2009年8月15日(土)2歳戦

●3新1 1R 2歳未勝利 芝1800 良
サウンドバラッド (牡・美浦・勢司和浩)
父Singspiel 母ジョセット(Danehill)
1:48:3(上3F34:7)
好スタートから4~5番手につけ、3コーナーでは3番手にあがる。先頭の1000m通過が1:00:8のペース。4コーナーも外3番手でまわり、外回りの長い直線へ。残り600mで2番手に並び、残り400mでは、馬なりのまま先頭のメジロジェラルドに並びかける。ここから2頭の争いがしばらく続き、残り200mでメジロジェラルドをかわして先頭に立つ。そこからジワジワと引き離し、最後は1馬身1/2差でゴールした。
好位で折り合い、直線の叩き合いを制しての快勝。危なげのない勝ち方だったが、最後はバテたようで、3着馬には詰められている。レースの上り3Fは11:9-10:8-12:1と、ラスト1Fは大分落ちた。
2戦目だけに、このペースなら最後の1Fは11秒台、勝ち時計も47秒台で走らなければ、上では苦しいかもしれない。
これで2戦1勝。前走の新馬戦は、勝ち馬がスローで逃げて上り33:9で追い込んだが、6馬身差の3着だった。
母はアイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリスで1勝している。血統表を見ると、Northern Dancer の3 x 3(祖父がDanzigとLyphard)という近親配合であり、Northern Dancer の母であるNatalmaの4+4 x 4という血統だ。繁殖に上がり、現地で1頭生んだ後、本馬を受胎し輸入された。したがって本馬が日本での初仔だが、第2仔はデープインパクトの牡馬である。
本馬は当歳時のセレクトセールにて6720万円で取引されたが、1歳時のセレクトセールでは2152万円で取引されている。
期待度45

●3新1 6R 2歳新馬 芝1400 良
スプリングサンダー (牝・栗東・昆貢)
父クロフネ 母スプリングマンボ(Kingmambo)
1:24:3(上3F35:0)
好スタートから外4~5番手につける。残り600mで外から差を詰めて、内ラチ沿いで逃げるサイモンドルチェに並びかける。4コーナーは僅かの差の2番手でまわる。直線に入るとサイモンドルチェが伸びて、1馬身差となる。残り200mから再び差を詰めて行き、残り100mでかわす。そして最後は1馬身1/4差をつけてゴールした。
3~4コーナーでは『たまらない』とばかりに上がったが、直線では逃げ馬をかわすのに手間どった。しかし、先頭に立ってからは余裕の手ごたえでゴール。まだまだ伸びそうな脚色だった。
デビュー戦ということで、道中多少チグハグの競馬だった。勝ち時計や上りタイムも平凡だが、まだまだ奥がありそうな走りだったと思う。
ただ、2戦目で良くならないと上では通用しないので、この後どこまで変われるかが鍵である。
母はイギリス産の外国産馬としてJRAに登録したが未出走。ダンシングキイは伯母にあたるので、ダンスパートナー・ダンスインザダークとはいとこである。Raise a Nativeの3 x 4、Northern Dancerの4 x 3と2つクロスを持つのが大きな特徴だ。繁殖に上がり本馬が第9仔だが、初仔がJRA2勝・地方1勝、第2仔が地方1勝。そして第3仔スズカマンボが4勝で、天皇賞・春GⅠ・朝日チャレンジCGⅢを勝っている。第6仔スズカサンバ(牡5歳)は2勝(8月16日現在)で現役、第7仔スズカエルマンボ(牝4歳)は2勝で現役、第8仔スズカスコーピオン(牡3歳)は1勝で現役と活躍馬を出し続けている。1976年生まれのKey Partnerの系統を、ダンシングキイと共に広げている存在となっている。
期待度55

