2011年10月8日(土)2歳戦

●4東1 3R 2歳未勝利 芝2000 良
アイスフォーリス (牝・美浦・相沢郁)
父ステイゴールド 母リリウム(クロフネ)
2:04:4(上3F34:2)
絶好のスタートから行きたい馬を行かせて内3番手につける。先頭の1000m通過が1:04:0のペース。終始内3~4番手を進み、4コーナーも内3番手でまわる。直線に入るとしばらく馬なりのまま3番手にいるが、残り400m過ぎから楽な手ごたえで前2頭の間を割って先頭に立つ。ここから追い出すが、外からフレージャパンが伸びてきて迫り、残り200mは半馬身差先頭で通過する。2頭が後続を離す形となり、残り100mも半馬身差で通過する。ここで、手ごたえで勝っているので、松岡騎手は相手の脚色を見ながら手綱を抑える。そして最後まで手綱を抑えたまま1/2馬身差でゴールした。
単勝1.2倍の1番人気に応えた。1/2馬身差だが、着差以上の力の差が有り、2~3着は3馬身離れた。
世代初の芝2000m戦で、ペースもスローとなった。開幕週でこのペースなら上り33秒台が欲しい所だが、34:2とやや足らなかった。ただし、レースの上り3Fは11:8-11:3-11:5と11秒台が並び、流したラストも11:5と、それなりの時計で走っている。むしろ残り400mまではペースが上がらなかったために33秒台が出なかったと見るべきだろう。
スローペースでやや行きたい素振りも見せていたが、内で我慢した。牝馬ながら芝2000mのレースをセンスのある勝ち方をした。ただ、牝馬だけに今後使うレースが難しいだろう。上のクラスの牡馬とのこの距離では、やや分が悪いかもしれない。
これで3戦1勝となった。デビュー戦は新潟の芝1800m戦。出遅れたが盛り返し、5~6番手につける。直線は外を伸びて、残り300mあたりで先頭に立つが、残り100mでヴュルデバンダムに抜かれて2着だった。2戦目の前走は中山の芝1800m戦。道中は5~6番手につけ直線は良く伸びて先頭に迫るが、アーデントに3/4馬身差届かず2着だった。
母は不出走馬。祖母(本馬の曾祖母)が名牝Dahlia(ダーリア)、母(本馬の祖母)の兄弟が種牡馬ディカードレム、ダハール、リヴリアと世界的な良血馬で、兄(本馬の伯父)にはフサイチシンイチ(目黒記念GⅡ3着)・フサイチジハード(東京オータムジャンプJGⅢ3着)など活躍馬がいる。繁殖に上がり本馬が第2仔だが、初仔は1勝している。
母リリウムは6歳馬であり、本ブログ1年目の馬達と同世代である。いつかは本ブログで紹介した馬の子供が出てくるのだろうが、まずはブログ1年目の世代からの産駒が出てきて、その馬に「期待度」を付けられることに、やや驚きを感じている。
期待度55

●4東1 5R 2歳新馬・牝 芝1600 良
ハナズゴール (牝・美浦・加藤和宏)
父オレハマッテルゼ 母シャンハイジェル(シャンハイ)
1:35:7(上3F34:1)
まずまずのスタートだが、ダッシュが悪いのか後方へ下がり、馬群から2馬身以上遅れた16番手、最後方から3頭目につける。先頭の4F通過が48:1のペース。このあたりで馬群の後ろに追いついて、4コーナーは外から2頭目の15番手でまわる。直線に入ると、外から2頭目を伸びて、残り400mから残り200mの間で前14頭を抜き去り先頭に立つ。そして引き離し、残り100mで2馬身リードすると、丸田騎手は手綱を抑え、最後は内のチェリーメドゥーサに1馬身1/2差でゴールした。
単勝は60.3倍の11番人気からの勝利だった。前半は、ついて行けずに馬群から離れた馬が3頭いて、その中の1頭だった。人気薄通りの走りであり、見ていた関係者もここで諦めたと思う。ところが、後半は馬群に取り付くと、直線ではあっという間に先頭に立ち、最後は余裕の手ごたえで勝ってしまった。新馬戦ではなかなかお目にかかれない勝ち方だったと思う。
レースの上り3Fは12:0-11:5-11:4と加速している。ラスト1Fは本馬のラップだろうが、加速する中差しきって、ラストも流しての11:4であるから、能力は高いのだと思う。
新種牡馬オレハマッテルゼについては2週前に書いたばかりだが、また勝ち馬を出して、これで3勝目である。現在まで10頭デビューしての3勝(3頭)なので、なかなかの成績だと思う。
母は7戦1勝。ダート1000mで勝っている。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、第2仔が1勝している。
期待度55

●5京1 2R 2歳未勝利 芝1600 良
ショウナンラムジ (牡・栗東・矢作芳人)
父ダンスインザダーク 母フォーカルスター(ホワイトマズル)
1:33:4(上3F34:3)レコード
まずまずのスタートから内9番手につける。先頭の4F通過が46:6のペース。このあたりで内7番手に上がる。4コーナーで外に出し、先頭から4馬身差の7番手でまわる。直線に入ると、外目を伸びて、残り200mで先頭に立つ。そして一気に突き放し、残り100mで3馬身差とすると、最後の30m程は手綱を抑えてゴール。後方から伸びて2着に上がったグラーネに3馬身差でゴールした。
単勝5.2倍の3番人気からの勝利。直線で豪快に伸びて、最後に手綱を抑えてから差が詰まったものの、3馬身差の完勝だった。そして、勝ち時計の1:33:4はレコード。アグネスワルツが2年前の11月にマークした1:33:7のレコードを0:3更新した。
レースの上り3Fは12:0-11:4-11:5と、ラスト2Fは速い。最後まで追っていれば、ラストも11:3~11:4程度で走ったと思われ、能力は相当高いと思う。上のクラスでも面白い存在になるだろう。
ただし、京都開催の初日で今日は時計が出ている。1600万特別が1:56:8(レコード)、古馬500万下が1:45:8と、1秒~1.5秒は速いので、1:33:4でも過大評価はできない。
これで2戦1勝となった。デビュー戦は阪神の芝1600m戦。やや出遅れたが押して3番手に上がり、直線の残り400mで前にいたマイネルバルビゾンに不利を受ける。一旦は8番手に下がったが、最後は5着に盛り返した。
母は23戦3勝。芝1800m、ダート100m・1200mで勝っている。母(本馬の祖母)は函館3歳SGⅢ3着の活躍馬。弟(本馬の叔父)のフォーカルポイントは京成杯GⅢを勝っている。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、第2仔が1勝、第4仔スマートアーサイト(牡4歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度60

●5京1 5R 2歳新馬 芝1800 良
プールマシェール (牡・栗東・村山明)
父ジャングルポケット 母シェリール(サンデーサイレンス)
1:49:3(上3F34:3)
まずまずのスタートから1Fあたりは後方から2番手を走っているが、2F手前から内をスルスルと上がり3番手につける。先頭の1000m通過が1:02:3のペース。4コーナーは内から差を詰めて、先頭から1馬身半差の内3番手でまわる。直線に入ると、最内を伸びて、残り300mで先頭に立つ。そして引き離し、残り200mで1馬身半差、残り100mでは2馬身以上の差をつけるが、外からピュアソウルが伸びてきてグングンと差が詰まる。そして最後は1馬身差まで詰められた所がゴールだった。
単勝19.1倍の4番人気からの勝利。最後は一杯になり、何とか粘り切ったというレースだった。
ただ、レースの上り3Fは11:7-11:3-11:5と、ラスト1Fは11:5で走っている。残り100mまでが速かったのでラスト100mが遅くなったものと思われる。
時計の出る馬場なので1:49:3でも物足りない。最後まで差が縮まらなければ良かったのだが、ラスト100mが残念だった。2戦目で大きく変わらなければ上のクラスでは苦戦すると思う。
母は24戦4勝。芝2000mで3勝、芝1800mで1勝した。兄(本馬の伯父)のダイワカーリアンは札幌記念GⅡ・東京新聞杯GⅢ・富士SGⅢと重賞3勝し、弟(本馬の叔父)のアドマイヤビッグは東京スポーツ杯2歳SGⅢを勝っている。繁殖に上がり本馬が第3仔だが、初仔アヴェカムール(牡4歳)は現役で1勝、第2仔ムスカテール(牡3歳)は現役で2勝と活躍中だ。
期待度50

●5京1 9R りんどう賞(500万下・牝) 芝1400 良
レディーメグネイト (牝・栗東・飯田明弘)
父ファスリエフ 母フラワーホーラー(トニービン)
1:21:1(上3F35:1)
好スタートから先手を奪い、1馬身差で逃げる。4コーナーは半馬身差の先頭でまわる。直線に入るとツーオブアスが半馬身差で追ってくるが、残り200mで振り切って引き離し、残り100mでは1馬身半差とする。しかし、逃げ切り目前の残り50mで一杯となり、2番手集団の4頭が迫ってくる。その中でゴールデンムーンが外から伸びてクビ差まで迫りゴール。ギリギリの逃げ切り勝ちだった。
単勝22.7倍の7番人気からの勝利。好スタートから逃げて、直線で2番手の馬を振り切り、最後は何とか押し切った競馬だった。
レースの上り3Fは12:0-11:4-11:7と、ラスト1Fが落ちている。1000mが58:0、1200mが1:09:4と速い時計で通過したが、この馬場なので、1分20秒台が出ても良かったのではないかと思った。レコードに0:4差は立派だが、未勝利戦でレコードが出た馬場だと考えると、0:4差でも不満である。重賞では苦しいかもしれない。
これで3戦2勝となった。デビュー戦は小倉の芝1200m戦。道中は5~6番手を進み直線伸びて3番手まで上がるが、最後は4着に敗れた。2戦目の前走は阪神のダート1400m戦。道中2番手から4コーナーで先頭に立ち、直線で一旦は2馬身離したが、最後は3/4馬身差での勝利だった。
父ファスリエフは新種牡馬。アイルランドで8年間種牡馬として活躍し輸入された。外国産または持込の産駒は現在まで12頭が登録され12頭出走。このうちアドマイヤゴルゴの5勝、ミゼリコルデ(牝6歳引退・期待度55)の4勝が目立つ程度である。Nureyev産駒であり、自身も産駒も2歳戦で活躍する傾向があるようだ。日本でのファーストクロップとなる今世代は現在まで20頭がデビューし、本日の東京4Rでサーストンデンバーも勝ったので、これで6勝(5頭)である。
母は26戦5勝の活躍馬。芝1200mで4勝、芝1400mで1勝している。繁殖に上がり本馬が第4仔だが、第2仔が1勝している。
期待度50

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