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natsuryoのダービーへの道

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natsuryoのダービーへの道
ブログ紹介
勢いで始めてしまったブログです。「自分の性格上、続かないだろうな」と半信半疑で書き始めたのですが、10年目に突入しました。
2歳戦(3歳戦)の解説を毎週行い、2017年のダービー馬を探して行きたいと思います。
もちろんオークス馬も。
これからもよろしくお願いします。
尚、「期待度」とは、「ダービー・オークスへの期待度」です。最高値は100のつもりはありません。
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2016年8月27日(土)2歳戦

2016/08/27 17:37
●2新9 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ジュンヴァリアス (牡・美浦・畠山吉宏)
父デュランダル 母ゴッドビラブドミー(ブライアンズタイム)
1:49:1(上3F33:4)
好スタートから抑えて10番手につけるが、500mあたりで9番手に上がる。先頭の1000m通過が1:02:7のペース。4コーナーは馬群の外目9番手でまわる。直線に入ると楽な手応えのまま外をジリジリと上がり、残り400mは6番手で通過する。ここからグングンと伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差とすると、最後はマイネルベレーロに2馬身1/2差でゴールした。
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中9番手から4コーナーも9番手。直線楽な手応えのまま伸びて残り200m手前で先頭に立ち、最後は2馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:7-10:3-11:9と、ラストが落ちた。ただ、10:3で走った後なので11:9も仕方がないだろう。
10:3のラップの部分で差を詰めたので、ここは10:0前後で走っただろう。それも、この部分はほとんど追わずにこの時計を出した。素晴らしい瞬発力を見せたと思う。また、ラストは11:9でも、単走になり後続を引き離してのものである。3戦目ということで本来持つ力は発揮できたのだろうが、さすがに未勝利のままオープン特別を使うだけのことはあると思った。全3走すべてがメンバー中最速の上りで走っているように、強烈な末脚が武器の馬である。前走のオープンは4着に負けたが、500万ならば上位争い可能だろう。
これで3戦1勝となった。デビュー戦は東京の芝1600m戦(勝ち馬:メモリーミネルバ)で、0:2差の3着。2戦目の前走は中京2歳S(勝ち馬:ディーパワンサ)で、0:4差の4着だった。
母はJRA4戦0勝・地方9戦7勝。母(本馬の祖母)ゴッドインチーフは、ファンタジーSGV2着・チューリップ賞GV2着・阪神3歳牝馬SGT3着など重賞での活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第3仔グランシュクレ(牝4歳)は現役で1勝。第4仔は地方で2勝している。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて475.2万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて421.2万円で取引された。
期待度55

●2新9 5R 2歳新馬 芝1600 良
ルートディレクトリ (牡・美浦・宗像義忠)
父タートルボウル 母クリッピングエリア(シンボリクリスエス)
1:37:0(上3F33:4)
好スタートから外6番手につけるが、3コーナーで差を詰めて5番手に上がる。先頭の4F通過が50:4のペース。4コーナーは2馬身半差の外目5番手でまわる。直線に入ると楽な手応えのまま差を詰めて、残り400mは僅差の4番手で通過する。ここから追い出し、残り300mあたりで先頭に立つ。残り200mは1馬身弱の差の先頭で通過し、残り100mは1馬身半差に広げる。しかし、外からリスグラシュー、内からブリラーレが伸びて来て差を詰めてくる。そして最後は外のリスグラシューにクビ差まで詰められてゴールした。
単勝16.2倍の7番人気からの勝利、道中5番手から4コーナーも5番手。直線外目を伸びて残り300mあたりで先頭。一旦は1馬身半差とするが、2・3着馬に迫られてクビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:4-10:6-11:5と、スローペースだっただけに速い上りとなった。迫られたラストも11:5で走っている。
遅い流れを5番手で進み、直線で先頭に並ぶまでは馬なりであった。追ってから先頭に立ち引き離すまでは良かったが、ラスト100mで迫られてしまった。2着馬の上り33:0を褒めるべきなのだろうが、ラストが甘くなったことは残念で、上のクラスではなかなか勝ちきれないレベルだろう。ただ、ひと叩きされて大きく変わることもあり、特に先頭に立つまでは素晴らしい走りをしたので、能力的には500万を勝つ力は十分あると思う。
父タートルボウルは新種牡馬である。Nortehrn Dancer系Dyhim Diamond産駒で、自身はジャンプラ賞仏GTを勝ったマイラーだ。フランスで種牡馬入りして、産駒のLucayanが仏2000ギニー仏GTを勝ち、French Fifteenがクリテリウムアンテルナショナル仏GTを勝った。そして、社台スタリオンステーションが輸入し繋養している。これで産駒は3勝目(3頭)である。
母クリッピングエリア(2009年産・期待度55)は2戦1勝。7月の新潟芝1600m新馬戦を快勝し、2戦目の新潟2歳Sは5着だった。その後休養するが、復帰できず引退した。母(本馬の祖母)エアウイングスは、阪神牝馬特別GUを勝っているが、スイートピーSを勝ちオークス(10着)に出走した。姉(本馬の伯母)ウイングレットは中山牝馬SGVを勝ち、新潟2歳SGV2着・京都牝馬SGV2着・京都牝馬SGV2着・中山牝馬SGV2着・秋華賞GT3着など重賞で活躍した。 同じく姉(本馬の伯母)エオリアンハープは、中山牝馬SGV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度50
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2016年8月21日(日)2歳戦

2016/08/26 22:40
8月21日(日)〜25日(木)まで、家内と二人でシンガポール旅行に行ってきた。
5日間とはいっても行き帰りともに深夜便なので、「2泊5日(機内2泊)」である。

家内はOL時代に1度。私は2年半前に職場の仲間と行っているので、お互い2度目のシンガポールである。
3月に台湾旅行を計画していたのがダメになり、家内に申し訳ないので、その代替でシンガポール旅行を計画したのだ。
台湾経由、香港経由またはクアラルンプール経由ならば得意のLCCはあるのだが、ANAで安い航空券を買えたので、この貧乏な私が、昨年の香港旅行同様ANA(当然エコノミー)で行くことになった。最近トラブルが多いANAだが、私にとっては高嶺の花である。

ユニバーサルスタジオシンガポール・ナイトサファリ・マリーナベイサンズ・マーライオンなど、お決まりの観光地をめぐった
中国人観光客のマナーの悪さは覚悟していたが、今回は新たな発見があった。
顔つきや服装、雰囲気でどこの国の人かは大体わかるが、どこの見学地にも多いのは中国人だった。次に多かったのは意外にもインド人だ。
本当にインド人なのかは不明(バングラデシュやスリランカかも)だが、インド系の観光客が大量にいた。どこへ行っても中国系かインド系の観光客ばかりで、日本人・韓国人と思われる人や西洋人は、たまに見かける程度だった。
このインド人観光客。香辛料なのか香水なのか臭いがキツイし、うるさいし、並ぶ場面では横入りするし、中国人とまったくかわりがないことが新しい発見だった。インド人って、もっとマトモな人たちだと思っていたのでガッカリである。
『インド人もびっくり』ならぬ『インド人にびっくり』だった。

さて、各観光地で『騒ぐ』『並べない』など傍若無人の中国人・インド人にムカついたが、トラブルは起こしたくはない。そこで、ムカついたらそっぽを向きながら、「うるせんだよ」とか「横入りすんなよ」とか「押すんじゃねーよ」とか「抜かすんじゃねぇよ」とか「割り込んでくんなよ」とか「子供、ちゃんと注意しろよ」とか、そいつに聞こえるような声でつぶやいていた。
『どうせ日本語理解できねぇだろう』と思い、調子に乗ってガンガン文句をつぶやいた。

そして、帰りのチャンギ空港。
出国審査で並んでいたら、私たちの目の前に並んでいた子供たちのところに両親が来て、そこへ入った。
『またこれだよ』と思った私は
「普通、子供たちが後ろに行くんじゃねぇのかよ」と、吐き捨てるように言った。
すると、お父さんがこちらを見てバツが悪そうに軽く頭を下げる。
『えっ、この人、日本語理解したの?』
と思い、その家族の持っていたパスポートを見たら、そこには『日本国』と書いてあった。


●2新8 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
トーホウアイレス (牝・美浦・田中清隆)
父ハーツクライ 母トーホウドルチェ(サウスヴィグラス)
1:37:0(上3F33:8)
出遅れて1馬身の不利。ダッシュも悪く後方に置かれて、最後方からの競馬となるが、1頭かわして17番手につける。先頭の4F通過が48:9のペース。4コーナーも外17番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り400mは13番手あたりで通過する。残り300mあたりから内へと切れ込んで行き、残り200mは2馬身差の3番手で通過する。残り100mで2番手に上がり、その直後先頭に立つ。しかし、外からスマイルフラワーが伸びて迫ってきて、最後はクビ差凌いでのゴールだった。
単勝20.5倍の6番人気からの勝利。大きく出遅れ道中は17番手。直線大外から伸びて残り100mで先頭。鋭く伸びてきた2着馬の猛追を凌いで、クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-10:8-12:4と、ラストが落ちた。先頭に立ってから更に伸びると思ったが、ブレーキがかかってしまった。
スタートであれほど後手を踏んだのに勝ってしまった。最後に迫られて、あと数mもあれば抜かれていただろうが、まともに出ていれば楽に勝っただろう。ただ、今後はこの酷いスタートを矯正できるかが鍵であり、スタートがまともにならなければ、500万では苦しいと思う。
母はJRA31戦6勝・地方6戦1勝。マリーンC船橋GVを勝ち、プロキオンSGV2着・スパーキングレディーC川崎GV2着2回・サマーチャンピオン佐賀GV2着など地方の重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未出走で引退した。
期待度50

●2小8 5R 2歳新馬 芝1800 良
ペルシアンナイト (牡・栗東・池江泰寿)
父ハービンジャー 母オリエントチャーム(サンデーサイレンス)
1:53:1(上3F35:3)
まずまずのスタートから1コーナーは外5番手でまわる。向正面に入ると外4〜6番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:9のペース。3コーナーから徐々に差を詰めて、4コーナーは先頭から1馬身差の外3番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り200mで先頭に立つ。そして、楽な手応えのまま後続を引き離すが、川田将雅騎手は大型ビジョンを確認する余裕で、残り100mは2馬身近く離す。その後もあまり追わずに引き離し、最後はハッシュタグに3馬身差をつけてゴールした。
単勝1.5倍の1番人気に応えた。道中4〜6番手から4コーナーは3番手。直線残り200mで先頭に立ち、楽な手応えのまま後続を離して、最後は3馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:0-11:7-11:9と、最後までほとんど追わずに11:9で走った。
時計は1:53:1-35:3と平凡だが、レース振りは圧巻で、直線は流して楽勝した。2〜3着も5馬身離れたので、圧倒的な勝利と言えるだろう。しっかり追ったならどこまで伸びたのか。それを見てみたかったが、今回はこの馬にとって調教に近いレースになってしまった。これだけの楽勝なのだから、これからの活躍が楽しみである。ただし、2着馬は1:53:6-36:0。3着馬は1:54:4-36:8である。他馬のレベルが低すぎたのも、楽勝の要因だろう。流しての楽勝でも、500万であっさり負けてしまう可能性もある。次走はどんなレースをするのか、注目だ。
母は21戦4勝。秋華賞(4着)に出走した後、マーメイドSGV3着など重賞で好走した。兄(本馬の伯父)ゴールドアリュールは種牡馬であり、弟(本馬の叔父)ゴールスキー(牡2007年産・期待度65・年末推奨馬)は根岸SGVを勝ち、マイルチャンピオンSGT3着・東京新聞杯GV3着など重賞で活躍した。甥(本馬の従兄弟)ソロル(牡6歳・現役)はマーチSGVを勝ち、平安SGV2着・兵庫チャンピオンシップ園田GU3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔ガーネットチャーム(牝2009年産・期待度55)は3勝。第3仔ファシーノ(牡5歳)は現役で3勝。第4仔クィーンチャーム(牝4歳)は現役で1勝。第5仔オリエントワークス(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

●2札2 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ディープウォーリア (牝・栗東・中竹和也)
父ディープインパクト 母アマノチェリーラン(デザートキング)
1:52:1(上3F35:5)
まずまずのスタートから1コーナーは4番手でまわる。向正面に入ると3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:3のペース。このあたりは2番手で通過し、残り600mで先頭に立つ。4コーナーでは追って引き離し、1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると更に差を広げて、残り200mは2馬身差の先頭で通過する。残り100mも2馬身差で通過すると、この差を最後まで保ち、モズキングタイドに2馬身差でゴールした。
単勝14.0倍の6番人気からの勝利。道中2〜3番手から4コーナーで先頭。直線に入ると2馬身差とし、この差を最後まで保っての快勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:7-11:7と、直線は11:7でまとめた。スローペースだったものの、早めに先頭に立ち、11:7-11:7ならばデビュー戦としては十分だろう。
残り600mで先頭に立った。最後まで持つかどうか一か八かだっただろうが、最後までしっかりと走る事が出来た。特に直線は後続を寄せ付けず、危なげのない勝ち方だった。次走はどこまで良くなるかだが、これを書いている金曜日現在では札幌2歳Sに向かうという情報も流れている。どのようなメンバーになるかはまだ調べていないが、重賞では、まだ力不足のような気もする。9月から始まる500万ならば勝負になると思う。
母は16戦3勝。フィリーズレビューGU2着など重賞で好走し、桜花賞(10着)・オークス(12着)にも出走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔・第2仔・第3仔とも未勝利で引退した。
期待度55

●2札2 9R クローバー賞(オープン) 芝1500 稍重
ブラックオニキス (牝・美浦・加藤和宏)
父ブラックタイド 母ラリマー(チーフベアハート)
1:31:4(上3F36:7)
好スタートから内3番手につけるが、2F過ぎで4番手に下がる。向正面で城戸義政騎手の手綱が動きながらの追走で、4コーナーは1馬身半差の内4番手でまわる。直線に入ると前2頭の間の狭い所を突いて伸び、残り200mで2番手に上がる。そして、残り150mで外のトラストをかわして先頭に立ち、徐々に差を広げ、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝4.2倍の3番人気からの勝利。道中4番手から4コーナーも4番手。直線狭い所を抜けて残り150mで先頭に立ち、1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:2-12:4-12:4と、ハイペースだったために遅い上りとなった。ただ、ラスト12:4でも落ちていないのは良かったと思う。
終始追っ付け通しで、相当ズブイ馬のような感じがした。ただ、前走は普通に逃げて勝っているので、今回は道悪で動きが悪くなったのだろうか。直線では狭い所を怯まず抜ける根性を見せて、地方の大物と言われた1番人気トラストも、あっさりとかわした。これで未勝利−オープン特別と連勝で、完全に軌道に乗った形だが、重賞では苦しいレベルだと思う。今回のレースは8頭中地方馬が6頭で、JRA所属馬は本馬とユアスイスイの2頭のみであった。更に、ユアスイスイは未勝利馬で、JRAで勝っているのは本馬だけという低調なメンバーである。ある意味、勝ってあたり前だろう。重賞で好走するには、まだまだ成長が必要だと思う。
これで5戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1000m戦(勝ち馬:ザベストエバー)で、1:1差の8着。2戦目は函館の芝1200m戦(勝ち馬:フクノクオリア)で、0:5差の3着。3戦目は函館の芝1800m戦(勝ち馬:サトノアリシア)で、1:1差の6着。4戦目の前走は札幌の芝1500m戦で、2着に1馬身半差での逃げ切り勝ちだった。
母は地方19戦7勝。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔は地方で4勝している。
期待度50
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2016年8月20日(土)2歳戦

