2020年7月19日(日)2歳戦

●2福6 2R 2歳未勝利 芝1800 良
リーブラテソーロ (牡・美浦・加藤士津八)
父リオンディーズ 母モトカノテソーロ(Unbridled's Song)
1:50:9(上3F36:7)
単勝10.9倍の5番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は5~6番手。4コーナー外目5番手から直線残り150m過ぎで先頭に立つが、最後にアルバトリアに迫られてクビ差での勝利だった。
【先頭の通過】49:3-61:6
【レースの上り】12:3-12:3-12:6
3コーナーから仕掛け気味に押し上げて、4コーナーは先頭から2馬身弱の差でまわった。先頭に立ってからは突き抜けるかに思えたが、それほどは伸びず、最後は2着馬に迫られた。それでもゴール前の脚色は同じになり、抜かれるような感じはなかった。レースのラスト1Fが12:6と落ちたのは残念だが、勝ち時計で下記新馬戦を大きく上回ったのは良かったと思う。ただ、3着以内の経験馬が1番人気馬のみという小粒なメンバーで、1・2・3番人気馬がハイペースで先行して潰れた競馬なので、恵まれての勝利という側面が大きいと思う。2勝目までは時間がかかるレベルだろう。
父リオンディーズ(牡2013年産・期待度95)は新種牡馬である。昨日はヴェールクレールが新馬戦を勝ち、本日は下記ピンクカメハメハが新馬戦を勝ったので、これで産駒4勝目(4頭)である。ブリーダーズスタリオンステーションにて種牡馬入りして初年度は種付け料が100万円だったこともあり、191頭の繁殖牝馬を集めた。その後、種付け料は上昇し今年は250万円となっている。魅力的な血統なので、初年度産駒の活躍によっては更に上昇することもあるだろう。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 東京芝1600m6着(ロードマックス 0:8)
【母】モトカノテソーロ
アメリカ産の外国産馬として輸入され競走馬としては未登録。
母(本馬の祖母)Batallosaはホルヘデアトゥーチャ賞亜GⅠ・サトゥルニーノJウンスエ賞亜GⅠを勝ち、CEジュヴェナイルフィリーズ亜GⅠ2着。
本馬が初仔。
期待度40

●2福6 5R 2歳新馬・牝 芝1800 良
オレンジフィズ (牝・美浦・木村哲也)
父エピファネイア 母シャンボールフィズ(キングカメハメハ)
1:52:1(上3F34:9)
単勝6.9倍の3番人気からの勝利。絶好のスタートから道中は1~2馬身差での逃げ。4コーナーは1馬身差の先頭から直線外目を伸びて後続を離し、メイサウザンアワーに2馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】51:5-64:5
【レースの上り】11:9-11:3-11:7
内の悪い所を嫌い、4コーナーは外目をまわって直線は馬場の中央を伸びた。北村宏司騎手は4コーナーで後方を確認、直線でも残り150m、残り50m手前で後方を確認するほどの余裕の勝利で、ラスト50mからは手綱を抑えて馬なりのままゴールした。51:5-64:5の緩い流れでの逃げ切り勝ちで、展開も味方したことも確かだが、上り3Fも最速なので完勝だったと思う。このひと叩きで更に良くなれば上のクラスでも好走可能だろう。
【母】シャンボールフィズ
2009年産期待度65。23戦2勝。10月の東京芝1600m新馬戦を快勝したが、白菊賞4着、フェアリーSGⅢ8着、春菜賞4着、ミモザ賞4着、デイジー賞8着と負けてクラシック出走はできなかった。その後は4歳春の500万下芝1600mを勝った以外は条件戦を勝てず、5歳12月のレースを最後に引退した。
種牡馬マンハッタンカフェの姪という良血馬である。姉(本馬の伯母)アプリコットフィズ(牝2007年産・期待度80・年末推奨馬)はクイーンCGⅢ・クイーンSGⅢを勝ち、フェアリーSGⅢ2着・京成杯オータムHGⅢ2着・富士SGⅢ2着・秋華賞GⅠ3着。兄(本馬の伯父)クレスコグランド(牡2008年産・期待度80)は種牡馬。弟(本馬の叔父)ダービーフィズ(牡2010年産・期待度70)は函館記念GⅢを勝ち、セントライト記念GⅡ2着・札幌記念GⅡ3着。姪(本馬の従姉妹)レッドジェノヴァ(牝2014年産・期待度50)は京都大賞典GⅡ2着。
第2仔シャンボールロッソ(牝3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて5832万円で取引された。
期待度55

●4阪6 5R 2歳新馬 芝2000 良
ラーゴム (牡・栗東・斉藤崇史)
父オルフェーヴル 母シュガーショック(Candy Ride)
2:04:1(上3F35:6)
単勝4.0倍の2番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は3番手。4コーナー3番手から、直線残り30mあたりでビップランバンをかわして先頭に立ち、1/2馬身差での勝利だった。
【先頭の通過】49:6-62:5
【レースの上り】11:8-12:0-12:0
4コーナーで置かれ気味になり、北村友一騎手は左ムチを1発入れた。直線に入るとすぐに2番手になりビップランバンを追いかけたが、残り200m手前で左ムチを入れると内に斜行してビップランバンの後ろに入ってしまった。残り200mで右にムチを持ち替えて外に出し、残り100mを過ぎると再び左にムチを持ち替えた。ややズブイ面と幼い面を見せたが、先頭をキッチリととらえての勝利は見事だった。2~3着が3馬身半離れ、3~4着は大差となったので、半馬身差の勝利でも強い勝ち方だったと言えるだろう。3番手からの勝利だが、メンバー中最速の上りであり完勝である。ラスト1Fは12:0だが、本馬は11:7~11:8程度で走ったと思われる。勝ち時計2:04:1-35:6がやや残念だが、このひと叩きでの変わり身は大きそうなので、良化すれば上のクラスでも上位争いは可能だと思う。
【母】シュガーショック
アメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り16戦5勝。ファンタジーS米GⅢを勝ち、ハニービーS米GⅢ2着。
日本での初仔アドマイヤメティス(牝3歳)は現役で未勝利。第2仔が本馬。
【市場取引】
本馬は、1歳時のセレクトセールにて5076万円で取引された。
期待度60

●2函6 5R 2歳新馬 芝1800 良
ピンクカメハメハ (牡・栗東・森秀行)
父リオンディーズ 母タバサトウショウ(ダンシングブレーヴ)
1:51:0(上3F36:0)
単勝6.3倍の3番人気からの勝利。まずまずのスタートから道中は1馬身差での逃げ。4Fで後方から来た馬にハナを譲るが、4コーナーで再び先頭。直線で後続を引き離し、ゾディアックサインに4馬身差での圧勝だった。
【先頭の通過】50:9-62:8
【レースの上り】12:1-11:8-12:1
最外9番枠からダッシュ良く先手を奪うが、4Fで後方から上がってきたゾディアックサインに先頭を譲る。ただ、内からクビ差程度で追走し、4コーナーで再び先頭に立った。直線は引き離す一方で4馬身差での圧勝。強い競馬だった。2~3着は3馬身1/2離れたので、強さが際立ったと思う。道中は絡まれて楽な競馬ではなく、それでも直線はノーステッキでこれだけ離すのだから立派である。勝ち時計が残念だが、デビュー戦だったので次走はもっと詰めると思う。438kgの小柄な牡馬で、もう少し成長してほしい所だ。今日のレースならば上のクラスでも勝ち負けできそうで、札幌2歳SGⅢに出ても好勝負可能だろう。
父リオンディーズ(牡2013年産・期待度95)は新種牡馬である。昨日はヴェールクレールが新馬戦を勝ち、本日は上記リーブラテソーロが未勝利戦を勝ったので、これで産駒4勝目(4頭)だ。2020年6月6日の記事で『シーザリオとキングカメハメハの相性に注目しなければならないと思った。そういう意味では今年度の新種牡馬リオンディーズがどのような産駒を出すのか楽しみである』と書いたが、やはりシーザリオの血には注目で、今のところ初年度産駒争いではドゥラメンテ・モーリスに一歩リードである。
【母】タバサトウショウ
6戦1勝。芝1200m1勝。重賞未出走。
母(本馬の祖母)サマンサトウショウはエプソムCGⅢを勝ち、マイルチャンピオンSGⅠ3着・京都牝馬特別GⅢ3着2回・愛知杯GⅢ3着。弟(本馬の叔父)トウショウノアは 関屋記念GⅢ3着。甥(本馬の従兄弟)トウショウドラフタ(牡7歳・現役・期待度65)はファルコンSGⅢを勝った。
第3仔スイープトウショウ(牝2001年産)は8勝。秋華賞GⅠ・宝塚記念GⅠ・エリザベス女王杯GⅠ・京都大賞典GⅡ・ファンタジーSGⅢ・チューリップ賞GⅢを勝ち、オークスGⅠ2着・安田記念GⅠ2着・エリザベス女王杯GⅠ2着・マイラーズCGⅡ2着・エリザベス女王杯GⅠ3着・ローズSGⅡ3着。第4仔は地方2勝。第6仔トウショウデザイア(牡2006年産)はJRA5勝(内障害3勝)・地方2勝。小倉サマージャンプJGⅢ2着。第7仔トウショウフリーク(牡2007年産)はJRA7勝・地方1勝。名古屋グランプリ名古屋GⅡ2着・ダイオライト記念船橋GⅡ2着・みやこSGⅢ2着・アンタレスSGⅢ2着・川崎記念川崎GⅠ3着・マーキュリーC盛岡GⅢ3着。第12仔が本馬。本馬は母が25歳時の産駒である。
期待度65

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