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2009/11/01 17:54
●4京7 2R 2歳未勝利・牝 芝1600 良
カスクドール (牝・栗東・橋口弘次)
父ダンスインザダーク 母キュンティア(Darshaan)
1:34:8(上3F35:9)
最内1番枠から好スタートで、無理すること無くハナに立つ。半馬身差で逃げ、4F通過が46:8のペース。4コーナーも半馬身差先頭でまわる。直線に入るとジリジリと差を広げ、残り200mでは1馬身差。残り100mで2番手が一杯になり下がったので、後続との差が2馬身に広がる。ここで2番手に上がったローザフィオーレが差を詰めてくるが、最後は1馬身3/4差でゴール。単勝2.1倍の1番人気に応えた。
ややハイペースで逃げて、押し切った。上り3Fは11:9-11:8-12:2と、最後もあまり落ちていない。1分35秒を切っているので、時計的にも上々だろう。
ただし、前走も同距離同コースで1:34:9で走っているので、あまり前進がないとも言える。もうワンパンチがなければ上では苦しいだろう。
母は、阪神3歳牝馬SGT2着のキュンティア。通算17戦2勝だが、重賞は7戦した。名種牡馬Kingmamboは従兄妹にあたる血統である。繁殖にあがり本馬は第3仔だが、初仔オディールはファンタジーSGVなど3勝し、桜花賞(12着)・オークス(5着)・秋華賞(9着)にも出走した。
期待度45
●4京7 6R 2歳新馬 芝2000 良
アドマイヤプリンス (牡・栗東・松田博資)
父アグネスタキオン 母プロモーション(ヘクタープロテクター)
2:01:7(上3F34:2)
まずまずのスタートから、1コーナーは外5〜6番手でまわる。2コーナーで外目を上がり、向正面では外3番手につける。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。4コーナーは3頭並ぶ中の1番外、先頭から1馬身差の3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、先頭のシーキングフェイムを追いかける。残り200mでは半馬身差だが、残り100mの手前で先頭に立つと、そこからグングンと差を広げる。最後は2着に粘りきったシーキングフェイムに2馬身1/2差をつけてゴールした。
ラストの100mでシーキングフェイム以下を突き放す脚は見事だった。レースの上りも11:7-11:4-11:3と加速し、勝ち時計も2:01:7。新馬戦としては上々である。
先頭に立つまでは、やや苦労したものの、先頭に立ってからは本気を出したような走りだった。510sの馬体もまだまだ絞れるだろうし、なかなかの好素質で今後の活躍が期待できそうである。クラシックでの活躍も予感できそうな走りだった。
同じレースで、ドリームジャーニーの弟ジャポニズムも出走していたが、3着に敗れている。残り200mで本馬の外1馬身差まで迫っていたが、残り150mあたりでバランスを崩したのか内へよれてしまったのが痛かった。ただ、これが無くても負けなかっただろう。
母はクイーンSGVを勝ったプロモーション。通算26戦3勝だが、重賞は16戦して1勝。クイーンCGV2着など活躍馬である。桜花賞(7着)・オークス(4着)・秋華賞(12着)にも出走している。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔が地方5勝、第2仔3勝、第3仔アドマイヤメインは4勝、毎日杯GV・青葉賞GUを勝ち、ダービー2着・菊花賞3着と活躍した。今年の初めに引退し種牡馬となったが、今シーズン終了後、南アフリカに輸出されている。南アフリカでサンデーサイレンス系が根付くかどうか注目である。
期待度80
●4京7 9R 萩S(オープン) 芝1800 良
コスモファントム (牡・栗東・宮徹)
父Stephen Got Even 母Southern House(Paris House)
1:46:7(上3F35:4)
最内1番枠から好スタートで、内4番手につける。テーラーバートンが2〜3馬身差のハイペースで逃げ、2番手グループが3頭並ぶ中の内々を進む。先頭の1000m通過が58:8のペース。残り600mで一旦5番手に下がるが、4コーナー手前から内ラチ沿いをスルスルと上がり、4コーナーは2馬身差の2番手でまわる。直線に入ってもテーラーバートンの逃げ脚が衰えず、なかなか差が詰まらない。残り200mでは1馬身半差の2番手だが、3番手以下を2馬身以上離している。ここからテーラーバートンの脚が急激に鈍り、残り100mで先頭に立つ。そして、懸命に2着を死守したテーラーバートンに2馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝10.2倍の4番人気からの勝利。ハイペースの競馬を4番手につけて、4コーナーでは2番手から進めた。逃げ馬が1600mを1:34:6で通過しているので、本馬も1:34:9あたりで通過しただろう。失速してもおかしくないペースで走りながら、最後までしっかり走った。
レースの上り3Fは11:8-11:7-12:1なので、本馬は11秒台を並べたと思われる。
勝ち時計1:46:7は、6年前の同レースでスズカマンボがマークしたレコードと同タイムである。スズカマンボはその後、ダービーは5着。古馬になり、天皇賞・春GTを勝っている。
これで5戦2勝となった。デビュー戦から3戦はダートを使い、3着・3着・1着。未勝利を脱出したこの3戦目は札幌のダート1700m戦であり、中団からレースを進め、4コーナー手前からまくるように上がり、最後は5馬身引き離しての圧勝だった。前走の野路菊Sが初の芝となり、2番手でレースを進め、リルダヴァルの2着に健闘。2馬身1/2差で負けたものの、3着を引き離しながらのゴール。3着馬には1馬身1/4差をつけた。
リルダヴァルは別格とすると、前走も好レースであり、芝で2戦連続好レースをした事になる。時計的にもレース振りも優秀で、これからも活躍が期待できるだろう。
本馬はアメリカ産の外国産馬であり、ビッグレッドファームがケンタッキー・セレクテッドイヤリングスにて5万ドルで落札した。
父Stephen Got EvenはA.P. Indy産駒なので、Seattle Slewの孫である。アメリカで11戦5勝。ドンHGT,ギャラリー・ファーニチャー・ドットコムSGUを勝っている。日本では現在まで10頭の産駒が出走し、本馬を含めて5頭が勝ちあがっているものの、2勝馬2頭以外はすべて1勝である。現2歳では、本馬のほかにエーシンガレオンが勝ち上がっている。
母Southern Houseは、レジーナエレナ賞(イタリアGU)2着のほか、計6勝した馬だ。
期待度70
●3福3 2R 2歳新馬 芝1800 良
マイネルレイン (牡・美浦・鹿戸雄一)
父ロージズインメイ 母ミスクラブアップル(Seattle Slew)
1:50:2(上3F35:6)
まずまずのスタートから、無理することなく先頭に立つ。そのまま半馬身差で逃げる。1000m通過が1:03:2のペースだが、ここで中団から進出してきたコスモウィズユーが絡んできたためにペースを上げる。4コーナーは1馬身半差先頭でまわる。直線に入ると、後続をなかなか引き離すことが出来ずに、残り200mでも1馬身半の差。このあたりで2番手に上がったユニオンスクエアが追いかけてくるが、ここから3番手以下との差が広がって行く。残り100mあたりで、ユニオンスクエアとの差を広げるが、ゴール前でまた差が縮まり、最後は1馬身1/4差でゴールした。
鮮やかな逃げ切り勝ちだった。ラップを見ると13:4まで落としたり11:4に上げたりと、変幻自在の逃げだった。
レースの上り3Fは11:8-11:7-12:1であり、偶然だが上記の萩Sと同じである。最後は12秒台とさすがに落ちたため、全体としても1分50秒は切れなかった。ただし、2〜3着は3馬身差であり、3着以下との能力差は歴然である。
開催3日目なので悪い馬場ではないが、50秒が切れなかった。福島開催の新馬戦ということで、ややレベルも低かったと思う。中央開催での500万では苦しいレベルだろう。
新種牡馬ロージズインメイ産駒、これで6勝目(6頭)だ。残念ながらまだ2勝馬は出ていない。
母はカナダ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り未勝利。繁殖に上がり、本馬が日本での第9仔だが、初仔が1勝、第2仔2勝、第3仔1勝、第4仔1勝、第5仔地方5勝、第6仔地方2勝、第7仔クリールトルネード(牡4歳)は現役で2勝と活躍中だ。これで産駒JRA8勝目(6頭)であり、地味だがコンスタントに活躍馬を出す繁殖牝馬である。
期待度45
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