2021年10月30日(土)2歳戦

●4東7 3R 2歳未勝利 芝1800 良
インダストリア (牡・美浦・宮田敬介)
父リオンディーズ 母インダクティ(ハーツクライ)
1:47:6(上3F33:5)
単勝1.2倍1番人気
【先頭の通過】49:1-61:3
【レースの上り】11:3-11:1-11:9
気持ち出遅れて道中は8番手。4コーナー8番手から直線一番外から伸びて、先に先頭に立ったユイノゴトクを残り100m過ぎでかわして先頭に立ち、1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
最後方から2頭目の8番手を進み、直線は外から手応え良く伸びた。残り400m過ぎで先頭に立ったユイノゴトクが後続に差をつけるが、これを追いかけて残り100m過ぎでとらえた。そして1/2馬身差をつけてゴールしたが、2~3着は3馬身離れたのでこの2頭が抜けていたようだ。やや遅いペースで流れ、上り3Fは33:5である。ラスト1Fは11:9と落ちているが、勝ち時計1:47:6ならばまずまず合格点だろう。デビュー戦は追い上げて頭差の2着。このときは『あと50m程度あっても抜かれていないと思うが、100mだったらどうだろうという感じだった』と書いている。勝ち馬に匹敵する走りだったので、今回の結果は順当だろう。好レースをしたので上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m2着(モカフラワー 頭)
【母】インダクティ
29戦2勝。芝1500m1勝・芝2000m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)バランスオブゲームは種牡馬。弟(本馬の叔父)フェイムゲーム(騸2010年産・期待度75)はアルゼンチン共和国杯GⅡ・目黒記念GⅡ・ダイヤモンドSGⅢ3勝・京成杯GⅢを勝ち、天皇賞春GⅠ2着・ステイヤーズS(GⅡ2着・ダイヤモンドSGⅢ2着・アメリカジョッキーCCGⅡ3着。
第2仔ケイデンスコール(牡5歳・期待度65)は現役で4勝。マイラーズCGⅡ・新潟2歳SGⅢ・京都金杯GⅢを勝ち、NHKマイルCGⅠ2着・中山記念GⅡ2着。第3仔は地方2勝。第4仔が本馬。
期待度55

●4東7 5R 2歳新馬 芝1600 良
カミニートデルレイ (牡・栗東・大久保龍志)
父ジャスタウェイ 母フェイトカラー(サクラバクシンオー)
1:34:5(上3F33:8)
単勝1.7倍1番人気
【先頭の通過】47:7-60:0
【レースの上り】11:4-11:2-11:9
まずまずのスタートから道中は4番手。4コーナー外目4番手から直線外から伸びて残り300mあたりで先頭に立ち、最後に2番手に上がったジュエルラビシアに3/4馬身差での勝利だった。
道中は4番手でしっかりと折り合って進み、直線残り300mあたりで先頭に立った。ともに伸びたバイオアートが僅差で付いてくるが、これを残り100mで振り切った。かわって2番手に上がったジュエルラビシアが差を詰めて来るが、3/4馬身差抑えてゴールした。勝ち時計1:34:5-33:8はデビュー戦としては優秀で、下記アルテミスSGⅢでも5着と同タイムだ。アルテミスSの勝ち馬の時計が1:34:0-33:5なので、初戦ということを考えれば重賞でも通用する時計だと思う。ただ、実際に重賞で勝ち負けするにはこのひと叩きで大幅に良化することが必要で、レース振りだけ見ると、勝ち負けまではまだまだ厳しいと思う。また。今後距離を延ばすかどうかも本ブログとしては重要で、好時計でも高い期待度は付けられない。それでも、マイル戦ならば上のクラスでも上位争い可能なレベルだろう。
【母】フェイトカラー
27戦3勝。芝1400m1勝・芝1800m2勝。重賞未出走。
第2仔が本馬。
期待度55

