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natsuryoのダービーへの道

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natsuryoのダービーへの道
ブログ紹介
勢いで始めてしまったブログです。「自分の性格上、続かないだろうな」と半信半疑で書き始めたのですが、5年目に突入しました。
2歳戦(3歳戦)の解説を毎週行い、2012年のダービー馬を探して行きたいと思います。
もちろんオークス馬も。
これからもよろしくお願いします。
尚、「期待度」とは、「ダービー・オークスへの期待度」です。最高値は100のつもりはありません。
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2012年1月28日(土)3歳戦

2012/01/29 01:31
●1東1 10R クロッカスS(オープン) 芝1400 良
セイクレットレーヴ (牡・美浦・田中清隆)
父アドマイヤムーン 母エルメスティアラ(ブライアンズタイム)
1:22:4(上3F33:3)
やや出遅れて半馬身の不利。最後方からの競馬となるが、1F過ぎから2頭をかわして、3コーナーは10番手でまわる。そのあとは内ラチ沿いを進み、4コーナーは内8番手でまわる。直線に入ると、内ラチ沿いをスルスルと上がり、残り400mは6番手で通過する。残り200mでは、先頭争いをする4頭より1馬身後方5番手まで上がる。ここで、内から2頭目の位置を突いて伸び、残り100mあたりで先頭に立つ。一旦は抜かれたキングオブローが外から伸びるが、最後は頭差競り勝ってゴールした。
単勝5.5倍の3番人気からの勝利。スタートで後手を踏むが、すぐに流れに乗って、直線は内から鋭く伸びた。最後は接戦となったが抜かれない根性も見せた。
レースに上り3Fは11:6-11:4-11:7と、ラストがやや落ちたのが気になるが、本馬の上り3Fは33:3と、なかなかの時計で走っている。
これで5戦2勝となった。デビュー戦は札幌の芝1800m戦。道中は内4番手を進み、4コーナーでの手ごたえは良かったが、直線は思うように伸びず5着だった。2戦目も札幌の芝1800m戦。道中2番手を追走し、直線は逃げ馬との争いとなるが、これをハナ差で制して勝った。3戦目は葉牡丹賞。道中6番手から、残り300m過ぎまでは良い位置にいたが、そこから一杯となりズルズルと後退。11着に敗れた。4戦目の前走はジュニアC。道中は外6番手を進み、4コーナー5番手から直線はオメガホームランとともに伸びて、最後は頭差の2着だった。
初勝利は1800mだが、不良馬場ながら芝2000mで惨敗。芝1600mで好走して、芝1400mで快勝した。こうなると今後はマイル戦を中心に使われそうだ。勝負根性のある馬だが、芝2000m以上のレースは、確かに使いづらいだろう。
期待度55(up)

●2京1 5R 3歳未勝利 芝1800 良
ローゼンケーニッヒ (牡・栗東・橋口弘次)
父シンボリクリスエス 母ローズバド(サンデーサイレンス)
1:48:9(上3F35:1)
スタートで出遅れ2馬身程度の不利。後方から3番目の14番手につける。先頭の1000m通過が1:00:5のペース。このあたりから外を通り押し上げて、4コーナーは大外11番手でまわる。直線に入ると大外を追い上げて、残り200mは6番手で通過するが、先頭までは7〜8馬身も離れている。残り100mでは4番手だが、先頭のダノンアーチストとは、まだ4馬身以上の差がある。しかし、ここからダノンアーチストが一杯となり、残り50m過ぎでエボニーナイトがかわして先頭に立つ。これを大外から一気にかわし、最後はエボニーナイトにクビ差でゴールした。
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。出遅れて、後方から追い上げ、最後はとても届きそうも無いところから鮮やかに差し切った。なかなか強い競馬で、出遅れなければもっと楽に勝っていただろう。
レースの上り3Fは11:5-12:0-12:4と、ダノンアーチストが失速した分、ラストが12:4となっている。本馬は11:5前後だろうか。
これで2戦1勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝1600m戦。今回ほどではないが出遅れて、最後方からの競馬となる。直線は大外を豪快に伸びて最内の勝ち馬に迫るが、1馬身1/2差届かず2着だった。このときの1着バンザイは、若竹賞も勝ち、現在2戦2勝である。
2戦連続での出遅れで、スタートが課題だが、最後は確実に伸びてくる。スタートさえ克服すれば500万でも通用するだろうし、クラシックに乗ってくるだけの素質も持っているだろう。
母は26戦3勝で、重賞2勝の活躍馬である。フィリーズレビューGU・マーメイドSGVを勝った他、オークスGT2着・秋華賞GT2着・エリザベス女王杯GT2着・ローズSGU2着・府中牝馬SGV2着に、GU3着が2回、GV3着が1回と、重賞戦線で活躍した。母(本馬の祖母)のロゼカラーはデイリー杯3歳SGUを勝ち、弟(本馬の叔父)のローゼンクロイツは重賞3勝と活躍した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔は3勝、第2仔ローズリパブリック(牡6歳)は現役で2勝、第3仔ローズキングダム(牡5歳・期待度95)は現役で6勝。ジャパンCGT・朝日フューチュリティSGT・神戸新聞杯GU・京都大賞典GU・東京スポーツ杯2歳SGVを勝ち、ダービーGT2着・菊花賞GT2着・スプリングSGU3着・日経新春杯GU3着・日経賞GU3着と活躍中だ。一族は活躍馬が多いが、その中でも主流の牝系を作ると思われる繁殖牝馬である。
ローズキングダムの弟が、クラシック戦線に乗ってくるのだろうか。
期待度65

●2京1 7R 3歳500万下 芝1400 良
サンライズマヌー (牡・栗東・音無秀孝)
父シンボリクリスエス 母ルヴァーガール(Alzao)
1:21:8(上3F34:8)
好スタートから一旦は先頭に出るが、内の各馬を先に行かせるように抑えて外6番手につける。4コーナーは外6番手から馬なりで上がり、外3番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差、最後はマイネルユリウスに2馬身1/2差でゴールした。
単勝1.6倍の1番人気に応えた。好スタートから抑えて6番手。やや行きたがっているようにも見えたが、3コーナーからは馬なりで、4コーナーは絶好の手ごたえ。直線は良く伸びて、人気通りの圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:8-11:8と、11秒後半が並ぶが、4F58:2、5F70:0のハイペースなので仕方が無いだろう。
これで4戦2勝になった。デビュー戦は京都の芝1800m戦。好位でレースを進め、直線入口で先頭に立ち、そのまま押し切った。4コーナー先頭だが、メンバー中最速タイの上り時計だった。2戦目はラジオNIKKEI杯2歳SGV。好スタートから果敢に逃げて、直線向いてすぐにかわされるが、強豪相手に最後まで食い下がり、0:6差の6着だった。3戦目の前走は京都の芝1600m戦。スタート後は馬群にいたが、やや掛かり気味に2番手に上がり、直線は逃げたゼロスを追い詰めるが抜けず、クビ差の2着だった。
上記のセイクレットレーヴ同様、芝1800mで初勝利だが、芝2000mで負けて、芝1600mで好走して芝1400mで快勝した。こちらは行きたがる馬なので、これが解消されない限り短いところが良さそうで、本来は2000mあたりでも大丈夫な馬だと思う。次走は重賞だろうが、どこを使ってくるのか注目したい。
期待度65(up)

●2京1 9R 梅花賞(500万下) 芝2400 良
ミルドリーム (牡・栗東・角居勝彦)
父シンボリクリスエス 母ミルフィオリ(サンデーサイレンス)
2:27:9(上3F34:8)
好スタートから抑えて、1コーナーは5番手でまわる。向正面に入ると6番手に下げる。先頭の1000m通過が1:01:2のペース。エタンダールが後続に6馬身程度の差をつけて逃げている。3コーナーから、馬群と先頭との差が詰まり、残り600mでひとかたまりとなる。4コーナーも8頭が一団になるが、その大外、差の無い4番手でまわる。直線に入ると、残り400mで先頭に立ち、後続を引き離す。ナリタポセイドンが追ってくるが、残り200mでは1馬身半差とする。そして、ジリジリと差を広げて、最後はナリタポセイドンに2馬身差でゴールした。
単勝7.7倍の4番人気からの勝利。道中は後方6番手でレースを進め、3コーナーから差を詰める。直線早めに先頭に立つと、他馬を引き離しての快勝。強い競馬だった。
レースの上り3Fは11:8-11:5-11:9と、12Fのレースとしては11秒台が並んだので上々である。ただし、単走になったラスト1Fが落ちてしまった。
世代初の芝2400mのレースを勝ち、オープン入り。2400mを快勝した実績は今後のアドバンテージとなるだろう。フジキセキの甥が、長いところで結果を出した。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1600m戦。超スローペースの直線勝負の競馬となり、道中8番手あたりを進み、4コーナー5番手から直線伸びたが、更に後方にいたエネアドに抜かれて2着だった。それでも上り3F32:7の脚を使った。2戦目は阪神の芝1800m戦。道中7番手から、直線は手ごたえ良く伸びて、最後にデルマイザナミが粘ったが、これをとらえて勝った。3戦目の前走は福寿草特別。道中は5〜6番手から直線伸びたが、最後のひと踏ん張りがきかず、0:5差の7着だった。
428sと、シンボリクリスエス産駒の牡馬としては小さな馬体だが、小ささを感じさせない走りだった。ただ、今回は相手が小粒だったことも事実であり、重賞で即通用するかというと、まだまだかもしれない。
期待度65(up)
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2012年1月22日(日)3歳戦

2012/01/23 22:13
●1中7 9R 若竹賞(500万下) 芝1800 不良
バンザイ (牡・栗東・藤岡健一)
父タイキシャトル 母プロフェシーライツ(アフリート)
1:53:9(上3F36:7)
ゲートでやや立ち上がってのスタートで、半馬身程度の不利。この後ダッシュ良く前に出て、1コーナーは先頭でまわる。向正面では1馬身差で逃げ、1000mを1:04:6で通過する。3コーナーからピタゴラスコンマが差を詰めて、4コーナーはクビ差の先頭でまわる。直線に入るとピタゴラスコンマとの争いがしばらく続き、残り200mあたりで外からエネアドも争いに加わる。残り100mでは3頭が並ぶが、僅かの差で先頭をキープする。残り50mでピタゴラスコンマが脱落し、エネアドとの内外2頭の争いとなるが、この争いをクビ差で制してゴールした。
単勝8.9倍の5番人気からの勝利。今日の中山は朝から雨で不良馬場となった。逃げ馬が有利の馬場なのだろうが、この馬場で1000m1:04:6は楽なペースでもない。直線でも2頭が追い詰めてきたが、よく振り切った。ただし、4着以下も差を詰めてきて、1〜5着は、クビ−クビ−3/4−クビ、という接戦となった。
上り3Fは12:4-12:0-12:3と、11秒台は出なかった。しかし、逃げてこの馬場でのラスト12:3ならば上々だと思う。
不良馬場なので実力を量りづらいが、今回の相手関係や接戦だったことを考えると、重賞では苦戦するかもしれない。
これで2戦2勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝1600m戦。スタートは良く無いが、ダッシュ良く前に行き、2Fあたりから先頭に立った。直線は一旦2馬身程度引き離すが、最後は詰められて、1馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
母は16戦1勝。芝1200mで勝っている。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第3仔ディープルマン(牡4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60

●1小4 5R 3歳新馬 芝1800 稍重
ノーブリー (牡・栗東・藤岡健一)
父アドマイヤムーン 母ウメノファイバー(サクラユタカオー)
2:02:0(上3F35:7)
スタートは大きく出遅れ2馬身程度の不利。後方からの競馬となり、1コーナーは13番手でまわる。2コーナーは12番手でまわるが、4F手前から勢い良く外を上がり、一気に先頭に立つ。1000mを1:03:7で通過するが、ここでは後続を2馬身程離している。残り600mからマテリアルガールが絡んで来て、4コーナーは頭差程度の先頭でまわる。直線に入るとジリジリと引き離し、残り200mは半馬身差先頭で通過する。ここから突き放し、残り100mで1馬身半差とすると、最後はスターマインが差を詰めてきて、1馬身1/4差でゴールした。
単勝6.3倍の4番人気からの勝利。スタートは、遅れた馬が他にもいたので目立たなかったが、最内で大きく出遅れた。向正面で常識ハズレの後方からのマクリをして、一気に先頭に立ち、直線も押し切った。
映像を見る限り掛かったわけではなく、藤岡康太騎手のファインプレーである。3F〜4Fは13:5というラップになり、明らかに緩い流れとなっていた。セオリー通り後方にいたら、間違いなく負けていただろう。他の騎手も、この騎乗を見習ってほしいものだ。
上り3Fは12:0-11:9-11:8と加速しており、出遅れて、まくって、後半は逃げて、上りは11秒台後半だが加速しての勝利。ローカルの新馬戦なのでレベルは低いだろうが、なかなか良い勝ち方をしたと思う。
2戦目は良くなるだろうから、中央場所での500万特別でどのくらいやれるのか是非見てみたいと思った。
母はオークス馬ウメノファイバー。オークスGTの他、京王杯3歳SGU・クイーンCGVを勝ち、16戦4勝で引退し繁殖入りした。叔父のサンデーウェルはセントライト記念GUを勝ち、従姉弟のウインラディウスは京王杯スプリングCGU・東京新聞杯GV・富士SGVを勝っている。繁殖に上がり本馬は第7仔だが、第3仔は地方2勝、第4仔は地方4勝、第5仔アンフィルージュ(牝5歳)は現役で2勝と活躍中だ。
オークス馬としては現在まで不本意な繁殖成績である。本馬がどこまで活躍するか。注目したい。
期待度65
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2012年1月21日(土)3歳戦

2012/01/22 19:16
●1中6 9R 菜の花賞(500万下・牝) 芝1600 稍重
パララサルー (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母タンタスエルテ(Stuka)
1:36:2(上3F35:4)
まずまずのスタートから11番手につける。先頭の4F通過が47:5のペース。残り600mで外10番手に上がり、4コーナーは外6番手でまわる。直線に入ると外を伸びて、残り200mを4番手で通過し、残り100mで2番手に上がる。ここで、逃げたトランドネージュは2馬身前にいるが、一気に差を詰めてかわす。最後は、大外を伸びて2番手に上がったメイショウスザンナに1馬身1/4差をつけてゴールした。
単勝3.6倍の1番人気に応えた。道中は中団を進み、直線伸びての快勝だった。特に残り100mの伸び脚は素晴らしく、渋った馬場も問題にしなかった。
レースの上り3Fは12:2-12:0-12:2と11秒台が出ていないが、本馬はラスト1Fを11秒台で走っただろう。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は札幌の芝1500m戦。やや出遅れたがダッシュ良く3番手につけ、直線では逃げたゲンテンを追いかけるが追いつかず、1馬身3/4差の2着だった。それでも3着馬に3馬身差をつけ、能力の高さは示していた。2戦目の前走は中山の芝1600m戦。道中は10〜11番手から直線伸びて、残り100m過ぎから素晴らしい伸び脚を見せて、1/2馬身差で勝った。
今回は、前走同様ゴール前で素晴らしい伸び脚を見せた。どちらも中山の急坂を上がってからの伸び脚である。差し馬なので直線が長いほうが合っていると思われるが、前の馬が止まらないコースだと苦しくなるかもしれない。
チリのGT馬の母にディープインパクト。異色の牝系だが、日本の馬場への適性を見せている。次走は重賞になるだろうが、好勝負出来るだろう。
期待度70(up)

