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて、残り400mは6番手で通過する。残り200mで3番手に上がり、残り100mは先頭のスビールアスールに半馬身差まで詰める。そして、残り50mあたりで先頭に立ち、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝3.1倍の1番人気に応えた。道中8〜9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて、残り50mあたりで先頭に立ち、3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:7-12:1と、ラストが少々落ちた。やや速いペースの競馬だったので、12:1でもまずまずだろう。
中団よりもやや後方から徐々に押し上げて、直線も一気に詰めたわけではなく、長い直線をフルに伸びた。デビュー戦で2倍を切る1番人気に推されたが4着に敗れ、3ヵ月ぶりのレースだった今回も1番人気に推された。そして、前走の鬱憤を晴らすような勝利だった。しかし、時計的にはなかなか強調できず、500万では勝ち切れないレベルかもしれない。
『キュイキュイ』という、何となく可愛らしいネーミングだが、由来は『フランスでの写真撮影時の掛け声』なのだそうだ。これからは、『はいチーズ』ではなく『キュイキュイ』と言ってみようかなと思った。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は福島の芝1800m戦(勝ち馬:マイネルザウバア)で、0:6差の4着だった。
母はJRA14戦2勝・地方2戦2勝。JRAではダート1700mで2勝しているが、重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)ユウワンプラテクトは、小倉大賞典GV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、第2仔は地方2勝。第4仔は1勝。第5仔ヤングマンパワー(牡4歳・期待度60)は4勝。アーリントンCGV・関屋記念GVを勝ち、関屋記念GV3着・京成杯オータムHGV3着など重賞で活躍中だ。
期待度45

●4東5 4R 2歳新馬 芝1800 良
エバープリンセス (牝・美浦・久保田貴士)
父ハービンジャー 母プリンセスルシータ(サンデーサイレンス)
1:53:2(上3F34:0)
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり11番手につけるが、4Fあたりで12番手に下がる。先頭の1000m通過が1:05:5のペース。このあたりは最後方13番手で通過し、4コーナーは大外に出して13番手でまわる。直線に入ると大外から差を詰めて、残り400mは6番手あたりで通過する。残り200mは半馬身弱の3番手で通過し、この後、内アラハバードと中アサギリジョーと3頭での争いとなる。残り100mあたりで僅かながら前に出るが、アサギリジョーも伸びて差を詰める。しかし、これをクビ差退けてゴールした。
単勝3.9倍の1番人気に応えた。出遅れて後方11〜13番手から4コーナーも最後方13番手。直線大外から伸びて、残り200mからの3頭の争いを制してクビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:6-11:3-11:8と、11秒台が並ぶ中を差し切った。ラストが落ちたのが残念だが、11秒台なのでまずまずだろう。
スローペースの競馬を、出遅れて後方からでも差し切った。大外をまわしての直線の伸びは見事で、最後の競り合いにも勝った。勝ちタイム1:53:2は平凡だが、出遅れてスローペースでも差し切っているので、時計だけで平凡なレースとは言えないだろう。この後、スタートを矯正しなければならないが、500万でも勝ち負けする力はあると思う。
父ハービンジャーは昨日2勝で、本日は上記キュイキュイと本馬で2勝。今週は4勝と荒稼ぎで今世代12勝目(11頭)である。いよいよエンジン全開だろうか。
母は29戦5勝。芝1200m4勝とダート1400mで勝っていて、重賞は阪神カップ(18着)・シルクロードS(6着)に出走した。兄(本馬の伯父)Pay Me Backは伊セントレジャー伊GVを勝ち、エリントン賞伊GU2着・エリントン賞伊GU3着・フェデリコテシオ賞伊GV3着など重賞で活躍した。同じく兄(本馬の伯父)メイショウドトウは種牡馬である。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔はJRA1勝・地方3勝。第4仔ラグナグ(牝3歳)が現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3348万円で取引された。
期待度55

●4京5 5R 2歳新馬 芝1800 良
コロナシオン (牝・栗東・池添学)
父キングカメハメハ 母ブエナビスタ(スペシャルウィーク)
1:50:0(上3F33:8)
まずまずのスタートから8番手につける。先頭の1000m通過が1:03:1のペース。向正面ではやや縦に長かった馬群が徐々に一塊になり、4コーナーは外目9番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り200mは4番手で通過するが、先頭とは3馬身以上離れている。この後グングンと差を詰めて、残り100mは1馬身半差の3番手で通過する。更に伸びて、残り50m手前で一気に前2頭を抜き去り先頭に立つ。そして引き離すが、共に伸びたサトノシャークが2番手に上がって、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中8番手から4コーナーは9番手。直線一番外から伸びて、残り50m手前で先頭に立ち、共に伸びた2着馬に1馬身1/4差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:3-11:7-11:7と、11秒台が並ぶ中を差し切った。本馬はラスト1Fを11:2〜11:3程度で走っただろう。
名牝ブエナビスタの初仔がデビュー戦を飾った。それも、派手な勝ち方だった。4コーナーをまわったときは後方過ぎてヒヤヒヤしたが、直線を向いてからは、真っ直ぐそしてしっかりと伸びた。残り100m過ぎからの脚は圧巻で、さすが良血馬という走りを披露した。初戦からこれだけ動いての圧勝なので、500万ならば楽に突破するだろう。目標は暮れの阪神ジュベナイルフィリーズGTだろうが、今の時点で有力馬の1頭と言ってよいと思う。楽しみな馬が出てきた。
母ブエナビスタ(2006年産・期待度115)は、JRA21戦9勝・UAE2戦0勝。デビュー戦は3着に敗れたもの、2戦目の未勝利戦を快勝。3戦目の阪神ジュベナイルフィリーズGT4戦目のチューリップ賞GV5戦目の桜花賞GTを勝ち、圧倒的な1番人気で臨んだオークスGTはハナ差ながら勝って第70代のオークス馬になった。その後も、天皇賞秋GT・ジャパンCGT・ヴィクトリアマイルGT・京都記念GUを勝ち、 有馬記念GT2着・宝塚記念GT2着・ジャパンCGT2着・有馬記念GT2着・ヴィクトリアマイルGT2着・宝塚記念GT2着・ドバイシーマCUAEGT2着・札幌記念GU2着・秋華賞GT3着・エリザベス女王杯GT3着など大活躍をした。母(本馬の祖母)ビワハイジ以下、兄弟姉妹ではアドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ・ トーセンレーヴ(牡8歳・現役・期待度90)・ジョワドヴィーヴル(牝2009年・期待度100)・サングレアル(牝2011年・期待度85・年末推奨馬)が重賞を勝っている。とても活力のある牝系の出身で、この牝系でも真打登場というところだろう。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度70

●4京5 9R もみじS(オープン) 芝1400 良
レッドアンシェル (牡・栗東・庄野靖志)
父マンハッタンカフェ 母スタイルリスティック(Storm Cat)
1:22:0(上3F33:6)
まずまずのスタートから7番手に落ち着きかけるが、2F手前で位置を上げて内6番手につける。4コーナーで内から上がり、先頭から2馬身半差の4番手でまわる。直線に入ると内から3頭目の位置に出し、残り300m過ぎで先頭に立つ。そして後続を引き離し、残り200mは1馬身弱の差だが、残り100mは1馬身半差とする。後方からキャスパリーグが伸びて2番手に上がるが、これに1馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝2.5倍の1番人気に応えた。道中6番手から4コーナーは4番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、後続に差をつけて1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:6-11:3と、直線は加速した。芝1400m戦とはいえ、ラスト1F11:3は優秀だろう。
後方待機から、直線はスッと上がり抜け出した。先頭に立ってからも危ないところはなく完勝だった。なかなかの好レースでオープン特別を勝ち、次は重賞だろう。札幌の芝1500mの新馬戦を勝ち、今回は芝1400m戦で、今後も短いところを使ってくるのだろうか。デイリー杯2歳SGUから朝日杯が王道だろうが、初戦から間隔をとったので、朝日杯フューチュリティSGTに直接向かうかもしれない。GUなら好勝負可能だろうが、GTとなると今後デビューする良血馬達との力関係もあるので難しいが、この2戦を見る限り十分に戦えそうだ。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は札幌の芝1500m戦。道中3番手から4コーナーは2番手。直線に入ると先頭に立ち後続を引き離す。最後は流して4馬身差での圧勝だった。
ここで芝1400mを使うのは、来春もマイル路線を進むということだろうか。NHKマイルCからダービーという路線もない訳ではないが、現時点の芝1400m勝ちで、現在の期待度以上は上げられない。期待度は据え置きとしたい。
期待度60
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2016年10月15日(土)2歳戦

2016/10/15 20:45
●4東4 3R 2歳未勝利 芝1800 良
ベストリゾート (牡・美浦・木村哲也)
父ハービンジャー 母ガラディナー(サンデーサイレンス)
1:48:9(上3F34:9)
出遅れて1馬身程の不利。後方からの競馬となり8番手につける。4Fあたりで6番手に上がり、徐々に先頭との差を詰める。先頭の1000m通過が1:00:6のペース。4コーナーは先頭から2馬身半差の外5番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま差を詰めて、残り400mは1馬身半差の3番手で通過する。この後追い出して、逃げたオールザゴーを残り200mでかわして先頭に立つ。オールザゴーも粘るが残り100mで半馬身差とし、ここから引き離して最後は2馬身差でゴールした。
単勝5.7倍の3番人気からの勝利。道中6〜8番手から4コーナーは5番手。直線残り200mで先頭に立ち、最後は2馬身差をつけての快勝だった。
レースの上り3Fは12:0-11:5-11:8と、ラストが若干落ちた。前半60秒台、勝ちタイム1分48秒台のラストとしてはまずまずだろう。
デビュー戦はスタートを決めて2番手につけたのだが、今回は出遅れてしまった。それでも2馬身差の完勝なので、能力は抜けていたと思う。前走ハナ差なのに、今回は3番人気だった。これは、1番人気馬・2番人気馬の調子がとても良かったからで、高いレベルの未勝利戦だったようだ。それを、出遅れても引き離しながらの勝利なので立派だと思う。500万でも上位争いしそうだが、勝ちきるためにはスタートの矯正が必要だろう。春までには勝てそうだが、すぐに勝つにはもうワンパンチ必要だろう。
ハービンジャー産駒は、ディアドラが本日新潟の未勝利戦を勝ったので、今世代はこれで10勝目(9頭)である。今ではすっかり2歳戦から活躍するイメージが出来上がっている。
母は32戦2勝。ダート1200mとダート1700mで勝っていて、重賞はチューリップ賞(12着)に出走した。弟(本馬の叔父)リザーブカードは、関屋記念GV2着・富士SGV2着・阪神CGV3着・関屋記念GV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は地方4勝。第3仔タルトオポム(牡5歳)は現役で1勝。第4仔は地方で4勝している。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3348万円で取引された。
期待度50

