2011年8月21日(日)2歳戦

●4新4 5R 2歳新馬 芝1800 良
ヴュルデバンダム (牝・美浦・尾関知人)
父ダンスインザダーク 母ウイッシュバンダム(リファーズウィッシュ)
1:52:1(上3F33:0)
大外17番枠から好スタートを切ったが、前には行かずに抑えて12番手につける。3F過ぎからゆったりとした流れになり、先頭は1000mを1:04:8で通過する。4コーナーは馬群の中、やや外目13番手でまわる。直線に入ると、大きく広がる馬群に中を押し上げて、残り400mで7番手となり、残り200mで2番手に上がる。そして、先頭のアイスフォーリスを追いかけて、残り100m手前でかわして先頭に立つと、粘るアイスフォーリスをクビ差振り切ってゴールした。
スローペースの競馬を後方から進め、直線差し切る強い競馬だった。レースの上り3Fは11:7-10:4-11:7の33:8。これを差し切るのだから能力は高いだろう。特に、10:4のラップのところでも差を詰めているので、ここでは10秒前後の脚を使っただろう。
単勝11.1倍の7番人気からの勝利。33:4で上った1番人気馬を33:0の脚で差し切った能力は、上のクラスでも通用すると思う。
母はJRA32戦2勝、地方3戦0勝。芝2000mとダート1700mで勝っている。兄(本馬の伯父)が京都新聞杯GⅡ2着・青葉賞GⅢ2着・ラジオたんぱ賞GⅢ2着のカシマドリームという血統だ。繁殖に上がり本馬が第6仔だが、初仔が5勝(内障害1勝)、第3仔バンダムレクス(牡6歳)は地方1勝でJRA所属の現役。第5仔モズハリケーン(牡3歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度55

●1札4 5R 2歳新馬・牝 芝1500 良
ラシンティランテ (牝・栗東・友道康夫)
父アグネスタキオン 母アドマイヤキラメキ(エンドスウィープ)
1:31:3(上3F35:5)
まずまずのスタートから6番手につける。3コーナー7番手から徐々に押し上げて、4コーナーは外3番手でまわる。直線に入ると前2頭へ徐々に接近し、残り100mあたりでまとめてかわし先頭に立つと、最後はメイブリーズに3/4馬身差でゴールした。
単勝5.2倍の3番人気からの勝利。着差は3/4馬身差だが、ゴール前はそれ以上の余裕があった。
レースの上り3Fは12:3-11:8-11:9と、11秒台でフィニッシュした。1:31:3は平凡だが、まだ時計は詰められそうな走りだったと思う。ただし、先週のオメガホームランの新馬戦1:30:7-35:0と比較すると、やや落ちるだろう。
母は26戦4勝。ダート1400mで3勝、ダート1200mで1勝している。祖母(本馬の曾祖母)は、子孫に多くの活躍馬を出しているクラフテイワイフであり、弟(本馬の叔父)にダークメッセージ(日経新春杯GⅡ2着・シリウスSGⅢ2着)・トーセンジョーダン(牡5歳・期待度100・年末推奨馬・アルゼンチン共和国杯GⅡ・アメリカジョッキーCGⅡ・札幌記念GⅡ)、妹(本馬の叔母)にケアレスウィスパー(関東オークスGⅡ2着)がいる良血だ。繁殖に上がり本馬が初仔である。
ちなみにクラフテイワイフ系の活躍馬は上記の他に、ビッグショウリ(直仔・マイラーズCGⅡ)・キョウエイフォルテ(直仔・シリウスSGⅢ3着)・クラフティゴールド(直仔・小倉3歳SGⅢ3着)・ビッグテースト(直仔・中山グランドジャンプJGⅠ)・バトルバニヤン(直仔・小倉記念GⅢ2着・小倉大賞典GⅢ2着)・ニューベリー(孫・京都金杯GⅢ2着)・レニングラード(孫・アルゼンチン共和国杯GⅡ)・カンパニー(孫・天皇賞秋GⅠ・マイルチャンピオンSGⅠ他重賞9勝)がいる。とにかくクズの少ない牝系である。
期待度55

●1札4 6R 2歳新馬 芝1800 良
マカハ (牡・栗東・小崎憲)
父キングカメハメハ 母サークリング(Irish River)
1:52:7(上3F34:0)
スタートは出遅れて半馬身~1馬身の不利。1コーナーは5番手でまわり、向正面に入ると6番手を進む。先頭の1000m通過が1:05:3のスローペースとなるが、残り600mからペースが上がる。3コーナー7番手から馬群の中を押し上げて、4コーナーは外5番手でまわる。直線に入るとすぐに3番手となり、残り200mで2番手に上がる。ここで先頭のサトノギャラントとは1馬身の差があるが、これを残り50mあたりでかわす。しかし、外からグランデッツァが良い脚で伸びてきて迫り、最後は1/2馬身差でゴールした。
2着のグランデッツァの脚が目立ったが、本馬も伸びているので、もう少し距離があっても簡単には抜かれないだろう。
レースの上り3Fは11:9-11:4-11:3と11秒台を並べ、しかも11秒台前半で加速しているのが素晴らしい。勝ち時計1:52:7は平凡でも、それを覆す能力を示したと思う。
単勝9.9倍の4番人気からの勝利だが、このレースは話題の良血馬が揃ったレースであり、それを力でねじ伏せたのだから価値が高いと思う。2着グランデッツァは桜花賞馬マルセリーナの弟、3着サトノギャラントはスティンガーの仔、4着ウイニングサルートは天皇賞馬ヘヴンリーロマンスの仔である。
これで札幌2歳Sの有力馬の1頭となっただろう。先週勝ったベストディールが1:52:0-34:8。本馬は1:52:7-34:0。どちらが上なのか、難しいところだ。
母はアメリカ産の輸入繁殖牝馬。アメリカで走り7戦1勝。繁殖に上がり本馬が日本での第6仔だが、初仔オフィサーはJRA5勝・地方1勝でサマーチャンピオンGⅢ2着がある。第2仔1勝、第3仔1勝、第4仔ユナイテッドウィル(牝4歳)は現役で1勝と活躍中だ。
期待度60

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