●1京6 9R 若駒S(オープン) 芝2000 重
ゼロス (牡・栗東・領家政蔵)
父キングカメハメハ 母サムソンフェアリー(サンデーサイレンス)
2:05:3(上3F33:9)
絶好のスタートから難なく先手を奪い、1コーナーは2馬身差の先頭でまわる。向正面に入ると3馬身ほどの差となるが、更に差を開き、1000mを1:05:4で通過するが、ここでは5馬身程離している。このあと差が詰まり、4コーナーは2馬身半差先頭でまわる。直線に入ると差をやや広げ、残り200mでは3馬身差とする。この後もこの差を保ち、最後は流してのゴール。最後に2番手に上がったワールドエースに2馬身1/2差つけての逃げ切り勝ちだった。
単勝4.8倍の2番人気からの勝利。5頭立てという最近では珍しい少頭数の競馬となり、引き離して逃げたのだが、スローペースだった。圧倒的人気のワールドエースが最後方から行ったので、どの馬も動けなかった。展開の利もあったのだが、差をつけたままの逃げ切りなので、力も上位だったのだろう。
上り3Fは11:7-10:7-11:5であり、重馬場ながら10秒台で走っている。ラストも11:5なので、これでは後ろの馬は追いつかないだろう。
これで10戦3勝となった。デビュー戦は函館の芝1200m戦。道中4番手追走から、直線で3番手に上がったが、最後に抜かれ4着だった。その後、ダートを使い4着・6着・4着・5着と負けた。6戦目は新潟の芝1600m戦。道中2〜3番手から直線で一旦先頭に立つが、すぐに抜かれて2着だった。7戦目も新潟の芝1600m戦。道中2番手から最後まで勝ち馬を抜けずの2着だった。8戦目は京都の芝1600m戦。好スタートから逃げて、一時は4馬身程離し、最後は流して2馬身差での勝利。9戦目の前走も京都の芝1600m戦。好スタートから逃げて、直線では1馬身半差まで離すもののサンライズマヌーが迫ってきて、最後はクビ差でゴールした。
未勝利をなかなか抜け出せなかった馬が、いきなり3連勝である。しかも、今回は連闘だった。次走は重賞だろうが、一線級相手にどこまでやれるのか。この馬の力を見くびって楽に逃がすと、なかなかつかまえられないという競馬になるだろう。
母は1戦未勝利。甥のオースミサムソンが阪神ジャンプSJGV3着と活躍した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、初仔カネスラファール(牡8歳)は現役で、平地4勝・障害2勝と活躍中だ。第2仔は1勝している。
期待度65
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2012年1月15日(日)3歳戦

2012/01/15 23:34
●1中5 11R 京成杯(GV) 芝2000 良
ベストディール (牡・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母コマーサント(Marchand de Sable)
2:00:6(上3F34:5)
まずまずのスタートだが、ゲートを出てすぐに外によれて、隣のキネオピューマの邪魔をしてしまう。1コーナーは外9番手でまわり、向正面も外9番手を進む。先頭の1000m通過が1:00:4のペース。残り600mを過ぎてから外を通り押し上げて、4コーナーでムチが2発飛び、外6番手でまわる。直線に入るとすぐに2番手に上がり、先に先頭に立ったアドマイヤブルーを、残り200m手前でかわして先頭に立つ。そして引き離し、残り100mでは1馬身差とするが、外からマイネルロブストが伸びて来て2番手に上がり、差を詰めてくる。そして、マイネルロブストとの差が1/2馬身まで詰まったところがゴールだった。
単勝4.5倍の2番人気からの勝利。道中は中団につけて、残り600mから上がり、残り200m手前で先頭に立った。残り100mまでは完勝というレースだったが、ゴール前で詰められてしまった。
レースの上り3Fは11:8-11:7-11:7と、11秒台を並べ、詰め寄られたラストも11:7なので問題はない。2:00:6-34:5も上々だと思う。
朝日杯フューチュリティSGT2着のマイネルロブストを2着に退けたので、アルフレード級とも言えるが、朝日杯フューチュリティSは2馬身差、今回は1/2馬身差なので、まだ差がありそうだ。札幌2歳Sでマイネルロブストに2馬身差で先着されたが、今回は逆転した。
次の目標は、札幌2歳Sの勝ち馬グランデッツァ(ラジオNIKKEI杯2歳SGV3着)、2着馬ゴールドシップ(ラジオNIKKEI杯2歳SGV2着)あたりだろう。まだまだ「3強」よりは落ちるのだろうが、成長途上であり、力の差を着実に詰めているのだろう。
これで4戦3勝となった。デビュー戦は札幌の芝1800m戦。道中2番手から、残り200mで先頭に立ち、最後は手綱を抑える余裕の勝利だった。2戦目は札幌2歳SGV。道中は内6番手を進み、直線も内から伸びるが、前3頭の伸び脚には及ばず4着に敗れた。3戦目の前走は百日草特別。前を見るように3〜4番手を進み、直線は早めに先頭。2馬身差での完勝だったが、2〜3着も1馬身1/2差と離れ、力の差を見せつけた競馬だった。
前走時、『・・・今後は成長力が問われる訳だが、・・・』と書いているが、一度負けたマイネルロブストに先着するなど、今日は成長力を見せた。ただし、先に書いたように、「3強」に対してはまだ力不足だろう。あと、3ヵ月でどこまで成長してくるのか楽しみである。
期待度85(up)

●1京5 6R 3歳新馬 芝1800 良
マジカルツアー (牡・栗東・石坂正)
父アグネスタキオン 母ゴーカロライナ(Rahy)
1:50:5(上3F34:1)
大外16番枠から好スタートで、無理することなく先頭に立つ。向正面は1馬身差で逃げて、1000mを1:03:8で通過する。ここからややペースを上げて、4コーナーも1馬身差の先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mはダノンアーチストに2馬身近くリードする。ここからやや差を詰められるものの、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝11.8倍の5番人気からの勝利。大外枠スタートでも簡単にハナに立てた。直線でも追ってくる馬も無い楽勝で、2番手につけた馬が2着という、行った行ったの競馬となった。
上り3Fは11:6-11:2-11:3と11秒台を並べ、ラスト2Fは11秒台前半でまとめた。逃げ馬にこの時計で走られたら他馬はどうすることも出来ない。昨日のネモフィラ賞と同様、逃げた馬がメンバー中最速の上りで走った。
能力は高いのだろうが、今後も逃げ一本で行くのは良くないだろう。次走は、抑える競馬でどれだけ走れるのかを確認してほしい。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り15戦3勝。姪にスティルインラブ(桜花賞GT・オークスGT・秋華賞GT)、ローブデコルテ(オークスGT)と2頭のオークス馬がいるオークス血統だ。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔ダノンプリマドンナ(牝5歳)は現役で3勝、第3仔ナポレオンバローズ(牡4歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

●1京5 10R 紅梅S(オープン・牝) 芝1400 良
サウンドオブハート (牝・美浦・松山康久)
父アグネスタキオン 母シンメイミネルバ(Caerleon)
1:22:7(上3F33:8)
まずまずのスタートから内8番手につける。スタート後1Fから2F過ぎまで掛かり気味に進む。終始内々をまわり4コーナーは内7番手でまわる。直線に入ると1頭分外に出すが、残り300mでは前2頭が壁になり、抜け出す位置がない。残り200mでは6番手だが、今度は前に3頭いて進路が無い。しかし、残り150mで進路が開き4番手に上がると一気に加速して、残り100mで3番手に上がり、残り50mあたりでマイネボヌールをかわして先頭に立つ。ここから武豊騎手は手綱を抑えて、最後は1/2馬身差でゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。スタート後は掛かり、直線で前が塞がっても、最後は良く伸びた。ゴール前は余裕の手ごたえで力の差を見せつける競馬だった。
レースの上り3Fは11:2-11:5-11:6であり、本馬は33秒台で上った。元々GTで1番人気に推された馬である。オープン特別では、力が違うだろう。着差は1/2馬身でも、本来は、2馬身・3馬身の差をつける力はあるだろう。
これで4戦3勝となった。デビュー戦は新潟の芝1400m戦。道中6番手から4コーナーで上がり、直線に入りすぐ先頭に立つと、最後は手綱を抑えて4馬身差で圧勝した。2戦目は芙蓉S。道中は掛かりながら3〜4番手を進み、直線伸びての快勝だった。前半掛からなければ、もっと楽に勝っていたと思われる競馬だった。3戦目の前走は阪神ジュベナイルフィリーズGT。4.6倍の1番人気に推された。大外18番枠からスタートし、道中は8番手から掛かり気味に上がって行き、4コーナーは3番手。直線は、残り200mあたりで先頭に立つが、勝ち馬には一気に抜かれる。ゴール前まで2番手に粘るが、最後に抜かれて3着だった。
前走でも掛かりながら2着争いをしているので、力はあると思う。ただ、どうしても掛かってしまうので、それを克服しなければ、桜花賞でも苦しいだろう。折り合ったときにはどんなレースをするのか、見てみたいと思う。
期待度80(up)
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2012年1月14日(土)3歳戦

2012/01/14 23:30
●1中4 6R 3歳新馬 芝2000 良
レッドフォルツァ (牡・美浦・藤沢和雄)
父ゼンノロブロイ 母ホワイトウォーター(Forestry)
2:06:5(上3F35:5)
好スタートから1コーナーは外2番手でまわる。向正面では半馬身〜3/4馬身差の2番手を追走する。先頭の1000m通過が1:05:3のスローペース。残り600mから差を詰めて、4コーナーは先頭に並んでまわる。直線に入るとすぐに先頭に立つがなかなか振り切れず、残り200mで半馬身差とする。ここから差を広げて、残り100mで1馬身半差とするが、後方からラスヴェンチュラスが良い脚で伸びてきて2番手に上がり、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝6.4倍の4番人気からの勝利。終始2番手追走から直線早めに先頭に立ち、そのままゴールという教科書通りの勝ち方だった。
レースの上り3Fは12:2-11:7-11:7と、ラスト2Fは11秒台だった。ただし、今日の中山の芝コースは時計の出る馬場で(2歳未勝利芝1600m1:34:4・古馬オープン芝1600m1:32:4)、この時計では平凡すぎると思う。ラスト2Fのどちらかで11秒台前半が出ても良いはずで、低レベルのレースだったと考えて良いと思う。2戦目で相当変わらなければ、500万下では苦しいだろう。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。競走成績は不明だが、おそらく不出走だろう。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、持込の初仔ファンドリノチカラ(牡5歳)はJRA3勝・地方2勝で、JRA所属の現役だ。第2仔は地方で1勝している。
期待度45

●1京4 6R 3歳未勝利 芝1800 良
エキストラエンド (牡・栗東・角居勝彦)
父ディープインパクト 母カーリング(Garde Royale)
1:47:7(上3F35:3)
好スタートから7番手につける。先頭の1000m通過が59:6のペース。このあたりは6番手を進むが、このあと押し上げて、4コーナーは馬群の中5番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて、残り300mで2番手に上がり、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mでは2馬身程の差とするが、ここで2番手に上がったトーセンホマレボシが差を詰めて来て、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝7.6倍の4番人気からの勝利。道中6番手から4コーナーは4番手。直線で伸びての快勝だった。前走が1月5日(木)なので、一応連闘での勝利である。
レースの上り3Fは12:0-11:9-11:7と、加速している。1000m通過が1分を切るペースだったのに上り3Fを加速して、ラスト1Fは11:7でまとめた。
勝ち時計も1分47秒台であり、なかなかの能力を示したと思う。500万下でも面白い存在になるだろう。
これで2戦1勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝2000m戦。道中は6番手を進み4コーナーは5番手。直線で一旦後退するものの、再び盛り返してからの脚色が良く、2・3着馬と共にグンと伸びての4着。勝ち馬とのタイム差は0秒1の接戦だった。
母はフランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・アメリカ・UAE・日本で走り、仏16戦6勝、米1戦0勝、UAE1戦0勝、日1戦0勝である。ディアヌ賞GT、ヴェルメイユ賞GTを勝った名牝であり、3歳時には凱旋門賞(9着)出走後、ジャパンC(11着)で来日している。フランスで繁殖に上がり、初仔は競走馬として輸入され未勝利で引退した。本馬は日本での第7仔だが、持込の初仔ローエングリンは10勝で、中山記念GU2回、読売マイラーズCGU2回とGUを4勝している。また、4歳時にはフランスと香港へ遠征し、ムーラン・ド・ロンシャン賞GT2着・香港マイルGT3着と好走し、現在は種牡馬として活躍している。第2仔は4勝、第3仔ブレーヴハートは5勝であり、ダイヤモンドSGV2着・青葉賞GU3着と重賞で活躍した。第5仔が3勝、第6仔リベルタス(牡4歳・期待度75)は現役で3勝と活躍中だ。これで産駒JRA26勝と、競走成績も繁殖成績も優秀な繁殖牝馬である。
期待度60

●1小1 5R 3歳新馬 芝2000 良
エーシングルーオン (牡・栗東・坂口正則)
父アグネスタキオン 母エイシンサンサン(キャロルハウス)
2:02:3(上3F34:3)
好スタートから1コーナーは外2番手でまわる。向正面では1馬身差の2番手を追走する。先頭の1000m通過が1:03:4のペース。3コーナーから差を詰めて、4コーナーはクビ差の2番手でまわる。直線に入ると、逃げたメイショウコロンボが粘りなかなか抜けず、2頭の争いが残り100mまで続く。ここで少し前に出るが、メイショウコロンボも粘り、最後はクビ差でゴールした。
単勝3.9倍の2番人気からの勝利。道中は2番手を進み、直線で逃げ馬をとらえて、僅差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:3-11:3と、ラスト2Fは11秒台前半で走った。ゴール前はダノンキャスケードが伸びてきて、2着にクビ差まで迫ったが、これはダノンキャスケードを褒めるべきだと思う。
2:02:3-34:3もデビュー戦としては上々で、2戦目で良くなれば500万下でも通用するだろう。
母はJRA35戦4勝・香港1戦0勝で通算36戦4勝。 小倉3歳SGVを勝ち、朝日チャレンジCGV2着・エリザベス女王杯GT3着・府中牝馬SGV3着の活躍馬だ。香港国際ヴァーズGUに出走し12着に敗れて引退した。繁殖に上がり本馬が第9仔だが、第2仔地方2勝、第3仔エイシンニーザンはJRA平地4勝・障害3勝で、阪神スプリングJJGUを勝った。また、3歳時はダービーに出走(7着)した。第4仔エイシンテンリューはJRA平地3勝・障害1勝で、青葉賞GU3着後、ダービーに出走(12着)した。第5仔はJRA平地2勝・障害1勝、第6仔エーシンディーエスは障害3勝で、京都ハイジャンプJGU・京都ジャンプSJGVを勝っている。第7仔エーシンリターンズ(牝5歳・期待度65)は現役で4勝。桜花賞GT3着・ローズSGU3着・チューリップ賞GV3着と重賞戦線で活躍し、オークス(14着)にも出走した。
期待度60

●1小1 10R ネモフィラ賞(500万下) 芝1800 良
ビービージャパン (牡・栗東・千田輝彦)
父アドマイヤジャパン 母ホシノアマゾネス(トニービン)
1:48:8(上3F34:1)
大外10番枠から好スタートでハナに立ち、1コーナーは1馬身差の先頭でまわる。向正面では1馬身〜1馬身半差で逃げて、1000mを1:02:7で通過する。3コーナー過ぎから半馬身差に迫られるが、4コーナーで離し1馬身差でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mでは1馬身半のリード。更に差を広げ、残り100mでは2馬身差とし、最後はドリームキャプテンに2馬身差でゴールした。
単勝31.2倍の7番人気からの勝利。道中は単騎のスローペースでの逃げに持ち込み、最後までしっかりと伸びて逃げ切った。
上り3Fは11:6-11:4-11:1と、加速している。逃げ切っていながらラスト1Fを11:1で走った。最後まで元気一杯であり、メンバー中最速の上りタイムだった。
4コーナーでは他馬が懸命に追う中、馬なりで引き離し、時計的に見ても、メンバー中では1枚も2枚も上の力があったのだろう。
これで5戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1800m戦。道中5〜6番手から直線で2番手まで上がったものの、力尽きて6着だった。2戦目は京都の芝2000m戦。道中3〜4番手から直線も伸びを欠き4着だった。3戦目は京都の芝1800m戦。道中2番手を進むが、残り800mで不利があり、一気にズルズルと下がってしまい、4コーナーは10番手でまわる。直線で盛り返すが6着(7位入線)だった。4戦目の前走は小倉の芝2000m戦。前走で不利を受けて懲りたのか初めて逃げて、鮮やかに逃げ切った。
前走逃げて結果を出し、今回も逃げて結果を出した。前走も今回も、メンバー中最速の上りタイムであり、逃げたから勝った訳ではなく、実力で勝っているようだ。もしかすると、2走前も不利が無ければ勝っていたかも知れない。
2走連続逃げて結果を出したので、次走も逃げるだろう。次回はマークされたりペースが速くなったりで、楽には逃げられないだろうが、楽に逃げることが出来たら、重賞でも好勝負になるだけの力は秘めていると思う。
父アドマイヤジャパンは、今3歳世代がセカンドクロップである。ディープインパクトと同世代で、種牡馬入りも同じだ。自身は2勝で京成杯GVを勝ち、菊花賞3着・皐月賞2着だったため、種牡馬としての期待度は高くないが、毎年100頭前後に種付けしているようだ。ファーストクロップの現4歳世代ではヤサカシャイニー(3勝)が出世頭である。繁殖牝馬の質もあるのだろうか、今ひとつパッとしない。ただ、父サンデーサイレンス、母ビワハイジという良血で、妹達(ブエナビスタ・ジョワドヴィーヴル)の活躍で、注目が集まるかもしれない。
母は8戦未勝利。伯母が七夕賞GV3着のノーザンプリンセス、従姉弟が種牡馬メイショウサムソンという血統だ。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第3仔ゴールドループ(牝4歳)は地方4勝で、JRA所属の現役だ。
期待度65
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訂正とお詫び

