2016年11月20日(日)2歳戦
●5東6 4R 2歳未勝利 芝2000 良
アグニシャイン (牡・美浦・金成貴史)
父ハービンジャー 母ガールオンファイア(アグネスタキオン)
2:02:7(上3F34:6)
出遅れて半馬身程度の不利。2コーナーは内12番手でまわるが、向正面に入ると位置を上げて内9番手につける。先頭の1000m通過が1:02:6のペース。ここは10番手で通過し、4コーナーは馬群の中8番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて残り400mは5番手で通過する。ここからグングンと伸びて残り200mで先頭に立ち、残り100mは1馬身半差の先頭で通過する。外からアンネリースが伸びて来て、ゴール前で2番手に上がるが、このあたりで手綱を抑えて1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中は9~10番手。4コーナー8番手から直線伸びて残り200mで先頭に立ち、最後に差してきた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:5-11:7-12:3と、減速している。中団よりも後ろから伸びた本馬だが、ラストはバテたということだろう。
後方待機から、直線に入ると前とは大分離れていた。残り400mから残り200mにかけての伸び脚は素晴らしく、11:0~11:2程度で走っただろう。ところが、先頭に立ってからのラスト1Fが12:3である。最後は手綱を抑えているが、脚色は一杯で、後方から伸びた2着馬に迫られた。このラスト1Fが残念であり、500万では今一歩足りないと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は中山の芝2000m戦(勝ち馬:キャナルストリート)で、0:3差の3着だった。
母は未登録馬である。種牡馬ディープインパクトの姪という良血馬だ。兄(本馬の伯父)ゴルトブリッツは、帝王賞大井GⅠ・アンタレスSGⅢ2勝・マーキュリーCGⅢを勝っている。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2700万円で取引された。
期待度50
●5東6 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
ハナレイムーン (牝・美浦・堀宣行)
父ディープインパクト 母ハウオリ(キングカメハメハ)
1:36:8(上3F33:7)
好スタートから馬群の中6番手につける。先頭の4F通過が50:3のペース。このあたりは外7番手だが、先頭までは2馬身半差で通過する。4コーナーは、3馬身差の外目7番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り400mは6番手で通過する。残り300mから一気に伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは内ラチ沿いを伸びたヴェルデミーティアに2馬身近く差をつける。更に引き離して、最後は3馬身差でゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中6~7番手から4コーナーは7番手。直線外目から伸びて残り200m手前で先頭。その後は引き離して、3馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:1-11:3と、速い上りだった。4F50:3のスローペースだったが、この上りタイムは立派だろう。
昨日の雨の影響が残り、ダートが稍重になっている水を含んだ良馬場で1:36:8-33:7だった。道中6~7番手だが、先頭からはあまり離れずに進み、直線は一気に伸びた。先頭に立ち単走になってからも石橋脩騎手は手綱を緩めず最後までしっかりと追った。下記赤松賞にも登録があったように厩舎の期待馬で、もしかすると阪神ジュベナイルフィリーズを見据えて最後まで追ったのかもしれない。ノースフライト産駒の母にディープインパクトという良血であり、2戦目でGⅠを狙っても不思議はないだろう。ただ、416㎏とやや華奢な馬体で、このあたりが気になる点だ。今回、3馬身差の圧勝で前途洋洋だが、2戦目でどこまで良くなるかが鍵だろう。2戦目も更に高いパフォーマンスを見せられれば良いが、今回とあまり変わらなければ、500万でも楽ではないと思う。
母は12戦3勝。芝1800mで2勝・芝1600mで勝っているが、重賞には出走していない。母(本馬の祖母)ノースフライトは安田記念GⅠ・マイルチャンピオンSGⅠ・マイラーズCGⅡ・府中牝馬SGⅢ・阪神牝馬特別GⅢ・京都牝馬特別GⅢを勝ち、エリザベス女王杯GⅠ2着・スワンSGⅡ2着の実力馬だ。兄(本馬の伯父)ミスキャストは種牡馬である。甥(本馬の従兄弟)エーブダッチマンは、アイビスサマーDGⅢ2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔キロハナ(牡4歳・期待度85)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60
●5東6 9R 赤松賞(500万下・牝) 芝1600 良
コーラルプリンセス (牝・美浦・高橋裕)
父クロフネ 母ホーリーブラウン(フジキセキ)
1:35:7(上3F34:4)
やや出遅れて半馬身程度の不利。その後、盛り返して外目9番手につける。先頭の4F通過が48:1のペース。4コーナーは外から2頭目の9番手でまわる。直線に入ると外目を伸びて、残り400mで6番手に上がる。残り300mは7頭が横に広がっての争いとなり、先頭から1馬身差の5番手で通過する。残り200mも7頭横一線だが、最内アピールバイオに半馬身差程の2番手で通過する。その後、100mでほぼ並び、残り50m過ぎで前に出るが、外からシンボリバーグも伸びて3頭の争いとなう。そして、最後は外シンボリバーグにクビ差でゴールした。
単勝12.8倍の5番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーも9番手。直線、7頭が横一線の争いとなる中、残り50m過ぎで先頭。クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:6-11:8と、11秒台後半の上りとなった。平均ペースだったが、やや物足りない時計ではある。
中団から後方にいた馬が1・2・4着で、逃げ馬が3着に粘ったものの、後方有利の競馬となった。スタートは悪かったものの、大きく出遅れた前走ほどではなく、すぐに中団に取り付いた。直線は数頭での叩き合いとなったが、内の馬外の馬を抑えて激戦を制した。ただ、5着までがクビ-クビ-1/2-クビであり、0:1差に収まってしまう接戦で、展開一つでどうにでも変わってしまう能力差だろう。それでも、出遅れながら勝った本馬の能力は、やや抜けていたのだと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1400m戦で、2着に3/4差で勝った。2戦目の前走はアルテミスSGⅢ(勝ち馬:リスグラシュー)で、1:1差の8着だった。デビュー戦のスタートは良かったが、2戦目は大きく出遅れている。
母は47戦3勝。ダート1200mで3勝しているが、重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔セイクリッドバレー(牡2006年産・期待度65)は4勝。新潟大賞典GⅢを勝ち、セントライト記念GⅡ2着・新潟大賞典GⅢ2着・関屋記念GⅢ2着・ダイヤモンドSGⅢ2着・エプソムCGⅢ3着・新潟記念GⅢ3着など重賞で活躍した。第3仔セイクリッドロード(騸7歳)は現役で2勝。第5仔はJRA1勝・地方1勝。第6仔プルメリアブーケ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度65
●5京6 3R 2歳未勝利 芝2000 稍重
アドマイヤローザ (牝・栗東・梅田智之)
父ハービンジャー 母アドマイヤテンバ(クロフネ)
2:02:6(上3F34:7)
気持ち出遅れて1コーナーは9番手でまわる。向正面に入っても9番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。残り600m手前から外を通り押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身差の外7番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差とする。2番手ユイフィーユも粘るが、更に差をひろげて、最後は2馬身差でゴールした。
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り200m手前で先頭に立ち、最後は2馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:7-11:8と、直線は11秒台だった。レースラップに13秒台がない息のつけない流れだったので、直線11:7-11:8ならば上々だろう。
後方9番手を進み、残り3Fから進出した。もっと離したようにも見えたが2馬身差での圧勝だった。ダートが重馬場になっている渋った馬場で、2:02:6-34:7なら十分だと思う。500万ですぐに通用するかどうかは不明だが、良血馬が圧勝したので今後も注目しなければならない。今後、大きく変われば、重賞でも通用する血統である。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は京都の芝2000m戦(勝ち馬:ベストアプローチ)で、3/4馬身差の2着だった。
母アドマイヤテンバ(2007年産・期待度60)は22戦4勝。新馬戦2着の後、阪神芝2000m未勝利戦を勝った。その後はフェアリーSGⅢ13着・エルフィンS5着と負けて、クラシックには出走しなかった。2勝目は3歳9月の札幌芝1500m戦。3勝目は4歳3月の阪神芝1800m戦。そのすぐ後に中山牝馬SGⅢに出走して17着。4勝目は5歳8月の1000万特別(札幌芝1500m戦)だった。名牝エアグルーヴの孫で、アドマイヤグルーヴの初仔。更に種牡馬ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)の姉という良血馬だ。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度60