●4東7 11R アルテミスS(GⅢ・牝) 芝1600 良
サークルオブライフ (牝・美浦・国枝栄)
父エピファネイア 母シーブリーズライフ(アドマイヤジャパン)
1:34:0(上3F33:5)
単勝21.9倍7番人気
【先頭の通過】35:2-47:2
【レースの上り】11:6-11:5-11:7
まずまずのスタートから道中は6番手。4コーナー8番手から直線外目から伸びて、先に先頭に立ったベルクレスタを追いかけてゴール前でとらえてクビ差での差し切り勝ちだった。
逃げ馬が離して逃げる展開となり、5F通過が59:2だった。やや速いというペースだったので、どの馬にもチャンスがあるという流れだった。2番人気ベルクレスタが先頭に立つが、1番人気のフォラブリューテは伸びず、残り200mでは先頭まで2馬身差の本馬が最後までしっかりと伸びて差し切った。勝ち時計1:34:0は、今回で10回目になるアルテミスSの中では3番目の時計であり、上り33:5はメンバー中最速で2番目の馬よりも0:5速い。レースのラスト1Fは11:7だが、本馬は11:3~11:4で走っただろう。前走未勝利戦で勝ち上がった馬なので単勝21.9倍と人気薄だったが、前走時『3着以内の経験馬が本馬を含めて6頭もいるレベルの高い未勝利戦で、ペースが速かったとはいえ最後方から道中マクっての圧勝という派手な勝ち方をして能力の高さを示した』と書いた通り能力は高かった。ただ、今回は鮮やかに差し切ったとはいえ着差はクビ差での辛勝。好時計とは言っても上記未勝利戦と0:5差である。重賞勝ちでも手放しに高い期待度は付けられない。それでも今のところ牝馬戦線はドングリの背比べなので、この後、強力な牝馬が現れなければ阪神ジュベナイルフィリーズに出走しても上位争いは可能だろう。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 新潟芝1600m3着(イクイノックス 1:2)
未勝利 中山芝1600m1着(ニシノラブウインク 2馬身1/2)
期待度75(up)

●4阪7 5R 2歳新馬 芝2000 良
マテンロウレオ (牡・栗東・昆貢)
父ハーツクライ 母サラトガヴィーナス(ブライアンズタイム)
2:02:8(上3F35:1)
単勝4.8倍2番人気
【先頭の通過】50:6-63:0
【レースの上り】11:7-11:9-12:2
まずまずのスタートから道中は7番手。4コーナー内8番手から直線内の狭い所を抜けて、残り50m手前で先頭に立ち、馬群を縫って伸びたロマンシングブルーをクビ差抑えての勝利だった。
4コーナーで最内に入り、その外に併せていたのが2着のロマンシングブルーだった。前は縦に2頭、外にも馬がいて『抜けられるのか』という位置だったが、前2頭が横に並んだのでそのすぐ後ろにつけた。2頭の間が狭くなったものの、そこを強引に突いて伸び、残り50m手前で抜け出した。一方、2着のロマンシングブルーは前が壁になり抜け出る場所がなく、残り200m前後は追えなかった。その後前が開き、残り100mからエンジンが掛かったようにして伸びたが、脚を余しての2着だった。お互いに不利だったので何とも言えないが、ロマンシングブルーのほうがより大きな不利だったように思った。デビュー戦で2:02:8はまずまずで、勝負根性や一瞬の脚は良かったものの、辛勝なのでインパクトに欠ける。2勝目までは更に良くなる必要がありそうで数戦は必要だと思う。
【母】サラトガヴィーナス
13戦3勝。ダート1000m2勝・ダート1200m1勝。重賞未出走。
甥(本馬の従兄弟)マイスタイル(牡7歳・現役・期待度60)は 函館記念GⅢを勝ち、弥生賞GⅡ2着・福島記念GⅢ2着・京都金杯GⅢ2着・スワンSGⅡ3着・ダービー卿チャレンジTGⅢ3着。
第2仔は4勝。第3仔は地方10勝。第5仔は1勝。第6仔は1勝。第7仔は3勝。第9仔が本馬。
期待度50

●4阪7 9R 萩S(L) 芝1800 良
ダノンスコーピオン (牡・栗東・安田隆行)
父ロードカナロア 母レキシールー(Sligo Bay)
1:48:5(上3F33:5)
単勝3.0倍2番人気
【先頭の通過】49:7-63:0
【レースの上り】11:3-10:6-11:8
やや出遅れたがすぐに流れに乗って道中は3番手。4コーナー4番手から直線は一番外から伸びて先に先頭に立ったキラーアビリティを追いかけて、ゴール前で追いつきクビ差での勝利だった。
未勝利戦をレコード勝ちしたキラーアビリティが断然の1番人気で、戦前は2着探しのレースという様相だった。4番手にいたキラーアビリティは4Fから動き、4コーナーでは先行馬に取りついた。直線で引き離す横綱相撲を想定していたのだろうが、外から本馬が追いかけてきて残り200mからはこの2頭が後続を引き離した。最後に本馬がキラーアビリティをかわしてゴール。2~3着は5馬身も離れた。スローペースになったので勝ち時計は1:48:5と平凡だが、上り3Fは33:5で走っている。ラスト2Fからのラップが10:6であり、本馬はここを10:4~10:5程度で走っただろう。これで新馬-オープン特別と2連勝。新馬戦もクビ差で今回もクビ差。前走時は『今日のレースでは大きな強調材料はない。3着馬・4着馬との着差を考えると能力の片りんは見せているが、このひと叩きでどこまで良くなれるかが今後の鍵だろう』と書いているが、新馬戦でも十分能力は示していたのだろう。今回もデビュー戦同様クビ差で3着以下は離している。今回は間違いなく高い素質を見せた。これならば、重賞でも好勝負になるだろう。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1600m1着(ルージュラテール クビ)
期待度75(up)