●4東4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ローズプリンスダム (牡・美浦・畠山吉宏)
父ロージズインメイ 母クリスチャンパール(シンボリクリスエス)
1:36:8(上3F34:9)
まずまずのスタートでダッシュは良く、一旦外5番手につけるが3Fあたりで4番手に上がる。先頭の4F通過が49:0のペース。このあたりは3番手で通過し、4コーナーは先頭から2馬身半差の外目4番手でまわる。直線に入ると徐々に差を詰めて、残り400mは2馬身差の3番手で通過する。残り200mは1馬身半差の3番手だが、先に先頭に立ったグラスハーモニーを追いかけて、残り100mはクビ差程の2番手で通過する。残り50m過ぎでグラスハーモニーをかわして先頭に立つが、外からボーダーオブライフが良い脚で伸びて迫って来る。かわされる勢いだったが、クビ差まで詰められたところがゴールだった。
単勝21.2倍の9番人気からの勝利。道中4〜5番手から4コーナーは4番手。直線残り50m過ぎで先頭に立つが、最後は2着馬に追い上げられクビ差での辛勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:5-12:0と、ラストが若干落ちた。最後に詰められたが、3着馬を追い抜いた後であり、大きく失速したわけではないだろう。
勝利目前と思われたグラスハーモニーを抜いたが、猛然と追い込むボーダーオブライフにクビ差まで詰められた。あと20mもあれば抜かれていたと思われる競馬で、4着のネームユアポイズンも同じように伸びていたので、力的には3番手だっただろう。それでも悪い競馬をしていたわけではなく、どちらかというと2・4着馬の能力が高いということだと思う。ただ、500万を勝つには多少時間がかかるレベルだろう。
母はJRA7戦0勝・地方42戦5勝。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて345.6万円で取引された。
期待度40

●4京4 5R 紫菊賞(500万下) 芝2000 良
アダムバローズ (牡・栗東・角田晃一)
父ハーツクライ 母チャチャリーノ(Unbridled's Song)
2:00:9(上3F35:0)
好スタートからハナに立ち、1コーナーは1馬身差の先頭でまわる。向正面に入っても1馬身差で逃げて、1000mを1:01:0で通過する。この後も1馬身差をキープして、4コーナーでやや離し1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは2馬身半ほど離す。このあと後続もジリジリと差を詰めて、残り100mは2馬身差で通過する。そして、ワンダープチュックが差を詰めて来るが時すでに遅しで、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝6.0倍の4番人気からの勝利。好スタートから1馬身差での逃げ。4コーナー1馬身半差で直線は一旦2馬身半差まで離すが、最後は追い上げられて3/4馬身差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:8-11:4-11:8と、11秒台を並べた。ゴール前でやや失速気味でも、ラスト1F11:8ならば立派だと思う。
過去2戦は逃げていないので、今回初めて逃げて結果を出した。しかも、2ヵ月の休み明けで+10sである。この余裕のある馬体で、最後の踏ん張りが効かなかったと思われる。それでも2:00:9と、なかなかの時計で勝った。次走馬体が絞れれば更に良いレースが出来るだろう。前走時『2勝目までは時間がかかるレベルかもしれない』と書いたが、私の予測はハズレてしまい連勝した。ただ、重賞となると簡単には勝てないと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝1400m戦(勝ち馬:キャスパリーグ)で、1馬身1/4差の2着だった。2戦目の前走は小倉の芝1800m戦。道中4〜5番手から4コーナーは3番手。直線残り150mあたりで先頭に立って1馬身1/4差での快勝だった。
このレース、ハーツクライ産駒のワンツーだったが、今年はハーツクライ産駒の活躍が目立つように感じた。ちなみに、今年はこれで12勝目(10頭)である。昨年は、年末で14勝(13頭)だが、一昨年は27勝(21頭)。3年前は19勝(15頭)なので、活躍が目立つほどでもなかった。
期待度60(up)
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2016年10月10日(月)2歳戦

