2021年3月13日(土)3歳戦

15頭目の出資馬スズカゼ(牝7歳・期待度65)が引退した。3月7日のレースを最後に、3月12日付けで登録を抹消した。
競走成績45戦2勝(内障害1戦0勝)。大きなケガもなく、45戦も走ってくれた。しかも、JRA10場全ての競馬場で走った。本当にお疲れ様である。
古馬になってからは満足のいく走りはできなかったが、3歳春まではワクワクさせてくれたし夢を見させていただいた。

2016年7月17日。スズカゼは福島の未勝利戦で初勝利を挙げた。
当時、私は一口馬主歴28年だったが、出資馬の勝利は1999年10月から17年以上無かった。この日は福島競馬場まで応援に行き、人生初の口取りにも参加した。それはもう夢のような出来事で、そこからスズカゼの「追っかけ」が始まったのだ。
2016年12月11日。出資馬初のGⅠ出走。阪神競馬場まで応援に行った。10着に負けたが、18頭立ての17番人気、単勝288.8倍の馬がよく頑張った。
2017年1月14日。菜の花賞を快勝し2回目の口取りに参加。
2017年3月11日。アネモネS3着。2着とは3/4馬身差で桜花賞出走権を逃した。このときの2着馬はディアドラ。
2017年4月8日。ニュージーランドトロフィーGⅡ4着。GⅡで4着になったのである。

さて、今後は繁殖入りだが、是非とも生まれ故郷の藤原牧場で繁殖入りしてもらいたい。2勝しているし、GⅡ4着馬なのだから大丈夫だと思う。
たしか、母バレンソールは繁殖を引退していて、後継の繁殖牝馬もスズカゼだけだったと思う。
㈱ユニオンオーナーズクラブの藤原悟郎社長の牧場で繁殖入りしたら、是非ともエポカドーロに付けていただきたいのだ。産駒は当然クラブに出すだろうから、私は絶対に出資する。
初年度がダメなら2年目でもいいので、父エポカドーロ母スズカゼ、是非お願いします。


●2中5 7R 3歳1勝クラス 芝2000 不良
ヴァイスメテオール (牡・美浦・木村哲也)
父キングカメハメハ 母シャトーブランシュ(キングヘイロー)
2:08:2(上3F37:3)
単勝2.6倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は9~10番手。4コーナー6番手から直線馬群の中を伸びて残り100mで先頭に立ち、サクセスエースに3馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】50:9-64:2
【レースの上り】12:4-12:9-13:0
気持ち出遅れて馬群から離れた最後方で1コーナーをまわった。1~2コーナーで10番手に上がり、向正面で9番手に上がった。6F手前で再び10番手に下がるが、残り600mあたりから仕掛け気味に差を詰めて、4コーナーは6番手でまわった。直線はバラけた馬群の真ん中から伸びて、残り100mで先頭。ここから、逃げたサクセスエースに3馬身差をつけてゴールした。今日の中山競馬場は激しい雨となり、ダートは田んぼ状態になる不良馬場。勝ち時計は参考程度でいいと思うが、おそらく50:9-64:2の流れでもハイペースであり、後方からの本馬には有利な展開だった。それでもこの極悪馬場を後方から追い上げて勝つのは至難の業で、逃げ馬を差し切ったうえ3馬身差をつけた走りは評価するべきだろう。おそらく良馬場でも勝っていたと思われる。3月の中旬で2勝目なので皐月賞出走は厳しいだろうが、次走はダービートライアルが有力で出走権獲得の可能性は高いと思う。前走は重賞で0:6差の4着に負けてしまったが、やや掛かり気味だったり直線で不利を受けたりしていた。今日はしっかりと脚をためる競馬ができたので、トライアルでも上位争いは可能だと思う。
【戦歴】3戦2勝
新馬 東京芝1800m1着(シテフローラル 3/4馬身)
②京成杯GⅢ 中山芝2000m4着(グラティアス 0:6)
期待度75(up)

●1阪9 6R 3歳1勝クラス 芝1600 稍重
バスラットレオン (牡・栗東・矢作芳人)
父キズナ 母バスラットアマル(New Approach)
1:34:2(上3F34:6)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先頭に立ち、道中は半~1馬身差での逃げ。4コーナーは僅差の先頭で直線残り100m手前から差を広げてビップランバンに2馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:9-47:8
【レースの上り】11:5-11:0-12:1
スタート後、各馬の出方を窺いながら先頭に立った。道中は半馬身~1馬身差で逃げて、4コーナーはクビ差程度まで詰められた。直線に入ると1馬身弱の差として、しばらくこの差を保つ。残り100m手前から後続を引き離して、最後は2馬身半差での逃げ切り圧勝だった。デビュー戦での勝利以来の逃げ切り勝ちで、デビュー戦同様2馬身半離した。この3月にデビューした古川奈穂騎手の初勝利で、見事な騎乗だったと思う。周りの出かたを見ながらハナに立ち、4コーナーで後続を引き付けた。直線に向いてからも騎乗フォームは崩れず、馬の能力をしっかりと引き出した。負担重量4キロ減という有利な条件だったこともあるが、札幌2歳SGⅢ3着・シンザン記念GⅢ3着・朝日杯フューチュリティSGⅠ4着という実力馬が、平場の1勝クラスなら力が違うというところを見せつけた。マイル戦で圧勝したが、この後はNHKマイルCに向かうのか。それともダービーか。芝1800mでも結果を出している馬なのでマイル路線でなくてもよいとは思うが、ダービーに出走できるかは微妙なレベルだと思う。
【戦歴】6戦2勝
新馬 札幌芝1800m1着(モリノカンナチャン 2馬身1/2)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m3着(ソダシ 0:3)
③京都2歳SGⅢ 阪神芝2000m6着(ワンダフルタウン 0:5)
④朝日杯フューチュリティSGⅠ 中山芝1600m4着(グレナディアガーズ 0:5) 
⑤シンザン記念GⅢ 中京芝1600m3着(ピクシーナイト 0:4)
期待度70(up)

●1阪9 9R ゆきやなぎ賞(1勝クラス) 芝2400 稍重
レッドジェネシス (牡・栗東・友道康夫)
父ディープインパクト 母リュズキナ(Storm Cat)
2:27:9(上3F36:0)
単勝2.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから抑えて道中は最後方11番手。5F手前から押し上げて4コーナーは外目3番手。直線残り400m手前で先頭に立ち、リーブルミノルに4馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:9-62:4
【レースの上り】11:9-11:6-12:7
スタート後抑えて2Fあたりで最後方11番手となる。5F手前から外を通り押し上げて、3コーナー手前で3番手になった。4コーナーも外目3番手でまわり、直線早目に先頭に立った。ここから後続を引き離して、最後は4馬身引き離す圧勝。2~3着も2馬身半離れたので能力が違うというレースだった。ラスト1Fは単走になったので仕方がないのだろうが、川田将雅騎手は最後まで追っても、12:7と時計がかかってしまった。稍重なのでこれも仕方がないが、2:27:9-36:0は平凡である。4馬身差の圧勝でも、相手が弱かったのではという時計だ。2着のリーブルミノルは前走8戦目で初勝ちの馬で、3着のレンツシュピッツェはダートで勝った馬だ。前走6着の本馬が1番人気になるレースだったので、レースレベルが低かったと見るべきだろう。次走は重賞かトライアルだろうが、苦戦レベルだと思う。
【戦歴】6戦2勝
①新馬 阪神芝2000m3着(ラーゴム 0:7)
②未勝利 小倉芝1800m3着(サウンドウォリアー 0:8)
③未勝利 阪神芝1800m4着(エイカイファントム 0:2)
④未勝利 阪神芝1800m1着(イッツマイドリーム ハナ)
⑤フリージア賞 東京芝2000m6着(レインフロムヘヴン 0:5)
【母】リュズキナ
アイルランド産の輸入繁殖牝馬。未出走。
母(本馬の祖母)LuckyはアサシS愛GⅢを勝った。
日本での第2仔が本馬。
期待度65