●5京6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ポポカテペトル (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母ミスパスカリ(Mr. Greeley)
2:03:6(上3F34:8)
好スタートから1コーナーは内2番手でまわる。向正面に入ると3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:0のペース。3コーナーで4番手となり、4コーナーは先頭から1馬身差の馬群の中4番手でまわる。直線に入ると外の馬を押しのけるようにして進路を空けて、残り200mはクビ差の2番手で通過する。残り170mあたりで先頭に立つが、外からシャドウマリアが伸びて、残り100mでクビ差まで迫る。抜かれる勢いに見えたが、ここから良く粘ってクビ差を保ち、最後もクビ差でゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。道中3~4番手から4コーナーは4番手。直線残り170mあたりで先頭に立ち、迫ってきた2着馬をクビ差抑えての勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:5-11:6と、11秒台の上りとなった。スローペースだったが、デビュー戦から直線もしっかりと走れたので上出来だろう。
道中は好位を進み、直線に入ると外の馬を弾いて伸びてきた。デビュー戦からなかなかの根性を見せたが、最後に迫られたのが残念である。何とかクビ差で勝ったのだが、2~3着も頭差であり、1~3着はあまり能力差はないと思う。上記3Rの未勝利戦が2:02:6-34:7であり、1秒遅く、同レースだったら6着の時計である。ただ、ペースが違う上、デビュー戦ということを加味すれば、実力は同等だろう。もちろん、辛勝の分だけ割引だ。
母は22戦3勝。マーメイドSGⅢ3着など重賞で好走した。兄(本馬の伯父)が種牡馬クロフネという良血馬であり、姉(本馬の伯母)Bella BellucciはアスタリタS米GⅡ・カムリーS米GⅢを勝ち、エルエンシノS米GⅡ2着・エイコーンS米GⅠ3着・サンタマルガリータH米GⅠ3着・ガゼルH米GⅠ3着・BCジュヴェナイルフィリーズ米GⅠ3着・ラカニャーダS米GⅡ3着の活躍馬だ。また、その産駒(本馬の従兄弟)GrapelliはサンラファエルS米GⅡ3着。その妹(本馬の従姉弟)Ciao BellaはランパートS米GⅢを勝ち、ラプレヴォワイヤントH米GⅢ2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は2勝。第4仔マウントロブソン(牡3歳・期待度85)は現役で3勝。スプリングSGⅡを勝ち、皐月賞(6着)・ダービー(7着)にも出走した。
期待度55
●5京6 9R 秋明菊賞(500万下) 芝1400 良
アリンナ (牝・栗東・松元茂樹)
父マツリダゴッホ 母ヴンダーゾンネ(グラスワンダー)
1:22:0(上3F35:3)
絶好のスタートからハナに立つ。道中は3馬身程離して逃げるが残り3Fでは1馬身差となり、4コーナーで再び離して1馬身半差でまわる。直線に入ると絶好の手応えで引き離し、残り300mは2馬身半差とする。残り200mも残り100mも2馬身半差を保つが、内からスルスルと伸びて2番手に上がったキャスパリーグに1馬身3/4差まで詰められてゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。好スタートから逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線は2馬身半差まで離すが、最後は1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:7-11:4-12:2と、ラストが落ちた。46:7-58:4で逃げたので、ラスト12:2も仕方がないだろう。
直線は3馬身近く離したので楽勝かと思ったが、さすがにラストは落ちた。それでも1200m通過が1:09:8での逃げ切りは素晴らしく、短い距離での能力は高いだろう。次走は阪神ジュベナイルフィリーズに向かうのだろうか。あと1Fプラスは長い気もするが、他馬が侮るとゴール直前まで先頭にいることになりそうだ。好走できるかどうかは展開次第で、あまりペースが速くならないようなら、掲示板はあるかもしれない。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は京都の芝1200m戦(勝ち馬:ゲンパチケンシン)で、3/4差の2着。2戦目の前走も京都の芝1200m戦で、2着に3馬身半差をつけて勝った。
母はJRA30戦3勝・地方1戦0勝。ダート1000m・ダート1200m・芝1200mで勝っているが重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)インタータイヨウは兵庫チャンピオンシップ園田GⅢを勝ち、ジャパンダートダービー大井GⅠ2着・ユニコーンSGⅢ2着・サラブレッドチャレンジC金沢GⅢ2着・サマーチャンピオン佐賀GⅢ2着・プロキオンSGⅢ3着2回・シリウスSGⅢ3着など、ダートの重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ナッツスター(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50
