2021年3月21日(日)3歳戦

●2中8 11R スプリングS(GⅡ) 芝1800 重
ヴィクティファルス (牡・栗東・池添学)
父ハーツクライ 母ヴィルジニア(Galileo)
1:52:0(上3F36:1)
単勝7.1倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は外8~9番手。4コーナー外9番手から直線は大外から追い込んでゴール前でアサマノイタズラをかわして頭差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:2-62:5
【レースの上り】12:4-12:1-12:5
好スタートから抑えて道中は中団9番手を進んだ。4コーナーは前8頭よりも外に出して直線は大外から伸びた。残り200mでは3馬身以上の差があったが、ここからグングンと差を詰めて、ゴール前でキッチリとアサマノイタズラをとらえて勝利。今日は全国的な雨で、中山競馬場は重馬場。この馬場なので、4F50:2でもややハイペースだった。直線は大外からグングンと伸びたが、この馬場で差し切りを決めたのは高い能力の証だろう。ゴール前はアサマノイタズラも伸びているが、それを上回るゴール前での伸び脚だった。トライアルを制して皐月賞に駒を進めるが、前走の共同通信杯ではエフフォーリアに完敗しているので、これを逆転するのは厳しいかもしれない。ただ、道悪での適性を示したので、馬場が渋れば面白い存在になるだろう。
【戦歴】3戦2勝
新馬 阪神芝1800m1着(カサデガ 1/2馬身)
②共同通信杯GⅢ 東京芝1800m2着(エフフォーリア 2馬身1/2)
期待度80(up)

●2中京4 10R フローラルウォーク賞(1勝クラス) 芝1600 不良
ゲンパチミーティア (牡・栗東・矢作芳人)
父ロードカナロア 母ロージーローズ(シンボリクリスエス)
1:37:2(上3F37:2)
単勝7.2倍3番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は2番手。4コーナー2番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、ヴィアルークスに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】35:8-47:5
【レースの上り】12:2-12:2-12:9
好スタートからしばらく先頭にいるが、1Fでトーホウディアスに先手を譲って2番手につける。4コーナーは半馬身差の2番手でまわり、直線に入ると先頭のトーホウディアスに並びかける。2頭の叩き合いが残り350mあたりから続き、残り150mあたりで前に出る。そして差をつけて行き、後方から伸びて残り50mで2番手に上がったヴィアルークスに3/4馬身差での勝利だった。中京競馬場は午前中より芝・ダートとも不良馬場。ダートには水が浮いている状態で、芝もかなり悪かった。この馬場で4F47:5は、かなりのハイペースで、その中で2番手につけて勝ったのだから能力は抜けていたのだろう。ただ、この時期のマイル戦であり、1勝クラスのレースなのでクラシックにはなかなかつながらない。前3走はダートの短距離を使っている馬で、尚さらクラシックには縁遠いだろう。おそらくNHKマイルCが目標になる馬だと思う。
【戦歴】6戦2勝
①新馬 阪神芝1200m3着(メイショウフンケイ 0:3)
②未勝利 中京芝1600m3着(ヴィアルークス 0:2)
③未勝利 中京ダ1200m3着(ジャスパーゴールド 0:6)
④未勝利 中京ダ1000m1着(クレイジーリッチ 3馬身1/2)
⑤1勝クラス 阪神ダ1200m6着(ミスズグランドオー 0:8)
【母】ロージーローズ
JRA6戦0勝・地方36戦3勝。
姉(本馬の伯母)グランプリエンゼルは函館スプリントSGⅢを勝ち、京阪杯GⅢ2着・オーシャンSGⅢ2着・NHKマイルCGⅠ3着・キーンランドCGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)モズライジンは名古屋大賞典名古屋GⅢ3着。
本馬が初仔。
期待度55

2021年3月20日(土)3歳戦

●2中7 11R フラワーC(GⅢ・牝) 芝1800 良
ホウオウイクセル (牝・美浦・高柳瑞樹)
父ルーラーシップ 母メジロオードリー(スペシャルウィーク)
1:49:2(上3F35:4)
単勝9.3倍の5番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は内3~4番手。4コーナー2番手から直線残り250m過ぎで先頭に立ち、エンスージアズムに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】49:7-61:8
【レースの上り】11:8-11:8-12:2
向正面では折り合いを欠いていたが、4Fあたりで落ち着いた。4コーナーまで内を進み、4コーナーは内から2頭目の位置をまわった。直線に入ると先頭に並びかけて残り250m過ぎで先頭に立った。外から4頭が迫ってくるが、2着のエンスージアズムに1馬身1/4差でゴールした。前半掛かり気味で進んだが、直線は早目に先頭に立ち最後まで粘り切った。派手さはないがキッチリと勝ち切ったという印象だ。勝ち時計1:49:2-35:4はやや平凡だが、今日の中山競馬は良馬場ながらあまり時計は出ていない。ラスト1Fが12:2と落ちたのは残念だが、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠで0:1差の3着の1番人気ユーバーレーベンを完封したのには価値があると思う。フラワーCの勝ち馬は、3年連続で次走がオークスだった、近年は中二週で桜花賞という馬はいないので、本馬の次走もオークスが有力だろう。今回は完勝だったが強調材料も少ないので、オークスでは掲示板に入るか入れないかのレベルだろう。
【戦歴】4戦2勝
①新馬 新潟芝1600m3着(エコロデイジー 0:3)
未勝利 福島芝1800m1着(コスモマイン 1馬身1/2)
③フェアリーSGⅢ 中山芝1600m2着(ファインルージュ 2馬身1/2)
期待度75(up)

