2016年10月16日(日)2歳戦

職場の若手4人と東京競馬場へ行ってきた。
4人とも競馬初心者というか、馬券を買うことが初めてという超初心者である。
競馬場で色々と教えるのは面倒なので、事前に馬券の買い方や新聞の見方を教えた。

現地へ行くと、初心者4人など放って置いて自分の世界に入ったのだが、第1Rでバッサリ切った馬が来たことで調子が狂った。更に、初心者4人が馬券を当てる当てる。
私は、(焦ったつもりはないが)買った馬券が見事に裏目裏目でまるで当たらず、第10Rで初めて馬券が的中した。
しかし、これだけ。
秋華賞も外し、散々な結果で東京競馬場を後にした。

初心者のひとりが、「競馬って面白いですね!」と言ったが、「全然面白くねーよ」と答えた。


●4東5 1R 2歳未勝利 芝1600 良
キュイキュイ (牝・美浦・手塚貴久)
父ハービンジャー 母スナップショット(サンデーサイレンス)
1:36:4(上3F34:9)
まずまずのスタートから外9番手につける。先頭の4F通過が48:2のペース。このあたりは外8番手で通過し、4コーナーは外7番手でまわる。直線に入ると外目から伸びて、残り400mは6番手で通過する。残り200mで3番手に上がり、残り100mは先頭のスビールアスールに半馬身差まで詰める。そして、残り50mあたりで先頭に立ち、最後は3/4馬身差でゴールした。
単勝3.1倍の1番人気に応えた。道中8~9番手から4コーナーは7番手。直線外から伸びて、残り50mあたりで先頭に立ち、3/4馬身差での勝利だった。
レースの上り3Fは11:9-11:7-12:1と、ラストが少々落ちた。やや速いペースの競馬だったので、12:1でもまずまずだろう。
中団よりもやや後方から徐々に押し上げて、直線も一気に詰めたわけではなく、長い直線をフルに伸びた。デビュー戦で2倍を切る1番人気に推されたが4着に敗れ、3ヵ月ぶりのレースだった今回も1番人気に推された。そして、前走の鬱憤を晴らすような勝利だった。しかし、時計的にはなかなか強調できず、500万では勝ち切れないレベルかもしれない。
『キュイキュイ』という、何となく可愛らしいネーミングだが、由来は『フランスでの写真撮影時の掛け声』なのだそうだ。これからは、『はいチーズ』ではなく『キュイキュイ』と言ってみようかなと思った。
これで2戦1勝となった。デビュー戦の前走は福島の芝1800m戦(勝ち馬:マイネルザウバア)で、0:6差の4着だった。
母はJRA14戦2勝・地方2戦2勝。JRAではダート1700mで2勝しているが、重賞には出走していない。兄(本馬の伯父)ユウワンプラテクトは、小倉大賞典GⅢ2着など重賞で好走した。繁殖に上がり本馬が第7仔だが、第2仔は地方2勝。第4仔は1勝。第5仔ヤングマンパワー(牡4歳・期待度60)は4勝。アーリントンCGⅢ・関屋記念GⅢを勝ち、関屋記念GⅢ3着・京成杯オータムHGⅢ3着など重賞で活躍中だ。
期待度45

●4東5 4R 2歳新馬 芝1800 良
エバープリンセス (牝・美浦・久保田貴士)
父ハービンジャー 母プリンセスルシータ(サンデーサイレンス)
1:53:2(上3F34:0)
出遅れて半馬身程度の不利。後方からの競馬となり11番手につけるが、4Fあたりで12番手に下がる。先頭の1000m通過が1:05:5のペース。このあたりは最後方13番手で通過し、4コーナーは大外に出して13番手でまわる。直線に入ると大外から差を詰めて、残り400mは6番手あたりで通過する。残り200mは半馬身弱の3番手で通過し、この後、内アラハバードと中アサギリジョーと3頭での争いとなる。残り100mあたりで僅かながら前に出るが、アサギリジョーも伸びて差を詰める。しかし、これをクビ差退けてゴールした。
単勝3.9倍の1番人気に応えた。出遅れて後方11~13番手から4コーナーも最後方13番手。直線大外から伸びて、残り200mからの3頭の争いを制してクビ差での差し切り勝ちだった。
レースの上り3Fは11:6-11:3-11:8と、11秒台が並ぶ中を差し切った。ラストが落ちたのが残念だが、11秒台なのでまずまずだろう。
スローペースの競馬を、出遅れて後方からでも差し切った。大外をまわしての直線の伸びは見事で、最後の競り合いにも勝った。勝ちタイム1:53:2は平凡だが、出遅れてスローペースでも差し切っているので、時計だけで平凡なレースとは言えないだろう。この後、スタートを矯正しなければならないが、500万でも勝ち負けする力はあると思う。
父ハービンジャーは昨日2勝で、本日は上記キュイキュイと本馬で2勝。今週は4勝と荒稼ぎで今世代12勝目(11頭)である。いよいよエンジン全開だろうか。
母は29戦5勝。芝1200m4勝とダート1400mで勝っていて、重賞は阪神カップ(18着)・シルクロードS(6着)に出走した。兄(本馬の伯父)Pay Me Backは伊セントレジャー伊GⅢを勝ち、エリントン賞伊GⅡ2着・エリントン賞伊GⅡ3着・フェデリコテシオ賞伊GⅢ3着など重賞で活躍した。同じく兄(本馬の伯父)メイショウドトウは種牡馬である。繁殖に上がり本馬が第5仔だが、初仔はJRA1勝・地方3勝。第4仔ラグナグ(牝3歳)が現役で1勝と活躍中だ。
本馬は、1歳時のセレクトセールにて3348万円で取引された。
期待度55

●4京5 5R 2歳新馬 芝1800 良
コロナシオン (牝・栗東・池添学)
父キングカメハメハ 母ブエナビスタ(スペシャルウィーク)
1:50:0(上3F33:8)
まずまずのスタートから8番手につける。先頭の1000m通過が1:03:1のペース。向正面ではやや縦に長かった馬群が徐々に一塊になり、4コーナーは外目9番手でまわる。直線に入ると大外から伸びて、残り200mは4番手で通過するが、先頭とは3馬身以上離れている。この後グングンと差を詰めて、残り100mは1馬身半差の3番手で通過する。更に伸びて、残り50m手前で一気に前2頭を抜き去り先頭に立つ。そして引き離すが、共に伸びたサトノシャークが2番手に上がって、最後は1馬身1/4差でゴールした。
単勝1.8倍の1番人気に応えた。道中8番手から4コーナーは9番手。直線一番外から伸びて、残り50m手前で先頭に立ち、共に伸びた2着馬に1馬身1/4差での圧勝だった。
レースの上り3Fは11:3-11:7-11:7と、11秒台が並ぶ中を差し切った。本馬はラスト1Fを11:2~11:3程度で走っただろう。
名牝ブエナビスタの初仔がデビュー戦を飾った。それも、派手な勝ち方だった。4コーナーをまわったときは後方過ぎてヒヤヒヤしたが、直線を向いてからは、真っ直ぐそしてしっかりと伸びた。残り100m過ぎからの脚は圧巻で、さすが良血馬という走りを披露した。初戦からこれだけ動いての圧勝なので、500万ならば楽に突破するだろう。目標は暮れの阪神ジュベナイルフィリーズGⅠだろうが、今の時点で有力馬の1頭と言ってよいと思う。楽しみな馬が出てきた。
母ブエナビスタ(2006年産・期待度115)は、JRA21戦9勝・UAE2戦0勝。デビュー戦は3着に敗れたもの、2戦目の未勝利戦を快勝。3戦目の阪神ジュベナイルフィリーズGⅠ4戦目のチューリップ賞GⅢ5戦目の桜花賞GⅠを勝ち、圧倒的な1番人気で臨んだオークスGⅠはハナ差ながら勝って第70代のオークス馬になった。その後も、天皇賞秋GⅠ・ジャパンCGⅠ・ヴィクトリアマイルGⅠ・京都記念GⅡを勝ち、 有馬記念GⅠ2着・宝塚記念GⅠ2着・ジャパンCGⅠ2着・有馬記念GⅠ2着・ヴィクトリアマイルGⅠ2着・宝塚記念GⅠ2着・ドバイシーマCUAEGⅠ2着・札幌記念GⅡ2着・秋華賞GⅠ3着・エリザベス女王杯GⅠ3着など大活躍をした。母(本馬の祖母)ビワハイジ以下、兄弟姉妹ではアドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ・ トーセンレーヴ(牡8歳・現役・期待度90)・ジョワドヴィーヴル(牝2009年・期待度100)・サングレアル(牝2011年・期待度85・年末推奨馬)が重賞を勝っている。とても活力のある牝系の出身で、この牝系でも真打登場というところだろう。繁殖に上がり本馬が初仔である。
期待度70

●4京5 9R もみじS(オープン) 芝1400 良
レッドアンシェル (牡・栗東・庄野靖志)
父マンハッタンカフェ 母スタイルリスティック(Storm Cat)
1:22:0(上3F33:6)
まずまずのスタートから7番手に落ち着きかけるが、2F手前で位置を上げて内6番手につける。4コーナーで内から上がり、先頭から2馬身半差の4番手でまわる。直線に入ると内から3頭目の位置に出し、残り300m過ぎで先頭に立つ。そして後続を引き離し、残り200mは1馬身弱の差だが、残り100mは1馬身半差とする。後方からキャスパリーグが伸びて2番手に上がるが、これに1馬身1/2差をつけてゴールした。
単勝2.5倍の1番人気に応えた。道中6番手から4コーナーは4番手。直線残り300m過ぎで先頭に立ち、後続に差をつけて1馬身半差での快勝だった。
レースの上り3Fは11:5-11:6-11:3と、直線は加速した。芝1400m戦とはいえ、ラスト1F11:3は優秀だろう。
後方待機から、直線はスッと上がり抜け出した。先頭に立ってからも危ないところはなく完勝だった。なかなかの好レースでオープン特別を勝ち、次は重賞だろう。札幌の芝1500mの新馬戦を勝ち、今回は芝1400m戦で、今後も短いところを使ってくるのだろうか。デイリー杯2歳SGⅡから朝日杯が王道だろうが、初戦から間隔をとったので、朝日杯フューチュリティSGⅠに直接向かうかもしれない。GⅡなら好勝負可能だろうが、GⅠとなると今後デビューする良血馬達との力関係もあるので難しいが、この2戦を見る限り十分に戦えそうだ。
これで2戦2勝となった。デビュー戦の前走は札幌の芝1500m戦。道中3番手から4コーナーは2番手。直線に入ると先頭に立ち後続を引き離す。最後は流して4馬身差での圧勝だった。
ここで芝1400mを使うのは、来春もマイル路線を進むということだろうか。NHKマイルCからダービーという路線もない訳ではないが、現時点の芝1400m勝ちで、現在の期待度以上は上げられない。期待度は据え置きとしたい。
期待度60