アグニシャイン (牡・美浦・金成貴史)
父ハービンジャー 母ガールオンファイア(アグネスタキオン)
2:02:7(上3F34:6)
出遅れて半馬身程度の不利。2コーナーは内12番手でまわるが、向正面に入ると位置を上げて内9番手につける。先頭の1000m通過が1:02:6のペース。ここは10番手で通過し、4コーナーは馬群の中8番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて残り400mは5番手で通過する。ここからグングンと伸びて残り200mで先頭に立ち、残り100mは1馬身半差の先頭で通過する。外からアンネリースが伸びて来て、ゴール前で2番手に上がるが、このあたりで手綱を抑えて1馬身1/4差でゴールした。
単勝3.4倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中は9~10番手。4コーナー8番手から直線伸びて残り200mで先頭に立ち、最後に差してきた2着馬に1馬身1/4差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:5-11:7-12:3と、減速している。中団よりも後ろから伸びた本馬だが、ラストはバテたということだろう。
後方待機から、直線に入ると前とは大分離れていた。残り400mから残り200mにかけての伸び脚は素晴らしく、11:0~11:2程度で走っただろう。ところが、先頭に立ってからのラスト1Fが12:3である。最後は手綱を抑えているが、脚色は一杯で、後方から伸びた2着馬に迫られた。このラスト1Fが残念であり、500万では今一歩足りないと思う。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は中山の芝2000m戦(勝ち馬:キャナルストリート)で、0:3差の3着だった。
母は未登録馬である。種牡馬ディープインパクトの姪という良血馬だ。兄(本馬の伯父)ゴルトブリッツは、帝王賞大井GⅠ・アンタレスSGⅢ2勝・マーキュリーCGⅢを勝っている。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて2700万円で取引された。
期待度50
●5東6 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
ハナレイムーン (牝・美浦・堀宣行)
父ディープインパクト 母ハウオリ(キングカメハメハ)
1:36:8(上3F33:7)
好スタートから馬群の中6番手につける。先頭の4F通過が50:3のペース。このあたりは外7番手だが、先頭までは2馬身半差で通過する。4コーナーは、3馬身差の外目7番手でまわる。直線に入ると外から追い上げて、残り400mは6番手で通過する。残り300mから一気に伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは内ラチ沿いを伸びたヴェルデミーティアに2馬身近く差をつける。更に引き離して、最後は3馬身差でゴールした。
単勝1.4倍の1番人気に応えた。道中6~7番手から4コーナーは7番手。直線外目から伸びて残り200m手前で先頭。その後は引き離して、3馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:7-11:1-11:3と、速い上りだった。4F50:3のスローペースだったが、この上りタイムは立派だろう。
昨日の雨の影響が残り、ダートが稍重になっている水を含んだ良馬場で1:36:8-33:7だった。道中6~7番手だが、先頭からはあまり離れずに進み、直線は一気に伸びた。先頭に立ち単走になってからも石橋脩騎手は手綱を緩めず最後までしっかりと追った。下記赤松賞にも登録があったように厩舎の期待馬で、もしかすると阪神ジュベナイルフィリーズを見据えて最後まで追ったのかもしれない。ノースフライト産駒の母にディープインパクトという良血であり、2戦目でGⅠを狙っても不思議はないだろう。ただ、416㎏とやや華奢な馬体で、このあたりが気になる点だ。今回、3馬身差の圧勝で前途洋洋だが、2戦目でどこまで良くなるかが鍵だろう。2戦目も更に高いパフォーマンスを見せられれば良いが、今回とあまり変わらなければ、500万でも楽ではないと思う。
母は12戦3勝。芝1800mで2勝・芝1600mで勝っているが、重賞には出走していない。母(本馬の祖母)ノースフライトは安田記念GⅠ・マイルチャンピオンSGⅠ・マイラーズCGⅡ・府中牝馬SGⅢ・阪神牝馬特別GⅢ・京都牝馬特別GⅢを勝ち、エリザベス女王杯GⅠ2着・スワンSGⅡ2着の実力馬だ。兄(本馬の伯父)ミスキャストは種牡馬である。甥(本馬の従兄弟)エーブダッチマンは、アイビスサマーDGⅢ2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔キロハナ(牡4歳・期待度85)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60
●5東6 9R 赤松賞(500万下・牝) 芝1600 良
コーラルプリンセス (牝・美浦・高橋裕)
父クロフネ 母ホーリーブラウン(フジキセキ)
1:35:7(上3F34:4)
