2021年8月15日(日)2歳戦

●4新2 3R 2歳未勝利・牝 芝1600 稍重
リアグラシア (牝・美浦・岩戸孝樹)
父キングカメハメハ 母リアアントニア(Rockport Harbor)
1:35:3(上3F33:7)
単勝1.8倍1番人気
【先頭の通過】48:4-60:8
【レースの上り】11:4-11:1-12:0
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり道中は11番手。4コーナー外11番手から直線残り250mあたりで先頭に立ち、内から伸びてきたショウナンアメリアをクビ差抑えての勝利だった。
道中は後方を進み、直線は外から追い上げた。残り400mあたりから3着のニシノラブウインクとの叩き合いとなり、これを振り切ったが、馬体が離れた内からショウナンアメリアがグングンと迫り、最後はクビ差の辛勝だった。今日の新潟は朝方まで雨で、芝は昨日と同じ稍重だが、ダートが不良になったように昨日よりも水を含んだ稍重だった。その中で勝ち時計1:35:3はまずまずの時計だろう。上り3Fは33秒台で走ったので能力は見せたと思う。最後に詰められたのが残念で、ここをあと0:2速く走ることができたなら上のクラスでも期待できただろう。出遅れなければもう少し走れたはずなので、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m3着(クレイドル 0:1)
【母】リアアントニア
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。カナダ・アメリカで走り、加3戦1勝・米11戦1勝。BCジュベナイルフィリーズ米GⅠを勝ち、サンタアニタオークス米GⅠ2着・スピンスターS米GⅠ2着・アイオワオークス米GⅢ2着。
弟(本馬の叔父)Cross the Lineはエルカミノレアルダービー米GⅢ2着。
日本の第2仔リアアメリア(牝4歳・期待度85)は現役で3勝。ローズSGⅡ・アルテミスSGⅢを勝った。桜花賞(10着)・オークス(4着)にも出走した。第3仔が本馬。
期待度55

●4新2 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ユキノオウジサマ (牡・美浦・田島俊明)
父ドレフォン 母ユキハナ(マンハッタンカフェ)
1:49:6(上3F34:1)
単勝108.6倍12番人気
【先頭の通過】50:0-63:0
【レースの上り】11:3-11:0-11:8
まずまずのスタートからダッシュ良く上がり、1Fあたりで先手を奪う。道中は1馬身差で逃げて、4コーナーも1馬身差の先頭。直線はクビ差まで迫られたが振り切って、外から伸びたダンテスヴューの追撃も押し切って1馬身差での逃げ切り勝ちだった。
道中はスローペースに落として長い直線でもまんまと逃げ切った。単勝万馬券という人気薄の馬が芝1800mの新馬戦を勝つのは大変珍しく、馬に力はもちろんだがスローペースの逃げにより勝つことができた。同じメンバーで再戦したとすると、たぶん勝てないだろう。1番人気で2着のダンテスヴューは上り33:1でも届かず、これも人気薄の馬が逃げたことで脚を余してしまったようだ。直線ではフラフラしていたが、おそらくこのひと叩きで大きく良くなりそうで、次走では更に時計は詰められるだろう。ただ、今回はペースの助けもあっての勝利なので、2勝目までは時間がかかると思う。
父ドレフォンは新種牡馬である。これで5勝目(5頭)だ。2016年米国のチャンピオンスプリンターだが、Storm Cat系Gio Ponti産駒であり、Gio Pontiは中距離で活躍した種牡馬である。社台グループが輸入したことも追い風で、母父ディープインパクトという産駒も多数控える。今後どのような産駒が出て来るのか楽しみだ。
【母】ユキハナ
JRA3戦0勝・地方21戦2勝。
初仔が本馬。
期待度50

●4小2 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
ドグマ (牡・栗東・武幸四郎)
父キタサンブラック 母ショウナンカラット(ブライアンズタイム)
1:51:4(上3F34:0)
単勝31.4倍8番人気
【先頭の通過】52:1-64:5
【レースの上り】11:5-11:6-11:6
出遅れて1馬身程度の不利。道中は10番手を進み、4コーナーは外7番手から直線大外から伸びて、先に抜けたヒドゥンヒルズを追いかける。届かないかと思ったが、ゴール前で鋭く伸びてキッチリと差し切り1/2馬身差での勝利だった。
新馬戦ではなかなか見られない差し切り勝ちだった。出遅れた上、超スローペースになり後方からの馬には不利な展開となった。5F過ぎてからペースが上がったが、その中で3コーナーから押し上げた。直線は外から伸びたが、残り100mで2馬身以上の差があり届かないと思った。ところが、ヒドゥンヒルズがバテたのか、一気に加速したようにして伸びゴール前でキッチリと差し切った。鮮やかな差し切り勝ちだったが、不利な展開からということも素晴らしいと思う。昨日は不良だった馬場も今日は稍重まで良化した。その中で1:51:4は平凡だがスローペースだったので仕方がないだろう。上り3Fは34:0で走り、ラスト1F11:6を豪快に差し切っているので時計的にも問題ないと思う。上のクラスで戦えるかはスタートの矯正が鍵で、普通に出れば上のクラスでも上位争い可能だと思う。
父キタサンブラックは新種牡馬である。7月18日にコナブラックが初勝利を挙げて、今回が産駒2勝目だ。ややスロースタートだが、勝ち星をどこまで伸ばせるのか。来年のクラシックに産駒を送り出せるのか。今後も注目だ。
【母】ショウナンカラット
5戦0勝。
母(本馬の祖母) ニュースヴァリューは札幌スプリントSGⅢ2着。
初仔は地方9勝。第4仔は地方2勝。第5仔カバーガール(牝3歳)は現役で2勝。第6仔が本馬。
期待度55

●2札2 5R 2歳新馬 芝2000 良
ホウオウプレミア (牡・美浦・奥村武)
父ロードカナロア 母アドマイヤテンバ(クロフネ)
2:02:6(上3F35:8)
単勝2.2倍1番人気
【先頭の通過】48:7-61:4
【レースの上り】12:4-11:8-11:8
まずまずのスタートから道中は5番手。3コーナーから押し上げて4コーナーは2番手。直線残り200m過ぎからサンストックトンとの叩き合いとなり、残り50mあたりで前に出てクビ差での勝利だった。
道中は5番手だが終始C.ルメール騎手の手綱が動き、行きっぷりはあまり良くなかった。ただ、3コーナーからはスッと上がり、直線はしっかりと競り勝った。勝ち時計2:02:6はデビュー戦としてはまずまずで、直線は11:8-11:8と落ちていない。今回は行きっぷりが悪かったが、一回叩いたのでおそらく次走は変わるだろう。クビ差の辛勝だが、2~3着は3馬身離れている。おそらく能力は高く、上のクラスでも上位争い可能だろう。良血の高額馬がどんな活躍をするか。今後も注目だ。
【母】アドマイヤテンバ
2007年産期待度60。22戦4勝。12月の新馬戦は2着、2戦目の阪神芝2000m未勝利戦を勝った。3戦目フェアリーSGⅢは13着と大敗。続くエルフィンSも5着に負けて、クラシックには出走できなかった。その後は芝1500m2勝・芝1800mで1勝したが、重賞出走は3歳時のフェアリーSのみで引退した。
母(本馬の祖母)アドマイヤグルーヴはエリザベス女王杯GⅠ2勝・ローズSGⅡ・阪神牝馬SGⅡ・マーメイドSGⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・桜花賞GⅠ3着・天皇賞秋GⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着。妹(本馬の叔母)アドマイヤセプター(牝2008年産・期待度70)は京阪杯GⅢ2着・スワンSGⅡ3着・札幌2歳SGⅢ3着・フェアリーSGⅢ3着。その産駒(本馬の従姉弟)スカイグルーヴ(牝4歳・現役・期待度75・年末推奨馬)は京成杯GⅢ2着。弟(本馬の叔父)アドマイヤトライ(牡2009年産・期待度60)は阪神スプリングJJGⅡ3着。弟(本馬の叔父)ドゥラメンテ(牡2012年産・期待度105・年末推奨馬)は種牡馬。甥(本馬の従兄弟)ボーデン(牡3歳・現役)はスプリングSGⅡ3着。
初仔アドマイヤローザ(牝2014年産・期待度60・年末推奨馬)は2勝。第2仔アドマイヤキング(牡2015年産・期待度55)は1勝。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて2億9160万円で取引された。
期待度60

"2021年8月15日(日)2歳戦" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント