2015年まとめ(2)牝馬

【牝馬】
『12月7日(日)、ジルダの勝った新馬戦にて、大きく出遅れながら半馬身差の2着に突っ込んできたミッキークイーンを見て、この馬を年末推奨馬にしようと思った。未勝利馬を推奨馬にするのは、2011年末に1戦0勝で推奨馬にしたトーセンホマレボシ以来だと思っていたら、12月21日(日)に出走して快勝。2戦1勝となった。』
昨年の「まとめ(2)牝馬」での、年末推奨馬の記事である。この馬がオークスを勝った。

昨年の記事では、阪神ジュベナイルフィリーズGⅠを勝ったショウナンアデラが「牝馬クラシック戦線の主役」と書いている。昨年の阪神ジュベナイルフィリーズは、2歳牝馬の有力どころはほとんど出走していた。その中での圧勝なので、ショウナンアデラ中心に進むと思ったのは当然である。
ところが、クラシック目前にして骨折し離脱してしまう。そして、桜花賞を勝ったのが、阪神ジュベナイルフィリーズ2着のレッツゴードンキであった。

今年の2歳牝馬の状況は、昨年と良く似ている。
阪神ジュベナイルフィリーズGⅠには、アルテミスSGⅢ1・2・3・4・5・15着馬とファンタジーSGⅢ1・2・3・6・8・10着馬、新潟2歳SGⅢ2・4着馬、札幌2歳SGⅢ3着馬、函館2歳SGⅢ1・2・7着馬、その他特別戦勝ち馬など、昨年以上に2歳牝馬の有力どころがほぼ出走していた。
その中で勝ったのがメジャーエンブレムなので、当然この馬が来年の牝馬クラシック主役である。まさに「1強」状態であり、桜花賞までは突っ走りそうだ。
ただ、ダイワメジャー産駒ということでオークスにはやや不安がある。そこで、まだ期待度は付いていないが、阪神ジュベナイルフィリーズ2着のウインファビラスが、オークスでは逆転するかもしれない。また、函館2歳Sを勝ちファンタジーS・阪神ジュベナイルフィリーズ連続3着と安定した成績のブランボヌールも有力だろう。

今年のオークスは、阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬が3頭しか出走しなかった。そして、ココロノアイ7着、レッツゴードンキ10着、トーセンラーク15着と、惨敗している。今年は阪神ジュベナイルフィリーズがオークスには繋がらなかった。
また、オークス1~5着馬の昨年末の状況は、ミッキークイーン2戦1勝・ルージュバック2戦2勝・クルミナル未出走・アースライズ3戦1勝・アンドリエッテ2戦1勝。5頭とも重賞には出走していないのだ。
メジャーエンブレム1強とは書いたが、昨年と良く似ているのならば、もしかするとこれから台頭する馬が強いのかもしれない

それでは例年通り、今年も重賞未出走馬から、本ブログの推奨馬を書きたいと思う。

【推奨牝馬】
ラルク(父ディープインパクト)
ヴィブロス(父ディープインパクト)
ジュエラー(父ヴィクトワールピサ)
エールデュレーヴ(父ディープインパクト)
シンハライト(父ディープインパクト)

11月7日(土)、牝馬限定の新馬戦を逃げ切ったラルクは、1歳時のセレクトセールにて1億5660万円の値がついた高額馬である。
この新馬戦は、2着馬3着馬が2戦目で惨敗していることから、レベルが低かったと思われるが、ラスト1Fを流して11:4である。着差は3馬身半だが、最後までしっかり追えばまだまだ引き離したと思われる。
母はアメリカのGⅠ勝ち馬であり、血統的にも一流だ。新馬戦後は休養し、12月の中旬には帰厩し順調に調整されている。次走は1月10日のシンザン記念ということなので、大幅な相手強化となる。ここがクラシックに乗れるかの試金石になりそうだ。

ヴィルシーナ(牝2009年産・期待度85・年末推奨馬)の全妹ヴィブロスは、友道康夫調教師、佐々木主浩オーナーまで姉と一緒である。ただ、440㎏でデビューした姉に対して、本馬は414㎏でデビュー。小さいことが気になるところだ。
デビュー戦はクラシックリディアの逃げをとらえきれず2着に敗れたが、2戦目の未勝利戦を余力十分で勝った。
現在休養中だが、次走は2月14日のクイーンCとのこと。このレースはメジャーエンブレムも出走を予定してが、どこまで戦えるか楽しみである。桜花賞2着・オークス2着の姉を超えることができるか。とりあえず、姉の勝ったクイーンCで力試しである。

11月29日(日)の新馬戦では、出遅れながらも後方から追い上げ、ラスト100mで一気に引き離して勝ったジュエラーは、新種牡馬ヴィクトワールピサの産駒である。
上記ラルク同様、戦った相手が次走は負けているので、レベルは高くない新馬戦だったことが懸念材料だ。ただ、11:9-11:7-11:3と加速する上りの中を差し切るのだから能力は高いだろう。
姉がフィリーズレビューGⅡなど重賞4勝のワンカラット(牝2006年産・期待度65)と、愛知杯GⅢ2着など重賞で好走したサンシャイン(牝2009年産・期待度80・年末推奨馬)である。本ブログでもお馴染みの血統だ。
新馬戦後も厩舎で調整され、次走は1月10日のシンザン記念ということだ。ここで、上記ラルクと対戦となる。年末推奨馬対決であり、低レベル新馬戦圧勝馬対決でもある。出来ればワンツーで決めて、能力を証明してもらいたい。

12月19日(土)の新馬戦を勝ったエールデュレーヴは、レーヴドスカー(Reve d'Oscar)の姪であり、アプレザンレーヴ(牡2006年産・期待度95)・レーヴディソール(牝2008年産・期待度110)・レーヴミストラル(牡3歳・期待度80・現役)らは従兄妹・従姉妹である。
新馬戦では、口を割り頭を上げるなど荒削りな部分を見せたが、直線に入ってから先頭に立つまでは絶好の手応えで上がり、先頭に立ってからはグンと引き離した。ラストはあまり伸びなかったものの、素質の片鱗を見せた。
次走は2月6日のエルフィンSを予定しているとのことで、ここでどんなレースを見せるのか注目である。

10月10日(土)の新馬戦を勝ち1戦1勝のシンハライトは、ラジオNIKKEI杯2歳SGⅢを勝ったアダムスピーク(牡2009年産・期待度90)の全妹である。また、姉リラヴァティ(牝4歳)も重賞で活躍中だ。
これもまた、上記ラルク・ジュエラー同様レベルが低い可能性のある新馬戦を勝っただけの1戦1勝馬である。ただ、12:6-11:4-11:0と加速した上りの中を勝っていて、ラスト11:0だが相手を離しながらのゴールだった。記事にも書いたが、仮にあと1Fを12:0で走れば1:48:3なので、時計的には優秀なのだろう。
体質的に弱く間隔を開けなければならないようで、新馬戦後は放牧に出し、12月下旬に帰厩した。次走は1月17日の紅梅Sを予定しているようだ。牝馬で体質的に弱いのならば、今後は馬体重に注意が必要だろう。

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この記事へのコメント

にゃーご
2015年12月29日 13:33
お久しぶりです。
ついに私も一口馬主になりました。
また新たな競馬の楽しみ方が増える2016年になりそうです。
よいお年をお迎えください。
natsuryo
2015年12月29日 19:44
にゃーごさん。お久しぶりです。コメントありがとうございます。
ついに出資しましたか。それも、ディープインパクトの兄とキングカメハメハの姉の子供ですね。凄い組み合わせです。2017年のダービーが楽しみですね。
私も現1歳馬(牝馬)に出資しています。来年は、お互いブログ10年目と出資馬がデビューということになりそうですね。頑張りましょう。

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