2021年11月21日(日)2歳戦

●5東6 6R 2歳新馬 芝2000 良
ダノンベルーガ (牡・美浦・堀宣行)
父ハーツクライ 母コーステッド(Tizway)
2:01:3(上3F33:1)
単勝1.7倍1番人気
【先頭の通過】49:5-62:4
【レースの上り】11:2-11:2-11:5
好スタートから抑えて道中は5番手。4コーナーは外目6番手から直線残り230mあたりで先頭に立ち、バトルボーンに2馬身差をつけての圧勝だった。
向正面の行きっぷりはあまり良くなく、石橋脩騎手の手綱が動いていた。ただ、直線では外からしっかりと伸びて、特に残り350m過ぎで左ムチが入るとエンジンがかかったようにグンと伸びた。バトルボーンをかわして先頭に立つと、バトルボーンも伸びるがこれを引き離して、最後は2馬身差をつけた。2~3着が5馬身も離れてたので、1・2着馬が抜けていたのだろう。3着馬の時計が2:02:4-33:9であり、これが勝ちタイムでもおかしくはなかった。その3着馬には7馬身程離しての圧勝で、2:01:3-33:1はデビュー戦としては素晴らしいと思う。特に、上り3Fが33:1で、ラスト1Fも11:5と最後までしっかりと走っている。向正面で若い面も見せていたが、2戦目で行きっぷりも良くなるだろう。これならば上のクラスでも勝ち負けは可能で、いきなり重賞でも好勝負できそうだ。高額馬が新馬戦を圧勝した。当然、今後も注目だ。
【母】コーステッド
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り10戦2勝。BCジュヴェナイルフィリーズターフ米GⅠ2着・ヒアカムズザブライドS米GⅢ2着・ミスグリリョS米GⅢ3着。
母(本馬の祖母)Malibu PierはサンタバルバラH米GⅡ・サンタアナS米GⅡ・ビヴァリーヒルズH米GⅢを勝ち、ラブレアS米GⅠ2着・ジョンCメイビーS米GⅡ2着・ブエナヴィスタH米GⅡ3着。姉(本馬の伯母)Malibu StacyはレイヴンランS米GⅡ2着・ヴィクトリーライドSGⅢ2着。
日本での初仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1億7280万円で取引された。
期待度65

●5東6 9R 赤松賞(1勝クラス・牝) 芝1600 良
ナミュール (牝・栗東・高野友和)
父ハービンジャー 母サンブルエミューズ(ダイワメジャー)
1:33:8(上3F33:0)
単勝8.0倍4番人気
【先頭の通過】35:9-47:8
【レースの上り】11:0-11:4-11:7
出遅れて半馬身程度の不利。後方8番手からの競馬となるが2Fで6番手に上がる。4コーナーは外目5番手から直線残り80mあたりでパーソナルハイをかわして先頭に立ち、1馬身3/4差での勝利だった。
出遅れて徐々に上がっていく競馬となった。直線残り300mあたりで2番手に上がったが、逃げたパーソナルハイが4馬身程前にいて、これを追いかけた。残り200mで2馬身強の差として、残り80mあたりでかわした。この後、三浦皇成騎手は手綱を抑えるが、勢いはそのままで引き離し1馬身3/4差でゴールした。ラップを見ると最初の1Fだけ12秒台で、あとはすべて11秒台という流れの競馬だった。昨日は2歳のレコードが出た東京競馬場だが、今日はこのレース以外で速い時計はない。その中で1:33:8-33:0は立派であり、赤松賞のレースレコードである。ちなみに、2009年のアパパネ、昨年のアカイトリノムスメの母子がともに1:34:5だった。サリオスのコースレコードには1秒以上およばないものの、暮れのGⅠを狙うには十分な時計で走ったと思う。ただ、デビュー戦も今回も出遅れていて、スタートが大きな課題である。多頭数になるGⅠでは出遅れたら出番はなさそうで、これを矯正できるかどうかが今後の鍵になりそうだ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 中京芝1600m1着(スコールユニバンス 2馬身)
期待度70(up)

