2009年2月8日(日)3歳戦

●1東4 6R 3歳新馬 芝2000 良
ダイワカレン (牝・美浦・的場均)
父ダイワテキサス 母ダイワノブレス(サンデーサイレンス)
2:06:7(上3F34:4)
まずまずのスタートから、4~5番手につける。向正面では内3~4番手を追走。先頭の1000m通過は1:05:5のスローペース。終始内ラチ沿いを進み、4コーナーは先頭のすぐ後ろ、内3番手でまわる。直線に入るとすぐに、逃げたニシノアビリティの内側に入りかけるが、同馬が内ラチ沿いに動いたので、外側へ進路を変える。残り400mで2番手に上がり、残り300mで先頭に立つ。ニシノアビリティがしぶとく粘り、2頭が馬群から抜けた形となる。残り100mで振り切りそのまま1馬身1/4差をつけてゴールした。一時は3着以下を4馬身以上離したが、最後は詰め寄られ、2~3着は1馬身1/2差であった。
単勝601.倍、9番人気での勝利である。スタートから残り600mまでは、12秒後半から13秒台のラップを踏み、ラスト3Fは11:9-11:0-11:8と、完全な直線勝負の競馬となった。人気になっていた馬がだらしなく、9・6・10番人気で決着し、三連単は134万円馬券になってしまった。
人気馬がちゃんと走っていれば、本馬は3~4着あたりで「好走した」となる所、間違って勝ってしまったというものだろう。500万を脱出するには苦労しそうだ。
父ダイワテキサスはリィフォーの仔トロメオ産駒。現役時は53戦11勝と数多くのレースに出た。GⅠには届かなかったが、GⅡ2勝・GⅢ3勝している。また、2000年の有馬記念は3着と好走した。種牡馬となり、今世代が4世代目だが、産駒は少なく、大部分が大城氏所有の「ダイワ」の馬である。この中ではダイワエルパソが4勝と活躍した。残念ながら2年前に種牡馬を引退し、現在は乗馬になっているそうだ。
母は1戦未勝利だが、フジキセキの全妹という事で繁殖入りし、本馬が初仔である。
期待度40

●1東4 7R 3歳500万下 ダ1600 良
サイオン (牡・美浦・堀宣行)
父クロフネ 母フサイチエアデール(サンデーサイレンス)
1:39:1(上3F36:7)
まずまずのスタートから、今日はダッシュも良く、すぐに流れに乗る。一旦6番手あたりに顔を出したが、外の各馬が行ったので、内9~10番手につける。先頭の4F通過が48:5のペース。このあたりから外目に進路を変えて徐々に進出し、4コーナーでは大外7番手をまわる。直線に入ると外を追い上げて、残り400mでは6番手、残り300mで4番手。そして残り100mで、まとめて3頭をかわして先頭に立つと、終始2番手で競馬を進めたシーフォーアイに1馬身1/2差をつけてゴール。距離があればまだまだ引き離す勢いだった。
直線の長い東京コースで得意の末脚を発揮した。今回は前2戦とは前半の動きが一変し、中団で流れに乗れていた。スタート直後の芝の部分でスッと上がって行けたのが、流れに乗れた要因だろう。
昨年末に推奨馬として挙げた馬である。本ブログは日本ダービー馬を探すブログであり、ダートダービー馬を探す目的ではないのだが、この馬、必ず芝に挑戦すると思うので推奨馬として挙げたのである。
ほんの数mだが、芝の部分での走りは良かった。陣営はどのような意向なのか。今回、共同通信杯にも登録していたが、次走は多分皐月賞のトライアルを使うと思う。
これで3戦2勝。中山ダート1800mの新馬戦を快勝し、前走黒竹賞は直線追い込むものの3着に敗れた。
良血の高額馬が、これでオープン入りである。芝の一線級に対してどのようなレースをするのか、今から楽しみだ。
期待度70(up)

●1東4 11R 共同通信杯(GⅢ)芝1800 良
ブレイクランアウト (牡・美浦・戸田博文)
父Smart Strike 母Queue(French Deputy)
1:47:3(上3F33:6)
絶好のスタートから、すぐに抑えて内10番手につける。3Fあたりでやや押し上げて8~9番手にあがる。先頭の1000m通過が1:00:4のペース。終始内ラチ沿いを折り合って進み、脚を溜めるという競馬で、4コーナーも内9番手でまわる。直線に入ると内ラチ沿いを鋭く上がり、残り300mあたりで内から2頭目を通り、馬群を突き抜ける。残り200mでは大外のマッハヴェロシティに半馬身差の先頭。ここから更に伸びて、残り100mでは1馬身半差。ここでトーセンジョーダンが2番手に上がるが、これも引き離し、最後は1馬身3/4差でゴールした。
残り200mで馬群を抜けたとき、実況が「これは強い」と言い、ゴールでも「強い」と言ったように、強い競馬だった。好スタートから抑えて、内ラチ沿いをジッと我慢して脚を溜め、直線で末脚を爆発させるという競馬、完璧である。1800mの競馬で上がり33:6の末脚を使った。また、武豊騎手の好騎乗も光ったと思う。
レースの上り3Fが11:6-11:6-11:7だが、4コーナーで9番手にいた本馬は、残り3F~1Fのどちらかのラップでは、多分10秒台で走っているだろう。
これで5戦2勝である。7月の新潟芝1600mの新馬戦を4馬身差で圧勝後、3ヵ月ぶりに出走したいちょうSは、単勝1.7倍の人気を裏切り4着。このときは内の狭いところに入り、包まれてしまい、直線では更に身動きがとれず、一旦最後方に下げて、そこから剛脚を使い伸びての4着だった。3戦目の東京スポーツ杯2歳SGⅢは、ナカヤマフェスタとの叩き合いとなるが、クビ差捕らえ切れず2着。4戦目の前走朝日杯フューチュリティSGⅠは、直線で一旦は先頭に立つものの、2頭に差されてしまい3着だった。デビュー戦以外の4戦は、すべて1番人気であり、不完全燃焼のレースが続いたが、ここでやっと完全燃焼である。
父Smart Strikeは、2007年、2008年北米リーディングサイアーである。代表産駒のCurlinは、2007年・2008年と2年連続の米国年度代表馬となり、今年から種牡馬入りをする。
アメリカを代表する種牡馬の産駒が、今年は日本のクラシックを騒がせそうだ。
母Queueは、アメリカで7勝。ロングアイランドHGⅡを勝っている。本馬をアメリカで生んだ後、日本に輸入されている。
スタートが上手で、道中折り合い、末脚も切れる。馬体重が今日は442㎏であり、もう少し成長してほしい事と、距離が伸びてどうなるかが今後の課題である。
3連勝中のトーセンジョーダンを力でねじ伏せ、アメリカ産の外国産馬がクラシック戦線に名乗りを上げた。
期待度90(up)

●2京4 6R 3歳新馬 芝1600 良
デセール (牝・栗東・河内洋)
父アグネスタキオン 母テンザンデザート(Green Desert)
1:36:4(上3F35:5)
絶好のスタートからそのまま逃げる。やや手綱を抑えながら終始半馬身差で逃げる。4F通過は48:6のペース。4コーナーも2番手サワノパンサーに半馬身差先頭でまわる。直線に入っても逃げ脚は衰えず、半馬身から1馬身リードのまま、2頭が後続を引き離す。最後は3/4馬身差でゴールした。
上りタイムは2着サワノパンサーと同タイムで、メンバー中最速の35:5。ラップは12:1-11:4-12:0である。好スタートから危なげの無い逃げ切り勝ちで、最速の上りという事で、完勝であった。
ただし、勝ち時計の1:36:4は平凡であり、次走はどこまで時計を詰められるかが鍵である。
母は3勝馬。函館の新馬・ラベンダー賞と連勝し、ファンタジーSGⅢ2着、フリーズレビューGⅡ3着があり、桜花賞(8着)にも出走した。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔タイキハサラ(牡4歳)は現役で、2戦1勝と活躍中だ。
期待度50

●1小2 4R 3歳未勝利 芝2000 良
メイショウジンム (牡・栗東・安田伊佐)
父メイショウドトウ 母ラッキーミシェロ(ミシエロ)
2:00:1(上3F35:6)
まずまずのスタートから後方へ控える。1コーナーは後ろから4頭目、前から15番手でまわる。向正面に入っても15番手を追走。先頭の1000m通過が57:9のハイペースとなる。3コーナーでは外をまわり12番手に上がり、4コーナー手前では大外をグングン上がり、4コーナーは7番手でまわる。直線、残り200mで4番手、更に残り100mでは他馬が止まって見えるような伸びを見せて一気に先頭に立つ。内からニシノラブキングも鋭く伸びるが、最後は1馬身3/4差でゴールした。
スタート後の3Fは11:9-10:7-10:8と激しい先行争いとなり、最後は各馬バタバタになった。ハイペースの競馬で、前に行った馬が最後は止まってしまったので鋭い伸びに見えた。ただ、レースの上りが12:5-12:3-12:2であり、この12:2で差しているという事は、本馬はラストを11秒台で走っていると思われる。
開幕週の高速馬場とは言え2:00:1は優秀であり、500万でも期待が出来る。
父の産駒は現3歳馬が4世代目である。今世代ではヒットヒットヒットに続き2勝目だ。
母は未勝利馬。繁殖に上がり本馬が初仔である。
本馬は2歳時の5月、ひだかトレーニングセールにて420万円で取引された。
期待度55

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