●1阪11 11R 若葉S(L) 芝2000 良
アドマイヤハダル (牡・栗東・大久保龍志)
父ロードカナロア 母スウェアトウショウ(ディープインパクト)
1:59:5(上3F33:7)
単勝3.5倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は4~5番手。4コーナー外4番手から直線残り200mで先頭に立ち、シュヴァリエローズに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:3-61:5
【レースの上り】11:6-11:1-11:3
やや伸び上がるようにゲートを出たが、問題なく流れの乗って4番手につけた。5F手前で5番手になるが3コーナーで盛り返し、4コーナーは外4番手でまわった。直線に入ると手応え良く先頭に迫って行き、残り200mで先頭に立った。その後は後続を突き放して力の違いを見せつけて3馬身差でゴール。完勝だった。ややスローペースになって直線は11:1-11:3という速い時計になった。また、勝ち時計は1:59:5と2分を切ってきた。初勝利時も2勝目も本ブログでは低めの評価だったが、その評価を覆すパフォーマンスを見せての快勝。皐月賞の有力馬の1頭になったと思う。2着のシュヴァリエローズはホープフルSで0:6差の5着。今回は0:5差である。この馬を物差しにすると、本馬は十分一線級と戦える力があると思う。皐月賞では上位争い可能だろう。
【戦歴】4戦3勝
新馬 新潟芝1800m1着(ペドラフォルカ クビ)
②アイビーS 東京芝1800m4着(オーソクレース 0:4)
エリカ賞 阪神芝2000m1着(ディープモンスター 1/2馬身)
期待度80(up)

●2中京3 11R ファルコンS(GⅢ) 芝1400 良
ルークズネスト (牡・栗東・浜田多実)
父モーリス 母ヴィラ(ディープインパクト)
1:20:1(上3F35:0)
単勝7.6倍3番人気からの勝利。まずまずのスタートから1Fあたりで先頭に立ち、道中は1馬身差での逃げ。4コーナーは僅差の先頭で直線グレナディアガーズとの叩き合いとなり頭差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】33:7-45:1
【レースの上り】11:1-11:5-12:4
最内1番枠からまずまずのスタートで、ダッシュ良く上がって1Fあたりで先頭に立つ。以後1馬身差で逃げるが、3コーナーでグレナディアガーズが絡んできて4コーナーは僅差の先頭でまわった。直線は2頭の叩き合いとなり、残り200m過ぎで僅かながら抜かれたように見えた。その後は首の上げ下げの争いになって、最後は並んでゴール。VTRを見るとハナ差だろうと思ったが、公式では頭差競り勝った。内が痛んでいるのか、内を数頭分開けて走っていた。それでも勝ち時計は1:20:1と速く、2019年のハッピーアワー(牡5歳・期待度55)の時計を0:8上回るレースレコードだった。ハイペースだったのでラスト1Fが12:4と落ちてしまったが、1200m通過が1:07:7なので仕方がないだろう。2着のグレナディアガーズは朝日杯フューチュチティSGⅠの勝ち馬なので、本馬もGⅠ級の能力はあるということだ。ただし、牡馬で芝1400mの重賞を勝ったので、NHKマイルC狙いになるだろう。
【戦歴】5戦2勝
①新馬 中京芝1600m2着(ナムラメーテル 3馬身)
②未勝利 京都芝1800m5着(ハートオブアシティ 1:0)
③未勝利 阪神芝1600m1着(リッケンバッカー クビ)
④シンザン記念GⅢ 中京芝1600m2着(ピクシーナイト 1馬身1/4)
【母】ヴィラ
6戦0勝。
母(本馬の祖母)サミットヴィル(Summitville)はメイヒルS英GⅢを勝ち、サンチャリオットS英GⅠ2着・プリンセスロイヤルS英GⅢ2着・ノブレスS愛GⅢ2着・ダリアS英GⅢ2着・英オークス英GⅠ3着・ヨークシャーオークス英GⅠ3着・ミドルトンS英GⅢ3着・フィリーズS英GⅢ3着・ゴールデンダフォディルS英GⅢ3着。
第2仔ペコリーノロマーノ(牝4歳・期待度55)は現役で3勝。が本馬。第3仔が本馬。
期待度55