2016/10/10 18:49
●4東3 5R 2歳新馬 芝1600 良
イノバティブ (牡・美浦・相沢郁)
父ディープブリランテ 母ケイティーズミスト(Posse)
1:38:7(上3F33:6)
好スタートから、抑えて馬群の中5番手につける。先頭の4F通過が51:9のペース。4コーナーは先頭から2馬身半差の馬群の中5番手でまわる。直線に入ると楽な手応えのまま差を詰めて、残り400mは1馬身差の2番手で通過する。この後追い出して、残り200m手前で先頭に立つ。残り100mは逃げたパンドラフォンテンに1馬身差をつけるが、内へ刺さり気味で津村明秀騎手は追い辛そうに手綱を外へと向ける。それでも内のパンドラフォンテンの前に入るように進み、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝10.7倍の3番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線残り200m手前で先頭に立つが、内にもたれるため追いづらくスパッと離せず、1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:6-11:1-11:2と、速い上りとなった。5F51:9という超スローペースだったので当然だろう。
マイルの新馬戦だが、直線ヨーイドンの競馬となった。瞬発力に勝る本馬の勝利だったものの、上り3Fはメンバー中では2番目である。内へ内へと行きそうで、騎手も大変苦労をしていたが、それでも勝つのだから能力は高いだろう。1:38:7-33:6と、勝ち時計は平凡だが、ダートが重馬場となっている水を含んだ良馬場で、上り33:6ならば合格点だろう。ただ、混戦になったとき内へと刺さる癖は厄介で、矯正に時間がかかれば2勝目までも時間がかかりそうだ。
父ディープブリランテは新種牡馬である。ディープインパクト産駒初のダービー馬で、ディープインパクト産駒初の種牡馬デビューとして注目していたが、これで5勝目(4頭)とやや出遅れている。今後、続々と種牡馬デビューする同父種牡馬と争うためには、初年度産駒が勝負なのだが、今のところは苦戦である。
母はアメリカ産の外国産馬として日本で走りJRA5戦0勝・地方2戦0勝。90年代初頭の女傑ヒシアマゾンの姪という血統だ。母(本馬の祖母)ヒシナイル(Hishi Nile)はフェアリーSGVを勝ち、フラワーCGV3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度50

●4京3 3R 2歳新馬・牝 芝1600 良
リナーテ (牝・栗東・須貝尚介)
父ステイゴールド 母マルペンサ(Orpen)
1:38:0(上3F34:6)
好スタートから外3番手につける。やや行きたがっているのか川田将雅騎手は抑えて、頭を高くして追走する。先頭の4F通過が50:0のペース。4コーナーは1馬身差の外3番手でまわる。直線に入ると先頭との差を詰めて、残り200mで逃げたダンツストークをかわして先頭に立つ。しかし、ダンツストークも粘り、ここから2頭の争いとなる。残り100mはほとんど並んで通過し、このあと僅かながら前に出られたようにも見えたが、ゴール前で差をつけて行き、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝2.2倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り200mで先頭に立つが、ここから2着馬との争いとなり、最後は半馬身差競り勝っての勝利だった。
レースの上り3Fは12:5-11:3-11:1と、加速した。ただ、ラスト11:1で走っても逃げ馬をなかなか振り切れなかった。
直線は突き抜けそうだったが、2着馬が良く粘った。スローペースの競馬で、勝ち時計は1:38:0と平凡である。ただ、上りは加速しているので問題ないだろう。2着馬は逃げてラスト1Fを11:2程度で走っただろうから、これに勝つのには苦労したのだが、仮に10秒台の脚を使って引き離していたら、500万でも勝ち負けレベルだろう。今回は11:1が精一杯だったが、今年のダービー2着馬の妹という良血馬が今後どこまで良くなれるか、注目したい。
母はアルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチンで走り18戦5勝。クリアドレス大賞亜GT・ヒルベルトレレナ大賞亜GT・銀杯大賞亜GTを勝ち、亜GT2着5回・3着2回など、アルゼンチンのGTで活躍した。姉(本馬の伯母)Marsiglieseはディエゴホワイト賞亜GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、初仔サトノダイヤモンド(牡3歳・期待度100・年末推奨馬)は現役で4勝。神戸新聞杯GU・きさらぎ賞GVを勝ち、日本ダービーGT2着・皐月賞GT3着などクラシックで活躍中だ。
期待度55

●4京3 5R 2歳新馬 芝2000 良
レッドコルディス (牝・栗東・高橋義忠)
父ハーツクライ 母ストライキングヴェイル(Smart Strike)
2:04:8(上3F34:8)
出遅れて半馬身程の不利。手綱をしごいて盛り返し、1コーナーは外2番手でまわる。向正面に入ると1馬身半差の2番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:5のペース。ここで先頭が変わるが2番手は変わらず、残り800m過ぎで先頭のアディラートに並びかける。残り600mも並んで通過するが、4コーナーはクビ差の2番手でまわる。直線に入ってもしばらく差は変わらず、残り200mもクビ差の2番手で通過する。この後再び差を詰めて、残り100mは並んで通過する。アディラートも粘るが残り50m手前で前に出て、ゴール前で差をつけて3/4馬身差でゴールした。
単勝3.0倍の1番人気に応えた。出遅れたがすぐ盛り返し、道中は2番手。4コーナー2番手から直線残り200mで先頭に並び、2頭の争いとなる。最後に離して3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:3-11:1-11:4と、直線は11秒台前半だった。スローペースで、直線に入るまでは12秒台だったので、直線11秒台前半も当然だろう。
出遅れたが、大外10番枠で良かった。他馬に包まれることなく広大な外のスペースを使って盛り返し、先行することができた。2着のアディラートが途中で脚を使った分、最後に競り勝った。アディラートとの争いは、後半5Fにわたり続いたわけだが、最後にしっかりと決着をつけることができた。牝馬が芝2000mでデビューし牡馬を蹴散らして勝ったのだが、牝馬の場合、次のレース選択が難しいだろう。スタートが悪いので、マイル戦は不安である。スタートを矯正しなければ500万では厳しいと思う。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。イギリスで走り2戦0勝。種牡馬ウォーニング・コマンダーインチーフの姪という良血馬で、母(本馬の祖母)Yashmakはフラワーボ−ルH米GT・リブルズデイルS英GUを勝ち、愛オークス愛GT2着・マルセルブサック賞仏GT2着の活躍馬だ。兄(本馬の伯父)Sound of Natureは、MVRCクリスタルマイル豪GU2着。弟(本馬の叔父)Full Mastはジャンリュクラガルデール賞仏GT・ラロシェット賞仏GVを勝ち、ポールドムサック賞仏GV2着の実力馬だ。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、初仔ヴレ(牡3歳・期待度55)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55
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2016年10月9日(日)2歳戦

2016/10/09 20:21
●4東2 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 重
フローレスマジック (牝・美浦・木村哲也)
父ディープインパクト 母マジックストーム(Storm Cat)
1:37:1(上3F35:5)
好スタートから外2番手につける。道中は1馬身差の2番手を進む。先頭の4F通過が48:7のペース。4コーナーも1馬身差の2番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま差を詰めて、残り400mで先頭に立つ。残り300mまでは絡んでくる馬がいたが、ここから引き離し、残り200mで後続を2馬身以上引き離す。更に引き離して、残り100mは4馬身引き離す。この後、後続ではショウナンサザナミが2番手に上がるが、これに4馬身差をつけてゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り400mで先頭に立ち、残り300mから後続を引き離し、4馬身差の圧勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:6-11:8と、ラストも11:8でまとめた。平均ペースの競馬で重馬場だったので、この時計で十分だろう。
デビュー戦は馬群を抜けるのに手間取り、最後は脚を余しての2着。初戦を取りこぼした後の2戦目だった。終始2番手から直線早目に先頭。そこからは後続を引き離しての圧勝で、危なげのない勝利だった。重馬場なので時計は参考外だが、単走になったラストもしっかりと走っている。エリザベス女王杯GTを勝ったラキシス(牝2010年産・期待度65・年末推奨馬)の全妹という血統で、期待の良血馬が期待通りの勝ち方をしたレースだった。これならば、500万でも勝ち負けになるだろう。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は新潟の芝1600m戦(勝ち馬:シャイニードライヴ)で、ハナ差の2着だった。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り12戦3勝。モンマスオークス米GUを勝ち、スピナウェイS米GT3着・アディロンダックS米GU3着の活躍馬だ。繁殖に上がりアメリカで生んだ初仔が米5勝。第2仔は加1勝。本馬は日本での第5仔だが、持込の初仔はJRA3勝・地方2勝。第2仔ラキシス(牝2013年産・期待度65・年末推奨馬)は5勝。エリザベス女王杯GT・産経大阪杯GUを勝ち、エリザベス女王杯GT2着・オールカマーGU2着・中日新聞杯GV2着などの実力馬だ。第3仔サトノアラジン(牡5歳・期待度65)は現役で6勝。京王杯スプリングCGUを勝ち、エプソムCGV2着・富士SGV2着・ラジオNIKKEI杯2歳SGV3着・共同通信杯GV3着・ダービー卿チャレンジTGV3着など重賞で活躍中だ。第4仔サトノケンシロウ(牡3歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60

●4東2 5R 2歳新馬 芝2000 重
レイデオロ (牡・美浦・藤沢和雄)
父キングカメハメハ 母ラドラーダ(シンボリクリスエス)
2:04:3(上3F34:6)
まずまずのスタートから2コーナーは内8番手でまわるが、向正面に入ると5番手に上がる。先頭の1000m通過が1:03:3のペース。この後、6番手となるが先頭と差を詰めていき、4コーナーは先頭から2馬身半差の馬群の中5番手でまわる。直線に入ると、しばらく馬群の中で抜け出す位置を探す。残り400mは4番手で通過するが、ここで前が開く。残り300mは1馬身半差の3番手で通過し、残り200m過ぎで先頭に立つ。内のポールヴァンドルが粘り、残り100mは頭差ほどだが、この後振り切り、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中5〜6番手から4コーナーは5番手。直線残り200m過ぎで先頭に立ち、粘る2着馬を振り切って1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:4-11:6と、ラスト2Fは11:5前後でまとめた。スローペースでも重馬場なのでこの時計で十分だろう。
道中は、向正面に向いたところと4コーナー手前で、馬群の中を押し上げている。デビュー戦でも、馬込みを気にすることなく走ることができたのは立派だろう。直線もしっかりと伸びて、最後も2着馬を振り切っている。危なげのない勝ち方だったのだが、インパクトに欠ける印象で、500万で好走するには更に大きく変わる必要があるだろう。ただ、次走もあっさりと勝つようなら、来年に向けて楽しみな馬になると思う。
母は18戦4勝。芝1600m3勝と芝1400mで勝っている。重賞はヴィクトリアマイル(13着)・阪神牝馬S(6着)に出走した。祖母(本馬の曾祖母)がウインドインハーヘアなので、ディープインパクトの姪という血統だ。弟(本馬の叔父)ゴルトブリッツは帝王賞大井GT・アンタレスSGV2勝・マーキュリーC盛岡GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ティソーナ(牡3歳)は現役で3勝と活躍中だ。
期待度55

●4京2 5R 2歳新馬 芝1800 重
エーティーラッセン (牡・栗東・木原一良)
父サマーバード 母チャームレディ(アグネスタキオン)
1:50:9(上3F34:5)
ゲートの出はまずまずだが、隣の馬に寄られて怯み後方へ。その後ダッシュもつかず、馬群から大きく離れた最後方を追っ付けながら進む。3F過ぎで何とか後方2番手の馬に1馬身差まで詰める。先頭の1000m通過が1:02:8のペース。この後、やや差を詰めるが、4コーナーで再び置かれて、最後方10番手でまわる。直線に入ると大外に出して馬群からやや離れた位置を追い込む。残り300m過ぎから一気に加速したように伸びて、残り200mは6番手で通過する。残り100mで2番手に上がり、その後は内から伸びたゼロメリディアンとの争いとなる。内外離れているのでどこで抜いたのか不明だが、おそらくゴール前で差し切り、1/2馬身差でゴールした。
単勝16.1倍の6番人気からの勝利。スタートで不利があり道中は最後方10番手。4コーナーも10番手だが直線は大外から鮮やかに伸びてゴール前で差し切り、半馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:8-11:7と、僅かながら加速する中を差し切った。残り300〜200mの脚は、他馬が止まっているようだった。
スタートで不利があり、ダッシュがつかずに後方に置かれた。普通ならここで終わりであるが、脚を使って盛り返した。当然最後はバテるはずだが、バテるどころか素晴らしい末脚を繰り出した。ラストは確かに鈍ったものの、それでも鮮やかに差し切った。もしもマトモに出てしっかりと流れに乗れていたら、どのくらいの楽勝だったのだろうと思わせるレースで、能力は高いだろう。課題が多く、500万をすぐには勝てないかもしれないが、課題を克服すれば、当然勝ち負けだろう。次走でどんなレースをするのか注目したい。
父サマーバードは新種牡馬である。Mr. Prospector系Birdstone産駒で、ベルモントS米GTを勝ったアメリカのクラシックホースである。種牡馬として米国で2年併用された後に輸入された。日本で初年度種付け後の年末、残念ながら疝痛で死亡した。したがって、米国で2世代、日本で1世代の産駒のみである。
母は未出走馬。母(本馬の祖母)ダンシングゴッデス(Dancing Goddess)は、愛1000ギニー愛GT2着・デズモンドS愛GV3着など重賞で好走した。甥(本馬の従兄弟)アラバンサは、ステイヤーズSGU2着・札幌記念GU3着・函館記念GV3着など重賞で好走した。その弟(本馬の従兄弟)エアエミネムは札幌記念GU・神戸新聞杯GU・オールカマーGU・函館記念GVを勝ち、札幌記念GU2着・菊花賞GT3着・金鯱賞GU3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第3仔が1勝している。
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて864万円で取引された。
期待度60

●4京2 9R りんどう賞(500万下・牝) 芝1400 稍重
アズールムーン (牝・美浦・斎藤誠)
父Malibu Moon 母ターシャズスター(Spanish Steps)
1:23:7(上3F34:4)
好スタートから、ダッシュ良く飛び出して先手を奪う。道中は1馬身〜1馬身半差で逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると1馬身半差を保って逃げ、残り200mは4頭の2番手争いを尻目に1馬身半差の先頭で通過する。残り100mは2馬身近い差とするが、この後ヤマカツグレースが差を詰めて来て、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。好スタートからダッシュ良く逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線もこの差を保ち、最後に若干詰められるが1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:7-11:3-11:4と、速い上りとなった。前半スローペースに落とせたのが良かったのだろう。
スタートでポンと出た馬もいたが、二の脚が速く難なく先手を奪った。そこからスローペースに落とし、ラスト1Fは11:4である。稍重に回復したが、渋った馬場でこの時計では後続は追いつけないだろう。まんまと逃げ切ったというレースだった。未勝利−500万特別と逃げ切っての連勝だが、未勝利戦時はハイペースで逃げ切っている。次走は重賞だろうが、同じように逃げ切れるだろうか。ペースも速くなるだろうし、勝ち切るまでは難しいと思う。ただ、今回は2ヵ月の休み明けで+14sで出走。前走も+10sだったので、デビュー戦からは24sも増えている。これが絞れたら、大駆けがあるかもしれない。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は東京の芝1600m戦(勝ち馬:ウインシトリン)で、0:4差の3着。2戦目は新潟の芝1400m戦で、2着に1馬身3/4差で勝った。
父Malibu MoonはSeattle Slew系A.P. Indy産駒。競走成績2戦1勝で種牡馬入り。当初は馬産地ケンタッキー州では繋用されなかったが、結果を出してのし上がり、2013年ケンタッキーダービー馬Orb(オーブ)を出した。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り5戦1勝。姉(本馬の伯母)Deb's CharmはアルシバイアディズS米GU3着。同じく姉(本馬の伯母)Tasha's MiracleはハロルドCラムザーシニアH米GV・ソレントS米GVを勝ち、サンクレメンテH米GU2着・レイルバードS米GV2着・ラスヴィルヘネスS米GT3着・ハリウッドオークス米GU3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり、米国産の初仔エスメラルディーナ(牝2011年産・期待度55)はJRA2勝・地方1勝・韓国1勝。関東オークス川崎GUを勝ち、フィリーズレビューGU3着・兵庫チャンピオンS園田GU3着など重賞で活躍した。本馬は日本での初仔である。
期待度55
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2016年10月8日(土)2歳戦

2016/10/08 20:38
●4東1 5R 2歳新馬・牝 芝1600 稍重
オンリートゥモロー (牝・美浦・萩原清)
父ディープインパクト 母アコースティクス(Cape Cross)
1:36:6(上3F34:7)
好スタートから内3番手につけるが、3F手前で4番手に下がる。先頭の4F通過が49:2のペース。このあたりは外から3頭が並びかけているが、内でジッと我慢をして、4コーナーは先頭から2馬身差の内4番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の位置を手応え良く伸びて、残り400mで3番手に上がる。残り300m過ぎで最内から抜けて先頭に立ち、残り200mは1馬身差の先頭で通過する。残り100mは2馬身近くリードするが、外からキューンハイトが伸びて来る。ただ、差は若干詰まるのみで最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝4.3倍の2番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは内4番手。直線内から伸びて残り300m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:6-11:6-11:7と、11秒台を並べた。ややスローペースだったが、最後まで落ちることなく走る事ができた。
終始内をまわり、直線でGOサインが出ると即座に反応した。先頭に立ってからも後続を離し、最後はやや詰められたものの危なげはなく完勝だった。デビュー戦から落ち着いた競馬ができた。派手な勝ち方ではないが、ダービー馬の妹で父がディープインパクトの良血馬なので、まだまだ奥があるだろう。500万でも好勝負できそうだ。
母は持込馬であり、未登録で引退した。妹(本馬の叔母)モンローブロンドは、ファンタジーSGV2着。弟(本馬の叔父)ノットアローン(牡2005年産・期待度75)は、ラジオNIKKEI賞GV2着・セントライト記念GU3着。同じく弟(本馬の叔父)ランフォルセ(牡2006年産・期待度65)はダイオライト記念船橋GU・浦和記念浦和GU・エルムSGV・佐賀記念佐賀GVを勝ち、川崎記念川崎GT2着・東海SGU2着・地方GU3着3回。同じく弟(本馬の叔父)ノーザンリバー(牡2008年産・期待度70)は東京盃大井GU・さきたま杯浦和GU2勝・アーリントンCGV・カペラSGV・東京スプリント大井GVを勝ち、GV2着2回・3着2回など重賞で活躍した。また、甥(本馬の従兄妹)オデュッセウス(牡3歳・現役・期待度45)は、兵庫ジュニアグランプリ園田GU3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、第2仔ロジユニヴァース(牡2006年産・期待度110)は日本ダービーGT・弥生賞GU・札幌2歳SGV・ラジオNIKKEI杯2歳SGVを勝ち、札幌記念GU2着の実力馬で、種牡馬として活躍中だ。第3仔はJRA2勝・地方2勝。第4仔トーセンパワフル(牡2010年産・期待度65)はJRA1勝・地方1勝。第6仔タイムレスメロディ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて9072万円で取引された。
期待度55

●4東1 11R サウジアラビアロイヤルC(GV) 芝1600 稍重
ブレスジャーニー (牡・美浦・本間忍)
父バトルプラン 母エルフィンパーク(タニノギムレット)
1:34:5(上3F33:8)
まずまずのスタートから7番手につける。先頭の4F通過が47:7のペース。このたりはやや先頭との差が縮まって、4コーナーは外目7番手でまわる。直線に入ると一番外に出して差を詰めて、残り400mは先頭から2馬身差程度の7番手で通過する。残り300m過ぎで先頭に立ち、残り200mはダンビュライトにクビ差の先頭で通過する。この後、2頭が抜け出す形となり、残り100mは1馬身弱の差で通過する。その後もジリジリと差をつけて、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝5.0倍の3番人気からの勝利。道中7番手から4コーナーも7番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、1馬身1/4差での完勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:1-11:6と、11秒台の速い上りだった。11:1のところで追い上げて先頭に立っているので、本馬は10秒台で走っただろう。
後方から徐々に差を詰めて、直線に入ってからは鋭く伸びた。先頭に立ってからも脚は衰えず、最後は2着馬を離しながらのゴール。2〜3着は3馬身差なので、3着以下には4馬身以上離したことになる。昨年の同レースの勝ち馬が1:34:2-33:4。本馬は稍重で1:34:5-33:8なので、時計も十分だろう。出走馬9頭すべてが1勝馬で、重賞2着馬もいない500万条件と同レベルの重賞となった。本ブログの期待度を付けた馬も9頭中3頭で、最高値が期待度55という低調なメンバーだった。それでもこの時計とこの勝ち方なので、重賞勝ちに値するだろう。この後、朝日杯フューチュリティSGTを目標にレース選択をするのだろうが、秋にデビューする良血馬達との力関係がどうなのかが問題だろう。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は東京の芝1400m戦(勝ち馬:マイネルバールマン)で、0:3差の3着。2戦目の前走は東京の芝1600m戦で、2着に2馬身半差をつけて勝った。
オーナーの島川隆哉氏は、昨年のブレイブスマッシュに続きこのレース連勝である。このレースは第2回なので、サウジアラビアロイヤルCGVは、島川氏の馬しか勝っていないことになる。
父バトルプランは現2歳馬が3年目の産駒である。これが産駒重賞初制覇だ。エンパイアメーカー産駒で、現役引退後すぐに輸入されて種牡馬入りした。しかし、輸入後に父エンパイアメーカーも輸入されてしまったため、良質な繁殖牝馬は父に取られてしまった。産駒は今のところダートでの活躍が目立っている。本ブログでは、マイネルシュバリエ(牡4歳・現役・期待度55)以来2頭目の登場だ。
母は未出走馬。祖母(本馬の曾祖母)がダイナカールなので、現在最も活力のある牝系の出である。甥(本馬の従兄弟)オベロンは、京都ジャンプSJGV3着など障害の重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は地方6勝。第2仔は1勝である。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて270万円で取引された。
期待度65

●4京1 3R 2歳未勝利 芝1800 良
プラチナヴォイス (牡・栗東・鮫島一歩)
父エンパイアメーカー 母プレザントブリーズ(マンハッタンカフェ)
1:45:9(上3F34:5)レコード
やや出遅れて最後方へ。後方2頭が馬群から離れて進む展開となるが、徐々に遅れを取り戻し、3コーナーで馬群に追いつく。先頭の1000m通過が58:6のハイペース。このあたりは後方から2頭目の10番手で通過し、4コーナーは内目8番手でまわる。直線に入ると馬群の真ん中から伸びて、残り350mあたりで前が狭くなるが、そこを突いて伸びる。残り250mあたりで馬群を抜けて先頭に立ち後続を引き離す。残り100mは2馬身半差の先頭で通過し、最後はシェルブルックに4馬身差をつけてゴールした。
単勝6.4倍の4番人気からの勝利。道中10〜11番手から4コーナーは8番手。直線狭くなったところを抜けて後続を引き離し、4馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:9-12:0と、減速した。ただ、1:10:3-1:22:0-1:33:9のハイペースだったので、ラスト12:0ならば立派だろう。
京都競馬の開幕週初日で、天候は曇り。雨の降った東京競馬とは異なり絶好の馬場だった。その中でハイペースの競馬となり、勝ちタイム1:45:9はレコードタイムである。3年前の黄菊賞でトゥザワールドが記録したレコードを0:6も更新した。8Rの平場の古馬500万で1:57:9が出ているように超高速馬場だったので0:6更新を驚く必要はないが、4馬身差の圧勝は圧巻だった。2〜3着は2馬身差なので、3着馬には6馬身離したことになる。2ヵ月休養明けの北海道帰りがいきなり圧勝したのだが、離れた後方から狭いところを抜ける根性を見せて、先頭に立ってからも気を抜かずに伸びたのは立派だった。500万でも勝ち負けできるだろう。
これで3戦1勝になった。デビュー戦は函館の芝1800m戦(勝ち馬:トリオンフ)で、0:5差の4着。2戦目の前走は札幌の芝1800m戦(勝ち馬:ニシノキララコ)で、0:6差の4着だった。
母プレザントブリーズ(2006年産・期待度45)は16戦1勝。小倉の芝1200m新馬戦を快勝後、カンナS5着。3戦目りんどう賞2着と好走し、ファンタジーSGVに挑戦したが13着。その後、クラシックに縁はなく、500万条件を勝てずに引退した。祖母(本馬の曾祖母)がウインドインハーヘアなので、ディープインパクトの姪という血統である。弟(本馬の叔父)ダノンパッション(牡2007年産・期待度70)はデイリー杯2歳SGU3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて2484万円で取引された。
期待度60
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凱旋門賞〜初の海外馬券発売〜

2016/10/02 23:19
昨年は日本馬の挑戦が無かった凱旋門賞。
今年はダービー馬マカヒキ(牡3歳・期待度105)が出走。
今年はロンシャン競馬場の改修工事により、シャンティ競馬場で行われた。シャンティ競馬場は今年の5月、イスパーン賞でエイシンヒカリが圧勝した縁起の良い競馬場である。

初の海外競馬の馬券発売。この歴史的出来事に乗らないわけにはいかない。少額ながら馬券を買った。

マカヒキは残念ながら直線で失速。「どうしたんだろう」というほどの惨敗だった。
レースは、ファウンド(Found)(牝4歳)の勝利。なんと、アイルランドのオブライエン厩舎の1・2・3着。しかもガリレオ(Galileo)産駒の1・2・3着だった。

記念すべき海外初の馬券も、ハズレてしまった。
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