2012/01/11 10:24
平成23年12月30日の『2011年まとめ(4)牡馬』の記事の中で推奨馬に挙げたベストディールですが、「重賞未出走馬から」と言っておきながら、2戦目に札幌2歳Sに出走していました。
したがって、推奨馬から削除させていただくとともに、記事を読んでいただいた方には、不愉快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。


本日の朝、「京成杯」の新聞記事を読んでいて、ハッと気づきました。
いかに適当に選んでいるかがバレてしまいましたね。
自分で『札幌2歳Sは4着に敗れたので、・・・』と書いているのに気づかないなんて、あまりにも注意力が散漫だと反省しています。12月30日のベストディールの記事の部分にも訂正のための棒線を入れておきました。
これに懲りず、今後とも本ブログをよろしくお願いします。
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2012年1月9日(月)3歳戦

2012/01/09 20:01
●1中3 11R フェアリーS(GV・牝) 芝1600 良
トーセンベニザクラ (牝・美浦・柴崎勇)
父ダイワメジャー 母トーセンブリリアン(ホワイトマズル)
1:35:5(上3F34:5)
好スタートから馬群の中11番手あたりにつける。先頭の4F通過が47:8のペース。残り600mは10番手で通過し、4コーナーも馬群の真ん中10番手でまわる。直線に入ると馬群の中を伸びて、残り200mを7番手で通過する。ここでやや外に出し進路を確保すると、そこを伸びて、残り100mで4番手に上がる。残り50mは3番手だが、ゴール前で内2頭をキッチリとらえてゴール。外からオメガハートランドも突っ込んできて、4頭が横に並ぶ大接戦だったが、内のマイネエポナにクビ差での勝利だった。ちなみに1〜4着はクビ−ハナ−ハナの大接戦であり、1/2馬身離れて、5着〜12着はすべてクビ差という珍しい着差で、1着〜12着のタイム差は0:4差という混戦だった。
単勝7.1倍の3番人気からの勝利。道中は中団馬群の中で待機して、直線伸びて接戦を制した。ゴール前で伸びたので、もう少し距離があっても抜かれてはいないだろうが、外から良い脚で伸びたオメガハートランドとは接戦になっていたかもしれない。
レースの上り3Fは12:2-11:5-11:5と、中山の坂で11:5が出たラストで差し切った。残り200mの時点で2馬身差以上あったので、本馬はラスト1Fを11:2程度で走っただろう。
残り200m手前で一瞬だが前が詰まった場面がありブレーキをかけている。これが無ければ、もう少し離して勝っていたと思う。
これで8戦3勝となった。デビュー戦は中山の芝1200m戦。道中は10番手あたりから直線でやや伸びたが6着に終わった。2戦目は新潟の芝1800m戦。スタート後は先行集団にいたが、1Fあたりからズルズル下がり、12番手まで下がった。直線は大外を伸びたが6着までだった。3戦目は新潟の芝1800m戦。好スタートから逃げて、長い直線でも逃げ切り濃厚だったが、ゴール前で差されて頭差の2着だった。4戦目は中山の芝1600m戦。スタートで立ち上がり出遅れたため最後方16番手からの競馬となるが、直線は内をグングンと伸びて、2番手となったところがゴールだった。5戦目は中山の芝1600m戦。道中は2番手から直線は早目に先頭に立ち、追ってくる各馬を振り切って勝った。6戦目は赤松賞。後方からの競馬となるが、直線は馬群を縫って伸びて、最後はハナ差で勝った。上り33:2という脚で差し切る強い内容で、馬群に入れても怯まず伸びた。7戦目の前走は阪神ジュベナイルフィリーズGT。道中は14番手を進み、直線は大外を伸びるが伸びきれず10着だった。
阪神ジュベナイルフィリーズでは、残り400mで、勝ったジョワドヴィーヴルの後方1馬身近くまで迫ったものの、最後は0:7差離された。これがGT馬との差であり、今回勝ったが、このGT馬との差は、あまり変わりないだろう。
昨日のシンザン記念をディープインパクト産駒が勝つと、すかさずフェアリーSはダイワメジャー産駒が勝った。いまだに争いが続いているようで面白い。クラシック戦線の主役が牡馬・牝馬ともにディープインパクト産駒になりそうなところに、ダイワメジャーが「待った」を掛けられるだろうか。
期待度75(up)

●1京3 9R 福寿草特別(500万下) 芝2000 良
サイレントサタデー (牡・栗東・村山明)
父シンボリクリスエス 母マニックサンデー(サンデーサイレンス)
2:02:2(上3F34:1)
好スタートから先頭に立ち、1コーナーは半馬身差の先頭でまわる。向正面に入ると1馬身差で逃げる。ラップを13秒台まで落とし、1000mを1:02:9通過する。残り800mからペースを上げて、4コーナーは1馬身差先頭でまわる。直線に入ると後続を引き離し、残り200mでは1馬身半差とし、残り100mも1馬身半差で通過する。このあと、2番手争いをする3頭が差を詰めるが、最後は1馬身1/4差でゴール。鮮やかな逃げ切り勝ちであり、最内を伸びたマカハが2着争いを制した。
単勝62.2倍の10番人気からの勝利。好スタートからハナに立ち、1馬身差マイペースで逃げて、直線もリードを保ってゴール。人気薄なので誰も追いかけず、楽に逃げ切れたと言う所だろう。
上り3Fは11:4-11:0-11:7と11秒台が並び、逃げ馬なのに34:1で上った。2番人気・3番人気馬はともに33:7で上ったが4・5着に敗れた。この馬たちが勝つためには、33:5と33:3で上らなければならない。人気薄が逃げていたとは言え、『何をやっているんだ?』と思いたくなる競馬だった。
これで2戦2勝となった。前走のデビュー戦は中山の芝1800m戦。不良馬場での競馬となり、好スタートから逃げ切った。最後はハナ差凌いだギリギリの勝利で、あと10mもあれば間違いなく入れ替わっていた辛勝だった。
不良馬場で1:56:3だったので能力の判断が難しく、『逃げたから』とか『不良馬場だから』とかで、たまたまハナ差で勝てたと言うのが大方の評価であり、本ブログでも低評価だった。今回も『人気薄だから逃げ切れた』ということなので、次走は2戦2勝でも、それ程人気にはならないだろう。
ただ、前半が62:9、後半が59:3で走っているので、能力は高いのだと思う。今回は−8sと絞れたことで初戦とは大きく変わった。次走は重賞だろうが、他馬がなめて掛かると、また逃げ切るだけの能力はあると思う。
期待度70(up)
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2012年1月8日(日)3歳戦

2012/01/08 21:31
●1中2 9R 寒竹賞(500万下) 芝2000 良
メイショウカドマツ (牡・栗東・藤岡健一)
父ダイワメジャー 母アルペンローズ(Kris S.)
2:01:6(上3F36:1)
好スタートから先頭に立つ。キングクリチャンが絡んで来て、1コーナーはコーナーワークで半馬身差の先頭でまわる。向正面に入っても半馬身差で逃げ、1000mを1:01:3で通過する。3コーナーから徐々に引き離し、4コーナーは1馬身半差の先頭でまわる。直線に入っても1馬身半差の先頭で、残り200mから更に差を広げる。残り100mでは2馬身以上の差として、最後はジョングルールに2馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝7.7倍の5番人気からの勝利。鮮やかな逃げ切り勝ちだった。道中は半馬身差でマークされるが、4コーナーで振り切り、直線は引き離しての完勝だった。
ラップを見ると、2F目が10:9以外、すべて12秒台という絶妙な逃げ切りだった。上り3Fは12:0-12:0-12:1と、同じペースで上っている。
これで7戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1600m戦。出遅れて動きも悪く、4コーナーで上がったものの、直線は失速して12着。2戦目は小倉の芝1800m戦。好スタートから逃げて、そのまま逃げ切った。3戦目は野路菊S。これも逃げて、残り300mまで先頭だが、2頭に抜かれて、最後は粘っての3着だった。4戦目は黄菊賞。道中3〜4番手から、直線残り100mまで3番手で頑張ったが、最後に失速して6着だった。5戦目は葉牡丹賞。道中2番手から4コーナーで先頭。直線で2馬身近く引き離すが、残り50m過ぎで差されて2着だった。6戦目の前走はホープフルS。逃げて残り100m手前まで先頭だったが、ここで力尽き、ゴール前で数頭に抜かれ、0:3差の6着だった。
同コースのホープフルSが2:01:7-35:3。今回は2:01:6-36:1。走破時計はほぼ等しく、着順の差が、レースレベルの差なのかもしれない。これでオープン入りだが、重賞では入着級だろう。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り2戦0勝。伯父が種牡馬トワイニング、従兄妹に種牡馬Green Desert、従姉妹がヤマニンパラダイス(阪神3歳牝馬SGT)という良血だ。繁殖に上がり本馬が日本での第6仔だが、初仔1勝、第2仔地方2勝、第3仔メイショウドナリオ(牡6歳)は現役で2勝、第4仔メイショウギリシャ(牡5歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

●1京2 11R シンザン記念(GV) 芝1600 良
ジェンティルドンナ (牝・栗東・石坂正)
父ディープインパクト 母ドナブリーニ(Bertolini)
1:34:3(上3F34:7)
まずまずのスタートから4番手につける。勢いをつけて上がって行ったため、2Fあたりで手綱を抑えた。すると、頭を上げてしまう場面もあったが、すぐに落ち着いた。先頭の4F通過が47:2のペース。このあたりで5番手に控えて、4コーナーは先頭から3馬身差、馬群の中5番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の位置を突いて伸び、残り300mで3番手に上がる。残り200m過ぎで先頭に立ち、引き離す。残り100mで1馬身差とすると、最後は内を伸びたマイネルアトラクトに1馬身1/4差でゴールした。
単勝4.0倍の2番人気からの勝利。序盤は勢いがつきすぎて無理に抑える場面もあったが、その後は落ち着いたレース運びを見せた。直線ではやや狭い所に入ったが、脚色が違うと言う伸びで抜け出し、そのまま引き離す強い競馬だった。
レースの上り3Fは11:9-11:7-11:9と、何とか11秒台を並べた。今日の馬場は、目立って悪い時計でもなく、若干遅いかなと言う程度(1600万下特別が2:00:7)。その馬場で、1:34:3は重賞としてはやや足りないとも思うが、朝日杯フューチュリティSGT4着のトウケイヘイローが、このレースも4着。タイム差も0:4差であり、これを物差しにすれば、アルフレードと同レベルということになる。
時計よりも、牡馬相手にこれだけの強い競馬ができたと言うことで十分であり、ジョワドヴィーヴルのライバルが出現したと言ってよいだろう。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は京都の芝1600m戦。雨中の不良馬場での競馬。道中は外9〜10番手追走から4コーナーは大外9番手。直線は良く伸びたが、逃げたエーシンフルマークまでは届かず2着だった。2戦目の前走は阪神の芝1600m戦。道中は先行馬を見るようにして進み、直線で馬群を抜けてからはあっと言う間に引き離す完勝だった。
本ブログの年末の推奨馬であり、早くも結果が出た。しかし、同レースに推奨馬のサンシャインも出走していたが、こちらは11着に敗れてしまった。
今回のシンザン記念の勝利は、姉ドナウブルーが1番人気で負けたレースを、妹が2番人気で勝ち、姉の借りを返した形となった。今度は、姉が出られなかったクラシックに出走し、姉の無念を晴らしたいところである。
期待度85(up)
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2012年1月5日(木)3歳戦

2012/01/05 22:38
あけましておめでとうございます。
本年も「natsuryoのダービーへの道」をよろしくお願いします。

●1中1 6R 3歳新馬 芝2000 良
ブリッジクライム (牝・美浦・鈴木康弘)
父ゼンノロブロイ 母リーチマイハーバー(Boston Harbor)
2:02:6(上3F34:7)
好スタートから1コーナーは外9番手でまわる。向正面に入っても9番手を進む。先頭の1000m通過が1:03:0のペース。3コーナーから外をまくるように差を詰めて、残り600mで4番手に上がり、4コーナーは外2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立つが、内でソルレヴァンテが食い下がり、残り200mは半馬身差。残り100mで1馬身差とすると、ここからグングンと引き離し、最後は3馬身差でゴールした。
単勝24.0倍の7番人気での勝利。人気薄からの圧勝だった。道中は中団につけて、3コーナーからスパート。直線早目に先頭に立ち、後続を引き離しての横綱相撲だった。
レースの上り3Fは12:0-11:7-11:4と加速しており、芝2000mの中山で最後の坂も11:4で駆け上がる力強いレースをした。芝の状態が良いのか、今日は比較的時計の出る馬場だったが、このレース振りとこの時計ならば、間違いなく500万下でも通用するだろうし、オークスに向けて面白い馬が出てきたと思う。
母はアメリカ産の外国産馬としてJRAで走り24戦2勝。芝1400mと芝1600mで勝っている。甥(本馬の従兄弟)のコイントスは、GU2着4回・GV2着1回・有馬記念GT3着など、重賞戦線で活躍した。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔がJRA1勝・地方2勝、第3仔カリバーン(牡5歳)は現役で5勝、オールカマーGU3着など活躍中だ。
期待度70

●1中1 9R ジュニアC(オープン) 芝1600 良
オメガホームラン (牡・栗東・安田隆行)
父ダイワメジャー 母ダンスーズデトワール(Highest Honor)
1:34:2(上3F34:0)
好スタートから5番手につけるが、向正面で外4番手に上がる。先頭のマウントビスティーが飛ばし、4Fを46:5で通過する。残り600mを過ぎてから、各馬先頭との差を詰めて、4コーナーは外4番手でまわる。直線に入ると、すぐに3番手に上がり、前2頭を追いかける。残り200m過ぎで2番手に上がり、残り100m手前で先頭に立つが、共に上がったセイクレットレーヴが外から差を詰めて来る。ここから2頭の争いとなり、ゴール前で差が縮まったものの、最後は頭差抑えてゴールした。
単勝4.4倍の3番人気からの勝利。ハイペースには巻き込まれず、離れた4番手を追走し、直線は追い込んでの勝利だった。ただし、最後は詰められて、あと20mもあれば替わっていたという辛勝だった。
レースの上り3Fは12:3-11:5-11:8だが、本馬はラストを11:5〜11:6程度で走っただろう。1:34:2-34:0は、なかなか優秀だが、重賞で好勝負するには、もうワンパンチ必要だと思う。
これで4戦2勝となった。デビュー戦は札幌の芝1500m戦。単勝1.4倍の1番人気に推され、道中5番手から、4コーナーは3番手。直線で伸びて、ゴール前は手綱を抑えて1馬身1/2差で勝った。2戦目はクローバー賞。道中は内3〜4番手を掛かり気味に追走。直線は、最後まで前が詰まりっぱなしの3着と、不完全燃焼的な競馬だった。3戦目の前走は芙蓉S。道中内2番手、4コーナー3番手から直線は思うように伸びず、最後は1頭に抜かれての4着だった。
前走もスタート直後は掛かり気味であり、4戦目の今回で随分と良くなった。ただしペースが速くなったことも良かったのだと思う。掛かり気味の馬なので、なかなか1800m・2000mと距離を延ばせない。気性面の成長があれば、重賞でも戦えると思う。
期待度65(up)