●3小1 8R フェニックス賞(オープン) 芝1200 重
カレンナホホエミ (牝・栗東・橋口弘次)
父タイキシャトル 母テンシノキセキ(フジキセキ)
1:09:4(上3F35:1)
好スタートだが無理には行かず、後方から2頭目の8番手につける。2F過ぎたあたりでインを突いて上がって行き、残り600mでは6番手、残り400mでは5番手につける。4コーナーでは各馬が内を嫌い外をまわるが、1頭だけ荒れた内をまわったので、コーナーワークで2番手に上がる。直線に入ると、外をまわったオレンジティアラと内外離れての争いとなるが、残り200mでは1馬身ほどリード。残り100mでは2~3馬身のリードがあり、ゴール前で2着に上がったエーシンホワイティに最後は詰められたが、1馬身3/4の差をつけてゴールした。
ゴール前は追わなかったので、急激に差が縮まったが、ゴール50m前では3馬身の差があり、着差以上の圧勝だった。
皆がインを嫌う中、インを突いての勝利であり、武豊騎手のファインプレーとも言えるだろう。インがどれだけ不利だったか、実は有利だったのかは不明だが、10Rの芝のレースではインをまわった馬が1・2着しているので、本馬もコーナーワークの勝利だったのかもしれない。
ただ、外をまわっていても勝っていたと思う。
最後に手綱を抑えているが、速度の落ち方が急だったので、もしかしたら一杯一杯だったのかもしれない。このゴール前がやや気に入らないのだが、レースの上り11:5-12:1-12:2なので、それほど問題はないだろう。
これで2戦2勝となった。前走の新馬戦は芝1000mのレースで、直線で前が塞がる場面もあったが、ゴール前で差し切っての勝利。1/2馬身差でも楽勝だったと書いている。
期待度55(up)

●2札5 4R 2歳新馬 芝1800 良
シーズンズベスト (牝・美浦・藤沢和雄)
父ゼンノロブロイ 母シーズアン(Zieten)
1:51:6(上3F34:8)
よそ見をしているときにゲートが開いたので、出遅れて、半馬身~1馬身の不利。すぐに抑えて後ろからの競馬となり、1コーナーは後方から2番手、先頭からは8番手でまわる。向正面に入っても8番手を追走。先頭の1000m通過は1:03:9のペース。このあたりでは外7番手を追走する。残り600mを過ぎてから、良い手ごたえで外をまわり差を詰める。ただ、残り400mあたりで気を抜いたのか左ムチが入り、4コーナーは大外6番手でまわる。直線に入りしばらくは5~6番手だが、残り200mを過ぎたところでエンジンが全開となり、残り100mでは2番手、先頭を行くスズカイルマンを追いかける。なかなか追いつかないが、ゴール前できっちりとかわしてゴール。勢いが違ったので、頭差程度前に出たと思ったが、着差はハナ差だった。
出遅れたため、ゆっくりと追走し、3コーナーからは手ごたえ良く上がって行ったが、4コーナー手前では気合いを入れられ、ゴール前はキッチリと伸びた。
レースの上りは11:9-11:8-11:6と加速している。この中での差し切りなので、最後の1Fは11秒前半の脚を使ったようだ。
もちろん着差以上の勝利だが、あまりにもチグハグだった。それでも勝つ本馬の力はなかなかだと思う。
新種牡馬ゼンノロブロイ、これが記念すべき産駒初勝利である。8月15日現在、15頭デビューしての初勝利は、少し遅い気もする。これから距離の長いレースも多くなり、勝ち馬を量産するのか、注目していきたい。
母はアイルランド産の輸入繁殖牝馬。イギリスで2勝、チェバリーパークSGⅠ(6F)を勝っている。繁殖に上がり、本馬は日本での第4仔だが、初仔が4勝している。また、上記サウンドバラッドの母ジョセット同様、現1歳(第5仔)はディープインパクトの牡馬である。
昨年、ネオユニヴァース産駒の初勝利がロジユニヴァースだった。この初勝利馬が、そのまま突っ走り、ダービー馬になった。はたして、ゼンノロブロイの初勝利馬は今後どんな活躍をするのだろう。牝馬なのがやや残念である。
期待度60

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