2020年7月5日(日)2歳戦

●2福2 1R 2歳未勝利 芝1800 重
コスモアシュラ (牡・美浦・中野栄治)
父ゴールドシップ 母チアフルドーラ(Jump Start)
1:50:2(上3F36:9)
単勝26.1倍の5番人気からの勝利。まずまずのスタートから9番手につけるが、2コーナーで上がり、4F手前で先頭に立つ。4コーナーは1馬身半差の先頭から、追ってきたマジカルステージをクビ差抑えての勝利だった。
【先頭の通過】49:2-61:5
【レースの上り】12:4-12:1-12:4
1コーナーは後方から3頭目の9番手でまわったが、2コーナーで上がり、向正面入り口で先頭に立った。ここから逃げて、直線残り200mあたりでは2馬身近く離した。ここで2番手に上がったマジカルステージの伸び脚が良く抜かれるかと思ったが、最後まで粘り切ってのクビ差の辛勝だった。2コーナーで思い切って行かせて最後まで粘らせた津村明秀騎手のファインプレーの競馬だった。後方のままならば勝つことはなかっただろう。今日の福島競馬場は芝・ダートとも重で、その中での1:50:2-36:9は、まずまずの時計だと思う。ラストが12:4とかかったものの、ハイペースなので問題ないだろう。ただ、レースレベルとしてはあまり高くはなさそうで、その中での辛勝なので、2勝目までは時間がかかるレベルだと思う。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1800m8着(ユーバーレーベン 1:8)
【母】チアフルドーラ
アメリカ産の外国産馬として日本で走り1戦0勝。
初仔は4勝。第3仔は地方2勝。第5仔は地方7勝。第6仔は地方8勝。第7仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時の北海道セレクションセールにて1026万円で取引された。
期待度40

●2福2 5R 2歳新馬 芝1800 重
タウゼントシェーン (牝・栗東・矢作芳人)
父ディープインパクト 母ターフローズ(Big Shuffle)
1:51:2(上3F34:9)
単勝5.3倍の2番人気からの勝利。気持ち出遅れて道中は9番手。3コーナーから上がり、4コーナーは外6番手。直線残り150mあたりで先頭に立ち、スワーヴエルメに1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】50:8-63:8
【レースの上り】12:0-11:5-11:8
中団より後方につけて、3コーナーから押し上げた。直線は外からしっかりと伸びて、最後は1番人気スワーヴエルメを抑えてゴール。半馬身差でも着差以上の余裕があった。今日の馬場では不利になりそうな414kgという小柄な馬体でも、直線は軽やかに伸びた。おそらく良馬場ならば更に伸びただろう。スローペースになり、勝ち時計は1:51:2。上記未勝利戦よりも1秒遅いが、5F通過時点で2秒3も遅いので仕方がないだろう。上りでは2秒も本馬のほうが速い。これからの成長度にもよるが、上のクラスでもそこそこやれそうだ。
【母】ターフローズ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。イタリア・フランスで走り、伊9戦5勝・仏7戦0勝。リディアテシオ賞伊GⅠを勝ち、ポモーヌ賞仏GⅡ2着・ミュゲ賞仏GⅡ2着・マリオインチーザ賞伊GⅢ3着・伊1000ギニー伊GⅢ3着。
姪(本馬の従姉妹)Turfdonnaは独オークス独GⅠを勝ち、ハンブルク牝馬賞独GⅢ3着。
日本での初仔ロサギガンティア(牡2011年産・期待度85)は5勝。スプリングSGⅡ・阪神CGⅡを勝ち、京王杯スプリングCGⅡ3着。皐月賞(10着)にも出走した。第2仔スターオブペルシャ(騸2013年産)は 阪神CGⅡ3着。第4仔ウェストブルック(騸5歳)は現役で1勝。第5仔デルマラッキーガイ(牡3歳)は現役で未勝利。第6仔が本馬。
期待度55

●4阪2 5R 2歳新馬 芝1600 稍重
ステラヴェローチェ (牡・栗東・須貝尚介)
父バゴ 母オーマイベイビー(ディープインパクト)
1:36:4(上3F35:7)
単勝3.2倍の2番人気からの勝利。好スタートから1F過ぎで先頭に立ち、道中は僅差での逃げ。4コーナーも僅差の先頭でまわり、直線はグルーヴビートと2頭が後続を離して、最後はクビ差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】35:7-48:0
【レースの上り】12:0-11:7-12:0
最内1番枠から好スタートを切ったが、頭を上げてスピードに乗れず、1F過ぎで先手を奪う。ただ、単独の逃げとはならず、道中はシゲルソウサイに絡まれて馬体を併せて進む。直線でシゲルソウサイを振り切るが、残り250mで2番手に上がったグルーヴビートが迫ってきて、1馬身弱の差だったが、ゴール前で頭を上げてクビ差まで迫られた。若さを随所に見せながらも勝ってしまうのは、能力が高い証拠だろう。更に、道中絡まれて楽な逃げではなかったが、1番人気グルーヴビートの追撃を抑えたのは価値があると思う。着差はクビ差だが、2~3着は4馬身離れたので2頭が抜けていたようだ。本日2Rの3歳未勝利の勝ち馬が1:35:9-36:3なので、時計的にもまずまずだと思う。まだまだ奥がありそうで、このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも上位争いは可能だろう。
【母】オーマイベイビー
4戦0勝。
兄(本馬の伯父)ゴスホークケン(牡2005年産・期待度85)は種牡馬。妹(本馬の叔母)アウェイク(牝2013年産・期待度55)はフローラSGⅡ3着。
初仔ビットクラッシャー(牡3歳)は現役で未勝利。第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、当歳時のセレクトセールにて6480万円で取引された。
期待度55

●2函2 5R 2歳新馬 芝1800 良
アランデル (牡・美浦・大竹正博)
父ハービンジャー 母ガラディナー(サンデーサイレンス)
1:52:4(上3F35:7)
単勝3.1倍の2番人気からの勝利。好スタートから道中は2~3番手。4コーナーは僅差の2番手から、直線アークライトとの争いとなり、残り50mから差をつけてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】52:3-64:4
【レースの上り】11:9-11:6-12:2
2コーナーで先頭に立ったアークライトを追いかけて2番手に上がった。ここで目標をアークライトに定めたのが良かったのだろう。残り600mから併せていき、直線は叩き合いとなった。2頭が後続を離して、2~3着は3馬身半差となった。2頭の叩き合いはラスト50mで勝負あり。最後はクビ差競り勝った。506kgでのデビュー戦だが、まだまだ良くなる余地のありそうな馬体であり、今後の伸びしろは大きいだろう。ただ、1:52:4-35:7は平凡で、4Rの3歳未勝利の勝ち馬が1:49:4-35:2というところを見ると、手放しで褒めることはできないだろう。好レースだったことは確かだが、このひと叩きで大きく良くならなければ、上のクラスでは苦戦するかもしれない。
【母】ガラディナー
32戦2勝。ダート1200m1勝・ダート1700m1勝。重賞はチューリップ賞(12着)に出走した。
弟(本馬の叔父)リザーブカードは関屋記念GⅢ2着・富士SGⅢ2着・阪神CGⅢ3着・関屋記念GⅢ3着。
第2仔は地方4勝。第3仔は1勝。第4仔は地方6勝。第5仔ベストリゾート(牡2017年産・期待度50)は3勝。第6仔デュッセルドルフ(牝2015年産・期待度55)は2勝。第7仔が本馬。
期待度50