2020年8月30日(日)2歳戦

●3新6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ブラックラテ (牡・栗東・梅田智之)
父ブラックタイド 母ラテアート(サクラバクシンオー)
2:06:0(上3F35:5)
単勝7.2倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから13~14番手につける。向正面で押し上げて6番手まで上がり、4コーナーは外2番手。直線残り300mあたりで先頭に立ち、パープルレディーに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】52:4-65:6
【レースの上り】12:2-11:4-12:1
向正面に入るまで後方を進むが、スローペースの見るや向正面でグングンと上がった。3コーナーは6番手でまわり、4コーナーは2番手まで上がった。直線では早めに先頭に並びかけて2馬身差での完勝だったが、時計が平凡である。このペースなので2:06:0は仕方がないにしても、上り3Fが35:5では少々足りない。特にラスト1Fが12:1であり、少なくても11秒台で走らないとダメなところだろう。素質の高そうなメンバーが集まった新馬戦だったが、今回のレースに限ってはレベルは高くないだろう。2勝目までは時間がかかると思う。
【母】ラテアート
21戦2勝。芝1200m1勝・芝1400m1勝。桜花賞(15着)に出走した他、重賞にはクイーンC(14着)・フィリーズレビュー(5着)に出走した。
兄(本馬の伯父)カラメルアートは京王杯2歳SGⅡ3着。
初仔は地方1勝。第3仔カヴァス(牡3歳)は現役で1勝。第4仔が本馬。
期待度45

●3新6 11R 新潟2歳S(GⅢ) 芝1600 良
ショックアクション (牡・栗東・大久保龍志)
父Gleneagles 母Reset In Blue(Fastnet Rock)
1:34:6(上3F34:1)
単勝4.3倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中5番手。4コーナーも5番手から直線馬場の真ん中から伸びて残り300mあたりで先頭に立ち、ブルーシンフォニーに1馬身3/4差での完勝だった。
【先頭の通過】34:6-47:3
【レースの上り】11:7-11:3-12:1
前がやや飛ばして4コーナーは先頭から6馬身程離れた5番手だった。直線は馬場の真ん中よりやや外目を力強く伸びた。あまり時計の出ていない今の新潟で1:34:6-34:1ならば上々で、欲を言えばラスト1Fもあと0:2程速ければ良かったと思うが、単走になってのものなので問題はないだろう。デビュー戦で負けたが、ハイペースの競馬で前に行き、最後はバテて3着。敗因はハッキリしている。そして、未勝利-重賞と連勝した。今日これだけの競馬ができたのだから、現時点では暮れの朝日杯フューチュリティSの有力候補だろう。外国産馬でマイル戦で結果を出しているため、この後もマイル路線を進みそうだ。そうなると、ダービー馬を探す本ブログには関係のない馬になるかもしれない。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 阪神芝1400m3着(ヴェールクレール 0:8)
未勝利 新潟芝1600m1着(アラモードバイオ 4馬身)
期待度70(up)

●3小6 1R 2歳未勝利 芝2000 良
テンバガー (牡・栗東・藤岡健一)
父モーリス 母トップセラー(スペシャルウィーク)
2:02:8(上3F35:4)
単勝2.3倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中2番手。4コーナーは先頭でまわり、直線外から伸びて追いかけてくるトーセンインパルスを3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】50:9-63:8
【レースの上り】11:5-11:8-12:1
残り800mで先頭に並びかけ、ペースが上がった。僅かながら先頭に立つが抜き返されて、残り600m過ぎで再び先頭に立った。残り4Fからのラップが11:5-11:5-11:8であり、芝1800m戦のようになってしまった。直線は突き抜けるかに思ったが、残り200mで2馬身差のリードを最後に詰められたのは残念である。ただ、2~3着が3馬身、3~4着も3馬身離れたので前2頭が抜けていたのだろう。勝ち時計2:02:8-35:4はまずまずだが、上のクラスで戦うためにはもうワンパンチ必要な気がする。今回はデビュー戦から-10kgの506kgで出走。まだまだ良くなる余地はある馬体に見えた。どこまで良くなれるかが今後の鍵だと思う。
父モーリスは新種牡馬である。これで産駒7勝(6頭)となった。先週2歳リーディングのトップに立ったが、今週もトップを維持した。ちなみに2位は新種牡馬ドゥラメンテ。3位キズナ・4位エピファネイアは昨年の新種牡馬である。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1800m3着(ダノンザキッド 0:8)
【母】トップセラー
16戦3勝。芝2000m2勝・芝1600m1勝。重賞は愛知杯GⅢ(13着)に出走した。
母(本馬の祖母)プロモーションはクイーンSGⅢを勝ち、クイーンCGⅢ2着。弟(本馬の叔父)アドマイヤメインは種牡馬。
第2仔は1勝。第4仔は4勝。第5仔はJRA4勝・地方1勝。第6仔レーガノミクス(牡5歳)は現役で2勝。第7仔クロスセル(牝3歳・期待度65)は現役で2勝。第8仔が本馬。
期待度50

●2札6 1R 2歳未勝利 芝1500 重
フラリオナ (牝・栗東・武幸四郎)
父ストロングリターン 母ラカ(キングカメハメハ)
1:33:1(上3F37:2)
単勝5.2倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーで先頭に立ち直線は1馬身差で逃げるが、ルースが徐々に迫ってきて最後は並んでゴール。1着同着だった。
【先頭の通過】42:8-55:7(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:9-12:4-12:1
4コーナーで早目に先頭に立ち、直線は2馬身近く引き離した。ただ、最後に追い込んできたルースに迫られて、同着でゴール。単独勝利とはならなかった。札幌競馬は朝から雨で、芝は重、ダートは不良まで悪化した。したがって勝ち時計1:33:1-37:2が速いのか遅いのか判断が難しいものの、ペースは速かったと思う。前に行って最後は並ばれてしまったが、上り3Fは12秒台ながらも加速しているので力のあるところを示したと思う。ただ、412kgの小柄な牝馬で、前走からの上積みはあまり感じなかった。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1500m2着(エイボンクリフ 1/2馬身)
【母】ラカ
JRA12戦0勝・地方6戦0勝。
母(本馬の祖母)ダンスパートナーはオークスGⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京阪杯GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・阪神牝馬特別GⅡ2着・アメリカジョッキーCCGⅡ2着・京都記念GⅡ2着・京都大賞典GⅡ2着・チューリップ賞GⅢ2着・ノネット賞仏GⅢ2着・宝塚記念GⅠ3着2回・鳴尾記念GⅡ3着。兄(本馬の伯父)フェデラリストは種牡馬。兄(本馬の伯父)ロンギングダンサーは新潟記念GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ダンスオールナイトは 中山牝馬SGⅢ3着。その産駒(本馬の従姉妹)ダンスアミーガ(牝2011年産・期待度60)はターコイズS重賞2着。同じく産駒(本馬の従兄妹)ヨカグラは小倉サマージャンプJGⅢを勝ち、東京ハイジャンプJGⅡ2着。甥(本馬の従兄妹)サンライズロイヤルは阪神スプリングJJGⅡ2着・京都ハイジャンプJGⅡ2着。
初仔マサハヤニース(牡5歳)は現役で3勝。第2仔は地方3勝。第3仔が本馬。
期待度45

ルース (牝・栗東・池添兼雄)
父ドゥラメンテ 母ヤマカツマリリン(グラスワンダー)
1:33:1(上3F37:0)
単勝12.1倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は4~5番手。4コーナーで2番手に上がり直線はフラリオナを追いかけて最後に並んでゴール。1着同着だった。
【先頭の通過】42:8-55:7(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:9-12:4-12:1
4コーナーでスパートし2番手に上がった。直線は、先頭のフラリオナを追いかけて、何とかゴールで追いついた。差し切れなかったものの勢いはこちらの方が上で、あと数mもあれば差し切っていただろう。12秒台ながら加速する上りの中を追い上げてきたのは立派であり、2頭が後続を5馬身引き離した。同着の2頭のどちらの将来性が上かとなると難しいが、馬体を見ると将来性はこちらの方が上のような気がする。ただ、上のクラスで即通用するかというと厳しいかもしれない。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。順調に勝ち星を重ね、これで9勝目(9頭)だ。モーリスとの新種牡馬対決。面白くなってきた。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1600m8着(インフィナイト 1:8)
【母】ヤマカツマリリン
JRA31戦3勝・地方9戦2勝。JRAでは芝1200m3勝。重賞は京都牝馬S(16着)に出走した。
母(本馬の祖母)イクセプトフォーワンダ(Except for Wanda)はダンススマートリーH米GⅢを勝ち、ベサラビアンH米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)ワンダフルクエストは北海道2歳優駿門別GⅢ3着。
初仔ヤマカツエース(牡2012年産・期待度55)は7勝。ニュージーランドTGⅡ・金鯱賞GⅡ2勝・福島記念GⅢ・中山金杯GⅢを勝ち、大阪杯GⅠ3着・札幌記念GⅡ3着・ファルコンSGⅢ3着・函館記念GⅢ3着。種牡馬。第2仔は1勝。第3仔 ヤマカツグレース(牝6歳・期待度55)は現役で2勝。フローラSGⅡ2着。オークス(18着)にも出走した。第4仔は地方2勝。第6仔ヤマカツマーメイド(牝3歳・期待度55)は現役で2勝。フィリーズレビューGⅡ2着。桜花賞(18着)にも出走した。第7仔が本馬。
期待度50

●2札6 5R 2歳新馬 芝1800 重
ヴェローチェオロ (牡・栗東・須貝尚介)
父ゴールドシップ 母プレシャスライフ(タイキシャトル)
1:55:4(上3F35:6)
単勝4.4倍の2番人気からの勝利。スタートダッシュがやや悪く、道中は5番手。4コーナーも外5番手から直線残り150mあたりで先頭に立ち、最内から伸びたカーディナルに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】53:2-66:5
【レースの上り】12:3-12:0-11:7
ゲート出たところでややバランスを崩したもののすぐに流れに乗った。直線は残り100mから後続を引き離して、差を開きながらのゴール。もう少し距離があればまだ引き離せただろう。ダートは水が浮くほど水を含んだ重馬場で、勝ち時計1:55:4-35:6は速いのか遅いのか何とも言えない。ただ、上り3Fを35:6でまとめ、加速する上りの中で追い上げたのは立派だと思う。道悪巧者の可能性はあるが、ある程度のレベルはありそうだ。4コーナーなどズブさも感じたので、それを解消できれば上のクラスでも上位争いは可能になると思う。
【母】プレシャスライフ
JRA3戦0勝・地方6戦5勝。
姪(本馬の従姉弟)スティールパスはスパーキングレディーC川崎GⅢを勝ち、マリーンC船橋GⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)トレンドハンター(牝2008年産・期待度80)はフラワーCGⅢを勝ち、桜花賞GⅠ3着。
第2仔シーブリーズライフ(牝2010年産・期待度65)は3勝。桜花賞(12着)に出走した。第4仔は4勝。第6仔ハーグリーブス(牡5歳)は現役で4勝。第7仔は地方2勝。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1674万円で取引された。
期待度55

2020年8月29日(土)2歳戦

昨日、安倍首相が内閣総理大臣を辞任する意向を表明した。
2012年12月の第2次内閣発足から7年8ヵ月。健康問題を抱えながら日本国のために重責を果たしていただき、一国民として本当に感謝であり、「お疲れさまでした」と言いたい。
この間、外交では日本の存在感を全世界に示したと同時に、日米関係を改善させた。中国・韓国への毅然とした対応も素晴らしく、ロシアとの関係も進展させた。内政では、アベノミクスにより失業者を大幅に減らし、集団的自衛権行使を可能にし、特定秘密保護法を成立させた。
憲法改正、拉致問題、北方領土問題等、やり残したこともあり本人にとっては大変悔しい思いもあるだろう。2度の消費税増税や、金融政策には積極的でも財政政策には消極的だったことなど残念な部分はあったが、総合的に見て歴史に残る素晴らしい総理大臣だったと思う。
そうなると後任は大変だ。安全保障も経済対策もしっかりと引き継いで行けそうな人物は、安倍内閣をずっと支えていた「令和おじさん」以外考えられないと思うのだがどうだろう。


●3新5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
グレアリングアイ (牡・美浦・古賀慎明)
父ハーツクライ 母ストライキングアイ(Smart Strike)
1:48:6(上3F35:9)
単勝2.5倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。最後方12番手を進み、3コーナーから押し上げて、4コーナーは外7番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、ウインザナドゥに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】47:7-59:8
【レースの上り】11:9-12:0-12:9
出遅れてダッシュも悪く最後方で脚をためた。3コーナーから外を通り押し上げて、直線は外から伸びた。5F59:8のハイペースになったことが良かったと思う。ラスト1Fは12:9と大幅に落ちていて、最後はフラフラしながら走っていた。それでも、勝ち時計1:48:6-35:9はまずまず合格点で、スタートが改善されれば上のクラスでも戦えるだろう。デビュー戦でもダッシュが悪く最後方からの競馬になったように、スタートダッシュが大きな課題である。532kgという大型馬で、まだまだ良くなる余地は十分にあると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 新潟芝1800m3着(アドマイヤハダル 0:3)
【母】ストライキングアイ
JRA8戦0勝・地方3戦0勝。
母(本馬の祖母)ゴールデンドックエー(Golden Doc A)は ラスヴァージネスS米GⅠを勝ち、サンタアニタオークス米GⅠ2着・サンタイネスS米GⅡ2着・ボーモントS米GⅡ2着・ランチョバーナードH米GⅢ3着・ミエスクS米GⅢ3着。弟(本馬の叔父)アルバートドック(牡2012年産・期待度65)は小倉大賞典GⅢ・七夕賞GⅢを勝ち、新潟記念GⅢ2着・京都新聞杯GⅡ3着。弟(本馬の叔父)リライアブルエースは中京記念GⅢ3着。
第3仔が本馬。
期待度50

●3新5 5R 2歳新馬 芝1600 良
モメントグスタール (牡・美浦・高木登)
父ハービンジャー 母ハーモニーフェア(シンボリクリスエス)
1:37:9(上3F34:2)
単勝14.3倍の6番人気からの勝利。好スタートから道中4番手。4コーナー外5番手から直線残り300m過ぎで先頭に立ち、スペシャルトークに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】37:5-50:7
【レースの上り】11:4-11:2-12:1
すっと4番手につけて、直線も外から伸びて前をとらえた。危なげのない勝利で完勝だったが、スローペースだったために下記6Rの同距離での新馬戦より1秒7も遅い。6Rであれば10着相当の時計であり、ペースが違うといっても上り3Fでも0:1速いだけである。もちろん一緒に走っていればもう少しやれただろうが、勝つまでは難しいと思う。したがって、この後大きく良くならなければ、上のクラスでは苦戦レベルだろう。
【母】ハーモニーフェア
JRA17戦1勝・地方24戦5勝。JRAでは芝1400m1勝。重賞はフラワーC(13着)に出走した。
種牡馬アドマイヤムーンの姪という血統だ。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道サマーセールにて1674万円で取引された。
期待度40

●3新5 6R 2歳新馬・牝 芝1600 良
アナザーリリック (牝・美浦・林徹)
父リオンディーズ 母アンソロジー(サクラバクシンオー)
1:36:2(上3F34:3)
単勝6.2倍の3番人気からの勝利。道中7~9番手から4コーナーは外8番手。直線外から伸びて残り150mあたりで先頭に立ち、内のセリシアに2馬身差での完勝だった。
【先頭の通過】36:4-48:9
【レースの上り】11:6-11:4-12:0
道中7~9番手でも一団となっていたので前とはそれほど差はなく進んだ。直線は内へささり気味で、津村明秀騎手も追い難くそうだったが、フラフラしながらも伸びて快勝した。上記新馬戦の勝ち時計よりも1秒7も速い優秀な時計で、あまり時計の出ていない今の新潟競馬でデビュー戦から1:36:2-34:3ならば上々だろう。484kgと牝馬としては恵まれた馬体であり、上積みも大きそうだ。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
父リオンディーズは新種牡馬である。これで産駒5勝目(5頭)である。シーザリオの血が種牡馬としてどこまで影響をするのか。そういう意味でエピファネイアやリオンディーズ産駒には注目している。どれだけ勝ち馬を出すかというよりも、どれだけ強い馬を出せるかである。エピファネイアがデアリングタクトを出したように、リオンディーズもGⅠ馬を出すのではと思っているのだ。リオンディーズ産駒の重賞での走りに注目だ。
【母】アンソロジー
18戦2勝。芝1200m2勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)ポップロックは種牡馬。妹(本馬の叔母)スピードリッパーはフィリーズレビューGⅡ2着・フェアリーSGⅢ2着・クイーンSGⅢ2着。
第2仔は地方6勝。第3仔は地方1勝。第4仔コンピレーション(騸6歳)は現役で2勝。第5仔は地方3勝。第6仔は1勝。第7仔は地方4勝。第8仔が本馬。
期待度55

●2小5 5R 2歳新馬 芝2000 良
コートダルジャン (牝・栗東・牧田和弥)
父ハーツクライ 母カニョット(Sunray Spirit)
2:03:2(上3F36:0)
単勝4.3倍の2番人気からの勝利。気持ちで遅れて道中は13番手。3コーナーから上がり、4コーナーは外7番手。直線残り250m過ぎで先頭に立ち、追いかけてくるオリノコを馬なりのまま3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:5-61:8
【レースの上り】12:5-12:7-11:7
3~4コーナー中間から仕掛け気味にギアを上げ、その後はスーッと上がっていった。4コーナーでは先頭から2馬身差以内の外7番手で、直線は早めに先頭に立った。ここからはノーステッキで引き離し、残り100mで北村友一騎手は勝利を確信したのか手綱を緩め、最後は馬なりでゴール。3/4馬身差ながら圧勝だった。古馬2勝クラスでも2分を切れない馬場で、デビュー戦で2:03:2-36:0ならば十分で、特に一杯には追わずラスト1Fが11:7ならば優秀だろう。牝馬が芝2000mの新馬勝ちで今後の使いどころが難しいが、このひと叩きで更に良くなるだろうから上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】カニョット
アルゼンチン産の輸入繁殖牝馬。アルゼンチン・フランスで走り、亜6戦4勝・仏3戦0勝。亜1000ギニー亜GⅠ・ミゲルアンヘル&セルマン賞亜GⅡ・フランシスコベアスレイ賞亜GⅡを勝ち、亜オークス亜GⅠ3着。
弟(本馬の叔父)Calvadosはポルテニョ賞亜GⅢ2着・スターズアンドストライプスS米GⅢ3着。
日本での初仔は2勝。第3仔は地方6勝。第4仔ファクトゥーラ(牝4歳・期待度50)は現役で1勝。第6仔が本馬。
期待度60

●2小5 9R ひまわり賞(オープン・九州産) 芝1200 良
ヨカヨカ (牝・栗東・谷潔)
父スクワートルスクワート 母ハニーダンサー(Danehill Dancer)
1:09:2(上3F35:2)
単勝1.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナーも1馬身差で直線は馬なりのまま後続を離し、テイエムサツマドンに3馬身1/2差での圧勝だった。
【先頭の通過】34:0-45:5
【レースの上り】11:5-11:8-11:9
次週の小倉2歳Sではなく、こちらに出走した。馬なりのまま先手を奪い、馬なりで4コーナーをまわり、馬なりのままゴールした。九州産限定戦では全く力が違うといった勝利で、負担重量57kgも関係なくデビュー以来3連勝だ。今日のレースは終始持ったままで、調教代わりにしかならないので、連闘で小倉2歳Sに出ても良いんじゃないかと思わせる程の圧勝だった。これで芝1200mのみの3連勝だが、今後は距離を延ばし阪神ジュベナイルフィリーズを目標にしてもらいたい。秋デビューの馬たちと、どのような戦いをするのか。今後も注目だ。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1200m1着(モントライゼ 頭)
フェニックス賞 小倉芝1200m1着(セレッソフレイム 1馬身1/2)
期待度50(up)

2020年8月23日(日)2歳戦

8月17日(月)~18日(火)に、今月2回目の旅行へ行った。
コロナウイルス拡大中に旅行へ行くなど自粛大好きの方々に叱られそうだが、日本経済に貢献するためにはコロナに怯えずお金を使わなければならない。
当然、3密を避け、マスク・手洗いと感染拡大防止には十分注意をした。今回はLCCで地方空港へ往復。レンタカーで観光地を巡り温泉に宿泊した。1泊2日の旅行だったが、今回も3密になる場面がなかった。
ただ、前回は日曜日~月曜日。今回は月曜日~火曜日。場所は違うが、今回のほうが観光地にも空港にも人が多かった。


