2021年11月28日(日)2歳戦

●5東8 4R 2歳未勝利 芝2000 良
ウィズグレイス (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母カラライナ(Curlin)
1:58:5(上3F35:8)レコード
単勝2.9倍1番人気
【先頭の通過】47:0-59:2
【レースの上り】11:0-12:0-12:8
まずまずのスタートからダッシュ良く上がり1コーナーで先手を奪う。道中は1馬身弱の差で逃げて、4コーナーは1馬身半差の先頭。直線で後続を引き離し、ワープスピードに6馬身差での逃げ切り圧勝だった。
5F59:2というハイペースで逃げて、その後もペースを上げて、1200mが1:11:1、1400mが1:22:7、1600mは1:33:7で通過している。普通の馬ならばこれで終わるが、ラスト2Fは12:0-12:8でフィニッシュ。ラストは大きく落ちたが、C.ルメール騎手が振り向いて後方を確認するような独走だったので問題はないだろう。勝ち時計1:58:5は、先週ジュンブロッサム(牡2歳・期待度60)が記録したレコードを0:7も更新した。また、グランデマーレ(牡4歳・期待度75)が葉牡丹賞で記録した2歳馬の日本レコードを、0:4更新した。更に、本日9R古馬2勝クラスの勝ち馬が1:58:4-34:5。11R古馬3勝クラスの勝ち馬が1:58:4-34:3である。ペースが速かったとはいえ、2歳のこの時期に古馬3勝クラスに匹敵する時計で走るというのは驚異的だ。デビュー戦は中団から伸びきれずの5着。今回は逃げて、その実力を遺憾なく発揮した。牝馬なので、この後使うレースの選択が難しいが、上のクラスでも当然勝ち負けだろうし次走が重賞でも好勝負になるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝1800m5着(ダノンティアラ 0:6)
【母】カラライナ
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り13戦6勝。エイコーンS米GⅠ・CCAオークスS米GⅠ・ラトロワンヌSS米GⅠ・シュヴィーHS米GⅢを勝ち、ベルデイムSS米GⅠ2着・パーソナルエンスンSS米GⅠ2着・BCディスタフS米GⅠ3着・アラバマSS米GⅠ3着。
姉(本馬の伯母)Dream Spinnerはアイオワオークス米GⅢ3着。
日本での初仔が本馬。
期待度70

●5東8 6R 2歳新馬 芝1800 良
サリエラ (牝・美浦・国枝栄)
父ディープインパクト 母サロミナ(Lomitas)
1:47:2(上3F33:9)
単勝2.7倍2番人気
【先頭の通過】49:6-61:7
【レースの上り】10:7-11:3-11:9
まずまずのスタートからジワっと上がり2コーナーで先頭に立つ。道中は1馬身~1馬身半差で逃げて、4コーナーはクビ差の先頭。直線はサイルーンとの競り合いになり、残り200mから差をつけて3馬身差離しての逃げ切り圧勝だった。
スローペースで逃げて、上り3Fはメンバー中最速の33:9という完勝だった。途中までサイルーンとの頭差程度での争いをしていたが、残り200mから差を開き、最後は3馬身差でゴールした。2~3着が6馬身も離れたので、本馬が抜けていたようだ。デビュー戦から1:47:2-33:9は立派な時計で、9馬身程引き離した3着馬の1:48:7-35:0が勝ち時計でも十分ありだと思った。424kgの小柄な牝馬なので2戦目での上積みは薄いかもしれないが、これだけのレースをしたので上のクラスでも勝ち負けになるだろう。国枝栄厩舎は上記4R未勝利戦と6R新馬戦で2頭のディープインパクトの牝馬が高い能力を示した。逃げて圧勝したこの2頭が早期に対戦するのは良くないと思ったが、同厩舎なので本番まではないだろう。楽しみな牝馬が今日は2頭も出てきた。
【母】サロミナ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。ドイツ・フランスで走り、独4戦4勝・仏1戦0勝。独オークス独GⅠ・ハンブルク牝馬賞独GⅢを勝った。
母(本馬の祖母)Saldentigerinはバーデンヴュルテンベルクトロフィ独GⅢを勝ち、オイロパ賞独GⅠ2着・独オークス独GⅠ3着の他、独GⅡ3着1回・独GⅢ2着4回。兄(本馬の伯父)Salutは伊セントレジャー伊GⅢ2着。
日本での初仔は2勝。第2仔サラキア(牝2015年産・期待度55)は4勝。府中牝馬GⅡを勝ち、エリザベス女王杯GⅠ2着・有馬記念GⅠ2着・ローズSGⅡ2着・エプソムCGⅢ2着。第3仔は地方1勝。第4仔サリオス(牡4歳・期待度90)は現役で4勝。朝日フューチュリティSGⅠ・毎日王冠GⅡ・サウジアラビアロイヤルCGⅢを勝ち、皐月賞GⅠ2着・日本ダービーGⅠ2着。第5仔エスコーラ(牡3歳)は現役で3勝。第6仔が本馬。
期待度65

●5東8 8R ベコニア賞(1勝クラス) 芝1600 良
レッドラディエンス (牡・美浦・藤沢和雄)
父ディープインパクト 母ペルフォルマーダ(Jump Start)
1:34:7(上3F34:3)
単勝5.5倍4番人気
【先頭の通過】35:7-47:9
【レースの上り】11:1-11:4-12:1
ゲートはポンと出たがダッシュは悪く道中は6番手。3コーナーで5番手に上がり4コーナーは外5番手。直線はフラフラしながらも外から伸びて、ゴール前でリアグラシアをかわしクビ差での勝利だった。
頭を上げてのスタートだったためダッシュが悪く後方6番手からの競馬となった。直線フラフラしながらも残り400mでは先頭まで1馬身以内に迫り、残り200mで2番手に上がるが、この後外へと斜行する。態勢を立て直して伸び、ゴール前でリアグラシアをとらえてクビ差でゴールした。残り200m過ぎでの斜行は、3着のアバンチュリエに対して少なからず影響をしたので印象は悪い。今日で4戦目だが、スタートで頭を上げるなど若い面を多々見せた。それでも勝つのだから立派だが、ラスト1Fが12:1と落ちた競馬でクビ差の辛勝だった。1:34:7-34:3も今日の馬場ならば可もなく不可もなくで、重賞では掲示板レベルだろう。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 函館芝1800m6着(ダークエクリプス 0:4)
未勝利 札幌芝1800m1着(マイネルシーマー 2馬身)
③百日草特別 東京芝2000m3着(オニャンコポン 0:1)
期待度65(up)

●5阪8 6R 2歳新馬 芝2000 良
メイショウラナキラ (牡・栗東・南井克巳)
父ドゥラメンテ 母サンタローズ(パントレセレブル)
2:06:4(上3F35:2)
単勝7.5倍4番人気
【先頭の通過】53:4-65:9
【レースの上り】12:1-11:6-11:7
出遅れて半馬身程度の不利。道中6~7番手だが5F手前から押し上げて4コーナーは先頭と僅差の2番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を引き離して、最後は逃げたムーランシャタンに4馬身差をつけての圧勝だった。
小さく跳ねるようにゲートを出て、その後も頭を上げたためダッシュが悪かった。5F手前から内を通り上がっていく走りは良かったものの、直線では上手く手前が変えられず走りがチグハグになった。それでも逃げ馬を引き離し、4馬身差でゴールした。4コーナーで内からスルっと上がり、前の馬よりも外へと進路を変えることができたのは良かったと思う。泉谷楓真騎手は最後まで緩めずしっかりと追ったが、勝ち時計2:06:4は平凡で上り3Fも35:2と速いわけではない。直線までペースが上がらなかったこともあるが、直線も11:6-11:7と速くはない。若い面を多々出しての勝利で2戦目での上積みは大きいだろうが、4馬身差圧勝でも2着馬は2分7秒台である。1~3番人気馬が5着・3着・8着に負けたレースであり、おそらくレースレベルは高くないだろう。したがって、2勝目までは数戦必要だと思う。
【母】サンタローズ
11戦2勝。芝1600m1勝・芝1800m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)ユキノローズは中山牝馬SGⅢを勝ち、京王杯オータムHGⅢ3着・牝馬東京タイムズ杯GⅢ3着。兄(本馬の伯父)エヌティウイナーは中日スポーツ賞4歳SGⅢ3着。兄(本馬の伯父)ブルーコマンダーは毎日杯GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ギャンブルローズは京都牝馬SGⅢ3着・中京記念GⅢ3着。その仔(本馬の従兄弟)レインボーペガサス(牡2005年産・期待度80)はきさらぎ賞GⅢ・関屋記念GⅢを勝ち、全日本2歳優駿川崎GⅠ3着・京成杯オータムHGⅢ3着。
初仔タニオブローズ(牝2010年産・期待度55)は2勝。第2仔は地方3勝。第4仔はJRA1勝・地方2勝。第5仔ハローユニコーン(牝7歳・期待度65)は現役で3勝。オークス(14着)にも出走した。第8仔は地方12勝。第10仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて1760万円で取引された。
期待度45

●5阪8 9R 白菊賞(1勝クラス・牝) 芝1600 良
ルージュラテール (牝・栗東・矢作芳人)
父ハーツクライ 母レッドメデューサ(Mr. Greeley)
1:34:8(上3F33:7)
単勝3.9倍3番人気
【先頭の通過】36:5-48:7
【レースの上り】11:6-10:9-11:9
まずまずのスタートから道中は7番手。一団の競馬となり3コーナーでは最後方8番手。4コーナー7番手から直線一番外から伸びて、残り100mからはサウンドビバーチェとの叩き合いとなり、ハナ差競り勝っての勝利だった。
後方とはいっても8頭立ての一団の競馬なので前とは大きな差はなかった。直線で外に出して伸び、残り100mからすぐ内にいたサウンドビバーチェとの争いになったが僅差で競り勝った。着差はハナ差だが2~3着は2馬身1/2離れて、勝ち時計もあまり時計の出ていない阪神競馬で1:34:8である。上り3Fが33:7とメンバー中最速で、能力は示したと思う。ただ、未勝利戦を僅差で勝ち上がってきたサウンドビバーチェにハナ差なので、あまり高い評価はできない。次走は重賞だろうが掲示板レベルでだと思うので、いきなり勝ち負けまでは厳しいだろう。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 阪神芝1600m2着(ダノンスコーピオン クビ)
未勝利 新潟芝1600m1着(ソリタリオ 1馬身3/4)
③アイビーS 東京芝1800m6着(ドウデュース 0:7)
期待度65(up)

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