2016/08/25 23:55
●2新7 1R 2歳未勝利・牝 芝1600 良
ハートオブスワロー (牝・美浦・粕谷昌央)
父ハーツクライ 母イソノスワロー(デヒア)
1:34:7(上3F34:2)
出遅れて1馬身程度の不利。押して流れに乗り13番手につける。先頭の4F通過が47:1のペース。このあたりは12番手を進み、4コーナーは馬群の後方12番手でまわる。直線に入ると外へと進路を変えて馬群の外から追い上げる。残り400mは1馬身差の4番手で通過し、残り200mは先に先頭に出たパフォームに半馬身差の2番手で通過する。残り100mで並びかけるがパフォームも粘り、なかなか抜けない。しばらく競り合うが、残り50m過ぎで前に出る。そして最後はクビ差でゴールした。
単勝41.4倍の11番人気からの勝利。出遅れて12〜13番手を進み、4コーナーは12番手。直線外目から伸びて、残り200mから2着馬と争い、最後はクビ差競り勝った。
レースの上り3Fは12:2-10:6-12:3と、競り合った割にはラストが落ちた。10:6の後なので落ちたのだろうが、3着以下は引き離しているので問題ないだろう。
1分35秒を切っているので未勝利戦としては水準以上だと思う。2頭が抜けていて、3着以下を3馬身離している。また、出遅れた上での勝利であり、直線では口向きも悪く若さを出していた。したがって、今後の上積みも見込まれる。ただ、ラストが12秒前後だったならば上のクラスでも好勝負だろうが、今のままならば数戦掛ると思う。勝つまでは更なる成長だ必要だろう。特にデビュー戦でも悪かったスタートが今後の大きな課題だ。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は東京の芝1400m戦(勝ち馬:アエロリット)で、1:5差の5着だった。
母はJRA9戦0勝・地方6戦4勝。母(本馬の祖母)イソノルーブルは、オークスGT・報知杯4歳牝馬特別GU・ラジオたんぱ3歳牝馬SGVを勝っている。兄(本馬の伯父)イソノウイナー は、ガーネットSGV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔は5勝。第2仔モンストール(牡2009年産・期待度70)は3勝。新潟2歳SGVを勝ち、皐月賞(9着)・ダービー(12着)にも出走した。第3仔は3勝。第5仔サングラスポテト(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●2新7 5R 2歳新馬 芝2000 良
マテラレックス (牡・栗東・森秀行)
父ルーラーシップ 母チェリーエンジェル(フジキセキ)
2:03:7(上3F35:8)
まずまずのスタートから押して前に行き、1コーナーは内2番手でまわる。向正面に入っても内3番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:5のペース。このあたりは4番手にいるが、3コーナーで5番手に下がる。この後やや盛り返して、4コーナーは先頭から1馬身半差の内4番手でまわる。直線に入ると前2頭よりも外に出して伸び、残り200mでリパーカッションをかわして先頭に立つ。残り100mはクビ差程離し、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。道中3〜5番手から4コーナーは内4番手。直線外に出して残り200mで先頭に立ち、最後は3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:3-11:9-11:9と、直線は11秒台でまとめた。勝ち時計は平凡でも最後までしっかりと走れた印象である。
内でじっと我慢をして、直線はスッと外に出した。追われると反応し、先頭に立ってからもジリジリと離した。1馬身弱の差の勝利だが、ゴール前はまだまだ余裕を感じる走りで、能力差は着差以上だろう。この後どこまで良くなるかだが、良化次第では上のクラスでも上位争い可能だと思う。
父ルーラーシップ(2007年産・期待度105・年末推奨馬)は新種牡馬で、これが産駒5勝目(5頭)である。内新馬勝ちが4頭と、今のところ順調だ。
母はJRA8戦0勝・地方9戦0勝。祖母(本馬の曾祖母)ダイアナソロンは桜花賞GTを勝ち、オークスGT2着・エリザベス女王杯GT3着の実力馬だ。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔は地方4勝。第2仔は2勝。第3仔は地方1勝。第5仔ドルメロ(牡4歳・期待度35)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●2札1 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ビッグディザイア (牡・栗東・松永幹夫)
父キングカメハメハ 母レッドディザイア(マンハッタンカフェ)
1:51:8(上3F35:5)
出遅れて半馬身程度の不利だが、すぐに流れに乗り1コーナーは外9番手でまわる。向正面に入っても外9番手を進む。先頭の1000m通過が1:03:3のペース。この後7番手に上がり、4コーナーはC.ルメール騎手が追っ付けながら左ムチを1発2発と入れながら、大外6番手でまわる。直線に入ると外を伸びて、残り200mは5番手で通過する。残り100m手前で先頭に立ち後続を引き離しに掛るが、外からスターオービットが伸びて来て差を詰めてくる。そして、最後は3/4馬身差押し切ってゴールした。
単勝9.5倍の4番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーは6番手。直線伸びて残り100m手前で先頭に立つが、外から伸びた2着馬に詰められて3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-12:1-12:0と、直線は12秒台ながら加速した。
残り600mから11:9のラップとなった他は、すべて12秒台のラップというやや厳しい流れとなった。1:51:8-35:5と、時計は平凡でも最後までしっかりと走れていたと思う。2着馬が差を詰めてきたが、これは2着馬を褒めるべきかもしれない。GTを勝った名牝の産駒という事で期待されたが、デビュー戦はスタートが悪く負けてしまった。538sという雄大な馬体であり、それゆえまだまだ良化途上かもしれない。4コーナーで動きが悪くなりムチを入れたり、スタートもデビュー戦よりはマシになったがまだまだである。大きいためか動きがモッサリしているようにも感じたので、良くなるのはまだまだこれからかもしれない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は中京の芝1600m戦(勝ち馬:ダンビュライト)で、3:7差の11着だった。
母レッドディザイア(2006年産・期待度90)は日本・アメリカ・UAEで走り、JRA10戦3勝・米2戦0勝・UAE2戦1勝。通算14戦4勝である。1月の新馬戦を勝ち、2戦目のエルフィンSも勝って連勝。桜花賞GT2着・オークスGT2着とクラシックで活躍した。その後は秋華賞GT・アルマクトゥームチャレンジラウンド3UAEGUを勝ち、ローズSGU2着・ジャパンCGT3着・フラワーボウル招待米GT3着・札幌記念GU3着など大活躍をした。 繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
期待度55

●2札1 5R 2歳新馬 芝1500 稍重
レッドアンシェル (牡・栗東・庄野靖志)
父マンハッタンカフェ 母スタイルリスティック(Storm Cat)
1:33:8(上3F36:5)
好スタートから外3番手につける。道中は先頭から2馬身差の3番手を進むが、3コーナーで差を詰めて、4コーナーは馬なりのまま僅差の2番手でまわる。直線に入ると絶好の手応えのまま先頭に立ち、追い出すと後続を引き離して、残り200mは1馬身半差の先頭で通過する。残り100mは、外から2番手に上がったリープスプラウトに3馬身以上の差をつけて、最後は手綱を抑えてのゴール。4馬身差での勝利だった。
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーは2番手。直線に入ると先頭に立ち後続を引き離す。最後は流して4馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:5-12:3-11:9と、加速した。特に、この楽な手応えのまま上りで加速したのは立派だろう。
4コーナーで、すでに手応えが違った。ラストは流して4馬身差。2〜3着は6馬身も離れた。ここまで楽勝ならば上のクラスでも楽しみで、更に良くなるようならば好勝負可能だろう。ただし、雨の中の競馬で、道悪の得手不得手は当然あっただろう。この4馬身差楽勝を額面通り受け取ってよいのかが問題であり、パンパンの良馬場では今一歩ということもあるだろう。もちろんその逆もあるので、次走でどのような走りをするのか注目である。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り12戦4勝。リグレットS米GV3着など重賞で好走した。母(本馬の祖母)Magnificient StyleはミュージドラS英GVを勝っている。なお、弟・妹(本馬の叔父・伯母)に重賞勝ち馬が多く、Echoes In Eternity・Percussionist・Playful Act・Changing Skiesの他、Kジョージ六世&QエリザベスS英GTを勝ったNathaniel(ナサニエル)は種牡馬であり、Great Heavensは愛オークス愛GTを勝っている。繁殖に上がり本馬が日本での第5仔だが、第2仔は3勝。第3仔は地方1勝。第4仔レッドアルティスタ(牡4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
馬期待度60
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お知らせ

2016/08/19 21:25
明日(8月20日)は遅い時間の帰宅となり、明後日(8月21日)から25日(木)まで旅行に行く予定です。したがって、今週末は更新が遅れます。

おそらく、木曜日はクタクタで帰宅し、金曜日は疲れが取れないまま仕事に行きます。なるべく早く更新しようと思ってますので、よろしくお願いします。
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2016年8月14日(日)2歳戦

2016/08/14 22:08
●2新6 5R 2歳新馬 芝1600 良
シャイニードライヴ (牡・美浦・尾形充弘)
父カジノドライヴ 母ブライティアナイル(アドマイヤベガ)
1:36:2(上3F34:4)
まずまずのスタートから押して押して進み、2F手前で先頭に出かけるが、ムーンロックに先手を奪われて2番手につける。しかし、3コーナーで先頭に立ち、4Fは49:1で通過する。4コーナーは半馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離しにかかるがなかなか離せず、残り400mは1馬身差の先頭で通過する。残り200mは1馬身半差、残り100mも1馬身半差の先頭だが、内から1番人気のフローレスマジックがグングンと伸びて2番手に上がり差を詰めてくる。そいて、最後に追いつかれて並んでゴールしたが、ハナ差猛追を凌ぎきっていた。
単勝91.5倍の12番人気からの勝利。道中2番手から3コーナーで先頭。4コーナーも先頭から直線1馬身半リードするが、ゴール前で2着馬が差してきて、最後はハナ差での辛勝だった。
上り3Fは11:8-10:7-11:9と、ラストが落ちている。最後に迫られたのも、ラストがバテたためである。
16番枠という外枠から、半ば強引に前に行った。長い直線も1馬身半差で逃げ、最後の最後に迫られた。あと数mあれば2着という競馬で、能力は2着馬の方が上だろう。ただ、2着馬フローレスマジックは、エリザベス女王杯GTを勝ったラキシス(牝2010年産・期待度65・年末推奨馬)の全妹という血統で、話題の良血馬だ。馬群を抜けるのに手間取り、最後は脚を余しての2着なので、ある意味ラッキーな勝利である。ただ、相手が別格ならば、逆に評価を落とす必要もないだろう。勝ち時計1:36:2-34:4はデビュー戦としては合格点だが、まだまだ時計を詰めなければ上のクラスでは通用しない。今後どこまで良くなるかだが、2勝目までは時間がかかるかもしれない。
父カジノドライヴは昨年の新種牡馬で、2世代目の産駒はこれが初勝利だ。初年度産駒はダートでの勝ち馬が目立つが、コウエイテンマ(牡2013年産・期待度50)がフェニックス賞を勝つなど、芝での活躍馬も出ている。ただ、ダート色の強い種牡馬なので、将来的にはダートで走っているかもしれない。
母は地方で15戦5勝。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は地方2勝。第3仔は地方5勝。第4仔ブライティアベガ(牝3歳)は現役で未勝利だ。
期待度40

●1札6 5R 2歳新馬 芝1800 良
コリエドール (牡・美浦・堀宣行)
父クロフネ 母レクレドール(サンデーサイレンス)
1:52:8(上3F34:9)
まずまずのスタートから1コーナーは5番手でまわる。向正面に入っても5番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:7のペース。このあたりから仕掛けて4番手に上がり、4コーナーは半馬身差の外2番手でまわる。直線に入ると外から来たサトノアレスにかわされ、残り200mは先頭から半馬身差の3番手で通過する。残り150m過ぎで2番手に上がると、サトノアレスとの叩き合いとなり、残り100mで差し返して僅差の先頭で通過する。この争いはゴールまで続くが、僅かずつ差をつけて、最後はクビ差でゴールした。
単勝1.9倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーは2番手。直線一旦2着馬にかわされるが盛り返して、クビ差で競り合いを制した。
レースの上り3Fは12:2-11:5-11:4と、加速した。スローペースだったが、直線は11秒台の中盤でまとめた。
残り4Fから仕掛けるとしっかりと反応して差を詰めて、4コーナーは余裕もあった。直線に入るとサトノアレスに僅かながら抜かれるが、それを差し返す勝負根性も見せた。1:52:8-34:9は平凡だが、レース振りはなかなかで、能力は高いだろう。特にラスト1Fは11:4でまとめ、ラップはここが一番速かった。ひと叩きされて次走は時計も詰められそうで、札幌2歳SGVに出てきても上位争い可能だろう。
母は27戦4勝。ローズSGU・クイーンSGVを勝ち、札幌記念GU2着・阪神牝馬SGU3着・福島牝馬SGV3着・クイーンSGV3着など重賞で活躍した。兄(本馬の伯父)が種牡馬ステイゴールドという良血で、甥(本馬の従兄弟)ドリームパスポート・ラウンドワールド、姪(本馬の従姉弟)ショウナンパンドラ(牝5歳・現役・期待度60)、妹(本馬の叔母)のメルヴェイユドールなど、近親には重賞での活躍馬も多い。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、第2仔が3勝。第3仔は5勝。第5仔ベルーフ(牡4歳・期待度85・年末推奨馬)は現役で3勝。京成杯GVを勝ち、小倉記念GV2着2回など重賞で活躍中で、皐月賞(12着)にも出走した。第6仔ルフォール(牝3歳・期待度55)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60
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2016年8月13日(土)2歳戦

2016/08/13 18:03
●2新5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ジェードグリーン (牡・美浦・栗田徹)
父カンパニー 母ドレスデングリーン(アグネスタキオン)
1:48:0(上3F33:8)
まずまずのスタートから外9番手につけるが、3コーナーは8番手でまわる。先頭の1000m通過が1:01:1のペース。このあたりは7番手で通過し、4コーナーは先頭から5馬身差の7番手でまわる。直線に入ると外目から追い上げて、残り400mは6番手で通過する。内から逃げたマイネルユニブランが伸びて後続を離すが、残り300mあたりで2番手に上がると、これを追いかける。残り200mは内外離れて、2馬身差ほどの2番手で通過する。残り100mは2頭が後続を離し、1馬身弱の差で通過する。この後、マイネルユニブランが内で粘るが、ゴール前20m程でかわし、クビ差でゴールした。
単勝2.5倍の1番人気に応えた。道中7〜9番手から4コーナーは7番手。直線外目から伸びてゴール前で逃げ馬をかわし、クビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:9-10:6-12:0と、ラストが落ちて12秒となった。しかし、その前は10:6と速かった。
最後は逃げ馬と内外離れての争いとなり、勢いで勝る本馬に軍配が上がった。3着には3馬身半、3〜4着は2馬身半と離れたので、2着馬とともに能力は抜けていたのだろう。勝ち時計1:48:0はまずまずだが、ラスト100mで逃げ馬に粘られたのが残念である。スパッとかわして1馬身近くリードできれば、時計も1分47秒台となり、上のクラスでも勝ち負けできただろう。ただ、勝ち負けにはならなくても、上位争いは可能だと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は福島の芝2000m戦(勝ち馬:キングズラッシュ)で、クビ差の2着だった。出遅れて後方からの競馬となり、最後に追い込んできた。
母は2戦1勝。芝2000mで勝ったが重賞には出走していない。母(本馬の祖母)グリーンポーラ(Green Pola)は、カルヴァドス賞仏GVを勝っている。姉(本馬の伯母)ケープリズバーンは、TCK女王盃大井GVを勝った。甥(本馬の従兄弟)サナシオン(牡7歳・現役)は東京ハイジャンプJGU・阪神スプリングJJGUを勝ち、中山グランドジャンプJGT2着・中山大障害JGT3着など障害の重賞で活躍中だ。同じく甥(本馬の従兄弟)ガイヤースヴェルトは、毎日杯GV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔が地方で3勝している。
期待度55

●2新5 5R 2歳新馬 芝1800 良
ニシノアモーレ (牝・美浦・上原博之)
父コンデュイット 母ニシノマナムスメ(アグネスタキオン)
1:49:6(上3F33:9)
好スタートから抑えて、後方から3頭目の12番手につける。先頭の1000m通過が1:02:4のペース。このあたりは11番手で通過するが、4コーナーは馬群のすぐ後ろ、13番手でまわる。直線に入ると外から3頭目の位置に出して伸び、残り400mは6番手で通過する。そして、残り300mで先頭に立つと後続を引き離す。残り200mは2馬身差、残り100mは3馬身差とし、最後は2着争いを制したオメガジェルベーラに4馬身差でゴールした。
単勝34.9倍の9番人気からの勝利。道中11〜12番手から4コーナーは13番手。直線外から3頭目の位置を伸びて残り300mで先頭。後続を引き離して4馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:0-11:6と、単走になったラストも11:6であり、最後までしっかりと走ることが出来た。
道中は後方に抑えて、直線良く伸びた。残り300mで先頭に立つと、後続を引き離す圧勝。時計もデビュー戦から1分50秒を切ったので十分だろう。420kgの牝馬で仕上がりも早かったのか、またはパンパンの良馬場も良かったのだろうか。4馬身差の圧勝なので当然次も期待だが、ある程度仕上がっていたので、上積みがどこまであるかが鍵となるだろう。
コンデュイット産駒は4年目となるが、今ひとつパッとしない。そして、昨年の種付けを最後に、アイルランドに帰ったようだ。残された産駒がどんな活躍を見せるか。特に繁殖牝馬の父として違った活躍はあるかもしれない。そういう意味では、本馬の将来の役割は大きいと思う。
今年流行の『アモーレ』だが、長友選手の発言で話題となったのは3月下旬である。その頃にはすでに名前が付いていただろうから、流行り物のネーミングではないようだ。
母は22戦4勝。読売マイラーズCGU2着・愛知杯GV2着など重賞で好走している。ヴィクトリアマイルGT(5着)では2番人気に支持されるなど、マイル戦線で活躍した馬である。母(本馬の祖母)ニシノフラワーは桜花賞GT・スプリンターズSGT・阪神3歳牝馬SGT・デイリー杯3歳SGU・マイラーズCGU・札幌3歳SGVを勝ち、エリザベス女王杯GT3着・スプリンターズSGT3着・スワンSGU3着の実力馬だ。姪(本馬の従姉妹)ニシノミチシルベ(牝2011年産・期待度35)は、アルテミスS3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔セイウンジャイロ(牡5歳)は地方3勝で、JRA所属の現役だ。第3仔ニシノリンド(牝3歳)は現役で未勝利である。
期待度55