●5阪6 3R 2歳未勝利 芝2000 良
ロードレゼル (牡・栗東・中内田充正)
父ディープインパクト 母エンジェルフェイス(キングカメハメハ)
2:02:9(上3F35:2)
単勝1.9倍1番人気
【先頭の通過】49:5-62:3
【レースの上り】12:2-11:6-11:8
好スタートから道中5番手。4コーナーは馬群の中5番手から直線内から2頭目の位置を伸びて、残り200mは5頭が横に並ぶ中、僅かながら前に出る。そして抜け出して、外から伸びるサクセスドレークを1馬身差抑えての勝利だった。
4コーナーは3番手争いに4頭が並び、残り200mでは5頭での先頭争いとなった。これらの争いを制して抜け出しての勝利。勝負強さを見せての勝利だった。勝ち時計はかろうじて2分2秒台。上り3F35:2も平凡である。下記5R新馬戦よりも勝ち時計で1秒も遅いのは、レース経験馬としては残念な時計で、レースレベルに問題があったかもしれない。出走メンバーで3着以内経験馬が3頭で、この3頭が1・2・3着だった。3頭ともハイレベルのレースを戦ったわけではないので、やはり低レベルだったのだろう。なかなかの根性を見せたので接戦には強そうだが、このあと大きく変わらないと2勝目までは時間がかかると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 中山芝2000m2着(サインオブサクセス 1/2馬身)
【母】エンジェルフェイス
2013年産期待度70。12戦3勝。12月の阪神芝1800m新馬戦でデビューして3着。2戦目の京都芝1800m未勝利戦は2着。3戦目の阪神芝1800m未勝利戦を勝ち、4戦目フラワーCGⅢを快勝した。桜花賞はパスをしてオークスに出走して10着だった。その後、古馬になり芝1600mの準オープンクラスを勝った。重賞は、紫苑SGⅢ16着・秋華賞GⅠ16着・京都牝馬SGⅢ4着・中山牝馬SGⅢ8着に出走。5歳時に出走した中山牝馬Sを最後に引退した。
母(本馬の祖母)ワンフォーローズ(One for Rose)はメイプルリーフS米GⅢ2勝・シーグラムS米GⅢを勝ち、ジョージCヘンドリーH米GⅢ2着。姉(本馬の伯母)レディアルバローザは中山牝馬SGⅢを2勝し、ヴィクトリアマイルGⅠ3着・フィリーズレビューGⅡ3着・朝日チャレンジCGⅢ3着。姉(本馬の伯母)キャトルフィーユ(牝2009年産・期待度65)はクイーンSGⅢを勝ち、愛知杯GⅢ2着・中山牝馬SGⅢ2着・福島牝馬SGⅢ2着・愛知杯GⅢ2着。
初仔が本馬。
期待度45

●5阪6 4R 2歳新馬・牝 芝1600 良
アストロフィライト (牝・栗東・中内田充正)
父ディープインパクト 母ウェイヴェルアベニュー(Harlington)
1:34:7(上3F33:6)
単勝2.1倍1番人気
【先頭の通過】35:6-48:0
【レースの上り】11:6-10:6-12:1
出遅れて1馬身程の不利。後方からの競馬となり3F手前で11番手まで上がる。4コーナーは内10番手で直線内から伸びて残り130mあたりで先頭に立ち、差を詰めて来るコスタボニータに3/4馬身差での勝利だった。
出遅れて、後方から内を通って上がっていった。直線は各馬が避けて空いている内を通って伸びた。なかなか鋭い伸び脚で先頭に立ったが、ゴール前は2着3着馬に詰められた。デビュー戦で1分34秒台は立派であり、ラスト2Fからのラップが10:6のところで差を詰めていて、本馬はここを10秒台前半で走っただろう。出遅れやゴール前の踏ん張りなどまだまだ足りないところは多いが、能力の片鱗は見せたと思う。これらの課題をどこまで克服できるかが次走への鍵だが、このひと叩きで上積みは大きそうなので上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】ウェイヴェルアベニュー
カナダ産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・カナダで走り、米19戦7勝・加1戦0勝。BCフィリー&メアスプリント米GⅠを勝ち、BCフィリー&メアスプリント米GⅠ2着・ギャラントブルームH米GⅡ2着・ベドーロージズH米GⅢ2着・マディソンS米GⅠ3着・ギャラントブルームH米GⅡ3着。
日本での初仔グレナディアガーズ(牡3歳・期待度85)は現役で2勝。朝日フューチュリティSGⅠを勝ち、ファルコンSGⅢ2着・NHKマイルCGⅠ3着・京成杯オータムHGⅢ3着。第2仔が本馬。
期待度55

●5阪6 5R 2歳新馬 芝2000 良
セレシオン (牡・栗東・友道康夫)
父ハーツクライ 母クルソラ(Candy Stripes)
2:01:9(上3F35:6)
単勝1.5倍1番人気
【先頭の通過】49:7-61:9
【レースの上り】11:9-11:5-12:4
気持ち出遅れたがすぐに流れに乗って道中は4番手。4コーナー外3番手から直線残り250mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してディライトバローズに3馬身1/2差での圧勝だった。
ズブイのか若いのか、向正面では川田将雅騎手の手綱は動きっぱなしだった。それでも直線で先頭に立つと後続を引き離して3馬身半差の圧勝。強い競馬だった。勝ち時計2:01:9は、今日の馬場としては優秀で、デビュー戦ながら上記未勝利戦の勝ち馬よりも1秒も速い。ペースの差はあるが、タイム差はペースだけではないだろう。ただ、単走になったラスト1Fが12:4と大きく落ちていて、終始押っ付け通しだったのは印象が悪い。それでも、11秒台と12秒台のみの澱みのないペースの競馬で最後は引き離しての圧勝だったのは立派であり、上のクラスでも勝ち負けになると思う。レースを覚えて行きっぷりも改善されれば、重賞でも上位争いになるだろう。
【母】クルソラ
アルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチン・アメリカで走り、亜5戦3勝・米8戦1勝。エンリケアセバル大賞亜GⅠ・コパデプラタインテルナシオナル亜GⅠを勝ち、ミルギニーズ亜GⅠ2着・フォールズシティH米GⅡ3着。
母(本馬の祖母)Caloricaはアブリル賞亜GⅡを勝ち、CEクラシック亜GⅠ3着。弟(本馬の叔父)Corsaloneはエンサヨ賞亜GⅡ・ブエノスアイレス州賞亜GⅡを勝ち、オトニョ賞亜GⅡ3着・ペドロE&マヌエルAクレスポ賞亜GⅢ3着。
日本での初仔は地方3勝。第2仔はJRA3勝・地方2勝。第3仔は地方8勝。第4仔ピオネロ(牡2011年産・期待度65)はJRA6勝・地方3勝。シリウスSGⅢ2着・名古屋大賞典名古屋GⅢ2着・マーキュリーCGⅢ2着・シリウスSGⅢ3着。第5仔クルミナル(牝2012年産・期待度80)は2勝。桜花賞GⅠ2着・オークスGⅠ3着。第8仔は地方3勝。第11仔が本馬。
期待度65

●5阪6 9R 秋明菊賞(1勝クラス) 芝1400 良
オタルエバー (牡・栗東・中竹和也)
父リオンディーズ 母ルージュクール(Redoute's Choice)
1:21:7(上3F35:1)
単勝2.0倍1番人気
【先頭の通過】34:7-46:6
【レースの上り】11:6-11:4-12:1
まずまずのスタートからダッシュ良く上がり1F手前で先手を奪う。道中は1馬身半差で逃げて、4コーナーは半馬身差の先頭。直線は後続をジワジワと離し、ブレスレスリーに2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
5F58:2-6F69:6で逃げた。4コーナーで2番手のブレスレスリーを引き付けるが、直線で再び引き離すセオリー通りの逃げ切り勝ちだった。デビューから4戦すべて逃げて、前走前々走は負けたものの好走している。今回は相手が楽になったのか2馬身差での勝利で、これでオープン入りである。無事ならば次走は朝日杯フューチュリティSGⅠになるのだろうが、これも逃げてどこまで粘れるかというところだろう。力は付けているのだろうが、長い直線で最後まで粘るのは厳しいと思う。芝1600mを2戦、芝1400mを2戦使ったが、2歳になって芝1800m芝2000mと距離を延ばしてくるとは考え辛く、おそらくダービー馬を探す本ブログとは関係のない馬になっていくものと思われる。そのため、期待度は据え置く。
【戦歴】4戦2勝
新馬 新潟芝1600m1着(コリエンテス 4馬身)
②新潟2歳SGⅢ 新潟芝1600m3着(セリフォス 0:3)
③1勝クラス 東京芝1400m2着(キミワクイーン クビ)
期待度60

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