2019年9月28日(土)2歳戦

18頭目の出資馬カインドリー(牝2歳)が本日中山5R芝1600m新馬戦でデビューした。

たまに書くが、私は一口クラブの会員である。
それも、一口歴31年目のベテランである(2012年5月18日の記事参照)(2012年9月24日の記事参照)。
貧乏なので基本的には1頭しか出資できない。出資馬が引退したら次の馬に出資するというパターンで細々と続けている。したがって、31年目で19頭しか出資していない。ただし、最近は複数頭に出資している状態が続き、今も4頭持ちである。
1999年に7頭目の出資馬が勝ってから、2016年に15頭目の出資馬スズカゼ(牝5歳・期待度65)が勝つまで、何と16年半も出資馬の勝利が無かったヘタクソだが、16頭目の出資馬エポカドーロ(牡4歳・期待度100)が皐月賞馬になるなど近年は調子が良い。
カインドリーについては2018年6月30日の記事で詳しく書いている。『エポカドーロで稼いだ金だ。妹に出資しないでどうする』と思い出資した馬だ。

3月末に関東の育成牧場に移動したので、4月に見学へ行った(2019年5月18日の記事参照)。
8月初旬に入厩。デビューに向けて追い切りを重ね、概ね仕上がったものの追い切り時計は満足いくものではなかった。ただ、動画を見るといい動きをしているようにも思っていた。

想定の段階で出走予定馬が21頭。除外の可能性があった。デビューが来週に延びると仕事のため見に行けない。メンバーを見るとディープインパクト産駒がいない。ノーザンファーム産が何頭かいるが、比較的手薄かもしれない。だから、どうしても抽選に通ってほしかった。木曜日夕方のJRAからの発表からドキドキしていた。
出走が決まると今度は口取りの抽選だ。エポカドーロの口取りはかなり難しいが、300口が完売しなかったカインドリーなら何とか通ってくれと思い、金曜午後のクラブからの発表もドキドキした。おそらく倍率は2倍くらいはあったと思うが、口取りの抽選も当選した。

家内につきあってもらい中山競馬場へ。
前日は、兄エポカドーロのデビュー戦、母ダイワパッションの4連勝のVTRを見てイメージトレーニングをした。
『あとはカインドリーが勝つだけ』と思ったが、新聞の評価は予想以上に低い。2~3番人気だろうと思っていたが、15.6倍の5番人気と馬券も売れていない。パドックでは気合不足に映った。返し馬も頭を上げて集中していない。レース直前は『5着に入ればいいか』に気持ちは変わっていた。
結果は下記の通り。当然のことだがとても嬉しい勝利だった。

喜び勇んでウイナーズサークル前の集合場所へ。
そこには同じ思いで喜んでいる会員さんが集まっていた。なぜか他クラブの会員さんと思われる人もいて、私に「おめでとうございます」とか「凄いスタートでしたね」とか話しかけてくるような半興奮状態だった。
通行証を受け取りウイナーズサークルへ入る。カインドリー及び田村康仁調教師、石橋脩騎手の到着を待つ間、両隣の人と話した。普段は知らない人と話すことなどないのだが、テンションがMAXになっているので知らない人とか関係ない。
驚いたのは、両隣の人ともエポカドーロの会員であり、更に驚いたのは私を含めて3人ともダービーのときは口取りに当選していたということだ。たまたま並んで待っていた3人が同じような境遇だったのだ。
カインドリー、田村康仁調教師、石橋脩騎手、厩務員の記念撮影が終わった後、我々の番である。田村調教師が「おめでとうございます」と声をかけてくれたので「ありがとうございます」と言って会釈したが、我々は馬主ではなくただの出資者なので、我々の方が調教師に「おめでとうございます」と言うべきじゃね?と思いながら撮影場所に移動。
会員10名の先頭のほうにいたので、10人が横に並ぶ中の一番端になってしまった。
もし、カインドリーの口取り記念写真を一緒に撮った会員さんが本ブログを見たなら、出来上がった写真を見てください。一番右(馬場側)に写っているのが私です。今後ともよろしくお願いします。

