2009年まとめ(5)2歳リーディングサイヤー

【JRA2歳リーディングサイヤー】
賞金順(賞金=本賞+付加賞)
キングカメハメハ 4億5667万 
 出走頭数80 勝利頭数24 勝利数30
スペシャルウィーク 3億7654万
 出走頭数69 勝利頭数25 勝利数28
クロフネ 3億6563万
 出走頭数88 勝利頭数28 勝利数31
フジキセキ 2億9573万
 出走頭数74 勝利頭数20 勝利数24
サクラバクシンオー 2億8824万
 出走頭数57 勝利頭数21 勝利数23
マンハッタンカフェ 2億7715万
 出走頭数69 勝利頭数16 勝利数20
ネオユニヴァース 2億6532万
 出走頭数80 勝利頭数14 勝利数17
アグネスタキオン 2億5486万
 出走頭数50 勝利頭数17 勝利数20
ゼンノロブロイ 2億4182万
 出走頭数65 勝利頭数15 勝利数18
シンボリクリスエス 1億9270万
 出走頭数70 勝利頭数15 勝利数16

ご覧の通り、キングカメハメハが2年連続で2歳リーディングを獲得した。
正直言うと、昨年はリーディングとは言っても、3歳になって活躍できそうな馬が少なく、2位だったネオユニヴァースのほうが役者が揃っているように思えた。しかし今年は違う。
まずは、ローズキングダム(期待度95・3戦3勝)。東京スポーツ杯2歳SGⅢと朝日杯フューチュリティSGⅠを連勝し3戦全勝で2歳を終えた。新馬戦でやぶったヴィクトワールピサとともに「2強」としてクラシックに進みそうである。
また、アパパネ(期待度85・4戦3勝)が阪神ジュベナイルフィリーズGⅠを勝ったので、牡馬牝馬の2歳チャンピオンを出した事になる。
その他、推奨馬として紹介したルーラーシップ(期待度70・1戦1勝)のほか、春に間に合うか不明だが、トゥザグローリー(トゥザヴィクトリー産駒)・トゥエルフスナイト(シーザリオの初仔)・コードゼット(ヘヴンリーロマンスの初仔・1回京都デビュー予定)・ジューダ(スティルインラブの初仔)などがデビューに向けて調整中だ。このようにGⅠ馬プラス超良血馬という強力な布陣である。
尚、本ブログで「期待度」をつけた産駒は8頭であった。

2位はスペシャルウィーク。3歳馬ブエナビスタの勢いが2歳馬にも伝わったようだ。本ブログでは17頭に「期待度」をつけている。
しかし、今年は上記キングカメハメハ産駒とは対照的に、現時点でクラシックを意識させる産駒はいない。
ただし、2歳で頭打ちに思えても、急成長する馬もいるだろう。特にラナンキュラス(期待度75・4戦2勝・ファレノプシス産駒)やメジロオードリー(期待度55・1戦1勝・メジロドーベル産駒)などの良血馬は、成長次第では大きな所を勝てるだろう。
その他として、クインリーグレイス(期待度60・1戦1勝)やレーヴドリアン(期待度60・2戦1勝)あたりが面白いと思う。共に母親がフランスのGⅠ馬。自身も高い能力を示している。

3位はクロフネ。全31勝のうち17勝がダート。2位スペシャルウィークは全28勝のうちダートは1勝のみなので、いかにダートの比重が高いかがわかる。両刀使いではあるが、芝を走ったら負けたがダートを走ったら勝てたというパターンも多く、産駒の適性はクロフネ自身の競走成績にとてもよく似ている。
本ブログで「期待度」をつけた産駒は8頭であった。
中京の新馬戦をレコード勝ちしたビーチランデブー(期待度70・2戦1勝)は、2戦目ホープフルSで9着と惨敗した。しかし、自分の競馬が出来なかったためのもので、まだ見限れない。
アドマイヤグルーヴの初仔アドマイヤテンバ(期待度60・2戦1勝)は、時計は平凡でも掛かってのものである。成長力に期待だ。
余談だが、2003年のオークスで、筆者は、ビーチランデブーの母ポップコーンジャズとアドマイヤグルーヴの2頭を軸にして三連複の馬券を買っていた。残念ながら6着・7着だったが、2頭の産駒が同じクロフネ産駒の期待馬として紹介をした。何か妙な巡りあわせだ。

4位はフジキセキ。サンデーサイレンスの初年度産駒なので、すでにベテラン種牡馬である。本ブログで「期待度」をつけた産駒は、これも8頭であった。
シンメイフジ(期待度70・4戦2勝)が、強烈な末脚で新潟2歳SGⅢを勝った。阪神ジュベナイルフィリーズは5着に敗れたが、3ヵ月ぶりのレースであり、今後巻き返しもあるだろう。
ダノンシャンティ(期待度60・2戦1勝)は、デビュー戦で掛かりながらラスト1F10秒台で走った。ラジオNIKKEI杯2歳SGⅢはジリジリ伸びての3着。2戦目としては上々だ。

今年も昨年同様、日本調教馬が10位までを独占した。
ただし、11位スウェプトオーヴァーボード、12位フレンチデピュティ、14位ロージズインメイ、そして17位はGiant’s Causeway、20位ファルブラヴと、ベスト20までには5頭の海外調教馬が入った。
来年は、ディープインパクト・ハーツクライが新種牡馬としてデビューする。特にディープインパクトはベスト10に入ってくるだろう。そうなると、来年も日本調教馬が10位までを独占しそうである。ロックオブジブラルタルとファンタスティックライトが、どこまで食い込んで来るか注目したい。

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