2020年まとめ(4)牡馬

【牡馬】
2020年まとめ(2)牝馬で『牝馬三冠が出た』と書いたが、牡馬は正真正銘の三冠馬が出た。
史上8頭目の三冠馬コントレイル(牡3歳・期待度105)は、デビュー戦から菊花賞まで7連勝。ジャパンCでアーモンドアイの2着に負けたが、ほぼ完ぺきな成績で3歳戦を終えた。サンデーサイレンスの晩年にディープインパクトが出たように、ディープインパクトの晩年にコントレイルが出た。おそらく引退後もディープインパクトの最高傑作の種牡馬として活躍するだろう。

年末推奨馬については、牝馬同様牡馬も振るわなかった。
ヴァーダイト(期待度65)は3歳初戦の梅花賞を大敗して休養。クラシックには出走できなかった。フィリオアレグロ(期待度65)は共同通信杯GⅢ3着から青葉賞GⅡ3着で、クラシックには出走できなかった。サトノフラッグ(期待度95)は皐月賞5着・ダービー11着。菊花賞3着で三冠レース皆勤。フォアシュピール(期待度60)は春初戦の山桜賞は4着に負けて、クラシックは出走できなかった。ビターエンダー(期待度80)は皐月賞14着・ダービー10着。菊花賞17着で三冠レース皆勤だった。クラシックレースには2頭出走したが、勝てなかった。
牡馬も、牝馬同様自信をもって推奨したつもりだが、なかなか上手くはいかないものだ。

ホープフルSがGⅠになって初年度はタイムフライヤーが1番人気で勝ち、『ちょっと小粒だな』と思ったものの、その後はサートゥルナーリア・コントレイルが勝ち、2歳王者決定戦にふさわしいレースになった。
今年の2歳王者はダノンザキッド。サートゥルナーリアやコントレイルよりはスケールがやや落ちる気もするが、3戦3勝で2歳戦を終えた。次走は未定だが、先輩2頭が皐月賞直行で勝っていることから、本馬も直行する可能性が高い。春3戦目でダービーよりも、皐月賞をステップとして2戦目にダービーのほうが馬への負担も少ない。このパターンがこれからの主流になると思うが、そうなるとトライアルで台頭してくる馬も多くなるだろう。
来年はダノンザキッドの独壇場になるかというとそうでもない気がする。ただ、朝日杯フューチュリティSをレコードで勝ったグレナディアガーズは、芝1400m・芝1600mのみしか走っていない。今後、距離を延ばしてくるか不明であり、距離延長をしたとしても能力を発揮できるか不明だ。
重賞未出走馬、または現未勝利馬とか未出走馬も、もしかしたらチャンスはあるかもしれないと思っている。できれば、下記の推奨馬がダービーを勝ってほしい。本ブログの年末推奨馬ドゥラメンテ・マカヒキに続く馬がそろそろ出てほしいものだ。

それでは、今年も重賞未出走馬から本ブログの推奨馬を書きたいと思う。

【推奨牡馬】
ノースブリッジ(父モーリス)
エフフォーリア(父エピファネイア)
シュネルマイスター(父Kingman)
シャフリヤール(父ディープインパクト)
レゾンドゥスリール(父ハーツクライ)

ホープフルSGⅠの前哨戦ともいえる葉牡丹賞を逃げ切って圧勝したノースブリッジ。デビュー戦も逃げ切っていて2戦2勝だ。ホープフルSに出走していたらランドオブリバティを抑えて逃げていただろうが、ペースが速かったので失速していたかもしれない。ただ、葉牡丹賞では逃げながら上り3Fがメンバー中最速で、2番目の馬に上りで0:6差をつけた。4馬身差の勝利でまったくの完勝だった。重賞には出走していないが重賞勝ちに匹敵する勝利で、マイペースで逃げればGⅠでもと思わせるような勝ち方だった。ホープフルSはレース間隔が短いということでパス。京成杯に目標を定めた。2勝馬の本馬にとって賞金加算が重要になるが、2着狙いではなく、是非勝って3戦3勝でダノンザキッドに挑んでもらいたい。この馬ならば十分可能だろう。

上記ノースブリッジ同様、新馬-1勝クラス特別と2戦2勝のエフフォーリア。百日草特別では直線瞬発力勝負となり、上り33:4の脚で快勝。その後休養に入り、次走は共同通信杯とのこと。札幌芝2000mでデビューして、東京芝2000mで2勝目。共同通信杯で重賞初挑戦というローテーションは、皐月賞というよりもダービー狙いのような気がする。厩舎の同僚ランドオブリバティがホープフルSで逸走し、立て直しに苦労しそうで、この馬が厩舎一番の期待馬になりそうだ。共同通信杯にはキングストンボーイ(期待度70)や下記シャフリヤール(期待度65)・アンダープロット(期待度60)も出走を予定していて、興味深い一戦になりそうだ。

12月のひいらぎ賞を3馬身差で圧勝したシュネルマイスターも、新馬-1勝クラス特別の2戦2勝である。ひいらぎ賞の勝ち方が圧巻で、直線残り150mあたりで並ぶ間もなくかわして一気に突き放した。3馬身以上離したところでルメール騎手は手綱を緩めたものの3馬身差での勝利。最後まで追っていれば、3馬身半~4馬身は離していたと思う。ドイツ産の外国産馬で父Kingmanは、Danzig系Invincible Spirit産駒。今年引退した凱旋門賞2勝馬Enable(エネイブル)の最初の交配相手になるようで、注目の種牡馬である。母がドイツ産馬で独オークス馬であり、本馬を生んだ後輸入された。父はマイラーだが、母の血から距離は大丈夫だと思う。クラブからの情報では、次走は皐月賞トライアルのどれかとのことなので、芝1800mか芝2000mになるのだろう。距離延長がどう出るか注目だ。

10月25日の京都芝1800m新馬戦を勝って1戦1勝のシャフリヤール。皐月賞馬アルアインの全弟にあたる。この兄弟は、アルアイン・ダノンマジェスティに続き3頭目の年末推奨馬ということになる。着差はクビ差ながら加速するラップの中での勝利で、2~3着は4馬身離れ、3~4着は3馬身離れた。2着だったヴィヴァン(期待度55)は2戦目の未勝利戦で完勝している。次走は共同通信杯を目標とのことだが、この年末に帰厩しているようで、きさらぎ賞あたりでも行けそうな気がするが、早目に東京競馬場で走らせたいということだろうか。メンバーが揃いそうなのでレース経験の面で厳しいかもしれないが、そのメンバー相手にどこまでやれるか楽しみでもある。

本ブログでも注目の種牡馬だったウォーエンブレム。今年の3月、繫養先のアメリカの功労馬施設にて放牧中の事故で亡くなった。産駒でGⅠを勝ったローブティサージュの第2仔レゾンドゥスリールが、阪神芝1600m新馬戦を快勝した。出遅れたが2F過ぎで掛かり気味に上がるなどチグハグな競馬で、直線は力強く抜け出したと思ったら最後は詰められた。3Fまで超スローペースで、以後は残り200mまで加速して、ラストは11:8という変なラップの競馬だった。ただ、デビュー戦から1:35:5-33:4で走り素質は見せていた。このレースを経験したことで次はグンと良くなることが見込まれるが、次走は年明けシンザン記念とのこと。GⅠ馬の息子が、重賞で母以上の走りを見せるかもしれない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント