2014年まとめ(4)牡馬

【牡馬】
一昨年の牡馬年末推奨馬は、皐月賞もダービーも出走馬なし。
昨年の牡馬年末推奨馬は、皐月賞にアデイインザライフ(16着)、ダービーにサトノルパン(14着)が出走した。しかし、両頭とも二桁着順に終わり、2年連続で残念な結果に終わっている。
ただ、ダービー1着ワンアンドオンリー、2着イスラボニータ、3着マイネルフロスト、4着タガノグランパまでは、昨年末の時点で重賞に出走しているので、年末推奨馬には選べなかった。それならば5着トゥザワールドならば選ぶことが出来たわけだが、残念ながら外してしまった。昨年末にこんな事を書いている。
『トゥザワールドも選びたかったが、これはデビュー戦でバンドワゴンに6馬身差で負けたということで外した。これが凶と出なければ良いのだがと思っている。』
今年、皐月賞2着・有馬記念2着と活躍したトゥザワールド。本当に凶と出てしまった。

今年の2歳牡馬は、札幌2歳Sを勝ったブライトエンブレムも、東京スポーツ杯2歳Sを勝ったサトノクラウンも小粒のような気がして、11月まではパッとしない感があった。
ところが、朝日杯フューチュリティSを勝ったダノンプラチナ、ホープフルSを勝ったシャイニングレイの出現で一気に興味深いものとなった。

朝日杯フューチュリティSを快勝したダノンプラチナは、ディープインパクト産駒である。未勝利戦を4馬身、ベコニア賞は3馬身差と圧勝してのGⅠ挑戦で、1番人気に推された。
前半はチグハグな競馬をしたが、直線はしっかりと伸びてGⅠ勝ち。実力差は着差以上と思わせる勝利だった。春はおそらくスプリングSを使い、中山を経験させてから皐月賞だろう。春には更に強くなった2歳チャンピオンの姿を見せてほしいと思う。

ラジオNIKKEI杯2歳Sが、形と名を変えて行われた初めてのレースを勝ったのがシャイニングレイである。これもディープインパクト産駒だ。
とにかくデビュー戦が圧巻で、ラスト100mは流して10:8-10:8でフィニッシュ。3馬身半差での圧勝だった。2戦目は自己条件を使うかと思ったが、重賞に挑戦。さすがに圧勝とはいかないが、2戦目の馬が重賞を危なげのない横綱相撲で勝利。上記ダノンプラチナが4戦しているので経験の差はあるだろうが、大物感はこちらの方が上なので、クラシックの頃にはいい勝負になるだろう。

もしかすると、これがJRAの意図した結果なのかもしれない。
クラシックレースがどんな結果になるかはわからないが、ダノンプラチナとシャイニングレイがライバル関係で活躍したら、本当に見事な改革だったと言えるだろう。
この改革に違和感を感じていた私は、今年の結果を見た段階で賛成の気持ちに転じた。

それでは、今年も重賞未出走馬から、本ブログの推奨馬を書きたいと思う。

【推奨牡馬】
リアルスティール(父ディープインパクト)
ポルトドートウィユ(父ディープインパクト)
ドゥラメンテ(父キングカメハメハ)
ベルーフ(父ハービンジャー)
ポトマックリバー(父ハービンジャー)

ディープインパクト×Storm Catという組み合わせの馬は、ダービーを勝ったキズナ、桜花賞を勝ったアユサン、エリザベス女王杯を勝ったラキシス、青葉賞を勝ったヒラボクディープ、6戦5勝のエイシンヒカリなど、2~6歳で28頭しか登録されていない中、本当に良く走っている。
この組み合わせであるリアルスティールは、年末の新馬戦で大物感たっぷりの走りをした。
馬なりのまま先頭に迫った4コーナーは10:9。残り400mから追い出して10:7。単走になったラスト1Fは11:7で走り、3馬身半差での圧勝だった。現在1戦1勝だが、デビュー戦からかなりセンスのある走りをしたので、能力は相当高いと思う。

本ブログも8年目だが、年末の推奨馬は初年度からあげている。初年度の2007年はまだ重賞未勝利馬から選んでいた。その中の1頭が、ポルトドートウィユの母ポルトフィーノ(牝2005年産・期待度95・年末推奨馬)である。
兄弟で年末推奨馬ということは何度かあったが、今回は初めて母子での年末推奨馬ということになった。
ポルトドートウィユは、デビュー戦2着で未勝利戦を快勝。萩Sはクビ差届かず惜敗。シクラメン賞を快勝しての4戦2勝である。4戦すべてがメンバー中最速の上りタイムという追い込み馬だが、4戦目で安定したレースをした。エアグルーヴの孫という良血馬が重賞でどんなレースを見せるか。

11月の未勝利戦を6馬身差で圧勝したドゥラメンテも、エアグルーヴの孫である。したがって、上記ポルトドートウィユとは従兄弟という関係だ。
デビュー戦は、ラストで追い込んで来たが届かず2着。つづく未勝利戦は、その鬱憤を晴らす圧勝で1:47:5-33:7という好時計であった。東京スポーツ杯2歳SGⅢのサトノクラウンが1:47:9-33:8なので、馬場は違うが優秀な時計だろう。
2戦1勝となり、次走は2月1日のセントポーリア賞という情報もある。是非賞金を加算して、皐月賞トライアルまたはダービートライアルに駒を進めていただきたい。

新種牡馬ハービンジャーの産駒が、デビュー戦から素晴らしい走りをして注目していた。半年見ただけなのでまだわからないが、北海道の洋芝がピタッと合ったことや、暮れの阪神でも活躍したように、軽い馬場よりも少し力のいる馬場が合っているようだ。
勝つときは素晴らしい走りなのだが、何故かなかなか2勝馬が出なかった。12月に入りトーセンバジル(牡2歳・期待度70)が葉牡丹賞を勝ち初の2勝馬となり、続いてベルーフがエリカ賞を勝った。
ベルーフは、3戦2勝。2戦目の百日草特別は、レコードで走ったルージュバック(牝2歳・期待度75・年末推奨馬)に敗れた。デビュー戦で負かしたグリュイエール(牡3歳・期待度65)は2戦目でレコード勝ちをしているので、戦ってきた相手のレベルは高い。まだまだ荒削りな走りだが、重賞でも十分戦える素質はあると思う。

上記4頭は良血馬ばかり選び、あと1頭はトーセンバジルかレガッタ(牡2歳・期待度65)とも考えたが、推奨馬5頭すべてが良血馬となってしまう。そこで、5頭目は2戦1勝のハービンジャー産駒ポトマックリバーを推したい。
サクラハゴロモの牝系なので、良血でない訳ではないが、トーセンバジルやレガッタ、上記推奨馬4頭よりは落ちるだろう。
デビュー戦では追ってもなかなか伸びずに3着に負けたが、ひと叩きされた12月の未勝利戦では動きが良くなり、長く良い脚を使って最後はあまり追わずに2馬身差で勝った。ゲートはもっさりと出たため後方からの競馬になったが、3コーナーからの動きが良く、なかなかの素質を感じた。特に、中山の芝2000mの競馬で上り3Fを加速し、ラスト1Fはあまり追わずに11:5で走ったのは立派だと思う。
次走は1月18日の京成杯GⅢを考えているらしいが、未勝利戦と同じコースなので是非勝って弾みをつけてほしい。

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