やや出遅れて半馬身程度の不利。その後、盛り返して外目9番手につける。先頭の4F通過が48:1のペース。4コーナーは外から2頭目の9番手でまわる。直線に入ると外目を伸びて、残り400mで6番手に上がる。残り300mは7頭が横に広がっての争いとなり、先頭から1馬身差の5番手で通過する。残り200mも7頭横一線だが、最内アピールバイオに半馬身差程の2番手で通過する。その後、100mでほぼ並び、残り50m過ぎで前に出るが、外からシンボリバーグも伸びて3頭の争いとなう。そして、最後は外シンボリバーグにクビ差でゴールした。
単勝12.8倍の5番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーも9番手。直線、7頭が横一線の争いとなる中、残り50m過ぎで先頭。クビ差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:8-11:6-11:8と、11秒台後半の上りとなった。平均ペースだったが、やや物足りない時計ではある。
中団から後方にいた馬が1・2・4着で、逃げ馬が3着に粘ったものの、後方有利の競馬となった。スタートは悪かったものの、大きく出遅れた前走ほどではなく、すぐに中団に取り付いた。直線は数頭での叩き合いとなったが、内の馬外の馬を抑えて激戦を制した。ただ、5着までがクビ-クビ-1/2-クビであり、0:1差に収まってしまう接戦で、展開一つでどうにでも変わってしまう能力差だろう。それでも、出遅れながら勝った本馬の能力は、やや抜けていたのだと思う。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は新潟の芝1400m戦で、2着に3/4差で勝った。2戦目の前走はアルテミスSGⅢ(勝ち馬:リスグラシュー)で、1:1差の8着だった。デビュー戦のスタートは良かったが、2戦目は大きく出遅れている。
母は47戦3勝。ダート1200mで3勝しているが、重賞には出走していない。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、初仔セイクリッドバレー(牡2006年産・期待度65)は4勝。新潟大賞典GⅢを勝ち、セントライト記念GⅡ2着・新潟大賞典GⅢ2着・関屋記念GⅢ2着・ダイヤモンドSGⅢ2着・エプソムCGⅢ3着・新潟記念GⅢ3着など重賞で活躍した。第3仔セイクリッドロード(騸7歳)は現役で2勝。第5仔はJRA1勝・地方1勝。第6仔プルメリアブーケ(牝3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度65
●5京6 3R 2歳未勝利 芝2000 稍重
アドマイヤローザ (牝・栗東・梅田智之)
父ハービンジャー 母アドマイヤテンバ(クロフネ)
2:02:6(上3F34:7)
気持ち出遅れて1コーナーは9番手でまわる。向正面に入っても9番手を進む。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。残り600m手前から外を通り押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身差の外7番手でまわる。直線に入ると外から伸びて、残り200m手前で先頭に立つ。そして引き離し、残り100mは1馬身半差とする。2番手ユイフィーユも粘るが、更に差をひろげて、最後は2馬身差でゴールした。
単勝3.0倍の2番人気からの勝利。道中9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて残り200m手前で先頭に立ち、最後は2馬身差での圧勝だった。
レースの上り3Fは12:1-11:7-11:8と、直線は11秒台だった。レースラップに13秒台がない息のつけない流れだったので、直線11:7-11:8ならば上々だろう。
後方9番手を進み、残り3Fから進出した。もっと離したようにも見えたが2馬身差での圧勝だった。ダートが重馬場になっている渋った馬場で、2:02:6-34:7なら十分だと思う。500万ですぐに通用するかどうかは不明だが、良血馬が圧勝したので今後も注目しなければならない。今後、大きく変われば、重賞でも通用する血統である。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は京都の芝2000m戦(勝ち馬:ベストアプローチ)で、3/4馬身差の2着だった。
母アドマイヤテンバ(2007年産・期待度60)は22戦4勝。新馬戦2着の後、阪神芝2000m未勝利戦を勝った。その後はフェアリーSGⅢ13着・エルフィンS5着と負けて、クラシックには出走しなかった。2勝目は3歳9月の札幌芝1500m戦。3勝目は4歳3月の阪神芝1800m戦。そのすぐ後に中山牝馬SGⅢに出走して17着。4勝目は5歳8月の1000万特別(札幌芝1500m戦)だった。名牝エアグルーヴの孫で、アドマイヤグルーヴの初仔。更に種牡馬ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)の姉という良血馬だ。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度60