●2小5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
アダムバローズ (牡・栗東・角田晃一)
父ハーツクライ 母チャチャリーノ(Unbridled's Song)
1:49:2(上3F36:1)
好スタートから1コーナーは外5番手でまわる。向正面に入っても5番手を進む。先頭の1000m通過が1:00:5のペース。3コーナーで4番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の外3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、先頭のソーグリッタリングを追いかける。残り200mは半馬身差だが、残り150mあたりでかわして先頭に立つ。ソーグリッタリングも粘るが、残り50mから振り切って、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.8倍の1番人気に応えた。道中4〜5番手から4コーナーは3番手。直線残り150mあたりで先頭に立って1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:9-12:5と、遅い。特にラストは12:5とかかり、最後はバテてしまったようだが、後続も伸びてきていない。
5F60:5と、やや速い流れとなり、ラストは皆苦しくなった。したがって、ゴール前は2着馬が脱落したので一気に1馬身以上離したというところだろう。その速い流れの中でも、前の方から行き最後までしっかり走る事が出来た。ただ、3着以内の経験馬が本馬とスーサンゴー(9着)の2頭という低調なメンバー構成での勝利なので、2勝目までは時間がかかるレベルかもしれない。
現2歳のハーツクライ産駒は、ここまで勝ちがなかったが、ここでようやく1勝した。また、下記札幌の新馬戦も勝ったので、本日2勝である。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝1400m戦(勝ち馬:キャスパリーグ)で、1馬身1/4差の2着だった。
母は3戦0勝。母(本馬の祖母)パーレイ(Parlay)はディスタフH米GUを勝ち、ヴェイグランシーH米GV3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、第2仔は地方5勝。第3仔は1勝。第4仔も1勝している。
期待度45

●2小5 9R フェニックス賞(オープン) 芝1200 良
クインズサリナ (牝・栗東・西村真幸)
父ダノンシャンティ 母ケイアイギャラリー(ウォーニング)
1:09:4(上3F36:4)
好スタートからハナに立ちかけるが、1F過ぎでハナを譲り2番手につける。道中は半馬身〜1馬身差で追走し、4コーナーは1馬身差の2番手でまわる。直線に入ると逃げたカシノマストを追いかけて、残り200m過ぎでかわして先頭に立つ。カシノマストも粘り残り100mはクビ程の差だが、ここから差を開いて最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り200m過ぎで先頭に立ち、1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:9-13:2と、ラストはガタっと落ちた。44:3-56:2で飛ばしたので、最後は仕方がないだろう。
道中は、本馬と2着馬が3番手以下を大きく引き離していたが、ゴール前は一気に詰められた。ゴール前の失速は酷かったが、逆にこのペースで失速しないなら古馬オープン級である。豊富なスピードと根性で、短距離路線での活躍が見込まれる。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝1200m戦。道中3〜4番手から4コーナーは3番手。直線残り150m手前で先頭に立ち、追い上げてきた2着馬に2馬身差での快勝だった。
オーバーペースで、ラストは失速でも、後続を封じ込めた。これで9月4日(日)小倉2歳SGVに王手である。そこで3連勝したとして、マイルまで距離を延ばすのか。本ブログでは、そこが重要である。
期待度50(up)

●1札5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
エトルディーニュ (牡・美浦・小桧山悟)
父エイシンサンディ 母リスペクトスコール(オペラハウス)
1:50:5(上3F35:6)
好スタートから1コーナーは3番手でまわる。ここで掛かり気味に上がり、2コーナーは2番手でまわる。向正面に入ると折り合い、1馬身差の2番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:4のペース。このあたりは半馬身差だが、ここから少しずつ詰めて、4コーナーで逃げ馬をかわし先頭に立つ。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは1馬身半差とする。マイネルパンドーロが追いかけてくるが、残り100mは2馬身近い差とし、最後までこの差を保って1馬身3/4差でゴールした。
単勝14.4倍の6番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーで先頭。直線で徐々に引き離して、最後は1馬身3/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:8-11:6-12:3と、ラストが落ちた。ただ、2番手以下を2馬身近く離してのものなので、問題はないだろう。
1コーナーから2コーナーで掛ったが、△原田和真騎手がしっかりと落ち着かせた。4コーナーで楽に先頭に立ち、直線は引き離した。掛った以外は危なげのない勝ち方で、能力は一枚上だろう。下記コスモス賞ならば4着になる時計なのだが、勝ち馬とは1秒以上差があるので、2勝目までは時間がかかるかもしれない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は札幌の芝1800m戦(勝ち馬:ソウルスターリング)で、0:8差の3着だった。
母は9戦0勝。母(本馬の祖母)プリンセストウジンは、 ラジオたんぱ賞GV3着。弟(本馬の叔父)シアトルバローズは、ガーネットSGV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔は1勝。第2仔は地方で2勝している。
期待度45

●1札5 5R 2歳新馬・牝 芝1500 良
ヴィーナスフローラ (牝・栗東・須貝尚介)
父ハーツクライ 母サパス(Kingmambo)
1:31:1(上3F35:7)
まずまずのスタートから6番手につけるが、3F過ぎで4番手に上がる。3コーナーで3番手に上がり、4コーナーは先頭から1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて、残り200mは半馬身差の2番手で通過する。この後、残り170mあたりで一気に先頭に立ち、残り100mは2馬身近く引き離す。外からラユロットが伸びて来て2番手に上がり差を詰めて来るが、これを1馬身1/4差抑えてゴールした。
単勝2.7倍の1番人気からの勝利。道中6番手から徐々に上がり4コーナーは3番手。直線残り200m過ぎてから一気に先頭に立ち、迫る2着馬を1馬身1/4差抑えての快勝だった。
レースの上り3Fは12:3-11:7-12:0と、ラストは12:0ながら最後までしっかりと走った。
レース序盤は中団にいたが、徐々に上り、4コーナーで先頭を射程圏に入れた。そして前をとらえると後続を離し、差を詰めてくる2着馬を抑えての勝利。危なげのない完勝だった。栗東でしっかりと追われて、仕上がりは良好だったらしいが、その分上積みは薄いかもしれない。今回、着差以上の能力差がありそうなので、今後どこまで良くなれるかが勝負だろう。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り6戦1勝。母(本馬の祖母)Very TrueはレアトリートH米GVを勝ち、レイディーズH米GU3着など重賞で活躍した。兄(本馬の伯父)Alnitakは、パリ大賞仏GT3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、第4仔は地方2勝。第6仔も地方2勝。第7仔は地方で6勝している。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2376万円で取引された。
期待度50

●1札5 10R コスモス賞(オープン) 芝1800 良
サトノアリシア (牝・栗東・平田修)
父ハービンジャー 母ラルーチェ(クロフネ)
1:49:4(上3F35:0)
まずまずのスタートから1コーナーは外6番手でまわる。向正面に入っても6番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:9のペース。残り500mあたりから仕掛けて上がり、4コーナーは後方からマクって先頭に立ったマイネルザウバアの内でクビ差の2番手でまわる。直線に入るとマイネルザウバアとの2頭での争いとなり、残り200mは僅差の2番手で通過する。この2頭が3番手以下を大きく離して争い、残り100mでは僅かに前に出ているようにも見える。マイネルザウバアとの争いはゴールまで続き、最後はクビ差競り勝ってゴールした。
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中6番手から4コーナーは2番手。直線は2着馬との叩き合いとなり、クビ差競り勝った。
レースの上り3Fは12:0-11:5-11:9と、直線は11秒台を並べた。激しい叩き合いだったので、12秒台には落ちなかった。
3着以下には6馬身差をつけた。更に3〜4着は2馬身半差だったので、メンバー中ではこの2頭が抜けていた。ただし、出走10頭中JRA所属馬が4頭。そのうち未勝利馬が1頭なので、JRAで勝っている馬は3頭しかいないという低調なメンバーだった。その中で抜けた2頭なので、相当な割引も必要だろう。しかしながら、1:49:4-35:0という時計内容は優秀で、9月3日(土)札幌2歳SGVに出てくれば、有力馬の1頭になると思う。ただし、デビュー戦で4馬身差で負けたタガノアシュラとは、まだまだ差がある気がする。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は函館の芝1800m戦(勝ち馬:タガノアシュラ)で、4馬身差の2着だった。2戦目の前走も函館の芝1800m戦。道中4番手から4コーナーも4番手。直線内から伸びて残り100mで先頭に立ち、粘る2着馬を振り切って半馬身差での勝利だった。
タガノアシュラは札幌2歳SGVに出てくるようなので、本馬は牡馬には当てず、牝馬限定戦に向かうのが良いと思った。さて、陣営はどうするのだろう。
期待度60(up)
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武邦彦元調教師死去

2016/08/12 17:49
本日、武邦彦元調教師が亡くなった。

1973年11月。TVの前でハイセイコーを一生懸命応援していた小学生の私を、絶望のどん底に叩き落したのはタケホープとタケ騎手。
当時は関東と関西の交流が今ほどはなかった時代。関西には、福永という「天才」と、武という「名人」がいるのは十分知っていたが、関東に住む私にとっては遠い存在だった。
名人武邦彦騎手を身近に感じられるようになったのは、トウショウボーイに乗るようになってからである。キタノカチドキでスプリングS−皐月賞と連勝しても、遠い存在であることに変わりはなかった。
騎手としては長身で、お顔も騎乗姿も「名人」そのものだった。
武豊騎手のデビュー当時を、私は(私だけではないが)『タケの息子』と表現していたが、いつの間にか武邦彦調教師のことを(私だけではないが)『タケのトーチャン』というようになっていた。息子が自分を超えて、父としては嬉しかったことだろう。武豊騎手のお顔も、お父さんそっくりになってきた。

そういえば、私の友人で武邦彦騎手を『クニタケヒコ』と言ったやつがいたなぁと思い出した。
マスコミは『ターフの魔術師』と表現しているが、当時、そう表現されていたか記憶に無い。私の記憶では圧倒的に『名人』である。

ご冥福をお祈りいたします。
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2016年8月7日(日)2歳戦

2016/08/07 16:50
●2新4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ランガディア (牡・美浦・木村哲也)
父キングカメハメハ 母マリーシャンタル(サンデーサイレンス)
1:50:0(上3F34:2)
好スタートから内3番手につけるが、3Fあたりで4番手となる。先頭の1000m通過が1:02:6のペース。4コーナーは先頭から2馬身差の内4番手でまわる。直線に入ると馬群の中で外へと進路を変えて、残り400mで再び内へと入って3番手に上がる。この後、前2頭の間を突いて抜け出そうとするが、残り250mあたりで前2頭の間が狭くなり減速して、残り200mは4番手で通過する。この後持ち直して伸びるが、外から伸びたホウオウパフュームが内へと切れ込んだため再び前が狭くなる。残り100mは1馬身弱の差の3番手で通過するが、ここから前2頭の間を突いて一気の伸び、残り50m過ぎで先頭。最後に内ラチ沿いから伸びたアルーフクライに3/4馬身差でゴールした。
単勝2.9倍の1番人気に応えた。道中3〜4番手から4コーナーは4番手。直線残り250mで前が狭くなる不利があったが、それでも狭い所を一気に伸びて、3/4馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:1-10:7-11:7と、ラストは落ちた。直線に入った後も12:1と速くは無く、残り2F勝負の競馬だった。
直線では抜け出る場所を探して苦労した。残り250mでの不利は本来致命傷になるところ、上手く立て直し、再び狭くなっても怯まずに鋭い脚を繰り出した。間違いなく着差以上の能力差があり、直線スムーズならばもっと楽に勝っていただろう。デビュー戦で勝負根性と切れる脚を披露し、ひと叩きされて更に良くなれば上のクラスでも勝ち負けは可能だと思う。
母は25戦4勝。ダート1600m3勝、ダート1800mで勝っているが重賞には出走していない。母(本馬の祖母)がオークス馬ダイナカールであり、姉(本馬の伯母)が名牝エアグルーヴという良血馬だ。したがって近親には、アドマイヤグルーヴ・フォゲッタブル・種牡馬ルーラーシップ・グルヴェイグ・エガオヲミセテ・種牡馬オレハマッテルゼ・フラアンジェリコなど、重賞勝ち馬が目白押しだ。繁殖に上がり本馬が第9仔だが、初仔は3勝。第2仔は2勝。第3仔は2勝。第4仔は4勝。第6仔ファントムライト(牡7歳)は現役で5勝。中日新聞杯GV2着・新潟記念GV3着・福島記念GV3着など重賞で活躍中だ。第7仔プリンスダム(牡5歳・期待度55)は現役で3勝。第8仔シャンタルエット(牝4歳)は現役で1勝と活躍中だ。産駒9頭中、デビューした8頭がすべて勝ち上がり、今回で産駒21勝目という大変優秀な繁殖牝馬である。
期待度60

●2小4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ミラアイトーン (牡・栗東・池江泰寿)
父Lonhro 母タイタンクイーン(Tiznow)
1:50:4(上3F36:0)
好スタートから、行こうとする外の馬を制して先頭に立ち、1コーナーは1馬身差の先頭でまわる。向正面に入ると半馬身差で逃げて、1000mを1:02:0で通過する。この後も半馬身差で逃げるが、4コーナーはシシオウが外から並びかけてきて、ほとんど差のない先頭でまわる。直線に入るとシシオウとの争いとなり、残り200mは頭差程の先頭で通過する。残り100mも頭差だが、ここから徐々に差をつけて、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。好スタートから先手を奪い半馬身差での逃げ。4コーナーで2着馬に並ばれて直線競り合うが、残り100mから差をつけて、半馬身差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは12:0-11:5-12:5と、ラストが落ちた。競り合って振り切ってのものなので、もう少し速くても良いと思う。
そこそこのペースで逃げて、2着馬に併せられるが、直線で勝負根性を見せて見事に逃げ切った。なかなかしぶといレースをしたが、時計が平凡である。今日の小倉は高速馬場ではないものの、遅い馬場でもない。ラストがやや掛かりすぎた気がする。今後どこまで変われるかが鍵だろう。
父Lonhroはオーストラリア産の種牡馬である。Sir Gaylord系種牡馬であり、オセアニアで続いてきた父系の出である。豪GT10勝という圧倒的な成績で種牡馬になり、2010〜2011年シーズンの豪リーディングサイアーになっている。Sir Gaylordの孫Sir Tristram(1971年産)が種牡馬としてニュージーランドに渡り、オセアニアで大成功をした。Sir Tristramからの父系はオセアニアで受け継がれ、LonhroはSir Tristramの曾孫である。Lonhro産駒は、現在までJRAに6頭登録され、本馬のほかマリーナベイ・エイシンビジョンがそれぞれ1勝している。
母はアメリカ産馬。アメリカで走り7戦0勝。弟(本馬の叔父)Big Band SoundはプレイザキングS米GUを勝ち、キングエドワードS米GU2着・コノートC米GU2着・ヴィジャルS米GV2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬は日本での初仔だが、アメリカで3頭の仔を生んでいる。初仔Renee's Titan(牝2010年産)は米2勝で、サンタイネスS米GUを勝っている。第2仔Fashion Alert(牝2012年産)は米2勝で、スカイラヴィルS米GVを勝ちオールドハットS米GV3着など重賞で活躍している。第3仔ストロングタイタン(牡3歳・期待度55)は輸入されて日本で走り、現役で2勝と活躍中だ。自身は未勝利でも、産駒4頭中2頭が米国重賞を勝ち、2頭が日本の新馬戦を勝つという優秀な繁殖牝馬である。
ちなみに兄ストロングタイタンは、本日小倉9R足立山特別(芝1800m)で2勝目を挙げた。同厩舎の兄弟が、同日に同競馬場同距離のレースを勝った。兄1:48:1-36:0、弟1:50:4-36:0である。更に、ストロングタイタンの新馬勝ちは昨年8月30日の同コースで、時計は1:50:5-35:4だった。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて6912万円で取引された。
期待度50

