2021年1月16日(土)3歳戦

一都三県に続き、栃木・愛知・岐阜・京都・大阪・兵庫・福岡の7府県に1月14日(木)からとなる「緊急事態宣言」が発令された。
これを受け、本日より中京競馬・小倉競馬も無観客で開催されることになった。


●1中5 5R 3歳未勝利 芝2000 良
セナリスト (牝・美浦・金成貴史)
父ブラックタイド 母リアリサトリス(Numerous)
2:01:9(上3F36:5)
単勝10.7倍の3番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。13番手から上がっていく競馬となり、4コーナーは外7番手。直線残り50mで前をまとめて差し切り、コスモマインに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】48:0-60:4
【レースの上り】12:0-11:9-13:1
出遅れて1コーナーは13番手でまわった。向正面に入ると気合をつけて上がり、4F過ぎで12番手。5F過ぎで7番手。3コーナーで6番手に上がった。直線に入ると外から伸びて残り200mで5番手に上がるが、先頭までは大きく差がある。ただ、残り150m過ぎで、楽勝ムードだった先頭コスモマインが何かに驚いたように失速して3番手に下がる。これを含めた前3頭を残り50mで一気にかわして先頭に立ち、盛り返して2番手に上がったコスモマインに3/4馬身差でゴールした。ズブイ馬で2コーナーから丸山元気騎手の手綱が動いていた。残り200mでは先頭まで6馬身以上離れていて、勝てるような位置ではなかった。コスモマインの失速で、レースのラスト1Fは13:1である。本馬はおそらく12:1~12:2程度で走っただろう。ハイペースになったのも良かった。勝ち時計2:01:9も、今の馬場ならば上々だと思う。ただ、2着のコスモマインは失速した後も再び盛り返して2着。能力はこちらの方が高いだろう。少々恵まれての勝利なので、上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝2000m3着(トーセンクライマー 0:3)
【母】リアリサトリス
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り20戦3勝。
兄(本馬の伯父)Rouvresはジャンプラ賞仏GⅠ・ギシュ賞仏GⅢを勝ち、イクスプロージヴビッドH米GⅡ2着・ベルモントBCH米GⅡ2着・バーナードバルークH米GⅡ2着・トーマスブライアン賞仏GⅢ2着・ケルソH米GⅡ3着。兄(本馬の伯父)Right OneはジャイプールS米GⅢを勝ち、ジャイプールS米GⅢ2着・ウッドバインマイルS加GⅠ3着・コモンウェルスS米GⅡ3着・ポーカーS米GⅢ3着。
初仔は3勝。第2仔は英1勝。第3仔はJRA1勝・地方1勝。第4仔スズカキング(牡4歳)は現役で1勝。第5仔が本馬。
期待度45

●1中5 6R 3歳新馬 芝1600 良
オメガロマンス (牝・美浦・斎藤誠)
父ハーツクライ 母オメガスピリット(スピニングワールド)
1:36:4(上3F33:5)
単勝1.7倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから抑えて道中は14番手。4コーナー外14番手から直線外から伸びて、ゴール前でホウオウラフィットをかわしハナ差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:4-48:6
【レースの上り】12:1-11:7-12:0
スタート直後は6番手にいたが、そこからズルズルと位置を下げ、2F手前で14番手になった。4コーナーは大外をまわるが、このときすぐ前にいたホウオウラフィットと本馬が大外から追い上げて、残り100mでホウオウラフィットが先に先頭に立った。これを追いかけてグングンと伸びて、ゴール前でかわした。断然の1番人気ながら、後方に抑えて直線で追い上げる競馬をした。ややハイペースで流れたのも良かったが、デビュー戦からこのような競馬ができるのは立派で、勝ち時計1:36:4もまずまずだろう。下記菜の花賞の勝ち馬が1:36:1なので0:3の差であり、このレースでも6着に入る時計だ。また、上り33:5は優秀で、デビュー戦ということを考えると、下記1勝クラスと同等な時計内容だと思う。このひと叩きで更に良くなるのなら、上のクラスでも十分戦えると思う。オークス馬ヌーヴォレコルトの全妹という血統で、良血馬のデビュー勝ちなので今後も注目だ。
【母】オメガスピリット
14戦3勝。芝1200m3勝。重賞未出走。
姉(本馬の伯母)ゴッドインチーフはファンタジーSGⅢ2着・チューリップ賞GⅢ2着・阪神3歳牝馬SGⅠ3着。
初仔は地方1勝、第2仔オメガユニコーン(牡2010年産・期待度60)は2勝。第3仔ヌーヴォレコルト(牝2011年産・期待度65)はJRA5勝・米1勝。オークスGⅠ・ローズSGⅡ・中山記念GⅡ・レッドカーペットH米GⅢを勝ち、秋華賞GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着2回・香港C香GⅠ2着・オールカマーGⅡ2着・チューリップ賞GⅢ2着・桜花賞GⅠ3着。第6仔は地方2勝。第7仔オーケストラ(騸6歳)は現役で3勝。第7仔が本馬。
期待度60