●5京6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ポポカテペトル (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母ミスパスカリ(Mr. Greeley)
2:03:6(上3F34:8)
好スタートから1コーナーは内2番手でまわる。向正面に入ると3番手を進む。先頭の1000m通過が1:04:0のペース。3コーナーで4番手となり、4コーナーは先頭から1馬身差の馬群の中4番手でまわる。直線に入ると外の馬を押しのけるようにして進路を空けて、残り200mはクビ差の2番手で通過する。残り170mあたりで先頭に立つが、外からシャドウマリアが伸びて、残り100mでクビ差まで迫る。抜かれる勢いに見えたが、ここから良く粘ってクビ差を保ち、最後もクビ差でゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。道中3~4番手から4コーナーは4番手。直線残り170mあたりで先頭に立ち、迫ってきた2着馬をクビ差抑えての勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:5-11:6と、11秒台の上りとなった。スローペースだったが、デビュー戦から直線もしっかりと走れたので上出来だろう。
道中は好位を進み、直線に入ると外の馬を弾いて伸びてきた。デビュー戦からなかなかの根性を見せたが、最後に迫られたのが残念である。何とかクビ差で勝ったのだが、2~3着も頭差であり、1~3着はあまり能力差はないと思う。上記3Rの未勝利戦が2:02:6-34:7であり、1秒遅く、同レースだったら6着の時計である。ただ、ペースが違う上、デビュー戦ということを加味すれば、実力は同等だろう。もちろん、辛勝の分だけ割引だ。
母は22戦3勝。マーメイドSGⅢ3着など重賞で好走した。兄(本馬の伯父)が種牡馬クロフネという良血馬であり、姉(本馬の伯母)Bella BellucciはアスタリタS米GⅡ・カムリーS米GⅢを勝ち、エルエンシノS米GⅡ2着・エイコーンS米GⅠ3着・サンタマルガリータH米GⅠ3着・ガゼルH米GⅠ3着・BCジュヴェナイルフィリーズ米GⅠ3着・ラカニャーダS米GⅡ3着の活躍馬だ。また、その産駒(本馬の従兄弟)GrapelliはサンラファエルS米GⅡ3着。その妹(本馬の従姉弟)Ciao BellaはランパートS米GⅢを勝ち、ラプレヴォワイヤントH米GⅢ2着など重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、第2仔は2勝。第4仔マウントロブソン(牡3歳・期待度85)は現役で3勝。スプリングSGⅡを勝ち、皐月賞(6着)・ダービー(7着)にも出走した。
期待度55
●5京6 9R 秋明菊賞(500万下) 芝1400 良
アリンナ (牝・栗東・松元茂樹)
父マツリダゴッホ 母ヴンダーゾンネ(グラスワンダー)
1:22:0(上3F35:3)
絶好のスタートからハナに立つ。道中は3馬身程離して逃げるが残り3Fでは1馬身差となり、4コーナーで再び離して1馬身半差でまわる。直線に入ると絶好の手応えで引き離し、残り300mは2馬身半差とする。残り200mも残り100mも2馬身半差を保つが、内からスルスルと伸びて2番手に上がったキャスパリーグに1馬身3/4差まで詰められてゴールした。
単勝3.3倍の2番人気からの勝利。好スタートから逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線は2馬身半差まで離すが、最後は1馬身3/4差での逃げ切り勝ちだった。
上り3Fは11:7-11:4-12:2と、ラストが落ちた。46:7-58:4で逃げたので、ラスト12:2も仕方がないだろう。
直線は3馬身近く離したので楽勝かと思ったが、さすがにラストは落ちた。それでも1200m通過が1:09:8での逃げ切りは素晴らしく、短い距離での能力は高いだろう。次走は阪神ジュベナイルフィリーズに向かうのだろうか。あと1Fプラスは長い気もするが、他馬が侮るとゴール直前まで先頭にいることになりそうだ。好走できるかどうかは展開次第で、あまりペースが速くならないようなら、掲示板はあるかもしれない。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は京都の芝1200m戦(勝ち馬:ゲンパチケンシン)で、3/4差の2着。2戦目の前走も京都の芝1200m戦で、2着に3馬身半差をつけて勝った。
母はJRA30戦3勝・地方1戦0勝。ダート1000m・ダート1200m・芝1200mで勝っているが重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)インタータイヨウは兵庫チャンピオンシップ園田GⅢを勝ち、ジャパンダートダービー大井GⅠ2着・ユニコーンSGⅢ2着・サラブレッドチャレンジC金沢GⅢ2着・サマーチャンピオン佐賀GⅢ2着・プロキオンSGⅢ3着2回・シリウスSGⅢ3着など、ダートの重賞で活躍した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔ナッツスター(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度50
"2016年11月20日(日)2歳戦" へのコメントを書く