●1京1 6R 3歳新馬 芝2000 良
ハランデール (牡・栗東・池江泰寿)
父Halling 母ベラドーラ2(Danzig)
2:07:2(上3F34:7)
好スタートから1コーナーは6番手でまわる。2コーナーで外を上がって行き、向正面では外3番手につける。先頭の1000m通過は1:06:2のペース。3コーナーから前2頭をピタリとマークするように進み、4コーナーは差の無い外3番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に立つが、内でダイシンブラックが食い下がり、2頭の争いとなる。これを残り100mで振り切るが、外からカナロアとアドマイヤバラードが良い脚で伸びてくる。差がグングンと詰まるが、最後はカナロアにクビ差でゴールした。
単勝12.1倍の6番人気からの勝利。2コーナーで、6番手から3番手に押し上げたのが良かったと思う。超スローペースとなったが、1・2番手をマークする位置まで上がり、最後は差し馬の猛追を退けた。
レースの上り3Fは12:3-11:3-11:2と、直線ヨーイドンの競馬となった。数字だけ見ると、前の馬が11:3-11:2で上がるようなスローペースなのに、後方の馬の騎手は何をやっていたのか、というレースである。
カナロアは33:9の脚を使い、馬群を縫って伸びてきたが届かず敗退している。ただ、VTRを見ると、カナロアもアドマイヤバラードも行きっぷりが悪く、騎手のせいでは無いようだ。カナロアは、残り600m手前で早くもムチを入れている。新馬戦は、なかなか騎手の思い通りには動いてくれないと言う事なのだろう。
逆に、早く動いた小牧太騎手は好騎乗だったと思う。あれで最後差されていたら非難されただろうが、14秒台のラップになったのだから、年末にも書いた通り、最後まで脚が持たなくても動くべきだと思う。
この好騎乗により勝てたので、500万クラスでは余程良くならないと苦戦すると思う。538sを、どこまで絞るかだろう。
本馬はダーレー・ジャパン・ファーム産、シェイク・モハメド殿下の馬である。ちなみに、シェイク・モハメド殿下の現3歳馬は、エクセルシオール(期待度40)が2勝、アルキメデス(期待度60)、ヴァンガード、ヴィットリオドーロが1勝している。
父Hallingは、エタン系Diesisの仔。GT5勝の欧州最優秀古馬である。JRAでは本馬を含めて9頭の産駒が走り、3頭が勝っているが、目立った活躍馬は出ていない。
母はアイルランド産の輸入繁殖牝馬。競走成績は不明だが、おそらく未出走だろう。伯父が種牡馬Key of Luck、種牡馬Anabaaという良血である。繁殖入りして本馬が持ち込みの初仔である。
期待度50
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2011年まとめ(6)何にも知らない素人のくせに

2011/12/31 19:05
私は、小学校5・6年、中学校3年間、高校3年間と、合計8年野球をやった。
守備につき「バッチコ〜イ!バッチコ〜イ!!」を声を出しながら、心の中で『来るなよ・・・来るなよ・・・』と願っていた。その願いが強いときに限ってボールが飛んでくるのである。
『来ちゃったョ〜〜』と思って処理をするが、エラーをしたことばかり思い出す。
大人になり、よく以下のような事を言われる。
「○○さんは、甲子園を目指してたんだぁ」
そう言われると、ニコニコして「はい」と答えるが、心の中でいつもこう思う。
『甲子園なんて目指したこと一度もねえし。どうやっても行けるわけねぇし。そもそも、甲子園をなめるな。甲子園に行くのがどれほど大変なのか、何にも知らない素人のくせに簡単に物事言うんじゃねぇ』

スポーツをやる上で、そんなネガティブな考え方ではダメである。
今はスポーツを見る側に立っている私は、自分のことは置いといて、消極的なプレーを見ると腹が立つのである。そして、何にも知らない素人のくせに、好き勝手に文句を言ったりブログに書いたりしている。

サッカーを見ていて腹立たしいのが、攻撃側の選手がゴール前で前を向きボールを持っているにもかかわらずシュートを打たずパスを選択すること。シュートを打って外して非難されるのなら、パスを選択し、上手く行けばラッキーだし、失敗しても「ディフェンダーがいたから」と言い訳できる。弱気な心が垣間見れて腹が立つのだ。
競馬を見ていて腹立たしいのが、後方待機の人気馬が、スローペースなのに後方で動かず、そのまま届かずに終わることだ。騎手は当然スローペースだと分かっているだろう。ところが動かない。下手に動いて負けると非難されるからだ。非難されるくらいなら、後方から追い上げて届かず、「展開が向かなかった」と言い訳したほうが良い。
1800mや2000mのレースなど、向正面に入れば速いか遅いか判断がつくし、向正面は直線なのだから動きやすいだろう。もっと多くの馬がマクルように上がり、向正面からペースが速くなっても良いのだが、なかなかそうはならない。
「ここで動くと最後まで脚が持たない。だから動けない」
騎手も調教師も馬主もマスコミもファンも皆そう思っているのだろうし、それが正解の場合も多いが、『どう考えても32〜33秒の脚を使わないと届かないよ』という位置で平然と動かずいる騎手が多いこと。
何にも知らない素人が勝手なことを言っているのだが、外国人騎手に対してはあまり腹を立てたことがないので、近年の外国人騎手の活躍は、その辺のところの意識の差や、技術の差が出ているのかなと思うのだ。

外国人騎手といえば、武豊騎手と社台グループのことも、我々ファンからすれば不快である。
春の天皇賞以来、吉田さん関係の所有馬(社台レースホース・サンデーレーシング含む、以下「社台グループ」とする)の期待馬には、武豊騎手は乗っていない。
ローズキングダムに上手く乗れなかったことが原因とか、昨年のジャパンCでブエナビスタが降着になった件で云々とか、外国人騎手への規制緩和を騎手会長の武豊騎手が反対したとか、色々なことが言われているようだが、そんな理由はどうでもよい。武豊騎手が社台グループに干されたことで、成績がガタ落ちなのが問題だと思うのだ。

色々な業界があり、その業界で大きな力を持つものが現れ、好き勝手にやられると、その業界は衰退する。
例えばプロ野球。某球団の大きな発言力を持つ高齢の方が、『プロ野球は自分のもの』のような発言をしたり行動をしたりするのを見ていると、腹立たしく思う。それを無視できないプロ野球界には幻滅しているし、野球人気の翳りも無関係ではないだろう。
例えば大相撲。力を持つ日本相撲協会の役員など元力士は少数で良いし、親方になったり相撲部屋の運営の仕方も、もっとやり様があるだろう。大相撲も、問題ばかりで改善できないのなら廃止にしてしまえばよい。

社台グループが大きくなった事は、企業努力により競争に勝った結果なので否定するつもりはない。むしろ、日本のトップブリーダー(モンスターブリーダー)として世界中を席巻してほしいのだ。
問題なのは、競馬そのものに大きな影響力と発言力を持つこと。そして、余りにも巨大すぎて、日本の競馬が社台グループの競馬になってしまっていること。この2点である。

確かに武豊騎手は、若い頃のキレはないと思う。
若い頃は騎乗フォームを見るだけで武豊騎手だと判り、他の騎手とはまったく違っていた。今は、判別不能である。
そういう理由で乗せないのなら、これは仕方が無いことだ。今年の春以降、社台グループの馬にはほとんど乗っていない。意図して乗せていない状態だ。それによって武豊騎手の成績がガタ落ちとなると、他の騎手も調教師も、『社台グループには逆らえない』という気持ちになる。
何か確執があって乗せないとなると更に深刻だ。
武豊騎手が将来調教師になったとき、社台グループは持ち馬を預けないということになったとして、厩舎を運営維持できるのか。社台グループにソッポを向かれたら、調教師として成り立たないというところまで巨大化してしまったのなら、日本競馬にとって大問題だと思う。

別に社台グループが悪いわけではない。
同じような巨大生産者グループがあれば問題はなかったのだが、サンデーサイレンス亡き後も、日高の生産者たちは社台グループに大きく水を開けられたままである。
それならば、日高の生産者達が悪いのか。
彼らは繁殖牝馬10頭前後の小規模な牧場でも、共同体を作るなどして頑張ってやっているのだ。
このブログを書いていて思うことは、とにかく繁殖牝馬の質の差がどうしようもない事である。これは資金力の差でもある。
社台グループの繁殖牝馬は、基本的に『海外の重賞勝ち馬または良血』『国内の良血の活躍馬』のどれかである。一方、日高の繁殖牝馬は、『海外の1〜2勝馬』か、良くて『国内の重賞勝ち馬』である。
それでも、日高の牧場は、社台グループとこれだけ質の差がありながら、良くやっていると思う。
日高のすべての牧場が、社台グループと同等の繁殖牝馬を導入し、同じような種牡馬に種付けすることが出来れば差も無くなるだろうが、それは不可能である。
解決策は思い浮かばないし、ハッキリ言ってない。
社台グループに対抗できる生産者が現れてほしいが、それがやたら横暴な生産者でも困る。

何も知らない素人の分際で色々書いたが、競馬がなくなってしまっては、楽しい老後のためにも大変困るのだ。
日本競馬を支えているのは我々競馬ファンであり、我々が馬券を買うから競馬が成り立つのである。競馬界の中で一番偉いのは、JRAでも馬主でも生産者でも調教師でも騎手でもなく、スポンサーである我々競馬ファンなのだ。
競馬ファンにソッポを向かれたら、巨大な社台グループも成り立たない。だから、私にも意見する権利はあると思うのだ。


以上。最近思ったことを書いてみました。
色々なことがあった2011年もあと僅かで終了です。
紅白歌合戦は、19時15分に始まります。始まる前に今年最後の記事を書き終えることが出来て良かった。
今年も1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。
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2011年まとめ(5)2歳リーディングサイヤー

2011/12/31 12:51
【JRA2歳リーディングサイヤー】
賞金順(賞金=本賞+付加賞)
@ディープインパクト 4億8639万 
 出走頭数79 勝利頭数29 勝利数35
Aダイワメジャー 4億5107万
 出走頭数99 勝利頭数25 勝利数31
Bアグネスタキオン 3億6891万
 出走頭数78 勝利頭数24 勝利数30
Cシンボリクリスエス 3億6617万
 出走頭数92 勝利頭数21 勝利数25
Dアドマイヤムーン 2億5512万
 出走頭数42 勝利頭数13 勝利数16
Eクロフネ 2億4029万
 出走頭数66 勝利頭数17 勝利数19
Fフジキセキ 2億1610万
 出走頭数58 勝利頭数18 勝利数20
Gキングカメハメハ 2億1346万
 出走頭数77 勝利頭数18 勝利数19
Hジャングルポケット 1億7940万
 出走頭数68 勝利頭数13 勝利数14
Iサクラバクシンオー 1億7108万
 出走頭数46 勝利頭数11 勝利数13

10月末の時点では、ダイワメジャーが独走状態で、4位のディープインパクトとの差は1億円程度であった。
ところが、11月・12月で一気に追い抜いた。ディープインパクトの現役時代のような末脚で差し切ったのだ。ディープインパクトの上り2ヵ月は、何と3億2000万円であった。
これで2年連続の2歳リーディングサイヤーであり、来年はいよいよ総合ーディングサイヤーを狙える位置まで来た。
ちなみに、今年もキングカメハメハが総合リーディングサイヤーとなり、これで2年連続である。2年連続で2歳リーディングサイヤーになったキングカメハメハが、次の年に総合リーディングサイヤーになっているので、その流れからすると、来年はディープインパクトということになる。
ただし、1位キングカメハメハと2位ディープインパクトの差は約17億円という大差であり、キングカメハメハの3年連続を阻止するのは、至難の業でもあるのだ。

1位はディープインパクト。本ブログで「期待度」をつけた産駒は20頭だった。
昨年末、『ディープインパクト産駒はタレントが豊富である』と書き、ダノンバラード・コティリオン・リアルインパクト・リベルタス・ドナウブルー・サトノオー・グルヴェイグ・トーセンラー・トーセンレーヴ・ピカソと名前を挙げたが、リアルインパクトが安田記念GTを勝った以外は、それ程活躍しなかった。
しかし、今年は昨年以上にタレントが豊富である。
GT馬ジョワドヴィーヴル(期待度100・2戦2勝)を筆頭に、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったディープブリランテ(期待度90・2戦2勝)、ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったアダムスピーク(期待度90・2戦2勝)の3頭は、来年のクラシックの中心馬になりそうだ。
年末推奨馬に挙げたワールドエース(期待度75・1戦1勝)、ヴィルシーナ(期待度75・3戦2勝)、ベストディール(期待度65・3戦2勝)、ジェンティルドンナ(期待度60・2戦1勝)、トーセンホマレボシ(1戦0勝)には活躍してほしい。
その他では、ヒストリカル(期待度65・2戦1勝)、スピルバーグ(期待度60・1戦1勝)あたりにも注目だ。また、これからデビューする面白そうな馬もいるが、書ききれないのでこの位にしておく。

2位はダイワメジャー。「期待度」をつけた産駒は10頭だった。
小倉2歳Sを勝ったエピセアローム(期待度70・4戦2勝)は、阪神ジュベナイルフィリーズで8着に負けた。京王杯2歳S3着のオリービン(期待度60・5戦2勝)や、年末推奨馬のエクセラントカーヴ(期待度65・1戦1勝)などがいるが、全体的にはオープンクラスで頭打ちという印象である。

3位はアグネスタキオン。「期待度」をつけた産駒は11頭だった。
札幌2歳Sを勝ったグランデッツァ(期待度80・4戦2勝)は、ラジオNIKKEI杯2歳Sで3着に敗れた。阪神ジュベナイルフィリーズを1番人気で臨んだサウンドオブハート(期待度75・3戦2勝)も3着に敗れた。
本ブログでは、オメガハートランド(期待度65・3戦2勝)を年末推奨馬として挙げている。

4位はシンボリクリスエス。「期待度」をつけた産駒は14頭だった。
アグネスタキオンとは274万円の僅差での4位。ただし、今年は2歳馬チャンピオンホースが出た。
朝日杯フューチュリティSを勝ったアルフレード(期待度90・3戦3勝)は、来年のクラシックの中心馬に成り得る馬だ。
本ブログでは、サトノギャラント(期待度70・4戦2勝)を年末推奨馬として挙げている。

ちなみに、5〜10位の種牡馬で「期待度」をつけた産駒数を書くと、アドマイヤムーン7頭・クロフネ3頭・フジキセキ5頭・キングカメハメハ6頭・ジャングルポケット8頭・サクラバクシンオー1頭である。
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2011年まとめ(4)牡馬

2011/12/30 23:38
【牡馬】
昨年のこの時点で、4冠馬オルフェーヴルは3戦1勝(期待度65)だった。
新馬戦は、荒削りながら良いレースをしたので高評価をしたが、その後、芙蓉S2着・京王杯2歳SGU10着と負けたので、年末のコメントは無し。
まさか、チャンピオンホースに成長するなど夢にも思わなかった。
昨年末は以下のように書いている。
「ディープインパクトの産駒デビューの年としては楽しみは多いのだが、『強いと思った馬が次走は負け』というのパターンが多く、これが今年の2歳牡馬の傾向といえるだろう。確固たる中心馬がいない世代であり、3年前の状況によく似ている。このような世代は大体レベルの低い世代である。」
ところが、確固たる中心馬が3歳になって現れ、レベルも低くはない世代だった。反省である。

今年の2歳牡馬は、昨年とは180度違い、「3強」と言える状況だ。
ただし「3強」と言ってもお互いに対戦をしていないので、3頭が同じようなレベルで強いわけではなく、多分3頭のうち1頭は弱いか、または1頭がとてつもなく強いのかのどちらかと思う。今は、3頭とも無敗と言うことは魅力的である。
また、「3強」以外でも、これから強くなりそうな馬が多く、来年の今頃はオルフェーヴルを脅かす馬が出てきてもおかしくないと思っている。
オルフェーヴルには、ドバイでもパリでも大きなタイトルを取って来てもらって、有馬記念で現2歳馬と対決してほしい。これが来年の夢だ。

朝日杯フューチュリティSは、2歳チャンピオンを決めるレースなのだが、来年のクラシックレースの有力馬を決めるレースでは無くなってしまった。
それに勝ったアルフレードだが、シンボリクリスエス産駒・タイレコード・3戦3勝・520sという雄大な馬体・衝撃的なパフォーマンスなど考えると、ナリタブライアン以来のクラシック制覇も有りかなと思ってしまう。ただ、内を通れたことが有利にはたらいたことも事実であり、トライアルや皐月賞は、簡単には内を空けてくれないと思うので、どんなレースをするのかも興味がある。外を通っても強ければ本物だろう。

東京スポーツ杯2歳Sを勝ち2戦2勝のディープブリランテは、ラジオNIKKEI杯2歳S出走を予定していたが回避し、共同通信杯から始動するらしい。ソエの出やすい馬だが、馬体には問題は無いそうだ。
デビュー戦は流して5馬身差の圧勝。東京スポーツ杯2歳Sの本ブログの記事では『掛かった上での圧勝なので、最初から折り合ったらどこまで強いのか。現時点では間違いなくクラシック候補であり、レースを覚えたらどこまで強くなるのか、末恐ろしい馬だと思う。』と評している。成長して復帰してくるのか、劣化して戻ってくるのか。2月の復帰戦が楽しみである。

ラジオNIKKEI杯2歳Sを勝ったアダムスピークも、上記ディープブリランテ同様ディープインパクト産駒である。デビュー戦は平凡な時計だったが、ラジオNIKKEI杯2歳Sでは、札幌2歳Sの1・2着馬も、2戦2勝の1番人気馬も寄せ付けない横綱相撲であり、能力は相当高いのだろう。アメリカのGT馬を母に持ち、血統的にも一流だ。直線入口で、前3頭が壁になり、外の馬に蓋をされて包まれた状態になったが、内から3頭目の位置が開くと、そこを突いて伸びた。勝負根性と反応の良さを持っており、この経験はゴッチャになるGTで生きてくると思う。次走は弥生賞が有力になると思うが、これも楽しみだ。

このように書いてみると、「GT馬が一歩劣るかな」というのが正直なところで、ディープインパクト産駒の「2強」でダービーを迎える気もする。ただし、これからデビューする馬や、現1勝馬の台頭が無ければの話しである。

それでは、今年も重賞未出走馬から、本ブログの推奨馬を書きたいと思う。
昨年推奨馬は、5頭中2頭がダービーに出走した。結果は、ベルシャザールが3着、トーセンラーが11着だった。ダービーの1・2着馬は昨年末の時点で重賞出走馬だったので、推奨馬には出来なかった(多分しなかっただろうが)。したがって、ベルシャザールの3着は好成績なのだ。

【推奨牡馬】
アドマイヤブルー(父キングカメハメハ)
ワールドエース(父ディープインパクト)
サトノギャラント(父シンボリクリスエス)
ベストディール(父ディープインパクト)
トーセンホマレボシ(父ディープインパクト)

3年前のトーセンジョーダン、一昨年のアリゼオ、昨年のベルシャザール。ホープフルSの勝馬は、なかなか外せない。
今年の勝ち馬アドマイヤブルーは2戦2勝。まだ底を見せていない。
デビュー戦は、勝ち時計は平凡でも、芝2000mのラスト2Fを11:2-11:0で走った。ホープフルSは、直線の坂をのぼるまでモタモタしたが、ゴール前の脚は素晴らしく、もう少し距離があれば突き抜けている勢いだった。オープン特別としては、地方馬以外はすべて1勝馬と小粒なメンバーだったが、高い能力を示すことが出来たと思う。
調教師は「2000m以上のレースにこだわりたい」とのことなので、次走は弥生賞か若葉Sだろう。それとも京成杯を使うのだろうか。

命名は人も馬も同じで、どうしても願いを込めるものだ。馬の場合は「名前負け」する場合も多く、あまり大それた名前は付けないほうが良いと思うのだが、名前に負けないデビュー勝ちをしたのがワールドエースである。
父がディープインパクトで、母はドイツ産馬でドイツオークス3着馬。叔父は種牡馬Manduroという良血であり、血統的にもワールドクラスである。
デビュー戦は、残り100mで3馬身差の先頭で、最後は流して3/4馬身差での勝利だった。最後まで追っていれば3馬身以上は離していたと思われる脚色であり、そうなると、ラスト1Fを11:3で走り、1:48:9-33:9という時計が出てもおかしく無かった。時計の出ない阪神で、デビュー戦でこの時計で走っていたのなら立派である。
次走は若駒Sを予定しているようなので、父と同じようなローテーションである。どんなレースを見せるのか注目だ。

横山典弘騎手が武豊騎手に「この馬凄いだろ」と自慢したのが、ベコニア賞でのサトノギャラントである。
出遅れたと思ったが、どうも後方待機の作戦だったようだ。スローペースの競馬を後方一気の差し切り勝ちで、500万特別あたりでは能力が違うという競馬だった。母スティンガーが武豊騎手で京王杯SCを後方一気で勝ったが、これと同じレースをした横山典弘騎手。自慢をしたくなるわけだ。
デビュー戦はマカハ・グランデッツァについで3着。2戦目は馬なりでクビ差ながら圧勝だった。3戦目は逃げてサウンドオブハートの2着だった。
藤沢厩舎なので、次は2月の東京、共同通信杯だと思われる。再び後方一気が見られそうで、これも楽しみだ。

3戦2勝のベストディール。札幌2歳Sは4着に敗れたので、グランデッツァやゴールドシップとは勝負付けが済んだ感もあるが、百日草特別を2馬身差で完勝し、500万では力の違いを見せつけた。
ラジオNIKKEI杯2歳Sでの2・3着馬に完敗しているので、現段階では一線級とは差がありそうだが、父ディープインパクトに海外GTを勝った母を持つこの馬は、まだ奥がありそうで、今後の成長力に期待である。
次走は京成杯らしいので、まずはキッチリと勝って、クラシックへと駒を進めてほしい。


藤沢厩舎のサトノグロリアスも推奨馬にしたかったが、10月に骨折し手術をしたらしい。なぜ在厩になっているのか不明だが、春に間に合うかも不明なため推奨馬からは外した。
そこで、5頭目の推奨馬はトーセンホマレボシを挙げたいと思う。
年末推奨馬としては初の未勝利馬である。1戦0勝で、デビュー戦は2着に負けたが、レース振りは、クラシックを狙えるほどの光るものは見つからなかった。
ただ、この馬は、当歳時のセレクトセールにて1億6257万円の高値で取引されるほどの血統馬である。天皇賞馬トーセンジョーダンの半弟で、父はディープインパクトという血統だ。
というよりも、3年前の年末推奨馬の弟で、デビュー戦でもまずまずのレースをしたので推奨すると言った方が正直である。
もちろんクラフテイワイフ系エヴリウィスパーの仔ということで、1勝するのは時間の問題だろうし、デビュー戦は緩くて今後は確実に変わることと、兄トーセンジョーダンのデビュー戦よりはマシなレースだったので、次走で絞れれば本領を発揮することを見越して推奨したのだ。兄と同等ならば、このあと3連勝である。
ただし、次走で勝たなければ、到底皐月賞には間に合わないので、是非とも頑張ってほしい。



※平成24年1月11日追記
上記推奨馬に挙げたベストディールですが、「重賞未出走馬から」と言っておきながら、2戦目に札幌2歳Sに出走していました。
したがって、推奨馬から削除させていただくとともに、記事を読んでいただいた方には、不愉快な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんでした。心よりお詫び申し上げます。

1月11日の朝、「京成杯」の新聞記事を読んでいて、ハッと気づきました。
いかに適当に選んでいるかがバレてしまいましたね。
自分で『札幌2歳Sは4着に敗れたので、・・・』と書いているのに気づかないなんて、あまりにも注意力が散漫だと反省しています。ベストディールの記事の部分には訂正のための棒線を入れました。
これに懲りず、今後とも本ブログをよろしくお願いします。
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2011年まとめ(3)牡馬

2011/12/30 14:40
期待度上位馬を並べました。今日は牡馬です。
わかる範囲での次走予定と記事へのリンクをはりましたので是非ご覧下さい。

【牡馬】〔 〕・・・近況及び次走予定
ディープブリランテ〔次走共同通信杯を予定〕
   期待度90 2戦2勝(新馬東京スポーツ杯2歳SGV
アルフレード〔次走弥生賞かスプリングS〕
   期待度90 3戦3勝(新馬きんもくせい特別朝日杯フューチュリティSGT
アダムスピーク〔皐月賞トライアルから始動か〕
   期待度90 2戦2勝(新馬ラジオNIKKEI杯2歳SGV
トリップ〔一旦放牧へ〕
   期待度80 3戦2勝(新馬京都2歳S
グランデッツァ〔次走弥生賞か〕
   期待度80 4戦2勝(未勝利札幌2歳SGV
アドマイヤブルー〔2000m以上のレースを選択する〕
   期待度80 2戦2勝(新馬ホープフルS
ワールドエース〔次走若駒Sを予定〕
   期待度75 1戦1勝(新馬
サトノギャラント〔次走共同通信杯か〕
   期待度70 4戦2勝(未勝利ベゴニア賞
クラレント〔放牧へ〕
   期待度70 4戦2勝(新馬デイリー杯2歳SGU
モンストール〔放牧(ノドの手術)〕
   期待度70 3戦2勝(新馬新潟2歳SGV
ローレルブレット〔次走きさらぎ賞を予定〕
   期待度65 7戦2勝(千両賞
ブライトライン〔次走不明〕
   期待度65 5戦2勝(黄菊賞
スノードン〔次走不明〕
   期待度65 5戦2勝(萩S
ゴールドシップ〔次走弥生賞を予定〕
   期待度65 4戦2勝(新馬コスモス賞
ベストディール〔次走京成杯を予定〕
   期待度65 3戦2勝(新馬百日草特別
マイネルロブスト〔シンザン記念登録または京成杯か〕
   期待度65 5戦2勝(新馬クローバー賞
ヒストリカル〔福寿草特別登録〕
   期待度65 2戦1勝(新馬
サトノグロリアス〔10月に骨折休養中〕
   期待度65 1戦1勝(新馬
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2011年まとめ(2)牝馬

2011/12/30 00:57
【牝馬】
ブエナビスタが引退した。
ウオッカ・ダイワスカーレット・ブエナビスタと、近年では『牝馬1』と言われず、『日本の最強馬』と言えるような素晴らしい牝馬が連続で出ている。
牝馬と牡馬の実力差が無くなり、もはや『女傑』という言葉も、日本競馬においては死語になりつつある。
これら連続で出ている『強い牝馬』の流れを継ぐ馬が、現3歳牝馬のレーヴディソールだと思っていた。
『昨年末のまとめ』では、以下のように書いている。
『レーヴディソールの能力は、トールポピー・アパパネではなく、ウオッカ・ブエナビスタに近いものを感じるのである。・・・(略)・・・本ブログで4年連続紹介し、高評価をしているレーヴドスカーの産駒たちだが、兄・姉は残念な結果に終わっている。レーヴディソールには是非とも無事で活躍してほしいと思う。』
このように、昨年末の時点では『この馬がポストブエナビスタになる』と思っていた。
ところが、3月に骨折してしまい、クラシックを棒にふってしまった。しかも、復帰戦のエリザベス女王杯は11着。復帰2戦目の愛知杯も4着と負けてしまった。
ブエナビスタ級かと思っていたが、それ程でもなかったのかと残念である。京都金杯に登録しているが、復帰3戦目で変わらないようならば、やはりアグネスタキオンとレーヴドスカー産駒なので、早めに引退して繁殖に上げたほうが良い気がする。

さて、今年の2歳牝馬にも『ブエナビスタ級』との期待を抱かせる馬が出てきた。
今度こそ本当の『ポストブエナビスタ』。そう、妹のジョワドヴィーヴルである。
キャリア2戦目でGT制覇。15分の6の抽選を突破したように運も強い。馬体重41sという小さな馬体に、どれだけの能力を秘めているのだという走りをした。
この阪神ジュベナイルフィリーズは低レベルという評価もあるようだが、本ブログで期待度60以上の馬が11頭(昨年8頭・2年前6頭・3年前5頭・4年前5頭・5年前7頭)も出走していて、レベルが低いとは思えない。むしろ例年よりも高レベルではないかと思うのだ。
逆に、「ダービーへ」という声もあるようだ。母はダービーに挑戦して11着だったし、姉が出ていたら面白かったと思うが、410s台のダービー馬というのも疑問なので、次走までの間、たっぷりと食べて、まずは成長してほしいと思う。
来年の牝馬クラシック戦線は、ジョワドヴィーヴル中心で進んで行くだろうし、姉並みの活躍を期待している。

それでは、今年も重賞未出走馬から、本ブログの推奨馬を書きたいと思う。
例年、対象馬が多くて取捨に悩むのだが、今年は期待できそうな牝馬はすでに重賞出走済みが多く、重賞未出走馬からとなると対象馬が少なく困った。
尚、昨年の推奨馬は、5頭中1頭のみオークスに出走した。グルヴェイグが出走し、14着だった。

【推奨牝馬】
ヴィルシーナ(父ディープインパクト)
オメガハートランド(父アグネスタキオン)
エクセラントカーヴ(父ダイワメジャー)
ジェンティルドンナ(父ディープインパクト)
サンシャイン(父ハーツクライ)

大魔神佐々木主浩氏の所有馬であるヴィルシーナ。曾祖母は、グランドオペラ・Rahy・シングスピールの兄妹であり、叔父のフレールジャック(牡3歳・現役)はラジオNIKKEI賞GVを勝つなど血統的にもしっかりしている。
デビュー戦は、札幌芝1800mを1:55:2だったが、直線は矢のような伸び脚を披露し、最後は手綱を抑える余裕の勝利だった。2戦目の黄菊賞は3着に負けたが、ゴール前で良い脚を見せた。阪神ジュベナイルフィリーズGTを除外となったためにエリカ賞にまわったが、見事芝2000mで牡馬に勝った。
3戦とも牡馬とのレースであり、芝1800m・芝1800m・芝2000mと使われて好成績を収めている。次走はクイーンCGVを予定しているようだが、府中を経験させてオークスを狙うのだろうか。まだ牝馬には負けていないので、次走もキッチリと勝って、ジョワドヴィーヴルへの挑戦権を得てほしいと思う。

種牡馬ハーツクライの姪にあたるオメガハートランド。410s台という小さな牝馬である。
デビュー戦は新潟の芝1800m戦で、スタート後やや掛かってしまい、それでも上り33:4の脚で差し切った。2戦目は3着に負けたが、残り200m過ぎで前が斜行して進路を阻まれる不利があった。レコード決着となったが、ゴール前は勝ち馬に対して差を詰めている。3戦目の500万下芝1400m戦は稍重となり、渋った馬場が苦手なのか最後はバテたようだが、クビ差で勝った。
この馬も、3戦とも牡馬とのレースであり、牝馬には負けていない。フェアリーSGVに登録しているが、ここでどんな走りを見せるか注目だ。

1戦1勝ながら、デビュー戦で中山の坂を力強く駆け上ったエクセラントカーヴ
この馬も420sと小さな馬体だが、小さいながらパワー全開という走りをした。中山芝1600m稍重を1:37:1ながら、レースの上り2Fは11:4-11:3であり、これを差し切った上に、軽く気合を入れただけでスーッと動いて突き抜けた。たぶんラスト1Fは11:1程度で走っただろう。
次走はクイーンCGVを予定しているので、もしかすると上記ヴィルシーナとの対戦となるが、出来れば推奨馬同士の対戦は春までしないでほしい。

昨年の推奨馬で紹介したドナウブルーは、シンザン記念GV5着、フィリーズレビューGU4着と負けて桜花賞出走ならず、ニュージーランドTGU6着で、NHKマイルCもオークスも出走せず休養に入った。(復帰後、1000万特別を勝った)
このドナウブルーの全妹であるジェンティルドンナは、現在2戦1勝。姉は自信を持って推奨したが、妹のほうは正直半信半疑である。ただ、妹の方が馬体もひとまわり大きく、英国のGT馬を母にもつ良血馬らしさを、これから発揮する可能性もある。
デビュー戦は不良馬場で2着に負けたが、2戦目は3馬身1/2差の圧勝だった。阪神の芝1600mで1:36:7-34:1という時計は、2戦目としては物足りないが、手綱を抑えてのゴールであり、直線で前が壁になるロスがなければ、上り33秒台も出ただろう。
シンザン記念とフェアリーSに登録しているが、陣営はシンザン記念に出したいようだ。牡馬との対戦になるが、姉が1番人気で負けたレースである。姉の分も良いレースをしてほしい。

フィリーズレビューGUなど重賞3勝しているワンカラットの妹サンシャイン
12月の阪神の新馬を勝ったばかりの1戦1勝だが、この新馬のゴール前での伸びが素晴らしく、ゴール前は手綱を抑える圧勝だった。
この馬も418kgと小さい馬で、大型馬の姉ワンカラットとは、馬体面では正反対である。ただ、姉はデビュー戦が472s、2歳最終戦が494s、今月の阪神カップGUでは544sと、牝馬とは思えない大きさまで成長した。サンシャインも姉のようにこれから大きくなるかもしれない。
上記ジェンティルドンナ同様、シンザン記念とフェアリーSに登録しているようだが、どちらに出るのか。それとも回避するのか。小さい馬だけに、間隔を空けても良い気がする。
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2011年まとめ(1)牝馬

2011/12/28 19:18
期待度上位馬を並べました。今日は牝馬です。
わかる範囲での次走予定と記事へのリンクをはりましたので是非ご覧下さい。

【牝馬】〔 〕・・・近況及び次走予定
ジョワドヴィーヴル〔次走チューリップ賞を視野〕
   期待度100 2戦2勝(新馬阪神ジュベナイルフィリーズGT
サウンドオブハート〔次走紅梅SかクイーンC〕
   期待度75 3戦2勝(新馬芙蓉S
ヴィルシーナ〔次走クイーンC目標〕
   期待度75 3戦2勝(新馬エリカ賞
エピセアローム〔次走チューリップ賞か〕
   期待度70 4戦2勝(未勝利小倉2歳S
ラシンティランテ〔シンザン記念・フェアリーS登録〕
   期待度70 4戦2勝(新馬白菊賞
シャンボールフィズ〔フェアリーS登録〕
   期待度65 2戦1勝(新馬
イチオクノホシ〔次走クイーンCを予定〕
   期待度65 3戦2勝(サフラン賞
アナスタシアブルー〔次走エルフィンSを予定〕
   期待度65 3戦1勝(新馬
アイムユアーズ〔次走クイーンCを予定〕
   期待度65 5戦2勝(ファンタジーSGV
オメガハートランド〔フェアリーS登録〕
   期待度65 3戦2勝(新馬500万下
エクセラントカーヴ〔次走クイーンCを予定〕
   期待度65 1戦1勝(新馬
パララサルー〔ジュニアC・フェアリーS登録〕
   期待度60 2戦1勝(未勝利
トーセンベニザクラ〔フェアリーS登録〕
   期待度60 7戦2勝(赤松賞
チェリーメドゥーサ〔フェアリーS登録〕
   期待度60 3戦2勝(ひいらぎ賞
ジェンティルドンナ〔シンザン記念・フェアリーS登録〕
   期待度60 2戦1勝(未勝利
サンシャイン〔シンザン記念・フェアリーS登録〕
   期待度60 1戦1勝(新馬
プレノタート〔次走クイーンCを予定〕
   期待度60 6戦2勝(新馬500万下
ファインチョイス〔次走チューリップ賞かフィリーズレビュー〕
   期待度60 4戦2勝(新馬函館2歳SGV
エイシンキンチェム〔次走紅梅Sを予定〕
   期待度60 4戦2勝(新馬ダリア賞
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2011年12月25日(日)2歳戦

2011/12/25 19:08
●5中8 4R 2歳新馬 芝1800 良
ミステリーコード (牡・美浦・藤沢和雄)
父ネオユニヴァース 母マジックコード(Lost Code)
1:53:0(上3F35:2)
好スタートから1コーナーは内3番手でまわる。向正面に入っても内3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:4のペース。3コーナーで4番手に下がるが、4コーナーで盛り返し、やや外目に出して3番手でまわる。直線に入ると、前2頭の外から追い上げて、残り200mで先頭に立つ。そして引き離し、残り100mで1馬身差とするが、更に引き離し、最後はイブニングスカイに2馬身1/2差でゴールした。
単勝2.1倍の1番人気に応えた。道中は内3番手につけ、直線伸びて残り200mで先頭に立つと、最後は引き離しての完勝だった。
レースの上り3Fは、12:5-11:6-11:4と加速している。1:53:0-35:2は平凡だが、この加速する上りの中を、良く伸びて圧勝しているので能力は高いと思う。
頭の高い走法で、2コーナーでは首を上げて遊びながら走っているようにも見えた。それでも4コーナーからは素晴らしい走りを見せた。次走は大幅に時計を詰めて来ると思うので、500万下でも好勝負出来るだろう。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り32戦9勝。バレリーナH米GVを2勝し、格付け以前のバレリーナHも勝っているので、同じレースを3勝している。本馬は日本での第6仔だが、持込の初仔シークレットコードは1勝で、阪神ジュベナイルフィリーズGT2着と活躍し、オークス(10着)・秋華賞(13着)にも出走した。第2仔は1勝、第4仔は1勝、第5仔ヌーベルバーグ(牝3歳・期待度60)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

●5中8 7R ホープフルS(オープン) 芝2000 良
アドマイヤブルー (牡・栗東・橋田満)
父キングカメハメハ 母ジェイズミラクル(フジキセキ)
2:01:4(上3F34:5)
好スタートから1コーナーは外5番手でまわる。向正面に入ると4番手に上がる。先頭の1000m通過が1:01:2のペース。このあたりで、何があったのかは不明だが、6番手までズルっと下がってしまう。ただし、すぐに立て直して流れに乗る。残り600mは7番手で通過し、4コーナーも外7番手でまわる。直線に入ると大外をジリジリと伸びて、残り200mは5番手で通過する。残り100mは4番手で通過するが、先頭まで1馬身差に迫る。そして、残り50mあたりから素晴らしい伸び脚を見せて、最後はミヤビアミュレットをクビ差とらえてゴールした。
単勝8.7倍の5番人気からの勝利。向正面で、不利があったのか自分から下がったのかは不明だが、ここで下がらなければもう少し楽に勝てただろう。直線の坂を上るまでモタモタしたが、ゴール前の脚は素晴らしく、もう少し距離があれば突き抜けている勢いだった。
レースの上り3Fは12:0-11:1-11:9と、ラストが落ちているので、ラストの鋭い伸び脚になったとも言えるが、2:01:4-34:5での最後の伸びなので、見たままの評価で良いだろう。
これで2戦2勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝2000m戦。道中は2番手につけ、直線でかわす理想的な競馬をした。相手も良く粘ったが、最後は能力の差で勝った。
デビュー戦の勝ち時計が2:06:5と平凡なため、5番人気と低評価だったが、芝2000mのラスト1Fを11:0で走るなど、素質は見せていた。新馬-オープン特別と連勝し、次走は重賞となるだろうが、そこでも好勝負出来そうだ。
期待度80(up)

●6阪8 5R 2歳新馬 芝2000 良
ショウナンタケル (牡・栗東・北出成人)
父アグネスタキオン 母ショウナンクイーン(マルゼンスキー)
2:08:1(上3F36:6)
好スタートから、1コーナーで外3番手から2番手に上がる。向正面では先頭から半馬身差の2番手を追走する。先頭の1000m通過が1:06:5のペース。終始逃げ馬をマークするように進み、4コーナーは半馬身差の2番手でまわる。直線に入ってもしばらくは1馬身弱の差の2番手だが、残り200mあたりから差を詰めて、残り100mの手前で逃げたブランクヴァースかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後は1馬身1/2差でゴールした。
単勝2.0倍の1番人気に応えた。好位追走から、直線は逃げ馬をとらえて、他馬の追撃は許さずの完勝だった。
レースの上り3Fは12:1-12:2-12:4と、11秒台がない。このレース自体、12秒台〜14秒台の11秒台の無いラップであり、本馬も2:08:1-36:6と、ダート並みの時計となった。
本日3Rの2歳未勝利戦の勝ち馬カネトシアブニールも、2:06:0-37:5と遅い。レースの上り3Fは12:4-12:3-13:0だった。ただ、今日の阪神は時計の出ない馬場なのは確かだが、2:08:1はちょっと遅すぎると思う。
他馬を離しながらのゴールであり、2番手ながらメンバー中最速の上りなので、出走馬中では力が違うのだろうが、他のレースと比較すると、時計的に強調材料はない。デビュー戦は時計よりもレース振りが大切であり、本馬はレース振りは良好なのだが、やはり500万では苦戦しそうである。
母は4戦未勝利。従姉妹のリヴァプールがファンタジーSGVで3着している。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔が1勝、第2仔も1勝、第3仔も1勝している。
最近ではほとんど見なくなった母父マルゼンスキーである。今世代はコスモメガトロン・カノヤミノリ・サーストンデンバーに続き4勝目だ。寂しいが、あと数年でいなくなってしまうのだろう。
期待度50

●6阪8 7R 2歳500万下 芝1600 良
オリービン (牡・栗東・橋口弘次)
父ダイワメジャー 母シャンクシー(Zilzal)
1:35:7(上3F35:5)
大外13番枠から、やや出遅れぎみのスタートで、半馬身程度の不利。スタート直後は最後方で、ここから徐々に上がって行き、2F通過時点で外9番手につける。先頭の4F通過が47:2のペース。このあたりで外8番手に上がる。残り600m手前から小牧太騎手の左ムチが数発飛び、4コーナーは大外7番手でまわるが、このカーブでも左ムチが数発飛ぶ。直線に入ると今度は手ごたえ良く大外を追い上げて、残り300mあたりで先頭に立つ。残り200mで1馬身差とし、ここから後続を引き離す。残り100mで1馬身半差とすると、ゴール前は手綱を抑えてゴール。マカハに1馬身3/4差での勝利だった。
単勝2.6倍の1番人気に応えた。スタートで後手を踏み、徐々に追い上げた。4コーナーでムチが入ったので、もう一杯かと心配したが、ここで気合を入れなおし、直線はしっかりと伸びた。
レースの上り3Fは12:2-11:2-12:9と、ラストが大幅に落ちている。ラスト1Fは時計が掛かっているが、他馬を離しているので問題ないだろう。
本日の最終12R古馬オープン特別(同コース)の勝ち馬が、1:34:2-35:5である。レースの上りは11:7-11:4-12:6と、これもラストが掛かっている。古馬オープンとの比較から、1:35:7は好タイムと言えるだろう。
これで5戦2勝となった。デビュー戦は阪神の芝1600m戦。道中5〜6番手から直線大外を伸びたが、何とか2着に上がったというレースだった。2戦目は阪神の芝1800m戦。道中5〜6番手から4コーナーは4番手。終始落ち着いた競馬で、残り100mでキッチリととらえての勝利。最後は手綱を抑えても脚色が違っていた。3戦目は京王杯2歳SGU。道中は4〜5番手から直線伸びて、残り100mでは先頭争いをするが、大外から勝ち馬に差し切られ、競った馬にも負けて3着だった。4戦目の前走は千両賞。道中5番手から直線は良く伸びて、残り200mからは勝ったローレルブレットとの争いとなったが、すぐに引き離され2馬身差の2着だった。
これでオープン入りなので、次走は再び重賞挑戦となるだろう。京王杯2歳SGU3着と、重賞である程度結果を出したので、今後も短い距離を使ってくるのだろうか。父ダイワメジャーに母がマイラーなので、どうしても短い距離を選ぶのだろう。ただ、芝1800mで勝っている訳だから、芝1800mまたは芝2000mの重賞に出ても良いかと思う。
期待度60(up)


2011年の中央競馬も今日ですべて終了した。
本日の有馬記念は、ブエナビスタが引退レースを飾れず残念だった半面、3冠馬オルフェーヴルが鮮やかに差し切り、世代交代を印象付けたレースとなった。ブエナビスタには、是非世界に通用する産駒を送り出してほしいと思う。
オルフェーヴルは強かった。
ダービー馬が有馬記念を勝ったのは、ディープインパクト以来であり、そのディープインパクトも3歳時は2着に敗れている。
本ブログ「natsuryoのダービーへの道」を書き始めてからのダービー馬の優勝は、これが初めてであり、何だか感無量である。別に私が育てたわけでもなければ、関係者でもないのだが、ダービー馬を探し続けている者としては、やはり嬉しい。
今年のダービーの勝負根性が忘れられず、ゴチャゴチャする中山の直線でも必ず来ると思った。スローペースに折り合って、池添謙一騎手も早めに押し上げる好判断だったと思う。来年は、日本の4冠馬の称号を引っさげて、是非とも海外へ行ってほしいと思った。

さて、JRA2歳リーディングサイヤーだが、例年通り、後日集計結果を書きたいと思う。
本日は、ダイワメジャー産駒は1勝(500万下)、ディープインパクト産駒も1勝(未勝利)で、ディープインパクトが2年連続のJRA2歳リーディングサイヤーになったものと思われる。
2年目のディープインパクト産駒は、初年度と違い全体的にデビューが遅かった。やはり、「初物」は早く出したいが、2年目からは遅くても良いという気持ちが皆にあるのだろう。だから11月・12月になるとディープインパクトが実力を十分に発揮し、大きくリードしていたダイワメジャーを差し切ったという形になった。
繁殖牝馬に恵まれてはいるが、やはりディープインパクトは強い。総合リーディングサイヤーでは、先週終了時点で3位だが、まだまだ出走頭数が少ない。来年は、総合リーディングサイヤーになるだろうし、今後は、父サンデーサイレンス級の活躍も期待できると思う。
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2011年12月24日(土)2歳戦