●1中5 9R 菜の花賞(1勝クラス) 芝1600 良
スライリー (牝・美浦・相沢郁)
父オルフェーヴル 母ビジョナリー(ディープインパクト)
1:36:1(上3F34:4)
単勝38.4倍の8番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中6番手。4コーナー外4番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、外から迫ってきたアナザーリリックを頭差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】36:9-49:1
【レースの上り】12:0-11:3-11:5
外6番手をやや掛かり気味に進み、4コーナーで差を詰めた。4コーナーでの手応えが良く、直線に入って追い出すとしっかりと反応し、残り150mあたりで先頭に立った。ここから引き離す勢いにも見えたが、残り100mからはアナザーリリックに詰められて最後は頭差凌ぎ切った。あと50mあれば抜かれていたかもしれない。最後は僅差だがラスト1Fが11:5であり、本馬は11:4程度で走ったと思われるので、これは2着馬を褒めるべきだろう。ただ、1:36:1-34:4は1勝クラスとしては平凡なので、この後更に良くならないと重賞では厳しいと思う。それ程変わらないのなら、掲示板が目標という感じになると思う。
【戦歴】4戦2勝
新馬 東京芝1800m1着(ジェミニテソーロ 3/4馬身)
②札幌2歳SGⅢ 札幌芝1800m14着(ソダシ 2:6)
③赤松賞 東京芝1600m7着(アカイトリノムスメ 0:9)
期待度60(up)

●1中京5 6R 3歳新馬 芝2000 良
インフィニタス (牝・栗東・清水久詞)
父モーリス 母アンチュラス(ディープインパクト)
2:02:1(上3F36:1)
単勝5.9倍の3番人気からの勝利。好スタートから2コーナーで先頭に立ち、その後は1馬身半差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭で、直線は最後までこの差を保ちフローレスクイーンに1馬身1/4差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:1-61:2
【レースの上り】12:0-11:9-12:2
外から2頭目の15番枠からの好スタートだったが、1コーナーは外5番手でまわった。2コーナーで先頭に立ち、ここから1馬身半差で逃げて、直線も最後までこの差を保っての勝利。出走16頭が縦長になってのゴールで、最後まで脚色は衰えなかったので能力は抜けていたのだろう。ラスト1Fが12:2と落ちてしまったのは残念だが、そこそこのペースで逃げてのものなので、この時計でも頑張った方だろう。今日の中京は時計が出ている中、2分2秒を切れなかったのは残念だが、デビュー戦なのでこれも仕方がないだろう。上積みが薄ければ上のクラスでは苦しい時計だが、このひと叩きで次走はもう少し時計も詰められると思う。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】アンチュラス
2009年産期待度45。22戦2勝。9月の阪神芝1400mでデビューして3着。2戦目の阪神芝1400m未勝利戦を4馬身差で圧勝。3戦目ファンタジーSGⅢは2着。しかし、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ5着、フィリーズレビューGⅡ9着、マーガレットS10着と負けて、クラシックには出走しなかった。その後は芝1600mで1勝したが、重賞出走は無し。5歳時12月のレースを最後に引退した。
姉(本馬の伯母)ワンダーレディアンエル(Wonder Lady Anne L)はCCAオークス米GⅠ・デムワゼルS米GⅡを勝ち、ボニーミスS米GⅡ2着・エルエンシノS米GⅡ3着・ダヴォナデイルS米GⅡ3着・テンプティドS米GⅢ3着。
第2仔アンティシペイト(牡4歳)は現役で3勝。第3仔が本馬。
期待度55