エポカドーロが稼いだ金で出資したといっても、貧乏の私にとっては高いお金を出した馬である。出資馬がクラシックに出走し、再びあの興奮と感動を味わいたいと強く願って出資したのである。未勝利で終わってもらっては困るのだと思っていたが、まずは上々のデビュー戦で、今後ちょっと楽しめそうだと思うと嬉しくてたまらないのだ。


●4中8 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
カインドリー (牝・美浦・田村康仁)
父キズナ 母ダイワパッション(フォーティナイナー)
1:35:7(上3F34:5)
単勝15.6倍の5番人気からの勝利。道中は1馬身差で逃げて4コーナーは僅差の先頭。直線で引き離し、最後に差が詰まったが3/4馬身差での逃げ切り勝ちだった。
【先頭の通過】36:6-49:1
【レースの上り】11:6-11:4-11:5
最内1番枠から絶好のスタートでそのままハナに立つ。道中は1馬身前後の差で逃げるが、ペースはスローとなる。4コーナーで2番手の馬に並びかけられて僅差の先頭でまわる。直線に入ると引き離し、残り200mは1馬身半差とする。残り150mあたりで最内から2番手に上がったリーディングパートがジワジワと差を詰めるが、最後は3/4馬身差抑えてゴールした。
ゲートをポンっと飛び出して、スタート直後には他馬よりも半馬身前にいた。その後、頭を上げたがすぐに集中して走ることができた。5F61:2とやや遅いペースになったが、縦長の展開となり先行馬が有利となった。4コーナーで詰められるが直線で引き離し、残り150mあたりでは2馬身弱の差とした。最後は詰められたものの、直線は11:4-11:5なので逃げ馬としては十分だろう。ただ、時計の出ている今日の中山で1:35:7-34:5は優秀という訳でもない。スタートの速さとペースと展開と、先行馬有利の馬場に助けられた面は大きいと思う。このひと叩きでどこまで良くなるかが今後の鍵だが、物見をしたり右にもたれたりと矯正しなければならない部分も多々あるので、良化すれば2戦目で一変するかもしれない。また、石橋脩騎手の感触ではこの距離がギリギリかもということなので、距離短縮があるかもしれない。そうなるとオークスへの期待度は高くできない。
父キズナは新種牡馬である。本日は下記アカイイトも勝ったので、これで産駒17勝目(15頭)だ。順調に勝ち星を伸ばしている。先週終了時点でも2歳リーディングサイヤーのトップを維持。どこまで粘れるか。
【母】ダイワパッション
17戦4勝。フィリーズレビューGⅡ・フェアリーSGⅢを勝ち、桜花賞(16着)にも出走した。
初仔ダイワインスパイア(牡2009年産・期待度50)はJRA2勝・地方1勝。第2仔はJRA1勝・地方4勝。第5仔エポカドーロ(牡4歳・期待度100)は現役で3勝。皐月賞GⅠを勝ち、日本ダービーGⅠ2着・スプリングSGⅡ2着。第7仔が本馬。
期待度50

●4阪8 3R 2歳未勝利 芝2000 良
アカイイト (牝・栗東・中竹和也)
父キズナ 母ウアジェト(シンボリクリスエス)
2:02:4(上3F33:7)
単勝3.8倍の2番人気からの勝利。道中最後方7番手から4コーナーも7番手。直線外に出して一気に伸びて残り50mあたりで先頭。1馬身1/4差での差し切り勝ちだった。
【先頭の通過】50:9-63:2
【レースの上り】11:7-11:3-11:6
のっそりとゲートを出て1馬身半程度の不利。最後方7番手からの競馬となり、向正面も7番手を進む。4コーナー手前では前6頭の馬群からやや離れる展開になり、4コーナーも馬群の後方内7番手でまわる。直線に入ると前6頭よりも外に出して伸び、残り200mは先頭から2馬身半差の外6番手で通過する。残り100mは2番手、残り50mあたりでパンサラッサをかわして先頭に立ち、1馬身1/4差離してゴールした。
前走のデビュー戦のスタートはゲートが開いてもしばらくゲート内にいたというような出遅れで、2~3馬身の不利だった。今回も大きく遅れたが、前走よりはマシだった。直線に賭けたのか4コーナーでも動かず、直線は外に出して伸びた。スローペースだったので勝ち時計2:02:4はやや平凡だが、上りは33:7なので能力は高いだろう。ただ、スタートを何とかしないと1勝クラスでは戦えない。今日の様子を見ると普通にゲートを出るまでは、しばらく時間がかかりそうだ。
キズナ産駒で名前が「赤い糸」。なかなか素敵なネーミングだと思う。
父キズナは新種牡馬である。本日は上記カインドリーも勝ったので、これで産駒17勝目(15頭)だ。
【戦歴】2戦1勝
①新馬 阪神芝1400m4着(フェアレストアイル 0:6)
【母】ウアジェト
2008年産期待度60。21戦2勝。1月の京都芝1600mの新馬戦を快勝したが、2戦目のエルフィンSは9着。そして、500万下14着、あやめ賞2着、矢車賞6着と負けてクラシックには出走できなかった。夏の函館芝1800mを勝ったが、その後は条件戦を勝てず、5歳夏のレースを最後に引退した。
第2仔イチバンヤリ(牡3歳)は現役で1勝。第3仔が本馬。
期待度55

●4阪8 4R 2歳新馬 芝1800 良
ヴィースバーデン (牝・栗東・角居勝彦)
父ディープインパクト 母ワイルドココ(Shirocco)
1:47:7(上3F33:8)
単勝14.5倍の5番人気からの勝利。道中5~8番手から4コーナーは内8番手。直線残り100mで先頭に立ち2馬身差での快勝だった。
【先頭の通過】49:0-61:2
【レースの上り】11:6-11:3-11:6
まずまずのスタートから5番手につける。3Fあたりで7番手に下がり、4Fあたりで8番手になる。この後は内8番手で脚をためて、4コーナーも内8番手でまわる。直線に入ると馬群を縫うように上がり、残り250mあたりで馬群を抜ける。残り200mは3番手で通過し、残り100mで2頭をまとめてかわして先頭に立つ。そして引き離し、最後は2馬身差でゴールした。
抜けてくるのが難しそうな馬群を上手に縫うようにして抜けた根性は立派で、抜けた後の伸び脚も素晴らしかった。デビュー戦からこのようなレースはなかなか出来ないと思う。418kgという小柄な牝馬で、これだけの爆発力を持っているのには驚いた。馬込みを怯まないのは今後大きな武器になるだろう。2馬身差でも引き離しながらのゴールで、もう少し距離があればもと離していただろう。5番人気と低評価だったが能力は間違いなく高く、1勝クラスでも好勝負可能だと思う。
【母】ワイルドココ
ドイツ産の輸入繁殖牝馬。イギリス・フランスで走り、英8戦5勝・仏1戦0勝。パークヒルS英GⅡ・リリーラングトリーS英GⅢ(2勝)を勝ち、ヴェルメイユ賞仏GⅠ2着。
母(本馬の祖母)Wild Sideはオイローパシャンピオナート独GⅡを勝ち、ドイツヘロルト賞独GⅢ3着。妹(本馬の叔母)Wilddrosselはゲルリンク賞独GⅡ3着・バーデンヴュルテンベルクトロフィ 独GⅢ3着・ハノーファー秋季牝馬賞独GⅢ3着・独セントレジャー独GⅢ3着・ハンブルク牝馬賞独GⅢ3着。妹(本馬の叔母)Weltmachtはディアナトライアル独GⅡ2着。
日本での初仔シグナライズ(牝4歳・期待度65)は現役で2勝。第2仔は地方1勝。第3仔が本馬。
期待度60

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