●3新4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ルドヴィクス (牡・美浦・久保田貴士)
父モーリス 母ピーチブローフィズ(シンボリクリスエス)
1:49:2(上3F34:4)
単勝7.0倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は1馬身差での逃げ。4コーナーも1馬身差の先頭で直線残り300mからバジオウとの叩き合いとなり、最後は振り切って3/4馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】49:6-62:5
【レースの上り】11:6-11:1-11:7
直線は1馬身差を保ち、残り400mから外目へと進路を変える。この後、バジオウが迫り、残り300mあたりから2頭の争いとなる。一旦はクビ差まで迫られるが、残り100m手前から引き離した。着差は3/4馬身差だが2~3着が5馬身離れる完勝で、勝ち時計1:49:2-34:4は、デビュー戦としては優秀だろう。勝負強さを見せての勝利であり、このひと叩きで更に良くなるのなら上のクラスでも上位争いは可能だろう。逃げずに馬群にもまれたときにどうなるのかが未知な部分である。
父モーリスは新種牡馬である。本日は下記クローバー賞でカイザーノヴァも勝ち2勝。今日で産駒6勝(5頭)となった。
【母】ピーチブローフィズ
2007年産期待度45。JRA24戦1勝・地方1戦0勝。7月の札幌芝1500m新馬戦を勝つが、2戦目クローバー賞10着・3戦目白菊賞17着・4戦目こぶし賞10着・5戦目500万下11着と負けてクラシックには出走できなかった。その後も地方遠征を含め勝つことはできず、5歳7月のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)カフナ(牡2008年産・期待度60)は 小倉大賞典GⅢ2着・目黒記念GⅡ3着・ラジオNIKKEI賞GⅢ3着。
第2仔はJRA1勝・地方1勝。第4仔は地方1勝。第5仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて3024万円で取引された。
期待度55

●2小4 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
グラティトゥー (牡・栗東・橋口慎介)
父エピファネイア 母ペブルガーデン(ディープインパクト)
1:51:0(上3F35:8)
単勝2.3倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は内3~4番手。4コーナーは内3番手から直線残り230mあたりで先頭に立ち、後続を突き放してロードラスターに5馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】49:4-62:4
【レースの上り】12:1-11:9-12:2
4コーナーまでは内でジッと我慢をして、追い出してからは弾けるように伸びた。先頭に立って引き離してからも、松山弘平騎手はしっかりと追った。2~6着がすべてクビ差という団子状態を尻目に5馬身差の圧勝。素晴らしい走りで新馬勝ちをした。ただ、稍重とはいえ1:51:0-35:8は平凡で、そこが気になる点だ。直線は一生懸命走っているという感じで、大物感にはやや欠けると思った。5馬身差をそのまま評価するべきか迷うところだが、少なくても上のクラスでは上位争いをすると思う。
【母】ペブルガーデン
4戦0勝。
母(本馬の祖母)ワシントンシティ(Washington City)はチリ1000ギニー智GⅠ・チリオークス智GⅠを勝ち、エルエンサヨ智GⅠ2着・アルトゥロLペニャ賞智GⅠ2着・ナシオナルリカルドリオン賞智GⅠ2着・カルロスVイスキエルド賞智GⅢ3着。
初仔は地方1勝。第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて1296万円で取引された。
期待度60

●2札4 1R 2歳未勝利 芝1500 良
ククナ (牝・美浦・栗田徹)
父キングカメハメハ 母クルミナル(ディープインパクト)
1:30:8(上3F34:4)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は6番手。4コーナーは外3番手から直線残り150m過ぎで先頭に立ち、粘るデルマカンノンを1馬身1/4差振り切っての勝利だった。
【先頭の通過】43:4-55:9(3.5F-4.5F)
【レースの上り】12:4-11:4-11:1
最内1番枠からのスタートだが、向正面で外に出した。4コーナーで外をスーッと上がり、直線は外からしっかりと伸びた。レースの上りが加速するラップであり、この中を後方から追い上げて勝ったのは素晴らしいと思う。特に本馬はラスト1Fを10:9~11:0程度で走っただろう。勝ち時計は下記クローバー賞に比べると平凡だが、ペースが遅かったことで上りが全く異なる。単純には比較できないだろう。ペースによってはもっと時計を詰められるハズで、上のクラスでもそこそこ戦えると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1500m3着(オパールムーン 0:3)
【母】クルミナル
2012年産期待度80。5戦2勝。1月の京都芝1800m新馬戦を快勝し、2戦目のエルフィンSも勝ち、2戦2勝で臨んだチューリップ賞GⅢは11着に負けた。4戦目の桜花賞GⅠは勝ち馬レッツゴードンキには離されたものの2着と好走。そして、オークスGⅠはミッキークイーン・ルージュバックに次ぐ3着だった。秋の走りが期待されたが、休養中に屈腱炎を発症。そのまま休養を続けたが、レースには復帰できずに引退した。
母(本馬の祖母)クルソラ(Cursora)はエンリケアセバル大賞亜GⅠ・コパデプラタインテルナシオナル亜GⅠを勝ち、ミルギニーズ亜GⅠ2着・フォールズシティH米GⅡ3着。兄(本馬の伯父)ピオネロ(牡2011年産・期待度65)は シリウスSGⅢ2着・名古屋大賞典名古屋GⅢ2着・マーキュリーC盛岡GⅢ3着・シリウスSGⅢ3着。
初仔イルミナル(牝3歳)は現役で未勝利。第2仔が本馬。
期待度50

●2札4 5R 2歳新馬 芝1800 良
エフフォーリア (牡・美浦・鹿戸雄一)
父エピファネイア 母ケイティーズハート(ハーツクライ)
2:03:3(上3F35:7)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。出遅れて半馬身程度の不利。道中4番手から4コーナーで先頭に立つ。直線は1馬身差を保ち、外からジリジリ迫るエスコバルを3/4馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:1-61:8
【レースの上り】12:4-11:5-12:0
頭を上げてのスタートで半馬身程度遅れた。ただ、すぐに流れに乗って4番手につけた。3コーナーから徐々に差を詰めて、残り600m過ぎから上がって行き4コーナーで先頭に立った。スタート以外はセンスを感じる走りをしたが、直線でスパッと離せなかったのは残念である。まだ若干太目と感じたので、このひと叩きで更に良くなると思う。勝ち時計2:03:3-35:7はまずまずで、ラスト1Fは12:0で走ったのでバテずにフィニュッシュできたようだ。上のクラスでもそこそこ戦えると思うが、次走でどうなるかは今後の良化次第だろう。
【母】ケイティーズハート
15戦3勝。ダート1700m2勝・ダート1800m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)ゴーステディは中山金杯GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)アドマイヤムーンは種牡馬。甥(本馬の従兄弟)プレイ(牡2008年産・期待度55)は弥生賞GⅡ2着・京成杯GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ケイティープライド(牡2010年産・期待度65・年末推奨馬)は 函館記念GⅢ2着・チャレンジCGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)グレイスアン(牝4歳・現役・期待度50)はフェアリーSGⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)ヴィッテルスバッハ(牡4歳・現役・期待度60)はニュージーランドTGⅡ3着。
第2仔が本馬。
期待度55

●2札4 9R クローバー賞(オープン) 芝1500 良
カイザーノヴァ (牡・栗東・矢作芳人)
父モーリス 母ステラリード(スペシャルウィーク)
1:29:6(上3F35:1)
単勝8.8倍の4番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は8番手。4コーナーは外6番手から直線残り150mあたりから内のラヴケリーとの争いとなり、最後は頭差競り勝っての勝利だった。
【先頭の通過】41:7-54:1(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:9-11:7-11:9
終始外をまわり、4コーナーでスパートした。直線入り口では先頭から1馬身半差で直線は一番外から伸びた。最後は内外やや離れての争いとなったが、ゴール前は1頭分離れた程度まで接近し頭差競り勝った。大跳びの馬で、ゴール前で物見するなどまだ幼い部分はあるものの、勝負強さは見せた。ただ、この時期のオープン特別なのでレースレベルにやや疑問があり、戦前から小粒なメンバーだと思っていた。その中でも圧倒的な力を見せつけられれば良いのだが、残念ながら僅差での決着だった。次走は重賞になるだろうが、やや力が足りないレベルだと思う。
父モーリスは新種牡馬である。本日は上記新馬戦でルドヴィクスも勝ち2勝。これで産駒6勝(5頭)となった。
【戦歴】3戦2勝
①新馬 函館芝1200m1着(クインズムーン 1馬身1/4)
②函館2歳SGⅢ 函館芝1200m5着(リンゴアメ 0:5)
【母】ステラリード
2007年産期待度65。JRA30戦2勝・地方1戦0勝。7月の札幌芝1200m新馬戦を快勝し、2戦目の函館2歳SGⅢも勝った。3戦目ファンタジーSGⅢ6着、4戦目阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ7着、5戦目紅梅S8着、6戦目フィリーズレビューGⅡ10着と振るわず、桜花賞GⅠに出走して14着。オークスGⅠにも出走して16着だった。その後も勝つことはできず、重賞は東京盃大井GⅡ14着のみ出走した。6歳1月のレースを最後に引退した。
初仔は地方6勝。第4仔パラスアテナ(牝3歳)は現役で2勝。第5仔が本馬。
期待度50

2020年8月22日(土)2歳戦

18頭目の出資馬カインドリー(牝3歳・期待度50)が本日新潟12R1勝クラス芝1800mに出走した。

昨日、兄で16頭目の出資馬エポカドーロ(牡2015年産・期待度100)が競走馬登録を抹消。同時にアロースタッドにて種牡馬になることがJRAから発表された。
一方、先週は弟キングストンボーイ(牡2歳・期待度60)が新馬戦を勝ち、来年のクラシックに向けて好スタートを切った。
『カインドリーも春から大きく成長して、今日勝って紫苑Sから秋華賞かな』などと夢を見た。
無観客競馬でなければ間違いなく新潟行き決めて、新幹線の切符を購入しただろう。ただ、今日はプライベートで外せない大切な用事が急に入ってしまい、無観客競馬でなければ間違いなく新幹線の切符をキャンセルしていた。結局は新潟行きを諦めていただろうから、無観客競馬は結果オーライである。
自宅にてグリーンチャンネルで応援したあとに、大切な用事に出かけた。

カインドリーは休み明けながら良いレースをした。『勝つかも』と一瞬思ったが、最後に抜かれてクビ差の2着。それでも結果には満足で、1勝クラスには十分目途が立つ内容だった。


●2小3 2R 2歳未勝利 芝1800 良
サウンドウォリアー (牡・栗東・高橋康之)
父マジェスティックウォリアー 母クインリーグレイス(スペシャルウィーク)
1:47:6(上3F36:4)
単勝151.0倍の12番人気からの勝利。好スタートから道中は半馬身~1馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身半差の先頭で直線は後続を引き離し、最後はフランクエトワールに3馬身1/2差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】47:6-59:3
【レースの上り】12:0-12:0-12:4
ハイペースで逃げて、それでも直線は後続を引き離した。残り100m過ぎでは4馬身以上の差として、最後に詰められての3馬身半差。2~3番手から突いてきた馬たちは馬群に沈み、上り3Fは36:4だが、メンバー中2番目の上り時計である。小倉競馬場は高速馬場になっているものの、勝ち時計1:47:6は優秀だろう。単勝万馬券の人気薄でありながら、何から何まで完勝だった。父マジェスティックウォリアーは現3歳が日本での初年度産駒だが、輸入された産駒も含めてダートでの活躍が目立つ。このまま芝でどこまでやれるかが問題だが、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。ただ、勝ち来るまでは数戦必要かもしれない。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m8着(フラーズダルム 2:3)
【母】クインリーグレイス
2007年産期待度60。6戦1勝。12月の中山芝1600m戦を圧勝したが、2戦目菜の花賞は11着、3戦目500万下は15着と負けてクラシックには出走できなかった。その後は500万特別を3戦したが着外で、3歳11月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)クイーンモード(Queen Maud)はヴェルメイユ賞仏GⅠ・ヴァントー賞仏GⅢを勝ち、レゼルヴォワール賞仏GⅢ2着・クロエ賞仏GⅢ3着。
第3仔は地方1勝。第5仔エールヴィオレ(牝3歳・期待度45)は現役で1勝。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて1620万円で取引された。
期待度50

●2札3 1R 2歳未勝利 芝1800 良
ヴィゴーレ (牡・栗東・松永幹夫)
父キズナ 母ヴァイセフラウ(キングカメハメハ)
1:50:5(上3F35:6)
単勝5.3倍の3番人気からの勝利。出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗り、道中は7番手。4コーナー外6番手から直線残り50mあたりでタスマンハイウェイに並び、ゴール直前で前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】50:2-62:5
【レースの上り】11:9-11:9-12:2
8頭立ての内7番手を進み、3コーナーで外に出した。4コーナーは大外をまわり、直線で差し切った。1~4着はクビ-クビ-1/2の決着で、接戦を制したというレースだった。古馬1勝クラス特別芝2000m戦で2分を切らない馬場なので、勝ち時計1:50:5ならばまずまずの時計だろう。ラスト1Fは12:2だが、最後までしっかりと走った印象だ。ただ、メンバー中3着経験馬が2頭いて、そのうちの1頭の1番人気馬が7着に沈んだ競馬である。もう1頭の3着経験馬が2着のタスマンハイウェイだが、3着でも1秒8差の3着だった。そうなると、上位馬のレベルそのものに疑問があり、クビ差の接戦だった本馬は、この後大きく良くならないと上のクラスでは苦戦レベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m7着(シュヴァリエローズ 1:1)
【母】ヴァイセフラウ
16戦3勝。ダート1200m3勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)ラティールは愛知杯GⅢ2着・愛知杯GⅢ3着・中山牝馬SGⅢ3着。兄(本馬の伯父)ヒットザターゲットは京都大賞典GⅡ・目黒記念GⅡ・新潟大賞典GⅢ・小倉大賞典GⅢを勝ち、札幌記念GⅡ2着・目黒記念GⅡ3着。
初仔シェーン(牝3歳)は現役で1勝。第2仔が本馬。
期待度40

2020年8月16日(日)2歳戦

16頭目の出資馬エポカドーロ(牡5歳・期待度100)と18頭目出資馬カインドリー(牝3歳・期待度50)の弟が本日デビューするということで注目していた。
2018年4月14日生まれ。エポカドーロが皐月賞を勝った前日に誕生した馬で、2018年7月10日のセレクトセールも注目していた。いくらで落札されるのかワクワクして見ていたが、開始の4000万で声が掛かって以降しばらく声が掛からず、『まさかの4000万円か?』と思ったところで声が掛かりジワジワと値が上がった。落札者はノーザンファーム。税抜き7200万円だった。
『いずれ、社台レースホース・サンデーレーシング・キャロットファーム・シルクレーシングのどこかで募集されるのだろうな』と思ったが、想い入れの強い血統なだけに『一口クラブの馬になるのは嫌だな』と思っていた。
ところが、どこからも募集はなく、吉田和美氏名義で走ると聞いたときは嬉しかった。「キングストンボーイ」という昭和っぽい名前になったが、最近流行りの何だかわからない名前よりはいいだろう。ウサイン・ボルトの少年時代をイメージしているのだろうか。「カインドリー」と同様わかりやすい名前だ。
圧倒的な1番人気で出走。やや苦労はしたものの新馬戦を勝った。兄は新馬戦3着だったことを考えれば十分な結果で、兄の新馬戦よりも大物感が漂っていた。出資馬ではないが、しばらく私に楽しみを与えてくれそうな馬で、今日の勝利は嬉しかった。


●3新2 5R 2歳新馬 芝1800 良
ヴェイルネビュラ (牡・美浦・大竹正博)
父ロードカナロア 母リングネブラ(ハーツクライ)
1:49:0(上3F35:1)
単勝1.5倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は内6番手。4コーナー内7番手から直線馬群の中に入れてから伸び、残り50mあたりで先頭に立ってスマートワンに1馬身3/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】48:0-60:8
【レースの上り】11:5-11:7-12:7
直線に入ると最内から馬群に入れるが、残り600m過ぎでややゴチャゴチャする。残り500mあたりでバラけたので、そこからは苦労することなく馬群を抜けた。ただ、なかなかエンジンが掛からず、残り200mでも3馬身以上の差の5番手。この後グングンと追い上げて、最後は差をつけながらのゴールだった。稍重から良に回復してすぐのレースであり、時計は問題ないだろう。むしろ新馬戦でこの馬場で1:49:0ならば上々かもしれない。レースのラストが12:7と落ちたことで差し切れたようだ。本馬はラスト1Fを12:0前後で走っただろう。ラスト200mからは右ムチで左にヨレるなどフラフラしていたが、それでも最後までしっかりと走って快勝。このひと叩きで更に良くなれば、上のクラスでも上位争い可能だと思う。
【母】リングネブラ
23戦3勝。芝1800m1勝・芝2000m2勝。重賞は未出走。
母(本馬の祖母)ユーアンミー(Uanme)はフォワードギャルS米GⅢを勝ち、ダヴォナデイルS米GⅡ2着・ノーブルダムゼルH米GⅢ2着・ローカストグローヴH米GⅢ3着・カーディナルH米GⅢ3着。姉(本馬の伯母)ミクロコスモス(牝2006年産・期待度85・年末推奨馬)は阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ3着。その産駒(本馬の従兄弟)コズミックフォース(牡5歳・現役・期待度70)は京成杯GⅢ2着・日本ダービーGⅠ3着。弟(本馬の叔父)ウェスタールンド(騸8歳・現役)はアンタレスSGⅢを勝ち、チャンピオンズCGⅠ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・シリウスSGⅢ2着・エルムSGⅢ2着・みやこSGⅢ3着。
本馬が第2仔。
期待度55

●2札2 5R 2歳新馬 芝1800 良
キングストンボーイ (牡・美浦・藤沢和雄)
父ドゥラメンテ 母ダイワパッション(フォーティナイナー)
1:53:0(上3F34:9)
単勝1.2倍の1番人気に応えた。スタートで躓くがすぐに流れに乗って道中4番手。4コーナー3番手から、直線は内ナックイルシーブとの叩き合いとなり、残り30mあたりで前に出てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】52:2-65:2
【レースの上り】11:8-11:7-11:8
出遅れた上、一歩目でやや躓き半馬身程度の不利。すぐに流れに乗るが、1コーナーで頭を上げるなど若さを見せた。直線残り200mで軽く右ムチを入れると、左に寄れるロス。それでも内のナックイルシーブに寄って行き、叩き合いになると勝負根性を見せてクビ差で競り勝った。所々で幼い部分を見せていたものの、向正面では遅いペースでもしっかりと折り合っていた。492kgで出走した今日はやや馬体が立派に見えたので、このひと叩きで締まってくるだろう。超スローぺ-スになったので、勝ち時計は1:53:0-34:9だった。着差はクビ差なので記録上は平凡だが、2~3着は7馬身も離れている。皐月賞馬エポカドーロの半弟であり、私がエポカドーロの出資者なのでどうしても比較してしまうが、兄もデビュー戦と2戦目は太かった。腹まわりが太いのは元々の体型なのだが、本馬もやや太めで出てきた。体型は兄よりも胴長に見えたので、距離の融通は利きそうである。今日は、素質馬がまだ競馬を覚えていないまま走ったような雰囲気で本気を出していない。デビュー戦だけで比較すると、兄よりも大物感を感じた。スタートやフラフラせず走ることなど矯正する部分は沢山あるが、このひと叩きで上積みは大きいと思うので、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。報道によるとこの後は放牧で秋に備えるとのことなので、次走は10月か11月の東京競馬場になりそうだ。できれば2戦目3戦目も快勝してクラシック候補となり、種牡馬入りが決まった兄の後押しをしてほしいと思った。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。先週はモーリスの週だったので勝ち星はなし。今週は本馬の1勝のみで、これで7勝目(7頭)だ。
【母】ダイワパッション
17戦4勝。フィリーズレビューGⅡ・フェアリーSGⅢを勝ち、桜花賞(16着)にも出走した。
初仔ダイワインスパイア(牡2009年産・期待度50)はJRA2勝・地方1勝。第2仔はJRA1勝・地方4勝。第5仔エポカドーロ(牡5歳・期待度100)は現役で(まだ抹消していない)3勝。皐月賞GⅠを勝ち、日本ダービーGⅠ2着・スプリングSGⅡ2着。第7仔カインドリー(牝3歳・期待度50)は現役で1勝。第8仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて7776万円で取引された。
期待度60

2020年8月15日(土)2歳戦

昨日午後5時40分ごろ、栗東トレーニングセンターの厩舎地区で火災が起こった。
火元とみられる村山厩舎が全焼し、近隣2棟の一部にも延焼した。
人的被害は無かったものの、競走馬4頭が死亡。その後、気管のやけどのため安楽死処分された馬が1頭。計5頭が犠牲となった。
エアコンの爆発が原因といわれているが調査中とのことだ。

まずは、人が無事だったことは何よりだが、競走馬5頭は残念だ。競走中の事故とか病気とかならばまだしも、火災で死亡とは。
JRAはお金がたくさんあるのだろうから、再発防止のため頑張ってもらいたいと思った。


●3新1 1R 2歳未勝利 芝1800 良
スペシャルドラマ (牡・美浦・宮田敬介)
父エピファネイア 母アドマイヤキュート(キングカメハメハ)
1:48:2(上3F36:1)
単勝4.7倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り250mあたりで先頭に立ち、内から伸びたサンズオブタイムにクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】47:6-60:0
【レースの上り】11:7-11:7-12:8
直線残り400m過ぎから先頭に並びかけてしばらく競り合い、残り250mあたりで前に出た。その後に、内からサンズオブタイムが伸びて競り合いとなりクビ差制してゴールした。ハイペースの競馬を2番手につけて最後まで粘り切ったのには価値があり、勝負強さも見せた。ただ、ラストが12:8と落ちていて、これをかわせない後続にも問題があると思う。しばらく悪天候の中で使用した新潟競馬場なので、今日は高速馬場にはなっていない。その中で1分48秒台ならばまずまずの時計だが、強調材料も少ない。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝1800m5着(タウゼントシェーン 0:3)
【母】アドマイヤキュート
18戦3勝。ダート1700m2勝・ダート1800m1勝。重賞未出走。
兄(本馬の伯父)グランプリボス(牡2008年産・期待度65)は種牡馬。
初仔アドマイヤリーブラ(牡4歳・期待度55)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度40

●3新1 5R 2歳新馬 芝1600 良
イルーシヴパンサー (牡・美浦・久保田貴士)
父ハーツクライ 母イルーシヴキャット(キングカメハメハ)
1:37:0(上3F35:4)
単勝3.9倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は7~9番手。4コーナー内8番手から直線外に出して伸び、残り100m手前で先頭に立ちマイネルダグラスに1馬身1/4差での勝利だった。
【先頭の通過】36:0-48:6
【レースの上り】11:7-12:0-12:6
スタート後先頭争いをするかに見えたが、1F手前で抑えて7~9番手に落ち着いた。4コーナーは内ラチ沿いにいたが直線に入ると外へ外へと進路を変えて、残り400mあたりから伸びた。残り200mでは絶好の手応えで2番手にあがり、最内で粘るストライプをかわすと、後続を寄せ付けず1馬身1/4差でゴールした。なかなか強い内容で完勝。新馬ながら操縦性も良好で、素質は高そうだ。ただ、1:37:0-35:4は平凡で、ラスト1Fも12:6と落ちているのが残念である。この後、大きく良くなれば上のクラスでも好走可能だろうが、あまり変わらなければ苦戦すると思う。
【母】イルーシヴキャット
24戦2勝。芝1200m1勝・ダート1200m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)レッドキャット(Red Cat)はジェニーワイリーS米GⅢ3着。兄(本馬の伯父)ダイレクトキャッチは共同通信杯GⅢ2着・中日新聞杯GⅢ2着。兄(本馬の伯父)ステラロッサはスプリングSGⅡ3着。
本馬が初仔。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて4320万円で取引された。
期待度45

●2小1 9R フェニックス賞(オープン) 芝1200 良
ヨカヨカ (牝・栗東・谷潔)
父スクワートルスクワート 母ハニーダンサー(Danehill Dancer)
1:07:9(上3F35:0)
単勝1.4倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先手を奪い、道中は半馬身差での逃げ。4コーナーでスパートし直線は1馬身半差を保って、最後はセレッソフレイムに1馬身1/2差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】32:9-44:5
【レースの上り】11:6-11:5-11:9
4コーナーで上手くまわれなった割には、ここで後続を離した。32:9-44:5というハイペースで逃げて最後まで粘ったのには価値がある。勝ち時計1:07:9は、ホウライアキコのレコードに0:1と迫る好時計である。ただ、小倉の開幕週初日で6Rの新馬戦の勝ち馬が1:08:4という高速馬場になっている。また、オープン勝ちとはいえ出走10頭中、地方所属が3頭、地方からの転厩が1頭、未勝利が2頭と小粒なメンバーだった。好時計での勝利でも幾分割引は必要だろう。それでも、新馬戦で負かしたモントライゼが次のレースで大差勝ちをしているので、能力は相当高そうだ。九州産馬なので、ひまわり賞に行くと思っていたが、このレースを選択して快勝。当然、9月6日(日)の小倉2歳Sの有力馬となった。
【戦歴】2戦2勝
新馬 阪神芝1200m1着(モントライゼ 頭)
期待度40(up)

●2札1 1R 2歳未勝利 芝1800 稍重
シティレインボー (牡・栗東・池添兼雄)
父エピファネイア 母シージョー(フジキセキ)
1:50:3(上3F36:8)
単勝1.9倍の1番人気に応えた。気持ち出遅れて道中は3~4番手。4コーナーは僅差の2番手から直線に入ると先頭に立ち、モリノカンナチャンに2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】48:1-60:8
【レースの上り】12:4-12:0-12:7
6頭立てと寂しい頭数での競馬で、やや出遅れても大きな問題ではなかった。力の差がハッキリと出たのか、2馬身-7馬身-7馬身-7馬身-7馬身という結果となった。連闘で出走し見事に結果を出したが、本馬もモリノカンナチャンも新馬戦2着馬で、それぞれの勝ち馬の期待度は65と60だった。強い相手に負けた2頭であり、順当すぎる結果だと思う。下記コスモス賞の勝ち馬が1:50:0-35:2。コスモス賞よりもこちらのほうがペースが速く、残り200m通過で0:2上回る。コスモス賞に出ていたら、ラスト1Fで抜かれて3着という計算だ。実際に一緒に走っていればどうなっているか不明だが、少なくても本馬は上位争いしていただろう。ただ、札幌2歳Sに出たとしたら、メンバーに恵まれて上位争いというレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 札幌芝1800m2着(オーソクレース 1馬身3/4)
【母】シージョー
未出走。
兄(本馬の伯父)ディープエアーは札幌2歳SGⅢ2着・弥生賞GⅡ3着。
初仔はJRA1勝・地方3勝。第2仔サウンドドゥイット(牡8歳)は現役で2勝。第3仔は地方3勝。第6仔が本馬。
期待度55

●2札1 5R 2歳新馬・牝 芝1500 稍重
エイボンクリフ (牝・栗東・庄野靖志)
父ハービンジャー 母ローズマンブリッジ(ディープインパクト)
1:31:5(上3F35:3)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートからダッシュ良く先頭に立ち、道中は1馬身半差の逃げ。4コーナーは半馬身差の先頭で直線1馬身半差で逃げるが、最後にフラリオナに詰められて1/2馬身差の逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】44:1-56:2(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:9-11:5-11:9
5頭立てという少頭数の競馬。最外枠からダッシュ良く先頭に立ち、ややスローに落として逃げた。最後は半馬身差まで詰められたものの、2~3着が4馬身離れた。稍重の馬場で1:31:5は速いのか遅いのか。古馬2勝クラスの特別戦の勝ち馬が1:29:1なので、新馬戦で1:31:5ならば十分だろう。ただ、強調材料も少なく、422kgの小柄な牝馬で上積みは薄いかもしれない。上のクラスですぐに勝てるかというと疑問であり、2勝目までは数戦かかりそうだ。
【母】ローズマンブリッジ
2010年産期待度55。15戦2勝。3月の中山芝1600m新馬戦を勝ち、2戦目スイートピーSは8着に負けてクラシックには出走できなかった。その後は芝1600mで1勝したが、重賞出走はなし。6歳時の1月のレースを最後に引退した。
母(本馬の祖母)サミットヴィル(Summitville)はメイヒルS英GⅢを勝ち、サンチャリオットS英GⅠ2着・プリンセスロイヤルS英GⅢ2着・ノブレスS英GⅢ2着・ダリアS英GⅢ2着・英オークス英GⅠ3着・ヨークシャーオークス英GⅠ3着・ミドルトンS英GⅢ3着・フィリーズS英GⅢ3着・GダフォディルS英GⅢ3着。
本馬が初仔。
期待度45

●2札1 10R コスモス賞(オープン) 芝1800 稍重
ウインアグライア (牝・美浦・和田雄二)
父マツリダゴッホ 母ウインアルテミス(Arch)
1:50:0(上3F35:2)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。スタートで躓くがすぐに流れに乗り道中は3番手。4コーナー3番手から直線残り200mで先頭に立ち、追いかけてくるカランドゥーラを1/2馬身差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:0-61:8
【レースの上り】11:9-11:9-12:2
ゲートを出たところでやや躓くが大きな問題はなかった。道中行きっぷりが悪く3コーナーでムチが入り、残り400m手前でもムチが数発入った。先頭に立ってからはしっかりと伸びて、1番人気カランドゥーラが迫ってきてもこれを振り切っての勝利だった。ただ、このカランドゥーラは未勝利馬であり、オープンとしてのレースレベルには問題があるだろう。8頭立てで地方馬が4頭。未勝利勝ち2頭に未勝利1頭。新馬勝ちは本馬だけなので、順当勝ちである。ただ、上記1R未勝利戦と勝ち時計はあまり変わらないので、札幌2歳Sに出走したとしても勝ち負けまでは厳しいと思う。
【戦歴】2戦2勝
新馬 東京芝1600m1着(ブエナベントゥーラ クビ)
期待度60(up)

2020年8月9日(日)2歳戦

●2新6 1R 2歳未勝利 芝1800 不良
スウィートブルーム (牝・美浦・和田雄二)
父ゴールドシップ 母コスモバルバラ(ロージズインメイ)
1:49:3(上3F36:1)
単勝13.1倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は3~4番手。4コーナー4番手から直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を離してウインザナドゥに6馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】47:0-59:7
【レースの上り】12:1-12:0-12:6
道中は内を進み、直線も内から伸びた。逃げ馬を外からかわして先頭に立つと後続をグングンと引き離した。柴田大知騎手は最後までしっかりと追い、多少フラフラしながらも不良馬場をしっかりと伸びた。ハイペースの競馬となり、ラスト1Fは12:6と大きく落ちているが、これだけ引き離してのものなので問題はないだろう。勝ち時計1:49:3-36:1は、不良馬場としては優秀だと思う。422kgの牝馬で、どこにこの馬場をこなすパワーがあるのか疑問だが、パワーというよりも走法により苦にならないのだろう。良馬場でどうかという不安も残るが、これだけの圧勝をするのだから上のクラスでも上位争いをすると思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 福島芝1800m3着(オレンジフィズ 0:5)
【母】コスモバルバラ
32戦4勝。マーメイドSGⅢ2着。
母(本馬の祖母)マンバラ(Manbala)はドルメーロ賞伊GⅢを勝った。
初仔は地方3勝。第2仔マイネルブラシウス(牡3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●2新6 5R 2歳新馬 芝2000 不良
ランドオブリバティ (牡・美浦・鹿戸雄一)
父ディープインパクト 母ドバウィハイツ(Dubawi)
2:05:7(上3F35:2)
単勝7.4倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は2番手。4コーナーは僅差の2番手。直線に入るとすぐに先頭に立ち、1馬身まで差を開くが、最後に詰められてスパイラルノヴァに頭差での勝利だった。
【先頭の通過】51:9-65:2
【レースの上り】12:2-11:5-11:5
3コーナーから4コーナーにかけて逃げ馬をかわして一瞬前に出たが、4コーナーはほぼ並んでまわった。直線残り200mは1馬身差で通過したものの、外から2頭が迫り最後は3頭が並んでゴール。頭-クビの接戦だった。不良馬場の中スローペースとなり、勝ち時計は2:05:7-35:2。上記未勝利戦の通りそこそこ時計の出る不良馬場でこの時計は平凡だが、ラスト2Fが11:5-11:5で走っているので気にすることはないだろう。どちらかといえば最後に迫られ接戦になったのが残念だが、3着以下は4馬身-3馬身-1馬身と大きく離れたので、前3頭が優秀だったと見るべきだろう。ディープインパクト産駒なので、このような馬場よりも良馬場のほうが力を発揮しそうで、この馬場でも勝ったところを評価するべきだと思う。上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】ドバウィハイツ
イギリス産の輸入繁殖牝馬。アメリカ・イギリスで走り、米9戦5勝・英6戦0勝。イエローリボンS米GⅠ・ゲイムリーS米GⅠ・ウィルシャーH米GⅢを勝ち、ビヴァリーディS米GⅠ2着・ローザーS英GⅡ3着。
弟(本馬の叔父)Make Believeは仏2000ギニー仏GⅠ・フォレ賞仏GⅠを勝ち、ジェベル賞仏GⅢ2着。
第2仔ディヴァインハイツ(牡2014年産・期待度55)は1勝。第3仔リバティハイツ(牝5歳・期待度70)は現役で2勝。フィリーズレビューGⅡを勝ち、ターコイズSGⅢ2着。桜花賞(6着)にも出走した。第6仔が本馬。
期待度55

●2新6 6R 2歳新馬・牝 芝1600 不良
インフィナイト (牝・栗東・音無秀孝)
父モーリス 母モルガナイト(アグネスデジタル)
1:37:5(上3F35:0)
単勝3.8倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り600m過ぎで先頭に立ち、残り400m過ぎから差を開いて、ベルヴォーグに2馬身1/2差での完勝だった。
【先頭の通過】36:5-49:8
【レースの上り】11:8-11:2-12:0
馬なりのまま直線早目に先頭に立った。すぐには離さなかったが、残り400m過ぎてから後続を引き離して、1着から5着まではバラけてゴール。2馬身1/2-3馬身1/2-2馬身-2馬身という差だった。このような馬場が得意なのかも知れないが、かなり強い内容での圧勝。勝ち時計1:37:5-35:0もこの馬場ならまずまずで、ラスト1Fは単走で12:0なので最後までしっかりと走っている。良馬場でも同じような走りができるのなら上のクラスでも上位争い可能だろう。ただ、道悪巧者故の勝利という気もしている。
父モーリスは新種牡馬である。同じ新種牡馬ドゥラメンテに比べてやや出遅れていたが、昨日は2勝で本日は1勝。これで4勝目(4頭)だ。いよいよ本領発揮だろうか。
【母】モルガナイト
2006年産期待度50。10戦4勝。2月の京都芝2000mの新馬戦を勝ち、3ヵ月休養後のスイートピーSは7着に負けてクラシック出走はできなかった。ただ、秋に阪神芝1800mの500万下をレコード勝ち。続く阪神芝2000mの1000万特別も勝ち連勝。秋華賞(12着)にも出走した。古馬になり芝1800m1000万特別も勝ち、5歳5月のレースを最後に引退した。
弟(本馬の叔父)ラブラドライトはダイヤモンドSGⅢ2着。弟(本馬の叔父)ダンビュライト(騸2014年産・期待度55)はアメリカジョッキーCCGⅡ・京都記念GⅡを勝ち、京都大賞典GⅡ2着・サウジアラビアRCGⅢ2着・皐月賞GⅠ3着・弥生賞GⅡ3着・オールカマーGⅡ3着・きさらぎ賞GⅢ3着。
初仔ブラックスピネル(騸7歳・期待度65)は現役で5勝。東京新聞杯GⅢを勝ち、京都金杯GⅢ2着・鳴尾記念GⅢ2着。第2仔モーヴサファイア(牝2014年産・期待度70)は5勝。第3仔ローズベリル(牝5歳)は現役で1勝。第4仔は2勝。第5仔ベスビアナイト(騸3歳)は現役で未勝利。第6仔が本馬。
期待度55

●1札6 5R 2歳新馬 芝1800 良
オーソクレース (牡・美浦・久保田貴士)
父エピファネイア 母マリアライト(ディープインパクト)
1:51:3(上3F33:9)
単勝2.1倍の1番人気に応えた。出遅れて1馬身近くの不利。道中5番手から4コーナーも5番手。直線外から伸びて、残り100mで先頭に立ち、シティレインボーに1馬身3/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】51:6-64:6
【レースの上り】11:8-11:2-11:4
最内1番枠から出遅れたものの、すぐに流れに乗って内5番手につけた。スローペースになったが、5Fあたりの行きっぷりが悪く手綱をしごいて追走。4コーナーで上手く外に出して直線伸びた。残り150mあたりでC.ルメール騎手が一発左ムチを入れると、そこからの伸びが素晴らしく、ゴール前は流して差を開きながらゴールした。随所にレースをわかっていない幼い部分があったが、それでもこの走りで勝つのだから能力は高いだろう。勝ち時計1:51:3は平凡だが、上り33:9は立派で、ラスト1F11:4のところで先頭に立っている。本馬はラスト1Fを11:1程度で走っただろう。矯正するべき部分は多々あるが、スタートがまともなら上のクラスでも勝ち負けできると思う。
【母】マリアライト
2011年産期待度60。20戦6勝。1月の中山芝2000m新馬戦を快勝し、2戦目の500万下は3着。3戦目のスイートピーSは6着に負けてクラシックに出走はできなかった。古馬になり本格化。宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠを勝ち、目黒記念GⅡ2着・マーメイドSGⅢ2着・日経賞GⅡ3着と活躍した。そして、5歳時の有馬記念(10着)を最後に引退した。
兄(本馬の伯父) クリソライトは種牡馬。弟(本馬の叔父)リアファルは神戸新聞杯GⅡを勝ち、兵庫チャンピオンシップ園田GⅡ2着・菊花賞GⅠ3着。弟(本馬の叔父)クリソベリル(牡4歳・現役)はチャンピオンズCGⅠ・ジャパンダートダービー大井GⅠ・帝王賞大井GⅠ・兵庫チャンピオンシップ園田GⅡ・日本テレビ盃船橋GⅡを勝った。
本馬が初仔。
期待度65

2020年8月8日(土)2歳戦

●2新5 1R 2歳未勝利 芝1600 稍重
ショックアクション (牡・栗東・大久保龍志)
父Gleneagles 母Reset In Blue(Fastnet Rock)
1:35:3(上3F35:0)
単勝6.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は4~5番手。4コーナー4番手から直線残り300mあたりで先頭に立ち、後続を引き離してアラモードバイオに4馬身差をつけての圧勝だった。
【先頭の通過】35:5-47:8
【レースの上り】11:7-11:1-12:6
大外17番枠から好スタートで4~5番手につけた。直線は外から手応え良く伸びて、最後は4馬身離しての圧勝。ゴール前は手綱を抑えての勝利だった。強い競馬で、1番人気・2番人気馬を3・2着に沈めた。今日の新潟は朝から雨で、時間とともに悪化した。稍重で1:35:3-35:0ならばまずまずだが、ラスト1Fが12:6と落ちたのは気になる。ただ、ここで後続を大きく引き離している上、手綱も抑えているので気にする必要はないだろう。4馬身差はそのまま評価していいと思う。初戦はハイペースの競馬で、前に行き最後はバテて3着。今回は最後までしっかりと走った。これならば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
本馬はアイルランド産の外国産馬である。父GleneaglesはGalileo産駒。現役時代は英2000ギニー英GⅠなどGⅠを4勝した。現3歳が初年度産駒で、JRAには現在まで4頭が登録。これで2勝目だが、本ブログではアルファウェーブ(牡3歳・期待度40)以来2頭目の登場だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m3着(ヴェールクレール 0:8)
【母】Reset In Blue
アイルランド産の繁殖牝馬。セルジオクマニ賞伊GⅢ3着。
アイルランド産の初仔が本馬。
期待度55

●2新5 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
ストゥーティ (牝・栗東・奥村豊)
父モーリス 母リラヴァティ(ゼンノロブロイ)
1:36:8(上3F34:9)
単勝7.5倍の3番人気からの勝利。好スタートから道中は5番手。4コーナーも5番手から直線残り400mで先頭に立って引き離すが、レッドベルオーブが伸びて来て、最後は頭差での辛勝だった。
【先頭の通過】36:2-49:1
【レースの上り】11:8-11:5-11:9
道中は馬群の中でレースを進め、直線残り600m過ぎで外に出そうとして外のコスモスケアヘッドにぶつかった。それでも怯むことなく伸びたのは立派で、残り200mでは2馬身以上差をつけた。ただ、最後に1番人気レッドベルオーブが外から伸びて来て、馬体が離れていたが頭差の接戦になった。残り100mでも2馬身差あったので最後に失速したようだが、ラスト1Fが11:9なので大きくバテたわけではないだろう。稍重だが、上記1Rの時刻よりは悪化している。その中で1:36:8-34:9ならば、デビュー戦としてはまずまずだろうか。ただ、このひと叩きで大きく良くならなければ2勝目までは時間がかかるだろう。426kgという小柄な牝馬なので、上積みは薄いかもしれない。
父モーリスは新種牡馬である。スクリーンヒーローの初年度産駒であり代表産駒だ。社台グループのバックアップもあり期待の新種牡馬だが、同じ新種牡馬ドゥラメンテに比べてやや出遅れていて、これが本ブログ産駒初登場である。今日は札幌の芝1200m新馬戦でテーオーメアリーも勝ったので、これで3勝目(3頭)だ。産駒も父のような成長曲線であるならば、2歳戦での成績はあまり気にしなくてもいいかもしれない。
【母】リラヴァティ
23戦5勝。マーメイドSGⅢを勝ち、福島牝馬SGⅢ2着・ローズSGⅡ3着・フェアリーSGⅢ3着・チューリップ賞GⅢ3着。桜花賞(9着)にも出走した。
母(本馬の祖母)シンハリーズ(Singhalese)はデルマーオークス米GⅠを勝ち、パカラップS米GⅢ2着・アメリカンオークス米GⅠ3着。兄(本馬の伯父)アダムスピーク(牡2009年産・期待度90)はラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝った。妹(本馬の叔母)シンハライト(牝2013年産・期待度90・年末推奨馬)はオークスGⅠ・ローズSGⅡ・チューリップ賞GⅢを勝ち、桜花賞GⅠ2着。甥(本馬の従兄妹)ガルヴィハーラ(牡4歳・現役)は全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。
本馬が初仔。
期待度50

●2新5 9R ダリア賞(オープン) 芝1400 重
ブルーバード (牝・美浦・中舘英二)
父リーチザクラウン 母エーシンベタラネリ(Elusive Quality)
1:23:4(上3F35:6)
単勝19.7倍の5番人気からの勝利。気持ちで遅れて道中は9番手。4コーナーも9番手から直線残り50m過ぎで先頭に立ち、内のショウナンラスボスに1/2馬身差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】34:4-46:7
【レースの上り】12:7-11:7-12:3
最内1番枠からやや出遅れて後方からの競馬。直線に入っても前8頭の馬群のすぐ後ろで、なかなか外に出せないでいた。残り200mあたりで何とか外に出して伸び、残り50m過ぎで先頭に立った。残り100mからの伸びが素晴らしかったものの、ハイペースの競馬となり、レースのラスト1Fは12:3と落ちている。それで差し切れたのだろうが、本馬はラスト1Fを11:7前後で走ったと思われる。デビュー戦は芝1200mでありながら致命的な出遅れで、それでも素晴らしい末脚で差し切っている。今回、スタートは大分マシになり、前回同様差し切った。出遅れながらも強烈な末脚を武器に新馬-特別と2連勝。前走稍重、今回が重で、まだ良馬場で走ったことはないが、416kgという小柄な牝馬なので軽い馬場のほうがよいだろう。重賞でどのような末脚を見せるのか楽しみで、スタートが決まれば上位争いも可能だと思う。
【戦歴】2戦2勝
①新馬 福島芝1200m1着(ニシノイルマーレ 1/2馬身)
【母】エーシンベタラネリ
アメリカ産の外国産馬として日本で走り、地方1戦0勝。
甥(本馬の従兄妹)メイショウテッコン(牡5歳・現役・期待度65)は日経賞GⅡ・ラジオNIKKEI賞GⅢを勝ち、神戸新聞杯GⅡ3着。
第2仔はJRA1勝・地方3勝。第5仔は地方8勝。第6仔メディクス(牡4歳)は現役で2勝。第7仔は地方7勝。第8仔が本馬。
期待度55

●1札5 2R 2歳未勝利 芝1800 良
ジオルティ (牡・栗東・杉山晴紀)
父エピファネイア 母プレシャスベガ(キングカメハメハ)
1:50:1(上3F36:5)
単勝12.1倍の4番人気からの勝利。好スタートから道中は内4~5番手。4コーナーは3番手から直線残り50m手前で先頭に立ち、ショベルヘッドに3/4馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】49:2-61:3
【レースの上り】12:0-12:2-12:6
終始内をまわり4コーナーで外に出した。直線に入ると前2頭に離されて、残り200mは2馬身弱まで差がついた。ところが、残り150mあたりからエンジンが掛かったように伸びて差し切り、最後は余裕も感じる勝利だった。札幌競馬場は徐々に時計が出難くなっていて、このレースはハイペースにもかかわらず1分50秒を切れなかった。ラスト1Fは12:6もかかり、本馬の上り3Fは36:5である。ただ、ここまで時計が出ない馬場というわけでもなく、おそらくレースレベルは低いだろう。出走馬8頭で3着以内の経験馬は無しで、大きく変わってきた馬もいないように感じた。2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 函館芝1800m4着(ピンクカメハメハ 1:3)
【母】プレシャスベガ
JRA13戦0勝・地方11戦2勝。
甥(本馬の従兄弟)サーモピレーは全日本2歳優駿川崎GⅠ3着。
本馬が初仔。
期待度40

出資馬エポカドーロ引退

札幌記念GⅡで復帰を目指していた16頭目の出資馬エポカドーロ(牡5歳)だが、体調も気持ちも戻らないことから、復帰は目指さず、このまま引退することになった。本日、クラブのHPにて発表された。

『ちょっと厳しいかな』とも思っていたが、奇跡の復活を密かに願っていたので大変ショックだ。
昨年の大阪杯で鼻出血。休養中の昨年8月、腸のねじれで開腹手術。今年3月の復帰戦直前に重いスクミで再度休養。今回復帰しても、無事にレースを終えられるのか正直不安もあった。でも、エポカドーロの本当の実力を競馬ファンに示してほしかった。
出資者として最高の経験をさせてくれて本当にありがたいと思うし、今は感謝の気持ちで一杯だ。

エポカドーロについての記事は以下の通りである。
2017年10月9日新馬
2018年1月21日未勝利
2018年2月10日あすなろ賞
2018年3月18日スプリングSGⅡ
2018年4月15日皐月賞GⅠ
2018年5月27日日本ダービーGⅠ
2018年9月23日神戸新聞杯GⅡ
2018年10月21日菊花賞GⅠ
2019年2月24日中山記念GⅡ
2019年3月31日大阪杯GⅠ
(その他)
2018年6月15日牧場見学

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2017年10月9日デビュー戦(撮影:筆者)


さて、エポカドーロの戦いはこれで終わりではない。
クラブの発表では「今後のことは検討中」としているが、皐月賞馬でダービー2着である。当然種牡馬入りだろう。
静内のアロースタッドならば見学にも行けそうなので、そこでの種牡馬入りが希望である。
父オルフェーヴルが苦戦している中、エポカドーロも厳しい道のりだとは思うが、是非とも成功してほしい。産駒はクラブで出てくるだろうし、高い値段にはならないだろうから当然出資するつもりだ。だから、エポカドーロの戦い同様、私の「夢」も終わりではない。
エポカドーロ産駒に出資して、再びダービーに出走するのだ。

2020年8月2日(日)2歳戦

急に思い立ち、家内と旅行へ行った。
コロナウイルス拡大中に旅行へ行くなど自粛大好きの方々に叱られそうだが、Go To トラベルキャンペーンで、政府が『旅行へ行きなさい』と勧めているので、従順に従ったのだ。
当然、3密を避け、マスク・手洗いと感染拡大防止には十分注意をしたのだが、思うことが多々あった。
ANAにて地方空港へ往復。レンタカーで周辺の有名観光地を巡る1泊2日の旅行だったが、そもそも3密になる場面がなかった。
8月2日(日)~3日(月)の旅行だが、空港はガラガラ。飛行機もガラガラ。観光地もガラガラ。レストランもガラガラ。行くところすべてが人気観光地で、本来ならば『駐車場あるかな』『レストランで並ぶの嫌だな』とか思うところだが、旅行代金は安いしとても快適な旅行だった。
ただ、帰りの夕食は空港で食べようと思っていたら、コロナの影響なのかほとんどのレストランが休みで、2軒しか開いていないのには驚いた。日本経済、これではイカンと思った。
1日目の夕食で入ったレストランで大声でしゃべりまくっていた若者たち。2日目の昼食で入ったレストランでマスクもせず大声でしゃべっていた初老の女性。コロナ対策、これではイカンと思った。終始無言で黙々と食事をする我々夫婦を見習ってほしいものだ。
ただ、我々夫婦はコロナが流行する前から食事の時は終始無言が基本である。


●2新4 5R 2歳新馬 芝1600 良
ハヴァス (牡・栗東・橋口慎介)
父ルーラーシップ 母ペルフィカ(ゼンノロブロイ)
1:35:6(上3F34:2)
単勝30.8倍の6番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は2番手。4コーナーも2番手から直線残り450mあたりで先頭に立ち、外から伸びたプラウドルックに1馬身1/2差での勝利だった。
【先頭の通過】35:8-48:6
【レースの上り】11:4-11:1-11:9
スタート後は6~7番手まで下げるが、2Fあたりから外を通り押し上げて2番手となる。直線では馬なりのまま先頭に立ち、残り100mでは2馬身以上の差をつけたものの最後に詰められた。このゴール前の走りが残念で、ラスト1Fは11:9と落ちている。ダートが稍重になるなどやや水を含んだ良馬場だったが、時計はそこそこ出ている馬場だ。その中で1:35:6-34:2は、可もなく不可もなくといったところだろうか。先頭に立つまでの手応えは良かったのである程度は期待できるだろうが、強調材料には乏しく、今後大きく良くならないと上のクラスでは厳しいレベルだろう。
【母】ペルフィカ
2012年産期待度65。17戦2勝。10月の京都芝1400m新馬戦を快勝し、ファンタジーSGⅢに出走したが8着。3戦目の白菊賞はハナ差の2着後、4戦目のこぶし賞を快勝した。5戦目のフィリーズレビューGⅡで2着に好走し、桜花賞(13着)・オークス(14着)に出走した。その後は8戦したが勝てず、重賞にはローズS(11着)・京都牝馬S(7着)・阪神牝馬S(6着)に出走した。そして、5歳2月の条件戦を最後に引退した。
母(本馬の祖母)スティーリンキッシーズ(Stealin' Kisses)はローカストグローヴH米GⅢ3着。
初仔が本馬。
期待度45

●1札4 5R 2歳新馬 芝2000 良
バニシングポイント (牡・美浦・藤沢和雄)
父Tapit 母Unrivaled Belle(Unbridled's Song)
2:02:4(上3F35:8)
単勝1.8倍の1番人気に応えた。まずまずのスタートから道中は1馬身弱の差での逃げ。4コーナーから引き離し、直線はあまり追うことなく引き離して、フォルテデイマルミに7馬身差での逃げ切り圧勝だった。
【先頭の通過】48:0-61:0
【レースの上り】12:3-11:4-12:1
スタート後、最初の直線で何度も手前を変えながら走っていたので変な走りになっていた。その後も何度か手前を変えてバランスを崩していたが、後続は付いて行けず7馬身差の圧勝だった。幼い面を多々見せながらの圧勝で、競走能力はとても高いだろう。ただ、この変な癖を矯正できるのかが問題で、今後活躍できるかはそこの部分にかかってくるだろう。2:02:4-35:8は、デビュー戦としては優秀だと思う。大跳びの馬でスピード感には欠けるが、能力の部分は間違いなく高いだろう。2戦目・3戦目と負けたとしても、レースを覚えてくれば重賞でも活躍が期待できると思う。
本馬はアメリカ産の外国産馬である。父TapitはSeattle Slew系A.P. Indyの孫で、ウッドメモリアルS米GⅠを勝っている。日本でも多くの産駒が走っていて、テスタマッタ(牡2006年産)がフェブラリーSGⅠを勝っている。本ブログではゴールデンバローズ(牡2012年産・期待度55)・アメリカンシード(牡3歳・期待度60・現役)に続き3頭目の登場だ。
【母】Unrivaled Belle
アメリカ産の繁殖牝馬。アメリカで走り14戦6勝。BCレディーズクラシック米GⅠ・ラトロワンヌS米GⅡ・ランパートS米GⅢを勝ち、ガゼルS米GⅠ2着・オグデンフィップスH米GⅠ2着・ラフィアン招待H米GⅠ2着・ベルデイムS米GⅠ2着・ラトロワンヌS米GⅡ2着・ランパートS米GⅢ3着。
母(本馬の祖母)Queenie BelleはレイディズシークレットH米GⅡ・プリンセスS米GⅡを勝ち、ハリウッドオークス米GⅡ2着・ハリウッドバヤコアH米GⅡ2着・エルエンシノS米GⅡ3着。
アメリカ産の第2仔Unique Bella(牝2014年産)は米9勝。ラブレアS米GⅠ・ビホルダーマイルS米GⅠ・クレメントLハーシュS米GⅠ・サンタイネスS米GⅡ・ラスヴィルヘネスS米GⅡ・サンタマリアS米GⅡ・サンタイサベルS米GⅢ・L.A.ウーマンS米GⅢを勝ち、アップルブラッサムH米GⅠ2着。第4仔が本馬。
期待度70

2020年8月1日(土)2歳戦

橋本環奈推しの息子(23歳)が、「橋本環奈メッチャ可愛い」と家内に力説していた。
その会話に割って入った私は「カンナ(親しみを込めて呼び捨てで呼んでいる)よりも、モリナナのほうが可愛いだろ」と言った。
それを聞いた家内は「あの子くらいの子なら、そこら中に沢山いるでしょ」とバッサリ切り、「ぐぬぬ」となった。
芸能人を競走馬に例えると、私の好きなガッキーと有村架純(敬称略)はGⅠ馬であり、橋本環奈(敬称略)はGⅠ好走程度だろうか。
本ブログはある意味、将来の有望株を探すブログであり、それを期待度で表現しているのだが、女優の森七菜さんは、新馬−特別を連勝中で期待度95程度の有望株だと思うのだ。
この子、女優でありながら映画「天気の子」で声優をこなし、歌も上手でピアノまで弾ける。元気で明るい子で、しっかりとしたトークもできてユーモアもある。
なんだか、芝もダートも長距離も短距離もこなし、逃げても追い込んでも何でもできる天才肌に感じるのだ。
家内の言う通り、そこら中に沢山いるような容姿かもしれないが、「スマイル」がとても良い。『娘がこんな子だったら良かったのに・・』と思ってみている。
今は朝ドラにヒロインの妹役で出演中だが、おそらく数年後にはヒロインに抜擢されると思う。そしてJRAのCMに起用され、GⅠホースの仲間入りだ。
若い頃はアイドルが好きで有望株を探すのが大好きだった私だが、ハズレることも多々あった。さてモリナナさんはどうだろう。
期待度95


●2新3 2R 2歳未勝利 芝1600 稍重
フォティノース (牝・栗東・杉山晴紀)
父ドゥラメンテ 母スキア(Motivator)
1:34:1(上3F33:4)
単勝2.2倍の1番人気に応えた。好スタートから道中は5番手。4コーナーも5番手から直線残り100mで内キャロライナリーパに並びかけ、内外離れての叩き合いの末、ハナ差での勝利だった。
【先頭の通過】35:3-47:7
【レースの上り】11:4-10:8-11:5
直線入口で一旦7番手まで後退したが、馬群の内目を盛り返して、残り400mからは外に持ち出して伸びた。残り200mからはキャロライナリーパと2頭が抜け出して、残り100mで並んだ。3番手以下を引き離し、2~3着が4馬身離れたのは高い能力の証拠だろう。稍重で1:34:1-33:4ならば好時計だと思う。ハナ差の辛勝だったが、時計もレースぶりもまずまずのレベルであり、上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
父ドゥラメンテは新種牡馬である。先週に続きまた勝ったという印象で、これで6勝目(6頭)だ。順調だが、まだまだ序の口だろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1600m2着(ダノンシュネラ 1馬身)
【母】スキア
フランス産の輸入繁殖牝馬。フランスで走り16戦3勝。フィユドレール賞仏GⅢを勝った。
フランス産の初仔は仏1勝。第2仔は仏1勝。日本での初仔アルベルティーヌ(牝5歳)は現役で2勝。第2仔ヴァンドギャルド(牡4歳・期待度60)は現役で4勝。マイラーズCGⅡ3着・東京スポーツ杯2歳SGⅢ3着・毎日杯GⅢ3着。第3仔ハナテ(牡3歳)は現役で未勝利。第4仔が本馬。
期待度55

●2新3 5R 2歳新馬 芝1800 稍重
アドマイヤハダル (牡・栗東・大久保龍志)
父ロードカナロア 母スウェアトウショウ(ディープインパクト)
1:48:6(上3F34:2)
単勝12.6倍の5番人気からの勝利。好スタートから道中は3~4番手。4コーナー3番手から直線残り400mあたりで先頭に立ち、1馬身差以上差をつけるが、最後にペドラフォルカが伸びて来てクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:8-62:4
【レースの上り】11:4-11:0-12:0
最後はクビ差まで詰められたものの、ラスト1Fが12:0と、そこそこ走っている。デビュー戦から稍重で1:48:6-34:2ならばまずまずだろう。ただ、稍重でも速い時計が出ている馬場で、レース振りにも強調材料は乏しい。1番人気馬を抑え切っての勝利なので、そこは評価したいが、上のクラスへ行って活躍できるかというと、今後大きく良くならないと厳しい気がする。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
【母】スウェアトウショウ
1戦0勝。
姉(本馬の伯母)スイープトウショウは秋華賞GⅠ・宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京都大賞典GⅡ・ファンタジーSGⅢ・チューリップ賞GⅢを勝ち、オークスGⅠ2着・安田記念GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・マイラーズCGⅡ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・ローズSGⅡ3着。兄(本馬の伯父)トウショウデザイアは小倉サマージャンプJGⅢ2着。弟(本馬の伯父)トウショウフリークは名古屋グランプリ名古屋GⅡ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・みやこSGⅢ2着・アンタレスSGⅢ2着・川崎記念川崎GⅠ3着・マーキュリーC盛岡GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)トウショウカズンは根岸SGⅢ2着・黒船賞高知GⅢ2着・さきたま杯浦和GⅡ3着・北海道スプリントC門別GⅢ3着。
初仔は地方2勝。第2仔は地方2勝。第3仔は地方2勝。第4仔は1勝。第5仔アドマイヤメジャー(牡3歳)は現役で未勝利。第6仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて4428万円で取引された。
期待度45

●1札3 1R 2歳未勝利 芝1500 良
ジャンカズマ (牡・栗東・安田翔伍)
父ハービンジャー 母モンローブロンド(アドマイヤベガ)
1:29:6(上3F35:0)
単勝2.9倍の2番人気からの勝利。出遅れて道中は6番手。3コーナーから上がって4コーナーは2番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、後続を突き放してセイウンオードリーに3馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】42:1-54:2(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:8-11:4-12:2
出遅れて半馬身程度の不利。すぐに流れに乗って7番手につける。2F手前で6番手に上がり、3コーナーから外を通って押し上げた。直線で先頭に立つと、残り100mあたりからグンと引き離して、最後は3馬身差での圧勝。強い競馬だった。デビュー戦では今回以上に出遅れていて、それでも2着を確保したように走力は高いだろう。ただ、今回はラスト1Fが12:2で、それでも突き放された他馬のレベルが問題だと思う。勝ち時計が1分30秒を切ったので『優秀だな』と思ったら、下記の新馬戦でも切ってきた。デビュー戦の馬に時計で負けているようでは高い評価はできないだろう。上のクラスでは、スタートが矯正出来て戦えるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1400m2着(ジャカランダレーン 4馬身)
【母】モンローブロンド
20戦4勝。ファンタジーSGⅢ2着。桜花賞(10着)にも出走した。
甥(本馬の従兄弟)ロジユニヴァースは種牡馬。弟(本馬の叔父)ノットアローン(牡2005年産・期待度75)はラジオNIKKEI賞GⅢ2着・セントライト記念GⅡ3着。同じく弟(本馬の叔父)ランフォルセ(牡2006年産・期待度65)はダイオライト記念船橋GⅡ・浦和記念浦和GⅡ・エルムSGⅢ・佐賀記念佐賀GⅢを勝ち、川崎記念川崎GⅠ2着・東海SGⅡ2着・浦和記念GⅡ3着・ブリーダーズGC門別GⅡ3着・日本テレビ盃船橋GⅡ3着。同じく弟(本馬の叔父)ノーザンリバー(牡2008年産・期待度70)は、さきたま杯浦和GⅡ2勝・東京盃大井GⅡ・アーリントンCGⅢ・カペラSGⅢ・東京スプリント大井GⅢを勝ち、根岸SGⅢ2着・かきつばた記念名古屋GⅢ2着・クラスターC盛岡GⅢ3着・東京スプリント大井GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)オデュッセウス(騸2013年産・期待度45)は兵庫ジュニアGP園田GⅡ3着。姪(本馬の従姉弟)ディアドラ(牝6歳・期待度75・現役)は秋華賞GⅠ・ナッソーS英GⅠ・府中牝馬GⅡ・紫苑SGⅢ・クイーンSGⅢ を勝ち、香港C香港GⅠ2着・ドバイターフUAEGⅠ3着・英チャンピオンS英GⅠ3着・ファンタジーSGⅢ3着。姪(本馬の従姉弟)ジューヌエコール(牝2014年産・期待度70)はデイリー杯2歳SGⅡ・函館スプリントSGⅢを勝った。甥(本馬の従兄弟)ヴァイトブリック(牡4歳・現役)は兵庫チャンピオンS園田GⅡ2着。
初仔は4勝。第2仔は地方2勝。第3仔は3勝。第5仔サーブルオール(牡7歳・期待度65)は現役で5勝。第6仔はJRA1勝・地方3勝。第7仔サンラモンバレー(牡5歳・期待度50)は現役で3勝。第8仔ソニックベガ(牝3歳)は現役で2勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて9072万円で取引された。
期待度45

●1札3 5R 2歳新馬 芝1500 良
オパールムーン (牝・栗東・昆貢)
父ヴィクトワールピサ 母コパノマルコリーニ(マヤノトップガン)
1:29:4(上3F34:9)
単勝7.3倍の4番人気からの勝利。気持ちあおり気味のスタートで道中は5番手。4コーナーも5番手から直線外から伸びて残り120mあたりで先頭に立つが、ヴァーチャリティが迫ってきてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】41:8-54:1(3.5F-4.5F)
【レースの上り】11:8-11:7-11:8
やや頭を上げてのスタートだったが、すぐに流れに乗った。直線で先頭に立った時、突き放す勢いに見えたが、ヴァーチャリティに詰められてクビ差でゴール。接戦になったが、時計は優秀で1:29:4-34:9である。3馬身差圧勝の上記未勝利戦よりも0:2速く、4.5F通過もあまり変わらない。接戦だったからかラスト1Fは11:8であり、上記ジャンカズマと走っていたら、ここで追いついて引き離した計算だ。開催2週目でまだ馬場が良いのかもしれないが、新馬戦から1分29秒台ならば水準以上だろう。上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】コパノマルコリーニ
地方1戦0勝。
兄(本馬の伯父)プライドキムは 全日本2歳優駿川崎GⅠ・兵庫ジュニアグランプリ園田GⅢ・クラスターC水沢GⅢを勝ち、マーチSGⅢ2着・兵庫チャンピオンS園田GⅡ3着。
初仔は地方1勝。第2仔サイモンラムセス(牡2010年産)は5勝。小倉大賞典GⅢ3着。第3仔は3勝。第4仔は地方2勝。第9仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて756万円で取引された後、2歳時のJRAブリーズアップセールにて1221万円で取引された。
期待度55