●1中京5 10R 紅梅S(L) 芝1400 良
ソングライン (牝・美浦・林徹)
父キズナ 母ルミナスパレード(シンボリクリスエス)
1:20:6(上3F35:3)
単勝2.9倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れたが、すぐに盛り返し道中は4~5番手。4コーナー馬群の中4番手から直線残り250m過ぎで先頭に立ち、後続を離してララクリスティーヌに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】33:5-45:0
【レースの上り】11:8-11:7-12:1
4コーナーは馬群の中にいて、しばらく動かなかったが、残り300m手前から右ムチを入れてしっかりと追い出すと馬群を抜けて伸びた。後続に3馬身差をつける圧勝だったが、C.ルメール騎手は引き離してからもしっかりと追って、ゴール前だけ手綱を緩めた。勝ち時計1:20:6-35:3は優秀で、1ヵ月前の2歳戦だったらレコードタイムだ。前走は+14kgで出走したので今回は-2kgで出走。480kgという牝馬では恵まれた馬体であり、青鹿毛で頭部の細長い白斑の馬が力強く抜け出したとき「メジロラモーヌか」と思った。ラスト1Fは単走になり12:1と落ちたものの、なかなかの時計でオープン勝ちである。これで芝1600mと芝1400mと、ともに3馬身差の圧勝での連勝で、次はどこを使うのだろうか。チューリップ賞から桜花賞、フィリーズレビューから桜花賞、それとも次走が桜花賞ということもあるだろう。ソダシ・サトノレイナス・ユーバーレーベンなど阪神ジュベナイルフィリーズ上位組との実力差がどうなのかは不明だが、桜花賞の芝1600mならば十分太刀打ち出来ると思う。先週のフェアリーSを勝ったファインルージュに続き、楽しみなキズナ産駒が出てきた。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 東京芝1400m2着(クールキャット 2馬身)
未勝利 東京芝1600m1着(トーセンメラニー 3馬身)
【年末推奨馬】
本馬は本ブログの年末推奨馬である。毎年年末に、牡馬5頭・牝馬5頭を重賞未出走馬から選んで推奨しているのだが、先週はシンザン記念GⅢにレゾンドゥスリール(牡3歳・期待度60)が出走して10着に負けた。今回が年末推奨馬2戦目で今年の初勝利である。是非ともこの馬は桜花賞・オークスに出走してもらいたい。
期待度80(up)

●1小1 6R 3歳未勝利 芝1800 良
バガン (牡・栗東・野中賢二)
父バゴ 母トーコーユズキ(ディープインパクト)
1:47:9(上3F36:1)
単勝3.7倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は9番手。5Fあたりから上がり、4コーナーで先頭に立つ。直線で後続を離すが、最後にメイショウユウスイに詰められてハナ差粘り切っての勝利だった。
【先頭の通過】46:6-59:2
【レースの上り】12:4-11:8-12:4
ハイペースの競馬となり、中団より後方に控えた。5Fから上がり3コーナーでは7番手。ここから更に外を通り押し上げて、4コーナーで先頭に立った。直線で後続を引き離し、残り200mは2馬身半差とする。メイショウユウスイが2番手に上がり差を詰めてきて、残り100mは2馬身差、残り50mで1馬身差になり、最後はハナ差まで詰められた。あと10mもあれば抜かれていた勢いで、最後は何とか粘り切っての勝利だった。ただ、2~3着が5馬身も離れたので、2着馬を褒めるべきだろう。ラストはバテて12:4とかかってしまった。これが迫られた原因で、勝ち時計は1分48秒を切ってきたものの、今の馬場ならば驚く程ではない。したがって、ローカルの未勝利戦を辛勝したという評価でいいだろう。この後大きく良くならなければ、上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m3着(アクセル 0:2)
【母】トーコーユズキ
3戦1勝。ダート1800m1勝。重賞未出走。
初仔は地方1勝。第2仔は2勝。第3仔は地方3勝。第4仔が本馬。
期待度45

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント