2015年6月6日(土)2歳戦

「natsuryoのダービーへの道」、9年目のスタートです。
2016年ダービーまでの熱い戦いを、今年度も1年間見守って行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

【新種牡馬】
昨年6月7日の記事を見ると、注目の新種牡馬としてエンパイアメーカー(Empire Maker)とハービンジャー(Harbinger)の輸入種牡馬2頭をあげている。
『2歳戦でパッとしなくても、3歳や古馬になり急成長する産駒は多いだろう』と予想したハービンジャーは、夏の北海道から活躍馬を出し、2歳リーディングサイヤーは5位(勝利数21・勝ち馬19)と健闘した。一方、『すでに結果が出ているので、ある程度の活躍は間違いないだろう』と書いたエンパイアメーカーは、2歳リーディングサイヤーは18位(勝利数8・勝ち馬8)だった。
クラシック出走は、ハービンジャーが皐月賞に1頭。エンパイアメーカーも皐月賞に1頭出走した。重賞は、ハービンジャー産駒ベルーフが京成杯GⅢを勝ったが、エンパイアメーカー産駒は勝っていない。
今年の新種牡馬の顔ぶれを見ると、以下の2頭を除いて、今年も小粒という印象だ。
新種牡馬のなかでの注目馬は、ワークフォース(Workforce)とヴィクトワールピサだろう。
ワークフォースは、Kingmambo系キングズベスト(King's Best)産駒である。英ダービー英GⅠを7馬身差でのレコード勝ち。キングジョージVI&クイーンエリザベスS英GⅠはハービンジャーの5着に敗れたものの、凱旋門賞仏GⅠはナカヤマフェスタを2着に退けて勝った。引退後に輸入されて、社台スタリオンステーションで種牡馬入りした。キングズベスト産駒なので、芝の長距離に強いだろう。特に、英ダービーを勝つなど3歳で頭角を現しているので、産駒もクラシックで期待できそうだ。ただ、同年齢で同父の日本ダービー馬エイシンフラッシュが種牡馬入りしたことや、父キングズベスト(King's Best)も輸入されたことにより、種牡馬としては前途多難である。初年度は183頭に種付けしたらしいが、初年度産駒が勝負の年になるだろう。
ヴィクトワールピサ(2007年産・期待度120)はネオユニヴァース産駒である。ドバイワールドカップUAEGⅠを勝った実力馬だ。皐月賞を勝ったが、ダービーは3着に負けてしまった。その後、2400m以上のレースは有馬記念を勝った(3歳時)ものの、その他はことごとく負けている。一方、芝1800mの中山記念を快勝後、オールウェザー2000mのドバイワールドCを勝っているので、1800~2000mあたりがベストなのだろう。ただ、本ブログの2010年5月30日ダービーの記事を見ると、「『変なレース』と言わざるを得ない。スローペースの直線瞬発力勝負のレース」とか「返し馬でヴィクトワールピサが掛かっていたのは気になったが、TVの解説者が「このくらいなら大丈夫」と言うので安心した。ところが、集合合図がかかり、スタート地点へ向うときも掛かっていたので、これはマズイと思った」とか「スローになり、ヴィクトワールピサの岩田騎手も抑えるのに苦労していた」と書いている。これを読む限りどうもダービーの敗因は距離ではないようだ。引退後、社台スタリオンステーションにて種牡馬入りし、初年度は150頭に種付けしたらしい。距離については繁殖牝馬の血統にもよるだろうが、基本的には芝2400mでも十分行けるだろうし、ダートでも活躍馬を出すと思う。近年、期待馬には200頭以上の種付けをするのが一般的だが、初年度から150頭とは少ない気がする。初年度産駒がどのような走りをするのか楽しみだが、いずれ自身と同程度かそれ以上の産駒を出してきそうな気がする。


●3東1 5R 2歳新馬 芝1400 稍重
ペルソナリテ (牝・美浦・相沢郁)
父ステイゴールド 母マイネアルデュール(アドマイヤコジーン)
1:23:9(上3F34:4)
ゲートの出はまずまずだが、直後に外から寄られたのか頭を上げてズルズルっと下がり後方へ。後方から4頭目の14番手につけるが、2Fあたりで13番手に上がる。4コーナーは馬群の後方内13番手でまわる。直線に入ると内から2頭目の位置を伸びて、残り200mで3番手に上がる。残り100mでは逃げたフレンドソングに半馬身以内まで差を詰めて、残り80mあたりで先頭に立つ。しかし、外からダイワダッチェスとアドマイヤモラールが良い脚で伸びて来て、グングンと迫る。そして最後は、ダイワダッチェスと内外離れ、ほぼ同時にゴール。ハナ差粘り切っていた。
単勝21.5倍の6番人気からの勝利。スタート後に不利があり、後方からの競馬。道中13番手から4コーナーも13番手。直線内から伸びて残り80mで先頭に立ち、最後は外から詰められてハナ差での辛勝だった。
レースの上り3Fは11:9-11:6-12:1と、ラストが落ちた。最後は2頭に迫られたがバテたというよりも、2・3着馬が鋭く伸びたというところだろう。
ダートが不良になっている程の水を含んだ馬場で、2歳6月のデビュー戦で1:23:9-34:4なら十分合格点だろう。1~3着がタイム差なしのハナ-クビでの接戦だったが、4着以下は引き離した。最後詰められたのも仕掛けどころの差であり、上り自体はメンバー中最速である。スタート後の不利が無ければ、もっと楽に勝っていただろう。馬体重400㎏と小柄な馬体であり、2戦目での上積みとなると疑問である。上積みがあまりなければ、上のクラスでは苦戦すると思う。
母は31戦3勝。芝1200mで3勝しているが、重賞は未出走だ。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔マイネルカルド(牡3歳)は現役で未勝利である。
期待度40

●3阪1 5R 2歳新馬 芝1600 良
ウインオスカー (牡・栗東・飯田雄三)
父スクリーンヒーロー 母グローリサンディ(エイシンサンディ)
1:40:5(上3F34:4)
好スタートから2番手につける。道中はクビ差で追走し、先頭は4Fを52:5で通過する。4コーナーは半馬身差の2番手でまわる。直線に入ると、しばらく頭差ほどの2番手だが、残り300m過ぎで逃げたノーブルマーズをかわして先頭に立つ。残り200mはクビ差の先頭で通過し、残り100mは半馬身程の差とする。しかし、ノーブルマーズも内から差を詰めて来て、最後はクビ差でゴールした。
単勝9.6倍の3番人気からの勝利。道中2番手から4コーナーも2番手。直線残り300m過ぎで先頭に立つが、なかなか引き離せず、最後はクビ差で勝った。
レースの上り3Fは12:2-10:8-11:5と、超スローペースだったので10秒台も出た。最後は引き離せなかったが、11:5ならば問題ないだろう。
時間的には上記東京の新馬戦よりもこちらのほうが早いので、JRAでは今世代初のレースとなった。この時期なので時計は大分遅くはなるが、1分40秒を切れなかったのは残念である。これは、超スローペースだったので仕方がないが、上りも34秒を切れていない。直線を向くまでペースが上がらず34秒台になってしまったのだが、最後は一旦抜かした逃げ馬に迫られて、クビ差だけ勝つというレースだった。今回は勝てたものの、2勝目までは苦労すると思う。
母はJRA2戦0勝・地方56戦14勝。エーデルワイス賞門別GⅢ3着など地方重賞で好走した。弟(本馬の叔父)ユウタービスケットは新潟ジャンプSJGⅢを勝っている。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、初仔が地方6勝。第4仔は地方で2勝している。
期待度30

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