●1札4 5R 2歳新馬 芝1800 良
インヴィクタ (牡・栗東・友道康夫)
父ハービンジャー 母ラスティングソング(フジキセキ)
1:53:6(上3F35:1)
出遅れて1馬身以上の不利。後方からの競馬となり1コーナーは後方から3頭目の8番手でまわる。向正面に入ると外6番手を進むが、5F手前で7番手に下がる。先頭の1000m通過が1:04:4のペース。残り600mからスパートし、外から差を詰めて、4コーナーで僅かながら先頭に立つ。直線に入ると本馬の内にいたロードコランダムとの争いとなり、残り200mは僅差の先頭で通過する。残り100mはほとんど並んで通過し、この後も並んでの叩き合いとなる。そして、ゴール前で僅かに前に出て、最後はクビ差でゴールした。
単勝2.0倍の1番人気に応えた。出遅れて道中は6〜7番手。4コーナーで先頭に立つが、直線は粘る2着馬との争いとなり、クビ差競り勝っての勝利だった。
レースの上り3Fは12:7-11:3-11:9と、ラストが落ちた。ただ、11秒台なので最後までしっかり走れたと見るべきだろう。
残り600mから手応え良く上がり、直線突き抜けるかに思えたが、最後は競り合いとなった。スタートで後手を踏まなければもう少し楽に勝てたのだろうが、それでも1:53:6-35:1は平凡だと思う。ラストを11:7程度でまとめて1馬身以上差をつけていれば良かったのだろうが、おそらく2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
母はJRA11戦0勝・地方6戦1勝。弟(本馬の叔父)フレールジャックはラジオNIKKEI賞GVを勝ち、神戸新聞杯GU3着など重賞で活躍した。同じく弟(本馬の叔父)マーティンボロ(牡7歳・現役)は中日新聞杯GV・新潟記念GVを勝ち、小倉記念GV2着など重賞で活躍中だ。姪(本馬の従姉妹)ヴィルシーナ(牝2009年産・期待度85・年末推奨馬)はヴィクトリアマイルGT2勝・クイーンCGVを勝ち、GT2着4回3着1回・GU2着1回などの実力馬だ。甥(本馬の従兄妹)シュヴァルグラン(牡4歳・現役・期待度55)は阪神大賞典GUを勝ち、日経新春杯GU2着・天皇賞春GT3着・京都2歳SGV3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、第2仔クィーンズベスト(牝3歳・期待度50)は現役で2勝と活躍中だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3132万円で取引された。
期待度45
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2016年8月6日(土)2歳戦

2016/08/06 18:53
●2新3 1R 2歳未勝利 芝1800 良
レジェンドセラー (牡・美浦・木村哲也)
父ルーラーシップ 母トップセラー(スペシャルウィーク)
1:47:8(上3F33:5)
まずまずのスタートから外8番手につける。3コーナー手前からペースが落ちたため、外から5番手に上がる。先頭の1000m通過が1:01:1のペース。4コーナーは先頭から3馬身差の外5番手でまわる。直線に入ってもしばらく5番手にいるが、残り400mあたりで4番手に上がる。この後2番手に上がり、先頭のウインハイラントを追いかける。残り200mでかわして先頭に立ち
、残り100mは1馬身差の先頭で通過する。外からマテラフィールドが2番手に上がり、ジリジリと差を詰めるが、これを3/4馬身差抑えてゴールした。
単勝1.3倍の1番人気に応えた。道中5〜8番手から4コーナーは5番手。直線残り200mで先頭に立ち、追ってくる2着馬を3/4馬身差抑えての快勝だった。
レースの上り3Fは11:6-10:8-11:6と、速い上りだった。特に10:8のところで追い上げて先頭に立っているので、本馬は10:5前後で走っただろう。
デビュー戦はスタートダッシュが悪く、それでも最後に半馬身差まで詰めてきた。負けても強い内容で、今回は単勝1.3倍と人気を集めた。今回は中団で我慢をして、直線伸びて快勝。ラストに迫られているが、抜かれる雰囲気は無かった。圧倒的な人気を背負っても危なげの無い勝ち方をして、時計も1分47秒台ならば上々だろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は東京の芝1800m戦(勝ち馬:イブキ)で、1/2馬身差の2着だった。
父ルーラーシップ(2007年産・期待度105・年末推奨馬)は新種牡馬で、これが産駒4勝目(4頭)だ。未勝利勝ちはこれが初めてである。
母は16戦3勝。芝2000m2勝、芝1600mで勝っている。重賞は愛知杯GV(13着)に出走した。母(本馬の祖母)プロモーションはクイーンSGVを勝ち、クイーンCGV2着など重賞で活躍した。弟(本馬の叔父)アドマイヤメインは種牡馬である。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔ストーリーセラー(牡5歳)は現役で1勝。第4仔プライムセラー(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●2新3 5R 2歳新馬 芝1600 良
サンライズソア (牡・栗東・河内洋)
父シンボリクリスエス 母アメーリア(スペシャルウィーク)
1:35:9(上3F33:4)
好スタートからハナに立つ。向正面は半馬身差で逃げるが、3コーナーでレッドローゼスに抜かれて2番手に下がる。先頭の4F通過が50:1のペース。4コーナーは1馬身差の内2番手でまわる。直線に入ると内からジリジリと差を詰めて、残り400m過ぎでレッドローゼスをかわして先頭に立つ。レッドローゼスも粘り2頭の叩き合いとなり、残り200mはほぼ並んで通過する。残り100mで半馬身差振り切ると、レッドローゼスは後退。外からアウトライアーズが伸びてゴール前で2番手に上がるが、これに3/4馬身差でゴールした。
単勝5.7倍の3番人気からの勝利。好スタートから逃げるが3コーナーで2番手に下がる。4コーナー2番手から残り400m過ぎで先頭に立ち、最後は3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:3-10:4-11:7と、速い上りとなった。ラストが11:7と落ちているが、10:4の後である。
スローペースの上りの競馬。直線が長いので、デビュー戦でも33:4という速い上りで走った。このペースで1分35秒台ならば上々だろう。スタート後に先手を奪うが内から絡まれて、3コーナーで外から抜かれた。直線では3着馬との争いになるなど、道中は消耗する場面も多かったが、それでも最後までしっかりと走ることが出来た。重賞では力不足だろうが、これから良くなれば、秋の500万ならば上位争いは可能だと思う。
母はJRA3戦0勝・地方5戦2勝。母(本馬の祖母)ビハインドザマスクは、スワンSGU・セントウルSGV・京都牝馬SGVを勝っている。弟(本馬の叔父)マスクトヒーローは、マーチSGV3着など重賞で好走した。弟(本馬の叔父)オメガヴェンデッタ(騸5歳・現役)は、阪急杯GV2着・京王杯スプリングCGU3着・スワンSGU3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔は地方13勝。第3仔ルドルフィーナ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50

●2新3 8R ダリア賞(オープン) 芝1400 良
リンクスゼロ (牡・栗東・森秀行)
父アドマイヤマックス 母チャメ(ホワイトマズル)
1:23:4(上3F34:4)
好スタートからハナに立つ。道中は半馬身〜1馬身差で逃げて、4コーナーは1馬身弱の差の先頭でまわる。直線に入ると2番手マイネルバールマンを引き離し、残り200mは2馬身近くリードする。残り100mも2馬身弱の差だが、ここからジリジリと詰められて、1馬身1/4差でゴールした。
単勝4.7倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は半馬身〜1馬身差で逃げて、4コーナーも1馬身弱の差の先頭。直線も逃げ脚は衰えず、1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:9-11:0-11:5と、直線は速い。ややスローペースで逃げたものの、ラストは11:5ならば十分だろう。
楽に逃げて、直線は2馬身近く引き離した。後続は誰も追いつくことが出来ず、悠々と逃げ切った。メンバー中では能力上位なのだろうが、他馬も走らなすぎた。7頭立てで未勝利馬が3頭、1勝馬4頭と言うメンバーで、本馬以外の1勝馬が能力分走ったのかどうか疑問の残るレースだった。勝ち時計1:23:4も、今日の馬場ならば平凡だと思う。いずれにしても低レベルなオープン戦であり、次走以降は苦戦しそうである。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝1200m戦(勝ち馬:クインズサリナ)で、2馬身差の2着。2戦目は阪神の芝1600m戦(勝ち馬:シゲルボブキャット)で、0:3差の3着。3戦目の前走は中京の芝1600m戦で、2着に1馬身1/4差で勝った。
母はJRA6戦0勝・地方27戦2勝。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔マウントウェーブ(牡3歳)は現役で未勝利だ。
期待度40
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2016年7月31日(日)2歳戦

2016/07/31 18:46
●2新2 5R 2歳新馬 芝1600 良
グリトニル (牡・栗東・浅見秀一)
父ナカヤマフェスタ 母ファーストサイト(メジロライアン)
1:36:9(上3F33:4)
出遅れて1馬身程度の不利。後方からの競馬となり、後方から3頭目の15番手につける。先頭の4F通過が49:9のペース。4コーナーは馬群のすぐ後ろ、14番手でまわる。直線に入るとやや外へと進路を変えて、抜け出す位置を探す。残り400mは13番手あたりだが、ここから大外をジリジリと伸びて、残り200mは先頭から2馬身差の7番手で通過する。ここからグングンと伸びて、残り80mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、最後はシゲルボスザルに1馬身1/4差をつけてゴールした。
単勝46.7倍の11番人気からの勝利。出遅れて道中15番手。4コーナー14番手から直線は外から伸びて残り80mあたりで先頭。1馬身1/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:9-10:7-11:7と、速い上りの中を差してきた。10:7のところで差を詰めたので、ここは10秒台前半で走ったと思われる。
スタートで後手を踏み、後方待機となったが、ペースがスローとなり不利な条件が重なった。それでも馬群がバラけた外を伸びて差し切った。新馬戦で上り33秒台前半は立派であり、もう少し距離があれば、まだまだ離す勢いでゴールした。デビュー前はソエで一旦立て直したようで、それも人気薄になった原因だろう。スタートなどまだ課題は多いものの、克服すれば上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
母は22戦3勝。ダート1800m2勝とダート1700mで勝っているが、重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、第4仔は4勝。第5仔は地方で4勝している。
期待度50

●2新2 6R 2歳新馬・牝 芝1400 良
クイントゥープル (牝・美浦・大和田成)
父アイルハヴアナザー 母マイネクイーン(アグネスタキオン)
1:23:8(上3F36:3)
好スタートから無理に前には行かず8番手につける。速いペースとなり縦長の展開となる中、中団の前、8番手でレースを進める。4コーナーも縦長のままで、外目8番手でまわる。直線に入ると外目をジリジリと伸びて、残り200mは先頭から2馬身半差の5番手で通過する。ここから一気に伸びて、残り150m過ぎで先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身弱の差とするが、外の3頭が伸びてきて差を詰めてくる。その中からチャーミングヤッコがやや抜けて2番手に上がるが、これに3/4馬身差でゴールした。
単勝8.7倍の3番人気からの勝利。道中8番手から4コーナーも8番手。直線伸びて、残り150m過ぎで先頭に立ち引き離すが、後方から伸びた2着馬に詰められて、3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:7-12:5-12:3と、加速した。加速はしたが12秒台と遅い。前が34:0-46:3と飛ばしたため遅い上りとなった。
残り200mからの伸び脚は見事だったが、どちらかといえば前が力尽きたので鋭く伸びたように見えたのだろう。後方待機の馬に有利な展開で、更に後方にいた馬に最後は詰められている。ハイペースでも勝ち時計は1:23:8と平凡であり、今後相当良くならないと2勝目までは時間がかかりそうだ。
父アイルハヴアナザーは新種牡馬である。フォーティナイナー系Flower Alley産駒で、ケンタッキーダービー米GT・プリークネスS米GTを勝った米国の2冠馬だ。また、サンタアニタダービー米GTも勝ったので、GTは3勝している。引退後、すぐに輸入されたので、まだ7歳と若い外国産種牡馬だ。ちなみに、ビッグレッドファームが購入し輸入した。仕上がり早なのか、すでにデビューした産駒は29頭と多く、これが3勝目(3頭)である。
母は23戦2勝。芝1600m、芝1800mで勝っているが重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度35

●1札2 5R 2歳新馬 芝1800 良
ソウルスターリング (牝・美浦・藤沢和雄)
父Frankel 母スタセリタ(Monsun)
1:51:4(上3F34:2)
頭を上げて煽り気味のスタートだが、すぐに流れに乗り1コーナーは馬群の中4番手でまわる。向正面に入ると5番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:5のペース。このあたりは6番手で通過するが、残り600mから仕掛けて差を詰めて、4コーナーは1馬身半差の外目4番手でまわる。直線に入ると差を詰めて、残り200mは1馬身弱の差の3番手で通過する。この後2番手に上がり、先頭のアドマイヤマンバイと後続を引き離しての争いとなる。残り100mは半馬身差の2番手だが、徐々に差を詰めて残り20mあたりで先頭に立ち、最後はクビ差でゴールした。
単勝1.7倍の1番人気に応えた。道中5番手から4コーナーは4番手。直線伸びて残り200m過ぎから2着馬との争いとなり、残り20mあたりでかわりクビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:7-11:5-11:7と、11秒台の上りとなった。芝1800mの新馬戦でスローペースとなリ、上りの速い競馬となった。
話題の良血馬のデビュー戦で、追い切りもオープン馬(チェッキーノ)に先着したので、単勝は1倍台となった。着差はクビ差だが、3着以下には5馬身離しているので、2着馬が強かったのだろう。このひと叩きで更に良くなりそうで、上のクラスでも上位争い可能だろう。良化次第では札幌2歳SGVに出ても有力馬の1頭になると思う。
父Frankel(フランケル)は、14戦14勝(GT10勝)という近年の欧州の怪物であり、現2歳が初年度産駒である。種付け数は意図的に抑えられているようで、初年度は133頭に種付けされた。英国では、7月23日に行われたプリンセスマーガレットS英GVで、フランケル産駒フェアイーヴァ(Fair Eva)が快勝。早くも産駒重賞初制覇となった。Sadler's Wells系Galileo産駒であり、日本の馬場の適性がどうなのか気になるところだが、とりあえず洋芝の札幌競馬場で結果を出した。現在まで、本馬を含めて3頭登録されているが、外国産馬ライズイーグル(牡2歳)はデビュー戦5着に負けている。もう1頭のミスエルテ(牝2歳)は、デビューに向けて調整中だ。
母はフランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・イギリス・アメリカ・香港で走り、仏12戦8勝・英1戦0勝・米4戦2勝・香1戦0勝の通算18戦10勝。仏オークス仏GT・ヴェルメイユ賞仏GT・サンタラリ賞仏GT・ビヴァリーデイS米GT・フラワーボールS米GT・ジャンロマネ賞仏GT・ラクープ賞仏GVを勝ち、英ナッソーS英GT2着・オペラ賞仏GT2着・ユナイテドネイションズS米GT3着・ラクープ賞仏GV3着など、GTで活躍した名牝だ。母(本馬の祖母)Soigneeは、レゼルヴォワール賞仏GV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬は日本での初仔である。
期待度60
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2016年7月30日(土)2歳戦

2016/07/30 17:38
●1札1 5R 2歳新馬 芝1500 良
ミスパンテール (牝・栗東・昆貢)
父ダイワメジャー 母エールドクラージュ(シンボリクリスエス)
1:32:9(上3F34:1)
ゲートはいち早く出たが、バランスを崩したのかダッシュがつかず、最後方から2頭目の8番手からの競馬となる。すぐに押し上げて7番手に上がるが、2F過ぎで8番手に落ち着く。残り400mで仕掛けて、4コーナーは大外6番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り200mで3番手に上がり、2馬身前の先頭を追いかける。ここから一気に差を詰めて、残り100mあたりで先頭に立つ。そして引き離すが、馬群の真ん中から伸びたユアスイスイも伸びて追いかけてくる。しかし、これも最後は引き離し、1馬身1/2差でゴールした。
単勝6.5倍の3番人気からの勝利。道中7〜8番手から4コーナーは6番手。直線外から伸びて残り100mで先頭に立ち、追いかけてくる2着馬に1馬身半差をつけての快勝だった。
レースの上り3Fは11:8-11:5-11:4と、加速した。スローペースの競馬なので、ラストが速くなった。
1:32:9-34:1と勝ち時計は平凡だが、上りタイムは上々である。開幕週初日の良馬場だが、ダートは重馬場なので、芝も稍重に近い良馬場だった。その中で、ゴール前は流して上り34:1ならば立派であり、追ってきた2着馬を引き離しながらのゴールだった。スタートダッシュがお粗末だったが、スローペースの不利な流れになっても追い上げてきた。なかなかの勝ちっぷりであり、スタートがまともなら上のクラスでも好勝負可能だろう。
母は5戦1勝。芝1600mで勝っているが重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)が種牡馬ウインラディウスという血統で、オークス馬ウメノファイバーは従姉妹にあたる。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔コルボノワール(牝4歳・期待度55)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55
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2016年7月24日(日)2歳戦

2016/07/24 22:22
●2福8 2R 2歳未勝利 芝1800 良
フラワープレミア (牡・美浦・池上昌弘)
父アンライバルド 母トミケンソリッド(コマンダーインチーフ)
1:51:0(上3F36:2)
気持ち出遅れたが流れには乗り、1コーナーは10番手でまわる。向正面に入ると9番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:7のペース。このあたりで7番手に上がり、3コーナーで6番手tとなる。そして、4コーナーで外に出し5番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200mは1馬身差で通過する。この後4頭が横に広がっての先頭争いとなるが、残り100mはマイネルラプティスがやや抜けて、これにクビ差の3番手で通過する。この後、マイネルラプティスとの争いとなり、残り50mあたりで前に出たようにも見えたが、マイネルラプティスも粘り、最後はハナ差競り勝った。
単勝9.3倍の5番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーは5番手。直線外から追い上げて、最後は2着馬との争いとなりハナ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-12:1-12:6と、減速している。残り4Fから速くなり、11:6の速いラップがあって、この後減速した。
最後の競り合いは馬体が離れていたが、ハナ差でも抜かれる雰囲気は無かった。ただ、前は速くなったり遅くなったりノペースで、大分消耗したと思う。後方から来た本馬は展開に恵まれたと考えて良いだろう。2戦目で初勝利だが、2勝目までは時間がかかるかもしれない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は東京の芝1600m戦(勝ち馬:アンノートル)で、0:3差の3着だった。
母はJRA2戦0勝・地方61戦15勝。姪(本馬の従姉弟)フロンテアクイーン(牝3歳・現役)は、クイーンCGV2着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、初仔は地方2勝。第2仔チェストケゴールド(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて594万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて939.6万円で取引された。
期待度40

●2福8 5R 2歳新馬 芝2000 良
キングズラッシュ (牡・美浦・久保田貴士)
父ルーラーシップ 母リコリス(シンボリクリスエス)
2:03:3(上3F36:4)
最内1番枠からまずまずのスタートで、最初の直線で外に出し、1コーナーは最後方から2頭目の外12番手でまわる。向正面に入るとやや押し上げて10番手を進む。先頭の1000m通過が1:01:3のペース。この後再び12番手に下がるが、3コーナーから外を通り押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身差の大外4番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200mで先頭に立つ。残り100mは半馬身差の先頭で通過するが、大外からジェードグリーンが伸びてきて2番手に上がり迫ってくる。負けじと伸びるが差は縮まり、最後はクビ差粘り切ってゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。道中10〜12番手から4コーナーは4番手。直線外から伸びて残り200mで先頭に立つが、後方から伸びた2着馬に迫られて、クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:5-12:0-12:3と、12秒台が並んだ。ただ、2F目以外はすべて12秒台という息の抜けない流れだったので、12秒台も仕方がないだろう。
スタート後は意図的に外へ出した。後方から徐々に上がって行き、4コーナーでは一気に先団へ取り付いた。直線の伸びも上々で、最後に迫られたことも2着馬を褒めるべきだろう。時計は平凡だが、7Rの古馬未勝利の5着と同じタイムなので悪くはないと思う。上のクラスでも上位争い可能だろう。
父ルーラーシップ(2007年産・期待度105・年末推奨馬)は新種牡馬であり、これで産駒3勝目(3頭)だ。勝ち馬3頭とも素質のありそうな馬である。
母リコリス(2006年産・期待度60)は22戦4勝。芝2000m新馬戦を勝ち、500万下5着後、フローラSGUに出走したが10着でクラシック出走はならなかった。その後は、芝1800m・芝2000m・ダート1800mで勝つなど中距離で活躍した。特に、初ダートから4戦連続2着になるなど、ダートでも適性を示した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
期待度55

●3中京8 5R 2歳新馬 芝1600 良
クライムメジャー (牡・栗東・池江泰寿)
父ダイワメジャー 母クライウィズジョイ(トニービン)
1:35:6(上3F33:9)
好スタートから外5番手につけるが、3Fあたりで6番手に下がる。先頭の4F通過が48:9のペース。4コーナーは先頭から4馬身差の大外6番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り300mで3番手、残り200mで先頭に立つ。そして引き離すが、アドマイヤミヤビが伸びてきて2番手に上がり、残り100mは1馬身半差に迫る。この後更に詰められたように見えたが、ゴール前で引き離し、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.9倍の1番人気に応えた。道中5〜6番手から4コーナー6番手。直線外目から伸びて残り200mで先頭に立ち、最後に伸びてきた2着馬を1馬身1/4差振り切っての快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:4-11:6と、11:5前後でまとめた。この速い上りの中を追い上げて、ラストも11:6ならば上々だろう。
直線に入ってからスーっと先頭に迫って行った。先頭に立ってからは2着馬に迫られそうだったが、サッと引き離した。なかなか強い勝ち方で、時計も1:35:6-33:9ならば、新馬としては優秀だろう。今後はどこを使うかだが上位争いは可能で、メンバーによっては勝ち負けも出来ると思う。
旧メジロ牧場の敷地と繁殖牝馬を引き継いで開場したレイクヴィラファームの生産馬で、2歳馬は先週勝ったトリオンフ(牡2歳・期待度45)に続き2勝目である。
母は7戦未勝利。未勝利戦は2着が2回で、500万下も2回出走しているので、未勝利馬でも期待は大きかった馬なのだろう。繁殖に上がり本馬が第10仔だが、初仔は1勝。第2仔ヒカルオオゾラ(牡2004年産)は5勝で、エプソムCGV2着2回・関屋記念GV2着など重賞戦線で活躍した。第3仔メジロガストン(牡2005年産・期待度55)は2勝。第4仔は2勝。第5仔は地方1勝。第7仔サトノノブレス(牡6歳・期待度70)は現役で6勝。日経新春杯GU・小倉記念GV・中日新聞杯GV・鳴尾記念GVを勝ち、菊花賞GT2着・金鯱賞GU2着・神戸新聞杯GU3着・金鯱賞GU3着・日経新春杯GU3着など重賞で活躍中だ。第8仔は地方5勝。第9仔ウォーターラボ(牝4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度55

●2函6 5R 2歳新馬 芝1800 良
アドマイヤウイナー (牡・栗東・須貝尚介)
父ワークフォース 母ソングバード(ダンスインザダーク)
1:50:8(上3F36:7)
まずまずのスタートから1コーナーは内9番手でまわる。向正面に入ると内6番手から5番手に上がる。先頭の1000m通過が1:01:6のペース。ここから馬群の真ん中を進むが、400m手前で前が詰まったのか、岩田康誠騎手が抑えた場面があった。ここから再び内に入り押し上げて、4コーナーは先頭から3馬身差の内4番手でまわる。直線に入ると前にいる2頭よりも外に出し、残り200mは2馬身差の3番手で通過する。この後、先頭がバテて2番手にいたウインポプリが先頭に立つが、これを残り100m手前でかわして先頭に立つ。ウインポプリも粘るがこれを振り切って、1馬身差でゴールした。
単勝2.7倍の1番人気に応えた。道中5〜6番手から4コーナーは4番手。直線残り100m手前で先頭に立ち、粘る2着馬に1馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:3-12:6-12:1と、ラストで速くなった。上記福島の新馬戦同様、2F目以外はすべて12秒台のラップの競馬だった。
4コーナーでやや不利があったものの、あまり影響されず進路を変えて伸びた。ゴール前は1馬身ながら手綱を抑える余裕で、時計も1分50秒台ならデビュー戦としては十分だろう。ただ、上のクラスで即勝ち負けするほどのインパクトは無く、2勝目までは時間がかかるかもしれない。
母はJRA12戦0勝・地方3戦2勝。兄(本馬の伯父)ジョイフルハートは北海道スプリントC旭川GVを勝った。姉(本馬の伯母)ブルーメンブラットはマイルチャンピオンSGT・府中牝馬SGVを勝ち、阪神牝馬SGU2着・ヴィクトリアマイルGT3着・阪神CGU3着・フラワーCGV3着の実力馬だ。また、姪(本馬の従姉弟)ダイキチムスメは、小倉2歳SGV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔アグリッパーバイオ(牡5歳)は現役で2勝。第4仔イダフェイマ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて2592万円で取引された。
期待度50

●2函6 5R 函館2歳S(GV) 芝1200 良
レヴァンテライオン (牡・栗東・矢作芳人)
父Pioneerof the Nile 母Ghostly Darkness(Ghostzapper)
1:09:2(上3F35:5)レコード
絶好のスタートから内の各馬を先に行かせて外3番手につける。2F手前でやや掛かるがすぐに落ち着き、ガッチリと3番手をキープする。4コーナーで差を詰めて、先頭と頭差程度の外2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立ち、残り200mは1馬身差の先頭で通過する。残り100mは最内で伸びたタイムトリップに1馬身差だが、この後、真ん中からモンドキャンノが伸びて差を詰めてくる。しかし、これを1/2馬身差抑えてゴールした。
単勝7.2倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーは2番手。直線入口で先頭に立ち1馬身差離す。最後に2着馬が伸びてくるが半馬身差抑えての快勝だった。
レースの上り3Fは11:6-12:0-12:1と、減速した。45:1-57:1-69:2というハイペースだったので仕方がないだろう。
道中、一瞬だけ行きたがったがすぐに落ち着いた。その後はしっかりと折り合って、4コーナーは絶好の手応えで上がった。断然の1番人気モンドキャンノが追いかけてきたが、本馬も伸びてこれを抑え重賞制覇である。勝ちタイム1:09:2はレコードで、2013年クリスマスが新馬戦でマークしたレコードを0:1更新した。もちろん函館2歳Sでのレースレコードで、函館開催最終日のやや荒れた馬場でこれだけの時計で走るのは立派だと思う。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。父Pioneerof the NileはGT2勝馬だが、2年目産駒から37年ぶりとなる米三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)を出した注目の種牡馬だ。JRAでは現在まで3頭の産駒が登録され、1頭は未勝利。もう1頭は牡2歳未出走である。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は函館の芝1200m戦。道中3番手から4コーナーは4番手。直線残り150mで2番手に上がり先頭を追いかけて、ゴール前でかわしてクビ差での差し切り勝ちだった。
さて、前走時に『この先、短い距離を使うのか。ダートを使うのか。それともアメリカ競馬に挑戦か。ダービーに繋がるのかどうかは不明である』と書いたが、まずは暮れの朝日杯フューチュリティSGTを目指していただきたいと思った。函館2歳Sは、なかなかクラシックに繋がらないが、かつての勝ち馬を見てみると、桜花賞馬エルプスやオークス3着・ジャパンC3着のダイナアクトレスの名もある。 今は距離も細分化され、牡馬の勝ち馬がクラシックを目指すことは難しいだろうが、出来れば距離を延ばしながら使っていただきたいと思った。
期待度55(up)
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2016年7月23日(土)2歳戦

2016/07/23 23:03
●2福7 5R 2歳新馬・牝 芝1800 良
ペイドメルヴェイユ (牝・美浦・藤沢和雄)
父ローエングリン 母ミスティックリバー(サンデーサイレンス)
1:53:2(上3F34:8)
まずまずのスタートから1コーナーは外12番手でまわる。向正面に入ると10番手を進む。先頭の1000m通過は1:05:2のペース。残り600mから仕掛け気味に差を詰めて、4コーナーは大外8番手でまわる。直線に入ると外から差を詰めて、残り200mは3番手で通過する。残り100mあたりで2番手に上がり、2馬身以上前の先頭を追いかける。グングンと差が詰まるものの、内ラチ沿いからアンネリースも伸びる。ゴール前で逃げ馬をかわすが、最内アンネリースと内外離れてほぼ同時にゴール。ハナ差での勝利だった。
単勝14.7倍の5番人気からの勝利。道中10番手から4コーナーは8番手。直線大外から伸びてゴール前で逃げ馬をかわすが、内から伸びた2着馬にハナ差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:0-11:7-12:0と、スローペースながら12秒程度の上りとなった。残り4Fからペースが上がり、12秒前半のラップとなった。
スローペースの競馬を、後方から短い直線でよく追い込んだというレースだった。新馬らしからぬレース振りで、ハナ差ながらも勝つことが出来た。前半もう少し前で進めることが出来れば楽に勝てたと思うので、上のクラスでこれが課題になるだろう。時計が平凡なのが気になるが、直線も鋭く伸びているので問題はないと思う。
母は27戦3勝。芝1800m、芝2000m、芝2200mで勝っているが重賞には出走していない。弟(本馬の叔父)が種牡馬ヴィクトワールピサ(牡2007年産・期待度120)という良血で、兄(本馬の伯父)アサクサデンエン・スウィフトカレントも種牡馬である。母(本馬の祖母)ホワイトウォーターアフェア(Whitewater Affair )はポモーヌ賞仏GU・ジョンポーターS英GVを勝ち、ヨークシャーオークス英GT2着・ロワイヤリュー賞仏GU2着・ 愛セントレジャー愛GT3着・ヨークシャーC英GU3着・ハードウィックS英GU3着の活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は地方5勝。第3仔キングズアフェアー(騸4歳)は地方3勝でJRA所属の現役だ。第4仔ハロックライン(牝3歳)は現役で未勝利である。
期待度50

●3中京7 5R 2歳新馬 芝1400 良
ヴゼットジョリー (牝・栗東・中内田充正)
父ローエングリン 母フレンチビキニ(サンデーサイレンス)
1:22:6(上3F35:1)
好スタートから外4番手につける。18頭があまり差のない展開となり、道中は4〜5番手を進む。4コーナーでやや気合を入れて、2馬身差の外4番手でまわる。直線に入ると外目から差を詰めて、残り200mは1馬身差の2番手で通過する。この後徐々に差を詰めて、残り80mあたりで逃げたラニカイサンデーをかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝5.2倍の3番人気からの勝利。道中4〜5番手から4コーナーは外目4番手。直線残り80mあたりで逃げ馬をとらえて先頭。1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:6-12:1と、ラストがやや落ちた。58:9-70:5という流れの競馬なので、ラストが落ちたのだろう。
ハイペースを道中は2馬身以内で進み、ゴール前は前3頭が後続を4馬身離した。良馬場ながら内が荒れた状態での新馬戦で、1分22秒台ならば上々だろう。ゴール前は流す余裕の勝利であり、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
母は17戦4勝。ダート1700m2勝、ダート1600m、芝1400mで勝っている。重賞はクイーンSGV(12着)に出走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔は地方2勝。第3仔ベルルミエール(牝5歳・期待度60)は現役で4勝。阪神牝馬SGU2着・ニュージーランドTGU3着・北九州記念GV3着など重賞で活躍中だ。
期待度45

●3中京7 9R 中京2歳S(オープン) 芝1600 良
ディーパワンサ (牝・栗東・松下武士)
父ディープブリランテ 母ポロンナルワ(Rahy)
1:35:0(上3F34:2)
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となるが、すぐに押し上げて6番手につける。先頭の4F通過が48:0のペース。このあたりから徐々に差を詰めて、4コーナーは先頭から4馬身差の外目5番手でまわる。直線に入ると馬場の真ん中を手応え良く伸びて、残り200mは先頭のエントリーチケットにクビ差の2番手で通過する。残り100mあたりでかわして先頭に立ち、徐々に差をつけて、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中6番手から4コーナーは5番手。直線馬場の真ん中から伸びて残り100mで先頭。半馬身差振り切っての勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:2-11:8と、ラストがややかかったものの11秒台でまとめた。本馬の上り34:2も上々だろう。
デビュー戦は好スタートだったが、今回は出遅れた。6番手に上がるまでやや脚を使ったものの、直線に向いたときには余力十分で、半馬身差の勝利でも着差以上の能力差を感じた。出遅れずに好位置につけていれば、もう少し楽に勝てたと思われる。この時期の新馬−オープン特別連勝は、早熟のためという場合も多いが、本馬はまだ奥がありそうな気がする。今年のオークス馬シンハライト(牝3歳・期待度90・年末推奨馬)の姪という良血馬で、血統的な裏付けは十分である。この後、どこを使うのかは不明だが、重賞でも好勝負可能だろう。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は中京の芝1400m戦。道中4番手から4コーナーも4番手。直線やや狭くなったが、こじ開けるようにして馬群を抜けて残り250mで先頭。最後は1馬身1/4差での勝利だった。
父ディープブリランテは新種牡馬である。ディープインパクト産駒初のダービー馬で、ディープインパクト産駒初の種牡馬デビューとして注目なのだが、産駒JRA初勝利は本馬だった。先週スズカゼが産駒として2勝目を挙げたので、これが産駒3勝目(2頭)ということになる。早くも2勝馬を出したので、今のところは順調な滑り出しと言えるだろう。
期待度60(up)

●2函5 1R 2歳未勝利 芝1800 良
サトノアリシア (牝・栗東・平田修)
父ハービンジャー 母ラルーチェ(クロフネ)
1:50:4(上3F36:0)
好スタートから1コーナーは内3番手でまわる。向正面に入ると内4番手を進むが、ここまでやや掛かり気味に進む。先頭の1000m通過が1:01:9のペース。このあたりは折り合って進み、4コーナーは先頭から1馬身半差の内4番手でまわる。直線に入るとバテた逃げ馬と2番手の間の狭い所を抜けて、残り200mは1馬身弱の差の3番手で通過する。内ラチ沿いを通り上がって、残り100mでマイネルパンドーロをかわして先頭に立つ。マイネルパンドーロも伸びるが、やや余裕の手応えでこれを抑えて、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝1.2倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーも4番手。直線内から伸びて残り100mで先頭に立ち、粘る2着馬を振り切って半馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:3-12:3-11:7と、ラストで加速している。2F目とラストが11秒台で、その他は12秒台の澱みのない流れの競馬だった。
前半は掛かり気味でロスがあったものの、特に影響も無く、ラストは相手の脚色を見ながらの勝利だった。半馬身差の勝利だが、これも能力差は着差以上だと思った。前走は2着ながら4馬身離されて負けたが、勝ち馬はレコードであり、今回キッチリ勝つあたり能力は非凡だろう。前走2馬身半差をつけたマイネルパンドーロに今回は半馬身差というのが気になるところだが、掛かった上に、ラストの脚色は違っていた。上のクラスでもメンバー次第で勝ち負け可能だろう。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は函館の芝1800m戦(勝ち馬:タガノアシュラ)で、4馬身差の2着だった。
母は32戦4勝。ダート1600m2勝、ダート1800m、芝1800mで勝っているが、重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)ヒカルカザブエは、阪神大賞典GU2着・アルゼンチン共和国杯GU3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔シャインブライト(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2916万円で取引された。
期待度50
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2016年7月17日(日)2歳戦

2016/07/18 16:13
たまに書くが、私は一口会員である。
それも一口歴28年のベテランである(2012年5月18日の記事参照)(2012年9月24日の記事参照)。
ただし、貧乏なので基本的には1頭しか出資できない。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンで細々と続けている。したがって、28年目で16頭しか出資していない。
2016年6月12日の記事で書いた15頭目の出資馬(牝2歳)が、本日(7月17日)2戦目を迎え、見事に勝ち上がった。

福島第1R芝1200m未勝利戦。勝ったのはスズカゼ(牝2歳・美浦・伊藤正徳)。
前走のデビュー戦は東京の芝1600mで、絶好のスタートから4番手を進み4コーナーは3番手。直線伸びずにジリジリ後退して0:9差の8着だった。今回は距離短縮と、追い切りは美浦坂路53:7-12:7を馬なりでマークしていたので、変り身に期待ができた。

現地に行きたいが、関東南部に住む私にとって福島競馬場はちょっと遠い。
ただ、口取り参加の申し込みをクラブに出すと、申し込み少数で通ったため福島行きを決意した。
一人で行くのは寂しいので家内につきあってもらった。二人分の新幹線代は払えないので自動車で出発。それも、高速代・ガソリン代節約のため軽自動車で、しかも日帰りで行くことにした。貧乏人は辛い。

レース前、家内に言う。
「レースが終わったら、あそこのウイナーズサークルで記念撮影があるから、近くに行ってその様子をこのデジカメとビデオで撮ってくれ」
家内は、操作の仕方が今ひとつわからないと言いながら、
「でも、どうせ勝たないから必要ないよね」
という。今まで、幾度となく出資馬のレースに付き合わせているのだが、一度も勝っていない。だからそう思うのも無理はないのである。

ゴール前で差し切った。
「よし!」と叫んだ後、家内にデジカメとビデオの入ったバッグを渡し、ネクタイを手にして、
「行ってくる」と言って集合場所へ向かった。
口取りは初めてなので緊張するのだろうと思っていたが、テンションMAXで緊張するような精神状態ではない。興奮状態を抑えて記念撮影に臨んだ。
ウイナーズサークルの外でビデオをこちらに向けている家内が見えた。

一緒に撮影した会員さんは私を含めて5名。短い時間ながら話しも出来た。
「またどこかでお会いしましょう」
と誰かが言って別れた。貴重な体験を終えて家内のもとへ。

「ごめ〜ん。私、てんぱっちゃって、デジカメの操作がわからなくて写真は全然撮れなかった」
「ビデオは撮ってたじゃん」
「うん。だからビデオしか撮ってない」
「ならいいよ」
と、ビデオを確認すると、ビデオも撮れていない。

家内からすれば、まさか勝つとは思っていなくて、それが勝ってしまい旦那の貴重な体験を撮影するという大役がいきなりまわってきた。デジカメは動かないし、もう、何が何だかわからなくなって、ビデオの録画ボタンを押し忘れたようだ。

ちなみに、この時期の芝1200m未勝利戦は、余程強い勝ち方をしないかぎり本ブログには書かない。だから、スズカゼの記事はないが、仮に書いたとしても期待度は30〜35程度だろう。客観的に見て、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
ただ、まだまだ成長しそうな馬体であり、レースでは幼い面(他馬を怖がる)も見せたので、上積みもあるだろう。完成途上ならば今後が楽しみだ。母と兄2頭がダートで勝っているので、将来はダートに転じても面白い。出資者としては息の長い活躍を願う。そして、再び口取りに参加をしたいと強く思った。


●2福6 5R 2歳新馬 芝1800 良
サルヴェレジーナ (牝・美浦・栗田博憲)
父スクリーンヒーロー 母トドロキエンジェル(ステイゴールド)
1:51:9(上3F35:6)
大外15番枠から絶好のスタートで、1コーナーは3番手でまわる。向正面に入ると先頭から2馬身差の3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:1のペース。このあたりは1馬身差まで詰めるが、4コーナーは1馬身半差の3番手でまわる。直線に入ると外目から追うが差は詰まらず、残り200mも1馬身半差の3番手で通過する。しかし、ここから差を詰めて、残り100mは半馬身差の2番手で通過し、残り30mあたりでディバインコードをとらえて先頭に立つ。そして、一気に差をつけて、1馬身1/4差でゴールした。
単勝41.8倍の9番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線残り200mから差を詰めて、残り30mあたりで先頭に立つと一気に離し、1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:1-11:7-11:9と、直線は11秒台だった。本馬はラストを11:6程度で走っただろう。
向正面でペースが遅くなり、残り4Fから再び速くなるという流れだった。1:51:9-35:6と時計は平凡だが、やや水を含んだ良馬場で、時計は出難い馬場なので問題ないだろう。ゴール前の伸び脚が素晴らしかったものの、この伸び脚を持続できるかが今後の課題だろう。430sの牝馬で仕上がりの早いタイプようだ。今後は上積みがどれだけあるかどうかだが、2勝目までは時間がかかるかもしれない。
1番人気で2着のディバインコードも栗田博憲厩舎である。厩舎にとっては1番人気の所属馬が負けたけれど、新馬戦ワンツーは嬉しいだろう。
母は25戦1勝。芝2000mで勝っているが、重賞には出走していない。母(本馬の祖母)テンシノウタは、フラワーCGV3着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、初仔は地方1勝。第2仔も地方で1勝している。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて302.4万円で取引された。
期待度45

●3中京6 1R 2歳未勝利 芝1400 良
アカカ (牝・栗東・音無秀孝)
父クロフネ 母クイーンカアフマヌ(King's Best)
1:21:9(上3F34:7)
好スタートから、一旦先頭に並びかけてから抑えて5番手につける。3コーナー手前で7番手に下がるが、再び5番手に上がり、4コーナーは先頭から3馬身差の外5番手でまわる。直線に入ると、馬場の真ん中で比較的荒れていないところまで出して伸びる。残り200mは内外離れた3番手だが、残り150mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、ラスト50mは手綱を抑えるがそれでもグングンと伸びて、最後はスーサンゴーに5馬身差をつけてゴールした。
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線馬場の真ん中に出して伸び、残り150mあたりで先頭。ラスト50mは馬なりで引き離し、5馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:9-11:6-11:8と、11秒台でまとめた。46:5-58:5-70:1というハイペースの競馬だったので、ラスト11:8ならば十分だろう。
馬なりで引き離す強い競馬だった。勝ち時計も1分22秒を切って来たので、能力は高いだろう。これだけすごい勝ち方をしたのだから、来年のクラシック候補と言いたい所だが、今日の中京の馬場は、馬場の真ん中のあの位置が良く伸びている。下記トリコロールブルーもそうだが、内と真ん中では異なる馬場で戦ってるかのごとく伸びが違っていた。したがって「馬なり5馬身差圧勝」を額面通り受け取るのはどうかと思った。ただ、同じところを通っても2〜3馬身程の実力差はあったと思う。上のクラスでも好勝負可能だろう。第1Rから、馬場の真ん中は伸びることを見抜いて実戦に生かしたM.デムーロ騎手は流石だと思った。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は阪神の芝1800m戦(勝ち馬:アンバーミニー)で、1:3差の7着だった。
母は1戦0勝。母(本馬の祖母)アルアメント(Allurement)は、クレオパトル賞仏GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は4勝。第3仔リリコイパイ(牝5歳)は現役で2勝。第4仔は地方で3勝している。
期待度55

●3中京6 5R 2歳新馬 芝2000 良
トリコロールブルー (牡・栗東・友道康夫)
父ステイゴールド 母ペンカナプリンセス(Pivotal)
2:02:8(上3F35:0)
好スタートから1コーナーは馬群の中5番手でまわる。向正面に入っても5番手だが、4F手前で内から2頭に抜かれ、4F過ぎで外から2頭に抜かれ、一旦最後方9番手となる。先頭の1000m通過が1:03:2のペース。ここは8番手で通過するが、3コーナーから手応え良く差を詰めて行き、4コーナーは大外7番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り300mあたりで先頭に立つ。そして引き離し、残り200mは1馬身半差の先頭で通過する。カールスナウトが追いかけてくるが、残り100mも1馬身半差で通過し、ここから手綱を徐々に抑えるが2番手を引き離し、最後は2馬身差でゴールした。
単勝3.6倍の2番人気からの勝利。道中5〜9番手から4コーナーは7番手。直線大外から伸びて残り300mで先頭。2馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:4-12:1と、ラストは12秒台に落ちた。5F通過からペースが速くなったので、ラスト12:1ならば良く走った方だろう。
2歳7月の芝2000m戦なので、2分2秒台ならば立派である。それもラストは流している。2着馬との着差は2馬身だが、2〜3着は4馬身離れた。上位2頭が抜けていたのだろう。5F過ぎでペースが上がっても慌てず最後方まで下がり、そこか徐々に盛り返して直線に入ると騎手のゴーサインに反応し一気に伸びた。ゴール前はフラフラしたが、手綱を抑えていてもスピードは落ちず、完勝だった。これならば上のクラスでも好勝負できると思う。
母はアイルランド産の輸入繁殖牝馬。イタリア・イギリス・アイルランドで走り、伊1戦0勝・英10戦3勝・愛1戦0勝。フレッドダーリングS英GVを勝ち、愛1000ギニー愛GT2着・ロックフェルS英GU2着の活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が日本での第7仔だが、第2仔ダノンジェラート(牡7歳)は現役で5勝。セントライト記念GU3着など重賞で活躍中だ。第3仔ロジプリンセス(牝2010年産・期待度65)は2勝。第4仔ワールドインパクト(牡5歳・期待度75)は現役で2勝。青葉賞GU2着と好走し、ダービー(10着)に出走した。第5仔は1勝。第6仔プリンセスノワール(牝3歳)は現役で未勝利だ。
期待度60

●2函4 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
トリオンフ (牡・栗東・須貝尚介)
父タートルボウル 母メジロトンキニーズ(ダンスインザダーク)
1:52:4(上3F34:8)
好スタートから1コーナーは内3番手でまわる。向正面に入ると先頭から2馬身半差の内4番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:6のペース。4コーナーは内から徐々に差を詰めて、先頭から1馬身半差の内3番手でまわる。直線に入ると逃げ馬の外に出し、内から2頭目の位置を伸びる。残り200mは半馬身差の2番手で通過し、残り100mで先頭に立つ。そして徐々に差をつけて、最後はボナパルトに3/4馬身差でゴールした。
単勝8.9倍の4番人気からの勝利。道中3〜4番手から4コーナーは3番手。直線内から2頭目の位置を伸びて残り100mで先頭。最後は3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:4-11:8と、11秒台を並べた。前半スローで上り勝負の競馬になった。稍重でこの時計ならまずまずだろう。
3〜4番手で折り合い、4コーナーではスーっと差を詰めた。1番人気ボナパルトが逃げたが、残り100mでかわした。危なげのないレースで1番人気馬に完勝したが、インパクトに欠ける印象で、上のクラスではなかなか上位争い出来ないレベルかもしれない。ただ、520sという大きな馬体の馬で、八分の出来での勝利とのことなので、これからどこまで良くなるかが鍵だろう。
旧メジロ牧場の敷地と繁殖牝馬を引き継いで開場したレイクヴィラファームの生産馬である。現3歳で期待度をつけた馬はいなかったので、現2歳馬には期待したい。
父タートルボウルは新種牡馬である。Nortehrn Dancer系Dyhim Diamond産駒で、自身はジャンプラ賞仏GTを勝ったマイラーだが、重賞勝ちはこれとジョンシェール賞仏GVだけである。フランスで種牡馬入りして、産駒のLucayanが仏2000ギニー仏GT、French Fifteenがクリテリウムアンテルナショナル仏GTを勝っている。社台スタリオンステーションが導入したが、サンデーサイレンス系繁殖牝馬用だろうか。産駒は未勝利戦を勝ったシーハリケーンに続き2勝目である。
母は34戦3勝。ダイヤモンドSGV2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔は1勝。第3仔シルクリバー(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて864万円で取引された。
期待度45
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2016年7月16日(土)2歳戦

2016/07/16 16:35
●2福5 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ショワドゥロワ (牡・美浦・鹿戸雄一)
父マンハッタンカフェ 母グッドチョイス(フレンチデピュティ)
1:50:7(上3F35:4)
まずまずのスタートから1コーナーは外5番手でまわる。向正面に入っても外5番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:7のペース。4コーナーで馬なりのまま外から上がって行き、先頭から1馬身差の外3番手でまわる。直線に入ると先頭に迫り、残り200m手前で先頭に立つ。残り100mで2馬身以上の差とし、ラスト50mは抑え気味に追って、中団から追い込んできたメイスンブルームに2馬身差をつけてゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。道中5番手から4コーナーは3番手。直線残り200m手前で先頭に立ち、後続を離して、最後は手綱を抑えて2馬身差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:2-11:8-11:8と、直線は11:8でまとめた。ラストは抑えたもののスピードは落ちなかった。
ガッチリと折り合って外5番手を進み、4コーナーは馬なりで差を詰めた。直線は手応え通りの伸びで先頭に立ち、ラストはやや流し気味だった。まったく危なげのない完勝で、能力は1枚も2枚も上だろう。デビュー戦は馬群の内で前が塞がり、残り400m〜200mまでは競馬にならなかった。1秒2差の6着だったが、そこまでの差はなかっただろう。今回は外外を進み不利もなくレースを進めた。なかなか強い勝ち方だったので、上のクラスでも上位争いは可能だろう。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は東京の芝1600m戦(勝ち馬:サトノクロノス)で、1:2差の6着だった。
母は26戦2勝。ダート1600m、ダート1800mで勝っているが重賞には出走していない。弟(本馬の叔父)グレープブランデー(牡8歳・現役)はフェブラリーSGT・ジャパンダートダービー大井GT・東海SGUを勝ち、ユニコーンSGV2着・エルムSGV2着・東京スプリント大井GV2着・シリウスSGV3着・武蔵野SGV3着・根岸SGV3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3888万円で取引された。
期待度50

●3中京5 5R 2歳新馬 芝1600 良
アメリカズカップ (牡・栗東・音無秀孝)
父マンハッタンカフェ 母ベガスナイト(Coronado's Quest)
1:36:6(上3F35:7)
好スタートから2番手につけて、道中は1馬身〜1馬身半差で追走する。先頭の4F通過は48:8のペース。このあたりは半馬身差に詰めて、4コーナーは1馬身弱の差の2番手でまわる。直線に入ると、しばらく1馬身弱の差のままだが、残り200mから差を詰めて、残り100mはクビ差まで迫る。逃げたサマーサプライズは、このあたりまで粘っていたが、残り50mで先頭に立つと一気にサマーサプライズとの差を広げて、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中2番手から4コーナーも2番手。直線しばらく2番手のままだが、残り50mあたりで先頭に立ち、1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは12:1-11:6-12:1と、ラストが落ちた。ただ、逃げ馬の脚色を見ながら追ったようなところもあるので、あまり問題はないだろう。
直線でなかなか逃げ馬をとらえられなかったが、「とらえなかった」と言うほうが正しいだろう。いつでも抜けるというような脚色で走っているように見えた。先頭に立ってからは一気に引き離し最後は余裕もあったので、能力差は着差以上と思われる。危なげのない勝利だったが、3着馬に差を詰められたのは残念である。また、強烈なインパクトもなかったので、上のクラスで勝つまでは数戦必要かもしれない。
母はJRA19戦3勝・地方1戦0勝。芝1200m、ダート1200m、ダート1600mで勝っているが重賞には出走していない。母(本馬の祖母)Words of Warは、キーンランドBCS米GV2着・ホーソーンBCH米GV2着・ ホーソーンダービー米GV2着・リヴァーシティーズS米GV3着など重賞で好走した。姉(本馬の伯母)No Matter Whatはデルマーオークス米GTを勝っている。その産駒は重賞勝ち馬が多く、(本馬の従兄弟)Just as Well(ジャストアズウェル)はノーザンダンサーTS(米GT・アーリントンH米GVを勝ち、ジャパンCGT(7着)にも出走した。(本馬の従姉弟)Winter ViewはビウィッチS米GV・オールアロングS米GVを勝ち、(本馬の従姉弟)Rainbow Viewはフィリーズマイル英GT・愛メイトロンS愛GT・メイヒルS英GU・ギャロレットH米GV・スイートソレラS英GVを勝っている。更に(本馬の従兄弟)Utleyは、ディクシーS米GUを勝った。また、兄(本馬の伯父)E DubaiはサバーバンH米GU・ドゥワイアS米GUを勝ち、トラヴァーズS米GT2着・スーパーダービー米GT2着・ピーターパンS米GU2着などの活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、第2仔は1勝。第3仔は2勝。第4仔オメガインベガス(牝2010年産)はJRA2勝・地方1勝で、関東オークス川崎GU2着など重賞で好走した。第5仔カジノプレイヤー(牡4歳)はJRA1勝・地方1勝で、JRA所属の現役だ。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて5292万円で取引された。
期待度50
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2016年7月10日(日)2歳戦

2016/07/10 17:34
●2福4 5R 2歳新馬 芝1800 良
マイネルザウバア (牡・美浦・小笠倫弘)
父スクリーンヒーロー 母ラソーミュロワーズ(Kendor)
1:51:3(上3F35:7)
ゲートはのそっと出てダッシュも悪く後方へ。1コーナーは内9番手でまわる。向正面に入ると10番手に下がる。先頭の1000m通過が1:02:7のペース。ここを12番手で通過するが、残り600mからスパートし、外からマクって4コーナーで先頭に立つ。直線に入ると内にいるマイネルラプティスが粘り、残り200mは半馬身差で通過する。残り100mで1馬身差としてこの差を保ち、最後は1馬身差でゴールした。
単勝4.5倍の2番人気からの勝利。スタートで後手を踏み、道中は9〜12番手。残り600mからマクって4コーナーで先頭。粘る2着馬を1馬身振り切っての勝利だった。
レースの上り3Fは12:6-11:6-12:0と、残り3Fからスパートした割にはラストは12:0であり、最後までしっかりと走ることが出来た。
スタートダッシュが悪く、向正面でも手応えが怪しくなったりした。ところが、柴田大知騎手のゴーサインにしっかり反応し、競輪選手ばりのマクリが決まった。なかなか味のある勝ち方で、基本的な能力は抜けているのだろう。スタートなど課題を克服すれば上のクラスでも通用すると思うが、時計がやや平凡なのがどうだろうか。
このレースは、2着がマイネルラプティスで、3着パフォームは生産者と馬主がビッグレッドファームである。1・2・3着が岡田さんの関係馬で独占というレースとなった。
母はフランス産の外国産馬として日本で走りJRA3戦0勝・地方1戦0勝。母(本馬の祖母)Mercalleはカドラン賞仏GTを勝ち、ミネルヴ賞仏GV3着の実力馬だ。姉(本馬の伯母)ファビラスラフインは秋華賞GT・ニュージーランドT4歳SGUを勝ち、ジャパンCGT2着の実力馬である。その産駒(本馬の従兄弟)ギュスターヴクライ(牡2008年産・期待度70)は阪神大賞典GUを勝ち、ダイヤモンドSGV2着・京都大賞典GU3着など重賞で活躍した。妹(本馬の叔母)レディドーヴィル(Lady Deauville)はランドトロフィ独GVを勝ち、ミエスク賞仏GV2着・フレッドダーリングS英GV3着・カルヴァドス賞仏GV3着などの活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第8仔だが、初仔は1勝。第4仔は地方10勝。第5仔は3勝。第6仔オーガンディー(牝5歳)は現役で2勝と活躍中だ。第7仔は地方で3勝している。
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて723.6万円で取引された。
期待度45

●3中京4 5R 2歳新馬 芝1400 重
ジューヌエコール (牝・栗東・安田隆行)
父クロフネ 母ルミナスポイント(アグネスタキオン)
1:23:0(上3F34:9)
好スタートから3番手につける。道中は先頭から2〜3馬身差の位置を進み、4コーナーは1馬身半差の外目3番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り300mで2番手に上がり、残り200m手前で先頭に立つ。メイショウハバネラが粘るのでスパッと離せなかったが、残り100m過ぎからグンと差を開き、最後は1馬身3/4差でゴールした。
単勝4.1倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーも3番手。直線外目から伸びて残り200m手前で先頭。1馬身3/4差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:7-12:0と、減速した。重馬場で47:8-59:1であり、ハイペースだったので、ラストが落ちるのも仕方がないだろう。
直線はフラフラしながらも、最後までしっかりと伸びた。スタートも良く、道中も前を見るように好位を進んだ。昨日降った雨が残り重馬場での競馬だったが、力のいる馬場が合っているのかもしれない。パンパンの良馬場でどんな走りをするかだが、そこそこの能力はあると思う。
母は23戦5勝。ダート1200mで3勝、ダート1000m、芝1000mで勝っている。重賞は京阪杯GV(18着)に出走した。甥(本馬の従兄妹)が種牡馬ロジユニヴァースという血統だ。姉(本馬の伯母)モンローブロンドはファンタジーSGV2着など重賞で好走した。弟(本馬の叔父)ノットアローン(牡2005年産・期待度75)は、ラジオNIKKEI賞GV2着・セントライト記念GU3着など重賞で好走した。同じく弟(本馬の叔父)ランフォルセ(牡2006年産・期待度65)はダイオライト記念船橋GU・浦和記念浦和GU・エルムSGV・佐賀記念佐賀GVを勝ち、川崎記念川崎GT2着・東海SGU2着・浦和記念浦和GU3着・ブリーダーズゴールドC門別GU3着・日本テレビ盃船橋GU3着など重賞で活躍した。同じく弟(本馬の叔父)ノーザンリバー(牡2008年・期待度70)は種牡馬である。甥(本馬の従兄妹)オデュッセウス(牡3歳・期待度45・現役)は、兵庫ジュニアグランプリ園田GU3着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は4勝。第2仔ルミナスパレード(牝5歳・期待度50)は現役で4勝。第3仔は地方2勝。第4仔ルミナスエレメント(騸3歳)は現役で未勝利だ。
期待度40

●2函2 5R 2歳新馬 芝1800 良
タガノアシュラ (牡・栗東・五十嵐忠男)
父マンハッタンカフェ 母レイサッシュ(パラダイスクリーク)
1:49:9(上3F35:4)レコード
好スタートから楽にハナに立ち、1コーナーは1馬身差の先頭でまわる。向正面に入ると1馬身弱の差で逃げて、1000mを1:01:9で通過する。3コーナー過ぎから後方の各馬が激しく手綱を動かすが、本馬は楽な手応えで先頭を走り、4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入ると後続を離し、残り200mは2馬身差で通過する。残り100mは2馬身半差とし、最後は手綱を抑えてゴール。サトノアリシアに4馬身差での圧勝だった。
単勝3.4倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナー1馬身半差から直線で引き離し、最後は4馬身差での逃げ切り圧勝だった。
上り3Fは11:8-11:6-12:0と、逃げ切りながら最後までしっかりと走っている。最後まで追えばラストも11秒台だっただろう。
2〜3着が2馬身半、3〜4着は3馬身離れた。3〜4コーナーで、すでに他馬とは手応えが違っていた。ラスト100mは手綱を抑えながら2着馬を離している。最後は流しながらレコードタイムで、2年前にマイネルサクセサーが記録したレコードを1秒1更新した。この時期のデビュー戦の2歳馬が、洋芝の1800mで1分50秒を切るのは立派であり、9月3日の札幌2歳SGVの有力馬が早くも現れたというところだろう。その前にコスモス賞を挟むのかどうか。いずれにしても勝ち負けになるだろう。
母は38戦3勝。芝1800m2勝、芝1000mで勝っている。重賞はデビュー2戦目で新潟3歳SGV(12着)に出走した。種牡馬ステイゴールド(本馬の伯父)の妹という良血で、その他、近親に活躍馬は多数いる。中でも姪(本馬の従姉弟)ショウナンパンドラ(牝5歳・期待度60・現役)はジャパンCGT・秋華賞GT・オールカマーGUを勝ち、宝塚記念GT3着・ヴィクトリアマイルGT3着・産経大阪杯GU3着などGT戦線で活躍中だ。本ブログで記事にした中では、甥(本馬の従兄弟)ラウンドワールド(牡2010年産・期待度70)は、札幌2歳SGV2着など重賞で好走した。甥(本馬の従兄弟)ベルーフ(牡4歳・期待度85・年末推奨馬・現役)は京成杯GVを勝ち、小倉記念GV2着など重賞で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第11仔だが、第3仔は2勝。第6仔は地方2勝。第9仔グランドサッシュ(牡5歳)は現役で4勝。第10仔タガノカムイ(牡4歳)は現役で3勝と活躍中だ。高齢になってからの産駒の方が活躍している繁殖牝馬である。
期待度60
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2016年7月9日(土)2歳戦

2016/07/09 17:42
文学部3年の娘が、「大学のレポートがどうしても書けない」と、助けを求めてきた。

中学高校の頃は私を避けていた娘だが、大学生になり少しはマシになってきた。
なんでも、近代文学の一文を読んで考察し発表しなければならないらしい。
「お前は文学部。俺は〇〇学部(理系)出身。どう考えても無理だろ」と言いながらも、娘の願い事は何でもかなえてあげたいと思うのがお父さんである。
しかも、普段自らはほとんど話しかけて来ない娘なのだから、余程困っているのだろう。
仕方がないので、まったく興味のない本を読んだ。10ページ程読めばよいのだが、結構疲れた。そして、勝手な感想(私なりの考察)を述べた。

娘は私の言うことをメモに取り、嬉しそうに「どうもありがとう」と言っていた(お父さん満足)。しかも、缶ビールを2本買ってくれた。
ただ、『何これ?』と、大学の先生に怒られないか心配である。


●3中京3 5R 2歳新馬 芝1600 不良
ダンビュライト (牡・栗東・音無秀孝)
父ルーラーシップ 母タンザナイト(サンデーサイレンス)
1:40:7(上3F37:2)
まずまずのスタートから5番手につけるが、2Fあたりで6番手に下がり、3F手前で再び5番手に上がる。先頭の4F通過が50:6のペース。この後、手応え良く内目をスーっと上がり、4コーナーは先頭から1馬身差の3番手でまわる。直線に入ると前2頭の内側から伸びて、残り300mあたりで先頭に立つ。残り200mは1馬身差の先頭で通過し、残り100mは2馬身弱まで引き離す。外からキクノルアが伸びて2番手に上がるが、ここから更に突き放して、最後は5馬身差でゴールした。
単勝4.9倍の3番人気からの勝利。道中5〜6番手から4コーナーは3番手。直線残り300mで先頭に立ち、残り100m2馬身差から一気に離して、5馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:5-12:2-12:7と、ラストが大分かかった。前半50:6でもこの馬場ならハイペースであり、ラストが落ちたのは仕方がないだろう。
ダートは所々水が浮き出ているほどの不良馬場なので、時計の遅さは参考外である。8Fのラップはすべて12秒台であり、澱みのないペースだった。3コーナー過ぎで反応悪いかなという場面もあったが、反応してからは逆に他馬とは違う手応えで上がって行った。直線残り200mから後続を引き離し、特に残り100mからは素晴らしい伸び脚だった。5馬身差での圧勝だが、ゴール前はまだまだ余裕があり、もっと距離があれば更に引き離せる勢いだった。これならば上のクラスでも好走可能だろう。ただ、他馬が道悪で苦しむ分、スイスイと走ってきた印象で、道悪巧者での勝利なのかもしれない。良馬場で同じような走りができるのだろうか。
母は13戦3勝。芝2000mで2勝と芝1800mで勝っている。重賞は秋華賞(15着)に出走した。母(本馬の祖母)キャサリーンパー(Catherine Parr)は、プシシェ賞仏GV2着・オマール賞仏GV2着・アスタルテ賞仏GU3着などフランスの重賞で好走した。弟(本馬の叔父)アロンダイトはジャパンCダートGTを勝ち、東海SGU2着・ブリーダーズゴールドC門別GU3着の実力馬だ。また、甥(本馬の従兄弟)クリソライト(牡6歳・現役)はジャパンダートダービー大井GT・ダイオライト記念船橋GU2勝 ・日本テレビ盃船橋GUを勝ち、JBCクラシック大井GT2着・帝王賞大井GT2着・日本テレビ盃船橋GU2着・マーキュリーCGV2着・平安SGV3着。姪(本馬の従姉弟)マリアライト(牝5歳・期待度60・現役)は宝塚記念GT・エリザベス女王杯GTを勝ち、目黒記念GU2着・マーメイドSGV2着・日経賞GU3着。甥(本馬の従兄弟)リアファル(牡4歳・現役)は神戸新聞杯GUを勝ち、兵庫チャンピオンS園田GU2着・菊花賞GT3着など活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔モルガナイト(牝2006年産・期待度50)は4勝。秋華賞(12着)にも出走した。第2仔は1勝。第4仔ラブラドライト(騸7歳)は現役で4勝と活躍中。第5仔は地方2勝。第6仔トリプライト(牝3歳)は現役で未勝利だ。
期待度55
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2016年7月3日(日)2歳戦

2016/07/03 21:20
●2福2 5R 2歳新馬 芝1800 良
アピールバイオ (牝・美浦・牧光二)
父ネオユニヴァース 母ビクトリアスバイオ(キングカメハメハ)
1:51:2(上3F35:3)
好スタートから押して押してハナに立ち、1コーナーは半馬身差の先頭でまわる。向正面に入ると1馬身半〜2馬身差で逃げて、1000mを1:03:5で通過する。4コーナーでやや仕掛けてスパートし、3馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは4〜5馬身差とする。更に引き離し、残り100mは6〜7馬身として、この後木幡巧也騎手は後方を振り返り差を確認した後も一杯に追って、最後はウインクバックに8馬身差でゴールした。
単勝23.2倍の7番人気からの勝利。好スタートから押して先手を奪い、道中は1馬身半差で逃げる。直線は引き離す一方で、8馬身差での逃げ切り圧勝だった。
上り3Fは12:2-11:5-11:6と、直線は速い時計が出た。逃げ切り勝ちにもかかわらず、上り35:3はメンバー中最速で、2番目の上りタイムよりも0:8速い。
逃げ切りで8馬身差の圧勝。他馬とは能力がまったく違っていた。良馬場だが雨が降っている中での良馬場なので、時計は出ていない。新人で、▲木幡巧也騎手は最後までしっかりと追い、それに応えた本馬はラストも落ちなかった。素晴らしい走りを見せたが、まだまだ荒削りな部分も沢山見えたので、この後どこまで良くなるかだろう。次は3kg減ではないだろうから、負担重量は今回よりキツイが、勝ち負けをする力は十分あると思う。
母は26戦1勝。ダート1400mで勝っているが重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は地方で1勝している。
期待度60

●3中京2 5R 2歳新馬 芝1600 良
モーヴサファイア (牝・栗東・池添学)
父ハービンジャー 母モルガナイト(アグネスデジタル)
1:35:3(上3F35:5)
まずまずのスタートだがダッシュが悪く、後方に下がりそうなところを押して盛り返し、外3番手につける。向正面は先頭から2馬身差の位置を進むが、3Fあたりで4番手に下がる。先頭の4F通過が47:2のペース。このあと、前2頭が競るように進み一旦離すようにも見えたが、4コーナーで差を詰めて外5番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り200mは半馬身差の2番手で通過する。この後、残り150mあたりでラヴィングアンサーをかわして先頭に立ち、引き離す。残り100mは1馬身弱の差だが、最後は2馬身1/2差でゴールした。
単勝3.6倍の1番人気に応えた。道中3〜4番手から4コーナーは5番手。直線外目を伸びて残り150mあたりで先頭。後続を離して2馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは12:2-11:9-12:1と、12秒前後だった。ハイペースの競馬だったので、上り時計はこんなもんだろう。
道中は3〜4番手で我慢して、前の争いには巻き込まれなかった。直線に向くと外からしっかりと伸びて、先頭に立ってからも差を広げる完勝だった。勝ち時計も1分35秒台なら十分で、上のクラスでも好勝負可能だろう。
母モルガナイト(2006年産馬・期待度50)は10戦4勝。新馬戦を勝ちスイートピーSは7着。秋に500万・1000万と連勝して、秋華賞GT(12着)にも出走した。芝1800m2勝・芝2000m2勝と、芝の中距離で能力を発揮した。ジャパンカップダートGTを勝ったアロンダイトの姪という血統である。祖母(本馬の曾祖母)キャサリーンパー(Catherine Parr)は、プシシェ賞仏GV2着・オマール賞仏GV2着・アスタルテ賞仏GU3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ブラックスピネル(牡3歳・期待度65)は現役で3勝。本日ラジオNIKKEI賞GVに出走し2番人気だったが、5着に負けている。
期待度55

●3中京2 6R 2歳新馬・牝 芝1400 良
ディーパワンサ (牝・栗東・松下武士)
父ディープブリランテ 母ポロンナルワ(Rahy)
1:22:5(上3F35:2)
好スタートから内4番手につける。道中は先頭から2馬身差の4番手を進み、4コーナーは1馬身半差の4番手でまわる。直線に入ると外に出そうと外にいた馬に接近し、その馬が進路を譲るようにして進路が開く。そこを伸びて、残り250mあたりで先頭に立ち後続を引き離す。残り100mは1馬身半差であり、この差を保って最後はドロウアカードに1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.4倍の1番人気に応えた。道中4番手から4コーナーも4番手。直線やや狭くなったが、こじ開けるようにして馬群を抜けて残り250mで先頭。最後は1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:7-11:8-12:0と、減速した。47:0-58:7というハイペースだったので、ラスト12:0も仕方がないだろう。
勝ち時計は1分22秒台なので、時計的には十分だろう。直線向いてから先頭に立つまでの反応は能力の高さを感じた。先頭に立ってからはスパッと引き離さなかったものの、後続との脚色の差は歴然で、目一杯には追わなかった。全力に追えばもっと伸びたのかどうかは不明だが、能力差は着差以上であり、上のクラスでも好勝負は可能だろう。
父ディープブリランテは新種牡馬である。ディープインパクト産駒初のダービー馬で、ディープインパクト産駒初の種牡馬デビューとして注目だが、昨日まで7頭がデビューして、すべて4着以下に負けている。少し心配していたが、これが産駒JRA初勝利で、今までの鬱憤を晴らした。
母は未出走馬。母(本馬の祖母)シンハリーズ(Singhalese)はデルマーオークス米GTを勝ち、パカラップS米GV2着・アメリカンオークス米GT3着など活躍した。弟(本馬の叔父)アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)は、ラジオNIKKEI杯2歳SGVを勝った。妹(本馬の叔母)リラヴァティ(牝5歳・現役)はマーメイドSGVを勝ち、福島牝馬SGV2着・ローズSGU3着・フェアリーSGV3着・チューリップ賞GV3着など重賞で活躍中だ。また、妹(本馬の叔母)シンハライト(牝3歳・期待度90・年末推奨馬・現役)はオークスGT・チューリップ賞GVを勝ち、桜花賞GT2着などGT戦線で活躍中だ。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は地方で1勝している。父Rahyと母父Singspielは半兄弟なので、Glorious Songの2×3という近親配合である。競走馬としては吉と出なかったものの、繁殖牝馬としてどうなるか注目だ。
期待度45

●1函6 5R 2歳新馬 芝1200 重
メローブリーズ (牝・美浦・石毛善彦)
父゙スクリーンヒーロー 母コンドルショット(エルコンドルパサー)
1:11:0(上3F34:9)
まずまずのスタートから3番手につける。3コーナーから徐々に差を詰めて、4コーナーは馬なりのまま外から2頭に並びかけて、僅かに先頭に立つ。直線に入ると手応え良く伸びて、残り200mはハヤブサナンデダロに半馬身差の先頭で通過する。残り100mは1馬身半差とし、最後は2馬身1/2差でゴールした。
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。道中3番手から4コーナーで僅差の先頭。直線残り200mから差を広げて、2馬身半差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:6-11:5-12:0と、ラストが12:0と落ちた。ただ、ラスト1Fは単走になり、残り50mからは手綱を抑えてのものである。
最後までしっかり追えば、ラストも11:8、勝ち時計も1:10:8程度だっただろう。4コーナーで馬なりで先頭に立ち、直線も差を広げた。2〜3着は5馬身差なので、3着馬には7馬身以上差をつけたことになる。能力上位は明白で、上のクラスでも好勝負出来るだろう。ただし、6頭立てという寂しいメンバーで、レース自体のレベルが低かったとも考えられる。
母は4戦0勝。母(本馬の祖母)リープフォージョイ(Leap for Joy)はオメノーニ賞伊GV2勝で、ダイアデムS英GU3着・フィーニクススプリント愛GV3着など重賞での活躍馬だ。姉(本馬の伯母)チャペルコンサートは、オークスGT2着・チューリップ賞GV3着・マーメイドSGV3着など重賞で好走した。妹(本馬の叔母)ムードインディゴ(牝2005年産・期待度75・年末推奨馬)は府中牝馬SGVを勝ち、秋華賞GT2着・ローズSGU2着など重賞での活躍馬だ。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、第2仔は地方1勝。第3仔は地方5勝。第5仔は地方1勝。第6仔は地方3勝である。
期待度40
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2016年7月2日(土)2歳戦

2016/07/02 18:50
●2福1 1R 2歳未勝利 芝1800 良
オーバースペック (牡・美浦・南田美知)
父プリサイスエンド 母オーミチェリッシュ(キャプテンスティーヴ)
1:50:1(上3F35:7)
出遅れて1馬身程度の不利。1コーナーは最後方から2頭目の内12番手でまわる。向正面に入っても12番手を進む。先頭の1000m通過が1:00:8のペース。このあたりでは11頭の馬群から4馬身程間をあけて走る。この後徐々に差を詰めて、4コーナーで馬群に追いつき大外11番手でまわる。直線に入ると大外から追い上げて、残り200mは8番手で通過する。先頭まで大分差があるが、ここから猛然と追い上げて、残り100mは6番手で通過し、更にグングンと追い上げて、逃げ切り目前のマロンタキシードを最後にとらえてクビ差でゴールした。
単勝4.5倍の3番人気からの勝利。道中12番手から4コーナーは11番手。直線豪快に追い込んでゴール前で逃げ馬をかわし、クビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは12:3-12:0-12:5と、12秒台が並び、ラスト1Fは12:5と落ちている。そのため差し脚が目立ったのだろう。
この時期の2歳未勝利としては5F60:8というハイペースだった。しかも、2F目のラップ11:0以外はすべて12秒台という澱みのない流れで、先行馬は苦しい展開となった。出走馬中最速の上り35:7の本馬に対して、2番目は36:4である。この数値が示すように、伸び脚は他馬を圧倒したのだが、展開に恵まれた面は大きいだろう。ただ、出遅れても慌てず後方を進み、短い福島の直線で豪快に伸びた末脚は見事であり、出遅れなければもっと楽に勝てたと思われる。能力は高いと思うので、出遅れ癖がなおれば上のクラスでも好走可能だろう。
これで2戦1勝となった、デビュー戦の前走は東京の芝1600m戦(勝ち馬:サトノクロノス)で、0:3差の3着だった。ちなみに、デビュー戦も半馬身程出遅れた。
母はJRA23戦2勝・地方2戦1勝。JRAではダート1700mとダート1800mで勝っているが、重賞には出走していない。阪神3歳牝馬SGTを勝ったアインブライドの姪という血統である。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は地方8勝。第3仔オケアノス(牡4歳)はJRA1勝・地方2勝で、JRA所属の現役だ。
期待度50

●1函5 5R 2歳新馬 芝1000 良
ガーシュウィン (牡・美浦・和田雄二)
父アドマイヤマックス 母ブルームトウショウ(サクラバクシンオー)
58:1(上3F34:2)
好スタートからハナに立つ。道中は1馬身弱の差で逃げるが3コーナーで迫られて、4コーナーは半馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mは1馬身半差の先頭で通過する。ここから更に引き離し、残り100mは3馬身差とする。ラスト50mで勝浦正樹騎手は手綱を抑えるが、それでも差を広げて、最後はアポロミッションに4馬身差でゴールした。
単勝2.3倍の1番人気に応えた。好スタートから1馬身弱の差の逃げ。4コーナー半馬身差から直線引き離し、4馬身差での逃げ切り圧勝だった。
上り3Fは11:7-11:2-11:3と、最後までしっかりと走る事が出来た。特に、手綱を抑えたラストも11:3である。
元々頭の高い走法なのだが、コーナーが苦手なのだろう、コーナーでは更に首を上げていた。特に、4コーナーなどは頭を上げ口を割っていたが、直線に入るとしっかりと走った。コーナーがこんな様子でもこれだけの圧勝なのだから、間違いなく能力は高いと思う。短い距離ならば上のクラスでも勝ち負け出来そうだ。ただ、牡馬で芝1000mデビューである。ダービー馬を探す本ブログに関係する馬かどうかとなると疑問だ。
昨年閉鎖されたトウショウ牧場の生産馬である。ソシアルバターフライのおかげで繁栄し、ソシアルバターフライに偏ったため低迷した。2015年産が最後の生産馬のはずなので、あと1世代いるが、スイープトウショウ以来(2005年以来)のGT制覇を見てみたいものだ。
母は4戦0勝。上記ソシアルバターフライ系の出である。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔は地方4勝。第3仔は地方で6勝している。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて442.8万円で取引された。
期待度40
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2016年6月26日(日)2歳戦

2016/06/26 23:40
●3東8 5R 2歳新馬 芝1800 良
ニシノアップルパイ (牡・美浦・中舘英二)
父リーチザクラウン 母アップルトウショウ(アンバーシヤダイ)
1:50:8(上3F35:2)
まずまずのスタートから押してハナに立つ。向正面は半馬身差で逃げて、1000mを1:02:8で通過する。この後もガッチリと折り合って逃げて、4コーナーも半馬身差の先頭でまわる。直線に入ると2番手のゴールドブラッドとの争いになるが、残り400m過ぎから振り切って、残り200mは2馬身半差の先頭で通過する。残り100mは3馬身差とするが、内からフィスキオが伸びてきて2番手に上がり差を詰めてくる。最後は手綱を抑えたので差が縮まり、1馬身3/4差でゴールした。
単勝15.9倍の5番人気からの勝利。道中は半馬身差で逃げて、4コーナーも半馬身差。直線引き離し、一旦は3馬身離したが、最後に詰められて1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:8-11:2-12:2と、ラストが落ちてしまった。ただ、芝1800m戦での逃げ切り勝ちなので、ラストが落ちても仕方がないだろう。
5番人気からの逃げ切り勝ちだが、終始半馬身差でマークされて、簡単な逃げではなかった。最後に詰められてのは残念だが、余裕を持って追っていたので心配は無いだろう。父リーチザクラウンを彷彿させる逃げ切り勝ちだが、父のインパクトには遠く及ばない。ただ、まだまだ良くなるだろうから、上のクラスでも好走は可能だと思う。
父リーチザクラウン(2006年産・期待度105)は新種牡馬である。『もう産駒が出てくるの?』という感覚だ。デビュー戦は、のちに「伝説の新馬戦」と言われたレースで、アンライバルドに負けたがブエナビスタには先着した。その後、未勝利戦を大差(2:1差)の逃げ切り圧勝。千両賞も3馬身差で圧勝したが、続くラジオNIKKEI杯2歳SGVは4馬身差の2着に負けた。きさらぎ賞GVは勝ったものの、皐月賞GTは13着に大敗。人気を落としたダービーは2着に好走した。古馬になってからは、主にマイル戦線で活躍したが、晩年は二桁着順も多かった。下記函館5Rで2着となったエスケークラウンが、産駒JRAデビュー戦であり、10分後にスタートした本馬が産駒JRA初勝利である。本日2着・1着と、幸先の良いスタートを切った。
母は13戦1勝。芝1600mを勝っている、重賞は東京スポーツ杯3歳S(10着)に出走した。兄(本馬の伯父)トウショウコナンは、グランシャリオC旭川GV2着・ユニコーンSGV3着。妹(本馬の叔母)ナンシーシャイン(牝2010年産・期待度60)はフィリーズレビューGU2着など、重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第13仔だが、第4仔は地方2勝。第5仔はJRA1勝・地方2勝。第7仔は地方11勝。第8仔は地方1勝。第9仔地方4勝。第12仔メラニオーン(牡3歳)は現役で未勝利だ。
期待度50

●3阪8 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
アンバーミニー (牝・栗東・松永幹夫)
父ダイワメジャー 母ラブーム(Monsun)
1:51:4(上3F35:5)
好スタートから2番手につける。道中は半馬身差で追走し、先頭は1000mを1:02:9で通過する。この後差を詰めて、4コーナーはクビ差の2番手でまわる。直線に入ると馬なりのまま残り400mで先頭に立ち、残り300m手前で追い出すと後続を引き離す。残り200mは2馬身半差とし、残り100mは4馬身弱の差まで差を広げる。この後、スピリットソウルとドリームソルジャーが2・3番手に上がり差を詰めて来るが、最後はスピリットソウルに3馬身差でゴールした。
単勝5.7倍の2番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り400mで先頭に立ち後続を引き離す。一旦は4馬身近く離すが最後は3馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:0-11:5-12:1と、ラストはやや落ちた。これは、ラストで単走になり手綱もやや抑えたためだろう。
スタート後は5〜6番手あたりにつけるかと思ったが、1F手前から一気に加速して2番手につけた。直線は引き離したが、抜け出してからの走りがチグハグで、上手く手前を変えられていないように見えた。それでもこれだけの圧勝なのだから、基本的な能力は高いだろう。牝馬が牡馬との芝1800m戦を圧勝で、今日の課題を克服すれば、上のクラスでも勝ち負け可能だろう。
母はドイツ産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り34戦5勝。フィユドレール賞仏GV・フロール賞仏GVを勝ち、コリーダ賞仏GU2着・フロール賞仏GV2着・フィユドレール賞仏GV2着・バルブヴィル賞仏GV2着・ジャンロマネ賞仏GT3着・ドーヴィル大賞仏GU3着・コリーダ賞仏GU3着・アレフランス賞仏GV3着・エクスビュリ賞仏GV3着など、重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が日本での第3仔だが、初仔は1勝。第2仔リセエンヌ(牝3歳・期待度65)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

●1函4 5R 2歳新馬 芝1200 稍重
レヴァンテライオン (牡・栗東・矢作芳人)
父Pioneerof the Nile 母Ghostly Darkness(Ghostzapper)
1:10:9(上3F35:7)
好スタートからハナに立つが、2F手前で逃げ馬に抜かれた後、2F半で3番手に落ち着く。この後、先頭から2馬身差の内3番手を進み、4コーナーは1馬身半差の4番手でまわる。直線に入ると外目に出して、残り200mは4番手で通過する。ここからエスケークラウンが力強く抜け出すが、それを追いかけて残り150mで2番手に上がる。そしてエスケークラウンを追いかけるが、ここからの手応えが素晴らしくスーっと伸び、最後にかわしてクビ差でゴールした。
単勝2.4倍の1番人気に応えた。道中3番手から4コーナーは4番手。直線残り150mで2番手に上がり先頭を追いかけて、ゴール前でかわしてクビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:8-12:0-12:1と、減速した。ハイペースの競馬だったので、減速しても、稍重でラスト12:1ならばまずまずだろう。
時計的には平凡で着差もクビ差だが、味のあるレースをした。エスケークラウンが抜けたときにはこの馬で決まり、圧勝もあるような脚色だった。実際にしっかりと伸びて3着以下に3馬身引き離しているが、それを追いかけてゴール前で差し切るのだから立派であろ。上のクラスでも好勝負可能だろう。ただ、牡馬で芝1200mデビュー。この先、短い距離を使うのか。ダートを使うのか。それともアメリカ競馬に挑戦か。ダービーに繋がるのかどうかは不明である。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。父Pioneerof the NileはGT2勝馬だが、2年目産駒から37年ぶりとなる米三冠馬American Pharoah(アメリカンファラオ)を出した注目の種牡馬だ。これが産駒JRA初勝利である。
母はアメリカ産馬。アメリカで走り4勝。姉(本馬の伯母)Hour of JusticeはロイヤルノースH米GVを勝ち、ニアークティックH米GU3着・ノーブルダムゼルH米GV3着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度40
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