2011/12/24 19:58
●5中7 3R 2歳未勝利 芝2000 良
アロヒラニ (牡・美浦・久保田貴士)
父キングカメハメハ 母ファインセラ(サンデーサイレンス)
2:02:6(上3F35:3)
好スタートから1コーナーは内7番手でまわる。向正面に入っても7番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。このあたりで外に出し、3コーナーは8番手。ここから、外を通り押し上げて、4コーナーは大外5番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り200mで先頭グループ3頭に並びかける。残り100mで内のプレミアムタイムと共に抜け出して、2頭の争いとなる。残り50m過ぎからグイッと伸びて勝負を決めて、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝2.5倍の1番人気からの勝利。道中は中団を進み、3コーナーからスパート。4コーナーは射程圏内の5番手でまわり、直線で差し切った。
レースの上り3Fは、12:1-11:9-11:9と、ラスト2Fを11秒台でまとめた。2:02:6-35:3は、未勝利戦としてはまずまずの時計である。ただ、そのまま500万を突破できる時計ではないので、好勝負するためには、更なる成長が必要だろう。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は中山の芝1800m戦。不良馬場での一戦だった。道中は内3番手を進み、直線で2番手に上がるが、2着馬に差されて3着。逃げ切った勝ち馬に追いつくような脚色ではなかった。
母はJRA13戦4勝・地方2戦2勝。JRAでは芝1500mで2勝、芝1800mで2勝している。ビワハイジ(阪神3歳牝馬SGT・札幌3歳SGV・京都牝馬特別GV)の第2仔であり、弟(本馬の叔父)が種牡馬アドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ。妹(本馬の叔母)がブエナビスタ(牝5歳・期待度115・現役・GT6勝)・ジョワドヴィーヴル(牝2歳・期待度100・現役・阪神ジュベナイルフィリーズGT)という良血だ。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ラロメリア(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●6阪7 11R ラジオNIKKEI杯2歳S(GV) 芝2000 良
アダムスピーク (牡・栗東・石坂正)
父ディープインパクト 母シンハリーズ(Singspiel)
2:02:4(上3F35:1)
好スタートから1コーナーは内4番手でまわる。向正面に入ると内3番手を進むが、やや行きたがる素振りを見せている。先頭の1000m通過が1:02:1のペース。このあたりでは、すでに折り合いはついている。残り600mから外の各馬が仕掛け気味に上がるが、ここは内ラチ沿いで我慢して、4コーナーは内5番手でまわる。直線入口でやや外目に進路を変えるが、前3頭が壁になり、外の馬に蓋をされて包まれた状態になる。しかし、残り200m手前で内から3頭目の位置が開くと、ここを突いて伸びる。伸び脚鋭く、残り100mで馬群を抜けて先頭に立ち、重賞勝ち馬グランデッツァを振り切る。大外からゴールドシップが良い脚で伸びて、きわどい2着争いをするが、それを尻目に1馬身1/2差をつけてゴール。2着は写真判定の結果ゴールドシップだった。
単勝10.0倍の4番人気からの勝利。2コーナーあたりで行きたがっていたが、向正面で落ち着いた。道中は内々をまわり、直線は狭いところを突いて、鋭い脚で抜け出す快勝だった。
レースの上り3Fは11:8-11:4-12:2と、ラストが落ちている。残り600mから動いていった馬は、残り1Fで失速し、追い出しが遅れた馬が1・2着という競馬となった。
同コースで行われた本日10Rの1600万特別の勝ち馬が2:03:8-34:9なので、本馬の2:02:4-35:1は好時計である。しかし、昨年のダノンバラードは2:02:2。一昨年のヴィクトワールピサが2:01:3。3年前のロジユニヴァースは2:01:7と、近年では一番遅い。ここの所が不満だが、札幌2歳Sの1・2着馬も、2戦2勝の1番人気馬も寄せ付けない実力は、相当高いだろう。
これで2戦2勝となった。前走のデビュー戦は阪神の芝2000m戦。先頭から1馬身半差の3番手を進み、3コーナーから差を詰めた。直線では早目に先頭に立ち、最後は差を開きながらのゴール。完勝だった。
東京スポーツ杯2歳SGVのディープブリランテ(2戦2勝・期待度90)と、朝日杯フューチュリティSGTのアルフレード(3戦3勝・期待度90)と、今回のトリップかグランデッツァの勝った方の3頭が、来年のクラシックの「3強」になると思っていたが、勝ったのはトリップでもグランデッツァでもなかった。ただ、勝った本馬もなかなかのものであり、「3強」の一角に十分なりうる馬だと思う。
戦前はまったくのノーマークだった。前走の平凡な時計内容に騙されてしまった。
期待度90(up)


注目のJRA2歳リーディングサイヤー争いだが、先週終了時点で、1位ディープインパクトと2位ダイワメジャーとの差は1065万円と開いてしまった。
そして本日、上記アダムスピーク(ディープインパクト産駒)がラジオNIKKEI杯2歳SGVを勝ったことで、『勝負あり』というところだろう。
先週、『土曜日のラジオNIKKEI杯2歳SGVは、ダイワメジャー産駒ではメイショウカドマツ1頭が登録。ディープインパクト産駒はエタンダールとエネアドの2頭が登録している。』と書いたが、ディープインパクト産駒アダムスピークを見落としてしまった。
ラジオNIKKEI杯2歳Sは、リーディング争いには関係ないと書きたかったのだが、よりによってその見落とした馬が勝ち、リーディング争いを決めてしまった。
本日はディープインパクト産駒が2勝(重賞・未勝利)、ダイワメジャー産駒も2勝(新馬・未勝利)だった。明日はディープインパクト産駒が5頭(新馬1頭・未勝利4頭)出走、ダイワメジャー産駒が8頭(オープン特別1頭・500万下1頭・新馬3頭・未勝利3頭)出走する。
ダイワメジャー産駒が6勝2着2回(2レースに2頭出ている)、ディープインパクト産駒がすべて6着以下で、いい勝負になりそうだ。
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2011年12月18日(日)2歳戦

2011/12/18 18:52
●5中6 11R 朝日杯フューチュリティS(GT) 芝1600 良
アルフレード (牡・美浦・手塚貴久)
父シンボリクリスエス 母プリンセスカメリア(サンデーサイレンス)
1:33:4(上3F35:3)
好スタートから一旦先頭に立つが、行きたい馬を先に行かせて、内3番手につける。2Fあたりで行きたがる素振りも見せるが、ウィリアムズ騎手が上手くなだめる。先頭の4F通過が45:9のペース。このあたりで外を上がる馬がいるが、釣られず内でじっと我慢をして、4コーナーは内4番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いをスルスルと伸びて、残り250mあたりで先頭に立つと、残り200mでは1馬身差とする。更に差を広げ、残り100mでは2馬身差とし、最後は、本馬の後ろから伸びたマイネルロブストに2馬身差でゴールした。
単勝3.1倍の1番人気に応えた。道中は好位の内で我慢して、直線に入るとすぐに抜け出した。先頭に立ってからも、他馬に詰められることなく、2馬身差をつける完勝。力が違うと言う競馬だった。
レースの上り3Fは12:0-11:7-11:9と、ハイペースで前に行った割には、ラスト2Fを11秒台でまとめた。特に勝ち時計の1:33:4は、2004年にマイネルレコルトが記録したレコードと同タイムである。デビュー以来3連勝でGT圧勝に、タイレコードのおまけがついて、クラシック戦線に名乗りを上げた。
これで3戦3勝となった。デビュー戦は中山の芝1600m戦。4コーナーは外6番手でまわり、直線は大外を伸びて差し切った。ゴール前の脚はなかなかのものだった。2戦目の前走はきんもくせい特別。スローペースでも逃げ馬を楽に逃がし、道中5〜6番手から、直線は上り32:5という強烈な脚で差し切った。
速い流れの競馬の経験が無く未知数だったが、今回経験したことで幅が広がった。今回のレースは確固たる中心馬は不在で、どの馬にもチャンスのありそうな「混戦」というのが大方の見方であり、本馬は半信半疑での1番人気だったと思う。
スタートが良くて、直後に他馬に抜かれたときはややカッとしたのだろうが、すぐに折り合った。今後、1800m・2000mと距離を延長するにあたり、折り合いが重要になるのだろうが、初戦・2戦目と緩い流れを経験しているので問題はないだろう。
520sという雄大な馬体であり、力のいる馬場もこなせそうで、現時点ではダービーの最有力候補になったと言えるだろう。ただし、朝日杯フューチュリティSの勝ち馬は、1993年ナリタブライアンを最後にクラシックには縁がない。また、2000m以上を得意とする馬は、来週のラジオNIKKEI杯2歳Sを目指す傾向が強く、『ダービーの最有力候補』という評価は、一週間で終了しそうだ。
今日見せたパフォーマンスはやや衝撃的であり、2年前の勝ち馬ローズキングダムに近い程度の期待をかけても良いかと思う。
祖母がサクラバクシンオーの全妹という血統背景から、マイル中心に使われているのかもしれない。だから、芝1800mから皐月賞という路線になりそうで、関東馬で遠征の必要も無い事から、スプリングSから皐月賞となるのだろうか。ちなみに、ローズキングダムは、スプリングS3着→皐月賞4着→ダービー2着だった。
このレースは珍しいことに3頭出走した関東馬が1・2・3着だった。ここ数年、馬券を買うときに「関東馬」というだけで切ったりしていたが、最近は気にしなくなってきた。西高東低のパターンも徐々に解消してきたようで、言わば『冬型が緩んで春を迎える』ような感じがして、とても良い。やはり、東西が拮抗していたほうが競馬は面白い。
期待度90(up)

●6阪6 3R 2歳未勝利 芝2000 良
ナリタポセイドン (牡・栗東・南井克巳)
父ハーツクライ 母マチカネハツシマダ(Private Account)
2:03:2(上3F35:4)
スタートで出遅れて1馬身以上の不利。最後方からの競馬となり、1コーナーも馬群から1〜2馬身離れた最後方16番手でまわる。向正面に入っても最後方を進む。先頭の1000m通過が1:01:5のペース。このあたりで1頭かわし14番手に上がり、3コーナーからは外を通り押し上げて、4コーナーは大外7番手でまわる。直線に入ると大外を伸びて、残り200mは6番手で通過。残り100mは4番手だが、残り50mで先頭のクランモンタナに並びかける。内で共に伸びたエックスマークも2頭の争いに割って入り、ゴール前は3頭の争いとなるが、外の本馬が真ん中のエックスマークにクビ差をつけてゴールした。
単勝10.1倍の5番人気からの勝利。出遅れて最後方からの競馬となったが、3コーナーから押し上げて、直線で差し切った。
レースの上り3Fは12:1-11:9-12:0と、12秒ペースの上りとなった。これを35:4で差し切ったのだが、時計的には強調材料がない。3コーナーから追い上げたが、少しでも遅れたら届かなかったと思われるので、出遅れを取り戻す幸英明騎手のナイスプレーだった。
ただし、500万クラスで通用するかと言うと疑問が残る。500万を勝ち上がるまで少し時間が掛かるかもしれない。
これで2戦1勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝2000m戦。スタートはまずまずだったが道中は10番手を進み、直線は良く伸びたが4着までだった。
母はアメリカ産の外国産馬としてJRAで走り19戦3勝。ダート1200m・芝1200m・芝1400mで勝っている。伯父が種牡馬Green Desert、叔父が種牡馬Blue Oceanという良血だ。繁殖に上がり本馬が第9仔だが、第2仔5勝、第3仔1勝、第4仔ダノンブライアン(騸7歳)は現役で4勝、第5仔1勝、第6仔チョイワルグランパ(牡5歳)はJRA2勝・地方2勝でシリウスSGV3着があり、JRA所属の現役だ。第7仔ダークシャドウ(牡4歳)は現役で5勝。毎日王冠GU・エプソムCGVを勝ち、天皇賞秋GT2着・産経大阪杯GU2着など重賞で活躍している。第8仔エフティシュタルク(牡3歳)は地方1勝で、JRA所属の現役だ。9頭の産駒でJRA19勝目という優秀な繁殖牝馬である。
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1575万円で取引された。
期待度50

●6阪6 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
サンシャイン (牝・栗東・藤岡健一)
父ハーツクライ 母バルドウィナ(Pistolet Bleu)
1:36:6(上3F34:5)
まずまずのスタートから外8番手につける。先頭が4馬身程度離して逃げ、4Fを48:8で通過する。4コーナーは馬群の外目8番手でまわる。直線に入ると馬群の外に出し、残り200mは5番手で通過する。そして、残り100mからはエンジンがかかったというような伸び脚を見せて先頭に立つと、ハギノウィッシュに1馬身1/4差をつけてゴールした。
単勝2.7倍の1番人気に応えた。道中は中団につけて直線で良く伸びた。特に残り100mからの脚は素晴らしく、ゴール前は手綱を抑える圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:6-12:0と、ラスト1Fは12:0とややかかった。この時計だったので鋭い脚に見えたのかもしれない。
418sと小柄な馬体であり、どちらかと言うと初戦向きなのかも知れないが、ゴール前で見せた強烈な脚を武器にして、500万でも好勝負可能だと思う。
母はフランス産の輸入繁殖牝馬。フランス・アメリカで走り、仏7戦3勝、米9戦0勝。ペネロープ賞仏GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が日本での第3仔だが、初仔ワンカラット(牝5歳・期待度65)は、現役で4勝。フィリーズレビューGU・函館スプリントSGV・キーンランドCGVを勝ち、ファンタジーSGV2着・阪急杯GV2着・ CBC賞GV3着・京阪杯GV3着と重賞戦線で活躍中だ。
期待度60


注目のダイワメジャーとディープインパクトのJRA2歳リーディングサイヤー争いだが、朝日杯フューチュリティSGTでは、ダイワメジャー産駒ダローネガは5着に敗れた。
ダイワメジャー産駒は本日1勝で今週1勝。ディープインパクト産駒は本日0勝で今週4勝。ダローネガの他、今週は入着馬が多かったダイワメジャーだが、勝ち数で勝るディープインパクトが、差を広げたと思う。
この争いは、いよいよ最終週の2日間のみとなった。土曜日のラジオNIKKEI杯2歳SGVは、ダイワメジャー産駒ではメイショウカドマツ1頭が登録。ディープインパクト産駒はエタンダールとエネアドの2頭が登録している。ただ、レースはグランデッツァとトリップの争いになりそうなので、それ以外のレースが鍵になるのかもしれない。
新種牡馬が勝つか、2年連続JRA2歳リーディングサイヤーとなるのか。こちら戦いにも注目だ。
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2011年12月17日(土)2歳戦

2011/12/17 22:03
●5中5 3R 2歳未勝利 芝1600 良
パララサルー (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母タンタスエルテ(Stuka)
1:35:0(上3F35:1)
まずまずのスタートから外11番手につける。先頭の4F通過が46:5のペース。残り600mから馬群が固まって行き、4コーナーは一団となる中、外目の10番手でまわる。直線に入ると大外を伸びて、残り200mで7番手に上がる。残り100m過ぎから素晴らしい伸び脚を見せて、残り50mで2番手に上がると、先頭のユッカマウンテンを追い詰めてゴール前でかわし、1/2馬身差をつけてゴールした。
単勝4.9倍の3番人気からの勝利。4F46:5、5F58:9という速い流れとなり、先行馬は総崩れとなった。中団よりやや後ろからレースを進めた本馬にとっては有利な展開だったが、それでもゴール前の脚は素晴らしく他馬を圧倒していたので、能力は高いと思う。
レースの上り3Fは12:3-11:7-12:1と、36:1もかかってしまった。ラスト1Fは12:1だが、本馬のラストは11:5〜11:6程度だろう。
これで2戦1勝となった。前走のデビュー戦は札幌の芝1500m戦。やや出遅れたがダッシュ良く3番手につけ、直線では逃げたゲンテンを追いかけるが追いつかず、1馬身3/4差の2着だった。それでも3着馬に3馬身差をつけ、能力の高さは示していた。
3ヵ月休養明けのレースだったのが嫌われての3番人気だったが、能力は一枚上だった。休み明けをひと叩きされて、次走で更に良くなれば、500万クラスでも通用すると思う。
母はチリ産の輸入繁殖牝馬。チリ・アメリカで走り、チリで6戦5勝、アメリカで7戦1勝。アルトゥロリオンペニャ賞智GTを勝った他、チリのGU1勝・GV2勝し、チリ1000ギニー智GT3着がある。繁殖に上がり本馬が日本での初仔である。
期待度60

●5中5 7R 2歳新馬 芝2000 良
ジョングルール (牡・美浦・尾形充弘)
父ディープインパクト 母デルモニコキャット(Storm Cat)
2:07:7(上3F35:0)
好スタートから1コーナーは外2番手でまわる。向正面では、クビ差〜半馬身差の2番手を進む。先頭の1000m通過が1:07:5のペース。ここから徐々にペースが上がるが、残り600mあたりから先頭に並びかけて、4コーナーも先頭に並んでまわる。直線に向くとすぐに先頭に立ち、残り200mは1馬身半差の先頭で通過する。残り100mでは2番手のニホンノチカラに2馬身差をつけ、最後の50mは手綱を抑えるが差は詰まらず、ニホンノチカラに2馬身差をつけてゴールした。
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。超スローペースの競馬となり、4コーナーまで2番手。直線に入り先頭に立つと、あとは差を広げてゴールという危なげの無い競馬だった。
レースの上り3Fは12:2-11:5-11:4と加速している。直線に入るまでは12秒台〜14秒台で流れ、直線で11秒台になった。誰が考えても前の馬が有利な競馬であり、2番手3番手4番手にいた馬が1・2・3着となった。
素人が言うのも何だが、後続の騎手たちは何をやっていたのだろうというラップであった。道中で『どうせ負けるのなら行ってしまえ』とは思わないのだろうか。
前半が67:5で後半が60:2。強い競馬だったが、このペースでは本当に強いのか、本当は弱いのかも判らない。ただ、ラスト2Fを11:5-11:4で走ったことでそれなりの能力は示しているし、最後流しての11:4は立派だと思う。510sと、ディープインパクト産駒としては雄大な馬体であり、使ったことで良くなれば、500万クラスでも好勝負可能だと思う。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り15戦6勝。ハニーフォクスH米GVを勝っている。繁殖に上がり本馬が日本での第3仔だが、初仔は地方で3勝、第2仔レッドシェリフ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●5中5 9R ひいらぎ賞(500万下) 芝1600 良
チェリーメドゥーサ (牝・美浦・小西一男)
父シックスセンス 母キョウワグレイス(ブライアンズタイム)
1:34:2(上3F35:1)
まずまずのスタートから9番手につける。先頭の4F通過が46:2のペース。このあたりは10番手にいるが、4コーナーは馬群の中やや外目の8番手でまわる。直線に入ると外目を伸びるが、残り200mでは7〜8番手で通過する。残り100mで4番手に上がり、すぐに3番手となるが、外から良い脚で3頭が追い込んでくる。残り50mで先頭のモエレフルールが1馬身半リードしているが、ここで一杯となり、これに5頭がどっと押し寄せる。差はグングンと詰まり、外の3頭も良い脚で追い上げ、最後は何と6頭が横に並んでゴール。写真判定の結果、ハナ差でモエレフルールをとらえての勝利だった。
単勝21.9倍の8番人気からの勝利。6頭が大接戦で、ハナ−頭−ハナ−頭−同着という結果だった。あと10m・20mあったらどんな結果になったのか、VTRを見返してもよくわからない。外3頭の伸び脚が良かったから、あと10〜20mで抜いていたかというと、そうとは言い切れず、やはりこの混戦を制した本馬が一番強いと考えて良さそうである。
レースの上り3Fは12:0-11:8-12:4と、ラストが大幅に落ちた。ただ、残り200mでは5馬身前後の差があった本馬は、ラスト1Fを11:6前後で走っただろう。6頭が1:34:2という同タイムのレースなので、再戦すれば展開一つで違った結果になるだろうし、500万を勝ったけれどもオープンや重賞で通用するかというと疑問である。ただ、1:34:2は好時計であり、明日の朝日杯フューチュリティSGTが、このレースより速い時計になるとは限らない。また、ハナ差でもこの混戦を断つ勝負強さは、大きな武器だと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は東京の芝1600m戦。道中5番手から4コーナー内4番手。直線は内ラチ沿いから抜けるものの、外から伸びたハナズゴールには追いつかず、1馬身1/2差の2着だった。2戦目の前走も東京の芝1600m戦。やや出遅れたがすぐに盛り返し、3番手につけ、4コーナーも内3番手。直線は逃げたエンドレスノットと2頭の争いとなり、なかなか抜けず、ゴール前でやっと抜いてハナ差で勝った。
母は未出走馬。姉(本馬の伯母)のキョウワノコイビトは、フィリーズレビューGU2着がある。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔が地方2勝、第2仔シャインモーメント(牡6歳)は現役で5勝、第4仔が地方1勝、第5仔が地方で2勝している。
期待度60

●6阪5 7R 2歳新馬 芝1800 良
ワールドエース (牡・栗東・池江泰寿)
父ディープインパクト 母マンデラ(Acatenango)
1:49:5(上3F34:5)
まずまずのスタートから9番手につける。先頭の1000m通過が1:01:8のペース。このあたりから外を通り押し上げて、4コーナーは大外8番手でまわる。直線に入ると大外を追い上げて、残り300m過ぎで先頭に立つ。そして後続を引き離し、残り200mでは1馬身差だが、残り100mで3馬身差とする。このあたりから手綱を抑えたため、レッドブレイゾンがグングンと差を詰めてくるが、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中は中団より後方につけて、残り800mから差を詰めて行き、直線に入ると早目に先頭に立った。抜けてからは手綱を抑えたために詰め寄られたが、3着以下に対しては逆に差を広げている。2〜3着は4馬身差と開いている。
レースの上り3Fは、11:6-11:6-11:9と、流したラストは落ちているが、それでも11秒台を並べている。勝ち時計1:49:5は平凡だが、最後まで追っていれば3馬身以上は離していたと思われる脚色だった。ラスト1Fを11:3で走り、1:48:9-33:9という時計が出てもおかしく無かったと思う。能力は相当高いだろう。
次走が重賞でも好勝負しそうな能力の高さであり、500万クラスならば楽に通過しそうである。
『ワールドエース』などと随分大それた名前を付けたものだが、名前が大きいと名前負けすることが多い。だから、デビュー前の新聞記事を見たとき、『走らなそうな名前だな』と思った。しかし、今日の走りは名前負けをしていないと思った。世界のエースになれるだろうか。
母はドイツ産の輸入繁殖牝馬。フランス・ドイツ・アメリカで走り、仏3戦0勝、独4戦2勝、米4戦1勝。ドイツオークス独GT3着・サンタバーバラH米GU3着・ポモーヌ賞仏GU3着と、重賞戦線で活躍した。弟(本馬の叔父)が種牡馬Manduroという良血で、このManduroの初年度産駒Mandaeanが、先月のクリテリウム・ド・サンクルー仏GTを勝つなど、1年目から活躍馬を出している種牡馬である。繁殖に上がり本馬が日本での第2仔だが、初仔は未勝利で引退した。
期待度75


JRA2歳リーディングサイヤーは、先週終了時点で、ディープインパクトがダイワメジャーを抜いてトップに立った。ぶっちぎりの独走状態だったダイワメジャーを、ゴール前でやっととらえた形である。ただ、抜いたと言っても881万円差であり、これからが本当の勝負である。
残り4日開催でどんな戦いになるのか興味深いのだが、明日の朝日杯フューチュリティSGTにはディープインパクト産駒の出走は無く、逆にダイワメジャー産駒は、ダローネガが出走する。
ダローネガは前日の22:00現在、3番人気に支持されている有力馬なので、再逆転の可能性は高い。
しかし、GTに出走馬のいないディープインパクトが、本日は上記3頭を含めて4勝した。これで32勝(26頭)である。
一方、ダイワメジャーは12頭出走して未勝利。ただし、2着2頭、3着1頭、4着4頭、5着1頭と、出走頭数と入着数で勝負している。
明日はディープインパクトが10頭、ダイワメジャーは11頭出走する。ダローネガが勝つか負けるかで、勝負の行方が左右されそうだ。
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2011年12月11日(日)2歳戦

2011/12/11 22:30
●5中4 5R 2歳新馬・牝 芝1600 稍重
エクセラントカーヴ (牝・美浦・堀宣行)
父ダイワメジャー 母インディアナカーヴ(A.P. Indy)
1:37:1(上3F34:6)
絶好のスタートから行きたい馬を先に行かせて、内3番手につける。先頭の4F通過が49:4のペース。このあたりは内4番手を進む。4コーナーで、内ラチ沿いから外に出し、外5番手でまわる。直線に入ると大外を追い上げて、残り200mは3番手で通過する。更に伸びて、残り100mで先頭に立つと、最後は内で粘ったレットイットスノーに1馬身1/2差でゴールした。
単勝2.2倍の1番人気に応えた。直線は勢い良く伸びたが、石橋脩騎手は軽く気合を入れているだけでスーッと動いて突き抜けている。差を開きながらのゴールなので、実力の差は着差以上にありそうだ。
レースの上り3Fは12:2-11:4-11:3と、ラスト2Fは11秒台前半でまとめている。本馬はラスト200m通過時で、先頭から1馬身以上の差があったので、ラスト1Fは11:1程度で走ったと思われる。中山の急坂を、目一杯追ったわけでもないのに11秒そこそこで走るということは、能力の高さの証明だと思う。
新種牡馬の父ダイワメジャーの産駒は、昨日2勝、本日1勝。これで27勝目(22頭)である。先週終了時は、2位ディープインパクトに5494万円差の1位だが、下記の通りGTを勝ったのはディープインパクト産駒であり、これでどうなったのだろうか。あと2週。熾烈な争いになってきた。
母はアメリカ産の外国産馬としてJRAで走り13戦5勝。芝1600mで2勝、芝1200m・芝1400m・芝1800mでそれぞれ1勝している。1000万特別を勝っているが、重賞は未出走である。甥(本馬の従兄妹)のアウトディスタンスが新潟2歳SGV3着と、重賞で好走している。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔2勝、第2仔1勝、第4仔インディアナポリス(牡4歳)は地方2勝でJRA所属の現役、第5仔インディーグラブ(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度65

●6阪4 9R エリカ賞(500万下) 芝2000 良
ヴィルシーナ (牝・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母ハルーワスウィート(Machiavellian)
2:04:1(上3F34:8)
好スタートから1コーナーは2番手でまわる。向正面に入っても、先頭から1馬身半差の2番手を追走する。先頭の1000m通過が1:04:4のペース。残り800mから仕掛け気味に差を詰めて、4コーナーはクビ差の2番手でまわる。直線に入るとすぐに先頭に並び、かわすかに見えたが、内のタガノレイヨネもしぶとく粘る。この2頭の叩き合いは残り100m手前まで続き、ここから差がつき始めて、最後はクビ差でゴールした。
単勝4.7倍の3番人気からの勝利。終始先頭を見るようにして走り、直線は競り合いを制した。
レースの上り3Fは11:7-11:2-12:0と、ラストが競り合った割りに落ちた。残り100mから差がつき始めた後も、もう一度詰められて、大外から伸びた4・5着馬にも差を詰められている。先に行った分だけ最後はバテたのだろう。
阪神ジュベナイルフィリーズGTを除外となったためにこちらにまわったわけだが、見事にその鬱憤を晴らした。芝2000mで牡馬に勝ったという実績は大きいと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は札幌の芝1800m戦。超スローペースの中、道中4〜6番手から直線は矢のような伸び脚を披露し、最後は手綱を抑える余裕の勝利だった。2戦目の前走は黄菊賞。道中6番手から直線は馬群の中を伸びて、ゴール前で良い脚を見せたが3着だった。
過去3戦とも牡馬とのレースで芝1800m・芝1800m・芝2000mと使われて好成績を収めている。牝馬限定ならばもう少し楽な競馬が出来そうであり、阪神ジュベナイルフィリーズGTに出ていても掲示板はあったのではないかと思う。
期待度75(up)

●6阪4 11R 阪神ジュベナイルフィリーズ(GT・牝) 芝1600 良
ジョワドヴィーヴル (牝・栗東・松田博資)
父ディープインパクト 母ビワハイジ(Caerleon)
1:34:9(上3F34:1)
好スタートから抑えて外12番手につけて、2F過ぎで10番手に上がる。先頭の4F通過が48:0のペース。4コーナーは先頭から3〜4馬身差の大外9番手でまわる。直線に入ると大外を追い上げて、残り300mは8番手、残り200mは6番手で通過する。この後、前の馬をまとめてかわして、残り150mあたりで先頭に立つと、今度は引き離す。残り100mで1馬身半抜け出すと、混戦の2着争いの馬群から、1頭だけ抜けた形となる。そして最後は、アイムユアーズに2馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝6.8倍の4番人気からの勝利。道中は中団につけたが、しっかりと折り合う落ち着いた競馬を見せた。直線はキッチリと伸びて先頭に立つと、今度は後続を引き離した。
レースの上り3Fは11:7-11:0-12:0と、ラスト1Fが落ちているが、差は開いているので問題はない。残り200mで6番手にいた本馬は、ラストを11:8程度で走っただろう。
正に横綱相撲だったが、これがキャリア2戦目の馬である。そもそも1戦1勝でこのレースに登録し、15分の6の抽選を突破しての出走だった。
ちなみに、姉のブエナビスタは17分の6の抽選を突破し、本馬と同じ13番枠から優勝している。また、2戦目でのGT制覇は史上初の快挙である。
これで2戦2勝となった。前走のデビュー戦は京都の芝1600m戦。道中はスローペースの団子状態を嫌い、先行集団の後ろにつけ、3コーナー過ぎから進出。4コーナーでややモタついたものの、直線を向いてからは懸命に追うことも無く逃げ馬を抜き去り、楽に勝った。
阪神ジュベナイルフィリーズの昨年の勝ち馬レーヴディソールは、その後故障してしまったが、その前は、トールポピー・ブエナビスタ・アパパネと3年連続オークス馬になっている。また、5年前の勝ち馬ウオッカはダービー馬になった。
これだけの強い競馬を見せられると、『オークス馬は決まり』を通り越して、姉ブエナビスタとの比較になってしまう。今の段階では取りこぼしの無い本馬の方が上のような気もするが、まだ2戦しか見ていないという点では、姉の方がこの時点での期待度は高い。
いずれにしても、また1頭、牝馬の超一流馬候補の誕生である。どこまで成長するのか楽しみだ。
期待度100(up)

●5小6 5R 2歳新馬 芝2000 稍重
メイショウデビッド (牡・栗東・池添兼雄)
父デビッドジュニア 母ランビー(Turkoman)
2:05:2(上3F35:5)
好スタートから1コーナーは内5番手でまわる。向正面に入っても内5番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:3のペース。3コーナーから内ラチ沿いを上がり、4コーナーは内から先頭ナムラコンカーに並びかける。直線に入ると僅かの差で先頭に立つ。残り200mでは半馬身差だが、ここから差を開き、残り100mでは2馬身半のリード。この差を最後まで保ち、ナムラコンカーに2馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝12.1倍の5番人気からの勝利。3コーナーからスパートし、直線早めに先頭。最後は2馬身半の差をつけたが、2〜3着は4馬身差、3〜4着は7馬身差と、実力差の大きなレースとなった。
レースの上り3Fは12:4-11:8-11:6と加速している。単走となったラストも11:6で走っているので立派なのだが、他馬があまりにも不甲斐ないとも思う。
稍重なので時計が悪いのは仕方が無いが、極端に時計の出ない馬場でもない。その馬場で、2:05:2-35:5は平凡であり、この時計でも離されてしまった4着以下の馬たちは、どうしようもないレベルだろう。ローカルの新馬戦なので弱い馬が集まったのだと思う。
父デビッドジュニアは昨年の新種牡馬であり、本馬はセカンドクロップということになる。Ribot系Pleasant Tap産駒であり、タップダンスシチーとは同じ父である。Pleasant Tapは晩成の馬で、産駒にもその傾向は受け継がれているようだ。したがって、デビッドジュニアもタップダンスシチーも、古馬になってから活躍する馬が出る傾向があるだろう。ただし、早く結果を求める傾向の強い日本の生産界においては、成功できるか疑問である。近親にパラダイスクリーク・Theatrical・タイキブリザードがいて、ある程度は日本の馬場に合うだろうが、昨年の2歳戦で勝った馬はヴァルナビスティー・ゲンパチマイラヴの2頭のみで、今年度の産駒も現在までマロンクンと本馬の2勝である。2年目の産駒数が大幅に減っているので、種牡馬としての前途は多難と思われる。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り9戦0勝。従兄妹が種牡馬ブライアンズタイム・サンシャインフォーエヴァー という血統だ。繁殖に上がり本馬が日本での第10仔だが、初仔は地方7勝、第2仔2勝、第3仔6勝、第6仔地方6勝、第8仔が地方で7勝している。
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて630万円で取引された。
期待度50
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